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【秘】 平凡 シェルタン → 情報屋 ムルイジドアが開き、ムルイジ様と目が合えば微笑むのです。 それから、本当になんて事ない理由を。 「眠れないので 少し失礼してもよろしいでしょうか ・・・勿論 よろしければ ですが」 理由は本当にそれだけです。 心配も ありましたが。きっとそれは・・・。 (-304) 2021/09/07(Tue) 23:43:15 |
【秘】 情報屋 ムルイジ → 辺境の幼き人魚姫 シトゥラ「……そんなことないわよ」 自分の背中は自分じゃ見えない。 淹れた緑茶を貴方の目の前に置く。熱いわよ、と注意もしておく。 「前も言ってくれたけどね、……まぁ、そうね、性に合わないのよ」 「じゃあ、お話ししましょ。……シトゥラはこういうお菓子が好きなの?」 スイーツの類はみんな結構食べているのは見るが、駄菓子はそういえばあまり見ないな、と。 (-306) 2021/09/07(Tue) 23:45:00 |
【秘】 運び屋 バーナード → 情報屋 ムルイジ「……そっか……でも、今は平気じゃないな」 平気『だった』とあなたは言った。今までが平気だったかについては分かりようもないが、それでも今ここにいるあなたが平気じゃないことだけははっきりと分かる。 あなたの背に回した手でそっと背をさすりながら、端的な指摘にはそっと首を左右に振った。それでもいい、構わない、というしぐさ。 互いの衣服に付いた血が互いを汚しても、あなたの纏う匂いがこちらのそれと混ざろうとも、離れる理由にはならない。 「 汚れなんてどうでもいいよ。 服はいくらでも着替えればいいけど、ムルイジはムルイジだけしかいないんだから。……苦しいし、痛いし。怖いよな 」 (-307) 2021/09/07(Tue) 23:45:04 |
【秘】 情報屋 ムルイジ → アンテナ キュー「あぁ、そうね、ご当地料理体験…ってことでなら特に楽しいかもね」 これ以上下がりようのないハードルもさらに下がるだろう。楽しみがまたひとつ増えた。 「男になったとしたら、アタシ越されるんじゃないかしら……ふふ、同性同士ってなにかと楽だものね」 いつも一緒なら、特にそうだろう。 貴方達二人を交互に見やり。 「ふふ、どういたしまして」 重なるお礼に、ニッコリと笑ったのだった。 (-309) 2021/09/07(Tue) 23:51:02 |
【秘】 ひとのこ ヌンキ → 情報屋 ムルイジワゴンを押しながら、なんてことない風に貴方に声をかけるだろう。 「話に付き合ってくれてありがとう。 食堂でそのまま話すかい?それとも俺の部屋とかでもいく?」 ゆっくり話せるよ。なんでもね。 なんて言葉を添えながら。 (-312) 2021/09/07(Tue) 23:53:56 |
【秘】 情報屋 ムルイジ → 平凡 シェルタン「あら、そうなの?眠くなるまでお話でもする?」 そんなことを言いながら部屋の中へ招き入れる。 私物をさほど広げることもなく、散らかすわけでもなく。綺麗に使われている部屋だ。 とりあえず椅子を勧め、自分はベッドに座り。 自分に対する心配、なんて感じ取れずにいる。 (-313) 2021/09/07(Tue) 23:54:35 |
【秘】 情報屋 ムルイジ → 運び屋 バーナード「…………、」 答えられなかった。その通りだからだ。平気だ、と言い切れなかったことすら、貴方に言われて気付くくらい、何も平気じゃない。 「……馬鹿ね」 「汚すわよ」 多分、それでも離してくれないんだろうとは勘づいていた。ぽつりと付け足して、貴方の肩の辺りに額をつける。 震えるでもない、押し付けるでもない、抱きしめ返すわけでもない。 ただ脱力したように貴方に触れた部分に身体を預ける。 小さく一度、鼻を啜るような音を立てた。 それ以外は音もなく。 (-316) 2021/09/08(Wed) 0:02:48 |
【秘】 情報屋 ムルイジ → ひとのこ ヌンキ「……のらりくらりと躱させてくれるなら、どこだっていいんだけど」 ガラゴロと鳴るワゴンの少し後ろを、水割りのグラスを手にしたままついていく。 カツコツとヒールを鳴らしながら。 「雑談、なんでもない話…で済む? 済まないなら、……済まさせてくれる気がないなら、人目はないに越したことはないわね……」 (-317) 2021/09/08(Wed) 0:06:33 |
【秘】 平凡 シェルタン → 情報屋 ムルイジその言葉に嬉しそうに何度か頷いて、招き入れられるままに。 「お邪魔致します」 部屋の中、見回す様子はなく椅子へと座りました。 それから持ってきた水ひとつを渡し、あとはカバンの中。 こちらはキャラメル 飴 グミ チョコなどお菓子が入っておりました。個包装ですから、必要あれば好きなタイミングでどうぞ。 ・・・あとひとつ。銀の小さなペンダント。こちらは私の手の中に。 (-318) 2021/09/08(Wed) 0:06:35 |
【秘】 情報屋 ムルイジ → 平凡 シェルタン渡された水はありがたく受け取る。 鞄の中を覗き込んで、なるほど、と納得した。今はまだ、手をつける気はない。 手の中のペンダントには気付かないまま。というのも、大体は話す人の顔付近を見ているせいでもあり。 「……眠れないのは今日だけ?」 なんて、ぽつりと問うてみる。 (-320) 2021/09/08(Wed) 0:13:31 |
【秘】 ひとのこ ヌンキ → 情報屋 ムルイジ「いや〜?多分済まないと思う!それなら俺の部屋だね」 進路はそのまま使用人の部屋へ。 「君、踏み込まれるのが苦手ならここで断ってくれてもいいと思うけどね。付き合ってくれるあたり律儀な人だなと思うよ」 (-321) 2021/09/08(Wed) 0:13:36 |
ムルイジは、酒飲みなので振れないが、裏での結果は68だったらしい。 (a61) 2021/09/08(Wed) 0:14:48 |
【秘】 情報屋 ムルイジ → ひとのこ ヌンキ「……正直なことね」 立ち止まることも引き返すこともしない。 時折グラスに口をつけながら歩く、なんて行儀の悪さもありつつ。 「せっかく話しかけてくれたのに? ……アタシ、確かに踏み込まれるのは得意じゃないけどね、アナタが嫌なわけではないもの」 (-323) 2021/09/08(Wed) 0:17:20 |
ムルイジは、カストルだったかも…… (a63) 2021/09/08(Wed) 0:27:52 |
【秘】 運び屋 バーナード → 情報屋 ムルイジ「馬鹿は今更。汚していいよ」 今あなたが言える言葉の範囲で応えてくれているのだと思うから、これ以上の言葉は要らないと思った。 肩口に触れた額、そこからじわりと伝わる温度を受ければ。先程あなたが自分にそうしてくれたようにそっと頭を撫でようと手を伸ばす。 抱き込む腕は変わらないままで、撫でる場所はあなたの後頭部になるだろう。 預けられる身体を受け止める。 自分もあなたもここにいるのだと、はっきり分かる形でそばにいる。 あなたが次に顔を上げるまで、あるいはこちらに言葉を投げかけるまで。 ただ黙ってそうしていることだろう。 (-335) 2021/09/08(Wed) 1:17:11 |
【秘】 ひとのこ ヌンキ → 情報屋 ムルイジ「嘘ついても互いに得しないだろう?それに君に対して不誠実だ。それはよくない」 行儀悪さも可愛く見えてくる。少しずつではあるが、酒を口にしている事に安堵しつつ自分の部屋へ。 「それは光栄。嫌がられなくて嬉しいよ〜。君に嫌われてたら俺大泣きしてたかも!」 なんて軽口を言いつつ、自室へ招き入れるだろう。 他の参加者達と同じであろう、至って普通の部屋だ。特に散らかっている様子もなく、強いて特徴を挙げるなら微かに消毒液の匂いがするくらいだろうか。 「さあどうぞ。ソファに座ってゆっくりしておくれよ。お酒だけじゃ寂しいだろうから今おつまみ持ってくるね」 そう言って貴方にソファを勧める。 (-339) 2021/09/08(Wed) 1:25:09 |
【秘】 情報屋 ムルイジ → 運び屋 バーナード「…………ぅ…」 改めて汚していいとまで言われて、あとは呻くしかなくなった。とはいえ、たった一言だけだったが。 しゃくりあげるでもなく、グスグスとずっと鼻を鳴らしているでもなく、ただ落ちるがままに涙を落とす。泣いているというよりは、溢れたものを溢れっぱなしにさせているというような。 撫でられれば、どうしてもその量は増えてしまうのだけれど。 暫く黙って静かにそうしていたが、不意に貴方の胴体に腕が回った。 とはいえ、力は全く入っておらず、それは抱き締め返したというよりも貴方の存在を確かめたに過ぎないような。 そして、自分の存在を恐る恐る伝えたかのような。 そこから数秒。ゆっくり顔を上げようとして。 上げられなかった。 泣いたあとの、人との顔の合わせ方なんて覚えてない。恥ずかしい。 (-340) 2021/09/08(Wed) 1:34:00 |
【秘】 情報屋 ムルイジ → ひとのこ ヌンキ「……嘘をつくのか不誠実、は、最近思うようになったわ」 安堵されていることには気付かないまま。少しずつ少しずつ、一度に身体に入れすぎないように。 虚勢を張るのと自棄になって無茶をするのは違うから。 「それは…煩そうね?泣かれなくてよかったわ」 軽口を嫌味混じりの軽口で返す。 通されるままに部屋に入り、少しだけ鼻を鳴らす。とはいえさほど鼻がいいわけでもないので、気にするほどでもなく。 「………いいわよ、なくても」 ぽつりと零しながら、ソファに腰を沈めた。 (-342) 2021/09/08(Wed) 1:40:18 |
【秘】 ひとのこ ヌンキ → 情報屋 ムルイジ「まあまあ。食欲がないなら手をつけなければいいだけの話さ」 お酒を飲み進めるのも大変そうなくらいしんどそうだしね。 なんて続く言葉は飲み込んだ。 素焼きのナッツや個包装の一口チョコレートを乗せた小皿を静かにテーブルへ置き、それを挟んで向かいのソファに腰を下ろした。 「お洒落な世間話の一つや二つを挟めたらいいのだけどね、単刀直入に聞いちゃおうか。 ……君、少なからずいつも通りじゃないように見えるけど……誰かにバレた事がある、もしくは打ち明けた人とかいる?」 そう問いを投げる使用人はいたっていつも通りだ。軽い調子、朗らかな声音、飄々とした笑顔のまま貴方から感じるいつも通りではない様子について尋ねる。 (-345) 2021/09/08(Wed) 1:53:43 |
【秘】 情報屋 ムルイジ → ひとのこ ヌンキ顔色も口調も声も変えていない。話す内容はそうでもないかもしれないが。 酒量だって普段のペースを知っている人はこの船にはいないはず、喫煙ペースも然り。それでも。 分かっている。皆、鈍くもない。 鈍かったら、ここまで皆苦しんでいないはずだ。 問いに答えるまでに、酒をひと舐め、ふた舐め。 それから漸く貴方の顔を見た。 「………恥ずかしいこと聞くのね。なんて……茶化させてはくれないんでしょう? ……一人、アタシが崩れたところを知ってるわ」 ムルイジが今普段とどう違うのか、どういつも通りではないのか、といえば。 いつもより、ずっと素直なのだ。だから、聞き出すのに苦労はしないだろう。 取り繕う余裕がないせいで。 (-349) 2021/09/08(Wed) 2:05:14 |
【秘】 運び屋 バーナード → 情報屋 ムルイジあなたの涙が床に落ちても衣服に吸われてもこちらは言葉を発しない。自分のものとは性質の異なる髪をただ慈しむように撫で続けるだけだ。 ふと腕が回されたことについては驚きはしたものの、本当にただ驚いただけで何も抵抗はしない。あなたが腕に力を込められないのならばこちらがその分強く抱き締めるだけだと言わんばかりにぐっと力が込める。 お前も俺も、ここにいる。 それからあなたの雰囲気から若干戸惑いに近いものを察知したのか、髪を撫でていた手で背を一度ぽんと叩いてから口を開く。 「……顔が塩分でカサカサになる前に動こうか。洗面所で顔を洗う、シャワールームでついでに身体も洗う、普通に自室で済ます……どれがいい?」 (-350) 2021/09/08(Wed) 2:09:03 |
【秘】 ひとのこ ヌンキ → 情報屋 ムルイジ使用人は貴方の酒を口にするペースを知らない。 けれど、お酒は好きだと語る者がこんなにも口をつける頻度が遅いだろうか。そもそも、目の前の相手は食事をしたかと言う質問したさえ返してくれていない。 「そっか。……よかった。君も弱みを見せられる人がいて……って言うのはおかしな話だし、普段取り繕うのが上手いからこそ弱みを見せることの深刻さがより増してしまう気がするのだけど」 自分はと言うと、ミネラルウォーターの入ったボトルからグラスへ注ぎ軽く水を飲んでいる。 「君だけに恥ずかしい思いをさせるつもりはないさ。 無茶をしていそうな君から話を聞こうと、情報交換をしようと思って、価値があるか分からないが俺もいつも通りじゃない部分を君に明かそうと思っていたしね」 (-353) 2021/09/08(Wed) 2:19:33 |
【秘】 情報屋 ムルイジ → 運び屋 バーナードサラサラ、というよりはしっとりと滑らかさの強い髪も、処刑の後だ、所々に血は飛んでいただろう。 そこにまではもはや気も回らないのだが、撫でられればその分、沈んでいた胸の内が緩やかに浮上してくるような。 ここにいる、と示し、示され、返される。 血の匂いも涙の味も関係なく、深く息を吸って、吐いた。 ポン、と叩かれる背がスイッチ代わり。パ、と顔を上げた。 いつも通り、に、涙の通った跡だけが残る顔。 「シャワールームで身体も洗う」 ほぼ迷いなく、一番気力を使う面倒臭い案を選んだ。 少し心を軽くしてもらった、今のうちにと。 (-355) 2021/09/08(Wed) 2:23:15 |
【秘】 情報屋 ムルイジ → ひとのこ ヌンキはぐらかせるところははぐらかす。出されたチョコレートやナッツの、食欲がなければ手をつけなくていい、にすら言葉を返しはしなかった。 それが、答えといえば答えなのだが。 「見せたくないわよ、本当は、なにも。見せずに済めば何よりだったんだけどね」 そうはいかなかった、のは事実。そうはいかないくらい崩れてしまったのも、事実だ。 ちら、と顔を上げて貴方の表情を見る。 情報交換、との言葉に無意識に釣られたかのような。 「アナタも?……それは、どんな部分? 心が揺れる何か、があったのかしら?」 (-356) 2021/09/08(Wed) 2:31:18 |
【秘】 運び屋 バーナード → 情報屋 ムルイジ上げられた顔を見て、それから告げられた回答に一つ頷く。 散々泣き喚いた自分よりも綺麗な顔をしている相手に少し羨ましさも感じたのだが、完全に自業自得なので口にはしない。 「おっけ。それじゃあ……行きますか」 もしあなたがバーナードの動きに気付くのならば容易に制したり逃れたりが叶うが、気付かなかったり抵抗の意思がないようであればあなたはバーナードに抱き上げられることになる。 もちろん、あなたが腕を逃れることができたのなら少し笑ってから連れ立って歩いていくことになるはずだ。 目的地はどちらの場合であっても変わらず、シャワールームへ。 (-357) 2021/09/08(Wed) 2:34:50 |
【秘】 情報屋 ムルイジ → 運び屋 バーナードああやって泣き喚けるのを強みだと思っている、ので恐らく口に出されても納得はしなかっただろう。 それより。 「う………っわ!?」 完全に動きに気付かなかった。ので抱えられる羽目になったことに驚いてそれどころじゃなくなった。いつもの、キャーとか、そういう声すら出ないガチびっくり。 「ちょっ……重いでしょう!?待っ…… 待って本当、やだこれどうしたらいいのちょっと 」シャワールームへ辿り着くまで、貴方に余計な重みを与えないようにと落ちないようにだけを考えつつ、ぶつくさ言いながら運ばれていく。 (-359) 2021/09/08(Wed) 2:43:52 |
【秘】 運び屋 バーナード → 情報屋 ムルイジ「あは、面白い声聞いたかも。しっかり掴まっててくれりゃいいよ、石から人までなんでも運ぶ『高速度星』は伊達じゃないってね」 とはいえ普段はまだ身体補強系の端末を使いもするのだけど。 今は両手とも素手なのでそのあたりは一切使っていない。 ぶつくさ言われながらも気にした様子もなく、ただ一応は他者に見つからないように足音は潜めてシャワールームへと向かう。 ……泣いた跡の残る顔はあまり見られたくないので。 シャワールームに到着次第、あなたを下ろしたバーナードは比較的いつもの表情を取り戻して呑気に笑って見せた。 突然抱き上げたことに対する反省なんてこれっぽっちもない様子だ。 「到着。……へへ、どうよ?」 (-361) 2021/09/08(Wed) 2:57:12 |
【秘】 ひとのこ ヌンキ → 情報屋 ムルイジ「……そりゃあそうだろうね。あれだけ隠し通してきたのだもの」 苦笑しながら肩をすくめた。水の入ったグラスがからんと間抜けな軽い音を立てた。 「あ!興味ある?ふふ〜、俺もまあ心揺れるものがあったんだよね。 俺のいつも通りじゃない話、よかったら聞いてってよ」 そこまで話してからグラスを持つ手とは反対の手を貴方に差し出した。 よく見ると秘密裏に渡したメッセージカードと同じ、紙製のメモが握られている。 ▽ (-362) 2021/09/08(Wed) 3:05:51 |
【秘】 ひとのこ ヌンキ → 情報屋 ムルイジ『シャト殿にバレるとまずいからね。紙に書かせてもらったよ』 貴方がメモ用紙を受け取るなら、機械的な筆跡が並んでいるのが見えるだろう。 『俺は蘇生してからすぐ、シャト殿を壊したくて壊したくて壊したくて壊したくて壊したくて ぶち壊したくて仕方がなかった。 死の恐怖を得た俺が、初めて獲得した心を満たすほどの強い感情は"怒り"だった。 人はどうして死から逃れられる力を手に入れたのに、進化の一つともいえる姿になったのに、再び死の恐怖を獲得するなんて退化するような真似をしているのだろう。 死の恐怖は俺にとって言葉をどれだけ並べても語り尽くせない絶対的な存在だと感じた。 どれほど楽しい時間を過ごしても、唐突に死は訪れる。人は呆気なく死んでしまう。 俺はこれから先あの底なし沼のような恐怖がいつ訪れるか分からずに怯えなければいけないんだ。それこそ死ぬまで、一生。 人はあまりに傲慢だと思った。愚かな生き物だと思った。人と言う種族が嫌だと叫んでしまいたかった。 今生きている君たちはどうか、こんな永劫の呪いを手にしないで欲しいと叫びたかった』 ▽ (-363) 2021/09/08(Wed) 3:07:57 |
【秘】 ひとのこ ヌンキ → 情報屋 ムルイジ 『手に入れたものが"死にたくない"だけならまだよかった。 俺は、"生きたくない"よ。 生きることが、怖くて仕方ないよ』 (-364) 2021/09/08(Wed) 3:09:06 |
【秘】 ひとのこ ヌンキ → 情報屋 ムルイジ貴方の目の前にいる使用人は静かに貴方を見据えている。 人形のように、表情の一切を削ぎ落として。 「……それが、死んで蘇った直後の俺の本音。いつも通りじゃない部分。 あ!今は落ち着いているよ。安心してね! 押さえつけて、飲み込んで、暫く考えて落ち着いたからさ。 …………君たちのおかげで平静でいられている、という部分もあるけどね。君たちに俺は賭けているから」 声はひどく落ち着いている。温度のない声色だった。 (-365) 2021/09/08(Wed) 3:10:31 |
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