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竹村茜は、カイロを貼っている。 (c3) 2021/11/04(Thu) 21:27:01 |
竹村茜は、男子の方のプールサイドが騒がしいことに首をかしげた。 (c15) 2021/11/04(Thu) 23:24:57 |
【墓】 竹村茜「絵莉……?」 ふと、窓を見る。 繋がるはずのない居場所に歪曲するように繋がる場所を見る。 それがあり得ない光景で、どこからか繋いできたようなものだから……見知った人の顔が浮かんだ。 (+14) 2021/11/04(Thu) 23:34:19 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「絵莉? 何かあったの?」 メッセに返信しなかったことはどうでもよくなった。 覇気のない、彼女らしからぬ声色を耳にして肩を竦める。 「……出てくれただけ安心した」 (-189) 2021/11/05(Fri) 22:52:43 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「……絵莉もか。落ち着いてはいるようだけど。 絵莉の異能、別に人体に害があるわけじゃないでしょ。今そっち向かうから待ってて」 (-194) 2021/11/05(Fri) 23:16:46 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「なにその性質の悪いSF。 オッケ、そのままじっとしてて」 通話状態を維持したまま、駆け足で学校内を走る。どこかの扉を開けて何かを持ち出す音を一度響かせてから、あなたがいる場所を教えてもらえればそこへと向かうことになる。 「……包帯持ってきた。大丈夫?」 (-196) 2021/11/05(Fri) 23:36:52 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「……荒れてるなぁ」 自分の暴走よりも範囲は広い。ポータルに不用意に入ったり巻き込まれたりした人がいなければ良いとはいえ。 後をたどるような形で校舎の端をねり歩いていると、その姿を見つけた。 「ん。じっとしてて」 あとで部室のシャワールームでも貸してやろう。 そう思いながら、彼女の眼を覆い隠すように巻いてやる。落ちたりしないよう頭にきつく巻きつける。 運動部だから包帯の使い方はお手の物だった。 (-200) 2021/11/06(Sat) 0:00:43 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「そこは仕方ないと思うしかないよ。謝るなりすれば許してくれるんじゃない? ……ともかく絵莉が動けなきゃ何も始まらないから」 立ち上がる彼女の様子に、肩を竦めた。 汚れた服とかをどうにかしないといけないか。汚れ落としてジャージにでも着替えさせて……。 「手くらいは引いてあげるから」 (-206) 2021/11/06(Sat) 0:35:07 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「心配してくれた人にでも良いんじゃない。心配かけてごめんねとか。 ……ふつー、そういうものだよ」 しがみつく彼女をしっかりと受け止める。彼女の背を軽くなでてから、腕にでもしがみついていればいいよと素っ気なく告げる。 「別にカッコ悪いなんて思わんし。一人でよく耐えてた」 (-210) 2021/11/06(Sat) 0:57:49 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「……私は絵莉に世話になったから」 それでもきちんと謝罪は受け取っておかないと収まりも付かないだろうから、それ以上は口にしない。 「絵莉は頑張ったよ。それでいいんだよ。 ……日常生活なら私が世話してあげるから。授業は……同じクラスのシオンや若井にでもカバーしてもらうとか。 迷惑はかかるだろうけど、寄りかかれるときは寄りかかっとけばいいよ」 子鹿のように震えるあなたを抱き寄せる。 「私が傍にいる。安心して」 (-213) 2021/11/06(Sat) 1:25:29 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「……それでいい」 思う存分迷惑をかければ良い。自然治癒で収まるのか否か、それはわからないけど。 それでも自分ができるのは、常に味方していることだけだから。 助けてくれたのだから、次は自分が手助けをしたほうが座りがいい。 「とりあえず、制服汚れてるから着替えにいくよ」 あなたの腕をしっかりと握りしめて、離れないように。 ゆっくりと前へと歩くものの、歩調はあなたにあわせる。時間がかかっても構わないから。 確かに噛み締めるように、あなたを導こうとする。 (-222) 2021/11/06(Sat) 2:19:11 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「じっとしていたからかな。妙に服が汚れてたから。 代わりにメイクとか手入れくらいならしてあげる。笑われないことだけ祈っといて」 常通りの調子でそう茶化すように。なるべくいつも通りのそれらしいテンションで会話をしつつ、あなたを更衣室に連れ込む。 「……なんかへんなの」 ぼやきながら、あなたを着替えさせるためにてきぱきと動いていたことだろう。 (-227) 2021/11/06(Sat) 3:01:57 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉着替えやらで見る機会はあっただろう。こうして介助することなんて早々あったものではないけど。 「お姫様になったと思えば良いんじゃない?」 赤子や介護だと締まりがないから。 恥ずかしそうにする彼女を言うがままに衣服を脱がせていく。 気配は近くに。呼吸は間近に。目を隠しているから吐息が撫でるだけでも大変かもしれないけれど。 「誰もきてない。こんなところ見られたら変なプレイでもしてるみたいだよね」 文字通りイケないことをしている状態だ。 「……」 なんとなしに括れに沿って指を這わせる。 (-273) 2021/11/06(Sat) 11:48:25 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「今の状態でも十分しおらしいと思うけどね。自然体が一番じゃない?」 こうやって友人が言われるがままになっているのは、これはこれで面白い。 自分は変化するのを苦手に思うものの、様変わりするのをみる一点においては面白いと感じる気質がある。だから存外、楽しくなってくる。 「なら外で作る?合コン行くとか」 事情説明すればなんとかなるかもしれないけど。 「……うん。いや絵莉ほっそいな〜って思ったから」 ほのかに温かく、すべすべとした肌。 指先でつつくように触れてから、肩に軽く両手を添えた。 (-280) 2021/11/06(Sat) 13:24:32 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「いいんじゃないかな。そういう路線も悪くなさそうだし。姫プってやつじゃん。 お世話してくれる男性が好きなんですーとかか弱い女の子になってさ。……うん、面白そう」 言葉はまったく跳ねないから面白いと本当に感じているかは怪しい。 どうせこれも与太話。 「管理できるってまめな人じゃないと難しいからね。運動してても調整ダルいって思うのに。 いや…………そうだな。 一口だけ、貰っていい? 今日は乾きが薄いから、もしかしたら治ってきてるのかも。 ……だから、収まるか治る。そして思うよ」 あなたの髪を撫でながら、そっと首筋に指を這わせる。 (-283) 2021/11/06(Sat) 14:12:13 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「攻防一体で無敵の人か。可能性が広がってくるから絵莉の未来は明るいじゃん」 応用的な活用法、具体的な道筋。話が展開するにつれてなるほどと相槌を打つことになる。 「それは……まあ分かる。甘いもの食べてその分運動して、とか。 マジ。体から薬が抜けてるのかな。治るのあんまり期待してなかったけど」 首筋に触れた手をそっと背中に回す。安心させるように密着して、口を開いて牙を露出させると、耳元で囁いた。 「いただきます」 熱い吐息が首筋を撫でて、 血 を求めて皮膚を食い破る。肌着姿だから直に肌の熱が伝わってくる。疲れているだろうから遠慮しがちに、体調を崩さない範囲でゆっくりと血を啜る。 (-286) 2021/11/06(Sat) 14:52:24 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「能力的にも汎用性高いしね。A組にでも来る?」 そんな戯言を口にしていると腰をつかまれた。水泳で引き締まった体と、見映えをよくするためか手入れの行き届いたさわり心地。衣服越しでも触れれば分かるほどにしっかりとしている。 「ん……ちょっと絵莉……」 もぞもぞ。落ち着かない。触られるのに慣れていない。 「お世話の対価に血を貰うの? 血の伯爵かな……」 お嬢様に仕える吸血鬼の出てくる漫画を思い出した。 痛みを緩和するために唾液をまぶして、舌先でねじ込むように首の傷を舐める。酩酊するような彼女を労るように、背を撫でながら補食する。 呼吸を求める度に吐息が体を撫で上げ、口付けをするように何度も触れる。落ち着くような調子のあなたを横目に。 「ん……」 傷口を塞ぐように皮膚を唇で食んでから、そっと吸血行為を終えた。 (-289) 2021/11/06(Sat) 15:34:32 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「なんで入らなかったの? 私は内申上がりそうだから入っただけなんだけどさ」 支配の異能であることもあり、能力としては申し分ない上成績も良かった。 打算的な考えも加えて所属できたことはある種幸運だったにせよ。 「……そう言われると何も言い返せない」 肩を竦める。おとなしく触られていた。水泳部にしては出るところも出ていて、柔らかくハリのある肌をしていた。 「まあかっこいいかも。そうなると火の粉を払う騎士だよね、私」 捕食を終え、わずかに息が上がり乱れた呼吸に落ち着きを取り戻す。抱き寄せられ、あなたに抱えられるような形で胸に飛び込む。撫でられるとなんだかむずかゆい感じがした。 「……本格的にそういうプレイになるじゃん」 (-291) 2021/11/06(Sat) 16:14:33 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「何かに秀でているからって、それを使わないことが悪いことじゃないと思うよ。 普通に頭いいトコに入っても競争が怠いから、それより一つレベルの低い学校を志望するなんてよくある話だし。 贅沢な悩みだけど、持つ者の相応の悩みみたいなもので、いいじゃん」 だからそれを悪いなんて言う理由も、資格もない。 「……ん、ぅ」 神の手入れもきちんとしているらしい。さらさらとしている。 無意識に腰を掴んで、抱きしめる。耳を食まれて、強張る体はやや緊張気味。 血を吸っていた時とはまた違うものがこみあげてくる気分。 「いいけど……絵莉……なんか変な気分になる」 (-293) 2021/11/06(Sat) 16:56:20 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「楽しいことが好きなんでしょ。義務やしがらみや頑張りは面倒くさいものなんだから、進んで歩く必要もないよ。 絵莉は絵莉が今こうしていられることが楽しいなら、きっとそれが一番」 自分に手を差し伸べてくれたように、助けてくれているように。 「……ぞわぞわする、……からっ。耳やめ……」 リラックス、と脇をくすぐられると詰まった声が吐き出された。 あなたの耳元に上ずった声が響く。 「んっ……は……っ、絵莉……わ、かったから……やめて……」 (-296) 2021/11/06(Sat) 17:34:11 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「早めに治るといいな。快気したら次こそ遊びに行くからね」 「うるさいバカ。みてなくて助かった」 あなたの頬を一度挟んでぐりぐりとしてから、気を取り直して着替えを済ませる。いつまでも肌着姿でいさせるわけにもいかなかった。 適当なジャージをおざなりにきせてやると、「はい、オッケ」と肩を叩いた。 (-301) 2021/11/06(Sat) 18:06:44 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「準備期間だからイージーモードだと思ってたのに散々だわ」 体育祭が終わる頃には落ち着いていると良いのだが。彼女との約束事は沢山出来てしまっていた。 「一生困っておいていいよもう……。そんなに特徴薄いわけないと思うけど。 逆にこの格好してれば絵莉って分かるし。 ……そろそろ出ようか」 何度目かのため息をついて、あなたと手をつないで更衣室を出ようとする。 はぐれないように、不安にならないように。しっかりと握りしめて。 (-304) 2021/11/06(Sat) 18:45:01 |
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