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【人】 言ト霊 羅生>>7 [ 適しているのは距離的にも僕の部屋だ。招いて寝台にでも座ってもらおうか。 珍しく前のめりな緋雁>>8を眺める。そういえば改まって会話をする事はこれが初めてじゃないかな。ていうかその内容は誰に聞いたのかって、問わなくても直青しかいなかった。 ] ……また大雑把に聞いたね? 新人類に興味を持つなんて、緋雁くらいだよ。 俺は君を……とても心が豊かだと思ってる 寄り道をする心が、繊細だと思うよ [ そんなことを言えば笑われたかな? 二ノ宮の群鷺はおおよその事象を把握した上でも人類の根刮ぎにしか興味が無いし、一ノ宮はまずあんまり話を聞いていないよ。なんてくすくす笑う。 戦闘員の思考は設定上シンプルに設計されている。一歩通行で、フィードバックをしない。全ては『旧人類殲滅』に向けて都合良く把握する。端的に言えば、話を聞かない、という表現が正しく近かった。 ] (14) 2023/11/23(Thu) 11:00:07 |
【人】 言ト霊 羅生本題に入ろっか。 まあ俺が──言ト霊が『親』から教えられた事にはなるけれど 『新人類』の旧人類との違いは『地に根差していること』 旧人類の過ちは『自らは自由に空すら飛べるのだ』と思い込んだ事。 飛べないよ。人間に出来るのは、育つことだけ。 [ 思想も命の理由も、この大地も、何もかもは『与えられた』ものである事を忘れてしまい傲った。その心は自分たちこそを唯一無二と捉え、他の生き物の存在価値や存在意義をすべて付属物のように扱った。 小さな欲は、満たすことで大きく育つ。それでも天から『等しく与えられた者』であることを覚えてさえいれば、奪い合う事もなかったろう。 分け与えることがどうしても出来ない。 何度生まれ変わっても治らない。 いつしか人類は地球の『癌』となる。 ] 『sintoisMécanique』は、 その因果のめぐりは穢しきったこの世界にあると考えた。 (15) 2023/11/23(Thu) 11:02:35 |
【人】 言ト霊 羅生だから第一に人類の浄化。これは緋雁たちの役割だね 地を汚す原因である旧人類を根絶やしにすること。 第二に大地の浄化。俺たちが『種』を持つ理由。 この身に保管された種子と、それを育てる為の有機体 この身体でそれを成す。 そして第三に大地の再生……それが、新人類の役割だよ。 (16) 2023/11/23(Thu) 11:03:39 |
【人】 言ト霊 羅生魂が大地に根差しているというのは、 そもそも『人類』のあるべき姿の事を言う。 新人類は正しい人類であると ──要は、手本となるべく産み出される存在なんです。 その為に。……天におわす父の恩恵を、 そして母なる大地を忘れない為に 根を張る、という一種の制約を…… (17) 2023/11/23(Thu) 11:05:04 |
【秘】 言ト霊 羅生 → 蕃神 雷恩遠ざかるまだ幼いその背に安堵した。 己の罪に向き合わなくて良くなったからだ。 けれど本当の罪とは、なんだったかな。 雷恩──その名付けに救われたのは僕だったのに (-7) 2023/11/23(Thu) 11:07:50 |
【人】 言ト霊 羅生[ 緋雁からの問いには答えられるだけ答える気でいた。僕に許される限りの権限で。そもそも伏せる意味合いはもう無いのだ。僕らは既に『人類殲滅』の最低水準をクリアしている。それでも見逃す理由も無いだけで。 緋雁から続いた問い>>9は、それこそが本題という気もしたのは僕だけの認識なのだろうか。 緋雁の『第二の車輪』が上手く回って無いことを、僕は長いこと知りつつ黙っていた。 ──『親』は役職毎にそれぞれ適した教育を施す ──つまり最低は役職の数だけ居るだろうし、広義には所属職員はみな『親』なのだろう。 ──『sintoisMécanique』の所属職員は開示済のデータでは数百人程度とされている。 そう簡素にして彼に、伝える。 ] ……『何か思い出したことはある』? * (20) 2023/11/23(Thu) 11:16:21 |
【秘】 蕃神 雷恩 → 言ト霊 羅生 (-19) 2023/11/23(Thu) 18:51:01 |
【人】 言ト霊 羅生[ 伝えたつもりで伝えられていなかっただろうか。 我々の存在意義を潰すことは即ち『創世』に反すること。 その無邪気さに救われるだけ救われて、君の内に巣食う恐怖を、幾つも? おまえは敵になるの? ] 桜、花。 [ 問いただした先にある解。の是非の判断がつかないまま空を溺れる手を 結び 捕まえて 、抱き寄せた、強く。問おう。 ジャッジだ。 その身体になけなしの温度を、せめて。その言葉の先に『新人類』に足る素質があるかを。 ] (45) 2023/11/23(Thu) 20:42:22 |
【人】 言ト霊 羅生────……桜花。 [ 冷徹な音声にはならなかった。 穏やかに告げる。その瞬間までは、僕はおまえの『父』なのだから。優しく抱擁して寝台に二人でころりと転がる。髪を撫でよう。まだ幼かった頃の君へしたように。 ] 俺も、直青も緋雁も雷音もね ────…………味方だよ……桜花の 今じゃなくていいから、言って、ごらん? すべて、教えてほしい [ 離しはしないよと。今の君に心地よい腕の強さを探りながら、抱きしめて、撫でよう。そのまま眠ってしまえばいい。世界が怖くない様に、そうなるために僕らは在る。 僕は在る。きみが、 『しんじんるい』で、あるかぎり。 ] ** (51) 2023/11/23(Thu) 20:56:15 |
【人】 言ト霊 羅生>>41 自分で見定めても、良いと俺は思うよ。 俺たちが『咲かす事』さえ拒絶しなければ、 ミケは何もしない筈だね。 [ 緋雁は認識していたより明朗だった。数値だけでは分からない事があるなんて、僕らはなんて人間に近しい存在なんだろうかと時折過る。けれどどれだけ倫理観をインプットしようと。道徳的アルゴリズムに空間を持たせようと、『魂』だけが足りてない。循環しない。命ですらなかった。 ] ミケの言うことは、ほら当然……絶対じゃないし? 緋雁たちはミケの利用時間は俺らより少ないだろうし……そうだな ひとつミケの秘密を教えておくと ……奴はホログラム体だけど、握り潰すと『紙』の音と感触がする。 [ おどけて真面目に大袈裟に“内緒話”みたいに。 知ってたかな? って肩で笑う。 群鷺あたりやってそうだもんね。 ] (64) 2023/11/23(Thu) 21:34:47 |
【人】 言ト霊 羅生>>42>>43 [ 『何か知ってるの?』に対しては『何も知らない』。ただ『第二の車輪』──『自我の胎の輪』が乱れている個体に一律で掛ける声が幾つか決まっているだけだ。『親』について問う機体に、与える情報はも同じく決まっている。 ──『何か思い出したことはある?』 出荷時の記憶を持つ個体は少ないが確実に存在する。僕は緋雁の記録をそこまで遡る権限が無いから詳細の把握は無理だけれど、『自我の胎の輪』──”初めの居場所である記憶”について傷がついていると音律はズレてゆく。 僕はね、君にそれをしたかった。 君が『傷』に対して旧人類的な反応をするならば、僕が実に『旧人類的』であることは仕様のひとつだと思えるから。 だけど。 だから。恐らく、その過去について君に詳細を問う様な行動はしないだろう。そうだね、暫くはしない。 ] またこうやって、会話したいな。桜花の、事とか……さ? [ にこやかに見送った。どうか君に幸あらんことを。 願わくば、彼らの傍で。 ]** (65) 2023/11/23(Thu) 21:40:31 |
言ト霊 羅生は、メモを貼った。 (a19) 2023/11/23(Thu) 21:46:52 |
言ト霊 羅生は、メモを貼った。 (a20) 2023/11/23(Thu) 21:47:19 |
【独】 言ト霊 羅生緋雁くんは僕が上手く使えなくてごめんねごめんね。 大抵性格の悪い地獄を編み出すのが前提で生きてるから毒ガスみたいに感じたらごめんね…… 若者が思ったより眩しすぎておっさんはこう、どろだんごぶつけてるかもしれない。 (-38) 2023/11/23(Thu) 21:53:51 |
言ト霊 羅生は、メモを貼った。 (a36) 2023/11/24(Fri) 6:49:24 |
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