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ニアは、ミズガネが楽しんでいる気配を察知して、ぐぬぬ……になった。 (a117) 2021/09/30(Thu) 22:51:26 |
【独】 死兎 ニア揺れ動く生命の鼓動を強く感じる。 拘束が解かれるその前。その瞬間。 「――――嗚呼、寒い……、寒いんだ、やめてくれ」 熱さを求める身体は 「…………誰か、」 誰か? 今更、人肌などというものは必要ないというのに? 「…………、寒い」 震える身体と共に、小さく。 音にして。 (-308) 2021/09/30(Thu) 23:59:28 |
【人】 死兎 ニア効力の失った拘束具に目をやる。 元より、抵抗らしい抵抗をしない少女の拘束は、 軽い物ではあったのだが……。 「…………、嗚呼」 少女はいつも通り。特段、変わった様子もなく。 ふよふよと浮いて、ふるふると震えているだけだろう。 (192) 2021/10/01(Fri) 0:09:18 |
【独】 死兎 ニア「―――― 誰も兎を怒らせてくれるなよ 失われた抑止力。 露わになる欲望。 「 燃やしてしまう 炎 いつ破裂しても可笑しくはない熱を、帯びている。 (-310) 2021/10/01(Fri) 0:13:23 |
【人】 死兎 ニア「…………、」 ミズガネもやるのかな? スペース野球。 という目で後輩を見ている。 先輩は浮いてても出来そうだから、という理由でやるらしい。 (198) 2021/10/01(Fri) 0:28:21 |
【人】 死兎 ニア「…………、スペース野球……」 「ミズガネが……、興味ありそうだったから。 …………、連れて行こうか」 これは本人がロビーにいないのに勝手に話を進める後輩。 (206) 2021/10/01(Fri) 0:47:03 |
【独】 死兎 ニア「兎は…………、」 この脚で、翔ける事は許されない。 幼い日の記憶。 高く翔ける脚を手折られた 不死兎 監獄の技術。囚人の身体は健康体へ。 それでも 幼い日の記憶。 左の脚を引き摺り歩くことしか出来なかった、その"癖"を。 未だこの身に抱え、震えている。 (-331) 2021/10/01(Fri) 1:45:11 |
【人】 死兎 ニア「…………、そんなに?」 これは必要人数を把握していなかったウサチャン。 「……、メサが何人まで、分裂、出来るか…………、」 メサはきっと分裂できないよ、ウサチャン。 (226) 2021/10/01(Fri) 1:51:41 |
【秘】 死兎 ニア → 不覊奔放 ナフ――――ばちり、あなたと視線が合うだろうか? 「ただ、 抑える その 兎 心臓が焼けるように熱くなる感覚を抱く……かもしれない。 (-339) 2021/10/01(Fri) 2:45:37 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 死兎 ニア「……今なんかしてンの?すーッげェ、なァんか、胸?あッついンだけど」 目を合わせるということがトリガーかなにかなのだろうか。 推測はするが、離れもしないし目を逸らそうという動きも、怯みすらしなかった。 ただ穏やかとすら感じられる小声で、ぽそぽそと話しかけるのみ。 (-342) 2021/10/01(Fri) 2:56:21 |
【秘】 死兎 ニア → 不覊奔放 ナフ「――――嗚呼、珍しいな」 小さく音にして、目線を逸らす。目を閉じる。 「ここまでして離れなかったのは。 …………、キミが……、初めてだよ」 そう言葉にする頃には。 その胸の熱さはすっかり、消え失せている事だろう。 「…………、普通ならば、怖がるだろう?」 (-344) 2021/10/01(Fri) 3:03:46 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 死兎 ニア「あ」 そう思わず漏れ出た声からは、残念そうさすら滲んでいたかもしれない。 「マジで?……あー、いきなり身体の内側熱くなったら、確かに?」 普通ならば、そうなのかもしれない。 じゃあ、怖がらなかった自分は? という自覚は、残念ながら既に備わっていた。 「死んでも治されるしな。身体の一つや二つ、いーかなー、ッて? な、このままもっと悪化してたら俺死んでたやつ?」 (-345) 2021/10/01(Fri) 3:09:35 |
【秘】 死兎 ニア → 不覊奔放 ナフゆっくりと人差し指を掲げる。 「…………、試してみるかい? ……なんて、」 掲げた指は、ゆっくりとあなたの顔の近く。 届くならその唇へ。震えも、伝わるかもしれない。 「きっと……、全身が燃えて、死んでいただろうね」 「…………、長く拘束をされていた身、 これ自体を施すのは……、久しいんだ。 少々、……、制御に戸惑っていてね」 (-347) 2021/10/01(Fri) 3:21:51 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 死兎 ニア問題なく指は届く範囲。触れた指の震えを認識してから、口を開く。 「あァ、あの熱さてそのまンま熱だったんだなァ。 燃えたことはねーわ流石にィ」 可能性を聞いても、離れも怯えもしない。 じーっと、まだまだあなたを見つめたまま。 「ちゃんと制御かけれたら、目ェ合わせられるよーになンの?」 (-352) 2021/10/01(Fri) 3:41:17 |
【秘】 死兎 ニア → 不覊奔放 ナフ「嗚呼…………、心臓からね、燃やすんだ。 故に、命の危機を察し、…………、 兎を恐れる者が……、多かった」 「…………、のだが」 その問いへは「ならないな、」と答えて。 離れも怯えもしないその姿に、特に言及する事はない。 そっと離した指先を、自分の口元へ当て直す。 「"力"の制御が出来ようと……、 "心"は…………、制御できない、……そんな気がしている」 (-356) 2021/10/01(Fri) 3:55:52 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 死兎 ニア「……俺、多分、お前と目ェ合わせながらキスできるぜ」 唇への感触からの、思考の流れ。連想。 その指があなたの唇へと帰るのを見ながら、特に深い意味も持たない声色で。 「お前が震えてんのッてェ、怖ェから?」 (-358) 2021/10/01(Fri) 4:03:23 |
【秘】 死兎 ニア → 不覊奔放 ナフ「…………、それはオススメしないな」 少女は普段通り、揺るぎはしない。 無表情のままに。震える身体も、そのままに。 「…………、違う、…………、 寒い だけだよ」▽ (-362) 2021/10/01(Fri) 4:10:19 |
【秘】 死兎 ニア → 不覊奔放 ナフ「だから 燃やしたくなってしまう 室温も、囚人の健康状態も管理されている。 厚着をした少女の恰好からも見て取れる。 寒さを感じる要素は、何処にもないのだ。 「キミは兎の為に……、 燃えてくれるのか? (-363) 2021/10/01(Fri) 4:11:25 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 死兎 ニア「ほォん。寒い……寒い、なァ……」 答えを聞いて、意外そうにはしなかった。 震える理由が、恐怖の他になら寒さしか思い付かなかった。 けれど、室温もあなたの服装も、寒いだろうとは思えないし、体調が悪いならきっとここにはいない。だから首は少し傾いて。 「まだ無理」 すっぱり。あなたのために燃えられるかと言えば今はNoだ。 「今後は分からん。お前が寒くなくなりゃいーなーッて思ったら、そンときは俺は躊躇なくお前の前で燃えるだろうよ」 嘘はない。が、イカれているとしか思えない淡々さと迷いのなさで告げた。 (-365) 2021/10/01(Fri) 4:19:04 |
【秘】 死兎 ニア → 不覊奔放 ナフ「…………、嗚呼」 あなたのその答えに、力が抜けたように息を吐いて。 「可笑しい…………、今後なんて物、無いだろう? もっと拒絶されると……、踏んで、いたのに……」 怖がられないのも、燃やされてくれる可能性があるのも。 予想など出来たものか。「計算が狂ったな、」と音にして。 「…………、キミを燃やすのは惜しい、と 思ってしまうだろう。…………、やめてくれよ」 無表情なのはそのままに。 声に弾みがあるのは……伝わってしまうかもしれない。 「キミが此処で燃え尽きても、兎は満たされやしないよ」 (-367) 2021/10/01(Fri) 4:30:23 |
【独】 死兎 ニア「…………、これだから嫌なんだ」 情を持つのは。 「……、その為に…………、 ずっと、たった一人で居たというのに?」 看守の憂さ晴らしから庇ってくれたあの男も。 お前の前で燃える、などと言ってのけるこの男も。 「兎は………… 全てを燃やしたい だから。 惜しいと、思わせないでくれよ。 (-369) 2021/10/01(Fri) 4:38:10 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 死兎 ニア「無礼講の間もそーだし、お前がこの監獄にいる間は、どーなるかわかんねーしさァ?今後、あるかもしんねーなッて……ア?」 計算とかなんとか、男は知ったこっちゃないと言わんばかり。 火に抱かれるほどの価値をあなたに見出せば、それこそすぐにでも燃やされて構わないのだろうと窺えるかもしれない。 「ンあ…変なの、折角合意になるかもしンねーのに」 そんなんだから、声の弾みは分かっても、弾む理由もわからない。惜しがる理由も。 「ま、俺じゃ満たされねーンなら仕方ねェわな」 (-370) 2021/10/01(Fri) 4:43:38 |
【秘】 死兎 ニア → 不覊奔放 ナフ「…………、キミだって…… 変な奴だ……、よく言われるだろう?」 "変"なのも"普通"でないのも。 自分も同じだろうけれど……これも、口にはしなかった。 この場で歪んでいるのはむしろ、正常だと思える。 「兎は…………、この世界の 全て 「…………、キミが燃えても……、兎の"糧"に。 ……、なるだけだよ」 そう言うと、ゆっくりとした動きでバンを抱え直す。 ふわりと浮く身体。どうやらこの場から離れるようだ。 「嗚呼、そうだ…………、キミの跳ねる姿。 …………、暇な時で良いよ、……また見せてくれ」 (-372) 2021/10/01(Fri) 5:00:53 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 死兎 ニア「変どころで済めばかなりマシな方」 変人で済むなら、その判定を下した人は大分お人好しではなかろうか、と思うほど。 まともと言われたことがないほど。にま、と笑う口が物語る。 「あッは!強欲だな!いーじゃん」 その野望は叶わずにここにいるんだろう。そうだとしても尚欲するなら、突き抜けていて好ましい。 離れるらしい、と察して漸く一歩だけ身を引いた。 「おう。いーぜ、いつでも跳ねてやる」 跳ね飛ぶことは好きだから、軽い調子で頷き。 (-375) 2021/10/01(Fri) 5:15:20 |
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