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【独】 子役 ヘイズなあ、これ死ぬ直前に死ぬロールしていいの? それで死ななかったらアホじゃない? 死ぬよね!!???? あたい、死ぬわよね!!!!!!! 現場の童貞さーーん!!!! (-514) 2021/04/24(Sat) 18:42:19 |
【人】 子役 ヘイズ「────♪」 子役は鼻歌を歌いながらシーツを取り込んでいる。 いつもどおり、なにかのセリフを口ずさんでいる。 まるでこれから始まる舞台へ向けての予行のように。 これは子役の日課だった。 この宿でバイトをはじめてから4日目。 ほんの少しだけ手慣れてきた。 役者だからと怪我でもさせたら 申し訳ないなどと言われたりもしたが、子役は気にしない。 洗濯が終われば、いつもどおり、流し台に溜まった皿を洗う。 「ヒャッハァ〜〜〜!!ばい菌は消毒だ〜〜〜!!!!」 おそらくこれも演技の練習なのだろう。 (231) 2021/04/24(Sat) 21:29:42 |
ヘイズは、きっと、会議中ずっといつもどおりを演じれただろう。 (a121) 2021/04/24(Sat) 21:42:55 |
【神】 子役 ヘイズ──ここは星見杯亭、ヘイズのゲストルームだ。 与えられただけといった風に生活感も、部屋の主の個性も ほとんど反映されていない質素な、暖炉のある部屋。 子役は、じっと鏡を見つめていた。 金の髪に翡翠の瞳、頼りなさげに下がった眉。 子役をやるには恵まれた容姿であると言えよう。 まるで自身の姿を確かめるようにしばらく じっと見つめていたが、ふいに口を開いた 「"あなたは、だあれ?"」 そうやって鏡に問いかけても、おとぎ話のように 語り掛けてくる者はいるはずもない。 なかったけれど、一瞬目の前の自分が なにか別の存在のように見えた。 ──君だけは生き延びて欲しい。 誰かにそう言われたのを思い出した。 "ヘイズ"がそう言われることはおかしくはない 愛されるようなこどもを演じているからだ。 けれど"本当の姿"を知っていても それを言う人がいた。おかしな人だった。 けれどその通りにはきっと、なれないのだろう。 (ぼくは"地を這う影") (どこまでだって、暗闇の先だってついていきます) (G52) 2021/04/24(Sat) 21:47:11 |
【神】 子役 ヘイズ(──、きっと"この先"には また新たな素敵な舞台が待っていますよね?) この部屋には子役ひとりしかいない。 招き入れない限りはしっかりと鍵のかけられた 誰が入ってくることもない。 愛する者と自分の死は"自分"で作りたい。 そう語る彼を、子役は笑って肯定した。 (G53) 2021/04/24(Sat) 21:51:20 |
【神】 子役 ヘイズ──そこでは密やかに子役だけでの舞台が行われている。 それはいつもの、ただの練習かもしれなかった。 「せっかくなら、こうしましょう。 ぼくには"もうひとりの自分"がいます。 その"もうひとりの自分"は自分を憎み 殺したがっている。そして今宵、それは果たされる」 子役は鏡の前で、独り、語る。 人格のスイッチが切りかわったような──迫真の演技。 可憐で細いはずの少女の声音が、 ひどく淀みかすんだような重低音を奏でる。 「"く、くくくっ"」 「"アハハハハハハッ!"」 夜の星見杯亭の一室から、かすかに響く笑い声。 「"これ"が"そう"なんだ! 最ッッッ高かも!!!」 鏡にうつるヘイズの姿が歪む。 けれどここは密室。誰に邪魔されることもない。 子役はひとり舞台を演じる。 だれかが聞いているとしても"演技の練習" なにも不思議なことなどない。 (G54) 2021/04/24(Sat) 21:59:20 |
【神】 子役 ヘイズ「"ねえ、わたしにはあなたが邪魔なんです"」 「"さっさと死んでもらえませんか?"」 「"あなたさえいなければ"」 「"わたしはふつうの子だった"」 小道具を手に取り、天へと掲げる。 子役の独り舞台は鏡の前でひそやかに、続いた。 (G55) 2021/04/24(Sat) 21:59:48 |
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