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テレベルムは、自室で何かに向けて祈った。 (c1) 2021/09/02(Thu) 22:35:53 |
テレベルムは、祈り続けている。もはや神を作り出せる時代にあっても。 (c4) 2021/09/03(Fri) 0:38:08 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 観測者 サルガス『……ああ。 その、顔色が悪いように思う……何か温かいものでも淹れよう』 声が先に返った。 扉を開ける、という行程を抜かしたのは、彼の動揺だった。続いて部屋の扉が開く。異能によって開けたのだから、彼自身が扉の側に向かう必要など無いけれど、開いた扉の向こうには貴方に向かって歩むテレベルムがあった。 「負荷がかかっているのだろう。ソファを使うといい」 ……少しずつタイミングがずれている。 (-75) 2021/09/03(Fri) 10:55:54 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 観測者 サルガス「飲み物に、好みはあるだろうか……いや、飲まなくてもいい、だが、体温は整えたほうがいい、温かいカップを持つべきだ」 部屋に招いて早々、テレベルムはあれこれとあなたの世話を焼く。とはいえ、慣れないせいで思考と行動がワンテンポずつズレているのだが。 部屋の中に視界を泳がせ、……考えたのちに、電気毛布を貴方に寄せる。手を触れないままのキッチンでは、異能によってか、湯が沸かされはじめた。 「……私から見る貴方は、精神負担が大きいように思う。 貴方の肉体を安定させるために、常よりも稼働音が変化している」 (-163) 2021/09/03(Fri) 15:45:54 |
【墓】 磁気嵐 テレベルム大きな布塊が彷徨いている。 「…………」 カウンセリング室の前の男を見た。 「…………」 声を高らかに上げる少年を見た。 「…………」 船の天井機器を『観』た。 (+3) 2021/09/03(Fri) 15:53:16 |
【墓】 磁気嵐 テレベルム人が忘れつつある古代、人と獣の境は炎にあった。 夜という恐怖を払うための群れ。愛着。親愛。友愛。それらは炎を囲む同胞だった。食を共にして、朝を迎える。朝を共に迎える者は、同胞である。 もはや。人間は夜の続く空へと領域を広げ、夜は恐怖の象徴の姿を失った。全ての闇はそれを見る目によって広く監視されている。 闇《死》と共に生き、獣《狼》を探す。 太古の姿に立ち返った時、人は、同胞を求めるように出来ているのかもしれない。 けれどそこには、闇を見る目《機械》は数えられるものなのだろうか? ────太古のヒトに必要のない力を持って生まれた己が、こうして死の遊戯に参加しているのは、遊戯の成立過程を思えば滑稽にすら感じる。ヌンキのことを言えた立場ではない。私は遊戯で経験を得るほど、そもそもが、人に寄った心では無いのだ。人類種の痛みを真っ向から受け止められもしないのに、私は、何を問いた? (+4) 2021/09/03(Fri) 16:10:41 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 運び屋 バーナード『……船内』 テレベルムは目を見開いて、「出来得る限り」の視界を求めた。 ………………。 暫しの沈黙。 『……直接観ることは叶わなかった。おそらく、私にゲーム中干渉許可が与えられていない場所だ。つまりは各プライベート室か、個を保つことが推奨される部屋。中枢部もまた許可は与えられていないが、彼がシステムの目を盗み忍び込むことは考えにくい。』 躊躇いの時間。 『貴方の意思を尊いと思う。人の心は未だ、見通すことの許されない闇だから。貴方が灯りをもって拓くことを願う』 通信の切断。 (-169) 2021/09/03(Fri) 16:18:16 |
テレベルムは、長く、長くため息をついた。 (c39) 2021/09/03(Fri) 16:33:54 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 正弦波 カストル「……天才のことを問うているのか?では語ろう、ある星に生まれたプリミティブ《遺伝子操作なしの》・パティシエの話を……」 あなたはすごいドラマティックな天才パティシエの話を聞かされた。パウンドケーキ乗せホールケーキの考案者の歴史だった。界隈ではメジャーな形態らしい。なに界隈? (-184) 2021/09/03(Fri) 17:07:17 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 正弦波 カストル「貴方のいう通りだ。彼の意思を尊重するためにも、我々は美味なるうちにケーキを食べるべきだな」 小型ナイフがみるみるうちにケーキを切り分けていく。フォークが危険を伴わない程度の速度で飛来し、背後では勝手に湯が沸き始めている。 甘党にとって磁気嵐の能力とは非常につごうのよいものなのだ。 「貴方は甘いものが好きなのか?そうでもなくこうしたメニューを見つけるというのは、なかなか筋が良いようにおもうが」 (-189) 2021/09/03(Fri) 17:22:12 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 正弦波 カストル「店に……」 退役後の進路候補に加えた。 そうこうしているうちにあなたとわたしの前には天才の落とし子が美味そうに横たわっているのだ。いただきまーす 「知識量と感情は直接的には関わらない。だが、知ろうとした時に、好きなものの方がより楽しいと感じられるのは確かだ。だから貴方はこういうものを見つけられたのかと、…………うまい」 うまい…………………… 数秒、無になった。 「カストルは、学生だったか。菓子の分け合いがよく行われる世代だな」 (-193) 2021/09/03(Fri) 17:38:07 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 観測者 サルガス「……気をつける(甘さを)。」 自覚はある。 ので、ノンカフェインの穀物茶を淹れる。室内には香ばしいフレーバーが漂いはじめることだろう。 落ち着かなさそうに立ってあちらのようすを見たり、思い出したかのように座り電気毛布の温まりを確認したりする────長身のテレベルムがそうしていると、けっこう、かさばる。 「そう……だな。貴方が立つ場所の責任の重さは、本来ならば、忌避されるべき重圧だ。申し訳なくも思う……私の振る舞いによっては、分かち合うことが、或いは代わることができたはずだから」 (-195) 2021/09/03(Fri) 17:43:37 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 正弦波 カストル「教師も……? 聞いているより、賑やかそうだ。 私の生育環境は、支給品があるのと、嗜好品は通販で得るものが主流だったので……貴方とは環境が違うかもしれないな。消費エネルギーが大きいからか、菓子類を好むものは多いが」 袋菓子を分け合うと一瞬で無くなる。 甘党修羅の国だ。 「学生の日常というのは、輝かしい経験を得られると聞く。青春とも呼ばれると。貴方にとってもそうなのか?」 (-206) 2021/09/03(Fri) 18:12:30 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 観測者 サルガス「……熱いから、少しずつ飲むといい」 ことん。穀物茶をおさめて運ばれた丸いティーカップは厚めの金属製で、貴方が握れば手のひらをじんわりと温めることだろう。保温性はあまり重視されていない食器だが、彼にとっては操りやすいという点で機能的なのだ。 ややソファの向かい側にクッションを用いて座る。より床に近いということは、低い位置で座る貴方に目線が近づいたということだ。 「……貴方を片割れだと認識したからこそ、責任を覚えている自覚はある。身勝手かもしれないが、ひとりでにそう思うのだ……」 自分もまた同じ茶を啜り、息をついた。 「経験はある。戦場にこの身で出る種だから……絶対数が少ないうえ、同胞相手のもので。今回のような形式は、初めてといっていいが」 (-212) 2021/09/03(Fri) 18:31:51 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 正弦波 カストル「……どこにでも規律破りの上官が居るものだな」 覚えがあるらしく、僅かに笑った。 正確には上官ではないのだが、彼にとっては似たようなものだ。 「バンド、というのは音楽の演奏だろう。多趣味なのだな。器用なものだ……」 感心したように頷き、ケーキを食べ進める。自分は趣味といったら『これ』くらいだが、彼は若いのに色々なものに興味を示しているように思う。感性が豊かとはこういうことをいうのだろうか。 「……バーナード。彼も器用だと自称していた覚えがある。なるほど、違和感はないな」 バンド=器用 とインプットされつつある。 (-293) 2021/09/03(Fri) 22:50:02 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 観測者 サルガス感覚器に届く、声なき声の揺らぎが小さくなってゆくのを感じ、小さく息を吐く。体温変化による機器の動きは、直ぐにわかる部類の音だ。 「喜びとなっているならば……良かった。私が勝手に感じていることだから。不快だといわれても、簡単に止められるものでもないし……」 いざこうして『片割れ』と認識し、懐に入れてしまえば、その感情が相手の不快感を煽ってしまっても捨てきれない、というのは不便でもある。恐らくは、広い宇宙のどこかにはそうした悲劇も生まれているのだろう。自分たちに訪れなかったことに感謝をするしかない。 「ある程度の年月を戦場に生きたからな。簡単に言えば、同胞の管理者側への出世だ。世間との交流が必要になった。とはいえ、世に言う軍部の出世とはやや意味合いが異なるが…… あの、お年玉をあげる側になった、に近いというか」 この文化伝わらないかも、と思いつつも、一応説明した。 磁気嵐の生まれた星域ではメジャーな文化だ。 (-298) 2021/09/03(Fri) 23:03:21 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 運び屋 バーナードメッセージを受け取った男は、安堵にか、他のどんな感情にか、息をついて目を閉じた。 「…カウンセリングから逃げていたのか?……とんでもない男だな。どいつもこいつも、民間というものは」 けれども、解決したならば良い。 異能が人の役に立つならば。 それでこそ、人の在り方に背いてでも、生まれた価値もあろうというもの。 「世界は、妙なものなのだな」 そうした印象を持って、テレベルムはメッセージを受け取った。灯りを抱いて走り去った男の道に一瞬広がった視界は、まだ、知るべきことが多そうだ、、、 (-300) 2021/09/03(Fri) 23:09:54 |
【墓】 磁気嵐 テレベルム「……」 つかつかと音を立ててラサルハグへと歩み寄り、 「…………」 ぺしぺしぺしぺしぺしぺし と頭の飾りに袖で軽い打撃を与え、「お疲れ様」 何事もなかったかのように頷いた。なんなの? (+14) 2021/09/03(Fri) 23:13:38 |
磁気嵐 テレベルムは、メモを貼った。 (c56) 2021/09/03(Fri) 23:52:55 |
磁気嵐 テレベルムは、メモを貼った。 (c57) 2021/09/03(Fri) 23:53:51 |
磁気嵐 テレベルムは、メモを貼った。 (c58) 2021/09/03(Fri) 23:54:16 |
テレベルムは、字がそこそこ汚い。 (c59) 2021/09/03(Fri) 23:55:03 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 正弦波 カストル「そうなのか?そうか、教育の場はある程度平等に環境が整えられるように働くという……我々の訓練も、年齢が近いものが似たようなカリキュラムを組まれる。なるほど、軍と近い性質もあるのかもしれないな」 ほんとにそうか?しかしお互いにお互いの所属場所に詳しくなかったので、なんかそういう共感を得てしまった。 「歌?……………… ……考えたことがなかったな。その、歌というのは、……生体の持つ叫び、……我々の感性では、あまり注視されなかった文化だ。我々は、機械の声ばかりを聞いてきて、それを良しとされて…きたから……」 珍しく。 テレベルムは戸惑って、視線を落とした。初日に、シャトの『肉体の叫び』に当てられた記憶が蘇る。自分は死の瞬間にも叫ばなかった。意思を、声に乗せることの重みが、まだ、わからない。それは途方もないことのような気がして、全貌が見えない。 「……貴方たちは、凄いな。挑戦の意思が……輝かしく、感じる……」 (-329) 2021/09/04(Sat) 0:19:00 |
磁気嵐 テレベルムは、メモを貼った。 (c62) 2021/09/04(Sat) 0:28:49 |
テレベルムは、バーナードの分をメモに貼り付けた。やっぱり字が微妙に荒い。練習しな。 (c63) 2021/09/04(Sat) 0:30:28 |
【墓】 磁気嵐 テレベルム自己を隠さないまま風呂へ突入。 洗い場へ向かい、わしわしと泡を立て始めた。 軍用人種はあんまそういうの恥とかない。 検査も頻繁だし。 (+18) 2021/09/04(Sat) 0:39:31 |
【墓】 磁気嵐 テレベルム「……その温泉、泡が立つ機能があるぞ」 モシャモシャと泡にまみれながら提案した。いわゆるジャグジー機能だ。 「シャトに機能のオンを頼めば起動される。私でも起動はできるが」 賑やかさならそういう形でもいいのでは?という話。 (+20) 2021/09/04(Sat) 0:54:37 |
【墓】 磁気嵐 テレベルム「何と言われても。温泉は電解質が豊富で磁気嵐の感性にとても馴染むので、より隔たりの少ない状態で浸かるべく体を洗っているだけだ」 ザバー。 お湯を被りながら説明した。モコモコフォルム解除。 「いわゆるシルバーカクテル効果だな。磁場の揺らぎが複雑であれば磁気嵐の肉体は安息を感じる」 大体の人が知らん単語を用いて説明しつつ、温泉へin。髪は飛来してきた金属製クリップに勝手にまとめ上げられている。磁気嵐のクソ便利機能その23。 (+21) 2021/09/04(Sat) 1:08:50 |
テレベルムは、ズルズルと湯の中に滑り落ち、顎まで浸かって目を閉じた。煮溶けた…… (c64) 2021/09/04(Sat) 1:17:20 |
テレベルムは、目を瞑っているが、問題なくジャグジーをオンにした。 (c67) 2021/09/04(Sat) 1:30:05 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 観測者 サルガス「助けに、なれているならば、良かったが。 ……体温が下がっているというのは、良くないことだ。孤独を思う。私は初日に……嘔吐したけれども、あれは寒かった。すぐにそういった温めるものを頼んだが、温まると心持ちが変わるものだと思った」 心を見通すことはできない。だが、諸症状は理解できる。 そういったところから支えになるのなら、磁気嵐とて、生命に近い耳を持てるのだと……思いたい。 「……お年玉というのは。うむ……年嵩のものが、子供に……新年を迎えたときに、祝いを送る習慣だ。同胞が、新しく年を迎えることができたことを、祝う側。私の今回の出世は、そういった感覚に近い。立場はやや変わるが、層を変えるのではなく、同じ道の先に歩んだ、ような…… ……伝わるか?」 (-338) 2021/09/04(Sat) 1:40:01 |
【墓】 磁気嵐 テレベルム「……私は年嵩になったので、同胞の若者にお年玉をあげられるようになった。それに、経験によって同胞を教え導くことのできる役職に着くことになり、こうして、民間の貴方達と交流の機会を得ることができた。それは喜ばしいことだと思う」 メチャメチャに真っ当な心持ちで年齢を肯定している3桁歳がある。一周回って純粋っぽい。 (+24) 2021/09/04(Sat) 2:00:09 |
テレベルムは、今は私がいるから飲んでも暴走させたりしない……安心しろ……という顔で頷いた。年齢は詐欺だった。 (c68) 2021/09/04(Sat) 2:06:46 |
【墓】 磁気嵐 テレベルム「精神の方は要らないかと思った……だいたい肉体年齢を問われるものなので……」 戦場特有の概念。どんだけ戦える?みたいなそれ。 そうか……世間はどっちも問われるのか…… 「精神は120年ほど。だが25年の間は訓練期なので、貴方たちとは感覚が違うかもしれないな」 (+26) 2021/09/04(Sat) 2:17:37 |
テレベルムは、ねむい…… (c70) 2021/09/04(Sat) 2:32:33 |
テレベルムは、フニャフニャに煮溶けていたが、大きく伸びてから温泉を出ていくことにした。全体的に毛は薄かった。 (c72) 2021/09/04(Sat) 3:04:24 |
テレベルムは、はいていない。 (c73) 2021/09/04(Sat) 3:11:40 |
【墓】 磁気嵐 テレベルム「……?……」 着替えているときに『えっ!?』みたいな顔でこっち見てたバーナードがいたが(じゃあくな確定ロール)だいぶおねむだったので気にせず部屋に帰ることにした。 「むずかしいな……世間は……」 別に軍属とかは関係なかった。 (+32) 2021/09/04(Sat) 3:20:00 |
【独】 磁気嵐 テレベルムみんなの下着のセンスはわかんないからな…… ノーパンでもつさんだとわかりましたと言われたら言い逃れはできないが、バレてるらしいからいいや (-352) 2021/09/04(Sat) 3:35:16 |
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