人狼物語 三日月国


81 【身内】三途病院連続殺人事件【R18G】

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【秘】 温和 セナハラ → 発熱 ニエカワ

「これでも自炊してるんですよ?
 あまり凝った物は作れませんけどね」

よく言われることだ。
男の一人暮らしである為、時々入院食の残りを貰ったりもしているが。

立てられた指を見れば、今までとは違った意味で苦笑した。
こんな状況で約束ができる程、幼くはない。
しかし、その小指に無骨な指が絡まった。

「指切りげんまん、ですね。……久しぶりにしました」
(-103) 2021/06/28(Mon) 20:10:16

【赤】 温和 セナハラ

悟られなかったことが幸いなのか、災いなのか。
今の男には、理解できなかった。

「山というよりは、密林のような場所で育ちました。
 外地の生まれなんです、僕。
 戦況が悪化して、皆何でも食べてましたから……」

虫から木の根まで、
食べられそうな物は全て喰らった。

それは墓の下まで持っていく筈の秘密で、
二度と侵さないと決めた領域だ。

「鶏とかいれば、絞め方を教えられたんですけどね。
 猿はどうしても、見た目が人間に近いですし」
(*8) 2021/06/28(Mon) 20:32:44

【秘】 温和 セナハラ → 遊惰 ロク

「あー……実を言いますと、はい。足りてません」

そんな様子から、子供に対する配慮を感じ取ったのだろう。
こちらも声を潜めて返した。

「ですが雨漏りで溜まった水は見るからに汚いので、捨ててください。
 ……屋上にある貯水槽の方がまだましな色をしてます」

言外に、事情を理解できるなら、手伝ってほしいと告げた。
(-123) 2021/06/29(Tue) 3:38:05

【秘】 温和 セナハラ → 発熱 ニエカワ

「今の賃金じゃお嫁さんは難しいでしょうね……。
 いや、自炊は節約のためですよ。
 ちゃんといつかは結婚……いや、うーん…」

世帯を持つ自分が想像できない、というのが正直な感想だった。
貴方の小指から指を離し、何と言ったものかと考える。

「大人になると指切りじゃなくて、判子とか使って形に残すようになるんです。
 大人は子供より、ずっと忘れやすいですから」
(-124) 2021/06/29(Tue) 4:00:08

【人】 温和 セナハラ

>>49 ミロク

「お互いさまですよ、こんなときですから。
 男手は常に足りてませんし、
 部屋に品を持っていった時、何か頼むと思います」

商売人という人種と接したことは少ない。
幼い頃は商いなど成り立たない時勢と場所であったし、本土に来てからは勉強ばかりだった。
しかし、貸し借りの世界であることは聞き及んでいる。

「……あまり無理はなさらないでくださいね」

最後に付け加えれば、各部屋へ運ぶ品を取りに向かう。
(55) 2021/06/29(Tue) 13:18:55

【秘】 温和 セナハラ → 遊惰 ロク

「そうですね、丁度良いでしょう。
 後で着替えなんかを持っていくことになってます。
 その時にお声がけしようかと」

貴方が使う部屋にも、同じ流れで届けるつもりだ。

「水を汲み終わって着替えたら、
 交代で湯を沸かしましょうか。調理場でね」
(-135) 2021/06/29(Tue) 13:33:31

【秘】 温和 セナハラ → 発熱 ニエカワ

子供に言われては返す言葉もない。

「……大丈夫ですって。
 それにもし僕が忘れても、ニエカワくんが忘れないでしょう?」

約束は一人で守るより、二人で守る方がいい。
何事も誰かと助け合えば乗り越えられる、
と夢を見ているわけでは無いけれど。
せめて貴方の善性は守りたいと思うのだ。
(-140) 2021/06/29(Tue) 15:16:09

【独】 温和 セナハラ

ニエカワよ……お前、恋未練じゃねえだろうな…
(-141) 2021/06/29(Tue) 15:23:24

【独】 温和 セナハラ

PLが恋未練好きそうだからフジノちゃんかと思ってたけど〜
この秘話の流れ、怪しくない?
おれセナハラとアユミさんRPしてさ、子供を計3人泣かせることになりませんか?
(-142) 2021/06/29(Tue) 15:25:45

【赤】 温和 セナハラ

「動物の解体って、大丈夫だと思ってても案外辛くなるんです。
 医学校の実習で人を開く授業があったんですけど、
 必ず何人か吐く人がいます」

嘘ではないが、本音でもない。
どこまで加担させるべきか、未だ悩んでいた。

「だから先ずは、バラバラにした段階から。
 大丈夫であれば、一緒に始めから解体しましょうか」
(*10) 2021/06/29(Tue) 15:43:53

【赤】 温和 セナハラ

「……これはね。
 メイジくんが話したくなかったら、話さなくて良いんですけど」

そんな様子を見つめ、口を開く。
手を汚させるなら、せめて何か報われてほしい。
贖罪にも似た心地だった。

「転んだりぶつけたりすると、怪我をしますよね。
 そういった傷は、肘とか膝といった関節にできます。
 ……言い返せば、」
(*11) 2021/06/29(Tue) 15:44:44

【赤】 温和 セナハラ


「それら以外の場所にある怪我は、大抵意図的なものです」
 
(*12) 2021/06/29(Tue) 15:45:27

【独】 温和 セナハラ

罪な男と女を同時にプレイしてるよ
罪のおかわりしてるよ
(-146) 2021/06/29(Tue) 15:46:38

【独】 温和 セナハラ

>>*14

お前絶対に父ちゃん殺したろ

 
(-160) 2021/06/29(Tue) 18:52:38

【独】 温和 セナハラ

え……イヤ…
絶対殺されに来てるじゃん やめろよやめろ
殺されるのは俺だ
殺されに来たんだぞ俺は
(-161) 2021/06/29(Tue) 18:55:54

【独】 温和 セナハラ

ぼっち赤窓は嫌だ!!!!!
(-162) 2021/06/29(Tue) 18:57:00

【赤】 温和 セナハラ

言葉にずっと耳を傾けていた。
荒んだ生活を送る帰還兵は珍しくない。
戦場が人の精神を削り、形を変えてしまうことをこの男は知っている。

「心配してるんですよ、勿論。
 情けないなんて、これっぽっちも思いません」

片膝を着き、貴方を見上げる。
もう父親がこの世にいないような話し方をすることに気付きつつ、口には出さなかった。

「……メイジくんの家は、戦場だったんですね」
(*15) 2021/06/29(Tue) 19:26:54

【赤】 温和 セナハラ

「いい子のままじゃ、戦場は生き残れません。
 もし何か悪い事をしたとしても、それは生きる為にした事です」

まるで説得するような抑揚だった。
尤も、それは自分に言い聞かせていたのかもしれない。

「そう思わなければ、きっときみのお父さんのようになってしまう」
(*16) 2021/06/29(Tue) 19:27:29

【秘】 温和 セナハラ → 発熱 ニエカワ

「ウエノ辺りなら何度か。
 あまり観光とかはしてないので、詳しくはないですが」

金があればきっと、土産話のひとつやふたつを出せた筈だ。
何故そんなことを、と考えて思い出す。

「ああ、もしかして誰かトウキョウの人がいるんですか?」
(-195) 2021/06/30(Wed) 12:12:51

【赤】 温和 セナハラ

薄く笑う貴方の頭を撫でようとして、やめた。
そんな資格、自分には微塵も無い。

「……そう思っているなら、大丈夫ですよ。
 では、この事は内密にしますね」

立ち上がると、深く息を吐いた。
覚悟を決めるかのように。

「大まかに解体して来ます。
 用意ができたら呼びに行きますけど、今日使う部屋は決めてますか?」
(*18) 2021/06/30(Wed) 12:40:49

【秘】 温和 セナハラ → 発熱 ニエカワ

そんな貴方を懐かしく思いながら、相槌を打っている。
本土に憧れていたかつての自分を思い出す。
いつか身体が丈夫になると励ましても、その『いつか』が来るとは限らない。
迷った末に、問いかけにだけ答える事にする。

「うーんと……あの時は確か…」

しかし。
結局、言い淀んでしまった。
水を差すようなことは言いたくないが、嘘もまた言いたくなかった。
(-197) 2021/06/30(Wed) 12:50:15

【秘】 温和 セナハラ → 発熱 ニエカワ

「あまり良い話ではないですよ?」

一呼吸置いて、口を開いた。
逆に期待させてしまったようだと、申し訳なく思いながら。

「遺骨を……ですね、引き取りに……」
(-206) 2021/06/30(Wed) 15:03:45

【赤】 温和 セナハラ

「使って良い部屋は幾つかあるんですが、
 一階の空き部屋だと助かります。宿直室が近いですから」

手術室へ向かいやすい、とは言わずに一階を勧めた。
貴方が手伝っていることを、極力知られたくないからだ。

「あと、できればこの手伝いの件は内密にお願いします。
 食べ物があるとわかると、その……、
 揉め事が起こるかもしれませんから」

そう言い残せば、手術室へ歩き出す。
(*20) 2021/06/30(Wed) 15:13:59

【秘】 温和 セナハラ → 発熱 ニエカワ

「もう何年も前の話ですから。
 こちらこそすいません、変な話を聞かせてしまって」

骨など諦めていたから、悲嘆するよりも安堵していた記憶の方が強い。
言い淀んだのは、気を遣わせたくなかったからだ。

「……ニエカワくん。
 きっときみの中には焦りもあるんじゃないかと思います。
 でもね。今は生き急がなくても取り残されたりしない、
 平和な世の中になりました。
 だからゆっくりと、安心して養生してほしいんです」

年寄くさい、説教のような言葉だとは自覚している。
それでも伝えたかった事を、迷った末に話した。
(-212) 2021/06/30(Wed) 16:26:01

【赤】 温和 セナハラ

ぴたり、一瞬足を止める。

「……ええ、勿論」

小さく呟き、再び歩き出す。
手術室へ入れば、手術台を見て眉を顰めた。

メスを用意する。
容器を運ぶ。
思い出す。
(*22) 2021/06/30(Wed) 16:31:06

【赤】 温和 セナハラ

 
 
「父さん」


   
「母さん」


      
「どうか、許してください」

 
 
(*23) 2021/06/30(Wed) 16:34:33

【独】 温和 セナハラ

覚悟はできてんだろ、メイジ
(-214) 2021/06/30(Wed) 16:38:23

【独】 温和 セナハラ

俺はできてないよ
(-215) 2021/06/30(Wed) 16:38:43

【秘】 温和 セナハラ → 発熱 ニエカワ

「ん、ありがとうございます。病に焦りは禁物ですからね」

宥めるように微笑むと、二階を指差した。

「今日は慌ただしかったですし、
 夜更かしはしちゃだめですよ?
 起きてないか、見回りしちゃいますからね」

冗談めかした抑揚で、早寝をするように伝える。
尤もそれは、体力を温存させたいという魂胆であったが。
(-221) 2021/06/30(Wed) 17:35:16

【人】 温和 セナハラ

>>70

囁かれると、男は僅かに糸目を開いた。

「あぁ、あれは……その。彼を安心させたくて、ですね」


小さな嘘を指摘されれば、申し訳なさそうに笑う。
その表情はどこか硬い。
しかし長い付き合いでも無ければ、心中を読み取るのは難しい。
(71) 2021/06/30(Wed) 17:50:34
温和 セナハラは、メモを貼った。
(a26) 2021/06/30(Wed) 20:03:30