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【秘】 1117 闇谷 暁 → 3839 南波 靖史駆け出し貴方を追い掛けて その腕を掴もうとするだろう。 振り解かれたとしても、そのまま言葉を投げ掛ける。 「──そもそも別に、貴戸とは恋人関係じゃない。 ………俺の感情は置いておくとして。 まあ、まずは……答えてやる。今度と言わずにな。 どちらか、と言われれば W自分がW という答えになるが……何故不安を煽る? 手伝うって何だ。お前は何をする気なんだ。 俺は別に、お前に何かしてもらう必要は無いぞ。」 貴方の吐いた言葉の意図を探るように じろりと睨んで貴方を見る。 (-111) 2021/09/19(Sun) 1:35:59 |
【秘】 3839 南波 靖史 → 1117 闇谷 暁別段逃げるつもりもなく、 容易に腕が掴まれ足は止まるだろう。 「みたいだね。『今は』」 恋人関係についての否定に、それだけを返して。しばらくはあなたの返事に耳を澄ませる。 それから最後の言葉にハハ、と思わず軽く笑いが漏れた。 「不安を煽る、そう取れる?事実じゃないかな。今は『ご褒美』とやらで釣ってるけど、もし誰もそれに乗らなくてセックスし出さなかったら?……当然、どうなるかは暁くんだってわかるだろ?」 今回だって、許容範囲なのか、実はギリギリであと数回がなければテコ入れが来る。それすら一切が読めないのだ。ならば、『しない場合のペナルティが来る』。 それはあくまで可能性だが、ないとも言い切れないほどの。 「だから相手に困るでしょ?そん時に俺がセックスしてあげようと思って。俺、気持ちよくするの得意だし」 (-116) 2021/09/19(Sun) 3:09:20 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 3839 南波 靖史「今は、って……。」 まるで未来は変わるかのような言い草。 何か言おうかと思ったが、それよりも、と一度口を噤む。 ────貴方の言うことは、最も、Wその通りWだ。 報酬の保証がある以上、その逆も存在するのだろう。 まだ少年院では短い期間しか過ごしていないが、 ここは、そんな都合が良いばかりの世界では無い事を知っている。 故に、まだ明かされていない、僅かな可能性を恐れる。 それを貴方に、再認識させられた。 ただ、それだけだった。 「…………そうだな、俺が悪かった。 今一度、解答を改めさせてくれ、 『自分が誰かと触れ合う』 のが良い。……あいつには、手を出されたくない。 そんな理由で他の誰かと、と……考えたく無いんだ。 いつでも良い……俺の相手を、してくれ。 ……わがまま、聞いてくれ……………頼むよ、南波……。」 言葉は次第に弱々しい音になり 貴方を掴む腕が、段々と縋るような手付きになった。 (-117) 2021/09/19(Sun) 3:34:29 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁肩に走る刺激。歯を立てられたのだから痛みは当然あるだろうが、果たしてそれだけだろうか? 「ッぅあ!?……ぐ……ッ、……っ、ゔ……」 熱で全てが曖昧になった頭では、鋭い痛みと快感の境界線も有耶無耶になってしまっていた。 荒い呼吸を繰り返していた口から普段より少しだけ高い声がこぼれ落ちる。自分でも信じられないとばかりに目を丸くさせた後、思い切り自分の唇をきつく噛み締めて電撃にも似た刺激の残滓をやり過ごす。 「……ぅ……は、ぁ……っ。あかつき、暁……っ」 最初の衝動を耐えても、肩から燃え広がるような痛みは終わらない。それでも、少年は決して振り払う真似はしなかった。したくなかった。 それでいい。いくらでも噛んで構わない。 きちんと口にしたかったけど、今唇を動かせば嬌声と悲鳴がないまぜになった音が溢れてきそうで出来なかった。 受け入れる側の方が大変なのだから、これぐらい受け止めて当然だと。さも当たり前のように思考して、けれど何もしないで耐えるにはあまりに刺激が強すぎたから、縋るように貴方の名前を呼ぶ。 ふちをなぞるようにぐるりと指を動かして、傷つけないよう緩やかに内部を押し進め。貴方の"いいところ"を探るように時折指を折り曲げながら解していく。 今だけ身を焦す不調に襲われていることに感謝した。己の心臓が壊れそうなほどに早鐘を打っている理由にしてしまえるから。緊張しているなんて知られてしまったら、きっと今以上に恥ずかしさで顔を歪めていたと思うから。 (-118) 2021/09/19(Sun) 3:45:33 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志自分が今何をしているのか、熱が判断力を鈍らせる。 お前程じゃない、とはもう言えない。笑えない。 がぶ、 貴方の柔らかい皮膚に歯を突き立て、舌を押し付ければ ふしゅ、と口の端から獣のような吐息が漏れていく。 まだ僅かに理性が、自分を繋ぎ止めている。 異物感に慣れ始めてからも 噛み付く度に貴方が名前を呼ぶのだから、 何度も何度もそれは繰り返される。 貴方の声が、言葉が、熱が欲しい。 足りない。全然足りない。 もっと混ざり合いたい、と、欲だけが膨らんでいく。 そうして、貴方の指がWいいところWに触れた時、 「───……っ!?」 ぷつん、 と理性の千切れる音が、頭の中に聞こえた。 → (-120) 2021/09/19(Sun) 4:33:36 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志まるで体内を書き換えられていくような快楽。 それを知れば知る程、貪欲さは増していく。 「っきど、それ、そこ、 き、きもちい…………い………っう、う………んっ、」 一度そこが探り当てられれば 本来受け入れる場所ではないそこが 長い指の動きを全て快楽に変えていく。 菓子の媚薬も作用してか 己の中心は最早痛い程に張り詰めて 触れられないもどかしさに腰を揺らす。 「きど、ぉ、きど、っ───、」 嬌声に混ざって、すき、と二文字が喉まで出掛かって 咄嗟に今度は、自らの下唇を噛んだ。 じわりと口内に鉄錆の味が広がっていく。 心臓がばくばくうるさい。 熱さも、音も、どちらのものなのか 判断する力は残っていなかった。 ……天井が揺れる。視界が緩む。 その涙が気持ち良さから来るものか、はたまたそれ以外か、 気付く事はないまま、頬を伝って落ちた。 (-121) 2021/09/19(Sun) 4:36:02 |
【秘】 3839 南波 靖史 → 1117 闇谷 暁「いいよ。君はそれをわがままと言うんだね」 「暁くんに聞けって言われた。その本人がいいって言うなら、もう何も怒られることもないしね」 徐々に力を失い縋る手を取り直して、その手の甲に軽く口付けを落としてから、そっと降ろしてやる。 「元よりそのつもりだ。 暁くんでも高志くんでも、苦しくなく気持ちいいに越したことないと思ったから言ったんだし。幸せと思えると思うし」 縋る手を背に回したり、ここで抱き締めたりだって幾らでも出来ただろうに。ある種の挑発行為にもなるであろうそれらは一切されない。 ただ、あなたの意気消沈している様子を見て、慰めとばかりに頭を撫でようと手を伸ばした。振り払われないなら優しく労りの手つきで撫でるだろう。 「だから、いいよ。わがままを聞くの。 別に暁くんは最初から答えてくれていたし、謝らなくてもいいけどさ、一つ聞きたいことがあるからそれだけ教えてくれない?」 「その、自分は平気だけど相手は嫌ってやつ」 「それって、『嫉妬』とは少し違うのかな?」 (-122) 2021/09/19(Sun) 4:45:03 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁幾度となく与えられる痛みに、きつく結んだ唇からくぐもった声がぽろぽろと落ちる。 燃えるようでいて電流にも似た刺激がかえって良い方向に向いたのかもしれない。 底無しの熱に溺れそうになる度に引き戻されるものだから、傷つけまいと必死に動かす指だけは変わらず秘された場所を優しく拓いていった。 「……は、っ……ここ……か……?」 伝えられた言葉を素直に受け取って、何度も同じ場所を擦る。貴方に気持ちよくなってほしい一心で、丁寧に、丁寧に。 密着しているものだから、揺らめく腰にも気付いた。後孔を解している手とは反対の手で、張り詰めた貴方の昂りにも刺激を与えていく。 「……あかつき、苦しくないか……?だから……」 ── 一度、果ててしまうといい。 そう囁いて、少し体を揺らして。そこで貴方の頬が濡れている事に気がつく。 拭いたいけれど、己の両手は貴方を快楽の果てへと追い立てている最中だし、そもそも体も然程ずらせない。 少し考えて……濡れた頬を拭う代わりに、労う意味を込めて、唇をそっと貴方の右目を覆う前髪へ寄せて口づけを落とした。 (-123) 2021/09/19(Sun) 5:13:42 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 3839 南波 靖史「わがままだろう、 お前に縋るしか出来ない………俺の弱さだ。」 項垂れるように視線を落とす。 手の甲に触れる貴方の唇の感覚がくすぐったくて う、と喉元まで声が出そうになって、飲み込む。 「俺がお前に望んだ。相手をしてくれと。 ……苦しくないなら願ったり叶ったりだ、 有難う、恩に着るよ。南波。」 ぽつり、ぽつり、と自分に言い聞かせるように語る。 そう、自分達は協力関係にあるのだと。 貴方が頭に触れる指先が、温もりが、 仄かな優しさが、どこか心地良い。 続く貴方からの問いかけに、ふっと笑った。 「──嫉妬。 そうとも言うだろうな。 身を焦すような思いを ひとつも相手に伝えない馬鹿だ。 ……そんな俺では、お前の相手に相応しくないか? 悪いが、 言葉を撤回させる気はない ぞ。お前は手伝うのが得意と聞いて、 今から楽しみで仕方ないからな。」 (-124) 2021/09/19(Sun) 5:15:03 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「ぅあ、な、なに、っあ……!?」 丁寧に、それでいて執拗に絶頂へと誘われていく。 揺らいだ視界が、今度はちかちかと点滅する。 身体が、意識が、自分のものではなくなるように思えて そんな恐怖すら快楽に変わることが、怖い。 貴方の唇から瞼へ、それから自分の中に熱が注がれてくるような感覚。 「待っ、きど、触るのやめ、 っう、……うう、……いっ、一緒が良いからぁ! や、やめ……やめろお……!」 殆ど叫ぶように喘いで 貴方の手を引き剥がそうと思いはするが 身体は正直で、抱きしめる腕は緩まない。 身を寄せ合っているからこそ 貴方の熱の塊も感じられる。 一人で初めての刺激を受けるのは、 不安で、怖くて、嫌だった。 貴方のその熱を、全てを、 分かち合ってくれるだろうか。 (-125) 2021/09/19(Sun) 5:39:53 |
【恋】 1117 闇谷 暁イ"ィーーーーーー!!!!!!!!!! 助けてーーー!!!!!!!!! アタシ恋人陣営の片想い! 片想いなのよ 画面ピンクなのよ 厨二がピンク背負ってるのよ 笑いなさいよ 笑いなさいよ!!!!!!!! 片想いのロールを 全うしているだけなんだ 信じてくれ 信じて 許して (?4) 2021/09/19(Sun) 5:44:18 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「……っ、あ、暁……っ?」 貴方の叫びに咄嗟に手が止まる。 解放された肩に纏わりつく痛みの残滓も、頭を蕩かす熱の欠片も、貴方の声で何もかも霧散してしまった。 手を離してから「しまった」とも思った。散々高められておきながら果てることもできず、挙げ句の果てに止められてしまってはひたすらに辛いことだろう。 暴力的な快感が体の中で渦を巻くことは容易く想像がついた。考えるだけで己の体が震える。それでも、やめろと叫ぶ貴方の声を、貴方の気持ちを、優先したかった。 「……そ、の。すまない、暁。一人にさせてしまって。 一緒がいいなら……その…………もう…………」 は、と吐息がこぼれる。腰が揺らめく。 ずっとずっと我慢して、ずっとずっと貴方を見つめていて、気付かないふりをしていたけれど。 すり、と控えめに貴方の腹に少年の昂りが押しつけられる。ろくに触っていないにも拘らずそり返るほど熱を孕んだ猛りを揺らし、自分から強請る。 「……挿れたい。 …………お前を抱きたい。 ……暁、お前と気持ちよくなりたい」 (-127) 2021/09/19(Sun) 6:03:40 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「はーー、っ………、はあ…………、」 俗に言う、寸止め。 自ら望んだものだが、想像よりも遥かに苦しい。 今にも沸騰してしまいそうな惚けた頭が、身体が、 ただ吐き出すことだけを求めて狂いそうになる。 「俺ばっかり……ごめん、 貴戸になにも、出来てなくて、なんか、したいけど、……」 肩を揺らして吐く息が熱い。 早く果てたい。出したい。性欲に忠実になりたい。 「爆発しそう、むり、……早く、はやく、」 快楽に溺れた瞳が、貴方だけを映す。 欲しい、抱かれたい、気持ち良くなりたい。 腹部が燃えるように熱い。 押し付けられる陰部からか、それともそれを求めてずくずくと疼く臀部の奥からか。 貴方の肩──噛み痕から首筋まで、甘えるように舌を這わせ 今度は痛くないよう、かふ、と首の制御装置ごとゆるく噛む。 「きど、挿れて、抱いて…………、……こーじ」 (-128) 2021/09/19(Sun) 7:07:08 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁謝らなくてもいいと言わんばかりに緩やかに首を横に振る。さらりと流れる髪は今汗で顔に張り付き、唇もひたすら噛んでいたものだから薄い皮が破けて血が滲んでいる。それでも、普段と変わらない様子で「大丈夫」と囁いた。 視線に貫かれる。小さな紫色の世界にはたった一人、自分しかいない。理解したそばから蝕むような菓子の熱ではない、優しい温もりが胸の奥に広がって行く。 泣きたくなるほど嬉しくて、でも、嬉しければ嬉しいほどに何かが胸を締め上げた。 肩の噛み跡から首にかけて唇を寄せられると、甘い痺れにも似た快感がぱっと咲いては散っていく。もどかしい程にささやかな刺激。けれどもそのいじらしさが、どこか愛おしい。 「……暁。…………ああ」 首を覆う抑制装置を噛まれ、名前を呼ばれる。 求められている。自分が、他の誰でもない自分が。 充足感が体を巡る。熱の苦しさや痛みの悦びも遠ざけてくれるような柔らかな心地に、少年の表情がくしゃりと崩れた。 少年は表情の変化が乏しかった。そうであれと教わったから。だから、今自分がどんな顔をしているのか分からない。己が考える表情をきちんと上手に浮かべることが出来ているかも分からない。 貴戸高志が今、泣きそうに笑っているのを知っているのは……貴方一人だけだ。 ▽ (-144) 2021/09/19(Sun) 14:42:36 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁一度抱きしめてくれる腕を優しく撫でてから体を起こす。潤滑剤と共に密かに手にしていた避妊具で自身の熱を覆うと、貴方の腰を抱え直した。解した後孔と自身の亀頭が触れてかすかに聞こえる水音に、ほんの少しだけ息を飲む。 あとはこのまま押し進めて拓くだけ、というところで少年ははたと動きを止めた。 「……俺は、お前を極力傷つけたくないんだ。 だから……その、異能を使っても、お前の痛みを奪ってもいいだろうか」 己の片手を自分の首に伸ばし、チョーカーの留め具を外す。 対象を自分以外とした異能行使を防ぐ為の抑制装置だ。本来なら貴戸本人が外せないように施されていた対策も、企画が始まった際に解かれていた。 チョーカーによってうっすらと赤く色づいた首が、貴方の舌によって艶かしくてらてらと濡れている。 あとは相手に異能を使用する際に必要な『条件』を満たすだけで力が行使される。 ただし、もし貴方が断ったとしても少年は大人しく受け入れるだろう。 (-145) 2021/09/19(Sun) 14:45:47 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志気が狂いそうな快楽の渦中で はたと貴方の顔が目に入る。 なんてツラしてるんだ、と言葉になる前に体が動く。 潤む目尻にそっと口付け、 貴方の唇に舌を這わせた。 「………、」 腰を持ち上げられ、期待で疼くそこに 指とは比較にならないほどの質量の欠片を感じれば ひゅ、と息を呑んで、固唾を飲む。 そうして、いよいよ、というところで 貴方は優しさで焦らしてくる。 「───異能? いいよ、 お前がそうしたいんだろ。 痛みでも……何でも、くれてやる。」 最初にそう言っただろう、と どうすればいい、と チョーカーの黒が貴方から離れていくのを ぼんやりと見つめた。 (-146) 2021/09/19(Sun) 15:27:18 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁目元への口付けと唇への戯れ。その仕草にほんの少しだけ安堵したように気が緩むのを、少年自身は気付いていなかった。 「そうか。それなら……俺が貰い受けよう」 ぐ、と腰を押し進める。散々に焦らして蕩けた窄まりをゆっくりと拓き、擦りあげ、熱を分け与えて行く。 ……同時に、少年は上半身を倒して貴方の顔を覗き込んだ。 相手へ異能を使う為の唯一の条件。 それは── ── "相手の唇を奪うこと"。 ▽ (-150) 2021/09/19(Sun) 16:11:29 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「暁」 薄い唇が貴方の唇に重なる。 キスはもっと甘酸っぱい味がするものだと何かで聞いたことがあるが、今ここにあるのはかすかな血の味だけ。甘酸っぱさとは程遠い鉄錆のそれが、口腔に広がって行く。 血も吐息も飲み込むように口付けをしているから、言葉を紡ぐことはできない。 だから、「すまない」とは言えなかった。貴方の好きな相手を知らない少年は、勝手に貴方の唇を奪ったことを胸中で謝罪する。自分たちは既にキスよりも過激な行為をしているというのに。 貴方の心身の状態などによっては強弱もあるだろうが、何の抵抗もない場合そのまま痛覚が泡のように霧散して失われて行くだろう。 ほんの暫くの間、貴方の肉体は快楽や柔らかな刺激だけを拾い上げることになる。 口付けと同時に、少年の熱が貴方の内側を深く穿ったとしても。 (-151) 2021/09/19(Sun) 16:12:01 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「んん───、──っ、……!」 蕩けていた瞳孔が縮まる。貴方の顔が近付いてきて、見惚れている間の出来事だった。 その行為は、意気地のない自分が許されているかのように 勘違いしそうになって、胸中が苦しい。 貴方の優しさに漬け込む弱さも、頑なとして払い除ける強さも持たない自分は 唇を離すことも、身を捩ることも出来なかった。 痛覚を貴方に明け渡して、どろりと溶ける身体が受け取るものは 少しの異物感と、後は濁流のような暴力的な快感のみ。 「……、っう、───ふ、っ、んんん!」 内側から身を裂かれるようで、でも痛いことはひとつもなくて それが貴方によって齎されているのだから 怖いのか、愛しいのか、分からなくなってくる。 伸ばした腕を首元から、貴方の後頭部へ回す。 今は貴方がどんな表情をしているのか知りたくなくて、自分から漏れ出す言葉を堰き止めたくて、より深い接吻を、濃い鉄錆を求める。 ……と言っても、作法など知らないので ただ荒々しく、拙く、無理やり舌を割り込ませていくだけだ。 時々唇同士の隙間から、吐息を漏らし合って。 それ以外は、貴方の好きにしてくれと言わんばかりに 身体の全てを委ねきっている。 (-155) 2021/09/19(Sun) 16:59:11 |
闇谷 暁は、榊 潤を見た。……………………………………………………。 (a42) 2021/09/19(Sun) 17:48:06 |
闇谷 暁は、……………………………………………………。 (a44) 2021/09/19(Sun) 17:52:28 |
闇谷 暁は、榊 潤に敬礼っ! (a47) 2021/09/19(Sun) 18:52:38 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁貴方に女を抱いたことがあると言ってのけた相手は、それにしては口付けも体の動きもぎこちなかった。 薄く口を開いて割り込んでくる舌を快く迎え入れ、己の舌と絡ませる。キスなどろくにした事がないのだから何処をなぞれば気持ちがいいのかも分からない。必死に粘膜を触れ合わせた。 上も下も貴方と繋がりあって、逃げ道など何処にもなくて。苦しさと快楽が押し潰してきそうだというのに、たまらなく気持ちが良かった。 「……っ、は、…………ん、んぅ……っ」 普段朗々とした声を紡ぐ唇からは、熱を帯びた吐息がひっきりなしに溢れ続ける。 傷付けないようにするためか、開始された抽送は緩やかに行われた。 自身を包む内部を穿ち、指で見つけた貴方の理性を飛ばすきっかけになったポイントを探り始める。 暫くすれば腰の動きは少しずつ早まっていくだろう。貴方の嬌声のほかに、ひどく淫らな水音が混ざったものが耳をくすぐり始めることに気付いて、またしても肌がぞくりと粟立った。 (-164) 2021/09/19(Sun) 18:56:47 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志貴方の経験の拙さに気が付くのは きっとこの熱が引いた後の事だろう。 知識のないまま、本能で舌を動かす。絡める。求める。 口の側から漏れる唾液を気に留めぬまま 全てが溶け合って混ざり合って、確かにひとつになっていた。 視界に余裕のなさそうな貴方が映って、 独占できるものならば、と、有り得ない妄想を振り払う。 ──そういえば、中継、されてるんだっけ。 まあ、どうでも良いか。 「ん、………っは、ふ、」 貴方が体内を突き上げてくる。上下運動に合わせて嬌声を漏らす。 次第にWいいところWを擦られれば、 早まる動きに限界を迎えそうになり 貴方の頭部を抱え込む腕に、ますます力が篭る。 「ふ、ぅ、うぅ、っ、……!」 それはW下Wも同じ事で、 貴方の昂りを受け入れている肉壁もぎゅっと狭まった。 (-169) 2021/09/19(Sun) 19:56:00 |
闇谷 暁は、貴戸 高志に頷いた。 (a48) 2021/09/19(Sun) 20:13:51 |
闇谷 暁は、山田さんが可哀想だと思った。 (a50) 2021/09/19(Sun) 20:18:18 |
【人】 1117 闇谷 暁>>112 黒塚 「 オァア…………… 」貴方のストレートな物言いは今に始まったものではないが 話題が話題なので、こちらから尋ねておいてフードを引っ張り自ら顔を隠した。 まだあまり慣れていないらしい。 「………………あ、る。」 やる気、経験、 この肯定がどちら、とは言わないが。 「……なんだそれ、 うまくやんないと、いけないだろ。 だって、………、……でも、 ………………………………あんまり、かも。 」貴方が布越しにゆるりと頭を撫でる感覚に 僅かに瞳を細めて、それを受け入れるのだった。 「黒塚は、どうやってんの。 照れたりとか、しないのか。 しなさそう 。」 (116) 2021/09/19(Sun) 20:19:41 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「っは、ぁっ。あかつき……暁っ、俺は……俺は、もう…………っ!」 酸素を求めて唇を離したその一瞬で名前を呼ぶ。 中継され、見せ物にされている事実などとうの昔に少年の頭では溶けて崩れて見る影もない。 今少年の頭にあるのは、今少年の世界にあるのは。 闇谷 暁ただ一人だけ。 「……っ、ぅ……!」 頭を抱きしめる貴方と同じように体をかき抱いて。それ以上身を寄せることが出来ないと分かっているのに肌を重ね合って。 狭められた内側に昂りが締め上げられる。一際大きな快楽に押し上げられて、少年は絶頂に至った。 (-181) 2021/09/19(Sun) 21:32:14 |
闇谷 暁は、ツッキーって誰? (a52) 2021/09/19(Sun) 21:56:42 |
【神】 1117 闇谷 暁>>料理バトル 背中に何か手紙が貼られており、 とりあえず厨房に出向いてきた男だ。 「いつも思うんだが、 WヤミタニアカツキWなんだから もうちょっと分かりやすいあだ名になる部分あっただろ。 」長机にずらりと並ぶ食材。 暖かい炊飯器。 見渡せば、恐らく先日の続きだろうと辛うじて把握出来た。 しかしお前が持ってるそれは必要ないだろ。 「椅子の次コレか? 発想が柔軟過ぎないか? 今から何するんですか? 」これには流石の闇谷も敬語だ。 (G3) 2021/09/19(Sun) 22:13:13 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志互いが互いを求め合って、境界線が曖昧になる。 「きど、きどっ、 こう……じ、ッ……!」 貴方の表情が、声が、言葉が、 絶頂への後押しとなり 初めて齎される感覚になす術なく 何度か身を痙攣させ達した。 「は、ふ……んんっ、あっ、ぁ……!」 一度果ててしまえば、 ぼんやりとしていた思考力が少しずつ戻ってきて ゆるりと腕を下ろし貴方を解放する。 薄いゴム越しでも貴方の昂りの震えが感じられて、 それが愛しくて、そっと自身の下腹部を撫でた。 「はー、はあ…………きど……、」 瞬きをして、荒い息を整える。 これで一連の行為は終わりなのだろうか。 ……まだ、熱は治らないと言うのに? 貴方はどうなのか。 探るように、求めるように、されど不安気に、小豆色の瞳を見つめた。 (-186) 2021/09/19(Sun) 22:38:11 |
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