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【人】 上原 隆司[>>17誰かの恋愛対象に、なれるかなれないか。ひとえに相性としか言えない問題だ。それでも頑張ろうとしたらしい彼女が想いを叶えられなかったことが、上原の目には眩く映っていた。 真剣に恋をしようという気が、久しく無かったからだろう。 >>18“デート”に前向きな言葉を重ねながらもどこか警戒する様子も、生真面目さを感じて心地よく映った。 とはいえ] オジ……。 [>>19高校二年と自己紹介されると、上原は少し意外そうに彼女を見つめ返した。 未成年には見えたが、大学生か専門学校生か……そのくらい、彼女は少し大人びて見えていた] (21) 2021/02/27(Sat) 17:51:30 |
【人】 上原 隆司 矢川さんね。俺は上原隆司。ライターやってる。 デートは大丈夫だろ。 取材相手が若いお嬢さんなのはよくあることだからな。 [何か疑惑の目で見られたときには取材だったと言っておけばかわせる、と上原は考えていた。 もっとも、デート扱いして困ることはせいぜい年齢差ぐらいなのだが。 >>20隣を歩こうとする彼女を見て] 行き先のリクエストはあるかい。 俺が行こうとしてたのはハーモニーだったが、 職場にプライベートで行くのは嫌じゃないか? [念のために問いかけた。 彼女が嫌がらないなら、上原はそのままハーモニーまで共に歩くだろうけれど。 もし矢川の望む店が他にあるなら、共にそちらへ向かうことになるだろう]** (22) 2021/02/27(Sat) 17:51:54 |
【独】 上原 隆司/* 直前の村で一人称ロルで書きづらかったから三人称にしてみるかってしてみたが これはこれで書きづれー…… うーん、難しい世界ですね (-5) 2021/02/27(Sat) 17:53:09 |
【人】 矢川 蛍 ……思ったよりも子供でした? [うちの高校は私服だから、 JKであることを主張できる制服がない。 だからもう少し年上に見えたのかと眉尻を下げた。 JKは流石にダメだろうか、犯罪の香りがして。 けれど、事実自分はJKなのだ。 普段から幼馴染のお姉さん役だったり 生真面目キャラにされたりしてきて 年齢より老けて見られがちだったけれども。 しかし、年齢に臆することなく 上原さんが此方とのデートを承諾してくれたなら ぱっと顔が綻んだ。けれど。] (23) 2021/02/27(Sat) 18:41:00 |
【人】 矢川 蛍 ああー、ハーモニー。 プライベートで行くのは良いんですけど、 そうなるとなんで上原さんと一緒だったんだ〜って 色々聞かれちゃいそうで。 [プライベートで食べに行くことはある。 けれど、その隣にいるのが幼馴染や友人ではなく 一般的なお客さんの上原さんで、かつ、 奢ってもらうのは説明に困ってしまう。 失恋の話は流石にしていない。 常連さんの一人に絡まれたから辞める話をしてるので 下手したら彼を巻き込んでしまうことになる。 ……元クラスメイトの彼は、 プチストーカーぽく感じていたからの 判断だったけれども。] (24) 2021/02/27(Sat) 18:41:14 |
【人】 矢川 蛍 上原さんが私の恋人とかじゃないから ハーモニーはやめたほうが良いかも? ちょっと、常連さんに変な絡み方されて ハーモニー辞めるって相談してたから 上原さんに疑惑の眼差しがむきそうで。 だから別のお店にしませんか? [もしそれに承諾してくれたなら 他の場所にあるコーヒーショップにでも行って コーヒーとチーズケーキをお願いするつもりだ。 どうしましょ、と再び判断を委ねる。 迷惑をかけるつもりはなかったから。**] (25) 2021/02/27(Sat) 18:41:30 |
【人】 上原 隆司[>>24 >>25事情を聞くと頷いて] そういう事情ならその店にしておくか。 何かおすすめあるか? [深く問うでもなく受け入れて、別の場所と伝えられたコーヒーショップに向けて歩き出した。ときどき行く店のひとつだった。 隣をついてくるだろう彼女を見やる。話しながら歩くつもりで、歩調は彼女に合わせようと考えていた] ハーモニー、辞めちまうんだな。 寂しくなるな……そんなに親しかったわけでもないが。 [懇意ではなくとも、当然そこにいる人として馴染みのある相手。上原にとっての矢川はそんな店員のひとりだった。見知った環境が変わってしまう気がする。アルバイトの学生なんて、いつの間にか入れ替わっているものだけれど] (27) 2021/02/27(Sat) 19:06:32 |
【人】 上原 隆司[話しながら歩いているうちに、すぐに目当てのコーヒーショップにたどり着く。 「お煙草はお吸いになられますか」 店員に問われて習慣で喫煙席を申し出ようとして、上原は矢川を振り返った] 吸ってもいいかい。 [了承を得られれば喫煙席へ、拒まれたなら禁煙席へ。 席に着いたあとはメニューを眺めて、好みのコーヒー豆があるか探すことになるだろう。普段は深煎りで甘みの強い豆を好んでいるが、ほどよいものにはなかなか巡り会えないのが悩みの種だった。 もし矢川おすすめのメニューがあるなら、それも考慮した上で決めることになるだろう]** (28) 2021/02/27(Sat) 19:07:08 |
【独】 上原 隆司/* 性経験豊富な女子って大人っぽく見える印象があって勝手に大人びてることにしちゃった(てへぺろ 不快だったらすまぬのう コーヒー豆の好みはおれの好みです…… マジでなかなか巡り会えないんだよなー…… (-6) 2021/02/27(Sat) 19:08:57 |
【人】 矢川 蛍[老けて見えるとか、老け顔とか。 心ない言葉なら傷ついたと思うけれど 大人っぽい、と言葉を変えられるだけで少し嬉しくなる。 そんな、子供と大人の線が曖昧なお年頃。 それが現役JK、ほたると言う子だった。つまり私。] ふふ、いつもお姉さん役多いですから。 [なんて、お姉さんぶって答えてしまうくらいに 私の機嫌は少し上向きになる。 とは言え、社会人の上原さん相手では それも子供の精一杯の背伸びかもしれないけど。 そんなことを話しながらコーヒーショップに向かう。 自然と歩く速度を合わせてくれたりするところとか>>27 やっぱり大人の人は違うな、なんて 頭の片隅で感心していたりもした。 深く事情を聞いてこないところも。] (29) 2021/02/27(Sat) 20:18:22 |
【人】 矢川 蛍 今の時期ならスタパがオススメですね。 桜のラテとかは飲まないですけど、 バレンタインの限定お豆が売れ残ってたりして 本日のブレンドに出てくるんです。 チョコに良く合う、深煎りの美味しいコーヒーで コーヒー豆として買うとかなり高いんですけど。 [コーヒー豆を買うと、一般のコーヒー豆より 何倍かする値段に手が出ないのだがその味は好きだった。 だからあったらラッキー、とそこにする。 タバコは大丈夫と頷いて、喫煙席へ。>>28 喫煙席が混雑していて煙がもうもうとしていたら 流石に辟易してしまうが、今はそんなことは無かった。 そして、コーヒー豆を選ぶ段階になって。] (30) 2021/02/27(Sat) 20:18:40 |
【人】 矢川 蛍 あ、今日のブレンド、さっき言ってたのですね。 私はこれにして……あとチーズケーキ。 上原さんは好きなお豆とかありますか? [もし好みが聞けたなら、それに合う豆を薦めてみる。 敵情視察というあれでよくここの珈琲は口にしていた。 ハーモニーの物も好きだが、ここも美味しい。 それにしても喫煙席は普段は縁がない場所だから なんとなく辺りを見渡してしまう。] (31) 2021/02/27(Sat) 20:18:57 |
【人】 矢川 蛍 ふふ、ハーモニーのお客さんとは言え 名前を知ったばかりの相手とデートなんて いけない事してるみたい。 でも、わたし、そんなに 落ち込んだ顔してたんですね。気をつけなきゃ。 [両手で頬を押さえて、ムニムニと軽くマッサージ。 弱みは見せられない。見せたくない。 恭介に心配されたくないし同情されたくもない。 恭介の恋人に憐れまれたくないし 他の恭介を狙う子に嘲笑われたくない。 それに、そんな弱った自分に漬け込まれたくもない。 ……少なくとも、学校では。**] (32) 2021/02/27(Sat) 20:19:16 |
【人】 上原 隆司[>>30矢川が喫煙席に抵抗を示さないことに、内心安堵していた。若い女性の煙草嫌いは並ならぬものと思い込んでいたことに、今更ながら気づく。 >>31豆選びになると] 好きな豆か…… 飲んだときに甘みの残る豆が好きでなぁ。 気に入る豆はレアか高いかで、あまりお目にかかれない。 いつも深煎りで妥協してる……。 俺も今日のブレンドにしておこう。 それとチョコクッキーを。 [酸味が苦手だ、と一言付け加えながら、豆とお菓子を選ぶ。 甘いものはコーヒーの酸味を引き立てやすいが、チョコに合わせる前提ならばそれも気にならないかと、組み合わせてみることにした。 喫煙席に人が少ないのは、会社員なら仕事中の時間帯だからなのかもしれない。 物珍しそうな矢川を見て、上原は改めて彼女が高校生だと実感していた] (34) 2021/02/27(Sat) 21:03:00 |
【人】 上原 隆司 客とデートなんかそうそうしないよな。 いつもと比べると随分沈んで見えたな…… 学校の友達から見てどうかは俺にはわからんが。 [沈んで見えたのは、仕事中の彼女が浮かべる営業スマイルとの落差もあるのかもしれない。 デートという表現を深く追及せずにはおいたが、実のところ、気になる表現ではあった。 ――デート扱いでいいのか? デートするような間柄ではない上、10歳差。正直に言って、恋愛対象に見ているわけではなかった。 デートごっこ。上原からすると、そんな感覚の時間だったのだが……わざわざ言って水を差すこともないか、と黙っていた]* (35) 2021/02/27(Sat) 21:03:21 |
【人】 矢川 蛍 まあ、今年のバレンタインは散々で。 好きな人に振られ、好きな人には恋人ができ、 元クラスメイトからはストーカーめいたことをされ、 犯罪者予備軍にはなんでチョコをくれなかったのかと 恨みつらみの手紙を渡される。 ……お陰で、ハーモニーを辞めようと……。 [ああそう言えば犯罪者予備軍じゃなくて 犯罪者だったな、現行犯で捕まえてないだけで。 そんなことも頭をよぎったけれど はた、と私はあることに気がつく。 顔を上げて、まじまじと上原さんを見つめた。 今まさにデート?をしている相手を、だ。] (37) 2021/02/27(Sat) 21:43:51 |
【人】 矢川 蛍 ……上原さん。 こうして知り合ったのも何かの縁ですし 一つ、お願い事を聞いてはくれませんか。 私の、恋人役?をしてくれませんか。 あれなら名前だけ貸してくれたりとかでも。 [じ、と相手の目を真剣な眼差しで見つめる。 それはちょっと思い付いた、ある作戦。**] (38) 2021/02/27(Sat) 21:44:09 |
【人】 上原 隆司[バイト先を辞めたくなるほど、付きまとわれているのだろうか。 過去の取材で知ったストーカー事例をぼんやり思い出しながら話を聞いていると、>>38突拍子もないお願いに目を丸くすることになった] こ……、恋人役? お嬢さんの身を守るためにか? [矢川と名は聞いたが、咄嗟に出た呼び名はどういうわけかそれではなかった。 ストーカー対策に新しい恋人の力を借りるというのは、よくある話だが――] ……付きまとわれてんなら、 すぐバレちまうんじゃないのかね。 [本物の恋人ではないことが。 それでは火に油を注ぎかねない。 それに――そこまでしてやる義理がない。それが上原の率直な感想だった]** (41) 2021/02/27(Sat) 22:13:19 |
【人】 矢川 蛍 まあ、ですよね……。 自分の身を守りたい半分、 好きな人に、幸せになってもらいたいから、かな。 好きな人、幼馴染なんです。 モテるけどしょっちゅう別れてて、 その一因に自分がなってたら嫌で。 隣に住んでるから、どうしても距離が近いし でも、こっちの心配とかかけたくなくて。 ……幸せになって欲しいな、とか。 [そう言葉にした辺りでコーヒーが届く。 同時にデザートも届いて店員に軽く頭を下げた。] (43) 2021/02/27(Sat) 23:17:59 |
【人】 矢川 蛍 まあ、難しいですよね。 どうにかしたいなとは思ってるんです。 奇妙な件も、幼馴染の恋も。 まあとにかく、頂きます! [途中までは真剣なトーンで話していたけれど ケーキが届いたことで両手を合わせて にぱっ、と笑っていただきますをした。**] (44) 2021/02/27(Sat) 23:18:35 |
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