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バレンタインは、車椅子に揺られている。 (c0) 2022/05/06(Fri) 21:01:02 |
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。 2022/05/06(Fri) 21:04:57 |
【墓】 充実 バレンタイン『───ご飯、今日は……食べられないな』 食堂に瞳を向けて。 数少ない情緒を映し出していた唇は、 堅く、きつく閉じられているというのに。 『中庭に行こう。 あまりびっくりさせてはいけないから』 どこかしらが、代わりに言葉を紡いでくれる。 ずり落ちかけだった帽子は、 今日はしっかりと頭のてっぺんに乗っかっている。 (+0) 2022/05/06(Fri) 21:05:55 |
バレンタインは、不安な言葉を溢れさせない。あまりにも、不自然なほどに落ち着いている。 (c1) 2022/05/06(Fri) 21:06:51 |
【人】 司書 エルナト姿を再び見せてくれる人。 入れ替わるように消えていく人。 今日はちゃんと定刻より早く、つまりいつも通りの時間に 食堂の椅子に座って、周りを見て。 昨日、待っててと言ったまま消えた子は。 案の定今日の朝は現れないことを確認して。 あぁ、と一人、納得の息をついて。 「……皆、ご飯はちゃんと食べようね。」 昨日、食べたご飯のおかげで、随分ましになった空腹感に 安堵の息をついて、そう言葉を吐くのだった。 (0) 2022/05/06(Fri) 21:08:13 |
【秘】 中等部 バラニ → 司書 エルナト「君も……昨日までの私の方がと、言うのかい……?」 ただ尋ね返すその言葉の中に、どこか寂しげに見えるような表情を僅かに浮かべる。 実際には治っていなくても、もう大丈夫だと思わせれれば彼の親はよかったのだろう。 やがて効き目が薄くなり、もっと強い物を、と薬の量を増やすことになったとしても。 そしてなにより、バラニもこれを飲まずにはいられないほど追い詰められていたのだ。 綻びが生じたそこに付け込まれ、言葉巧みに唆されて、こんなものに頼ってしまった。 「けれども、飲まなければ駄目なのだ、私は……」 そこから言葉は続くことはなかった。 握り締められた薬を見つめて、瞬きをひとつ、ふたつ、繰り返して。 「……私はもう、寝ることにするよ。 なんだか、眠たくなってきてしまったからね……おやすみ、エルナトくん」 強引に話を打ち切るように、バラニは寝台に横たわってしまった。 軽い受け答えには応えてくれるだろうが、他愛のない談笑をする気にはなれなかった。 薬はあなたの手に委ねられていたが。 ▼ (-5) 2022/05/06(Fri) 21:10:14 |
【秘】 中等部 バラニ → 司書 エルナト──翌朝のこと。 またしてもバラニの姿は見えなくなっていた。 昨日の朝と同じだけれど、この朝はちゃんと置き手紙が残してある。 『また先生に呼ばれた。心配はしないでくれたまえ』 手紙にはそう書かれている。 (-6) 2022/05/06(Fri) 21:11:16 |
バラニは、今朝も朝食の場に来ることができなかった。 (a0) 2022/05/06(Fri) 21:13:49 |
リアンは、いつも通り。 (a1) 2022/05/06(Fri) 21:14:13 |
シャルロッテは、食堂を見回したのち、トレイに幾らかの朝食を載せ、すぐに出て行った。 (a2) 2022/05/06(Fri) 21:16:05 |
【秘】 恋の呪い シャルロッテ → 中等部 バラニトン、トン、トン。 ノックの音がゆっくりと三度。 「――バラニ」 「私だよ」 次いで、聞こえるのは掠れた声。 (-7) 2022/05/06(Fri) 21:17:39 |
【人】 童心 クロノいつもより早めに寝て起きて、いつもの朝。 食堂に来て居る人と居ない人を確かめて、 「………あれ……、」 新しく居なくなった二人を、確かめて。 分かりやすく動揺を顔に出した。 配膳の手伝いも食事の準備もしないで、 椅子に座って、じっと何かを考えている。 (1) 2022/05/06(Fri) 21:19:20 |
トットは、ここにはいない。人より食べ物が乗ったトレイも、慌ただしくて軽い足音も、今朝はここにない。 (c2) 2022/05/06(Fri) 21:20:49 |
エルナトは、「昨日までの君の方が好きだった」とはっきり告げた。たとえ今の君も君だとしても。 (a3) 2022/05/06(Fri) 21:21:49 |
【墓】 充実 バレンタイン『動くのには不便じゃないし、 こうして喋ることもできる。 目を使えば文字だって打てるし、 最初はどうなる事かと思ったけど、 意外と普段通りに生活ができちまうな』 まるで眠っているみたいに、 身体が弛緩していて、呼吸で胸が上下してるだけ。 それでも饒舌な電子音は独り言を垂れ流す。 『ああ、でも本は読めないな、─── エルナトから借りた本、返すのはいいとして、 できれば読み切ってからがいいんだけど』 誰かに読んでもらおうかな。 それとも、与えられたタブレットに、 どうにかして入れてもらえないかな。 大人にどんな我儘を言ってやろうか考えながら、 電動の車椅子は少年を乗せてゆったりと進んで行く。 その裏には、ひたすらな不安を隠したまま。 (+1) 2022/05/06(Fri) 21:23:03 |
エルナトは、喪失感を覚えている。それは、それは例えるなら………… (a4) 2022/05/06(Fri) 21:23:21 |
エルナトは、………朝、部屋の置手紙にひとつ、息を吐いてから食堂に来たのだろう。 (a5) 2022/05/06(Fri) 21:24:28 |
【秘】 中等部 バラニ → 恋の呪い シャルロッテ「!」 ノックの音に過敏に反応してしまう。 扉の向こうから何やら少し騒がしい音が聞こえてきた。 「…………シャルロッテ、くん?」 「ど、どうしたのかね……私に、何か用でもあるのかい……?」 返ってくるのは、酷く怯えたような声ばかり。 そしてそれは、いつもの彼の声よりも少し甲高いものだった。 動揺で声が上擦ってしまったのだろうか、それはわからないが。 (-9) 2022/05/06(Fri) 21:27:01 |
バラニは、皆が朝食に向かったのと入れ替わるように自分の部屋に戻って。 (a6) 2022/05/06(Fri) 21:27:49 |
【人】 高等部 ラピス普段通りに食堂に顔を出す。 人が足りないことがいつも通りになっていることには苦い気持ちが混ざるのだけれど。 「………?」 連れてきた下級生たちのトレイに配膳をして、席まで送る。 自分の分もゆっくりと準備をしながら、 分かりやすく落ち着かない様子のクロノを見て思案げにしていた。 (3) 2022/05/06(Fri) 21:28:50 |
バラニは、そのまま寝台に身体を預けて、布団に包まるように身を丸めていた。 (a7) 2022/05/06(Fri) 21:29:50 |
【墓】 雷鳴 バット普段もたもたと食事を選んでいる青年は、今日も小等部を誘導する。 遠巻きに。青年を避ける子は日に日に増えたり、減ったり。 だからいなくなった人々のようにはうまくはできない。 それでも、姿を現さない子どもたちに目を向けて、誰がいないかを確認したりはした。 出来ることは少ないものだ。彼らのようには、できない。 >>5:1 クロノ 「……大丈夫?」「配膳、手伝おうか」 やっぱりそうした仕草をするまでには時間が掛かったから、 最初に貴方に掛けられた声、というわけではなかっただろう。 それでも、通りすがりにちらと声を掛けたりはした。 大きく返事はなかったとしても、気づけになるくらいでいいのだ。 (+2) 2022/05/06(Fri) 21:31:10 |
充実 バレンタインは、メモを貼った。 (c3) 2022/05/06(Fri) 21:35:45 |
【秘】 高等部 ラピス → 雷鳴 バット『不思議ですね』 含みなく返される言葉に、また同じく首を傾げた。 視線が自分の手に向けば、まじまじと眺める。 器用ではない青年の仕草は、どこか好ましい。 いつかは話さなければならないだろうと思っていたそれについて話すために、黒板に言葉を連ねた。 『これが病気だから です』 短くそれだけ答えて、ゆっくりと黒い布地に手をかけた。 現れた素肌は日に当たらないせいで真っ白。 ただ、それよりも異質なものがあった。 部分的に、深い青色の鉱石が肌を覆っている。 そこだけ夜空を切り取って貼りつけたような青色が、あなたの視界に入るだろう。 まるで、ラピスラズリのような。 (-10) 2022/05/06(Fri) 21:36:57 |
【墓】 充実 バレンタインやはり不安はとめどなく湧いているけれど、 それを表現する方法は今のところ奪われた。 選択肢が無くなってしまったら、 考えることが少なくなって済む。 消極的な、ポジティブ的思考だけを頼りに。 これがもたらされた治療の結果で。 バレンタインに与えられた、 “病と、ギムナジウムに対して最適な形”だ。 (+3) 2022/05/06(Fri) 21:38:00 |
【秘】 恋の呪い シャルロッテ → 中等部 バラニ扉の向こうで立つ音に、瞬きをひとつ。 誰かがいるのは間違いない。 エルナトは食堂で見かけたから、順当に考えれば、それはバラニの筈だ。 そうして思考を巡らせている間に、室内から声が返って。 「そうだよ」 「食堂にいなかったから、朝ごはんを持ってきたの」 「開けてくれる?」 何だか妙に高い声だと思った。 酷く怯えているようだから、そう聞こえるだけかもしれないけれど。 何にせよ、受け答えから、目的の人物であることは確かだろう。 そして、こんな風に動揺しているのなら、昨日の彼とは違うということだ。 『お願い』を、聞いてもらえたのかもしれない。 (-11) 2022/05/06(Fri) 21:40:39 |
【人】 童心 クロノエルナトとバットの声と、ラピスの表情にハッと顔を上げ ぶんぶんと首を横に振る。 「 な ん、」 「なんでもない、 だいじょうぶ、 なんでもない…… 」焦り調子で言いながら椅子を降りて、 ぱたぱた、食事の準備へと向かっていく。 (4) 2022/05/06(Fri) 21:41:56 |
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