情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[|<] [<<] [<] [1] [2] [3] [4] ... [>] [>>] [>|]
【人】 高校生 花続木 弥―― 屋上 ―― [ 最上階から更に伸びる階段を上ると、普段使わぬ階段は中々の混沌具合であった。 誰が置いたか分からぬクッションやら、中途半端に揃った漫画、文化祭で使うような衣装に、何のために持ち込んだのか分からない玩具……。 普通の学校の備品のような物も置かれているのだが、最早皆の倉庫兼サボり場のようになっているのかもしれない。 この学園は中々フリーダムであるとは思っているが、授業で使わない空間だと秩序も何も無くなるのだろう。 その辺りの刺刀arms(の玩具)を使って屋上の解錠を試みようとした……が、そもそも屋上の鍵は開いていた。 先輩が先にいるのだから当たり前だ。 やや緊張しつつ、ぐっと力を込めて、屋上への扉を押した。 冬の風の圧力で、重い扉は、更に重く感じる。 開けた瞬間、隙間からの風が強く吹き込んで、外の光が薄暗い視界に差し込んだ。 目を細めつつ、自分の体の分を開けてそこに体を滑り込ませた。 ] (15) 2020/05/18(Mon) 13:09:56 |
【人】 高校生 花続木 弥うお、 [ はっきりとした視界に映るのは、澄んだ青い空だった。 空は大きく広がり、また、遠くの景色までよく見える 教室の窓から見たのとは違う、良好な視界の眺めには、一瞬心を奪われた。 ……が、やはり寒いのは否めない。先程の先輩たちも言っていたが、この季節には少々向いていないのではないだろうか。 一瞬の感動ののち、表情は悩まし気なものになってしまう。 何か上着を持ってこれば良かった、そんな考えが過ったとき、視界の右方面に、人を捉えた。 扉の開く音でこちらに気づいたのか、こちらに視線を向けている。その視線は、すぐ戻っていきそうだった。 ] (16) 2020/05/18(Mon) 13:11:38 |
【人】 高校生 花続木 弥あっ……! あのっ……!! [ 弾かれたように目を見開き。 慌てて声を上げて、駆け寄っていた。 寒いだとか、そんなことを気にしている場合ではない。己は彼に会うためにここに来たのだ。 相手の反応など気にも止めず、制服のズボンのポケットから出したスマホを相手に向けた。 ] あの……! 『すぷりんぐ』先輩ですよね……!? [ その画面。映るツーショット>>0:117>>0:131。 投稿者の名前と、目の前の先輩の姿を照らし合わせる。 ] 俺、1年p組の、花続木弥(はなつづき わたる)って言います! お願いします!俺に…… (17) 2020/05/18(Mon) 13:13:45 |
【人】 高校生 花続木 弥[ 冬空に絶叫が響く。これが、己の『お願い』。 気持ちは地面に頭を擦り付ける如く。思いっきり、頭を下げた。 知り合いでも無い先輩に告げるためには、強い決意と思い切りが、いったから。* ] (19) 2020/05/18(Mon) 13:15:05 |
【独】 高校生 花続木 弥/* お前がP組かよ!!!!! 俺がP組でした。ご縁すぎる。 どういう子なのかまだ分かってはいません。 元村では閉じ込められると出られない怪しげな倉庫をシュールストレミングarmsの玩具で開けるのが流行ったりしていました。 (-12) 2020/05/18(Mon) 13:17:45 |
【人】 赤の騎士 アロイスああ、それで決まりだな。 丁度剣を振り回したいと思ってたとこだ。 [単純明快。倒せば倒しただけ金が入るのなら、俄然剣を握る手にも力が入るというものだ。 剥がされた依頼書を受け取りニッ、と笑みを見せた。] さて、今日もよろしくな。相方! [そう言って獲物を求め目的地へと向かう。 背中を相方に任せ、暴れ回ること数時間。(36736)5000n50000匹という莫大な数のゴブリンを討伐し、有り余る報酬とともに"ゴブリンスレイヤー"の異名が付いてしまったのはまた別のお話。] (20) 2020/05/18(Mon) 13:23:08 |
【人】 赤の騎士 アロイス[冒険者として旅に出たあの日から数日。少年はギルドの門を叩いていた。生まれつきの仏頂面、おまけに愛想の「あ」の字も知らない少年だったが、度胸と体力だけは誰にも負けなかった。 しかし、待っていたのは想像していたものとはかけ離れた日常。日がな小さな依頼をコツコツこなしてはその日の宿代を稼ぎ眠りにつく。駆け出しの冒険者がラスボスを倒せるほど、この世界は甘くないことなど分かっていた。 それでもやっぱり、この現状をつまらないと思う感情は日毎に強くなっていたし、何より、そう嘆く自分がちっぽけに思えて。毎日のように振るう剣は空を切るばかり。 ──そんなある日、メルキオールに声を掛けられた。] なぁ。 なんであの日、俺に声を掛けたんだ? [ふと気になった疑問をそのまま口にした。] (21) 2020/05/18(Mon) 13:25:15 |
赤の騎士 アロイスは、メモを貼った。 (a5) 2020/05/18(Mon) 13:31:11 |
高校生 花続木 弥は、メモを貼った。 (a6) 2020/05/18(Mon) 13:32:10 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 黄薔薇のような女性が良い、と、 珍しくも、主人が語ったことがあった。 ──嫉妬深いおひとと? 口遊びに聞き返した執事は、 送りつけられた肖像画に鏤められた紅薔薇の意匠に “何処の”令嬢の其れであるかを直ぐに察し、 何も言わずに、瞳を伏せていた。 ──薔薇は、好きだが。 ──毒々しいまでの深紅はな。 返事もなく、唯肖像画を脇に置いたその人に、 内心の苦笑ばかりを隠し、 空のカップに 紅茶を 足した。*] (22) 2020/05/18(Mon) 15:36:37 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 此方はずぅっと恨みのある言い方だった。 きっと彼女の発言には、己も含まれると言うのに。 一括りの、“えらいひと”。 ──その中にも、どうしても序列がある。 金のない貴族だって、往々にしているものだ。 舞踏会の主催は、相当に資産家だった。 国への“徳”を積んでいて、この舞踏会も 王室庭園の小宮で行われるのだとか…… ] (24) 2020/05/18(Mon) 15:37:41 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 食事にしても、衣服にしても “相場”を下げるわけにいかない事情がある。 見栄とも違う。“そう”でなくてはいけない。 パンがないなら其処らの草を、とは行かない世界だ。 銀先が文字らしきものを辿るのを見ていた。 …文字を教えようと思ったこともあったはずだけれど、 それから随分経ってしまった。] (27) 2020/05/18(Mon) 15:39:14 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 別段、勉強“させよう”という意志はなかった。 何を書く、なんて決めた手帖ではなくて ──それこそ、痕跡を 残したいが為の。 生き足掻いた印なんて碌なものではないが。 恨み辛みを詰め込んだ手記に限って、 後世本にされたりするのだ。 銀色の軌跡に、わらっていた。 きっと水を浴びた時の、苦笑に近く、] (29) 2020/05/18(Mon) 15:40:03 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也 「 雪也くん。 ] [ 耳にその音が届いた瞬間 隠れるようにお揃いマスクを 少しだけ上にあげてしまった事 自分ではそんな動作をしているなんて 気づいてすらいない。 学校では呼ばんのはお互い様。 どっちがどうやったか、とか 覚えてない 俺は けど ] (31) 2020/05/18(Mon) 19:46:06 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也[ おうちがおとなりどうしで ずうっとずっといっしょ で なにもかも ぜんぶ ふたりに しらないことなんて ない なんて 勝手に思ってた あの日から ちゃうんやなって なったんは あの11歳の 頃のはなし ] (32) 2020/05/18(Mon) 19:47:04 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也『 2月14日はなんでもチョコやから 嫌やねんな 』 [ 雨音なら知ってる筈の口癖。 自分の誕生日だというのに違うもので盛り上がって おいてけぼり感半端ない。 チョコだってそんなに好きでもないし。 誰が誰を好きやとかそうでないとか 近くて遠い話に主役を取られて 子供心につまらないとふてくされて ] (33) 2020/05/18(Mon) 19:49:21 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也 [ さすがに小5にもなれば 誰が好きやとか、違うだとか そういう話も盛り上がるなかで バレンタインにチョコもらうって意味を 理解してないわけではない、知らんけど。 義理だとか、本命だとか 浮足だつ光景も それでも俺にはまだ無関係やと 思ってた ] (34) 2020/05/18(Mon) 19:51:52 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也[ いつか大人になってって いろんなことがあったとして でもそれでも 雨音には関係ないと 勝手に思ってた 思ってたんは 俺だけやったらしい ] (36) 2020/05/18(Mon) 19:56:00 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也『 雨音ちゃんは雪也のこと 好きじゃないって言ってた 』 [ 逃げ出すような雨音の背中と 泣きそうなしずちゃんの手のなかには かわいらしい箱がちょんと乗ってて その意味に気づくのに何秒もの時間が必要だった ] (37) 2020/05/18(Mon) 19:56:27 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也『 でも 雨音ちゃんもバレンタイン用意してた 好きな人がいるんだとおもう 雪也はほんとにもらってないの? 』 [ しずちゃんの言葉に 小さくうなずくことしかできなかった。 一生懸命なしずちゃんに、 泣きそうで今にも壊れそうな彼女に いきなり突き付けられた現実に ――そんな顔してほしなかったから 頭ぐちゃぐちゃやったから 告白は 受け入れる事になった。 そっから2週間ぐらいは彼氏と彼女で しずちゃんにフラれるまで その関係は続いてたっけ ] (38) 2020/05/18(Mon) 19:57:07 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也[ 雨音にも好きな人がおる そんな普通の事だけれど それから少年少女のそーしゃるでぃすたんすは固まって 雪也くんと雨音は相星くんと五十鈴さんになって ] (39) 2020/05/18(Mon) 20:01:14 |
[|<] [<<] [<] [1] [2] [3] [4] ... [>] [>>] [>|]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新