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![]() | 【人】 クルー 御子柴 詠斗 [ 髪を耳にかけた彼の手は そのまま彼女を抱き寄せるように 彼女の腰へと降りていく。 そんな彼の手とは反対に、彼女の細くて美しい手は、 彼の顎を伝って頬に添えられる。 そして、試したくて仕方がなかった彼女の唇が、 彼女の方から当てられる。 柔らかくて、離したくない。 そんな気分にさせられた彼女の優しい口づけ。 口づけを続けながらグラスをテーブルに置けば、 小さく開いた彼女の唇の中へと 彼が臆することなく侵入していく。 ゆっくりと、まずはお互いの舌先を撫で合うように 絡めあい、刺激を徐々に増やしていく。 彼女が物足りないというかもしれないタイミングを見て フリーにしていた片手を彼女の太腿へ。 勿論、いきなりその隙間に手を入れるという 蛮族的なことはなしだ。 ただただ舌を絡め合いながら、 彼女は軽く腕を彼の首肩に絡め、 彼は指先を使って彼女の太腿をツッと撫でていく。 広い部屋の中に広がる、くちゅ、という口づけの音と、 その合間に漏れる男女の呼吸の音 ] (135) 2020/07/14(Tue) 10:42:30 |
![]() | 【人】 クルー 御子柴 詠斗っ、……ふ、…… ………… 梨花様、私の願いをひとつだけ聞いてくださいませんか。 [ 唇を離した彼は、じっと熱を帯びた瞳で 彼を見つめる”主人”へとねだった。 それはいたく簡単で、 それでいて人の心を揺るがしやすいこと ] その清らな声で、私の名前を……呼んでください。 (136) 2020/07/14(Tue) 10:52:17 |
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![]() | 【人】 クルー 御子柴 詠斗 [ 彼女の気持ちを揺さぶるつもりは一切ない。 しかし、客側である彼女に 御子柴さん、と呼ばれ続けるのも どこかむず痒いというもの。 だから、彼女に呼んでもらいたかった。 無論、見つめ合いながらも、 彼は彼女の太腿から膝にかけてを ずっと撫で続けて、彼女の答えを待つのだった。 それはまるで、Goと言われるまで待ち続ける 忠犬のような雰囲気さえ醸すだろう ]* (137) 2020/07/14(Tue) 10:55:31 |
![]() | 【人】 クルー 御子柴 詠斗−過去・204室内− [ 出てきた女性は、彼の半分ほど…… は言いすぎた。 しかし女性の中でも一段と低いほうだろう。 ブランドは知らないが可愛らしい寝巻きと、 備え付けのスリッパ姿で現れた女性は 汗をかきすぎてとても髪の毛が濡れている。 まずはその額の汗でも拭いてからにしようかと、 彼女の招きを受けて、 お粥が上段に、タオルが下段に乗ったカートを 引き込みながら彼女の誘導に乗る ] (149) 2020/07/14(Tue) 15:46:22 |
![]() | 【人】 クルー 御子柴 詠斗 [ ベッドそばに行くと、彼女はゆっくりとベッドに戻る。 上体を枕を使って起こしている彼女は、 とても病弱なお嬢様のような雰囲気を醸し出す。 そんな彼女の横にカートをセットした彼。 彼女が何も言わなければこちらから、と思っていたが 彼女は余程気怠いらしい。 嘘か真か、それに関してはどうでもいい。 食べさせてほしい>>144 そうお願いされれば、 彼は作った笑みで相槌を打った ] 私で良ければ、介抱させていただきます。 まずは、とても汗をかいていらっしゃいますし、 濡れたタオルでお顔をさっぱりさせて、 お粥を頂きませんか? [ デリバリー用の白手袋を脱ぎながら、 彼は下段に置いていたタオルのうち 1番小さいハンカチサイズの濡れたタオルを、 手にとって彼女に差し出す。 彼女が望めば、優しくその汗ばんだ顔と首筋を拭き、 彼女が自身で手に取れば、手袋をつけ直し、 お粥を食べさせる準備をするだろう ]* (151) 2020/07/14(Tue) 15:50:01 |
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![]() | 【秘】 涼風 梨花 → クルー 御子柴 詠斗あなたの火、……分けて貰える かしら。 とびっきり、熱くて、痛くて─── 苦しいくらい、 の が、……欲しいの。 (-202) 2020/07/14(Tue) 21:57:10 |
(a63) 2020/07/14(Tue) 23:49:06 |
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