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【独】 新人クルー ゲイザー意外とゲイザー癒しって言われてて恥ずかしいし申し訳なくなってきた!!ごめん!!でも玉突き事故!!あたしのことはきにしないで!!あたしは透明人間。くうき。かすみ。 (-0) 2021/07/07(Wed) 20:00:33 |
【人】 ディーラー サダル>>該当する幸運なもの達へ 「………………」 豪華客船の旅、五日目。 どこかに電話をかけている。 感情という感情は全て内側に押し込められた。ただ濁り切った深緑色の瞳が、記憶の中にある『共犯者と裏切り者を除いた数名』へ静かに向けられている。 取るも取らないも自由だ。 クルーズはどのように楽しんだっていいのだから。 女はその時、いつも着ているディーラーの制服などではなく。 夜の闇をぶちまけたような燕尾服を着て、通信機器を持つ手とは反対の手でペストマスクを手にしていた。 (0) 2021/07/07(Wed) 20:03:20 |
【赤】 ディーラー サダル──豪華客船の旅、五日目。女は電話を鑑賞室からかけていた。 人払いが済んだ共犯者たちの為の隠れ家。 まだ、VIPたちが使用するカメラの映像も繋いでいない頃。 (*0) 2021/07/07(Wed) 20:04:00 |
【人】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル>>地上 『Attention, all passengers! 』 ボイスチェンジャーで年齢も性別も有耶無耶になった声。 『ごきげんいかがかな?クルーズ、楽しんでいらっしゃいますか? ──私はエンヴィー。この船内で密かに流れている"失踪の噂"について、実行犯とも言える者だよ。』 (1) 2021/07/07(Wed) 20:05:35 |
【人】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル>>地上 『ナフ、ムルイジ、カウス、ダビー、バーナード、ラサルハグ、テンガン……。 この中に君が聞いたことのあるお名前はあるかな。 そう、"噂"に巻き込まれてしまった人たち。運が悪ければ君もこちら側に来てしまっていたね。 ……もし、彼らに興味があるのなら。このままこの通信を聞いてほしい。 クルーズを今のまま楽しみたいときはどうかこのまま切断を。それもまたいい判断だ。滅多に味わえない格別な船の旅を満喫してくれるとこれ幸い』 (3) 2021/07/07(Wed) 20:06:51 |
【人】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル>>電話を聞き続ける事を選んだ人たちへ 「 ……もし。君に動ける余力があるのなら。 私とゲームをしようじゃないか。 仮面を被った従業員達の中に、彼らがいる。 探し出して、私エンヴィーが誰なのか聞くといい。もっとも、彼らは新人さんだ。あちこちで"研修"を受けていたり……どこかで働いているかもしれないけどね」 "嫉妬"は軽やかに言葉を紡ぐ。 「そうして私を見つけたら、排除するといい。そうすれば"エンヴィーによる乗船客の失踪"は止まるだろうからさ。 ……排除の仕方がわからない?噂でも何でも流すといい。私を直接刺しにきたって構わない。 昨日だって『ラサルハグという乗客が一枚噛んでいる』という噂で本当にあの人が連れて行かれてしまったじゃないか」 (4) 2021/07/07(Wed) 20:07:40 |
【赤】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダルあーあ、バラしちゃった。 多分私はタダじゃ済まないよね、これ。 ざわつく関係者とか賓客とかいるのだろう。焦る奴とかいるのかな。 それって、とっても── 「──反吐が出るほど気持ちがいい。 私が妬み続けた到底敵わない偉そうな人間の厚いツラを崩せるなんて、最高じゃないか」 悠々と特等席に座ってこちらを眺める悪趣味な賓客が妬ましい。 不快でも苛立ちでもつまらなさでも。自分を見下ろしてくる人間の顔を曇らせることが出来るならそれでいい。 (*1) 2021/07/07(Wed) 20:08:13 |
【人】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル>>地上 「……話は以上。私は噂を聞いた人たちがどうするか、見守らせてもらうよ。 止めようと動くのもいい。見なかったことにして静かに過ごしてもいい。 豪華客船の旅は終わりに近づいている。 どうか悔いなき選択を。──それでは」 "実行犯"の連絡はそこで切れるだろう。 (5) 2021/07/07(Wed) 20:08:44 |
【人】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル/* 人狼CO及び吊り懇願ロール(任意) です。また、もし墓下の方が地上の人と接触できるなら「サダルが船側の関係者である」事を地上の人に話しても構いません。 地上の人から話してもいいだろうし、墓下さんから話しても構いません。 勿論任意投票する上でそういったロールをするかどうかもお任せします。 でもこの時期気圧と梅雨とその他で各位スーパーお忙しいかと思いますので、見なかったことにしてもらってもいいです。 絶対ではありませんので、これら何もかも全てご自由にお使いください。全てはカッサンドラの見る予言のままに。 (6) 2021/07/07(Wed) 20:09:04 |
【赤】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル「…………ぁは、あははっ、あははははは!」 抑えきれない。笑いが止まらない。もう、笑うしかない。 今まで、ずっとずっと我慢してきたのに。 男の声が、頭に響く。 " 盛り上げて、先導して、昂らせて、 巻き込んで、喝采を受け、注目させる。 それこそが賭けに興じる者の本懐だろうがよ。" 「……やったよ。ああ、やってやったとも」 賭けるチップは自分自身。 もう後戻りなど出来やしない。 全てを投げ打った後の自分の心は、それでもどこか清々しさに満ちている。 (*2) 2021/07/07(Wed) 20:10:22 |
【赤】 ギャンブラー サダル「ッ見ているか、ムルイジ! 誰より一番妬ましい存在よ!」 狼は、吼える。 「これが私、エンヴィー……いや、違う! 勝負師サダルの大博打だ! 裏切りと駆け引き蔓延る豪華客船、イースター・カッサンドラ! 絢爛豪華な宴の仮面を被ったこの欲望塗れのテーブルで、私は全てを賭して勝負する! 勝つのは──この私だ!」 (*3) 2021/07/07(Wed) 20:11:02 |
【赤】 ギャンブラー サダル泣きそうなほどに顔を歪め、女は力無く笑う。 けれどそれも束の間のこと。女はすぐにペストマスクを被り直し、再び動き出す。 来るべき結末が訪れるその時まで。 「…………あはは、ああ……仮面を被らないでいるのって、こんなに楽しかったんだな………………」 …… ……ねえ。どうしてこんなことしたと思う? 何が勝利で、何が敗北だと思う? 共犯者の私が公開抽選等で排除されること? いいや、違うよ。そんなの宣戦布告した以上、そして落ちてきた者を今徹底的に管理しきれていない以上、いずれ私は落ちる筈だから。 私は、何に賭けたと思う? それはね──。 私は醜い人間。そしてこれからもっと穢される。華やかな世界と程遠い、愚かで惨めな女。 君はさ、そうなった私を……本当に欲しがってくれるのかな。 地の底で、待ってるね。 (*4) 2021/07/07(Wed) 20:12:00 |
ニアは、電話をそこで切りました (a0) 2021/07/07(Wed) 20:13:09 |
キファは、通信を聞いた、いつも通りのポーカーフェイスだった。 (a1) 2021/07/07(Wed) 20:14:41 |
ラサルハグは、最後の仕事を終えた。 (c0) 2021/07/07(Wed) 20:15:42 |
ラサルハグは、用済みになった。 (c1) 2021/07/07(Wed) 20:15:49 |
ラサルハグは、舞台から降りた。 (c2) 2021/07/07(Wed) 20:15:55 |
ラサルハグは、下卑た視線に晒された。 (c3) 2021/07/07(Wed) 20:16:00 |
ラサルハグは、哄笑の的となった。 (c4) 2021/07/07(Wed) 20:16:04 |
ラサルハグは、今まで自分がして来た事の、その報いを受けた。 (c5) 2021/07/07(Wed) 20:16:09 |
ゲイザーは、………………。 (a2) 2021/07/07(Wed) 20:18:13 |
【墓】 痛覚鈍麻 ラサルハグ乗船して以来、幾度も足を運んだ観賞室。 そこへ連行される側になる、というのは どうにも奇妙な気分だった。 ──緩く、かぶりを振る。 装いは『ラサルハグ』の着ていただぼついた服ではなく 『スロウス』の着ていた、白を基調とした上等なスーツでもなく 今となってはもう、『従業員の制服』に身を包んで。 首輪から伸びた鎖が大仰に、がらりと鳴った。 「……『研修』は、既に一通り受けています それでも、あなた達が必要だと判断するのであれば どのような内容であれ、如何様にでも受けましょう」 重い口を開く。 それを自分から宣言しろ、というのも上からの意向だった。 けれど、後に続く言葉は言えと指示されたものではない。 「…あなた達さえ望むなら、以前と同じように 共に『お客様』の為、その謀略の為に動く事もできる」 「なぜなら、内通者であろうと、従業員であろうと 僕が道具であるという事は変わらないからです」 (+0) 2021/07/07(Wed) 20:18:33 |
ラサルハグは、『従業員』からの暗い視線に晒された。 (c6) 2021/07/07(Wed) 20:18:49 |
ラサルハグは、それでいい、と思った。 (c7) 2021/07/07(Wed) 20:18:54 |
ラサルハグは、きみの望みが叶えばいい、とも思った。 (c8) 2021/07/07(Wed) 20:18:59 |
ラサルハグは、やはり、嘆く事も苦しむ事も無かった。 (c9) 2021/07/07(Wed) 20:19:06 |
ラサルハグは、ラサルハグにとっては、なるべくしてそうなった事だ。 (c10) 2021/07/07(Wed) 20:19:10 |
テンガンは、暗い表情を──して、いない。 (c11) 2021/07/07(Wed) 20:19:25 |
テンガンは、燃えるような、ギラついた瞳をしている。 (c12) 2021/07/07(Wed) 20:20:16 |
テンガンは、 喜びを、仮面の下でなければ隠せないでいる。 (c13) 2021/07/07(Wed) 20:20:36 |
ナフは、部屋の隅で震えている。どうしてここに自分がいるんだ。 (c14) 2021/07/07(Wed) 20:21:20 |
ナフは、ここにいる人を、見た。 (c15) 2021/07/07(Wed) 20:25:58 |
【人】 凄腕占い師 キファ「……お客さん、増えそうだな」 不安、恐れ、そういったものから逃れたいからこそ人は占いを求める。 占いを商いにする以上は……身の振り方を考えなくてはならないか。 (7) 2021/07/07(Wed) 20:29:49 |
アンタレスは、感情を処理しようと試みた。 (a3) 2021/07/07(Wed) 20:32:58 |
アンタレスは、わからない。 (a4) 2021/07/07(Wed) 20:33:35 |
痛覚鈍麻 ラサルハグは、メモを貼った。 (c16) 2021/07/07(Wed) 20:39:27 |
【墓】 灯る幸災楽禍 テンガン「くはッ、ハハハ、 はははははッ!!」 ──ただ、狂喜する。 一夜にして、人間が、それも警察官が“ヒト扱い”すらされなくなる。嗚呼、成ってみればやはり大したことではないじゃないか。それでも、俺はこんなに人間らしい感情を取り戻せた。 何度も、何度も何度も何度も、 自分は言ってきた。 “船のシステムはどうとも思わない”と。 “ただ、それを悪用して、人道から逸脱した行為に出るものに破滅を与えたいだけ”なのだ、と。 少し前までは、 自分はそのためだけに生きてた抜け殻だった。 だけど今は違う。 空っぽの器には、水が満ちている。 『破滅を与えられる』ことが“嬉しい”んだ。 友人を虐げ。船の売る商品を必要以上に痛めつけ、壊し。それを肴に酒を飲む者たち。この船ならあらゆる手を尽くして、そこに(概念として)毒を仕込むことだってできる。ああ、そう、この恋焦がれる乙女の様な気持ちは、 カタルシスへの想い! 警察なんて肩書きを掲げるより、“標的として、従業員に身を窶していた方がよっぽど干渉しやすい”。 いや、果たして標的は──どちらなのだろうか? 画面の下で、牙を剥き、笑う、笑う── (+1) 2021/07/07(Wed) 20:48:35 |
【墓】 翠眼の ダビー>>【4日目・バーナード】 あなたの表情が崩れる様を、あなたの喉が快楽を拒むのも、そうして多大なる苦痛を背負うのも、そのどれもを見て、全てを受け止めて、 ──ふつり、と何かが切れる音がした。 「く……ッくく、あはははははは!!!!!」 哄笑。ああ、苦しい、悲しい、痛い、辛い、耐えられない── 笑いを堪えるなんてできそうにもない! 欠けてしまった『常識』の内側から、割れてしまった卵の内側から、口にするのもおぞましい怪物が顔を覗かせている。 観客の反応はまちまちだ。苦痛の声に悦ぶ者、『前回』と同じ展開に呆れる者、あなたの反応でささやかな賭けをしていた者達の身勝手で他人事な感想戦。あなたの失った右目をスプーンの上で転がしていた青年は観客の皆々様に掲げるようにしてその"珠玉"を見せ、あなたと向き直り。 あなたが見ていても見ていなくても、青年自身の喉奥に転がし、やがて嚥下した。 言っただろう?『お前をひと欠片たりとも譲ってやれない』と。 「ああ、惨めで、かわいそうで、不幸なバーナード・フェデラー。 よくよく頑張ったあなたにもご褒美をあげましょう。」 言いながら青年は手枷につく鎖の長さを調節させ、黒服達に運ばせたベッドの上にあなたを横たえさせることだろう。青年もまたその上に乗り、あなたの脇腹辺りから首筋にかけてくすぐるような、煽るような口付けを落として。ほっそりとした美しい手指が、それをなぞるように撫で上げて行く。 かつてあなたが青年にそうしたように。 (+2) 2021/07/07(Wed) 20:49:54 |
ナフは、聞こえてきた笑い声に、酷く怯えている。 (c17) 2021/07/07(Wed) 20:50:13 |
灯る幸災楽禍 テンガンは、メモを貼った。 (c18) 2021/07/07(Wed) 20:53:50 |
【墓】 悪い子 ナフどうして。 自分は何もしていないのに。 どうして連れ戻されなければならなかった? どうして どうして どうして。 少年はもう逃げ出すことが出来ない。体が酷く震えて、その場に蹲っていることしかできずにいる。 そこにいるのは、暗殺者ではなく――― 恐怖に怯え竦むただの少年だ。 (+3) 2021/07/07(Wed) 20:55:18 |
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