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バレンタインは、今日の朝食もぶつぶつ言いながら席に着く。咀嚼の回数を増やすことにどうにか意識を向けた。 (a0) 2022/05/02(Mon) 21:03:41 |
【秘】 花信風 トット → 充溢 バレンタイン「お〜〜はよ」 朝食後の時間、どこかの話。 トットは貴方の元を訪ねてきた。 右手にやや大きめの紙袋。 食堂では元気がないと言っていた少年は、見るだけであれば平常だ。 ただ昨日と違う点があるとするならば、腕に巻かれた包帯が新しくなっていることか。 (-17) 2022/05/02(Mon) 22:58:55 |
【秘】 雷鳴 バット → 充溢 バレンタイン夜の森、背の高い木に紛れるようにしてある姿は。 夜闇の中で明かりもなしに、平気で貴方を見つけて寄ってきた。 差し込む星灯りは頼りないものではないものの、すぐに誰とわかるほどではない。 「すぐに来てくれたんだな。ありがとう。 どういう手掛かりを見つけたら助けになるのかは、わからないけど。 いつもと違うことがあったらわかるはずだから。庭園のまわりを、探してみよう」 事前に薄っすらと言っていた通り、昼間に比べると言動は明瞭なものだった。 普段日中のとぎれとぎれな拙い物言いしか知らないのであれば、 ちょっとだけの、しかし確実な差異に不思議なものを感じるかもしれない。 挨拶もそこそこに森へ紛れてしまおうと足を踏み出す、その前に。 「眠い? 耐えられそうになかったら、袖を掴んでてもいいから。 急に倒れたりしたら危ないし、なにかあったらすぐわかる」 貴方を代表とした睡眠障害の症状に詳しいわけではないものの、 ほんのり聞いていた話から、自分の心構え次第でどうという話ではないのは理解していた。 どういう対応をとればいいのかな、なんて事前に探りはいれておこう。 (-44) 2022/05/03(Tue) 1:33:36 |
バレンタインは、部屋に読みかけの本がいくつも散乱している。 (a8) 2022/05/03(Tue) 9:31:24 |
バレンタインは、それは結末を知りたくないから。 (a9) 2022/05/03(Tue) 9:32:06 |
【置】 充溢 バレンタイン最初からハッピーエンドだと分かっていたら、 僕も皆ももっと安心していられるのだろうか。 (L0) 2022/05/03(Tue) 9:36:02 公開: 2022/05/03(Tue) 9:35:00 |
【人】 充溢 バレンタイン朝食、それから授業こそは目立った発作を起こさずに、 なんとか乗り切ったものの。湧き出る不安、紡がれる言葉は、 どれだけ抑えようとしていても自分の中から充溢していく。 「いないのは分かってる、大丈夫なのは分かってる、 大丈夫だから大丈夫、いなくても大丈夫、 薬を飲んだから大丈夫、そうだ、大丈夫なんだ。 僕は大丈夫。僕はそれを分かっているはず……」 何度も探してしまおうとする、不安が溢れる身体を、 眠気で、前向きな言葉で上から押さえつけつづける。 囚人が鎖を引き摺って行くような歩き方は、 何処に向かっているのかもいまいち定かじゃない。 ああ、薬が足りないのかもな。少し大丈夫が足りない。 「あ、そういえば」 宿題の範囲を聞き忘れていた気がする。 共有スペースに行くには少し都合が悪い気もする。 先生に怒られるのには慣れてるけど。どうしよう。 悩みながら、しばらくふらふらと歩いていく。 (23) 2022/05/03(Tue) 9:48:20 |
【秘】 充溢 バレンタイン → 花信風 トット「……おはよ、トット……」 まるで睡魔にでも取りつかれてるみたいに、 頭を重そうに傾けながら挨拶を返す。 閉じていた瞳を薄く、まだ睫毛がカーテンをかけるほど、 ほんの少しだけ開けて、袋を、あなたの顔を見て。 「……何か、用事?」 いつも以上に低くゆったりした声を出した。 (-60) 2022/05/03(Tue) 9:58:04 |
【秘】 花信風 トット → 充溢 バレンタイン「きのうよりすっごいねむたそうだな……」 昨日より凄い眠たそうだな、と思ってそのまま口から出た。 寝起きかはたまた半分寝ているかのようにも感じられなくもない。 用事かと問われれば、「ん!」と紙袋を持ち上げる。 「きのういってたはな、もってきた」 「けど〜」 「……いまあげてもだいじょぶ?ねむい?おれおへやまでおとどけする?」 少し心配そうに眉を下げて笑って、首を傾げてあなたの顔をのぞき込んだ。 (-61) 2022/05/03(Tue) 10:13:42 |
【秘】 充溢 バレンタイン → 花信風 トット「……大丈夫。慣れて、るから…… それに……その花は大事にしたい、から。 寝てるうちに、受け取るのは……少し気にする」 前髪で影のかかった目は本当に、 今すぐ寝る数秒前なんじゃないかといった様相だが。 「わざわざ……ありがと、な。 僕、が……頼りになるか、は、分からないけど」 (-62) 2022/05/03(Tue) 10:31:03 |
【秘】 花信風 トット → 充溢 バレンタイン「わざわざでもいーの!」 「こっちこそありがとうなので そのー うけとってくれたので」 「ありがたい おれがバレンタインにあずけたいっておもったし」 目の前でコトリと寝始めてしまうんじゃないか……と思い始めてきた。 それと同時に、ちょっと疑問が浮かぶ。 「あのさー」 「バレンタインってちゃんとねてる? なんかさー いつもねむそーだから」 「よるねむれてない……?」 (-63) 2022/05/03(Tue) 10:44:56 |
【秘】 充溢 バレンタイン → 雷鳴 バット半ば閉じたような瞳は、相手を誰と認識するのに大きなハンデを背負っており、実に危なっかしい様子を見せるだろう。 声を掛けられてようやく約束をした彼だと認識し、纏っていたほんのわずかな警戒心らしきものを解いて。 「……僕が、いつも眠そうに、しているのは…… 芯の病気を抑えるため、だから。だから……この方がいい。 あんまり早く歩かれる、と……追いつけない、かもだけど」 曰く、睡眠障害は副作用みたいなものなのだと。 ただ頼ってもいいならば、何かあった時はその通りに。 とても自立して動ける身の上じゃない事は分かってるから。 口調については。自分もあんまり人のことを言えないな、と、 頭には留めたものの深く意識することはなかった。 「考えること、や…… 怪我の応急処置、くらいにしか役立てない、けど。 ……それで、いいか。よろしく」 転んだりしないように足元には十分気を付けて、 歩き出すならば後ろをついていくだろう。 (-64) 2022/05/03(Tue) 10:52:45 |
【秘】 充溢 バレンタイン → 花信風 トット ・・ 「いや」 「ちゃんと……寝てる」 「……寝すぎてる、くらいには、ね」 それでもまだ眠いのにも、勿論理由があって。 「僕が、飲んでる薬、は…… 心を落ち着ける効能に……眠く、なる効能もある。 だから、いつも……普段は、こんな感じなんだ。 あんまり、激しく動かないのも……そう。 眠い方が、病気も……楽だし」 (-65) 2022/05/03(Tue) 11:08:53 |
【秘】 花信風 トット → 充溢 バレンタイン「あー」 「そっかおくすりか。くすりならしょーがないな……」 「そのほーがびょーきとバレンタインのためなら、しかたないかも……」 合点がいったようで、腕を組んでコクコクと頷いた。 びょーきって何!?って詳細を聞こうと思ったが……これは流石にプライバシーとやらに関わることをトットは知っているし、嫌がるかもしれないので、やめた。 自分もあまり人に教えていないのだし。 「おれのおくすりとぎゃくだなー。おれのおくすり、げんきになるやつだし」 「ひとそれぞれというやつか……」 (-68) 2022/05/03(Tue) 11:31:50 |
【秘】 雷鳴 バット → 充溢 バレンタイン「そうか。……病気については聞かないほうがいい? 僕もあまり人に言いたくない。どんなふうに思われるかわからないから。 けれどみな、言ってほしそうにしたがるし。 聞いておいたほうがいいなら、聞くし、誰にも話さない」 理解は示した上で、探られていいものなのかも含めて確認すべきだろうと青年は判断した。 誰もが悩みを抱えているが、抱きかかえ方は誰もが同じではない。 現に青年自身についても、自分で述べた通りの姿勢だ。 ひとまずはどうしてほしいか、については了解を示して、森の中を先へ行く。 進むごとに深くなる森の中を、青年は迷いもなく歩いて行く。 まるで昼間の太陽の下にあるみたいに周囲が見えているみたいだ。 獣道にも劣る足場の悪さは、やすやす歩けるものでない。 かろうじて青年の背中を追うのであれば、背の高い下生えを踏まずに済む程度。 ふ、と手を伸べて貴方を制しながら立ち止まって、周辺から距離を置かせる。 腕を伸ばして地べたの近くを探り当てると、なにやら薄っすら木漏れの光を反射する、 頼りなく細いものを拾い上げた。それは、細い輪郭をしていた。 「……よかった。 罠に間違えて掛かったわけではなさそうだ 」青年が指先で揺らしたのは、針金で作った丁寧な細工。 木々の間に巧妙に隠されてしまって、ふつうであれば見つけられない。 かり、と手袋の先でつついたそれは、まるで小動物でも捕まえるみたいなもの。 「もしお化けや……大人に捕まったなら、いや、でも。 ジャステシアはおとなしい子だから、抵抗もせず捕まったのかな。 踏み荒らした跡でもあれば、僕の目ならわかるのに」 (-75) 2022/05/03(Tue) 12:31:24 |
【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 充溢 バレンタイン>>23 「レン?」 足取りも重くふらりふらりと彷徨うあなたの姿を見、少女は足を止めた。 大丈夫、とは言ったけれど。 日毎、異変は広がるばかり。 不安もまたじわりと蝕み、虫食い穴のように。 足早にあなたの隣へ歩を進めると、様子を窺った。 (-85) 2022/05/03(Tue) 15:05:13 |
【秘】 充溢 バレンタイン → 花信風 トットバレンタインは、自分の病気をあまり隠していない。 とはいえ聞かれなければ教えることもないし、 そんな感じで知らない生徒も多かったりするのだろう。 気遣われることが、嫌なわけでもないんだし。 「色々な薬がある、から……色々な病気が、治るんだ。 君のくれる、花も……同じ。何かに役立つ」 (-86) 2022/05/03(Tue) 15:36:28 |
【鳴】 充溢 バレンタイン言葉を音にするのでさえ手間取るものだから、 文字に書くなら当たり前のようにそれ以上の時間がかかる。 授業で言われたことを書き取るのとは訳が違うな、というのを、 手紙を書いて初めて実感することとなった。 とはいえ、新鮮な体験なので、 それなりに楽しみつつ書き連ねていけた。と思う。 『言葉を文字にするのって難しいですね。 それに、何でもと言われてしまうと、 尚更書くことに悩んでしまいました』 文字の通り、この辺りは何度も消しゴムで擦ったような、 少し煤けたみたいな跡が残っていて。 『優しい友人がいるおかげで、 この一年くらいは授業が終わっても寝過ごしたり、 朝食の時間に食べ終わるのが間に合わなかったり、 といったことは少なくなっていて助かってます。』 『それと、昨日恋愛小説を図書室から借りました。 兎と烏が、様々な障壁を乗り越えて恋をする物語。 昨日お話ししたことが何だか頭に残っていて、 それで良い夢が見られたらいいなあと読んでたり。 恋を夢みたいな話だ、と思ってるわけなんですけどね。』 (=2) 2022/05/03(Tue) 15:51:13 |
【秘】 充溢 バレンタイン → 雷鳴 バット「僕は……あまり隠して、ない。 不安なことが、溢れて……止まらなくなる……病気。 それを和らげる薬は、眠く、なるのが副作用で…… 薬の効能とは別に、眠いと……不安をぼやけさせて。 溢れないように、押さえつけて、くれる。 別に、……誰かに話してもいい。気にしない、から」 歩いていく途中。ゆったりとした喋り方で、 睡魔の中から、言葉を探し拾い上げていくみたいに。 実にあっけなく、自分の病気のことを話し出す。 少年にとっては、溢れてしまうかそうでないかだけ。 容れ物である自分やその中身を探られても、たいして気にすることはない。 険しい道のりに、話している途中で言葉を詰まらせたり、危うくつんのめったりしていたのだが、それはまあ別の話。 「……罠……」 そんなもの仕掛けてるんだ、という僅かに苦笑したような声色。近づきすぎないように、けれど目を凝らして針金を見つめる。 「……逆にいえ、ば。自分から離れたら…… こういうのに……引っかかっても、おかしくはない、か」 何故かどことなく、安堵でもするみたいに息を吐いた。 (-89) 2022/05/03(Tue) 16:06:51 |
【秘】 充溢 バレンタイン → 夢見る乙女 シャルロッテ「シャルロッテさん」 青い瞳は僅かに伏せられてはいるが、 いつものように眠たげなそれではない。 しかし部屋などでたまに目にするような、 不安に満ちた切羽詰まった表情でもない。 どちらかといえば、少しばつの悪そうな。 「……ええと、そう……皆が、宿題!」 頭が引き戻される前に、それを音の形にする。 「宿題が何か……聞きひそびれてしまった。 から、そう。誰かに聞きに行こうとしていたところで」 (-90) 2022/05/03(Tue) 16:14:00 |
【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 充溢 バレンタイン普段とは違う様子。 けれど、我を失っている、という訳でもなくて。 じっとあなたを窺う少女は、ふと息をつく。 「宿題」 「共有スペースでね、見てもらえるんだって。 メモがあったの知ってる?」 「ロッテは今から、部屋に取りに戻るところなの。 一緒に行こう、教えてあげる」 (-97) 2022/05/03(Tue) 18:17:07 |
【秘】 充溢 バレンタイン → 夢見る乙女 シャルロッテ「え〜……そうだな…… そういうメモがあったのは覚えてるが、 僕、今少し調子悪ィんだよな……」 眠気がないことを調子が悪いと称しているよう。 いつまた溢れてしまうか分かったものではないもの。 「……大丈夫かな?」 確認するみたいに聞いてみる。 (-100) 2022/05/03(Tue) 19:21:56 |
【秘】 雷鳴 バット → 充溢 バレンタイン「……ああそうか、だからいつも眠そうなのか。 なにかに振り回されるのは大変だ、全くわからないわけじゃない。 誰かに話すとしたら、キミを庇うときだ。面白半分には話さない」 誰かに誰かが責められることなどないほうが良いのだから、そんな機会はないほうがいい。 貴方のことは多く知っているわけではないけれど、 慮ることができることが多ければいい、というふうな態度。 森をゆく順路は軽く曲がってU字に曲がり、探しているうちにいずれ森を出るルート。 奥深くまで抜けてしまうなんてことはなく、迷うこともないだろう。 だから貴方がもしもこの場から先に抜けたいと思ったりしても、 どこへ逃げればいいかわからない……なんてことは、ないはずだ。 ちらほらと隠された罠のうちの一つをつつく。 あ、と小さい声をあげた。なにか成果でも、あったのだろうか。 ……かすかに血の匂いがする。脂と混ざって鉄臭く酸化した、危うい匂いだ。 こんな静かな森の中で、どこから漂ってくるというのだろう。 「こっちの方向に渡って来なければ、掛からない。 これは僕が仕掛けた罠だから。 大人がどう対策しているのかは、よく知らない」 (-104) 2022/05/03(Tue) 20:10:17 |
【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 充溢 バレンタイン人差し指を唇に当て、少女はすこし考える。 「一緒にいたら、不安になったときにそばにいられるよ」 「でも、一人でいたいときもある」 「今、レンはどっちだろう」 無理にみんなの中にいると、却ってよくないこともある。 例えば神経質な上級生なんかは、きっとそうだ。 だから、あなたに尋ね返した。 (-109) 2022/05/03(Tue) 20:42:48 |
【秘】 花信風 トット → 充溢 バレンタイン「んふふ〜。そうだといいな」 「おれだってだれかのやくにはたちたいし」 「 あだばな にはなりたくないもんね」ちょっと視線を下げて、……少し寂しそうな顔をした。 「バレンタインもっ」 「もちろんつかっていいからね!おちゃにもできるし」 (-120) 2022/05/03(Tue) 22:06:36 |
【秘】 充溢 バレンタイン → 雷鳴 バット「……そう。別にそれでも、構わない。 勘違い、されたり……怒られるのには……慣れてる。 けれど配慮、されるのは……悪い気は、しないな」 さしてどう扱われようとたいした興味はないようで、ただその姿勢を、有り体のままに受け入れる。実に大らかで、気ままだ。 早々森に立ち寄る用事もない、と思っていたのだが、 今日みたいなことも意外とあってしまうものなので、 軽く道順や目印などを頭に置いておきつつ。 鼻腔を突く異臭にほんの少し目が冴えた感じがして── おそらく、人のものではないだろうそれをどうにか軽く脳内で咀嚼し、パニックに陥ることもないようにする。 人の怪我でなければ、やはり強く気にはしない。 「もし、問題があったら……その時は、その時、だな。 ……多分、みんなが……朝いないのには、関係なさそうだ。 だけれど……罠を大人たち、が把握した上で…… 連れて行くなら……それなら、かからないのか……?」 あるとすればそのくらい。 そもそも大人、先生が関与しているかは知らないが。 (-130) 2022/05/03(Tue) 23:02:10 |
【秘】 充溢 バレンタイン → 夢見る乙女 シャルロッテ「僕は、あまり僕に自信を持てていないからさ。 皆に迷惑をかけるのはそこまでじゃないけど…… 病気で情けないところを見せるのは少し嫌かな」 つらつらと、不安以外の言葉を選んで。 幸い一度飲み込んだものだから、押さえつける物はないけど、 溢れ出てしまう心配もそれなりに少なくなっているみたいだ。 「かといって、閉じ籠るのも気が進まないし。 少しでもダメだなって思ったらすぐ帰る……とか、いいのか?」 歩ける時に歩いておかなければ、 治るものも治らないだろう、頑張ってみるのもたまにはいい。 (-134) 2022/05/03(Tue) 23:19:55 |
【秘】 充溢 バレンタイン → 花信風 トット「一度、咲いたら……きっと、無駄にはならない……よ。 そのために……君は、僕に預けるんだから。きっと」 少しでも役に立てたいからこそ、 今人の手に預けているものじゃないか、と。 眠気の中に仄かな気遣いらしきものが滲む。 「誰にも……使うこと、がなかったら。 その時は、お茶にして……飲もう。 それだけ、でも……何かのために、なったってことになる」 (-135) 2022/05/03(Tue) 23:23:34 |
【秘】 花信風 トット → 充溢 バレンタイン「……ん!」 「そー。そのとおりかも」 「おれがつかえないぶん、みんなにつかってほしいから、あずける」 貴方の言葉に、少しうつむいた顔を上げて笑った。 「ほかのひとにもあげたりしてもつかわなかったらー……ティーパーティーだな」 「一緒にケーキとかたべるとたいへんよいかも!」 そりゃ傷薬にはなるけれど、誰も使わないのが一番だ。 平和的に、安らぎの時間の為のお茶になるのであれば、それは心の傷を塞ぐことにも繋がるかもしれないし。 ともかく、みんなのためになればいいなって。 (-154) 2022/05/04(Wed) 0:48:39 |
【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 充溢 バレンタインなるほど。それなら人前はよくないかも、と聞きながら思う。 けれど、かと言って閉じこもる気分でもないらしい。 ふむ、と口を開きかけたところで、あなたの口から答えが導かれる。 「うん、ロッテもそれがいいと思う」 「途中で抜けたって、きっと平気。 無理して留まっても、宿題は進まないもん」 そういえば、朝食もよく噛んでくれていたように見えた。 頑張ろうとしてくれていることが、なんだかうれしい。 「それじゃ、部屋に必要なものを取りに行こう。 筆記用具とか、肝心の宿題とか」 (-172) 2022/05/04(Wed) 2:50:27 |
【秘】 充溢 バレンタイン → 花信風 トット「……そう、なると、いいね。 そろそろ、ギムナジウムから…… 卒業する、先輩だっている……から……」 この頃は不安な事ばかりだけれど。 それでも、傷を癒す花が、 お茶として使われるような未来を想像していたい。 「みんなにとって……いい思い出になれば、いい。 僕は……うん、そう思ってる……」 いつか、心から安心して眠っていたいものだ。 「……そろそろ、授業、だから……準備しなくちゃ。 何度も、いうけど……ありがとう、トット。 君も……怪我とか、には……気を付けるんだよ」 (-187) 2022/05/04(Wed) 11:26:05 |
【秘】 充溢 バレンタイン → 夢見る乙女 シャルロッテ「宿題が終わらなくて、 多少怒られても……僕は気にしねえけど、 まあ……だめなものはだめだからな……」 邪険に思われようが愛想を尽かされようが、 それ自体は不安でもないから特に気にはしないらしく。 病や薬の影響化になければ、この少年は、 基本的にマイペースで己の一歩一歩を行くような生徒だ。 「うん、じゃあいくか。 勉強に集中できたら……あるいは眠くなったら…… 不安な事考えなくて済むしな」 (-188) 2022/05/04(Wed) 11:33:52 |
充溢 バレンタインは、メモを貼った。 (a15) 2022/05/04(Wed) 11:52:58 |
バレンタインは、筆記用具を取りに行って勉強会へ。 (a23) 2022/05/04(Wed) 12:55:23 |
バレンタインは、歩けるうちに歩いておくべきだ。 (a24) 2022/05/04(Wed) 12:55:32 |
【人】 充溢 バレンタイン「……興味のある分野だけ、勉強してえなあ」 声色に眠気はあまり宿っていなくて、 その上で溢した言葉は久方ぶりの、不安以外のワガママ。 「その前に、宿題の範囲は聞けてないし…… エルナトか……あるいはAクラスの子が、 他にいてくれたらいいんだけど。どうだろうな」 (41) 2022/05/04(Wed) 13:11:27 |
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