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【人】 卯月 侑紗[ひいては総て先輩のため。 私だって、とっても勉強したのです。 「彼がガッカリするセックスTOP10」とか 「冷めるベッドシーンまとめ」とか そんなネットの記事を読んでは 色々、学んだつもりですが。 でも、結局実践が伴わないので 時間がかかるのは仕方の無いことでしょう。 お兄さんの確認に>>68 私はこくりと頷くと、残りのワインを 全部一気に呷ってしまいました。 かあ、とアルコールが胃の腑を焼いて どくどく、心臓が高鳴っていく。] それって、丁寧に教えてくださるってこと? [それでいいの、と私は 傍らに膝を付くお兄さんの手を取って どうにか、唇の端を上げてみせましょう。] (86) 2020/08/11(Tue) 13:22:36 |
【秘】 卯月 侑紗 → 恋塚 暎史 好きな人と結ばれて、 身体を捧げるのが本当の幸せなら…… 私と先輩には、最初から 幸せになる道なんて、無いじゃない。 (-110) 2020/08/11(Tue) 13:23:04 |
【赤】 卯月 侑紗[笑って傍にいてくださるお兄さんに 私は腕を絡めて、部屋までの道程を 歩いていこうとするでしょう。 向日葵の部屋は、そんなにグレードの高くはない 本間に縁側が付いているだけの 小さなお部屋でしょう。 敷いていただいたお布団を見て 短く息を吐き出すと 私は傍らのお兄さんを見上げました。] 電気は、消していただいてもいいですか? [窓から差し込む薄明かりの下でも 十分照れ臭いので、御容赦を。 部屋に入ったものの、どうしていいか 迷ってしまった私は、お兄さんの胸元に そっと頬を寄せてみますでしょう。] (*105) 2020/08/11(Tue) 13:24:50 |
【秘】 卯月 侑紗 → 恋塚 暎史向日葵の花言葉…… 「貴方だけを見てる」。 [この部屋は今、私と貴方だけ。 仮初でも、嘘でも構わない。 今だけ、片想いの相手は 思考の彼方へ追いやって。] (-111) 2020/08/11(Tue) 13:27:57 |
【赤】 卯月 侑紗…… 今だけ、恋人みたいに、してください。 [恋人と結ばれることが幸せだと仰るなら どうか、優しく貴方の色を刻んでください。 胸元に額を付けて、一夜の愛を乞いましょう。]* (*110) 2020/08/11(Tue) 13:31:27 |
【赤】 卯月 侑紗[もしかして、お願いを退けられたら……なんて 私の不安を他所に、瑛史さんは 私の我儘を聞いてくださいました。 気持ちがいいことも、痛いことも 素直に口に出すのは難しいかもしれませんが、 出来るだけのことは、頑張りましょう。 カーテン越しの月明かりの下、 私は瑛史さんの胸元から顔を上げて じっとその目を見上げました。 髪を撫でる優しい手つきの彼を 不安と期待の混じった瞳で、見つめて 私は問いかけの代わりに、 ちょっと背伸びして、軽く唇を触れ合わせるのです。] (*114) 2020/08/11(Tue) 15:16:42 |
【赤】 卯月 侑紗[布団の上へと降ろされて 薄い木綿の生地越しに、 私よりも大きくて雄々しい手が 火照った肌へと触れたなら ちいさく、ひゅう、と息を飲んで。] あ、ッ…… [小さく漏れた声が、なんだかひどくみっともなくて 私は唇を噛み締めてしまう。 でも、浴衣を内から押し上げている 小さな乳房の先とか、汗の滲む首筋を 触れるのを、やめて欲しくは、なくて。] (*115) 2020/08/11(Tue) 15:18:40 |
【赤】 卯月 侑紗[勇気を振り絞った口付けを受け止められて 私は薄明かりの下、小さく微笑むでしょう。 幾ら閨の経験を詰んだとしても キスの仕方のひとつ、知らない恋人なんて きっと飽きられてしまいますもの。 浴衣の下にあるのは 無駄な肉のつかない、しなやかで若い身体。 疵ひとつない白い肌は 木綿の生地越しの温もりを感じては 儚く震えるのでしょう。] ん、ぅ……、ッ! ま、待っ……、て……! [耳朶を優しく食まれて、私は 彼の身体の下で身を捩りました。 だって、初めて……他人の粘膜に 肌を愛された衝撃など、どう堪えられましょう! 思わず突き放すように、瑛史さんの肩を 押しやってしまって……私はふるふると 震えるのです。] (*122) 2020/08/11(Tue) 19:52:29 |
【秘】 卯月 侑紗 → 恋塚 暎史……く、すぐったい、っていうか…… その…… [臓腑の奥が、甘い女の快感に震えて 戸惑っている、みたいな。 触れられた肌より、もっと奥、 内臓が、あつくて。 上手く言葉に出来なくて、私は瑛史さんの 手元へ視線を移して唇を噛むと……] へんな、感じがする……、 [もじもじと腿を擦り合わせて 泣きそうな声で伝えるのです。] (-132) 2020/08/11(Tue) 19:53:05 |
【赤】 卯月 侑紗[でも、この熱を帯びたまま放り出されるのは 多分、耐えられなくて。 肩を押し返していた手を瑛史さんの背中に回すと 小さな声で「ごめんなさい」と 非礼を詫びましょう。 いや、では無いのです。 どの教科書にも載っていなかった 未知の感覚が、怖いだけで。] あの、……もう、 いや、なんて言わない、から…… もっと、触って…… おしえて、ください。 [彼の手を取って、着物の合わせの中へ 導いたら、流石にわがままでしょうか。 順序というものを知らない私は もっと、もっとこの女の快感を拓いて欲しくて 恋人へはしたなく強請るのです。]* (*123) 2020/08/11(Tue) 19:53:59 |
【独】 卯月 侑紗/* あーなんていうか普段左でえげつない事ばっかやってるせいで瑛史さんが優しくて優しくてどうしても照れが勝る。いやホントにThe処女って感じの反応じゃなくて申し訳ないんだけども。 元々右現左→処女の右やりたい→でも自分自身マグロ苦手(PCの性的経験がないのを理由にしたマグロは輪をかけて苦手)→今ここ むーずーかーしーいーなー (-156) 2020/08/11(Tue) 22:17:42 |
【秘】 恋塚 暎史 → 卯月 侑紗大丈夫。初めてだから、感覚が分からないだけ。 変な感じがするなら、良好良好。 [ 腿をすり合わせ、泣きそうな声で 小さく呟く彼女はとても弱そうだった。 怖がらせないようにぽんぽん、と 頭を撫でて笑ってみせよう ] (-157) 2020/08/11(Tue) 22:27:10 |
【赤】 卯月 侑紗[大丈夫、大丈夫、と諭されても びりびりと指先まで痺れるような感覚が 本当に「正しい」のかどうかも分からなくて、 私は瑛史さんの肩口に 鼻先を埋めてしまうでしょう。 背中を撫でる手つきの優しさに ふと、こうして嘗てこの人に愛された人が 自ら彼を切り捨てたことを 思い出してしまうのでした。 人の事情に首など突っ込めませんので 決して、口外することはないのですが。 こんなに優しく、ひとつひとつ 丁寧に解きほぐすみたいに愛されて 一体何が不満だったのか それは、決して私には分かりえないでしょう。 恋も、愛も、まだ知らず 一夜の熱に溺れているだけの私には。] (*138) 2020/08/11(Tue) 23:44:57 |
【赤】 卯月 侑紗[それでも、このまま終わるのが嫌で 続きを強請ったら、うっすらとその顔が 不意に緩むのが見えました。 彼の掌が触れた胸元の奥の方、 心臓が痛いほどにドキドキしているのも 全部、見抜かれてしまっているのでしょうか。] 痕、付けたいんですか……? [この先、貴方の色に染まって生きる私に 更に痕を刻むおつもりなのですか。 分からず聞き返したものの、 今宵、私は彼のもの。 全ては、恋人のご随意のまま。 「どうぞ」と招くように、おずおずと 両の腕の中へ、彼を招き入れるでしょう。] (*139) 2020/08/11(Tue) 23:46:18 |
【赤】 卯月 侑紗[ゆっくり、褥に横たえられながら 帯を解かれる羞恥心も、 優しいキスの雨の中に入れば ひどく安心した心地になって 私はつい、瑛史さんの唇を追い掛けて もっと深く、と強請ってしまうのです。 浴衣が解かれてしまえば 真新しいネイビーの下着を纏った肌が 月の下へと晒されるでしょう。 ぞわり、と肌が粟立ったのは 果たして外気に晒された為か、 はたまた期待に身体が熱を孕む為か。 もし、瑛史さんの唇によって 肌に朱い花が咲き初めるなら、 私は彼の身体の下で初めての感覚に 身悶える他ありません。]* (*140) 2020/08/11(Tue) 23:47:08 |
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