人狼物語 三日月国


81 【身内】三途病院連続殺人事件【R18G】

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視点:


【秘】 温和 セナハラ → 技師 アユミ

真っ先に首を落とした。
薬の効きが甘かったのか、僅かに身じろいだ瞬間が忘れられない。

「……やっぱり僕だけじゃ無理ですよ、アユミさん」

死体は黙したまま、手術台に横たわっている。
(-6) 2021/06/30(Wed) 22:02:48

【秘】 温和 セナハラ → 技師 アユミ

あの時よりも、ずっと上手くなった。
場所も道具も揃っている。
手際だって良くなった。

関節にメスを入れ、靭帯を断つ。
皮膚を剥ぎ、骨から肉を外していく。
なるべく、細かくしなければならない。
身体の部位や大きさを悟られないために。
(-7) 2021/06/30(Wed) 22:03:26

【秘】 温和 セナハラ → 技師 アユミ

「……もう平和な筈なのに」

「どうしてなんですかね」

「ねえ」

「アユミさん」

死体は黙したまま、肉になる。
(-8) 2021/06/30(Wed) 22:03:56

【神】 温和 セナハラ

>>ロク、ミロク【貯水槽】

各部屋に必要な物を届け、その流れで男手を呼び出した。
三人で屋上へ繋がる扉の前に集まっている。
足元には、ブリキのバケツやタライが幾つか置かれていた。

「……これから貯水槽の水を汲みます。
 砂や枝を濾過して、沸かせばまだ使える筈です。
 終わったら着替えて、交代で沸かしましょう。
 調理室のガスがまだ残ってますから、そちらで」
(G0) 2021/06/30(Wed) 22:18:31

【赤】 温和 セナハラ

トントン、控えめに扉を叩く音がする。
一階のとある部屋の前に、男は立っていた。

「……メイジくん、起きてますか。準備が整いました」

普段よりも強い消毒液の匂いを隠しもせず、
ただ笑みを張り付けている。
(*0) 2021/06/30(Wed) 22:42:22

【独】 温和 セナハラ

アアアアアアアアアアアアアア肩書

肩書

メイジ
(-22) 2021/07/01(Thu) 0:51:56

【赤】 温和 セナハラ

「手術室ですよ。後は細かくするだけなんですが」

重い足取りを隠しながら進んでいく。
消毒液の中に、血や脂の臭いが混じっている。

「臭いが少しきついかもしれません。
 三角巾がありますから、そちらを使ってください」

……既に、食肉に見える段階までは処置を終えていた。
(*2) 2021/07/01(Thu) 0:59:12

【秘】 温和 セナハラ → 被虐 メイジ


/*
ところでさ……アンタ、殺したい子いるかしら?
アタイ殺せそうな子がいなくて困ってるわ
恋未練の霊圧感じないのよ

ちなみにアタイは殺されに狼窓来たけど、アンタが殺されたいならアタイ…殺すわ……
(-25) 2021/07/01(Thu) 1:20:00

【神】 温和 セナハラ

>>G1 【貯水槽】

「その方が良さそうですね。
 どうせ壊れるので傘は使わずに。
 場所は僕が先に行くので、後ろをついて来てもらえれば」

バケツを二つ手に持った。
重い扉を開けた瞬間、強い雨と風が入り込んでくる。

「……行きますよ。足元には気をつけて!」

落ち葉や枝だらけの屋上を、足早に進んでいく。
向かう先には粗末な貯水槽がぽつんとある。
蓋を開ければ汲むこと自体は容易い筈だ。
(G2) 2021/07/01(Thu) 9:27:22

【人】 温和 セナハラ

>>6 ニエカワ

「……ん、どうしました?」

いつもより消毒液の臭いが強かった。
振り返れば、表情には疲れが滲んでいる。
それを隠すように笑いかけた。
(7) 2021/07/01(Thu) 11:09:18

【人】 温和 セナハラ

>>8 ニエカワ

「……実は僕も手術室で作業をした後、見ていないんです。
 今日のお薬は僕が用意しておきます」

カルテを見ればどの薬か書いてあるだろう。
ナ行のカルテはどの辺りだったか、
そう考え込んだ意識が貴方の声で浮上した。

「すみません、慣れない仕事をしたものですから。
 アユミさんに麻酔の使い方を叩き込まれてですね……」

一人で執刀できるようにと、
急拵えであるが麻酔の扱いを教え込まれていたようだ。
(9) 2021/07/01(Thu) 13:31:04

【神】 温和 セナハラ

>>G6 【貯水槽】

力仕事には慣れているのか、
水の入った二つのバケツを難なく運んでいく。

「傷む前に飲む事を考えれば、これくらいで良いでしょう。
 一階に降りましょうか。鍋は出してあります」

屋内に入ればバケツを床に置き、額の雨粒を手で拭った。
それらを両手で持ち直し、再び進んでいく。
向かう先には、小さな調理室がある。
(G7) 2021/07/01(Thu) 13:41:57

【秘】 温和 セナハラ → 被虐 メイジ

/*
アユミさんに関しては任せて頂戴。このお肉はそういうことよ

ちなみにニエカワくんなら共犯になれるかもしれないわ。
アンタ……今日殺る?
だったら狼窓の会話をお手伝いする流れにしていくわ!
(-43) 2021/07/01(Thu) 19:26:32

【赤】 温和 セナハラ

「……きっと」

職業柄慣れているのだろう、布で口元を覆うことはしなかった。

「隣村に、住んでたんでしょうね」

隣村まで足を運んでも猿はいない。
この村を知る人間に通用する嘘ではないと知っていながら、
猪や鹿ではなく、猿だと言ったのだ。

「もしもこの肉が猿ではなかったら、」

「きみはどうしますか?」

男は、自分から言い出す勇気が無かったから。
気付いてほしいと願った、情けない大人だ。
(*4) 2021/07/01(Thu) 19:40:59

【秘】 温和 セナハラ → 被虐 メイジ

/*
よしきた、共犯していくわよ
じゃ今日の襲撃先はニエカワくんにしましょうか。

アンタの方からニエカワくんに襲撃予告してもらってよいかしら?
意外とこの首なし汎用性が高いわ
(-46) 2021/07/01(Thu) 20:16:36

【神】 温和 セナハラ

>>G8 【貯水槽】

「あ、そこにあるタオル使ってください」

こちらは貴方たちに渡した物よりも古い検査着だ。
普段から寝巻き代わりに使っているらしい。
手際よくマッチを擦り、コンロに火を灯す。
直に調理室全体が暖かくなるだろう。

「せっかくですし、温まっていきませんか。
 こんな状況ですけど、これぐらいの贅沢は許されるでしょう」

漏斗にフィルターを仕込み、濾過した水を鍋に入れていく。
コンロの前に粗末な椅子を二つ運んでくる。
自身は調理台に腰掛け、コンロの火に目を向けた。
(G9) 2021/07/01(Thu) 21:29:58

【独】 温和 セナハラ

匿名にしろ自作自演してるのすげーウケるな
もうバレてんだろうけど
(-48) 2021/07/01(Thu) 22:05:31

【赤】 温和 セナハラ

「御免なさい」


小さく、ただ一言呟いた。肉を薄く切り続ける。
慣れた手つきだが、こんな事の為に身に付けた技術ではなかった。

「……過食部が少ないんです、牛や豚と違って」

これは食肉の為に改良された動物ではない。
当然の事だった。

「まだ、足りません」

「……でも。
 アユミさんは、こんな事許さないですから」

山口歩美は正義感が強く誠実だが、箱入り娘でもある。
飢えた事など無く、それ故飢えに対する考え方が甘かった。
だから。
邪魔になると考えて、真っ先に殺したのだ。
(*7) 2021/07/02(Fri) 8:18:56

【赤】 温和 セナハラ

「もし疑われたら、僕に脅されたと言ってください」

手を洗い、用意していた塩や胡椒を取り出す。
調味料を塗して、糸を通して、繋げていく。
干し肉にするらしい。

「……きみ達が生きる為なら、僕は協力を惜しみません」
(*8) 2021/07/02(Fri) 8:19:33

【神】 温和 セナハラ

>>G11 【貯水槽】【調理室】

「その辺りについては本当に申し訳ない。
 食糧の配達が昨日の予定だったんですよ」

背中を丸め苦笑した。
男はいつも、こんな笑い方ばかりしている。

「我々は飢えなら慣れてるでしょうが、子供達はそうもいかない。
 ……皆さんはどこにお住まいなんです?」

丁度戦時中、もしくは戦後に生まれただろうと考えての言葉だ。
どちらにせよ、等しく飢えていた時代を生きたことには違いない。
現状を嘆く無意味さを知っていた男は、話題を逸らした。
(G12) 2021/07/02(Fri) 11:29:51

【人】 温和 セナハラ

>>16 ニエカワ

「……、僕にできることはこれぐらいですから。
 すみません、早めに薬を飲みましょうか」

背中に軽く触れ、部屋へ戻るように促す。
そして一度周囲を見渡してから、声を潜めて呟いた。
(17) 2021/07/02(Fri) 11:45:46

【秘】 温和 セナハラ → 発熱 ニエカワ

「固い肉なら見つかりました。今食べられるように仕込んでます」

どうやら干し肉にしているらしい。
加えて、念を押すような抑揚で続けた。

「ただ、これを大々的に言うと諍いが起きるかもしれません。
 調理が終わったら皆さんに配りますので、暫くは内緒にしててください」
(-78) 2021/07/02(Fri) 11:46:17

【神】 温和 セナハラ

>>G14 【調理室】

「意外と皆さん転々とされてるんですね。
 実は僕も似たようなものです」

薄らと上り始めた湯気を見ながら指を組む。

「引き揚げて来てから、親戚の家を回ってきました。
 医者をやってた親から色々教わってたので、
 結局は上野の病院でこっそり働いたんですが……。
 その時のツテでこちらを紹介して頂いたんです」

既に無免許で医者として働いていた経験があるらしい。
生きる為なら手段を選ばない人種であるようだ。
(G15) 2021/07/02(Fri) 15:52:32

【人】 温和 セナハラ

>>21 ニエカワ

「……、ええ。いいですよ。
 ミルキーはちょっと、難しいですが」

返事をするまでに、僅かな間があった。
何かを悩み、何かを振り切るような、時間だった。

「薬を取りたいので、寄り道をして行きましょう。
 冷えると良くないですから、膝掛けも持って来ます」

数歩歩けば振り返り、貴方を見遣る。
後ろをついて行けば、目的の場所へ辿り着けるだろう。
(27) 2021/07/02(Fri) 19:40:55

【赤】 温和 セナハラ

その様子を、真っ暗な瞳でじっと見つめている。
嘘をついているのか、強がっているのかはわからなかった。
それを判断できる程、付き合いが長い訳ではない。
だから、

「彼が救助まで生き延びるには、
 きっと全員分の食糧を掻き集める必要があるでしょう」

事実だけを述べた。

「医師を目指す立場で、こんなことを言うべきではないと分かってはいるんですが。
 ……いえ、もう辞めるべきですね」

その瞳はどこか遠く、諦念を映している。
(*11) 2021/07/02(Fri) 22:35:16

【赤】 諦念 セナハラ

糸で繋がった肉を干していく。
人を救う為の知識を使って殺し、作った糧だ。

「……もしもきみが、生きたいと強く願うなら」

「殺し方と食べ方。両方を教えます」

その為の教材として、男は自分を信頼する少年を選んだ。
  
(*12) 2021/07/02(Fri) 22:37:08

【秘】 諦念 セナハラ → 被虐 メイジ

/*
ところで、どうやって殺すのかしら?
ニエカワくんが干しアユミさん見たがってる(いいえ)から、
手術室には連れて行くんだけども…
殺人HOW TO教室やる?
(-116) 2021/07/02(Fri) 22:45:35

【神】 諦念 セナハラ

>>G16

「才能というよりは、幼い頃から仕込まれていたんですよ。
 外地ですし、両親も危機感があったんだと思います」

終戦間近の外地など、どこも似た様相であった。
尤もその有り様は意図的に情報を遮断され、あまり本土に広まっていないのが現状だ。
勿論、伝聞の広まりは止められないが。

「別の仕事は……うーん、そうだな…。

 『自分の力が及ばず助けられなかった経験があって、
 今後そんな思いをしない為に医師を志した』

 ──と、言うことにさせてください」

明らかに考え込んだ後、本心ではないと後付けした上で答える。
理由としては真っ当で、想像し易く、立派なものだった。
(G17) 2021/07/03(Sat) 2:03:46

【人】 諦念 セナハラ

>>29 ニエカワ

「まあまあ。
 良薬は口に苦し、と言いますから……」

その笑顔はどこか苦しそうなものだった。
心ここに在らず、といった様子が正しいかもしれない。

「……気が滅入っては治るものも治りませんからね。
 卵焼きを入れたお弁当を作りましょうか」

果たせるかわからない約束をしながら、二人で廊下の奥へ消えていった。
(33) 2021/07/03(Sat) 9:46:38

【秘】 諦念 セナハラ → 発熱 ニエカワ

白湯と薄い毛布を用意し、やって来たのは手術室だった。

「すみません、ニエカワくん。
 両手が塞がってるので、
 そこの扉を開けてもらえませんか?」

手術室からは強い消毒液の臭いがする。
そして、
血と脂の臭い
。肉があると言う話は事実のようだ。

さて、この病院には調理室がある。
そちらの方が調理道具もあり、作業には便利だろう。
その上で何故手術室なのか──、
違和感を抱くのは何らおかしいことではない。
(-132) 2021/07/03(Sat) 9:47:45

【秘】 諦念 セナハラ → 被虐 メイジ

/*
じゃあ手術室連れて来ちゃうので、その後準備をしに部屋を出たセナハラと入れ替わりでメイジくんがやってくる体で…
メイジくんがニエカワくんとお話ししてから狼窓で授業しようかしらね?
流れとしては

・手術室に招待(イマココ)

・セナハラ一時退出、メイジくんに秘話パス。
 メイジくんとニエカワくんでロール
 (やっぱ…殺す前に会話、したいべ?)
 (キリの良いタイミングで
 「あ、先生来た」するとスムーズかも)

・セナハラに秘話パスして貰って気絶ロール、以降は授業

かしら。秘話でやるとややこしいけど…
更新まで時間あるし、もう殺害ロール始めちゃおうかと思ってるわ。

オッケーならニエカワくんにもこれ投げちゃうわよ〜っ
(-134) 2021/07/03(Sat) 10:58:09

【赤】 諦念 セナハラ

その瞳に見覚えがある。
戦場に生きる者は、大凡がこんな瞳をしていた。
室内に吊るされた干し肉を一瞥すれば、手を洗う様に促した。

「……死にたくないと思う事は、何らおかしな事ではありません。
 限りある幸いを、みんなで奪い合って生きていくんです」

自身も血と脂で汚れた手を洗っていく。
口振りから、貴方の父親が既にこの世を発ったことを察していた。
しかし、それを指摘する事はない。
(*14) 2021/07/03(Sat) 11:24:42

【赤】 諦念 セナハラ

 
「もしきみを否定する人がいたら、
 僕の言葉を思い出してください。

 僕は、たとえ死んでもきみに賛同し続けます」
 
(*15) 2021/07/03(Sat) 11:25:29

【独】 諦念 セナハラ

>>34

めっちゃしんどい約束、しちゃったな……
あの世でピクニックしようね…
(-137) 2021/07/03(Sat) 13:07:14

【秘】 諦念 セナハラ → 発熱 ニエカワ

/*
Hi!知ってただろうけど狼の片割れよ。
これからアナタを殺すロールを…するわ!
狼×2の共同作業という形になっているわよ。
流れとしては、

・手術室に招待(イマココ)

・セナハラが準備の為に一時退出する。
 手術室に来たメイジくんとニエカワくんで秘話
 (やっぱ…死ぬ前に会話、したいわよね)
 (キリの良いタイミングで
 「あ、先生来た」するとスムーズかも)

・セナハラとニエカワくんで秘話。気絶させるロールするわね
 以降は人間調理実習を狼窓で行います

概ねこんなカンジよ。
相方には伝えてあるわ!
(-141) 2021/07/03(Sat) 13:42:19

【神】 諦念 セナハラ

>>G18 【調理室】

医師不足の社会だからといって、彼らは食い扶持に困らないわけでない。
むしろその逆、使い潰される事が殆どである。
そんな環境でも医師を志したのは、自分の為だった。

「あまり気持ちの良い話ではありませんから。
 お二人だって、空襲のことはあまり思い出したくないでしょう?
 それと同……」

ふと、そういえば貴方達は幾つなのだろうと思い至る。
漠然と近しいつもりでいたが、ひょっとすれば当時まだ乳飲み子だったのではないか。
そう問いかけようとして、ロクの耳飾りに目を留めた。

「あ。付けましょうか、それ。ピアスですよね?」

どうやらピアスの仕組みを知っているらしい。
荒れた手を差し出した。
(G19) 2021/07/03(Sat) 15:38:59

【秘】 諦念 セナハラ → 発熱 ニエカワ

手術室の中は異臭が残っている。
塩や胡椒といった、保存食を作る際に使う調味料。
脂がべっとりとついた包丁とメス。
手術台には血を拭った様な跡があった。

「今片付けますので、ここの椅子に座っててください。
 臭いがきつかったら、三角巾で口元を覆ってください」

簡素な椅子に薄い毛布を置き、小さな机に白湯の入った湯呑みを置いた。新品の三角巾もそばにある。
調理器具と医療器具を流しに持っていき、
タライに溜めた水で洗っていく。
大人達で汲み取り、沸かした貯水槽の水だ。
(-142) 2021/07/03(Sat) 15:50:16

【秘】 諦念 セナハラ → 発熱 ニエカワ

 
そして。
手術室の最奥には、
糸を通された肉切れが幾つも干されていた。
 
(-143) 2021/07/03(Sat) 15:51:14

【独】 諦念 セナハラ

過去の俺、聞いてるか?
やっぱり父ちゃん死んでたよ ありがとう、好き
(-145) 2021/07/03(Sat) 15:57:36

【赤】 諦念 セナハラ

明言はしてこなかったが、
かつての自分の行いはもう察しがついているのだろう。
聡い子供だ。
それ故に危ういとも、思った。

「すごいかどうかは……、わからないですけれど。
 あの時は死にたくないというより、
 ……ただ単に飢えて、見境が無くなっていました」

裸足で逃げながら考える事は、渇きや飢えばかりだった。
生きたい、死にたくないと意識したことはあまり無かったように思う。
知性のない動物に等しく、本能のまま彷徨っていた。

「死にたくないか、と聞かれると。
 それも、わかりません。
 ……ただ逃げ続けた結果が今、といいますか」
(*18) 2021/07/03(Sat) 16:17:54

【赤】 諦念 セナハラ

綺麗になった手を見つめてから、時計を見た。

「……少し休憩しましょう。
 証拠の消し方も教えたいですから、また来てください」

指定された時刻は約一時間後。
誰にも見られない様に、手術室へ来るように。
共犯者は、小さく囁いた。
(*19) 2021/07/03(Sat) 16:18:23

【独】 諦念 セナハラ

>>@2

最高だな……
戦前戦後の違いとか、発想の土台とか

どうして死んじゃうん……?
(-157) 2021/07/03(Sat) 21:14:52

【独】 諦念 セナハラ

ア〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ニエカワくん ニエカワくん
ごめんな…ごめんな……美味しく頂きます 物理的に…
(-158) 2021/07/03(Sat) 21:17:11

【秘】 諦念 セナハラ → 発熱 ニエカワ

「見ていて気持ちの良いものではありませんでしたね。
 どうも僕自身慣れてしまったみたいで。
 気が回らなくて、すみません」

布巾の水を絞る。手術台を拭き直せば、血の跡は消えた。
貴方の心境を知りながら、気付かないふりをする。

「……あ。
足りないか


車輪の付いた作業台に近付き、小さく呟く。
注射器が並んでおり、アユミと練習をした形跡が見える。
立ち寄った際に調達した薬だけでは足りなかったようだ。

「ちょっと薬を取って来ます。待っててもらえますか」

貴方が頷くと知りながら、男は頼んだ。
返答があれば、手術室を後にするだろう。
(-162) 2021/07/03(Sat) 22:41:38
セナハラは、どこか悲しそうに笑った。
(a11) 2021/07/03(Sat) 22:43:59

【神】 諦念 セナハラ

>>G20 【調理室】

手中の耳飾りを見下ろし、持ち直す。
ささくれ立つ指が耳朶に触れる。

「何か異変があれば、すぐに言ってくださいね。
 この季節は膿み易いですから」

馴れているのか、手間取ることもなく装着した。

「はい、御終い。
 ……しかし、十字架も久しぶりに見ました」
(G21) 2021/07/03(Sat) 23:01:42

【秘】 諦念 セナハラ → 被虐 メイジ

「……メイジくん、丁度良かった」

手術室から出て、調剤室から睡眠薬を持ち出した帰り道。
手術室に向かっているであろう貴方を呼び止めた。

「今、ニエカワくんがいます。これを飲ませてください。
 僕はもう少し強めの麻酔を持って来てから向かいます」

小さな包みに入った粉薬だった。
麻酔を打つにしても突然注射をさせてくれる人間はいない。
下準備ということらしい。
(-178) 2021/07/04(Sun) 0:27:08

【秘】 諦念 セナハラ → 被虐 メイジ

/*

というわけでニエカワくんと最期のロールを……頼むわ…
存分になさい……
(-180) 2021/07/04(Sun) 0:28:58

【秘】 諦念 セナハラ → 被虐 メイジ

/*
うっかり殺しても良いわよ
(-181) 2021/07/04(Sun) 0:31:11

【秘】 諦念 セナハラ → 流転 タマオ

見慣れた物だ。
その翡翠が誰のどこにあった物か、すぐに思い当たる。
何の感傷もなく拾い上げようとして、見失った。

「……まさか、ね」

怪奇など存在しないはずだ。
もしも在るのなら、
自分はとっくに呪い殺されているだろう

きっと、気のせいだ。
そう自らを納得させ、廊下の奥へ進んでいった。
(-183) 2021/07/04(Sun) 0:37:31
セナハラは、非科学的なものを信じない。
(a15) 2021/07/04(Sun) 0:37:55

セナハラは、自分が生きている事こそ、その証拠だと考えている。
(a16) 2021/07/04(Sun) 0:38:31

【独】 諦念 セナハラ

今ニエカワくんとメイジくんが戦ってるんだな……
(-223) 2021/07/04(Sun) 11:29:25

【独】 諦念 セナハラ

子供たちの死早く見たい!!!!!!!!!!!!!!!
早く秘話見せて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(-226) 2021/07/04(Sun) 13:02:17

【神】 諦念 セナハラ

>>G23

医療行為をする立場上、小さな反応に何の違和感も抱かない。
名前のわからない美しい石を見て推測する。

「……確かカトリックでしたかね、煌びやかなのは。
 収容所にいた時、米兵さんに教わった事があるんですよ」

改宗はしませんでしたけど、と付け加える。
沸かし終えた鍋をコンロから移動させ、もう一つ空の鍋を上に置いた。
そこに濾した水を加え、汲んできた水は全て鍋に注がれた。

「そこで膿んだピアス穴の手当をした事がありまして。
 初めて見た時は驚きましたけど、手伝うとこっそりお菓子をくれるので覚えたんです」
(G24) 2021/07/04(Sun) 13:28:52

【人】 諦念 セナハラ

雨粒で濡れる窓から、暗い空を見上げている。

次に、茶色く濁った川を見下ろした。
知った人間が沈んでいるかもしれないと思い至っても、
眉一つ動かない。

人は死ぬものだ。それも呆気なく、何の物語もなく。
特別なことではない。
懐かしい日常の足音が、少しずつ大きくなっていた。
(76) 2021/07/04(Sun) 14:10:25
諦念 セナハラは、メモを貼った。
(a22) 2021/07/04(Sun) 14:51:07

【神】 諦念 セナハラ

>>G25 【調理室】

神を信仰しているのかと思っていたが、どうやら違うらしい。
コンロの火を少し強くした。

「立場は捕虜ですけど、衣食の面倒は見てくれますよ。
 土産物を作り米兵さんに売ったりして、お金を稼ぐこともできます。

 井戸水を汲んだり、畑を耕したり、炊き出しをしたり……割と自活してましたから、あまり当時の内地と変わらなかったかもしれません。
有刺鉄線に囲まれている事以外は、ね」

こういった質問は初めてではない。
内地の人間が外地に詳しくない事は知っていた。
不快になることもなく、淡々と答えていく。
(G26) 2021/07/04(Sun) 17:53:51

【独】 諦念 セナハラ

>>@23

殺した!?
殺した!?
殺した!?
(-244) 2021/07/04(Sun) 18:46:02

【神】 諦念 セナハラ

>>G28 【調理室】

そんな様子を疲れたのだろう、と受け取り。
ピアスの男に視線を移した。

「……起こさないようにしましょうか」


この病院は、内側も外側も不自由だ。
限られた自由さえ存在しない。
だからせめて微睡むくらいはと、思うのだ。

「そろそろ終わりますから、ね」


人差し指を立て、口元に当てる。
(G29) 2021/07/04(Sun) 20:16:48

【人】 諦念 セナハラ

>>100

何も見出そうとしない者の元には、何も表れない。
男の瞳には、ただ雨粒が映っている。
 
(101) 2021/07/04(Sun) 20:34:21