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【人】 厨房担当 那岐―― 可愛い恋人の ―― [スキンシップは、意外と。 嫌いじゃない方だという自覚はある。 付き合っていた女性や一回り小さい従姉妹を、 腕の中に閉じ込めることもしていたし。 ただ、それが。 "される"側の立場になる日が来るとは、 思ってもいなかったけど。] (164) 2023/03/16(Thu) 0:57:52 |
【人】 厨房担当 那岐[今日は二つもある駄目になるソファの出番はない。 何故ならば、座椅子代わりになった恋人の腕の中に 現在進行系で捕らわれているから。 嫉妬深いのは寧ろ、喜ばしいという話を 大咲としたのはつい先日のこと。 それが実際に形になって現れるのは予想外。 どう思う?に>>-420、素直に嬉しいなんて応えたら。 より拗ねたりしませんか、景斗さん。 嫉妬をあからさまに表す姿は可愛いものの。 さっきから耳元でぼそぼそと話す息が。 耳元に掛かる度に擽ったくて、 腰元から湧き上がる何かに身を捩ってしまう。] ……っ、……話すのは、仕事の話ですよ。 [上擦りそうになる声をなんとか抑えて。 そういえば、紹介したいって言っていた時も。>>5:+209 そんな話をしていたのを思い出す。] (165) 2023/03/16(Thu) 0:58:13 |
【人】 厨房担当 那岐[面として言うのではなく、あえて。 後ろから降り落ちてくる声が、背中に刺さる。 トン、と懐くように押し付けられた額。 微かな、懇願にも似たような呟きに。 軽く、息を吐き出して、 腰元に巻き付いた腕に手を重ねる。 身を委ねるように、力を抜いて。 背中に重心をかけるように預けて、 後頭部を肩口に預けたら、逆さまになった彼の顔。] ……紹介するつもりは、あります。 景斗さんが俺のこと、誰かに報告するみたいに。 俺だって、あなたを自慢したい。 [すり、と頬を寄せ合って。 機嫌を取るように甘えて、顎先に唇を落として。] (166) 2023/03/16(Thu) 0:58:41 |
【人】 厨房担当 那岐嫉妬するところも可愛いなんて、言ったら。 ……怒りますか? そんな可愛いところ見たら、 どろどろに甘やかしたくなるんですけど。 [悪戯めいた笑みを少し乗せて、 ふぅ、とお返しとばかりに耳朶に吹きかけて。] 他の人が目に映らなくなるくらい。 …………夢中にしてくれますか? [甘やかすようで、隠しきれない甘えたい気持ち。 料理を覚え始めた貴方は、どんな食べ方をするだろう。*] (167) 2023/03/16(Thu) 0:59:32 |
【独】 厨房担当 那岐/* せっかくなんで正史にしておきました。 大咲のも見えてるけど、景斗さんを甘やかしたいので俺はやりたいことを優先します。 (-445) 2023/03/16(Thu) 1:01:19 |
【人】 厨房担当 那岐―― なんでもない日 ―― [パーティ当日。 その日は杏に店の鍵を借りて、 厨房でパーティメニューを作らせてもらっていた。 花木の下、お弁当を広げるように食べるものだから。 出来るだけ手にとって食べやすい、 零しにくいものを選びつつ。 出来上がっていったのは、 鶏むね肉とベーコン、トマト、 レタスとゆで卵を挟んだクラブサンド。 野菜とあさりたっぷりのクラムチャウダー。 豚バラを使った肉巻きおにぎり。 レーズンを加えたキャロットラペに、 カレー粉を使ったポテトサラダ。 イングリッシュマフィンを使った きんぴらごぼうのサンド。 りんごジュースとライムを混ぜて、 オレンジ、キウイ、いちご、グレープフルーツを 入れたノンアルコールのサングリア。] (173) 2023/03/16(Thu) 2:09:23 |
【人】 厨房担当 那岐[他に店員たちもきっと用意するだろうから。 そこまで作り終えたなら、最後。 デザートの準備に取り掛かる。 使うのはまず米粉と砂糖、丁寧にだけどさっくりと。 混ぜ合わせていったら卵をほぐしてから加える。 バターは溶かした無塩のものを。塩はほんの少しだけ。 牛乳を少しずつ加えていき、ハンドミキサーは使わずに 時間を掛けて、泡だて器で静かに混ぜ合わせていく。 なめらかになるように裏漉しをして、 冷蔵庫に入れて生地を落ち着かせていく。 時間をかけて、ゆっくり。 フライパンは一度熱して油を引いてから、一度冷まして。 余分な油はキッチンペーパーで拭き取る。 クレープ生地は大体おたま一杯分。 丸く生地を広げたら、弱火で焼いていく。 表面が乾いてまわりが色づいてきたら、 縁を剥がして生地を裏返して、また焼いて。 生地が出来上がったら盛り付けに移る。] (174) 2023/03/16(Thu) 2:09:34 |
【人】 厨房担当 那岐[生地の上に生クリームで半円を描いて、 もう半分にはバニラビーンズの入った カスタードクリームを半円。 黒……、には見えないかもしれないけれど、 小さく角切りにした生チョコ散らして、 くるくると三角になるように丸めていく。 円形になった天辺に散らすのは、 紺色をしたブルーベリー。 身から滲み出てしまう色は、少し違うけど。 そこはご愛嬌として許して欲しい。 黒と紺、色合いは地味かもしれないけれど。 もちもちとした触感が好きだという条件は 達成されているはず。] ……気づくかな。 [気づかなくても、構わない。 美味しそうに食べる姿が見られたら。] (175) 2023/03/16(Thu) 2:09:46 |
【人】 厨房担当 那岐……――――、 [今朝送り出される時の唇の感触を思い出して、 無意識に自身の唇を指で、なぞる。 隣で眠る寝息を、温度を、もう知ってしまったら。 もう手放せないのは、此方も同じ。 スマホをポケットに戻して、顔を上げる。 さぁ、出来上がった料理たちを、会場へ運ぼう。**] (179) 2023/03/16(Thu) 2:15:37 |
【人】 厨房担当 那岐[小さく落とされた返事に思わず笑う。>>169 やっぱり擽ったい。心も、身体も。 なるほど、手放せなくなるというのはこういうことか。>>81 いつかの妹の忠告を身をもって痛感しながら。 あれだけファンから愛されている人だというのに、 たった一人の俺の挙動一つで不安になっている。] ……ふ、かわい。 [やっぱり漏れてしまうのはその可愛らしさ。 肩口に後頭部を預けたまま、手を伸ばして。 逆手のまま、慈しむように彼の髪を撫ぜて。 愛しい、と覚えさせらた感情が育っていく。 最初は小さな種だったものが、少しずつ大きくなって、花開く。] (181) 2023/03/16(Thu) 8:33:55 |
【人】 厨房担当 那岐[拗ねるような声。 本当に思っていなさそうな態度にまた、 くすりと、笑みを含ませた。 彼と出会ってから本当に笑うことが増えたように思う。] もちろん、ありますよ。 俺が好きになった人なんだから。 [好きにならないわけが無い。 いつまでも誰かの心に残るくらいの人なのに。 未だに、自信が無さそうなのはどうしてだろう?>>170 それを教えていくには、まだ時間が足りない。 これからも、時を重ねて、じっくりと伝えていこう。 彼が好きだというスープみたいに。 秘密の隠し味を使って、コトコト煮込んで。 コンソメみたいに透き通る黄金色に輝くみたいに。] (182) 2023/03/16(Thu) 8:35:40 |
【独】 厨房担当 那岐/* サンドイッチは気になさらず。 地下鉄からだから電波が悪い。 米粉クレープ以外作る過程は省いたけど、花見会の料理は置いておいたから みんな食べてくれよな。 (-457) 2023/03/16(Thu) 8:44:00 |
厨房担当 那岐は、メモを貼った。 (a12) 2023/03/16(Thu) 8:45:45 |
【独】 厨房担当 那岐/* あ、栗花落さんはどこかで推してくれててありがとう。 嬉しい。心の声拾えなかったからあんまりお話できなかったけど。 レシピがメモで確定でもらってたことになったのはちょっと面白かったw (-479) 2023/03/16(Thu) 10:39:56 |
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