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【人】 一年生 花巻 楓[お礼を言って、またね。と手を振りかけて。 可愛いって言ってくれたのは、ぱち、と目を瞬かせたけど 兄弟とは違うけど、なんとなく似たような感覚がある相手の言葉だったから] えへへ、ありがと。 おばあちゃんが折角だからって 篠田屋さんで仕立て直してくれたんだ。 [甚平褒めたお返しに、かもしれないけど素直に受け取ってお礼を言って たいやきを手に戻る朱鷺也を見送って (そこでようやく背中の朱鷺を目にして驚いたのは余談だけど) 客足が衰えそうにない人いきれに、まだ居た方が良いなって判断して 朱鷺也からの差し入れ、ぬるくなっちゃわないうちに早速口をつけながら店番を続けることと相成った**] (330) 2021/07/24(Sat) 20:32:51 |
【人】 一年生 花巻 楓[祖母が彼女を家に何度か招き入れていた頃>>212 あたしも含めた家族は大体お店に立ってたから、 祖母以外が彼女とお茶を一緒にしたことは無かった。 けど、ちょっとでもと渡したお金が即座に募金箱へ投入されたのを見て 祖母は理由もないのにお金を渡す方が失礼だったねって頭を下げた後、 話し相手になってくれないかいってお願いした所には居合わせてた。 それからたまに彼女が店に来ると、父が試作のお菓子を作って 食べてもらうことが祖母の、父も密かな楽しみでもあったのだけど 彼女をよく思わない人が、わざわざ人を引き連れてまで来たことで その楽しみは奪われてしまった] (342) 2021/07/24(Sat) 21:13:42 |
【人】 一年生 花巻 楓[祖母や父は、彼女が来なくなっても表向きは変わらずに過ごしていた。 件の店に思う所はあれど商店街内でいざこざを大きくするわけにもいかないし、 彼女が来なくなったことを咎める筋合いだって無いから。 でも、それから暫く過ぎて彼女がまた店の前に来てくれて>>213。 あ、って声をあげたあたしはすぐにお店の外に出て駆け寄った] ひさしぶりだね! まっててね、すぐおばあちゃん… あれ?どうしたの? [おばあちゃんを呼んでくるから、って言おうとしたけど 店先に立ち止まったままの彼女に気付いて首を傾げたら 紙でできた籠を、おばあちゃんに渡してくださいって頼まれて。 その中にはお花や茸、草が綺麗に並んで入ってて これ何?って聞くより早く、お礼を残して走り去っていってしまって。 困ったあたしは、祖母に籠を手渡しながら経緯を話したのだが] (345) 2021/07/24(Sat) 21:14:38 |
【人】 一年生 花巻 楓『…甘やかしてって言ってもね、子供に罪はないんだし 仮にあの子が本当に貧乏神だとしたって、 神と名の付くものを邪険に扱う方が よっぽど罰当たりだろうにねぇ…』 [二度と店に立ち入らないと彼女が決めたことを察し、その心中を思い 背中を丸めて悲し気に呟いた祖母の姿が子供心にも萎れて見えて。 また来てくれたら良いのになって、 そしたら今度はあたしも一緒にお話するのになって。 そういえばあの時、そう思ったのに。 あたしは何で、自分から話しかけにいくってこと 思いつかなかったんだろう**] (347) 2021/07/24(Sat) 21:15:49 |
(a78) 2021/07/24(Sat) 21:20:31 |
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