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【人】 三年 菊波 空[アーケード街、途中先に言った通り、美術学部の顔見知りにビデオカメラをパスとしたりなんかすれば後は自由の身だ。] んで……俺からみた店、なら、こっちにするか。 [古本屋も悪くない、品揃えという点で変わったものまであるという点は否定しないが、特別変わった本屋であるというものでもない。だからと先程歩いていたときに示した箇所>>180である少し狭い道へと誘っていって赤レンガの建物の前で立ち止まる。] ここ、いってた時計屋。 [看板がかかっているというのもあるが、薄暗いながらもカーテン越しに覗く時計の数々でわかりやすいだろう。] 入ってすぐは静かにな。そのほうが……なんていうか、俺は好きだ。 [店主がどうとかではなく自分の好みというようにいって。扉を開けて杏音とともに入店する。 薄暗いなか天上より吊るしたランプの灯りが壁を敷き詰めるような壁掛け時計にあちこちに並べられた大きな古時計を映し出す。 時間は全てばらばらで、針の音や振り子の音が幾重にも重なりながら静寂とした空間を充溢させていた*] (227) 2020/11/14(Sat) 21:31:54 |
三年 菊波 空は、メモを貼った。 (a30) 2020/11/14(Sat) 21:33:56 |
【人】 三年 菊波 空― 時計屋 ― [扉をそっと締めてしまえば、音の反響がより綿密に広がる。 少しだけの間、何も考えずに身を任せるように、時計の針の動きをぼんやりと眺める。 心臓の脈動のようにも聞こえる。だがそれはホラーなどの恐ろしさによるものとは違い、胎内の中にいるような、少々眠りを誘うような音色。 注意事項に素直に従った杏音>>238はどうしているかな。とその横顔を見つめて、彼女の琴線にも触れたらしい。言葉もなく笑みを刻む 00分を告げる鐘の音が一つ鳴り響いた。鐘の音が鳴り終えるまで待った後、音を混じらせるのを嫌うようにしながらも店内を周ろうか。と杏音の手にそっと触れ手を引いて店内を一周する。 奥には置時計や動物の形をした時計など様々なものがあるし、単眼鏡を使ってネジを巻くのに集中している初老の店主の姿もあるだろう*] (249) 2020/11/14(Sat) 23:06:01 |
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