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![]() | 【秘】 死兎 ニア → 不覊奔放 ナフ「だから 燃やしたくなってしまう 室温も、囚人の健康状態も管理されている。 厚着をした少女の恰好からも見て取れる。 寒さを感じる要素は、何処にもないのだ。 「キミは兎の為に……、 燃えてくれるのか? (-363) 2021/10/01(Fri) 4:11:25 |
![]() | 【秘】 死兎 ニア → 不覊奔放 ナフ「…………、嗚呼」 あなたのその答えに、力が抜けたように息を吐いて。 「可笑しい…………、今後なんて物、無いだろう? もっと拒絶されると……、踏んで、いたのに……」 怖がられないのも、燃やされてくれる可能性があるのも。 予想など出来たものか。「計算が狂ったな、」と音にして。 「…………、キミを燃やすのは惜しい、と 思ってしまうだろう。…………、やめてくれよ」 無表情なのはそのままに。 声に弾みがあるのは……伝わってしまうかもしれない。 「キミが此処で燃え尽きても、兎は満たされやしないよ」 (-367) 2021/10/01(Fri) 4:30:23 |
![]() | 【独】 死兎 ニア「…………、これだから嫌なんだ」 情を持つのは。 「……、その為に…………、 ずっと、たった一人で居たというのに?」 看守の憂さ晴らしから庇ってくれたあの男も。 お前の前で燃える、などと言ってのけるこの男も。 「兎は………… 全てを燃やしたい だから。 惜しいと、思わせないでくれよ。 (-369) 2021/10/01(Fri) 4:38:10 |
![]() | 【秘】 死兎 ニア → 不覊奔放 ナフ「…………、キミだって…… 変な奴だ……、よく言われるだろう?」 "変"なのも"普通"でないのも。 自分も同じだろうけれど……これも、口にはしなかった。 この場で歪んでいるのはむしろ、正常だと思える。 「兎は…………、この世界の 全て 「…………、キミが燃えても……、兎の"糧"に。 ……、なるだけだよ」 そう言うと、ゆっくりとした動きでバンを抱え直す。 ふわりと浮く身体。どうやらこの場から離れるようだ。 「嗚呼、そうだ…………、キミの跳ねる姿。 …………、暇な時で良いよ、……また見せてくれ」 (-372) 2021/10/01(Fri) 5:00:53 |
![]() | 【秘】 死兎 ニア → 不覊奔放 ナフ「…………ふ、……、それもそうだな」 笑みを浮かべる顔には、高くなる声の弾みで返す。 「…………、はいはい、それはどうも。 とことん……、予想外な返事をしてくれる」 あなたの言葉の真意は分かりやしないが、 噓の感じられない言葉には、どうにも悪い気がしなくて。 「…………、嗚呼、……楽しみに、しているよ」 こうして"次"の約束が出来るのも。今までに無い事で。 どこか不思議な気持ち。首を傾げながら、ゆっくりと。 あなたの元を離れていくでしょう。 (-376) 2021/10/01(Fri) 5:28:29 |
![]() | 【独】 死兎 ニア「――――どうにも慣れないな」 それは、この"時代"の技術の話。 「…………、生き返る、んだったか? ……死んでも」 命の価値観、倫理観の違いを押し付けられた気分だった。 「いや、なんだ……、兎は確かに、蘇る……、のだが。 …………、"普通"の人間は、そうでは無かったろう?」 この兎が生まれ落ちたのは遥か昔。 そう…… 数多の星々が滅びる前 なのだ。「…………、はあ、厄介な事をしてくれたな、人類は」 全てを燃やしたい (-377) 2021/10/01(Fri) 5:44:14 |
![]() | 【人】 死兎 ニア「…………、」 これは一回り遅れてロビーにやってきたウサチャン。 繋がれた中継、メサの人外パワー投球を眺めて…… キョロキョロ、後輩を探し始めました。 見事に後輩を見つけ出した暁には、 球場と化したトレーニングルームへ連行しようとしている。 (263) 2021/10/01(Fri) 16:50:26 |
ニアは、ロビーのソファの下を覗き込んだ。ミズガネ……ここ? (a143) 2021/10/01(Fri) 17:04:25 |
ニアは、中継からボールの軌跡を眺め、よく翔ける……になった。 (a145) 2021/10/01(Fri) 17:43:23 |
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