人狼物語 三日月国


62 【ペアRP】ラブリーナイト【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


主催者 村岡 薊

【独】

/*
ご挨拶遅くなりましたーー!!!ずさーー!!!
お疲れ様でしたありがとうございました!!!
わたしもメッセージ送るのわすれてたごめんなさいいいい!!!

そしてミヤビさん……えっちすぎんか……ひぇ……

お返事もう暫しお待ちください!
遅いかもしれないから寝てね!!
(-25) 2021/03/25(Thu) 19:38:36

【妖】


[ 吐いた息のあと、ねだったとおり、
  優しく褒め言葉が落とされれば、
  ぞくぞくとした快感がまた下腹部から
  せりあがって、震える喜びに口端を上げた。

  焦らすように触れられた肌。
  ゆっくりと撫でられた腿がまた敏感に粟立ち
  絡められた指の先から伝わる骨張った
  感触がたまらなくて。 ]



    は 、ふ ッ………ん゛ァッ!!


[ 奥を一度突き上げられれば、
  濁った声が落ちて、上体ががくん、と揺れた。

  張り付いていた髪をかき上げる仕草に
  心臓がきゅ、と結ばれて。]

 
($7) 2021/03/25(Thu) 20:44:58

【妖】





    っん、


[ 触れるだけの口付けを額に落とし。
  優しく揺すられる体に、息をこぼした。
  握られた手は彼の胸の上においたまま、
  反り立った己の昂りからぼたぼたとまた、
  こぼれ落ちて、引き締まった腹を汚す。

  彼の腰の動きに合わせて、より奥へと誘い、
  前後に揺らしながらいいところに当てて。
  たまらない、と言わんばかりに
  眉尻を下げて嬌声を上げた。]

 
($8) 2021/03/25(Thu) 20:45:12

【独】





[ 彼が何を考えているのか

  なにを恐れているのか

  それを知ることはできないけれど

  ただ、今はこの熱に浮かされて。

  何もかもわからなくなってしまえばいいと

  深く繋がった奥から、繋いだ手から、
  まとまらない何かも、伝わればいいと。 ]


(-33) 2021/03/25(Thu) 20:45:39

【妖】





    おれ っもっ  きもち、ぃ、っぁ゛ッ



[ 首をこてりと倒し、喉を晒して
  びくびくと腹が痙攣する。
  もっと激しくしてほしい。
  こわいくらいの快感に溺れたい。

  ただ、同時に、ずっと、この時間が、
  触れ合える時間が続けばいいとも───

  
否、 それは ちがうよな ]
 

 
($9) 2021/03/25(Thu) 20:46:05

【妖】



[ 揺れた思考を伏せるように、
  覆い被さって、口付けを落とす。]



    ───ミヤビ、さん、っ



[ なんとなく、呼べなかった名前を
  もう一度、口にして。
  それを閉じ込めるように重ねた。]*

 
($10) 2021/03/25(Thu) 20:46:18

【独】

/*
寿くんをとんでもねえところに挟んでしまった許してください
(-34) 2021/03/25(Thu) 20:46:48

【妖】




[ とじこめて、無かったことにした。
  名前を呼べなかったのは───
  呼んだらきっと、後で後悔するから。

  シュウ、と呼ばない彼の声。
  当たり前だ。俺が願った。

  この場所ではWヒイラギWでいさせてくれと。

  安心した。不可侵領域を踏み越えてしまった
  この関係でも、その線だけはきっちりと
  俺と彼とを分断してくれているから。]

($16) 2021/03/27(Sat) 13:17:18

【妖】



[ 一緒に、と誘いの言葉がかけられる。
  甘さの残る笑みが浮かんだその顔に、
  唇を結んで、一つ頷いた。

  ぐっと押し込まれた熱が、中で弾けた
  瞬間、目の前が明滅して、体が痙攣して
  こんな快感はしらない、と。
  きっと二度と、味わえない、と思った。]



    っ ぁ゛…ッ!!は ぅ、っ



[ 力がぬけて、がくん、と頽れる。
  彼のしっとりと汗ばんだ胸に額をつけて、
  肩で息を繰り返していると、
  頭がぼんやりしてくるのが感じられた。]


 
($17) 2021/03/27(Sat) 13:17:35

【妖】



[ 意識が、うまく保てなくて、
  落ちてきそうになる瞼を上げ、
  重い体を無理やり起こして、腰を上げれば
  ぬぷ、と粘着質な音がして、中を
  圧迫していた茎が抜けた。]



    っは、 きもち、 よかった……っ



[ からからの喉に唾液を通して、
  ベッドに手をつき、起き上がる。]



    ちょ、っと、休憩、

   寝ちゃいそう、だから、
   風呂、行って水かぶってきます、



[ すみません、と笑って、
  ベッドから足をおろした。]

 
($18) 2021/03/27(Sat) 13:18:06

【妖】



[ 立ち上がると、中からつつ、と
  垂れて落ちてくる白濁が内腿をなぞるから
  びく、と体が震えてしまった。
  砕けそうになる腰をなんとか立たせて、
  ゆっくり浴室の方へと向かおうか。]



   出たら、ルームサービス、食いません?

   腹減ったし、



[ そう振り返って、笑って。]*

 
($19) 2021/03/27(Sat) 13:18:25

【独】

/*
おそくなって!!!!!ごめんなさい!!!!!!(土下座)

ほんとにおそくなった
ほんとにごめん
めちゃくちゃ寝てめちゃくちゃ元気になりました!!!!
(-112) 2021/03/27(Sat) 13:21:27

【独】

/*
突然の来客……うう……今帰ったので今から書く……ごめん……
(-126) 2021/03/28(Sun) 2:08:10

【妖】


[ ひとりで、行くつもりだった。
  中に出していいといったのは己だし、
  それなら処理をするのも自分の仕事。
  だから、彼を置いて、一度風呂場へと、
  いこうとした。

  けれど。存外重くなってしまった体は、
  なかなかうまくうごかず、よろけるようにして。
  仕方がないから壁を伝っていこうと
  そちらによろよろ近づいていけば
  支える様に背中にそわされた手。

  はじめは驚いたように目を開くけれど、
  すぐに安心して、息を吐き。
  
  気遣いであると同時に、
  ひとりになるのは不安なのかもしれない、と
  頷いて「ありがとう」と告げた。

  すると、一度ベッドに引き戻され座るよう
  うながされる。頭にぽん、と乗せられた
  大きな手のひらに心臓が一つ、音を立てた。
  

  離れていく熱を今度はじっと見つめ。
  すこしあと、差し出された水に
  ぱちりぱちり、目を瞬かせた。]

 
($27) 2021/03/28(Sun) 8:07:54

【妖】




     あ、りがとう……


[ 受け取ったペットボトル。
  確かに、声は少し枯れているし
  喉はからからだから、うれしい。

  意地悪な笑みに眉を上げて。
  それから、下げて。]



    絶倫じゃん


[ と笑った。ペットボトルの蓋を開き、
  一口含んで潤し、飲み込んで。
  またつけた口からこく、こくと喉に
  冷えた液体が通っていくのを感じた。
  1/3ほど飲み干せば、息を吐いて。]

 
($28) 2021/03/28(Sun) 8:08:16

【妖】



[ ちょいちょい、と彼に手招きを一つ。
  その足が素直にこちらに向き、体を
  倒すように顔を寄せてくれるなら
  くい、と含んだ水。すこし体を伸ばし、
  そのまま口付けて、ふう、と吹き込んだ。
  うまく受け入れられなかった液体が
  つう、と口端からこぼれ落ちて、顎をつたい、
  首筋と、腿を濡らす。

  その喉がこくり、こくりと動けば、
  わざと、ちゅ、と小さく音を立てて離し
  至近距離で目を細めて。]

 
($29) 2021/03/28(Sun) 8:08:41

【秘】 柊 → ミヤビ





    
───あとで、 ね?




[ そう誘うように落とすのだ。

  もう一口、飲み込んだ水。
  今度は立ち上がる時、その手を彼に伸ばして。
  引っ張って、支えてと願うように見上げ。
  できるなら手を繋いだまま、浴室へと
  共に向かおうか。 ]

 
(-127) 2021/03/28(Sun) 8:09:10

【妖】



[ 浴室へと入れば、シャワーを使ってまずは
  中のものを掻き出すことからはじめる。]



    ───腹壊さないならなあ…

    なんか、もったいない。


[ と残念そうに眉尻を下げて。
  そっと指を中に沈ませていく。
  情事の跡を色濃く残し、
  広がり、柔らかくなっているそこから
  ぐち、ぐち、と白濁をこぼしていく。

  漸くそこが綺麗になる頃には、
  息は上がってしまっているかもしれないが。]

 
($30) 2021/03/28(Sun) 8:09:27

【妖】




    ね、せっかくだから
   湯船にも浸かりましょうよ。



[ そんな誘い文句をまた、続けて。
  彼が共に入ってくれるなら、口付けをひとつ。]


    ルームサービス何食べます?

    俺ラーメン食べたいなーがっつり


[ と色気のない話を初め。]*

 
($31) 2021/03/28(Sun) 8:09:42

【妖】


[ ふは、と笑って、一つうなずき
 「じゃあ楽しみにしとく」と伝えた。
  この後だとか───それ以外だとか、
  そんな話は、しないままに。

  共に入った浴室で、ぐちぐちと後孔から
  白を掻き出していれば、支えるように
  伸ばされた手。じっと見つめられていれば、
  なんだか居た堪れないのと、羞恥とで、
  ちら、とそちらをみつめ。]



   っあんまり、  見ないで、



[ と眉尻を下げてしまうのだけれど。
  その言葉とは裏腹に伸ばされた指が、
  己のものと重なって挿し込まれるから。]

 
($43) 2021/03/28(Sun) 14:18:50

【妖】





    ンッ…!ぁ、っ手伝わなくて、い、
    っふぁ、 ぁぅ、っ…

    っまた、変な気分になるからっ


[ とじわじわもたらされる快感に
  生理的な涙で瞳を潤ませ、懇願した。
  けれど、それは聞き入れられず、そのまま
  続けられていれば、意地悪く蠢く指に
  思わずびくんっと背が大きく跳ねただろう。

  中が綺麗になれば、息を整えながら、
  少しばかり恨めしそうにそちらを見て。
  それから、寄せていた眉間を緩ませ、
  微笑みかけて湯船にも浸かろうと提案した。]

 
($44) 2021/03/28(Sun) 14:19:10

【妖】




     チャーハン食べるなら、
    キスの味決めるのはミヤビさんじゃん


[ 何がいい?塩か味噌かなーなんて笑いながら
  動いた体に、ちゃぷ、と水面が揺れた。
  両手で掬ったお湯が指の隙間から
  こぼれ落ちて、音を立てる。
  もう一度開いて、掬って、顔を洗えば
  深く息を吐いた。

  ふと、彼の口が開く。
  湿気を帯びた空気が微かに揺れて、響く。
  ヒイラギさんは、という言葉の後、止まった。
  そのまま、ゆっくり、1、2、3。
  待ってみるけれどその続きは濁されて、
  上げていた顔をゆっくり下げた。

  彼が言いたいことはわかった。
  けれど、それを答えると、約束を
  反故にするような気がしたから、黙っていた。

  深いため息が聞こえた後、切り出された言葉に
  ゆっくりと顔をあげる。]

 
($45) 2021/03/28(Sun) 14:19:34

【妖】




    ───………



[ 何も聞かないでそばにいる、それが
  彼の願いだったはず、なのに。
  訥々と簡潔に告げられた言葉に
  眉尻を少しだけ下げた。

  誤魔化すように落とされた言葉と、
  立ち上がった飛沫がこちらに跳ねる。]

 
($46) 2021/03/28(Sun) 14:19:50

【妖】




   ───俺は、聞かれたくない
     なんていってないけど。

   …反故にされちゃったら、なんか、
   俺だけ言わないのずるい、
      みたいじゃないですか



[ ふ、と一瞬視線を水面に落とし、
  それからゆっくりとあげて。]

 
($47) 2021/03/28(Sun) 14:20:04

【妖】




    俺は、月のない夜が、苦手です

    ───嫌なことは大抵、
    月のない夜に起きてきたから。


[ そっと立ち上がり、彼の手を取る。
  それから柔く微笑みかけ。]



    人肌に触れると安心できる

    だから、俺もたぶん、
    あなたとなら安心して眠れます


[ と目を細めた。
  それから、ふくく、と吹き出したように
  顔を下げて。「なにいってんでしょ」と
  頭を掻きながら首を捻り。]
 
($48) 2021/03/28(Sun) 14:20:42

【妖】




    いきましょ、のぼせるし、
    ラーメン食わないと。


[ とその手を引いた。]*

 
($49) 2021/03/28(Sun) 14:20:56

【独】

/*
みやびさんに安らかな夜が訪れてほしい…うっ…
(-143) 2021/03/28(Sun) 14:25:26

【独】

/*
地震みなさんほんと気をつけてくださいね…
(-144) 2021/03/28(Sun) 14:26:02

【妖】


[ 引いた手が、微かに震えていることには
  こぼされた笑みには、気づいていたのだけれど。
  その理由には、気づくはずもなく。
  気づいていたとしても、なにもいわない。
  
  握り返された手。
  ゆっくりと引いて出ていけば、
  バスローブに袖を通した。
  先ほどよりも少しマシになっていたから、
  流石に壁伝いにしか歩けない、などという
  ことはなかっから、手伝いは遠慮した。

  ソファに座り、メニューを開けば、
  ラーメンの種類に目を流して。
  「塩でいいー?」と彼に尋ねてみるのだ。
  ぺらぺらと捲って、俺も炒飯追加しようかな、
  と思ったことを口にして、他のページに広がる
  フレンチやイタリアンのメニューに、
  こういうの食べるのもいいんだろうけど、
  と思いながら閉じた。

  他に欲しいものは、と続けて尋ねられたら ]

 
($54) 2021/03/28(Sun) 22:04:40

【妖】





  あ、アイス食いたいです、バニラのやつ


[ と挙手してお願いしておいた。

  机の上に置いたままのペットボトルを
  手に取って、蓋を開いて飲み込む。
  熱った体と喉に、生ぬるい水が
  沁みていくのを感じる。

  はぁ、と息を吐いて天井を仰いだ。
  受話器を置く音の後、足音が続いて、
  ソファが少し沈んだ。

  あ、ありがとうございます、と
  感謝を伝えようと体を少し起こす。
  けれど、それよりもはやく
  切り出された言葉にゆっくりと顔を元に戻し
  首を傾げて尋ねるその人を見つめた。]

 
($55) 2021/03/28(Sun) 22:04:55

【妖】




    ───買い被りすぎですよ


[ そう、眉尻を下げて。

  ───昔は、いた。
  共に夜を過ごす恋人。
  ───あの人が、いなくなったのも
  シーツに温もりも残さず、消えたのも
  月のない夜だった。

  手のひらをぎゅ、と握って、開いて。]

 
($56) 2021/03/28(Sun) 22:05:15

【妖】



   
   1人に絞ってしまうと、
   依存してしまうから。

   ───男同士なんて、不安定な関係で
   結婚も大々的にできない、子供もできない、
   繋がり持ち続けるのだってむずかしい。

   そんな中で、誰か1人に絞って、依存して、
   別れるってなったら、きついし、
   そんな思いはもう、したくないなって。


[ だから恋人は作んないんですよ、と笑った。]

 
($57) 2021/03/28(Sun) 22:05:31

【妖】




    あなたは?

   ───真面目だし、無愛想だけど
   仕事も───できるし、顔も、体格も、
   モテない要素ないとおもうけど。

   ───女の人もいけんなら、

   結婚とか、かんがえなかったの?


*
($58) 2021/03/28(Sun) 22:05:46

【独】



[ 恋にうつつを抜かしている時期もあった。
  好きな人と共にいられる喜びに、
  毎日浮かれていた日々もあった。
  同性同士であることが、そんな中でも、
  運命的に巡り会えたことが、特別な気がして
  ありきたりに、曖昧にでも簡単に、
  結ばれる異性同士よりもきっと、
  互いの気持ちにまっすぐでいられると。
  
  きっと、絆は強いはずだと。
  世界の中に、その人しかいらないと。
  自分にとってその人が全てだと。
  だから他にどう思われようと構わないと。

  そう、思っていた時もあった。

 
(-190) 2021/03/29(Mon) 18:41:35

【独】



[ そんなものは幻想で。

  すぐ近くの約束すら果たせない

  たったひとつ、

  W今晩は一緒にハンバーグを食べに行こうW

  って、そんな些細な約束ですら
  果たされないものなんだって。]

 
(-191) 2021/03/29(Mon) 18:42:23

【独】






[ いつまで待っても聞こえない、ただいま、の声と
  開くことのなかった扉。あの日。
  同棲してたわけじゃないけど、なんとなく
  増えていた彼のものが、気づいたら、
  洗面台にある歯ブラシと、戸棚のマグカップ
  だけになっていたことに気づいて、

  別れの言葉すらなくて

  反故にされた約束だけがのこって

  吐くほど泣いた。
  自分の半分が持っていかれたような
  そんな痛みに、嗚咽が止まらなくて。]


(-192) 2021/03/29(Mon) 18:43:07

【独】



[ 結局、ふわふわのおっぱいとか
  柔らかくしなやかな体つきとか
  子孫が、残せることとか

  法的に───世間的に、みんなに、
  認められて、祝福されることとか

  それが───そんなことが、
  ………それが、重要なんだと、わかった。

  冷たくなったシーツに、二度と温もりが
  戻ることはなくなって。

  ひとり、なんとなく右側をあけて寝るように
  なってしまったこととか。
  朝起きた時にその顔が一番に見られるように
  体の右側を下にして、必ず横向きで
  寝る癖がついてしまったこととか。

  きっと、誰にも知られていない。

  そんな癖が、嫌だった。
  どうにか治そうと、努力した。

  だから、もう二度と─── ]

(-193) 2021/03/29(Mon) 18:43:43

【妖】


[ 一瞬何か、言い淀んだのには気づいたけれど
  聞き返すようなことはしない。
  話したくないことは話さない。
  そもそも、何も聞かない、が約束だった。
  なんとなく己の答えと共に、訊ね返して
  しまっているけれど、本来ならばこれは
  違反行為みたいなものだ。

  だが、彼は濁した何かを飲み込んだ後、
  静かにまた切り出す。

  それを黙って、聞いていた。
  彼が笑っても、笑みを返すことはなく。

  ふぅ、と息をこぼした。]

 
($64) 2021/03/29(Mon) 18:44:01

【妖】




   ───人を愛したい、とは思うんですか。


[ そんな問いかけをひとつ。
  だが、答えを待つよりも早く、
  いま、その答えを出さなくてもいいと
  言わんばかりに、すぐにまた続ける。]


   たとえば、人に対して恋愛感情を
  持たないっていう人はいますから。
  ───俺はそれでもいいと思いますし。

  それも、ミヤビサンという人間の形ですから。


[ そう、首を傾げると、彼が笑った。
  問いかけに、困ったように眉を下げ。]

 
($65) 2021/03/29(Mon) 18:44:15

【妖】



   ………俺は、何にもしてないですけど。
   

[ 前屈みになった彼から、見上げるように
  柔らかな笑みが向けられる。

  ───それは、普段の仏頂面でも
  貼り付けたような笑みでもなく、きっと、]


    …っ


[ 眉を寄せて少し笑った。]

  
($66) 2021/03/29(Mon) 18:45:00

【妖】




    情緒がかけてるっていうか、
    感情が表に出ない人だなって、
    俺も思ってましたけど。

   ───イメージ変わりましたよ。
   情熱的で、それでいて、案外、
   可愛く笑う人なんだなーって。


[ そう首をすくめ。
 「仮面、つけなくていいんじゃないですか、
  今は、あれですけど。普段は。」と頷いて、笑んだ。

  部屋のベルが鳴った。]*
 
($67) 2021/03/29(Mon) 18:45:10

【独】

/*
灰にぜんぜん反応できてないの申し訳なさ極まりつつ落としてまた離脱します…!えーんすみません!!
(-194) 2021/03/29(Mon) 18:46:18

【妖】


 
   ふは、 ありがとーございます


[ 仏頂面で言われて言葉に笑って返した。
  普段無表情で、厳しくて、仕事ができる
  上司は怖がられているのは間違いないけれど
  こんなふうに柔らかく微笑みかけたらきっと
  その整った顔も相まって、ふんわりと
  雰囲気も和らぐと思うのだけれど。

  ───なかなか、難しいかな、と
  また、眉尻を下げた。

  鳴ったベルに動くよりも早く、彼の体が
  うごいて、入り口に向かって行く。
  今はヒイラギだけれど、本来ならば
  あってはならないことだよな、と思いながら
  今は追いかけて行くのもなんとなく、憚られて。
  今日はしてもらってばかりだな、と。
  
  彼の声が聞こえる。
  ちら、とそちらに目をやって、扉の閉まる音の後
  ワゴンを押してこちらに来るのが見えれば、
  流石にソファから腰を上げて、
  机の上を軽く片して。
  冷蔵庫に向かって、ペットボトルを一本
  手に取って、そちらへ向かった。]
 
($72) 2021/03/29(Mon) 21:35:47

【妖】




    ありがとうございます、

    ほんと、いーにおい


[ とその香ばしい香りに口元を緩め
  冷えたペットボトルを差し出し、
  どーぞ、と微笑みかけ、自分の前には
  飲みかけのをとん、と置いた。

  いただきます、と手を合わせて、
  まずは丼をもってスープを含むと
  程よい塩気と微かな甘味が口の中に広がる。
  微かに生姜の香りがした。舌の根元で
  転がして飲み込むと熱が喉を通って胃に落ち、
  じんわりと体に温かさが沁み
  ほぅ、と息を吐いた。

  机に置けば、箸を黄金色のスープに沈ませ、
  真っ直ぐな麺を掬い上げる。
  ふぅ、ふぅ、と息を吹きかけたあと、
  はふ、と吐きながら口に入れて、啜った。]
 
($73) 2021/03/29(Mon) 21:36:03

【妖】




    ん、 んま


[ 数度噛んだ後、飲み込む。

  まんまるく盛り付けられた炒飯は
  湯気をほかほかと立てている。
  レンゲをとって、ふか、としたその山に
  さしこみ、掬った。鼻腔をくすぐる
  胡麻油の香りに唾を飲んで、
  大きく開けた口の中に放り込んだ。]



    は ふ、  ぅ ンまい


[ 綻ぶ口元。
  微かに、聞こえた呟きに、一瞬、止まって。
  ごくりとごはんの粒を飲み込んだ。]

 
($74) 2021/03/29(Mon) 21:36:34

【妖】


[ 視線が少し、揺れる。

  思ってしまった、一瞬、自分も、同じことを。

  あんな表情を、こんな時間を、
  何もかもなかったことにするのは、
  勿体無いと、───そしてそれは、
  このあとの夜を思えば、余計に。

  その温もりが、   余計に。


  レンゲをラーメンに沈めて、ひとくち、
  スープをまた、すくって、飲んで。]

 
($75) 2021/03/29(Mon) 21:38:37

【妖】



    ね、 


[ そう呼びかけて。
  覗き込むようにして、そのまま
  そっと口付けをおくった。

  触れるだけのキスの後、ちゅ、と離して。]



    ───塩ラーメン味?



[ と眉を下げて笑った。

  聞こえない、ふりをしようと思った。

  だって、そうじゃないときっと───困る。
  これからも、明日からも、また同じ
  フロアで毎日を過ごすことになるのだから。

  依存は、怖い。あんな思いは、したくない。

  だから、ここできちんと終わらせる。
  そうじゃなきゃ、ここで蔑ろにしたら、
  これからの日々がきっと、だめになるから。]
($76) 2021/03/29(Mon) 21:38:53

【妖】




    ラーメン、一口食います?

    うまいですよ、さすがいいホテル。


[ とどんぶりを差し出してみた。]*

 
($77) 2021/03/29(Mon) 21:39:07

【妖】


 

[ 色気のないキス、だなんて言ってたくせに
  いいもんですね、なんて笑われて仕舞えば、
  なんだかくすぐったくなってしまう。

  一口食べます?と差し出したどんぶりから
  顔を上げたそのとき、唇が重なった。]



    ん っ……


[ 先程の戯れのようなキスとは違って、
  口内を味わうように差し込まれた熱に、
  ぞく、と背が、腹奥が疼くのがわかった。

  一度だけなぞった舌が引き抜かれれば、
  薄く開いたままになった唇から
  短く息が漏れて、なんだか、顔があつくなった。

  食事を終えて、休みましょう、と
  誘われれば頷いて。流石に片付けは
  やります、と申し出てワゴンに乗せた。]

 

 
($86) 2021/03/29(Mon) 23:49:14

【妖】


  
[ 静かな部屋に、胸に、吸わせるように
  落とされた小さな声。
  「愛し方なんて、なんでもいいんですよ」と
  返そうと開きかけた唇は、
  続いた言葉に詰まって、喉奥が震えて。
  とろけた笑みに心臓が掴まれる気がして。
  そのまま大きく鳴り始めてしまう。

  右側を下にしてまた、横になったのは
  きっと、癖、だから。

  そのまま閉じた瞼。
  長いまつ毛が伏せられて
  静かにその胸が上下するのがみえた。]



    ───眠らないって、
         いったくせに、
  

[ ふたつとも、約束をなしにしておいて
  だけど、それが、嫌な気がしなくて。]

 
($87) 2021/03/29(Mon) 23:49:35

【妖】



[ 恨言の形をした、甘い声が、
  その髪に落ちて、閉じ込めるように
  唇を落とした。 ]

 
($88) 2021/03/29(Mon) 23:49:52

【独】




[ どうかこの人が今日、悪夢を見ませんように。

  たった一晩。

  この夜がどうか穏やかで、
  優しく、よい、記憶になりますように。]

(-234) 2021/03/29(Mon) 23:50:09

【妖】



[ そんな願いを抱きながら。]



   ………お休みなさい、雅さん


[ 名前を呼んだその人は、
  一体どちらだったのか、それは
  己にもわからないまま。

  彼の頭を優しく抱いたまま、微睡に
  身を委ねて、静かに眠りについた。]


 
($89) 2021/03/29(Mon) 23:50:22

【人】


[ 夢は、見なかった。
  嫌な夢も、いい夢も、なにも。
  ただ、心地の良い感覚に揺られて、
  ほんの一瞬の夜を駆けたあと、
  その耳に低く、甘い声が響けば、
  ゆっくりと瞼を開けた。

  うまく合わない焦点のあと
  ぱちり、ぱちりと瞬きを繰り返して。]


   
    お、はようございます…


[ へにゃりと笑った。

  すると、彼の顔が、柔く、緩むから。
  きゅ、と唇を結んで、一つ頷いて。]

 
(114) 2021/03/29(Mon) 23:50:36

【人】




   夢は、見ませんでしたけど、
   なんか、一番よく眠れました。


[ ふと、彼が衣服を既に纏っているのが見えて。]


   ───帰るんですか、


[ なんて、言ってしまってから少し後悔して。]


   なんでも、ないです。

   ………いい夜でした。


[ 体を起こして、姿勢を正し。]

 
(115) 2021/03/29(Mon) 23:50:49

【人】




   ………


[ ふと、思い出した昨晩の彼の言葉。
  顔を上げて、言い淀んで、迷って、噤んで。]



   素敵な人が、見つかるように、
   祈っておきます。


[ 揺れる心で、自分を守ろうとまた、
  いらないことを口にして。

  …だって、俺なんか、やめた方がいい。
  買い被りすぎなのだ。
  俺はただの臆病者で、この人に、
  このほんとは優しくて、可愛らしい人に
  愛されるべきではない、から。

  同じだけの愛を返すのが怖い、俺では。]

 
(116) 2021/03/29(Mon) 23:51:03

【人】




    ………俺も、帰ろっかな



[ 今日半休なんですよ、と笑って。

  夢のような時間を静かに終わらせるのだ。]


 
(117) 2021/03/29(Mon) 23:51:17

【人】



[ 最後には一つ、握手を求めるだろう。
  互いに、裏の顔を晒した者同士
  はじめの約束は反故になっていない。

  忘れる、といった。

  だけど忘れられる、とはいってない。

  たぶん、これ以上を知ることは
  これから先、なくて、
  たぶん、これから先もずっと、
  この夜のことを思い出しては時折、
  その熱を恋しく思ってしまうのだろう。

  だけど、これ以上踏み込むのは怖くて。
  どこにも、いけなくなるのが怖くて。]

 
(118) 2021/03/29(Mon) 23:51:44

【人】




    それじゃ、ありがとうございました



[ だけど、ほんとはいつか、誰かを
  もう一度愛したいと思っている自分もきっといて
  後悔する日が来るのかもしれない。

  それはまだ、わからないけれど。
  もし、そのとき彼がまだ、誰かを
  愛したいと思っていて、
  まだ、手遅れじゃないなら。

  そんな奇跡が起こることがあるなら、なんて。

  考えながら。

  出た部屋の扉。
  エレベーターのボタンは率先して押そう。

  どうぞ、と促すのはきっと、もう、
  半分は部下の顔。
  閉まる扉に挟まれそうになって笑うのだ。]

 
(119) 2021/03/29(Mon) 23:51:58

【人】




    電子機器、だめなんですよね、

    昨日も───


[ と思い出したオフィスのこと。

  まだ自分では気づいていない。

  忘れると言ったはずの裏の顔を
  表の顔と混ぜて、それでもなお、
  彼自身のことを、思い始めてるってこと。]**

 
(120) 2021/03/29(Mon) 23:52:12

【独】

/*
すべりこみ!!!!!
ありがとうございました!!!
みなさんお知り合いの方だと思うので挨拶はそこそこに……

村たての杏さんほんとにありがとうございました!
そして、春日さん組んでくださってありがとうございます!!!お待たせしてばかりでもうしわけなく……
臆病な2人ですが、のんびり進んで行けたらなとおもいます!!

それではー!またー!どこかでー!
(-235) 2021/03/29(Mon) 23:53:44