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【人】 かれがれ ユメカワ【廊下】 こういう時、どうするのが正解なんだろうな。 なんてぼんやり思うけど、結局は麻弓の言う事が正しくて。 子どもにできる事なんてたかが知れているから。 事態を把握さえしていれば、現場を見に行く必要は無い。 交番でも何でも、この事を大人に伝えに行くのも 一度皆で合流してから、その後の方が良いはずで。 「…………」 だから教室前の廊下で周りの動きを待っている。 付かない既読の数が増えた事に、どこか不安を覚えながら。 教室の中を覗き込もうとはせず、物音だけで様子を窺って。 何か頼み事であったり、手を引いたり、必要があるようであれば できるかぎり手を貸すけれど、そうでなければ。 明かりを持って、皆で一度、空き教室へ戻る道を先導するだけ。 (44) 2022/07/08(Fri) 12:17:15 |
【独】 かれがれ ユメカワ自分は動揺しているふりなんてできそうにはないから。 不自然だと思われてしまうよな、きっと。 そう思って、教室の中を覗き込みはしなかった。 (-56) 2022/07/08(Fri) 12:17:56 |
【秘】 かれがれ ユメカワ → 友達 ネコジマ裏道や明日香はあの空き教室からそう離れた所には行かないだろう。 麻弓と栗栖はそれぞれ連絡に返事を返している。 梢と鹿乃、それから夏彦は近くに居る。 だから一緒にここに来た中で、減った既読の数の心当たりと言えば。 『稔』 『なにかあった?』 『一度皆で最初の教室に戻った方がいいかもしれない』 『来られる?俺、迎えに行こうか』 緊急時だから、文章は短く簡潔に。 それだけを送ったけれど、君から返事は来るかな。 あまり自分から積極的に人と関わろうとしなくて、少しだけ素直になれなくて。 ふとした時に、何処かに行ってしまいそうな君だから。 そうなってしまわなければいいなと、今はそう思う事しかできないね。 (-57) 2022/07/08(Fri) 12:44:10 |
ユメカワは、連絡を送って、周りを見渡した。見慣れた虎柄は──今は何処に居るだろう。 (a47) 2022/07/08(Fri) 12:45:38 |
ユメカワは、そんな事を思った後。ふと聞こえた声。 (a48) 2022/07/08(Fri) 12:46:35 |
【人】 かれがれ ユメカワ【廊下】 >>46 ライカ 教室の中から、足音ひとつ。 弱々しく名前を呼ばれて振り向いた先。 「……夏彦」 眉尻を下げて君を呼ぶ。 最後にまともに話したのが、あんな形になってしまって。 こうして顔を合わせても、互いにぎこちなくて。 だからどうにも、こんな状況である事にかこつけたように。 厚かましく言葉を吐いて、手を差し伸べるのは憚られたのだけど。 「一緒に戻ろう。きっと皆、待ってるから…」 それでも、今にも泣き出しそうな君を放っておけなくて。 片手に握っていた金属の棒を壁に立て掛けて、 その場から一歩、踏み出して。空いた片手を君に差し出した。 思えばいつも──君に水を向けるのは、自分の役目だった。 (47) 2022/07/08(Fri) 13:09:52 |
【秘】 友達 ネコジマ → かれがれ ユメカワ通知音が鳴るようにしていたのなら、 あなた達が空き教室に戻った丁度くらいに連続した音がしただろう。 『何かあったのはそっちじゃねぇです?』 『戻った方がいいかもって、何かあったみたいじゃないですか』 『牧ニイのイタズラだったんでしょ?』 『だから、へいきです』 グループメッセージの方の既読はやっぱりつかないまま。 それでも何があったのかは知っているみたいな文章で。 ──それは、つまりは。 何も平気ではないということで。 (-67) 2022/07/08(Fri) 18:11:40 |
【秘】 不知 ミナイ → かれがれ ユメカワ「もう贅沢を覚えてしまったのかい、キミは」 「流石年上だ」 敬語というものをあえて使わないで、それでも穏やかに興味を持つ。 愛嬌を使うことで人が好意を持ってくれるのよ、 水商売をしている親から学んだ一番の教えだった。 「もう少し健康的になって、格好良くなりたいんだ。 女の子らしいと言われて反抗心?」 「病弱の女の子に見えなくなる方が 心配をかけずに済むだろう、褒めてくれるだろう?」 「なんだ、ボクも結構贅沢者だった。 こんなにたくさんの時間と自由があるのだから」 自分の持つ物と他人の持つ物に不満を募るだけでは何も変わらない。 だから、変だと否定することもない。自分を最大限活用するだけだ。 (-68) 2022/07/08(Fri) 18:14:29 |
【秘】 不知 ミナイ → かれがれ ユメカワそれは、トリカイの騒ぎの後。 薬袋から短いメッセージが届いた。 『ねえ聞きたいことがあるんだけど』 『今は一人かい?』 (-69) 2022/07/08(Fri) 18:20:54 |
【秘】 かれがれ ユメカワ → 友達 ネコジマ連絡をして、暫くの後。返信があった事に一先ずは安堵して。 けれどそれに答えを返すまでには、暫しの時間を要した。 もう、誤魔化す事に意味は無い。 だから確かな事実を──あの時、自分の目で見たわけではないけれど。 それでも皆、悪ふざけでこんな事をする人ではなくて。 『悪戯じゃなかった 牧夫兄はもう戻ってこない』 『不安なんだ 皆も、俺も』 『だから、せめて会いに行かせて』 敢えてお願いという形を取って、言外に何処に居るのかと問う。 君達は優しいから、君達はあまり甘えるのが得意ではないから。 そんな君達が一人で居る時は、いつも寂しいからと甘ったれたふりをして。 図々しくその隣に居るのが自分の特権だった。 時々。そんな君が平気だと言う時は、平気ではない時だ。 (-75) 2022/07/08(Fri) 19:26:29 |
【秘】 かれがれ ユメカワ → 不知 ミナイ白間達が鳥飼を見付けてしまった後の事。 『一人じゃないよ』 『明日香ちゃんは?』 短い返信。おそらくは、空き教室へ戻るまでの少しの間。 そうでなければ──そうでなくとも、夢川は自他共に認める寂しがり屋だ。 余程の理由が無ければ誰かが居る場所に居る、或いは向かっている途中。 これまでの付き合いから、そのどちらかだと見当は付くだろう。 (-77) 2022/07/08(Fri) 19:47:44 |
【秘】 不知 ミナイ → かれがれ ユメカワ『ボクも今は一人じゃない』 『メッセで良いよ 見られるときに見てくれ』 『キミには一緒にいる人に集中してほしいし』 『さっきのタイムカプセルの話したかったんだ』 猫が金色の煮干しを差し出すスタンプ。賄賂かな? (-79) 2022/07/08(Fri) 20:05:49 |
【秘】 かれがれ ユメカワ → 不知 ミナイ『そっか。ならよかった』 『わかった』 返信まではきっと、それなりの間があって。 スタンプには物凄い速度で走っていく猫のスタンプを返しつつ。 タイムカプセル、と言われて今思い当たるものと言えば、 『稔と梢ちゃんが掘り出して来た缶だよね』 メッセージとメッセージの間に、ほんの少しの間隔が空いて。 『中身について?』 夢川も何も、あれが古びた玩具に見えていたわけではない。 けれど持って来た張本人はそうではないようだったから。 あの場ではそれそのものについては直接的な言及を避け、 何であるかの手掛かりになれば、と布を借りていっただけの話。 (-86) 2022/07/08(Fri) 20:35:14 |
【独】 かれがれ ユメカワ/* え?どうしよう手繋ぐなら恋人繋ぎした方がいい? 今やるのは流石にメンタル図太すぎないか?どう? とりあえずor振ってみていいすか?いいよ する (-88) 2022/07/08(Fri) 20:45:12 |
【秘】 友達 ネコジマ → かれがれ ユメカワ『いるのがわかればそれでよくねぇすか』 『うそです。よくないです』 『戻りますよ、階段も落ちません』 どうやら彼は上の階に行っていたらしい。 逃避行動として不自然ではない。 『お迎えがいる歳でもないです』 『寄り道しないで帰れますよ』 猫島 稔という奴は、素直じゃないし、屁理屈はこねるし、 冗談くらいの嘘は言うし、言わないことは言わないけれど、 こんな時に言うことを違えるような奴でもなかった。 こう言ったのだから、遠からずちゃんと戻ってくる。 そう思えただろう。猫島だって本当は不安なんだから。 仕方がないなぁみたいな空気感を醸しながら、 自分から動くのが苦手な、捻くれ者なだけなんだから。 (-92) 2022/07/08(Fri) 21:24:57 |
【人】 かれがれ ユメカワ【廊下】 >>52 ライカ 遠慮がちに手と手が触れ合って、 これまでずっと取れずに居た手を、壊れ物みたいにそっと握った。 「…………」 殆ど無意識に──以前のように手を繋ごうとする動きは。 きっと途中で固まって、実に半端な繋ぎ方になったんだろうな。 「仕方ないよ。 冷静でいられなくたって…多分、それが普通の事だから」 「だから……少し安心したんだ、俺」 知人の死に動揺するのは、まったく普通の事だから。 努めて冷静であろうとする事だってきっと正常なのだろうけど、 不安を無理に心の内に押し込めてしまったり、或いは。 すっかり割り切ってしまえる事の方が、何だか恐ろしい。 夢川が取り乱さずに居られたのはきっと、現場を直視していないから。 白間だって、連絡から察するに幾らかの動揺はあっただろう。 栗栖や麻弓であれば──あの光景を客観視する事ができただろうか? 詮無い考えに耽っていても、仕方ない。 だから今は君の方に意識を向けて、これまでのように手を引いて。 きっと少し前を行く二人の後に、ふたり続いて行った。 (55) 2022/07/08(Fri) 22:27:23 |
【秘】 かれなで ユメカワ → 憂愁 ライカこれはその道すがらの事。 すぐ傍を歩く、君だけに聞こえるような声で。 「………ねえ、夏彦…」 ともすれば、聞こえなかった事にもしてしまえるような。 そんな調子になってしまったのは、 きっと自分の中でもまだ少し踏ん切りが付かないからだ。 「……俺、やっぱり皆と一緒に居たいよ」 もう、鳥飼は居ないのに。 向日葵のようなあの笑顔は、もう戻っては来ないのに。 そんな今になってこんな事を言うのは、狡い事だとわかってる。 そうでなくたって、いつかは別れが来るものだから。 きっと、言ったってどうにもならない事だとも、最初から。 けれど到底叶いもしない願望だって、 こうして君達に言えるのは、多分これが最後だから。 (-96) 2022/07/08(Fri) 22:33:05 |
【秘】 かれがれ ユメカワ → 友達 ネコジマ夢川は、時折『寂しいから』を口実にする事はあるけれど。 それは口実でもあるけれど、本当の事でもある。 結局、寂しがり屋はただ、ひとりきりを放っておけないだけだ。 皆で居るのが一番好きだから。 『俺が迎えに行きたいの』 だからこうして言う事も、本当の事。 『ていうのも嘘じゃないけど』 『稔がそう言うなら、ちゃんと待ってるよ』 君の言葉をちゃんと信じているのも、本当の事。 素直になれなくて、言わない事があって、 時には意地を張っていても、こういった約束を違える事は無いと。 いつだって最後にはちゃんと折れてくれる。そう思っているから。 (-104) 2022/07/08(Fri) 23:24:36 |
ユメカワは、約束ひとつ。待ってるよ。 (a56) 2022/07/08(Fri) 23:28:07 |
【秘】 憂愁 ライカ → かれがれ ユメカワ「……それは、」 ──君の声が、きちんと耳に届く。 聞き逃したことは、一度だってない。 「………どうしようもない、よ。 家の都合、なんでしょ。」 正論ひとつ。 引越し。家庭の事情。友の死。 どうしたって、君の心が決まらなくても、関係のない事柄。覆らない。決定事項。 「僕らでどうにか出来るような 事じゃない、し………。」 それを覆すほどの力は持っていなくて、 強引な愛の言葉を吐くほどの勇気だって持ち合わせてなくて。 出来るのは、訪れる別れの悲しみを 緩和させる為に、本音を押し込めるくらいだ。 だから、この話はこれで終わり。 閑話休題、として。この奇妙な肝試しの話とでも洒落込もうじゃないか。 ▽ (-108) 2022/07/09(Sat) 0:03:38 |
【秘】 潸潸 ライカ → かれがれ ユメカワ「………でも、」 さて。これは長い長い余談。 僕と君だけの、遠い回り道。 「僕だって…… 皆と、深雪と居たい……よ。」 君の手の甲に、僕の爪先が僅か沈んで。 変わってくれない世界の不条理に、小さく反発して。 「分からないんだ、 何かしたいのに何も浮かばない。 行くなって言ったって、 深雪は行っちゃうんだからさ! ああもう、ほんとに情けないなあ……!」 一度こぼれた言葉は、 ひとつ、ふたつと溢れ出していく。 今が夜の時間でよかった。 弱々しい表情は宵闇に隠されて、月にしかバレないから。 ──ねえ、君を拐う方法を教えてくれやしないか。 (-109) 2022/07/09(Sat) 0:05:35 |
【赤】 かれがれ ユメカワ「生きにくそう……それは、俺もそう思うな」 各々を取り巻く事情の、その全てを知っている訳ではないけれど。 ただ、死ぬ理由が無いから生きているだけのような。 そんなふうに見える同年代が身近に多い事は、事実だった。 このまま生き続けていても、 きっと状況が今より良くなるかなんて分の悪い賭けだ。 なら、ここで賭けを降りて、皆で永遠を過ごしたっていいはずだ。 そんなのはきっと、死者の傲慢でしかないのだけど。 「わかった。 もし後から何か事情が変わったら、その時は教えてね」 あなたの笑顔にひとつ頷いて、その後は。 以前の約束通り、控えめな音量で音楽を流したり、聴いたり。 ごくありふれた学校の休み時間のような、束の間の一時。 きっとそんなささやかな時間が、どこかの教室に流れていた。 (*15) 2022/07/09(Sat) 0:08:34 |
【秘】 不知 ミナイ → かれがれ ユメカワ『ボクはあの中身が少し不気味なものに見えていたんだ』 『だけど稔くんはどうやらおもちゃのように扱っていただろう?』 『心当たりがないかと思って』 『いや、ボクの目がおかしくなったのかな』 『キミの意見が聞きたいんだ』 誰が正しくて誰がおかしいのか。 はっきりと判断するには隔絶された環境に居すぎてしまった。 少なくとも傍にいた貴方の意見を聞けばすり合わせが出来ると思ったのだろう。 己の感じた 全ての 違和感に。 (-110) 2022/07/09(Sat) 0:09:45 |
【独】 かれがれ ユメカワ/* スッパ抜いたか九割方狼やろ(推測)か、君はどっちだ!? 後者だと思う……(007lfyPCは大半が狼ヅラだから) (-111) 2022/07/09(Sat) 0:49:54 |
【秘】 かれなで ユメカワ → 憂愁 ライカ君の手を握り返せば、きっと半端な形は少しはましになって。 すぐ傍の君に歩幅を合わせ、歩調を合わせ、ゆっくりと。 静かな廊下に、足音が二人分。 少しずつ、いつも通りが戻って来たような気がして。 つまりは自分にとって、いつの間にか。 傍に君が居る事が当たり前になっていたんだろうな。 「……そう。家の都合、どうしようもないこと。」 そんなふたりの間に、どうする事もできない事実がひとつ。 いつだって不条理な現実は唐突で、 自分達が答えを出すのなんか待っててくれやしなくって。 「どうしたって母さんや父さんの事情があって、 姉さん達にだって、向こうでやりたい事があって。 三途を離れたくないからって、俺一人が嫌だって言ったって きっと困らせるだけだって、わかってて」 自分には、尊重されるような事情も、将来の夢も無くて。 ただ皆と離れたくないだけだ。この日々を続けたいだけだ。 きっとそんな子どもじみた願望は、 家族全員の今後の人生に関わる選択に関与できはしない。 現実では、愛と勇気で解決できる事なんて限られていて。 (-114) 2022/07/09(Sat) 3:42:28 |
【秘】 かれなで ユメカワ → 憂愁 ライカ「…でも、嫌だって。言ってみる事すらできなかったのは。 結局俺の気持ちってその程度だったのかなって…… 俺が、夏彦の事を好きじゃなかったみたいで、わからなくて」 あの日から、わからなくなってしまった。 自分の気持ちも、君の気持ちも、何もかもが。 今までの自分の全てが、ただ君の優しさに甘えているだけの ひどく軽薄で一方的な押し付けだったように思えてしまって。 楽しかったはずの日々も、つまらなくなってしまった。 だからその程度の気持ちでこんな事を言って、 家族も君も、いたずらに困らせてしまうよりは。 どうにもならない本音なんてくだらない言葉で覆ってしまって、 あの日で終わりにしてしまった方がよかったのかもしれなくて。 「だって──本当に好きなら、できたはずなんだ」 ──いったい何が?結局答えは今もわからないままだ。 結局のところ。 あの日、自分が君に、自分に、どんな答えを望んでいたのかなんて。 あの時も、今も、自分でさえわかりやしない。 だから君があの日何も言えなかった事は、 たしかに君のあやまちではなかった筈だ。 (-115) 2022/07/09(Sat) 3:44:04 |
【秘】 かれなで ユメカワ → 憂愁 ライカ漸う歩む足は徐々に速度を落とし、いつしか歩みを止めていて。 行き止まりでこそないけれど、回り道も岐路に差し掛かる。 行く道を迷う事ができるのは、きっとこれが最後。 薄暗い廊下では、先を行く二人の背中もすぐに見えなくなった。 「………それでも、」 片手は君の片手を捕まえたまま。 もう片手に持った明かりを一度手放した。 きっと今は俯いてしまっている君の頬に触れたくて。 顔を上げるのは君がそうしたいと思った時で構わないから、 触れようと伸ばしたこの手だけは拒まれないといいな。 「やっぱり諦められもしないし、諦めたくもないよ。 もしもこれが、……独り善がりな俺の我儘でも」 「夏彦の事が好きだから、離れたくないんだ…」 そうして、叶うならば、もう一度。あの日をやり直そう。 互いにどうにもならない想いで雁字搦めになって、 本音を隠したまま、すれ違ってしまった日の事を。 ここまで随分と遠回りをしてしまったけれど。 勇気を出して、今度こそ君が応えてくれたなら。 あの日をやり直せたら、また君の隣に戻れるはずなんだ。 (-116) 2022/07/09(Sat) 3:45:22 |
ユメカワは、今でも、きっとこれからも、君の事が好きだ。 (a65) 2022/07/09(Sat) 3:51:34 |
ユメカワは、もしかしたら、その想いが一方的でない事さえ伝えられたなら。 (a66) 2022/07/09(Sat) 3:55:19 |
ユメカワは、あの日も、それで十分だったのかもしれない。 (a67) 2022/07/09(Sat) 3:56:00 |
【秘】 かれがれ ユメカワ → 不知 ミナイ『俺には何かの骨に見えたよ』 それが何の骨かまではぱっと見ではわからなかった。 何も別に、まじまじと見たわけでもないから。 そう、ぱっと見だけでは。 それが真実何であるかまではわからなかった。 『皆が同じものに見えてるかはわからないけど』 『同じに見えていたとしたら 稔が鹿乃姉に渡すのも、鹿乃姉が受け取るのも変な話だし』 片や素直でこそないけれど、そんな悪戯をする質でもない。 片や気弱で、骨なんて手渡された日には吃驚では済まなそうだ。 『正直よくわかってないんだ』 『明日香ちゃんにはどういうふうに見えた?』 よくわからない。返答は意見未満のものに留まる。 何せ君に見えたものが何であるかもあやふやなものだから。 誰の認識が正しく、誰の認識がおかしなものなのか。 夢川は聞いた事と、自分の目に見えるもの以上の事は知らない。 (-117) 2022/07/09(Sat) 4:38:27 |
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