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【人】 蕃神 雷恩[己と、桜花の活動限界はどれくらいだろう。 AIの彼らより長いだろうことは直青が伝えるが 植物の割合が多い己は、 根差せる大地がなければ、きっと桜花よりも限界は早くに訪れる。 己が実験体――新人類であるとミケが定義した少女や 他者などと交流を結ぶさまを推奨する直青の言葉に 何処か安堵している自分がいるのを、改めて自覚している。 それを「間違っている」と定義された時 果たして自分はどうなのだろうか。 ――桜花や、君たちからの「否定」を 恐れるようになったことを 己は直青に言えずにいる。 自身の存在意義や、彼らAIの己らに求める役割を 誤解することはないし、そうあるように行動することに否やもなく。 なのに、こうして桜花以外の新人類と交流することによって ふとした瞬間に萌芽する、「感情」というべきもの それは育てるべきなのか、否か。 土塊に埋めてしまうべきものなのだろうか。 とりとめなく脳裏に散らばる思考をひとまず横にやり 宿題、という言葉に首を少しだけ傾げた。>>149] (152) 2023/11/19(Sun) 23:17:04 |
【人】 蕃神 雷恩 宿題、か? [繰り返す。 彼女の――植物の娘の願いをかなえることで。 ”己は”何を得るのかと。 自問自答する。考えを巡らせる。 なぜなら、その行動は自分が得るためのものではなかったから。 ただの、きっと、興味だ。 彼女の中に巣食う、己と共鳴する部分。 植物が求めているから。 ――或いは。成長することで彼女は己により近しくなるのだろうか。 そういった、疑問。 己は、少しだけ困ったような顔を向ける。 慈愛を湛えるように映る、笑みを瞳に受けながら。 それは珍しいこと。 感情の希薄な己は――ついぞ見せたことがない、表情だ。] (153) 2023/11/19(Sun) 23:17:54 |
【人】 蕃神 雷恩 直青。 ――宿題、を。待ってもらいたい。 確かに何か、あるのに。 俺はそれを言葉に、できない。 もしもそれが時間をかけても 言語化できないことであるのなら。お前は 失望するか? [今でなくとも構わない。と彼は言うけれど。 そこにあるのは紛れもない不安。 失望に対する――恐れで、ある。*] (154) 2023/11/19(Sun) 23:18:44 |
蕃神 雷恩は、メモを貼った。 (a39) 2023/11/19(Sun) 23:20:35 |
【人】 蕃神 雷恩 光合成も、そして飲食もか。 [それこそ、桜花と己を足して半分に割ったかのような。>>155 なるほどと考えるが、体のことでの苦労。 という言葉には首を横に振る。 根を張ることは苦労というより当たり前のことで それが自分であると受け入れているからこそ 植物に「生かされている」と感じる彼女とは 捉え方が違うのだろう。 ――それこそ、植物の割合とか、 そういったものではなく根本的な。 それでも、彼女は新人類だ。 ミケがそう定義するのならば、そうである。 桜花以外の新人類の、1人。 己は彼女へと目を向ける。問われたこと>>156に そうだな。と少しばかり思案。] (165) 2023/11/20(Mon) 6:43:12 |
【人】 蕃神 雷恩 ――例えば、だが。 「おいで」 [彼女の”同居者”に呼びかける。 彼女の意思と裏腹に、それらが根を、茎をのばし 蕾が震えるように。 他の植物で試せばよいものの。 ”彼女”で試した心境は。 どう定義すればよいのだろうな。直青。*] (166) 2023/11/20(Mon) 6:44:19 |
(a43) 2023/11/20(Mon) 6:45:30 |
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