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人狼物語 三日月国


94 【身内】青き果実の毒房【R18G】

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視点:

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【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>+48 カガミン

「うん。ま、空っぽになったら死んじゃうよね」

からりとした感想を返す。貴方の感想は、きっと正しい。
少年は母親の手伝いをしていたにも関わらず、人を殺めたことがない。
息子の為に人を殺める程の母親に育てられたのが、
大事に大切に目を塞がれ育てられたのが、
貴方の隣にいる子供だ。

「夢はね、そう。今までも、そのつもりで動いてたけど。
 ……早くここを出なきゃなぁ」

夕方のワイドショーは慌ただしく、しかし徐々に落ち着きを取り戻していく。
画面の中には、かつての類似事件について言及が始まった。
(+50) 2021/09/25(Sat) 21:42:17
7734 迷彩 リョウは、メモを貼った。
(c28) 2021/09/25(Sat) 21:42:50

7734 迷彩 リョウは、メモを貼った。
(c29) 2021/09/25(Sat) 21:43:13

7734 迷彩 リョウは、メモを貼った。
(c30) 2021/09/25(Sat) 21:43:37

7734 迷彩 リョウは、メモを貼った。
(c31) 2021/09/25(Sat) 21:44:00

7734 迷彩 リョウは、メモを貼った。
(c32) 2021/09/25(Sat) 21:44:16

7734 迷彩 リョウは、メモを貼った。
(c33) 2021/09/25(Sat) 21:44:27

【秘】 3839 南波 靖史 → 0043 榊 潤

 
「誰かの代わりに“も”、どころか。
 “俺は俺しか存在しない” “役目の為に生まれた”」


「なのに役目を果たせられないから最も嫌う代替え品なのかと思って、それすら成れないと言う事で、結局そして俺は『みんなをしあわせをする』を遂行できない。何かの代用品、に……?」

先程から思考がループしている。
否定しても否定しかできない。『せいぎのみかたになれる』と諭された、なれると言われ続けていた少年が夢破れた、みたいなものに一見見えるかもしれないが、それはあくまで人間だった場合の話で。

  
「 個“人”ですらないんだよ 」



 ──声が震える。

数刻前の時と違う震え。
貴方の言葉を“もう一人”は本当は聞いているけれど。聞いて、目を閉じているし貴方の言葉はそちらに届いているけれど。

今、この瞬間に貴方の目の前で貴方に言葉を返す『南波靖史』には届いていない。

貴方の言葉は、
“前提として人間に宛てられている”言葉だ。

それを
“人間じゃない物”が受け取れるはずがない。


「潤くん、『この布を切るためにだけに作られたハサミが、切れない』って知った時、どう思う?舌打ちするだけだろ?不良品を掴んだって思うだけだろ?

わざわざ『切れなく作られたハサミが可哀そうに。大事にしてあげよう』なんて、一体どこの誰が思うんだ?そんなのさ、」

「──“捨てて終わり”、だろ」

「ハサミは幸福を望むように作られていない。あるとすれば、役目を果たせた時だ。少なくとも俺は、そう感じる」
(-162) 2021/09/25(Sat) 21:44:31
7734 迷彩 リョウは、メモを貼った。
(c34) 2021/09/25(Sat) 21:44:38

7734 迷彩 リョウは、メモを貼った。
(c35) 2021/09/25(Sat) 21:44:50

7734 迷彩 リョウは、メモを貼った。
(c36) 2021/09/25(Sat) 21:45:04

【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>+48 カガミン

いつのまにか、視線は貴方へ向けられていた。
どこかの誰かの朽葉色が、何の因果か栗色の髪を映す。
ゆらり、立ち上がる。

「ね、カガミン。オレさ、今スゲー最悪な気分なんだ」

どこかの誰かの指が、貴方の頬をなぞる。

「滅茶苦茶にしてよ。どんな酷いことしてもいいからさ」

どこかの誰かの掌が、貴方の項に触れる。

「痛くてもいい。なんかもう、どうでもいい」
(+51) 2021/09/25(Sat) 21:46:46

【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>+48 カガミン
 
「……
『トモダチ』
のお願い、聞いてくれる?」

どこかの誰かの唇が、弧を描いた。
(+52) 2021/09/25(Sat) 21:47:24

【神】 9949 普川 尚久

「んー。とりあえず最初の方のはー…
 …単純に見てみたかったから?」

「闇谷さん、仔犬みたいな愛嬌あるじゃんか。
 首に冷たい水滴落ちてきて慌てふためく感じが見たくって」

 可愛らしい表現をしているが、ハメ撮り投票の話である。
(G2) 2021/09/25(Sat) 21:51:54

【独】 9949 普川 尚久

>>c28〜 まってちょっと目を離した隙に数がえぐいえぐいえぐい
(-163) 2021/09/25(Sat) 21:53:17

【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志


扉を見上げた。
個室と付く以上、それなりに高い。
手は……届かなさそうだ。

「……そうだけど。」

壁も厚い。蹴破れる訳がない。
周囲を見渡す。
個室の近くに手洗い場が目に入った。
……いけるか?

「何か胸騒ぎがしたんだよ、
 あー……自意識過剰とでも、何でも言って良いんだけど、」

立ち上がる。
靴を脱ぐべきか迷って、結局そのままシンクへ足を掛けて、階段のように登る。
この高さからなら、きっと。




「貴戸が俺を心配して、探しに来ない訳がないだろ、
……っと!


足へ力を込めて、壁の上部へ飛び付いた。
バン!!!と大きな音が、振動が起こる。

(-164) 2021/09/25(Sat) 22:01:11

【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志


ぐっと息を飲み、自重を腕で持ち上げ、腰痛すら無視してよじ登れば
仕切られた個室の内部が見下ろせる。

後は便座の蓋目掛けて飛び降りれば
貴方が座り込む個室への侵入が叶う。

ばき、と破損音がするかもしれないが、今はそんな事どうでも良い。




そうして、すとん、と、貴方の目の前に降り立てば
達成感から、深めの溜め息。

「……お待たせ」

初めてこんな無茶をした。
腰は鈍痛を訴えるし、衝撃のせいか足はびりびりする。

手を、差し出す。
貴方はこれを取っても振り払っても良いだろう。
(-165) 2021/09/25(Sat) 22:01:45
闇谷 暁は、バァン!!!!!!!!!!!!!!!!バキッ……
(c37) 2021/09/25(Sat) 22:06:32

8435 黒塚 彰人(匿名)は、メモを貼った。
2021/09/25(Sat) 22:19:50

8435 黒塚 彰人(匿名)は、メモを貼った。
2021/09/25(Sat) 22:20:38

8435 黒塚 彰人(匿名)は、メモを貼った。
2021/09/25(Sat) 22:21:32

8435 黒塚 彰人(匿名)は、メモを貼った。
2021/09/25(Sat) 22:22:51

8435 黒塚 彰人(匿名)は、メモを貼った。
2021/09/25(Sat) 22:23:29

8435 黒塚 彰人(匿名)は、メモを貼った。
2021/09/25(Sat) 22:25:01

8435 黒塚 彰人(匿名)は、メモを貼った。
2021/09/25(Sat) 22:25:31

8435 黒塚 彰人は、メモを貼った。
(a18) 2021/09/25(Sat) 22:30:55

【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁

物音がする。

「……暁?一体何を」

貴方の話も気になるが、ただ話をするだけにしてはやけに騒がしい扉の外にばかり意識が向いてしまう。

空気を震わせんばかりの衝撃音。実際、扉に寄りかかっていたものだからその振動はこちらの背中へも伝わってくる。

「……あっ、暁!待て、お前は今、体、が…………」

普段ろくに表情を変えない少年が大きく目を見開いて上部を仰ぎ見る。そしてその視線は、飛び降りる貴方と一緒に地へと落ちた。

見慣れた青。見慣れた紫。
恋焦がれていた人が、目の前にいる。

「…………ぁ」

(-166) 2021/09/25(Sat) 22:32:11

【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁

貴方の手を振り払う選択肢など存在するだろうか?

震えながらも手を伸ばし、求めていたものを掴んだならば。力の限り自分側へと引っ張るだろう。
貴方を受け止めて、両腕を回して抱きしめる。頭を揺らして何度も何度も貴方に擦り寄った。

「お前、体まだ辛い筈なのに、だから……、休んでいてほしかったのに、だから、ここでやり過ごそうとしていたのに……お前には、安静にしていてほしくて……っ」

声色に必死さが滲む。胸が痛い。胸が苦しい。
これ以上距離が縮むことなんてない筈なのに、それでもひたすらにぎゅうぎゅうと抱きしめる。

足りない、足りない、こんなものじゃ全然足りない。
貴方が欲しくてたまらない。

「すきだ、暁……すきだ、すまない、すまない…………」

「すき」と「すまない」を繰り返し続ける。
「だめだ」、「いけない」を交互に口にした、貴方が想いを伝えてくれた日の様子と似ている。
あの日と決定的に違うのは、どれほど罪悪感が胸を締め上げても貴方からは離れようとしない点だ。

欲求を邪魔する自分の理性は、熱によって輪郭さえも見当たらない。
ただ自分の腹の底から湧く想いのままに、貴方を求め続けている。
(-167) 2021/09/25(Sat) 22:32:39
南波 靖史は、ニュースを見ている輪には混じらずとも聞いていた。
(a19) 2021/09/25(Sat) 22:57:46

南波 靖史は、『同じだ』
(a20) 2021/09/25(Sat) 22:58:19

南波 靖史は、同じなのに違う。
(a21) 2021/09/25(Sat) 22:59:43

南波 靖史は、『それって何処が違う?』と『気付いた』
(a22) 2021/09/25(Sat) 23:01:14

南波 靖史は、ただ、左手薬指の指輪を握り締めている。
(a23) 2021/09/25(Sat) 23:01:53

南波 靖史は、『これ、誰との指輪だっけ』と、思い出しかけた。
(a24) 2021/09/25(Sat) 23:03:27

【秘】 8435 黒塚 彰人 → 4432 貴戸 高志

 
見下ろす先、眉間に寄った皺が視界に入り。
けれど、何も言われないのであれば、わざわざ言及することはなかった。
よい感情を持たれはしなかったのだろうと察しはついたが、
今更それを不快に思うこともなかった。


 面倒ではないよ、と返しながら、散らばる長い髪をひと掬い。
 さらりと指の隙間に零し、形ばかりの問いかけを落とす。

「俺こそ、謝るべきか?」

 吐息は笑んでいた。揶揄いといえば聞こえがいいだろうか。

「お前、好いた奴がいるんだろう」
(-168) 2021/09/25(Sat) 23:06:14

【墓】 0251 鏡沼 創

>>+50 リョウちゃん
「いないって事は、死んでるって事だからねぇ」

真っ当な感覚を持つ家族に育てられたにも関わらず、根本から歪んで育ってしまった少年はいつも通り。
貴方の話を聞いても緩やかな笑みを浮かべている。

「外でしかできない事なんだぁ?」

―――画面越しに声が響く。
あぁ、似たような事を話していたなと。
コマーシャルに切り替わるまでの話を聞いてぼんやり思った。

やっぱり、ヒトは普通じゃない事を怖がって。
なにかと理由をつけて離したがるのだ。
(+53) 2021/09/25(Sat) 23:18:29

【墓】 0251 鏡沼 創

>>+51 >>+53 リョウちゃん
『普通』を過ごす子供達へと映像が切り替わったと同時に、横から物音が聞こえた。

こちらを見下ろす朽葉色が、伸ばされる手が見えた。

「そうなんだ」

上を、下を。触る手つきが何を意味するかなんて。
ここ数日ですっかり学習してしまった。

「痛いの、あんまり好きじゃないんだけど」

叩くと、自分の手も痛いじゃん。
いつものように軽い口調で言葉を紡ぐ。

『普通』じゃない子供達は、机の横で微笑みあった。
(+54) 2021/09/25(Sat) 23:20:14

【赤】 3839 南波 靖史


「────。」

思い出しかけたのを、止めようかと一瞬迷い。
でも、干渉を止めた。

時間の問題なのも薄々気付いていたし、
何より、終演を迎えるには停滞をさせてはいけない。

見届けなければいけない。
その使命感か、情か、或いは──か。理由がなんだとしても。

最期まで思い出さないで新しい物を見つけてくれれば。
思い出すならせめて、

くだらないと言わなくて、
愉快だと笑い飛ばせるくらい、
楽しいものであったと──

そんな評価してくれる人がいれば。
或いは、共感してくれる人がいれば。

「もしもこの場所で思い出すなら、
そんな人が相手の時だといいんですけどね。

──そうでしょう、▓▓▓▓」

(*1) 2021/09/25(Sat) 23:20:30

【墓】 0251 鏡沼 創

>>+52 >>+54 『トモダチ』

「でも、オレが痛くないならいいよぉ。
『リョウちゃん』
のお願い、聞いたげる」

ここでするの?と声をかけて、渡されていた鞄の中身を思い浮かべる。
……どれを使うんだっけ。挿れる側は初めてだ。初日に見たビデオの中身もよく覚えていない。

リョウちゃん詳しそうだから、やってもらおっかな?
自分で準備させるってプレイもあるって聞いたし。

そんな事を、考えて。
朽葉色をじっと、見つめた。
(+55) 2021/09/25(Sat) 23:22:14
普川 尚久は、お揃いが多いね、と思った。最悪な気分の時には、色んなことがどうでもよくなる。>>+51
(a25) 2021/09/25(Sat) 23:26:57

普川 尚久は、そうした時、何も考えられない様な、或いは目の前の事しか考えられない様な、そんな状態に身を置いてきた。
(a26) 2021/09/25(Sat) 23:35:31

普川 尚久は、過去に起こったいじめを、嫌がっていた訳ではない。
(a27) 2021/09/25(Sat) 23:37:56

【秘】 8435 黒塚 彰人 → 3839 南波 靖史

 それは、男にとって予想外の抵抗だった。

 ぴたりと動きを止め、小生意気な瞳を見下ろし押し黙る。
 男の口内、少年に含ませたのと同じ薬が、舌の上でじわじわと溶けはじめている。

「――……」

 口を噤んだまま、指を動かす。
 押し込む動きとは真逆、錠剤を取り残したまま一度引き抜いて。
 上顎を擦り、舌を摘まみ。形の良い口の中を犯すように、甘やかに掻きまわす。

 
――『飲めるよな?』


 繰り返しの問いかけを視線に乗せる。
 瞳には、苛立ちと愉悦が僅かずつ、かすかに滲んでいるのだろう。
(-169) 2021/09/25(Sat) 23:57:32

【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>+55 『トモダチ』

テレビの向こう側はどんな世界だろう。
想像してみても、複数本のケーブルと埃っぽいテレビの裏側しか思い描けなかった。

「叩くのが嫌だったら殴って。
 殴るのが嫌だったら、んー……鞄にさ、道具入ってたよね。
 それ、何でも使っていいから」

最後の言葉を聞けば、周囲を見渡した。誰もいなければここでもいい。

「……」

視界の中に、黒髪の男を二人見る。
背丈の近い男>>a4を見た瞬間、自然な笑みが浮かび──
上背の男>>a11を視界に捉えた瞬間、その笑顔は失せた。

「場所、変えようか。適当な部屋でいいよね?」

液晶画面が歪んで映り込む眼鏡へ、視線を戻す。
鞄を片手に抱えると、先導するように歩き出した。
机と椅子の間を縫うようにすり抜け、出入り口で一度振り返る。
貴方を待っていた。
(+56) 2021/09/26(Sun) 0:04:23
普川 尚久は、迷彩の反応>>+56を見てようやく、そこに居た人物の方を向いた。黒塚だ。それ以上も以下もなかった。
(a28) 2021/09/26(Sun) 0:08:37

黒塚 彰人は、欠伸をした。
(a29) 2021/09/26(Sun) 0:11:12

【墓】 0251 鏡沼 創

>>+56 『トモダチ』

「殴るのも、痛いじゃん。
んー……わかった。
まぁ、使って欲しいのがあったら、言ってねぇ」

貴方の言葉に頷き、振り向いてようやくこちらを見ていた二名を認識した。
同じように鞄を掴み、貴方の後を追いかける。
部屋を出る際に、やっほ〜と二人に軽く手を振って。

そうして、貴方と連れ立ってどこか適当な部屋へと向かった。
(+57) 2021/09/26(Sun) 0:24:16
9949 普川 尚久は、メモを貼った。
(a30) 2021/09/26(Sun) 0:25:05

普川 尚久は、──それからどうしたかっていうのは、あんまり覚えていない。>>a30
(a31) 2021/09/26(Sun) 0:25:41

普川 尚久は、迷彩と鏡沼が去るのを、手を振って見送った。>>+56>>+57
(a32) 2021/09/26(Sun) 0:26:29

普川 尚久は、そのまま、談話室のソファーに腰掛けた。
(a33) 2021/09/26(Sun) 0:27:40

(c38) 2021/09/26(Sun) 0:32:54

(c39) 2021/09/26(Sun) 0:32:54

迷彩 リョウは、普川にだけ笑いかけ、手を振り返した。
(c40) 2021/09/26(Sun) 0:33:38

黒塚 彰人は、友人へ、軽く手を挙げて返す。>>+57
(a34) 2021/09/26(Sun) 0:51:52

【人】 8435 黒塚 彰人

 少年らが連れ立ってその部屋を去ってから。>>+56 >>+57

 リモコンを手に取り、チャンネルを変えた。
 そこでも似たようなニュースをやっていたので、暫く眺めてからテレビの電源を切った。
(13) 2021/09/26(Sun) 1:00:41

【秘】 4432 貴戸 高志 → 8435 黒塚 彰人

「いる」

恥じらうこともなく堂々と返した。貴方が戯れのように触れてきても、少年の視線は欠片も揺らがない。

「だが謝罪は不要だ。謝るくらいなら誘うな。
それに俺も割り切っている。この企画に参加した以上、俺も相手も他の誰かと寝る可能性があることを」

溢れた吐息に含まれている笑みには嘆息で返し、此方もまた相手へと手を伸ばす。

「だから、これは勉強の一環とさせてもらう。
お前もそれでいいだろう?年頃の少女であれば胸を高鳴らせるような動作を先程からしているが……その実、こういった行為にさして興味があるようにも見えないしな。
なんだか"俺"を見ているようだ。


最後の言葉は独り言のつもりだった。
拾おうと思えば拾えるし、気に留めなければすぐに宙へと溶けてしまうような些細な一言。

頬を滑らせ、指でそうっと目元を撫ぜる。小豆色の世界の中に、欲の無い黒い光が二つ。
(-170) 2021/09/26(Sun) 1:01:47
普川 尚久は、テレビの電源を付け直した。>>13
(a35) 2021/09/26(Sun) 1:02:58

【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志


わ、と小さく声を漏らす。

壁一枚の距離すら、
鍵を開ける時間すら惜しくて体が動いたけれど
余計な事をしただろうか、と。
擦り寄る貴方の頭へ手を伸ばし、髪を弄ぶように撫でる。


「あのな、そこまでヤワな体してないからな。
 貴戸に何か我慢させるよりは、ずっと良い。
 ……やり過ごすって何だよ。」

また何か、一人で背負い込んでいるのだろうか。
だとしたら、来て良かった。

「……放っておけないだろ。
 俺はずっと前から
 お前の事見てたんだから。」

様子がおかしい事ぐらい分かる、と
抱擁に応えるように、
此方も腕を伸ばし、抱きしめる。


「……良いよ、
 好きにしろって言ってるだろ。どうしたい?」
(-171) 2021/09/26(Sun) 1:10:59
普川 尚久は、チャンネルをいくらか回し、それから消した。
(a36) 2021/09/26(Sun) 1:11:31

普川 尚久は、ソファーに転がるのに戻った。
(a37) 2021/09/26(Sun) 1:12:27

【秘】 9949 普川 尚久 → 5635 朝倉 弘

 腹はそのまま殴られ、頭部はギリギリ片腕で弾いた。硬質な物が
カンッ
と高い音を立てた。彼の四肢には異能抑制装置の金属の輪が取り付けられている。壊れる気配は全くない。

 ただ、胸を殴られた時には鞄の中身がいくつか壊れてしまったらしい。音からするに端末は新しく用意してもらう事になりそうだ。刺突物が生成されてしまった鞄を明後日の方向に放り投げる。

 腰に打ち付けられるアツいモノの律動に短い呼吸を繰り返しながら、頭を守るように、それでも視界は確保できるように、腕を組んで倒れ直す。頭部以外は殴り放題だ。揺れたままの頭はぼうっとしたまま戻らない。血が出てるなぁとなんとなく思った。

ぐっ、
ひッ
……
あ゙っッ、
〜〜〜っ!!!!」

 喉から出る苦痛そうな声とともに、収縮する普川の後孔はきゅうきゅうと切なげに啼いている。彼の逸物は相変わらず勃たないが、普川がごちゃごちゃと話す中で何か言っていたような気がするし、こんなに彼は自身を締め付けて離そうとしないくらいには感じてくれているのだ。これが気持ちええセックスでないわけがない。
まだ足りない? もっと?
(-172) 2021/09/26(Sun) 1:19:53

【人】 9949 普川 尚久

>>+49 かがみぬまさん

「……?
ん、ん…、、、あー……
ぁ が
みぬま さん、だ……?

 
僕んトモダチだ。
人は、いい、、。……いな、いとこ、、どこでも…、、、


ずり、一回分だけあなたの方に寄って、また動かなくなった。
(14) 2021/09/26(Sun) 1:44:23

【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁

「……また、媚薬のようなものを……口にしてしまったみたいで…………、でも、鎮めるのにお前の手間をかけさせたく、なくて……」

自身の髪に触れられるたびに、抱きしめられるたびに、言い表し難い温かさが胸から湧いて全身へと巡っていく。
……そして、甘い幸福感とは程遠い、どろりと重たい情欲も。

貴方に触れたい。貴方と繋がりたい。
大好きな貴方を感じながら、貴方で体をいっぱいにしたい。

余計な感情が入る隙間もないくらい、貴方と気持ちよくなりたい。

「暁、あかつき」

泣きたくなるような必死さを滲ませていた声が変質する。

媚毒に侵された少年はかすかに頭を揺らす。
フードの奥。髪の下。重なるベールをかき分けて、辿り着くは貴方の耳。

「……お前は何もしなくていい。俺が動くから。
だから、だから──」

柔らかくキスを落としたかと思えば、かつて貴方が与えてくれたような甘噛みにも似た戯れを耳朶に行ってみせる。
少年なりの精一杯の誘いだった。落ち着きも冷静さもかなぐり捨てて、たどたどしくも貴方を求める。


「──お前がほしい。お前の熱で、抱かれたい」


最後に一つ、そっと囁く。
(-173) 2021/09/26(Sun) 1:44:28

【神】 9949 普川 尚久

「黒塚さんは……なん、消去法……」

「投票していいとこがそこだけだった。
 今も変わらんから、僕は今度のもそのまま置くつもり」
(G3) 2021/09/26(Sun) 1:55:31

【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志


貴方が言葉を紡ぐのを、相槌を打ちながら聞き入れる。
自分に向く感情の、どれをも否定しない。したくない。


「……こ、高志。」

貴方の縋るような声色は、次第に熱を灯すような艶っぽいものへと変わっていき
耳を弄ばれれば、ずくんと体の芯が疼く。

「んっ、………うん、」

想い人にここまで求められて、なんとも思わない人間は居ないだろう。
何よりそれが、長い片思いが実ったものならば。尚更。


「………がんばる。
 俺で………俺と、気持ち良くなって、……欲しい。」


出来ることはしたい。
全部任せ切りは嫌だ。これは愛を確かめ合う行為なのだから。

貴方にしてもらった時、どうしていたか。どうすれば良いか。
ぐるぐる頭を回しながら、一先ず衣服を脱がそうと思案。

二人の境目に腕を割り込ませ、ネクタイからシャツ、ベルト、ズボンと
貴方がしてくれたことを少しずつ辿っていく。
(-174) 2021/09/26(Sun) 2:18:55

【墓】 0251 鏡沼 創

>>14 なおひー

「オレだよぉ。
うんうん。わかったぁ。じゃあ動……動くのかなぁ、これ」

近寄ってきた貴方をなんとか立たせて、肩を貸す。

「……おも〜い。なおひー、鞄はちゃんと持っててねぇ」

早々に泣き言を言ったものの、よいしょよいしょと近くの空いている部屋まで共に移動していっただろう。

なお食器はそのままだ。きっと誰かが片付けてくれるよぉ。
(+58) 2021/09/26(Sun) 2:35:28

【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁

高志。

「……っ、……」

好きな人の好きな声が、自分の名前を呼んでいる。

とろりと蕩ける瞳が柔らかく弧を描く。
はあ、とこぼれ落ちる吐息は瞬きする間に溶けていなくなってしまったけれど、確かに嬉しげな笑い声を含んでいた。

服を一枚一枚剥いで、剥がれて。未だ首から肩にかけて赤く咲き続けている貴方の愛が露わになる。其処をひやりとした空気に撫でられるだけでたまらなく気持ちよかった。

「すぐに、繋がりたい……けど、流石にはいらない、から……少し待っててくれ……」

隅に追いやっていた鞄に手を伸ばす。何度か使用して中身の減った潤滑剤とゴムを取り出し──ついでに、密かにカメラの電源を入れた。

体を起こし、首輪にも見えるチョーカーだけを纏った裸身を晒す。下腹部にある自身の昂りは期待に震え既に僅かに頭を上げていた。

「…………っ、は……」

潤滑剤にまみれた指を己の後孔に突き入れる。何度やっても拭えない異物感を、きつく目を閉じ唇を噛み締めることで耐え忍ぶ。
(-175) 2021/09/26(Sun) 2:40:13

【秘】 3839 南波 靖史 → 1117 闇谷 暁


「よくわかったな。
 その通り。別に俺は人間じゃない」

余りにその発言はシレっと。冗談と取るのが普通だと言うほどの羽根のような軽さで発せられる。元々の雰囲気も相まって、だろうが。

「ん〜。俺も勿論善意だけじゃないよ。需要と供給の一致で手を組んだ。裏切者って言われても別段間違ってないかもしれないのに、律儀だね」

傍に寄ってくるのを見て、そちらに首を傾ける。
別段カメラに視線を向ける事はない。あえて見せて安心させる事で、実に巧妙に隠しているカメラもどこかにあるだろうから、声はまだしも映像はどう足掻いても見られるだろうと開き直っている。

「ギリギリとは言ったが、もうテコ入れは来ないと思うよ。
 安定自体はしている訳だしね」

顎に手を当てながら、顔を上げる。
こうして考える動作だけしていれば大人びているのに、実際に口を開くと変に常識が無い上に、基本的に話下手だ。正確には感情の共感能力の低さ故に、無意識にな言い方をすることが多い。

「損切するなら長く続きすぎている。テコ入れレベルなら、無策状態だともうとっくに打ち切られているから、何も来ていないと言う事は安全だろう。褒美がなしと言えば、俺たちが何を仕出かすかもわからないから、そこも保証されていいんじゃないか。ただ、」

「暁くんの望みの報酬が得られるかは、内容次第だろうね」

そう返すしかない。その先が聞きたいのなら、そこを答えてもらうしかない。それを貴方は察せるだろうし、此方もそう思ってるから特に続きを尋ねたり催促したりもしない。
(-176) 2021/09/26(Sun) 2:43:49

【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志


ここが何処かも忘れて、
準備を進める貴方をぼんやりと眺めて、は、と息を漏らす。

「……………エロいな。」

抱かれる側の時は齎される快感を受け取ることに精一杯で、
そう考える暇すら無かったが
こうして眼前に肢体が晒されて、自分と繋がる為にこうして……

かぶりを振る。
自身が昂り立ち上がるのを感じて、
なんとなく童貞丸出しで恥ずかしい。


「………、」


待てと言われても。
それは生殺しというやつでは無いのだろうか。

そろりと首元に頭を埋める。
赤い痕をなぞるように優しく歯を立てて、噛む。
貴方が拒まないならば、白い刃は留まるところを知らずに
そのまま暫く甘噛みを繰り返すだろう。
(-177) 2021/09/26(Sun) 3:06:49