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レヴィアは、一筋の汗を流した。 (a34) 2022/08/23(Tue) 12:22:09 |
レヴィアは、ぼたぼたと血を流した。 (a35) 2022/08/23(Tue) 12:22:28 |
【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 暗殺屋 レヴィア「人気が欲しいんならもっと上手くやってるだろうよ」 ため息ひとつ、逐一取りに行くか……と力なく笑い。 「は。それじゃあその白いのの持ち主も 死ぬなんて事はないだろうね」 そう返すのは、いつもの軽口かそれ以外か。 身体を引きずるように降りて、 置かれたボトルを当然のように口にし、 空にするとゴミ袋に放り込む。 「捨てといた。レヴィア、あー……」 死ぬなよ、なんて言っても興味がないとか言われそうで。 気を付けて、もなんだか違う気がする。 「いってらっしゃい」 妙な言葉をかける事になり、微妙な表情で。 まあ、ほんのり口角はあげて、見送るだろう。 (-403) 2022/08/23(Tue) 12:25:34 |
【秘】 ”復讐の刃” テンゴ → 暗殺屋 レヴィア「………。」 降りてきた少女を見つめた。 その漆黒の瞳に殺意はない。諦観と憐憫。 この少女がどれだけの苦を背負ってきたか。 幼いながらに思う事が無かった訳があるまい。 例え、家族を手にかけていたとしても、彼女は男にとっては家族の一員だ。 「そうかい。なら手前の事は手前でやらせて貰おう。その前に、お前さんにこれをやるよ。」 飴の入った布袋。 まだ中身のあるそれの口を閉めて、貴方に投げて寄越す。 中身はべっこう飴に、オレンジの飴に、抹茶ミルクの飴。 「ただの飴だが、これが美味いんだ。」 笑う姿は、いつもの昼行灯のようで。 男は貴方が受け取るにしろ、受け取らないにしろ、そのまま貴女から距離を取る。 → (-404) 2022/08/23(Tue) 12:27:15 |
レヴィアは、どこか出かけられた見送りの言葉に、「えぇ。」とだけ返して (a36) 2022/08/23(Tue) 12:31:27 |
レヴィアは、その日の夜に、仕事に向かった。 (a37) 2022/08/23(Tue) 12:31:49 |
レヴィアは、ゴシックの服をワインレッドに染めている。 (a38) 2022/08/23(Tue) 12:32:12 |
【秘】 ”復讐の刃” テンゴ → 暗殺屋 レヴィア「さて…それじゃあさっさと、片を付けるとするか。」 「じゃあな、レヴィア嬢。達者でやれよ。嗚呼、見たくないのなら目を塞いでいろ。少々派手になる。」 よろめきながらも刀を持ち上げて。 慣れた様子でくるりと刃を自らに向ける。 そうして―― 向けられた刃は、何の躊躇いもなく、押し込まれ。 テンゴ自身の胸に深々と突き刺さり、その 心臓 「っ、ぐ…!」 男は知っている。その手で何度もやってきたから。 どうすれば、人が絶命するかを。 脂汗を滲ませ、苦悶に表情が歪み、呻き声を漏らしながら。 ぐり、と刀をその手で捻る。抉り、潰すように。 そうしてから、一気に抜けば。それで、 お終い。 勢いよく、男の胸から赤が噴出し、その場にばたりと倒れるだろう。辺りに一層濃く、鉄錆の香りが立ち込めるだろうか。 (-405) 2022/08/23(Tue) 12:43:21 |
【秘】 暗殺屋 レヴィア → ”復讐の刃” テンゴ氷と評されるその貌には、何の感情も籠らない。 女がなにを思うのかなど、きっと誰にも分らない。 何百人を殺し、同じファミリーの者を手にかけ。 涙の一つも流さない、冷たい死神。 人からの評価などそんなものだし、 女もそれを否定することなどなかったから。 「そう。」 「興味がないわ。」 投げ渡された飴を、血を流していない方の腕で受け取る。 これに毒でも入っているかもしれないわね、なんて。 呟きながら、しかし、捨てることはせず。 「私には標的の死を見届ける義務があるの。」 標的が必ず死んだ事を、きちんと確認する事。 それが"暗殺屋"の仕事だからと、夕闇の瞳は真っすぐ見据え。 そして。 ▼ (-406) 2022/08/23(Tue) 12:56:08 |
【秘】 暗殺屋 レヴィア → ”復讐の刃” テンゴ「………馬鹿ね。」 その最期を、見届ける。 飛び散る紅も、苦悶の顔も。 全てを、全てを見届ける。 また一人、ノッテ・ファミリーを殺した。 貴方の意識が完全に闇に落ちる頃。 女は初めて、目を伏せて、睫毛を震わせた。 女は、貴方に近づいて。 いつかの遺体と同じ様に、その右目に。 パン、と一発、弾を打ち込んだ。 死を確実なものにするため、でもあるし。 自分がやったのだと、認識するためでも、ある。 誰かに誇示したいわけではない、ただ。 "自分が死に追いやった"のだと証明する、 罪の証 として。それを、残す。 女は、昼行灯の火を消した。 べっこう飴を一つ開けて、口に含んだ。 「……雨が降る前に、帰りましょうか。」 ハンカチを腕に縛って止血をして。 切り捨てられた傘を拾って、ばさりと欠けたそれを広げた。 呆れるほど晴天の、夜の日の事だった。 (-407) 2022/08/23(Tue) 13:04:54 |
レヴィアは、雨が降る前に帰った。ワインレッドはほどなく止まる。 (a41) 2022/08/23(Tue) 13:06:12 |
レヴィアは、店のカウンターに猫のぬいぐるみが二つ、新たに並んでいる。鎮魂歌が鳴り響く。 (a47) 2022/08/23(Tue) 17:20:14 |
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