人狼物語 三日月国


68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】

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【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 裏方 サダル

「書いて欲しいよ、一緒に笑える台本を……でも」

顔合わせで手伝ってくれて。
雑貨屋出揃いのペンを買って。
3人で会議したあの日が存外楽しくて。

それで二人を一緒にしてもらおうと思ったのだ。

だってサダルなら。

キファと幸せになってくれると、そう信じたから。

「俺……サダルの事好きだけど……
    キファが好きなんだよ…………」

震える声で、誰にも言えなかった事を呟いて、人形は泣いた。
(-321) 2021/04/24(Sat) 1:58:48

【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 星集め メレフ

「――――っ」

恥ずかしい、無理だと首を振る。
もうすでに熱い顔が、まだ熱が籠もるのかと驚くほど熱くなった気がする。
きっと、見ている方は面白いほど赤くなってるに違いない。
何か言葉にしようとするたび、叫びたくなるほどの快楽を与えられ、溺れた。

聞かれたくない。

耳元で囁かれるとびくりと肩を震わせる。
だけどそんな理性で止まれるほど余裕があるわけがない。

聞かれるかも。

でも。

でも!!


「良い……からっ、も、良いからっ、いれて、くれよっ」

欲しくて。
欲しくてたまらなくて。
耳で遊ぶあなたの肩に両手でしがみついた。
(-331) 2021/04/24(Sat) 2:17:36

【人】 流星の騎士 ヌンキ

>>142 ヘイズ

「おや、ヘイズ。俺を探してどうかしたかな?」

名を呼ばれた気がして振り返った。
会議室にはちゃんと戻ってきたようだ。
(145) 2021/04/24(Sat) 8:29:20

【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 星集め メレフ

こんなになる前に、挿れればよかったのに……


朦朧とした頭の片隅でそう思う。
隙間がないほど密着し強く抱きしめてくれる男の主張が自分の腹にあたれば、恥ずかしさと期待で頭がおかしくなりそうだ。

「あっ、あ……ぅあぁ――――っ」

完全に解されきっているそこは、先端を押し込めるだけで吸い付くように、欲しがるように開こうとしている。伝わってくる熱量と圧迫感は指のときよりも大きいけれど、痛みは殆ど感じない。シーツを掴んで耐え、浅く長く息を吐けば、緩んだそこはみるみる内に貴方の昂りを受け入れてしまったことだろう。

入らないと思ってたわけではないが、もっと痛いものだと思っていた。
後孔は本来、男の昂りを受け入れる場所ではないのだから。
知識がなかったわけでもなく、だからこそ酷く犯されるのを望んだというのに、この男は。

優しすぎるんだよ……


撫でてくる手に目を細め、手をのばす。貴方の背に捕まれば「動いてよ」と耳元で囁くだろう。
(-400) 2021/04/24(Sat) 9:09:57

【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 裏方 サダル

恋かと聞かれれば。

「そう……だけど」

と、しどろもどろになりながら頷いた。
待って欲しい、なにか展開がおかしい。そんな気になってしまう。
だけど、説明するかのように続く文章にはひゅっと息を呑んで目を見開いた。
文字通り、時が止まったかと思った。

「……対価……だって?」


対価で恋をなくすなど、どうやって。
そう考えた頭の中に、ひとつのギルドが思い浮かぶ。

(-402) 2021/04/24(Sat) 9:36:48

【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 裏方 サダル

「まさか……君、恋心と何かを……等価交換したのか?」

何ということだ。
サダルがそれほどまでに欲した物がわからない。
一体何故、こんなことをするのかわからない。

奪いに来いだって? 俺に?

恋も愛も知ることを許されていなかった俺に、キファに何も告げることなく別れた俺に一体何ができるというのだろうか。

そんな事をすれば、
今の俺は消えてしまうかもしれないのに
―――――

頭を振った。
無理だ。もう恋する二人を見守る天使ではいられない。
目を閉じて、額に落ちてきたキスを受け入れる。
自分もキファにやったことだ。額へのキスは”祝福”を意味しているとどこかで聞いたことがあったから、それくらいは赦されるとそう言い聞かせて。
まさかそれをされる側になると思わなかったと、心のどこかで思いながら貴方に身を委ねるだろう。

貴方のいう”面白さ”はわからないではないけれど。
やっぱり、現実の自分はそれを由とはしたくないなとも、そう思うのだった。
(-403) 2021/04/24(Sat) 9:38:18

【人】 流星の騎士 ヌンキ

>>147 ヘイズ

「あぁ。それは勿論――
 え、今から行くのかな?」

などと言いながら連れて行かれるだろう。
急な誘いだ、きっと。
なにか別の用事でもあるのだろうと思いながら。
(151) 2021/04/24(Sat) 10:28:08

【人】 流星の騎士 ヌンキ

>>155 サダル

「あぁ、ここなら大丈夫かな。
 キファとサダルのこと? そうだね……約束だから教えないと」

腕を動かしたりして軽く準備運動しつつ頷く。
今日は聞かれることには答えよう、そう決めた顔だ。

「ヘイズも準備運動は大丈夫かい? それなら―――」

と、まずは暫く基礎の護身術を教えるのだろう。
(156) 2021/04/24(Sat) 12:33:48

【人】 流星の騎士 ヌンキ

>>159 >>161 ヘイズ

「護身術ってのは何も持ってない状態で襲われた時に身を守るために使うものなんだ。
 俺だって丸腰の時は使うんだよ」

素直な感想に、おかしそうに笑いながら言う。
剣を持ってれば剣を使ったほうが早いのは当たり前なのである。
そうして暫く教えたのち、ヘトヘトのアナタを見て木陰に座るのを勧めるでしょう。

「さ、休憩にしよう。約束の質問にも答えようかな」

ヘイズと違い、ヌンキは日頃から騎士として鍛えてる為か息一つ乱れてはいない。
勧めた木陰に一緒に腰をかけると、晴れた空を見上げた。

「そうだよ。”幸せになってほしい二人”を選んだんだ。
 好ましいと思えないのに幸せになってほしいなんて、思えないだろう?
 後はそうだね……君の師匠さんなら、キファを大事にしてくれると思ったからかな」
(170) 2021/04/24(Sat) 15:26:27

【人】 流星の騎士 ヌンキ

>>176 ヘイズ

「――……すくなくとも、お互いを嫌いではなかったはずだ」

苦笑した。というよりもせざるを得なかった。
そうとしか答えられなかったからだ。
二人が元々恋愛的な意味で好きあってはいなかったのは、これまでの二人の話を聞いて明確にわかっていたから。

「キファからは独りよがりだと言われた。でも……後付けの絆でも、ついて育てば本物になると思ってたんだ。だから俺は二人が幸せになってくれれば……それでよかったんだよ」

短く、息を漏らす。
それで良かったはずなのに、胸が苦しい。
表情は”良かった”と言ってるようにはとても見えないだろう。
(179) 2021/04/24(Sat) 16:39:56

【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 星集め メレフ

「ばっ……あ、ああ、っふ、ぁあ――」

煽りになにか言い返そうにも、そんな余裕はもうどこにもない。不敵に笑う笑みを間近で見ながら近くの部屋の人に聞かれても仕方のない声で喘いだ。汗が落ちてこようよも、最早どちらの汗なのかわからないくらいどろどろだ。むしろ、そんな余裕の無い様子に貴方も多少は夢中になってくれてるのかと嬉しくなってしまってるのだから始末に悪い。

限界などとうの昔に何度も迎えさせられていたけれど、それでもまた達しそうになれば身体は痙攣を起こしたかのようにビクビクと震えた。

自分を呼ぶ低い甘い声が耳に響いた。

今は、今だけは。
愛されても赦される?
愛されても消されない?


うわ言のように呟いては貴方にしがみつく。
だって消えたら、もう見守ることは出来ない。
あの声を聞くことも許されない。
自分はまた犯罪者への道をたどる。

それでも悲しいことに与えられる快楽は途切れない。
何度も、何度も貫かれ教え込まれ、意識がなくなるまで愛を注がれたのだ。

(-543) 2021/04/24(Sat) 20:26:37

【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 星集め メレフ

「…………ん……」

なんだかすごくいい夢を見ていた気がすると、ぼーっとしたのもつかの間。
微睡みからうっすらと目を覚ますと頭の上から声が振ってきた。
慌てて自分の口を手で抑えようとしたが、抱きしめられていては残念ながら手はそこまで届くことはない。

流石に夢と思うこともなくちゃんと覚えている。
身体に散らばる赤い痕は動かぬ証拠だ、きっと、貴方の肩にも引っかき傷のような痕がついてることだろう。

「……大丈夫なように見えるのかな」

悲しいかな。
身じろぎ一つできそうもない。抱かれているからというのもあるが、単純に腰が立たないのだ。
それでも日頃鍛えているため体力はある。後少し休みさえすれば腰の痛みは笑顔で誤魔化して、なんとか皆の前に出ることはできる程度のものだろう。
つまり、大丈夫なのだ。

「……ねぇ、なんでこんな抱き方をしたの」

俺に愛情があるわけではないくせに、とぼそりと呟いた。
(-546) 2021/04/24(Sat) 20:27:58

【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 役者 サダル

「そうだね……彼は、優しいよ」

メレフの名前が出れば、何か身に覚えがあるのかふぅ、と息をついた。

「……俺の選択……か」

選択をしてどうなるのだろう。
わからない。
責任を取るというのは、どういうことなんだろう。

奪いに行く?

どこにだ。
サダルはどこにキファを連れていくつもりなのだろう。

わからないことだらけだ。

「ねぇスクリプトって何―――」

考えてる間に貴方は離れていく。
質問も聞こえてはないだろう。
残ったのは胸の中の苦しさだけだ。

それでももう、3人このままではいられない事だけは認識せざるを得なかった。
(-556) 2021/04/24(Sat) 20:50:03

【人】 流星の騎士 ヌンキ

>>185 ヘイズ

「そ、そうかな? それならいいんだけど」

ヘイズの力説に少しだけぽかんとなりつつも、ありがとうと言って笑った。
無駄でないのなら嬉しいのだ。悲劇になってもらっては困るのだから。
このあとサダルが部屋に訪れて衝撃の台本を見せてもらうのだが、それはまだこの男は知る由もない。

「台本を書き直したって言ってたからね……どんなものか楽しみだな」

自分が苦しいのは構わない。
だけどそれをあの二人に晒すわけにはいかない。

だから心に新しい蓋をしなくては。

騎士はそう心に誓い、愛らしい貴方の頭を撫でた。
(223) 2021/04/24(Sat) 21:05:32

【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 星集め メレフ

そういう事じゃない。
と言い返そうとしたが、言葉は紡がれない。
前髪に温かな熱を感じて、言葉にならなかったのだ。

「こんな事は……初めてなんだ」

貴方の胸に頭を押し付けて小さく呟く。

決められた人生を何度も歩まされている中で例外は一度もなかった。
全てを覗けたわけではないけれど、そんな例外があるなら蓋を開けて溢れ出たそこからわかるはず。

本当なら、そろそろ自分は死ぬ頃だし。
こんな場所に来てないし。
貴方はおろか、キファやサダルにも会ったことはないのだ。

それなの今、こうして一度も得ることのなかった物をもらっている。
一体どういう事なんだろう。

考えても分かることじゃない。
分かっていても考えてしまうのは悪い癖だ。

「ばかだなぁ、こんな温かさを教えたら……
 また欲しいってねだるかもしれないよ」

そう言って困ったように笑った。
(-570) 2021/04/24(Sat) 21:23:16

【人】 流星の騎士 ヌンキ

「さ……って、今日も皆ありがとう。
 夜は部屋から出ないでくれよ、明日もよろしく」

もうほとんど会議になってないが一応宣言だけは必要だろう。
解散を宣言すると、一人、また一人と姿を消す皆を見送り、ヌンキもまた部屋に戻った。
(232) 2021/04/24(Sat) 21:36:11
ヌンキは、去り際、なんだか疲れた顔をしていた。
(a115) 2021/04/24(Sat) 21:37:00

ヌンキは、夜、部屋を出てどこかへと駆け出した。
(a131) 2021/04/24(Sat) 21:52:58

ヌンキは、サダルとキファを探し続けている。
(a137) 2021/04/24(Sat) 21:59:13

 




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