【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン[それでも、爪を少しだけその鍛え抜かれた背に立てるのくらいは 許してくださいますでしょうか。 ――波の合間の、シーグラス 貴方の官能に煽られているのと。伝える無言のサイン。 砂浜に描けば文字は消えども たてた爪の齎す、熱は?*] (-44) 2022/11/24(Thu) 22:59:27 |
【赤】 大富豪 シメオン[女の目に次を望む期待が浮かぶのなら男はそれに応えてみせる。 下着を外し、舌先がついに花唇に触れる。 芽を愛撫する。 ときに柔らかに、ときに強く、触れても老練なテクニックで痛みなど伴うことはなく、触れた強さはそのまま快感の強さへと変わる。 陰核に吸い付く。 強く吸い上げて舐め回す。 やはり痛みは伴わず、あるのは刺激の強さに応じた快感だけ。 今まで以上の快感を与えて、女を高く上り詰めさせる。] (*42) 2022/11/24(Thu) 23:23:57 |
【赤】 大富豪 シメオン[女がもっとと望むなら、望む以上の快楽を与えよう。 飢えを満たし、渇きを潤し、悦楽のその頂きへ誘おう。] 耐えるな……受け入れろ。 [陰核を舐る舌先はより複雑な動きで女を責め立てる。 強く吸い上げて痛みにも似た激しい快楽を与える。 呼吸する余裕さえ消してしまおうとするほど、その責めは激しく絶え間なく、女を快楽の波が攫い、女が未だ知らぬところへ連れて行く。*] (*43) 2022/11/24(Thu) 23:24:11 |
【赤】 大富豪 シメオン[火を灯し、女としての悦びを教え、『美』を宿した女は美しく磨かれ、そうしてその魂ごと喰らう。 そのつもりであった。 だが、果たして喰らうものはどちらで、獲物はどちらなのか。 男は己が喰らうものと思っていた。 しかし、女を暴いて出てくるものは底知れぬ飢えと渇きと貪欲さだった。 『美』を喰らうつもりが、『美』に喰われるというのか。 ……それもまた一興か。 否、獲物も狩人もない。 ここにあるのはただ喰らい合う二匹の蛇なのだ。 絡み合い互いを喰らい合うだけ。] (*50) 2022/11/25(Fri) 0:13:39 |
【赤】 大富豪 シメオン[男は一度女の元を離れると、シャツを脱ぎ、ボトムスも、そして下着も脱ぎ捨てる。 現れたのは鍛え上げられた年齢に似合わぬ頑強な筋肉の鎧。 全盛期の肉体よりも遥かに劣るが、今でも何の戦士程度には引けを取らない自負がある。 事実それは過信ではない。 そして、そんな頑強な肉体に相応しい剛直がそこには存在していた。] (*51) 2022/11/25(Fri) 0:13:59 |
【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト[爪痕など幾らでも残すがいい。 その『美』が花開くその証となるならば。 刻め、我が肉体に。 お前が目覚めるその熱を焼き付けろ。*] (-57) 2022/11/25(Fri) 0:15:57 |
大富豪 シメオンは、メモを貼った。 (a34) 2022/11/25(Fri) 0:18:55 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン[熱を刻みつけたいと願い 同時に刻み付けられたいと思う。 其れを赦す貴方だからこそ。 私の渇きを、満たしてくれる 男を求めて腕を伸ばし、その体に触れられるのなら 己の体を密着させてしまいたい。 触れる熱全てを取り込むかのように。 己の目覚める熱そのものを、男に刻み込むかのように。*] (-60) 2022/11/25(Fri) 7:14:18 |
【赤】 大富豪 シメオン[伸ばされた腕。 招かれる 誘われる いや、引き込まれる 女の微笑みにその美しさに、抗うことなど出来はしない。 抗うつもりもない。] お前は美しい。 [外見の美しさならば女を凌駕する者はいるだろう。 それに魅せられたのは女の奏でる『音』にだった。 だが『美』とは何だ、どこにある。 『美』の本質はそれを生み出す者の魂だに宿るのだ。] (*60) 2022/11/25(Fri) 7:47:45 |
【赤】 大富豪 シメオン[文字通り肌を重ねる。 体と体を密着させて互いの熱を喰い合い混ざり合う。 足を開かせる。 生娘ならば羞恥に耐えられないほどに大きく。 その中心に男の剛直が触れる。] 存分に喰らうがいい。 [そうして剛直の先端が女の中へと埋まる。 火傷しそうなほどの熱はどちらのものか、それとも混ざり合ったお互いの熱がそうさせるのか。 火照る吐息を一つついて。 男は半ば埋まりつつあった先端を引き抜くと一気に奥まで突き入れた。] (*61) 2022/11/25(Fri) 7:48:22 |
【赤】 大富豪 シメオン[これは愛の交合ではない。 偽りの優しさなど不要。 しかと刻みつける。 痛みも、悦びも、全て。 男の熱く硬く滾る剛直が女の胎の中、 そして女の飢えと渇きを無理矢理に満たすように。*] (*62) 2022/11/25(Fri) 7:49:21 |
【人】 大富豪 シメオン─ 中央広場 ─ [それは街の中央に位置する、巨大な広場。 最も多くの人が集まり、フェスの中心となる場所。 フェスの際には、至る所で人々が歌い踊り、自らの『美』をアピールする。 他にも、広場を中心に豪華な劇場や美術館が立ち並んでいるが、 そこで『美』を披露できるのは有力なパトロンに恵まれ、優れた『美』を持つ者のみ が、逆説的に言えば、パトロンとなり得る有力者にそっぽを向かれてしまえば、どんな才能を秘めていても、その『美』を披露する機会を得ることができないということ。 ましてそれがかの者であれば、それは…… ] (69) 2022/11/25(Fri) 9:55:20 |
【人】 大富豪 シメオン[フェスの開幕ともに、それは女が怪人と邂逅していた頃だろうか、中央広場の大小様々な劇場と興行主を中心に一つの噂が出回る。 「リリーという踊り子が、 あのシメオン・ジョスイの不興を買った」 かの者の『美』への執着、そして意に沿わぬものへの苛烈な仕打ちはこの界隈の者であれば知らぬ者はいない。 つまり彼らは選択を強いられたのだ。 街の有力者であるジョスイか、それとも一人の踊り子か。 そして、それは時を置かずして女に対する様々な形で現れる。 このことが当人の耳に入るのは時間の問題であったか。*] (70) 2022/11/25(Fri) 9:57:11 |
大富豪 シメオンは、メモを貼った。 (a39) 2022/11/25(Fri) 9:59:07 |
大富豪 シメオンは、メモを貼った。 (a41) 2022/11/25(Fri) 10:32:16 |
【人】 大富豪 シメオン─ 美術館 ─ 私のコレクションが気に入らないか。 [不意に声を掛けたのは言わずもがなこの館の主人だった。 先程までは確かに無かった気配は今は色濃くその存在を主張している。 姿を現した男は、不機嫌さを隠すことなく細めた目で女を見ていた。] 足りない、か。 果たしてそうかな? [ここに収められているのは女神の祝福を受けたものばかり。 無論そうでないものも多数あるが、それでも『美』の価値を確かに認められた作品ばかりだ。それは決してこの男の『好み』だけではない。] (74) 2022/11/25(Fri) 11:00:04 |
【人】 大富豪 シメオン[むしろ、男の持つ『美』と似通う形のものはここには殆ど存在しない。 だからこそら老いていく己に代わるもの、同じ価値感を持つ『美』の担い手、男はそれを渇望し、探し求めているのだが……それはまた別の話。] 不愉快だな。 お前如きに我がコレクションを貶されるのは。 [自分の価値感を『美』の基準とするのは間違いではない。 だが、それは『好み』を『美』と混同してしまつ危ういものの見方。夜空の星々一つ一つが違う様に、この地上には無数の形の『美』が存在する。] なら、もう一つ見せてやる。 まだ『美』というものを知るつもりがあるのならな。 [不機嫌なままの男は娘にそう告げる。 それはコレクションをこき下ろした娘に対する不満か、それとも娘の琴線に触れ得なかったことへの苛立ちか。その両方か。] (75) 2022/11/25(Fri) 11:01:37 |
【人】 大富豪 シメオン着いて来い。 私の秘蔵を見せてやる。 [男は娘の返答を待たずに歩き出す。 着いて来ないならそれで構わない。 元よりそれらは人に見せるものではないのだから。 美術館を出て向かう先は、工房やアトリエのある区画。 そこは、未だ花開かぬ、しかし『美』の可能性を秘めた者たちが踠き苦しみながらも作品を生み出す場所だった。*] (76) 2022/11/25(Fri) 11:02:15 |
大富豪 シメオンは、メモを貼った。 (a43) 2022/11/25(Fri) 11:08:55 |
大富豪 シメオンは、メモを貼った。 (a45) 2022/11/25(Fri) 11:52:10 |
【人】 大富豪 シメオン─ 工房 ─ それは脅しか? [男の空気が変わり、不機嫌そうだった表情は凪いだ] ドメネクがどうした。 私がその程度のことを気にするとでも思うのか、 [それは明らかな怒りだった。 いやそれは怒りを通り越して既に敵意と化している。] 小娘、ドメネクの名を出して、この私を恫喝したな。 [骨を折るなどということはどうということはない。 男には家族はなく、唯一友と呼べる者も今はいない。あるのは財と権力、それも男にとっては手段でしかない。守るものなどありはしない。 対してドメネクはどうか。この男とやりあって『芸術の一族』がここで潰える覚悟はあるか。] (83) 2022/11/25(Fri) 12:48:11 |
【人】 大富豪 シメオン[娘が画術を使うならばその魔法は発動と共に掻き消える。 姿を眩ませたと思ったのなら、それは甘いと言わざるを得ない。 ここは男の巣の中なのだ。 アンチマジックフィールド。 この男が己の住処に何も仕込まないことなどありはしないことなど明白なことである。身一つでやってきて、男を挑発することの危うさを知らなかったのであれば、それは迂闊であり、致命的なミスだった。] 私の庭で好きに魔法が使えると思ったのか? [男の右手にはいつの間にか『カタナ』が握られている。] 無知な小娘と笑って見逃すと思うか? [男は笑わない。その表情は未だ凪。] (84) 2022/11/25(Fri) 12:49:13 |
【人】 大富豪 シメオン[刹那。 男の左手が振るわれる。 神速とは言わないまでも、それは武芸の心得なしに追えるものではない。] このジョスイを侮ったこと、その身で贖え。 [声が先か、それとも衝撃が先だったか。 ゴン と、娘の頭で大きな音が鳴った。] (85) 2022/11/25(Fri) 12:49:54 |
【人】 大富豪 シメオン[振るわれたのは右手の刀ではなく、左手による手刀。 つまり、脳天にチョップ。] リュディガー、相手を見て物を言え。 それにドメネクの名を使うのは百年早い。 [男ため息を一つつくと、その表情には呆れが浮かんでいた。] 小娘の無礼でドメネクをどうこうする訳がなかろう。 この調子では父君も苦労が絶えないな。 [少なくとも男は『芸術の一族』に敬意を持っている。 でなければ、いかな有力者の頼みでも小娘に自分のコレクションを見せる訳がない。親しからずともそれなりに良好な仲なのだ、娘の父とは。] (86) 2022/11/25(Fri) 12:51:19 |
【人】 大富豪 シメオン帰るなら、正面から堂々と帰れ。 [手をシッシと振ると「さっさと去ね」と残して、それで男は刀を納めてスタスタと屋敷の方へと歩き始めた。 勿論、後日この話は酒の肴にドメネクに聞かせた。 それによってドメネクはジョスイに詫びを入れる羽目になったし、リュディガーが滅茶苦茶に叱られたのはきっとそうなのだろう。 そんなつもりはなかったのだが。*] (87) 2022/11/25(Fri) 12:52:43 |
大富豪 シメオンは、メモを貼った。 (a48) 2022/11/25(Fri) 12:56:14 |
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