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![]() | 【人】 軍医 ルーク[ そう綴ったなら、再び顔を上げ、向き直る。 この全身を突き動かすような、 押し流し、溢れるような、何か。 いつしかそれは、硝子のようだった紫の目から溢れて、 ぼろぼろと頬を伝う。 床に足をつき、タブレットを枕元に置いて立ち上がる。 少しだけ、時間はかかったけれど。 自分の足で立っている。歩み寄る。 涙を拭うこともせず、その赤い目を見上げた。 真っ直ぐに伸べた両の手は、 もう、届かないことを確かめるように 空へ翳すためのものじゃない。 ] (312) 2020/05/24(Sun) 4:22:21 |
![]() | 【人】 軍医 ルーク[ その両手で、 強く、抱きしめた。 離さないと、繋ぎ止めようと。 ことばだけでは伝えられない心を、 伝えるように。]* (313) 2020/05/24(Sun) 4:23:44 |
![]() | 【人】 軍医 ルーク[ 夜の静寂を、ばたばたと破る足音があった。 追って来たらしい警備兵との廊下の問答を、 自分から扉を開けて遮る。] 『やあ、今日も夜更かしだねえ、ジルベール。 ああ、彼女はいいんだ、 技術班長でね、何か変わったことがあったら、 いつでも此処に来てくれるように頼んでいる』 [ 警備兵にそう告げながら、 駆け込んできた彼女の顔を見て、 その表情からすっと笑みが消える。 彼女は、回収された通信機を手に、 勢い込んで口を開いた。] (315) 2020/05/24(Sun) 4:26:07 |
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(a27) 2020/05/24(Sun) 4:32:18 |
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