人狼物語 三日月国


129 【身内】狂花監獄BarreNwort2【R18G】

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視点:


ロベリア憐憫聖贖 ナフ

束縛:ロベリアテンガン

【独】 『巫覡』 ロベリア

「わぉーん……」

さて、囚人の効果か。あるいは。
……恐らく自分では無いだろう。

今日も無駄な束縛使い。
(-1) 2022/02/21(Mon) 21:02:12

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン

/*
テンガンPL様こんばんは!
こちらはゲーム内の『役目執行』についての御相談です。

束縛:ロベリア→テンガン


上記内容は《狛犬》の能力となります。

3Dayでも能力執行者でなくとも対象者へロールフックとして使用致しましたが、問題なければ「スタンガン(と灯りを消したカンテラ+音が鳴らないように握りしめた鈴のセット)を手にしたロベリアが対象者の部屋に訪問」という形でお声掛け致します。
ノックを3回後扉が開けば手を差し込みスタンガンで対象者を狙いますが、相手を確認できるまで扉を開かない・回避・迎撃・反撃・拘束・殺害等対応はお任せ致します。

またあまり長引いた対応が厳しい場合は「狼は既に寝静まった頃だろう」「夜ももう遅い、休む時間だ」等ワンアクションをRP内へ記載いただければ1レスの上で退散致します。


ただテンガンPL様には(とても楽しく)長く御相手頂きましたので対応が手一杯であれば返信不要です!

3Dayの処刑開始前に対象者を決定し、以降変更せず4Dayを迎えましたので絶え間無くのお声掛けとなりました。

お手数ですが、お手隙の際にご確認いただければと存じます。
(-6) 2022/02/21(Mon) 21:16:02

【人】 『巫覡』 ロベリア

処刑対象である羊を確認する。
因みに今更だが反撃する羊があるかとは思う。
呼び方を変えた方がいい。


どうあれ今日はこの結果だ。
自室から処刑室へと移動する。
(3) 2022/02/21(Mon) 21:20:46

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン

スタンガンとカンテラを手に短いノックを三つ。
狼襲撃のようにも思えてしまうだろうかと思いつつ声はまだ出さない。

これはこの無礼講において『狛犬としての役目』のための訪問だ。
勿論真面目に執行する必要など無いのかもしれないが……。
折角得たものなのだからと暇潰しを行っているに過ぎない。

さて、君の反応は如何なものだろうか。

/*
わっ!お返事ありがとうございます!
それではお部屋訪問失礼致しますね〜 お返事はごゆっくり!
またこちらこそ沢山ありがとうございます!!
使用結果の字面については同感です最高
(-12) 2022/02/21(Mon) 21:45:42

【人】 『巫覡』 ロベリア

「……………なるほど、ね」

囚人は周りから離れた位置にいる。
鮮やかで美しい姿。小さな笑い声を零す。
(11) 2022/02/21(Mon) 21:49:18

【独】 『巫覡』 ロベリア

相も変わらず舌が麻痺する混雑っぷり。
誰も彼も濃い。…既に疲れが凄い。

にも関わらず主役はあのザマ。
…どういう事なんだか。

反撃は凄く嫌。だって戦えないから。
いや……戦うにはまだ、足りないから。
(-13) 2022/02/21(Mon) 21:52:47

【人】 『巫覡』 ロベリア

「………ボクはやるなら弱ってからがいい。
こっちが死にそうだから」

武器選びをしながら素直に告げた。
どうせ勝手に始まるだろうとも思っている。
(17) 2022/02/21(Mon) 22:18:25

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン

君の声を聞き暫し考える。
ここで何かを口にすれば対象者に存在を暴かれてしまう。

…が、どうせちょっとした悪戯だ。
反撃諸々の可能性は理解している。


――チリンッ、リィンッ………。

手に握り締めていた鈴を落とす。
君の部屋の前で小さく鈴の音がなる。優しく澄んだ音だ。

「暇潰し」

と事実を伝える。短く簡潔に、分かりやすく。
とはいえこれでは相手には伝わらないこともまた理解している。
(-29) 2022/02/21(Mon) 22:24:14

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン

ドアが開いた瞬間、大きく開き切る前に小さな体を滑り込ませて駆け寄る形で素早く君へとスタンガンを向ける。
服の上でも首でも何処かに当たれば痛みはあるだろうと狙いは付けない。

――…ふと、小さな笑い声が零れた。
それは悪戯を目論む子供のような笑い声。

正直勝てる気は全くしないのだが、ソレはソレ。
一日目に殺しきらなかったものの若干の恨みは残っている。
先日は嫌いだと告げた看守にもこの悪戯を仕掛けた。囚人もやるときはやる。
(-37) 2022/02/21(Mon) 22:53:20
ロベリアは、武器を選びながら処刑の様子を眺めている。
(a5) 2022/02/21(Mon) 23:26:17

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン

威力としてはそこまで強くは無いだろう。
気絶させることが目的でもなければ、本当にただの暇潰しだ。

「…フフッ、ごめんね。
折角のお役目だから執行する事にしたんだ」

嘘では無い。ただ、完全に悪用している気がするが。
謝罪の言葉も心配を含む様子は無い。

スタンガンのスイッチを切り大きく開いたドアを引いて半分程閉めた。
囚人は君の様子を眺めながら首を傾げ次の反応を待っている。
(-41) 2022/02/21(Mon) 23:34:39

【人】 『巫覡』 ロベリア

「う、わ……」

風が吹いている。流れ弾で死ぬのは嫌だ。
武器を手に取る前に数歩後退して壁による。

さて、安全なのは緑髪の主従の辺りだが……。
残念ながら自ら向かう程素直では無い。

武器を取り損ねたなと思いながら避ける準備はする。
毎度選ぶのが遅いのだがどうせなら適当に選べばよかったなど。
(29) 2022/02/22(Tue) 0:04:27

【独】 『巫覡』 ロベリア

とそのように見せているが実際扱った事の無いものばかりなのであわよくば自分が手を下すのを避けようとしている説はある。

だって辛いんだよこの空間。人が多いところは苦手。
さっさと終われ〜ってずっと思ってる。

参加理由が《秘匿》なため、そこそこやる気がない。
そもそも人を食べることはあっても手は下さなかったから。
(-48) 2022/02/22(Tue) 0:07:25

【人】 『巫覡』 ロベリア

>>30 アルレシャ
……使い方、分からない


視線を君へ。何故か素直に告げた。
実際嘘では無いしだからこそ何も選べなかった。

「………別に、見てるだけでもいいけど」

それだけでも囚人自身は十分楽しめる。
(31) 2022/02/22(Tue) 0:15:45

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン

「うん、そう。君の考えてる通りだよ」

犬とだけ言われると何か違う気もしてくるが。
わぉん。この狛犬は非力な吠えしか出来ない。


「別に単なる暇潰しだ――……っ!? 」

言葉を返しながらほんの一瞬視線を開くドアの外に向ける。
刹那 君に服を掴まれ、体はいとも簡単に壁へと押し付けられた。

スタンガンはきっと手放され音を立て床に、ドアはゆっくりと閉まっていく。
カンテラは壊れぬように強く握り締めていたが澄んだ音が鳴るはずの鈴は少し乱暴な音を立てたかもしれない。

「……ンッ、ゴホッ…、…はっ、ァ……いッ、……っ」

衝撃のせいか息が詰まり視界が揺れる。
多少抵抗しようとするものの君には対して意味が無いだろう。

そもそもだ、囚人は……彼女は馬鹿げた身体能力を得ていない。
鍛えれば多少を得ることが叶うとしても、今のままでは誰にも叶うことは無い。

呼吸の仕方を忘れたように口をはくはくと動かした。
(-53) 2022/02/22(Tue) 0:39:42

【人】 『巫覡』 ロベリア

>>33 アルレシャ
「………使い易いもの」

何でもいい。囚人にも簡単に扱えるものを手にしたい。
そうすればこの先もソレを扱う事が叶うし。
綺麗だとかはよく分からない。銃は少し気になる。

とはいえ君と話すうちに着飾られた羊の命を終える時間は近付いているかもしれない。
終わってしまうならそれはそれで……後で教えて貰う手段も、ある。

仲良くするつもりは無いが、教わるのは有りだと思ったので。
自衛手段にもなるから。
(36) 2022/02/22(Tue) 0:45:59

【人】 『巫覡』 ロベリア

>>39 アルレシャ
即答に少しだけ引いた。ソレは君の主観的なもの?
わざわざ問いかけはしなかったが。

君の言葉に暫し考えるように眉根を寄せる。
今後に備えて練習するのはやはり有りだと思うから。

「………………………………うん」

長い沈黙の後に小さく頷いた。
反撃も怖いし、今日はやっぱり眺めるだけでいい。
(42) 2022/02/22(Tue) 1:07:28
ロベリアは、………礼は絶対に言わない。 >>+16
(a13) 2022/02/22(Tue) 1:12:42

ロベリアは、やっぱり今手を出さなくて正解だったよね。と思っている。
(a14) 2022/02/22(Tue) 1:14:06

【人】 『巫覡』 ロベリア

>>43 アルレシャ
「……どっちでも、いい」

素直になりきる気は無いし仲良くする気は無い。
その意思が曖昧な態度になっていた。
なんにせよ教えてもらう態度では無いのは確か。

それからどっちでもいいと告げたものの自分から教わるのは苦手だ。
だから君が来てくれる方がいいなと少し考える。
(44) 2022/02/22(Tue) 1:27:20

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン

急に離されたって対応なんて出来ないから。
――…だから音を立てて床に落ちた。

幾度か咳き込んで落ち着いた頃に呼吸を行う。
動揺とかそうしたものが作用して、生きるために簡単な動作さえ少しの間忘れてしまっていた。

「あ、あー……と、言われても、ね。
……適当なんだよ、誰一人も何か知らないん、だから」

邪魔をする気は無い。無かった。
誰か一人を選ばなければいけなかったから、そうしただけ。

体勢を動かそうとした拍子に鈴が鳴る。

少し静止して、口元を押さえた。
壁側を向くように、君に背を向けるように床で丸くなって手に持つカンテラを投げ出し胸元に手をやる。

呼吸が早くなる。速く、息を吸って吐いて感覚を取り戻そうと必死になる。
震える手で端末を取りだし文字を入力、これで伝わるだろう。

"わかった えらばない"

因みに状態は少しすれば元に戻る。
無駄に嫌な記憶を引っ張り出しただけで問題は無い。
(-66) 2022/02/22(Tue) 1:45:35

【人】 『巫覡』 ロベリア

>>48 アルレシャ
「…分かった。じゃあ、………
お願い


それ以上は君に応えを返さない。
囚人は踊り続ける主役の姿を眺めていた。

その糸が切れる時まで。静かに、じっと。
(49) 2022/02/22(Tue) 1:54:03

【独】 『巫覡』 ロベリア

(……素直さは、君を殺すよ)

哀れな羊の姿を眺めていた。
それから、何かを耳打ちした彼にも。

(だからボクは……約束以外もう、何もいらない)
(戦う手段くらいは、得てもいいと思ってる……けど)
(-73) 2022/02/22(Tue) 2:11:32
ロベリアは、少し駆け足で処刑場を後にする。
(a18) 2022/02/22(Tue) 2:26:13

【独】 『巫覡』 ロベリア

+自室内+

乱暴に扉を開けた。
しゃがみこみ、口元を強く押さえて壁に体を預ける。

嫌な味だ。…人の叫びは何一つも美味しさを感じない。
肩で息をして落ち着くまではそこにいた。

それから……狛犬の仕事を果たすのだろう。
彼の邪魔をしては、いけない。
(-77) 2022/02/22(Tue) 2:30:20

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン

君の行動に抵抗が出来るほどまだ冷静さを取り戻していない。
いや、例え得ていたとしてもだ。
力に叶いはしない。


無理やり向かされた際には目を見開き、ここが今何処なのかと思考を巡らせる。
無防備過ぎた。逃げるためにドアの外を眺めたと言うのに。
そんな無駄な考えの間に両手は縫い付けられるように君の手におさまる。

…ぁ、


声が上手く出せない。不器用に空気を吸い込む音がする。
君の瞳が、声が、その表情が、行動が、全てが怖い。恐い。

首に触れた手はあの日縋ったものとは違う何かに見えて、逃れようと腕を、足を、ぎこちない動作で動かした。
勿論こんなものでは抵抗にならない。理解している。それでも上手く動かない。

呼吸が荒くなる。視線は忙しなく彷徨い続けていた。
(-84) 2022/02/22(Tue) 3:04:00

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン

………………………分かってる。

分かってる
分かってる
分かってる!!


こんなものじゃ抵抗と言えない。
それどころか動いてないようなものと同じだ。
でも、だって、怖い。
嫌。
許してほしい。
赦されたい。


「ハ、ハァ…、ァ……ッハ、ヒュッ………」

尚もぎこちない動作を続けていれば唇に触れる指先を感じた。
君の声が上手く聞き取れない。君の言葉を理解出来ない。

カチリッと歯の音が鳴る。瞳は揺れ君を映すことを拒んでいる。
けれど、何かを感じたから、
だから。
だから。
だから。


……………。

震える唇を動かし無防備に口内を君に見せる。
固定された訳でもないのに頭が動かせない。
どうすればいいか分からなくて舌先を動かした。
もしかすると君の指先に触れるかもしれない。


相変わらず、君の音は耳に届かなかった。
(-87) 2022/02/22(Tue) 4:00:33

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン

「…ん、ァ……ア、ッ………」

指先が口内へと入り込み歯の間を触れる。
ぎこちない動作はついに止まり、意識はこちらへと集中する。

舌先が君の指を捉え、異物感に追い出そうと舌で押そうとするものの大して意味の無い行為だろう。

ハ、ッ……フッ、ゥ ア……ンッ………ハッ、ァ アッ……


開かれた口からは苦しげで熱の篭もる吐息が零れ落ちるだけだ。
無意識の涙が目の縁へと溜まり、君が触れたその際に雫となった。

拘束が外されれば抵抗する。…等そんなことは有り得ない。
乱れた思考のせいか四肢を動かすことさえも叶わずにある。

震えが止まらないのに、君の独り言が落とされた瞬間。
――…とろりと溶けるように細められた目は君を映した。

……て、……ンッ、ァ…………


縋る。指先が君に向かう。
口内に残る君の指を退けるでもなく、
自身に震える指先を伸ばした。
(-89) 2022/02/22(Tue) 4:47:55

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン

どれだけ思考が乱れていても感じる。
君からするその味を知っている。
優しい味がする。…そんな感情をここで感じるなんて。

怯えの混じる瞳は少しずつ和らいで、小さく口を開く。
同時に近くなった顔に指先が触れて、その頬を緩やかに撫でた。

…テ、ンガン……。

……心配、してくれてる……の……?


君は何が心配なんだろう。そう考えて……。
こんな場面なのに少し頬が緩んでしまった。
どうしてだろう。嫌いなはずなのに。


…心配かけて、ごめん……、………ねえ……。

………君、以外には、殺されないように……する、から、


君について行くために頑張って強くなりたい。
だからアルレシャに銃の扱いを教えてもらうの。
でもすぐにそうなることは難しい。
今回の無礼講で処刑において長く生きる自信もない。

………君だけが、ボクを……殺して、くれ


だからさ君の役目がもしもそうだと言うなら……。
――…ここにおいては君の手だけで死にたいな。
死ぬのは怖いけど、死にたくないけど。
他の誰かに殺されるぐらいならその方がいいのかもしれないから。


これを笑って告げる理由が、自分にはどうしてだか分からなかった。
(-117) 2022/02/22(Tue) 15:48:08

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ


/*
HelloHello、ぴよぴよ様。
こちら団子、
(確認内容)を確認致しましたわ!

まず【突然の拘束】は問題ないわ。
次に【生体の解剖】ね、そうね PL的には何も問題ないわ!

ただ、解剖の上で死ぬのは困るわね。第三者の行動が予測できなくて怖いからってやつよ!!!!!
多少遊ぶくらいが助かるかしら、死なない程度にってことね。
ただ、その第三者に行った内容が伝わる前提で行動いただく形になるわ。
誰にされた等伝えるかはまだ分からないけど(内容次第ね)。

勿論本人はどちらも嫌がるけれどアタシは全てを愛しているから……。
(-158) 2022/02/22(Tue) 22:31:41

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン

離れていく君を視線で追いながら壁を背に体を起こす。
鼓動は早くて息を整えるのに少し時間を要した。
落ち着いた頃に涙を拭いゆっくりと口を開く。

「……君が分からなくても、ボクがそう思った、だけ。
だから……うん、その通りだ。…
それで、いい


君の反応は何ひとつも嘘に感じない。
だからといってその味を疑う事も無い。
例え否定されようともこの感覚は長年自分が付き合ってきたものだから。

「……フフッ、…殺す気は、確かにあるんだ」

本音を言うなら見逃されたい。
だって恐いから。
ひとりきり、目が覚めた後が。

死なないようにしないとなあ。
…死にたくないな。


「…あ……ねえ、出てって欲しいなら答えなくていいんだけど。
……『楽しい』以外に、好きなことはあるの? 」

学習させてもらったと言っていたか。
それはどのような経緯で、誰から、何からなのか。
本当に楽しんでいるのか。
……気になった。

別に話題はコレじゃなくたっていい。
大嫌いだって思うのに、君を知りたくて。
『他者への興味』を抱くのは何時ぶりだろうか。

転がるカンテラに、鈴に手を伸ばす。
彼女はこの音が嫌いだ。カンテラの光も嫌いだ。
(-165) 2022/02/22(Tue) 22:57:26

【人】 『巫覡』 ロベリア

これは第二の騒動など知らない囚人の今。
うるさかったのは多分そう。でも知らない。

水を頼みそれを口に含む。
今度は頼んでいないものは出てこない。

半分ほど飲みきったところで一度席に着いた。
(74) 2022/02/22(Tue) 23:03:32

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ


/*
アタシ、全てを愛するって決めたのよ……。
OK、それでは取り扱い自由の諸々を好きに調理致しますわ。

勿論ふわふわでも秘話は歓迎だもの。
いつでもいらっしゃい。楽しいことは好きよ。
それからチャレンジ成功おめでとう!

(-168) 2022/02/22(Tue) 23:08:11

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ

ならば処刑の日の晩では無いだろう。
翌日の昼、あるいは夕。あるいは夜。

あまり人が集まる場には定住しない囚人は廊下を歩いていた。
それは何か目的がある、という足取りでは無い。

声をかけられれば振り返り、顔には出さぬものの嫌がりを見せる。
今最悪の気分になったし暇じゃない。そう言いたげな沈黙が場に落ちる。

足を止めてしまったことを後悔するほどには君が苦手だ。
君から感じる空気のせいか。あるいは………。

「……ということだから、さよなら」

沈黙から読み取れるかも分からないのに終わりの挨拶を告げた。
(-171) 2022/02/22(Tue) 23:15:57

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ

ああ、これは流石に分かる。
このままでは
ろくでもないこと
が起きる。

手元でカンテラと鈴が揺れた。

「……っ、君とのお茶? 勘弁願いたいんだけど」

じり、と半歩下がり有刺鉄線に背が近づく。
扉を開ければ袋小路。前に向かっても君に捕まる。
だからといって……痛いのは、嫌だ。
それにこの鉄線が
ただの
鉄線である保証が無い。

囚人は
何処も選べない
(-177) 2022/02/22(Tue) 23:50:53

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン

「……そう。………待ってるよ」

それ以上は聞かない。聞けない。
君を止める
-吠える-
つもりは無いからその日を大人しく待つだけ。
ろくでもない3人組に票で主役へと引きずり出されないだけマシと言える。

返事が返ってきた。視線を鈴から君へ。
返事は割と予想通りだった。
そんな気はしていた。


だからそれ以上続かないのだろうと諦めるべきかと立ち上がろうとしたところで前に自分が告げた言葉が帰ってきたことに思わず笑い声を零した。

「アハッ、ハッ……ふふッ。いや、君の言う通り。
うん、そうだね。……ボクは、」

と続きを紡ぎきる前に君の近くを指さした。
声が少し遠い。声を張るのは苦手だから出来れば許される範囲で近づきたい。

「……そっち、行ってもいい? 」
(-189) 2022/02/23(Wed) 0:14:02

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ

「気軽なお誘い? この行いからそれを言うの?」

逃げられないようにしておいて。
睨み付けるように目を細めた。

「……嫌だ、君に話すことなんてない。
だからボクに近づかないで」

差し出された手を避けるように身を動かす。
それは丁度空き部屋を背にするような動きだ。
もっと言うならば君があけた道の方へと駆け出そうとするような、そんな動きを見せて距離を取ろうと図る。
(-191) 2022/02/23(Wed) 0:19:40

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ

「………無理矢理は好かれないと思うけど」

カジノの一件からも、今の状況からも。
君から感じるものはどうにも苦手なものが多い。

困ったように微笑む面さえ虫唾が走る。

「だから」

言葉は最後まで紡がれることは無い。カンテラを君の顔面に向けて投げつけた後、直ぐにその場から走り出す。
それは君が元居た場所の方面だ、近づいてきたのならばこちらを選ぶに決まっている。

因みに身体能力は並程度。そこまで速いとはいえない。
…目指すはロビーだ、そこでなら……と希望を抱いている。
(-198) 2022/02/23(Wed) 0:41:46

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン

君の許可が取れればカンテラを手に立ち上がりベッド下。
つまり君が座る近くの床へと膝を曲げて座る。

カンテラはテーブルの上へ。鈴が小さく揺れた。
大事なものかと問われれば……君には話すのかもしれない。
隠し事をするだけ無駄にも思えるから。

「……ボクはさ、飼われてたんだ。
だからあんまり楽しみとかは無かったよ。

でも全然無かった訳じゃなくてさ、世話係のような人がいたんだけど……その人が持ってきてくれた本は面白くて楽しかったな。
あとは………外の話を聞けることが楽しかった、かな」

外に焦がれていた。町の外に。
もっと広い世界があるんだと知ったから。

「……何か、質問ある?」

君に視線を送る。自分について知ったところで面白みなどないだろうが、一応……。
(-206) 2022/02/23(Wed) 1:05:27

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ

何処にぶつかっても勿論痛い。重量は囚人が持ち運べるようにそう重く作られている訳では無いが、場合により凶器にもなり得る。

「……あッ、………っ!!!」

駆け出す手前か、あるいはその直後か。
君の目論見通りいとも簡単に絡め捕らえることは叶う。

誰かに助けを求めるように手を伸ばしたが、その腕も君により動かすことは叶わなくなった。
派手な音を鳴らしながらその場に倒れる。

「あ、……あ゛ァ ああ ぁ あ゛ッ !!!」

巻き付く動作に加え、転倒により有刺鉄線がより深く食い込んだ。
じわりと血が滲む箇所もあるかもしれない。

君の言葉など耳に入らない。痛みに呻く声と転倒してなお這ってでも逃げようと体を動かす。
勿論それは痛みを伴うし距離を多く取れる訳でもない。

拾い上げたカンテラは特に特別な機能は見当たらない。
鈴についてもそうだ。ただ心地良いだけの明かりと音色。
けれどそれこそが効果的になることだって存在するわけだ。
(-211) 2022/02/23(Wed) 1:18:39

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 人形師 シェルタン

これはお互いに都合のいい時間軸の出来事だ。
君からすれば珍しいと思うかもしれない。

「………ねえ」

囚人は、………
君を呼び止めた。

それは廊下にて、すれ違う際に行われる。

じっと君を見つめる双眸はゆっくりと細められた。
(-214) 2022/02/23(Wed) 1:21:48

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン

ベッドの上に座るのは何だか違うし。
だからといって椅子に座るのもなって。

「………まあ、そうだろうね」

死にたい程に苦痛だった。生きることが苦しかった。
それでもあの場に生かされていた。

「…んー、読み書き出来なきゃ困るから、そこはね。
世話係ってのはそういうのも含めて。…わざわざ人を持ち上げるんだ、一般常識を行えなければソレは出来損ないでしかない」

人は神になれない。神の子などいない。
それでも、あの町は酷く狂っていたから。

「……花畑。星空。あとは海。様々な綺麗なものがあるって聞いてた。
そういう綺麗なものを見たかったり、したかなあ」

少しだけ考えるように首を傾ける。
純粋に思っていた頃が遠い昔に感じて、どうにも。
カンテラを指されれば曖昧な笑みを浮かべた。

「……光と音。洗脳ってさ、幼い頃からすると上手くいくんだ。
一見何も無いものでも、そうした効果を発することがある。
それは道具。それは合図。……ボクは子供達を『壊した』」

強制とも言える命令の上で。それでも確かに自分の行い。
…それから、自分が罰を受ける時にその音は聞こえて。

「……………あ、あとはボクの能力において効果を発揮するもの。
相手に意識させるときにソレを使うと少し効果的。こちらを向いて、考えてもらわないといけないから」
(-227) 2022/02/23(Wed) 2:03:47

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 人形師 シェルタン

「……大した用じゃない」

まず口から出た言葉はソレ。
でもこんなものでは君が歩みを止めた意味が無い。

「君さ、………昨日の主役に何したの? 」

あまりにも直球。けれど遠回しに聞くよりも楽でいい。
さて、答えは帰ってくるのかどうか。
(-228) 2022/02/23(Wed) 2:08:37

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ

「謝るっ、なら……!早く、これを――……ンッ 」

吠えようと言葉を紡ぐも君により叶わない。
睨むことしか出来なくなったものだから、それだけは続ける。

抱き上げられるのだって本当は嫌だ。
暴れて何とかならないか試みるもそれは無駄な行為だった。

ソファーに降ろされ、口元の拘束のみが消える。
頬を撫でられれば嫌がるように身を引いた。

「だ、からっ……無理矢理は、好かれないって言ってる、だろ……!
ボクは嫌だ、嫌なんだ。教えない、教えるものなんてない。
君が欲しいものはここに無い、以上だ……!」

今はただのワイヤーに変化したとはいえ怪我をおった事実は変わらない。
ズキズキと痛む傷跡に今すぐにでも治療室に駆け込みたい気分になった。
(-256) 2022/02/23(Wed) 6:37:38

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン

短い言葉で、けれど確かに相槌は帰ってくる。
それが何故だか、心地好くて落ち着いた。

「まー、そうとも言えるのかな。感謝はしてないけど。
感謝するべきものでもない……嫌な記憶が多いから」

もぞもぞと動き出す。体をベッドに対し平行に。
それからベッドの近い方の腕をあげちょっとだけベッド内にお邪魔する。
視線はこちらの体勢のほうが合わせやすい。首は若干痛いが。

「え……あははッ、いいよ別に。覚えておかなくて。
君と見るものは何でも退屈しなさそうだ」

そんなことをしていれば君が覚えておくなんて言うから笑ってしまった。
どうせ知らないものだらけだ、誰かがそばにいることが重要。
そっと君の手に手を伸ばす。触れはしないけど。

「……うん、まあ、そう。ボクには苦痛だっただけ。
そうして育っていくんだよ、毒された狂った信者……のように見える別の何かがね」

指先を握り込む。本当は誰かの手を取るなんて許されないかもしれない。
自分はあのまま大人しく死ぬように生きればよかったんだろうか。
……答えは出ない。出るはずも無い。

「…君は………濃い味がしないから、疲れないな。
もう少し味がついていてもいいくらい。
………………
君を、知りたいな
(-258) 2022/02/23(Wed) 7:06:00

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 白昼夢 アルレシャ

ノックの後、静かな足音が扉へと近づく。
扉を少し開け、君の存在を確認する。

「……ぅゎ、本当に来たんだ」

ただの口約束なのに。
じっとその姿を暫し見つめた後に部屋から出てきた。

「……ていうか誰一人囚人ナンバーで呼ばない。
なんなんだよ君達。…本当になんなんだ」

友好的なのかなんなのか。甘いだけの存在には見えないが。
正直もっとギスギスした雰囲気がここにあると思ってた。
(-259) 2022/02/23(Wed) 7:12:19

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 人形師 シェルタン

「……思った事? 」

目が細まる。あんな反応をするんだ。
ろくでもない方面だろうか。

「なんの為に。 君が楽しいから? 」

問いかけばかりだ。
先日はこちらが問いかけられる側だったというのに。
(-263) 2022/02/23(Wed) 11:58:05

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 人形師 シェルタン

迷いの無い短い肯定。分かりやすくて助かる。
…が、ああ 本当にこういう輩は……。

「…そう。……満足したか?
あの叫ぶ様に、君は
愉しんだ
のか」

仲良しこよし。おままごとのようなこの空間。
けれども確かに何かは
起きている


それは囚人も君も。そのどちらにも有り得る可能性で。
(-270) 2022/02/23(Wed) 13:10:58

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 人形師 シェルタン

君という存在はここではきっと普通だ。
ろくでもないからこそここに居る。

それは勿論理解している。が。

「…くだらない。
自分の欲を満たすために他者を餌とする」

嘲笑を吐き捨てる。

「よく分かった。やはり君に教えることは何も無い。
気は向かないし助けも要らない。それを伝えに来た」
(-276) 2022/02/23(Wed) 13:56:35

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 白昼夢 アルレシャ

「……まあ、それはそう……だけど」

絶対的な約束では無いし。
ちゃんと守られるんだなって驚いただけ。

「…慣れるとか慣れないとかじゃない。
名前を呼ぶ意味が理解出来ないだけ」

実のところ他者の名前をあまり覚えていない。
いや、覚える気がなかったとも言える。
顔とそれっぽい何かで呼べば伝わるから。

先導する君には大人しく着いていくだろう。
扱いを知りたいのは本当で、特に拒む理由も無い。
(-279) 2022/02/23(Wed) 14:04:33

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 人形師 シェルタン

少し考える。…浮かんだ人間の存在に頭を振った。

「……殺して欲しければ殺してあげる。
でも残念。ボクは嫌いだからって理由では選ばない。
……………今のところは、ね」

挑発など意味は無い。
非力故にそうした行いなど頭に浮かばない。

「…そんな感情他を知れば和らぐだろ。
知られるのは一人で十分だ」
(-287) 2022/02/23(Wed) 16:45:14

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 白昼夢 アルレシャ

「…それは、まあ……やだよ」

自分の抱える約束について少し考える。
破られてしまったら、どうするんだろうな。

「……………
本当の名前と限らないのに?

………なんてね。言うだけ無駄だからもういいや」

諦めた。どれだけ番号でいいと言っても聞かないし。
それから……名前は覚えておくべきだと誰かが言ってた。

武器を並べる様子を眺め、ひとつひとつに視線を送る。

「肩は別に普通だと思うけど。…ん、何でもいい。
操作もどんなものがあるかもボク知らないし」
(-288) 2022/02/23(Wed) 16:50:42

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン

感謝にはそっか、と短く言葉を告げて終わる。
自分の感覚が間違っていないようで少しほっとした。

「ふふッ……うん、大丈夫だよ。わざわざありがとう。
行きたかったら、勝手に行くかもね」

今のところ離れて行動も想像出来ないけど。
というより君と未来の話をする事態が不思議な感覚だった。

その感覚を抱えたまま視線を近づいた手にやり、目を丸くする。
意図的なものか、自然か判断出来ないが口角を緩くあげて君の手に、自身の手を重ねた。
相槌をくれるだけで心は少し救われるのだと君は知らないんだろうな。

「……あ、あー…? あー、んー……ポル、クス。
音が、音の………子。そっか、まあそうだよね」

知らない振りを、理解していない振りをしたけれど彼の言動は自分と類似するものがあった。

「……ボクはね、人の感情や雰囲気とかに味を感じるの。
意味がわからないかもしれないけど、嘘じゃない。
だから人の多い場所は苦手。……ここの人達は味が濃くて」

囚人は顔を逸らす君を見ていた。
重ねた手を絡めるように握り、緩い笑みを浮かべる。
君は知られたくない? それとも。
(-291) 2022/02/23(Wed) 17:09:44

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 白昼夢 アルレシャ

「………ふッ……あ、」

理由に対し思わず笑ってしまった。
誤魔化すように咳き込んでピストルに視線を向ける。

「…まあ、別に。扱いを覚えられるなら、何でも。
遠くの人を撃つタイミングは早々にない、と思う」

じっと君の手にあるピストルを眺め安全装置の位置を探す。
首を傾げたところで結局見つかる前に的が用意された。
(-298) 2022/02/23(Wed) 18:19:25

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ

見つめ返される視線に思わず目を逸らしたくなった。
この目は嫌いだ。気持ちが悪い。

どうにかして逃げようと体を捻り動かすものの、伸し掛るように迫られ、また髪が掴まれてそれ以上に動けない。

「いッ……………」

お茶会というにはあまりにも空気感が和やかではない。
覗き込まれるようにこちらを見る視線から逃れたくて目を閉じる。

無邪気に微笑むその姿は瞳に映らない。

「………
いない
いない
いない
いない
いない!!

そんな、ものは………
存在しない
!!


口から出る言葉は否定のみ。巫覡とは思えない発言だ。
けれども、確かに彼女はそう感じている。

あの町に神なんか存在しない。
見えない何かを祀って崇めて、逃げに徹していただけだ。
何かがあればその神のせいにするくせに。
勝手に神子としながら苦痛を感じる扱いをしていたくせに。

そんな町が
救われるわけが無い
(-302) 2022/02/23(Wed) 18:36:07

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン

「へえ、やっぱり他にもいるんだね。
ボクは……ボク以外に、知らなかったから」

故に普通と見なされなかった。
馬鹿げた考えだ。それだけで祀り上げるなど。

「…うん、まあそんな感じ。気分が悪くなるんだ。
感じ取りづらいけど、感じないわけじゃないんだよ」

握り返されずとも構わない。
こちらが勝手に行っただけの動作で、握り返す必要も無い。

視線がこちらに向かう。
表情の乏しい君は、やっぱりもう少し味が付けばいいと思う。

「……ボクが知りたいのは、君という存在。
君があの時語った楽しいは……ボクに何か違和感を感じさせた。
それが何かは分からないし、言語化するのも難しい、けど……」

表情を伺う。指先を動かし、君の手を撫でた。
素直な言葉を紡ぎ続けることは果たして正解か。
それでも。……それでも、止められなかった。

「あとは……楽しいを学習するの意味が上手く飲み込めなくて。
…ボクの思う楽しいと、君のソレはなんだか、違って……」
(-304) 2022/02/23(Wed) 18:47:57

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 白昼夢 アルレシャ

「…へえ、それなりに大きい監獄だものね」

笑ったことは否定しない。しかし肯定もしない。
気が抜けてしまっていた、気がする。

「…謝らなくていい。ボクがあんまり知らないだけ。
……不用意に、触らない……………」

指を追い、その説明に頷く。
繰り返し言葉を唱えたのは忘れない為に。

安全装置を外し的に銃口を向ける。
確かこんな感じで構えてたっけ。あってるかな。
処刑場で見た銃を扱う人々の真似。
反動は………どのくらいなんだろう。

トリガーに指をかけ息を吐く。
一発目。力が入りすぎていたのか上手く狙いがつかない。
銃弾は的の端に当たり、それから小さく「わッ…」と驚く声。

下手くそだなあって眉根を寄せた。的は近いのに。
(-312) 2022/02/23(Wed) 19:31:16

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ

整える仕草に肌が粟立つ。
ここで優しくされるのも、何だか
怖い


ゆっくりと目を開け、君を映す。
それと同時にまた身を引いた。

「………しら、ない。ボクは、何も……知らない。
全部燃やした。全部、全部全部……消した。
だから知らない。ボクは知らない………」

嫌がる子供のように首を振り声を震わせる。
もういいだろう。これ以上話が実ることも無い。

ずっと痛いんだ。傷が、痛む。
(-314) 2022/02/23(Wed) 19:37:46

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 人形師 シェルタン

「…反撃せずに死んでくれればいいのに」

余計な言葉を零さぬようそこで留める。

脱落については確かに起こり得るだろう。
きっと囚人は殺される。でも、大人しく待つだけ。
それまでは生きることに必死になるだけ、だ。

「…さあね」

それを教える理由も無い。君は知る必要が無い。
(-316) 2022/02/23(Wed) 19:42:03

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 人形師 シェルタン

何かを言おうと口を開いたがこちらを向かう足に1度閉じる。
ビリビリと舌が痛む。嫌いな
がする。

更に歩みを進める足に半歩だけ、後退した。

――リィンッ………。


頭の中で鈴の音が響く。
痛む頭を押さえるように手を添え体を少し丸めて口を開く。

ボ、クは……誰、よりも……………


ふる、ふると首をゆっくりと横に振る。
思考が乱れる。言いたくないと思っているはずなのに。

――…
普通
、だって…………


特殊ろくでなしな君達を見て安心したかった。それだけ。
そんなつまらない理由だ。つまらない感情だ。

特別だと祀り上げられた自分は他ではそうでも無いのだと。
それを知りたかっただけだ。…異常アブノーマルな君達の中で。
(-331) 2022/02/23(Wed) 21:26:27

【神】 『巫覡』 ロベリア

死にたくない
からな」

主張しに来た。大切な事。

「看守が生き残りまくってるのもどうかと思うんだけど」
「…これはボクの感想だから」
(G10) 2022/02/23(Wed) 22:07:38

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 白昼夢 アルレシャ

「…看守、大変だね」

流石に同情した。給料や休暇大丈夫?
わざわざそれを口にする訳では無いが。

自分では不満だったその銃痕も使い手である君にはプラス評価だったらしい。それが嬉しくて、

「えっ、本当……?」
(-345) 2022/02/23(Wed) 22:26:41

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 白昼夢 アルレシャ

笑顔になった。ほんの一瞬だけ。

思わず沈黙する。本当に気の弛みが出ている。
でもだって、本当に嬉しかったから。

口元を隠すように片手で口を覆う。
視線は斜め下。安全装置は一応掛けといた。
(-346) 2022/02/23(Wed) 22:27:03

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン

「売った………」

自分も親に売られた人間なのでなんとなく想像出来た。
勿論ギャンブルで身を滅ぼした云々は知らない。

「……ん、んん。 なんか誤解してる?
違和感は多分、君の言うものじゃなくて………」

と言語化を試みるが上手く言えない。
考えるように眉根が寄るがやっぱり思い付かない。

そうこうしているうちに頭を突かれた。
取り付けられた
……その学習は本当に必要なものだったのだろうか。

正直、聞く限りでは酷く歪んでいた。
それは自分が子供達を洗脳したあの感覚と似ている。
自分も、傍に彼がいなければ染まりきっていただろう。

ならば。…ならばその他の感情についてはどうなのか。
例えば心配。君から感じたあの味は確かにそれだ。
けれども君はまるで理解出来ないというような様子だった。

「……ねえ、テンガン」
(-350) 2022/02/23(Wed) 22:40:18

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ

囚人は君の質問に答える気が無い。
口を横に結んで、また君を睨み付けた。

優しい手付きをくれるなら早くここから出してくれ。
確かに恐怖は感じつつも今この状況に腹が立って……。

――…唇をなぞる手に
噛み付いた


勿論避けることは可能だ。反撃についても。
この行いは少し前に覚えたことだ。その時は実行出来なかったが。
(-354) 2022/02/23(Wed) 22:51:51

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 白昼夢 アルレシャ

「……………うん」

褒められる事に慣れていない。
喜ぶ事だって、自分が本来行っていい事には思えない。

拘束が厳重なのも散々看守を煽ったからだ。
実際のところはこの場の誰よりも非力だし。
能力抑制の拘束さえあれば抑え込むことは叶うだろう。


「……もっと、ちゃんと使えるように……なりたいんだ」
(-357) 2022/02/23(Wed) 22:56:39

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 白昼夢 アルレシャ

元々の性格で言うなら素直なタイプ。
けれど歪んだ空間で支配されていたから。
だから、褒められることなんて無くて。

今に至ったのは監獄に来てからもあるけど。

「……よろしく」

そうだ。この間は自由でいられる。
少しくらい拘束さえ緩まないかなってそんな気持ちも得つつ。

2発目を放とうとピストルを握る。
肩の力はもう少し抜いた方がいいんだろうか。
安全装置を外す。トリガーにまた指をかけて。

「…真ん中、どうやったら狙いやすい? 」
(-364) 2022/02/23(Wed) 23:19:23

【神】 『巫覡』 ロベリア

「…ボクはそこの褐色看守か、そこの……それ」

全然伝わらない。悩むように少し考える。

「三つ編み囚人に
死んで欲しい


これは完全に私情だが。
(G15) 2022/02/23(Wed) 23:23:41

【神】 『巫覡』 ロベリア

「………………とにかく
死んで欲しい
(G17) 2022/02/23(Wed) 23:25:58

【神】 『巫覡』 ロベリア

は?


死んでくれ
(G21) 2022/02/23(Wed) 23:30:09

【神】 『巫覡』 ロベリア

「…テンガンより
褐色看守を殺さないか


ガチトーン。
(G22) 2022/02/23(Wed) 23:32:29

【神】 『巫覡』 ロベリア

「……
2人とも一気に死ね


呪いの言葉。あまりにも最悪である。

「…それから。
その看守の言う通り看守もそろそろ減っていい頃だと思う」
(G29) 2022/02/23(Wed) 23:42:20

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 人形師 シェルタン

こちらを見る瞳から逃げるように俯く。
なのに足は縫い付けられたように動けない。

息が荒くなる。呼吸が乱れて君が伸ばす指先に気づけない。
掬われて漸く理解し、身をビクリと揺らした。

君の言葉が耳に深く響く。
餌を欲しがる魚のようにはくはくと口を動かした。
息が出来ない。何も知らないくせに。


……ふらりと、小さく囚人の体が揺れる。
(-378) 2022/02/24(Thu) 0:01:59

【神】 『巫覡』 ロベリア

「ボクは言う機会を探ってただけだ。
本気で褐色看守か三つ編み囚人に死んで欲しい」

「…でも看守が死ぬなら目隠れ看守でもいい」

これは銃講座のためにアルレシャに死なれると困る囚人の図。
(G50) 2022/02/24(Thu) 0:06:07

【神】 『巫覡』 ロベリア

「……
分かった、とりあえず看守が死ね


何も分かってない。
(G57) 2022/02/24(Thu) 0:12:30

【神】 『巫覡』 ロベリア

「……そう、ボクは褐色看守が一番
死んで欲しい
(G64) 2022/02/24(Thu) 0:16:15

【神】 『巫覡』 ロベリア

「看守狂看守は役目の話してたしそもそも入れる理由がない。
ゴーグル看守と……
アルレシャ
……………も入れる理由はない」

実はシトゥラにも無い。
バーナードは嫌いだけど死んで欲しい訳じゃない。
(G71) 2022/02/24(Thu) 0:21:23

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ

避けもせず、反撃もしない。
ああ、嫌いだ。…とても、とてもとても、
嫌いだ


苛立ちが増し、噛む力を強めていく。
悦ばせる行為だと理解していてもこの感情を止められない。

――…けど、食い千切ることは無い。
暫くすれば口内からその手を追い出し君から視線を外す。
(-382) 2022/02/24(Thu) 0:26:34

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 白昼夢 アルレシャ

構える様子をじっと見つめる。
頭からつま先まで観察する。銃を握る上で、勉強になるから。

「……分かった」

解決策を聞いてから視線を的へと向ける。
的の中心を見る。……こうだろうか。

2発目。トリガーを引く。今度は驚く声は無い。
銃痕は先よりも中心に近付いた。

3発目。力が入りすぎた。的から外れる。
難しいなと一度安全装置をかけて深呼吸。
(-385) 2022/02/24(Thu) 0:32:27

【独】 『巫覡』 ロベリア

「………ボクより先に死ぬなよ、テンガン」

わざわざ私情を口にするつもりは無かった。
ただ、彼の名前が出たなら別だ。

上手いこと話は逸らせただろうか。
…分からない、だから
君に委任しよう


本当は誰かに票を委ねるのは、しないつもりだったけど。

ボクは君にしか殺されたくないよ。
(-390) 2022/02/24(Thu) 0:47:32

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン

「……ん、んー………楽しい、味じゃない?
ボクの考えるものって訳じゃなくて。
……そう、もっと根本的な、違い……………」

楽しいものはとても甘く、幸せとよく似ている。
君の思うソレはボクのいつも感じるものとは違うんだ。

確かに意思はあり、行動もそのように見える。
けれど洗脳した子供達も自由を奪った訳じゃない。
教団の為に尽くすように。神子に心酔するように。
だから、それがどうなのかと言われると………。

首を傾げた。難しい顔をしているだろう。

「…あ、ああ。えっと、…君から感じるものをボクは口にする。
君が理解出来なくてもボクはきっと
その味を知っている
から」

こんな言葉では伝わらないかもしれないけど。
ボクのエゴ。…やっぱり君をもっと知りたい。
(-393) 2022/02/24(Thu) 1:02:40

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 白昼夢 アルレシャ

「…反動はまだ、慣れない。けど、もう少しかな。
音もびっくりするけど、いちいち反応してられないから」

的に視線をやり、銃痕の位置を見る。
やらないから出来ないだけでやろうとすれば筋はいい方。
多分。きっと。…そうだったらいいなと思う。

「人体なら、どこでも………。…例えば、肩とか? 」

武器を持つ手に正確に当てる人間もいるが自分には難しい。
向こうの動きを妨害する点では肩が良いのかなとか。
(-397) 2022/02/24(Thu) 1:11:17

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ

視線を逸らして尚体勢は変わらないからその行為は見えていた。

気持ち、悪い………………


与えるものなんてない。もうここに居たくない。
ゾワゾワとした気配を感じて、それから。

――…それから君から感じる
を苦痛に感じた。

君の傍から逃げるためにソファから落ちることも構わないというように暴れ出す。
拘束は外れなくとも体を動かせるなら逃げることは出来るはずだ。

体を捻って、足を動かして、扉に視線を向けて。
早く、早く出なくては。
恐い。
(-413) 2022/02/24(Thu) 1:37:22

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 白昼夢 アルレシャ

…反撃手段を、そろそろ用意しようかなって


ガチトーン。かなり気持ちの籠る発言。

「ん、肩と足か。……え、目潰し? 」

成程と納得の頷きをした後に聞こえた容赦ないワード。
でも拘束食らったらそれも難しいな、難しい。

唸るように小さく声を上げた。

…体術とかも、覚えるべきか
(-452) 2022/02/24(Thu) 3:05:58

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン

「いや、だからそうじゃなくて。
………難しい、や」

君の手の甲を人差し指のみ動かし、また撫でる。
これはほぼ無意識の動きで、なんの意味も無い。

「……ここっていうか、君といる限り、は?
消えてしまえば楽なんだけど、ね」

おかげで食事も楽しめない。
人がいるだけでそのものの味を上書きするから。

それから思い出したように声を上げる。

「…………あ、そうだよ。ボクより先に死なないでね。
君が最後まで生きることを、ボクは願っている」
(-455) 2022/02/24(Thu) 3:14:18

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ

「は? …あ、あッ………?!」

君の小さな声にゾッとした。思わず振り返る。
…のだが、拘束が解けた際に勢いよくソファから落ちた。

痛みに悶え唸る。少ししてから口を開き、

「………き、みの……望むもの、は………無かった、だろ。
ボク、は……何も、何も何も……持ってない、から」

あの町は嫌い。自分を縛っていたから。
好きになんてなれない。
ボクは、普通の……。


カンテラ(と鈴)には目がいかない。
ズキズキと痛む。傷を押さえて這うように扉へ向かう。

足がもつれて上手く、立てなかったから。
(-457) 2022/02/24(Thu) 3:23:07

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 泰然自若 シトゥラ

「……………うわ」

今看守を見ると声が出てしまうだけ。
別に悪気は無い。

「……なに」

決まった、とも。決まっていない、とも。
そのどちらも否定肯定はしない。

わざわざ声をかけてきたんだ、何かあるのだろう。
(-458) 2022/02/24(Thu) 3:25:56

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 人形師 シェルタン

自分の呼吸音がよく聞こえる。
うるさい、うるさいうるさい
うるさい
!!


可哀想? 何も知らないくせに。
知ったような振りで他者を貶めようとする。
何様のつもりだ。君が嫌いだ。

「あッ………は、ァ……ッ………ひゅ、……ぅ」

声が出ない。鳴るのは苦しげな音。
掴まれたせいで倒れることも許されない。

舌が痺れる。この味は嫌だ。
早く君から離れたい。早く、離れなきゃ。

ぐらぐらと揺れる思考に吐き気を得る。
どいつもこいつも、ボクを なんだと。
(-460) 2022/02/24(Thu) 3:35:42

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 白昼夢 アルレシャ

「……あっちも、こっちも。反撃すべきかな、って」

残念! 一人じゃなかった!!
あとはまあ、殺されないようにするため。
死ぬならたった一人の手がいい。


「…………最悪向こうが死んでもボクは悪くない。
うん、多分そう。………多分」

「え。……あ、でも看守だものね」

その時はその時。物騒な事を言ってきたやつもいるし。
次に出てきた言葉はとても失礼な。銃専門だと思ってました。


武器は扱えないのに大量殺人罪。
…なんて、笑える話だ。
(-462) 2022/02/24(Thu) 3:44:08

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ

「…………は? 」

意味が分からないと疑問符ひとつ。
でも、それ以上の追求はない。

君が嫌い。嫌いだ。

ここから逃げ出した後、カンテラの存在に気づくだろう。
でも声はかけたくないから、君が届ける日を待つだけだ。


ああ、そうだ。ボクは神の子なんかじゃない。
勝手に特別だと扱って、勝手な欲を満たしていく。

神などいるものか。ボクは"人"だ。
少し普通と違う、でも変わりなくソレなんだ。

君の言葉が、ボクを更に深くそう認識させてくれた。
(-463) 2022/02/24(Thu) 3:53:06
『巫覡』 ロベリアは、メモを貼った。
(a109) 2022/02/24(Thu) 4:08:39

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 白昼夢 アルレシャ

知らない
。…色々あった。
拘束して無理矢理お茶会とか、殺害予告とか」

囚人に能力使う人々、何?
皆無理矢理だから一度は反撃したい。
怒りゲージがそこそこ溜まっているらしい。

「……まあ、殺したい程憎い訳じゃないけど。
死んで欲しいなとは思ってる」

どちらかと言うとこちらが殺される可能性が高い。かなり。
ケラケラ笑う声には首を傾げた。

「………へえ、軍人。…過酷だね」

そこからここに来たことに対して。
看守同士のやり取りを見るに仲良いからいいのかな。

続いての言葉には顔を顰めた。
教えるつもりはあんまり無かったけど、気まぐれ。

「………ボクの罪であって、ボクの罪じゃないから」
(-468) 2022/02/24(Thu) 4:23:04

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 白昼夢 アルレシャ

そうじゃないと思うんだけど

……別に、談笑してないし。お茶会とも言えなかった。
あれは………拘束拉致軟禁………?? 」

そこまででは無い。無理矢理は好かれないと思った。
あとお茶会はしない。甘いもの苦手、というか。
味が濃いものが苦手だ。それは彼女の持つ第六感故に。


「……ああ、なるほど。いいな、ソレ。
君の同僚が死んだらそういうことになる」

さらっと言ったものの実行するかは別。
容赦しないのも大事なんだなって思った。

「ん、んんん…? そう、なのか。…君は凄いんだな。
分かった、誰にも言わない」

他者を褒めることなど稀だ。気まぐれ2。
素直に言わないとするのは自分の秘密を言われるの嫌だから。
同じことはしない、つもり。

気になるオーラを浴びた。あと味も感じた。
好奇心。興味。…知ってる味がしたから。

「……どうせ刑期は変わらないし。扱いも。
殺人罪はボクのじゃないってだけだよ。
……起こした本人はもう居ないし」

彼のことは食べちゃったので。
(-472) 2022/02/24(Thu) 5:08:04

【独】 『巫覡』 ロベリア

+自室内+

「…本当に、殺しにくるんだろうか」

ベッドの上。天井を見上げながら呟く。
別に死ぬのはやだから望んでる訳では無いんだけど。
どうせ死ぬなら彼の手がいいなってだけ。


「……何にせよ、ボクの票を上手く使ってくれよ。
君に死なれると困る。……いや、でもソレが減る方が」

死なないのでは? …でも死んで欲しくないな。
かなり私情。おかしな感情だなあ。

目を閉じる。色々ありすぎて疲れた。

「…………ボクはきっと、彼が特別なんだ」

それは外に連れ出してくれるからってだけじゃない。
ろくでもないひとに惹かれてしまったと思う。

この思いの形はまだ分からない。
(-474) 2022/02/24(Thu) 6:02:29

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 白昼夢 アルレシャ

「……そうだよね、嫌がっていい」

お茶会のことを掘り返すのはやめた。
漸く縛られることなく……とではないが、ここへ来て意志を伝えることができるようになったんだ。そうありたい。

「…お茶の誘いを断ったら有刺鉄線を張られて逃げ場を無くされて、逃げようとしたらそれがボクに巻きついて………」

転んで有刺鉄線が腕に刺さったり、何やかんや。
無理矢理は良くないと思うんだ、本当にさ。

凄いと言うのは深い意味では無い。
そんな場所からここへ来て頑張ってることに対して。
自分なら無理だなって思ったから。

「…どちらでもない、かな。だからボクが悪い。
本当はボクが死んでいればそれで良かった、…んだと思う。
でもそうはならなかったし、今は死ねないから」

ボクのためにあの町の全てを殺し、死んだ人。
突然の自由に生き方が分からなくて、その骸を食らった。
その時から罪はボクの中に。そうでしか、生きれなかった。
(-476) 2022/02/24(Thu) 8:03:12

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン

「…なんだかあまりいい方法ではなさそうなんだけど。
まあその時考えるよ。ありがとう、テンガン」

勿論何となくだけど。
すぐには難しいのも分かってるし、何だかんだ……。
……なんてね。

君の次の言葉にはどちらに対してもクスクス笑い声を零す。

「そこまで死を確信めいて言われるなんて変なの。
死にたくないって言うのはずっと主張してたんだけどな。
まあただの願いだよ。どうせ死ぬなら君に勝って欲しいだけ。
別に叶うなんて思ってないから安心してよ」

それだけ言い切って小さく欠伸。眠くなってきたかもしれない。
(-486) 2022/02/24(Thu) 12:00:27

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 泰然自若 シトゥラ

「ふ、ふふッ……。それ、ボクに持ちかける話?
……ふぅん、そう。ボクは明日死ぬってことで、いい? 」

クスクスと愉快そうに笑い声を零す。
それは多分、君がここに来て初めての囚人の笑みだ。

「…そっか、案外早かったかな? うん、早めに来たいのか。
どうしてもボクを殺したいんだなあ……」

それは狙われることを知っているような口ぶりで。
ただ、時期を知らぬ……そんな様子。

「……えっと、君の名前なんだっけ。し、し……。
シトゥ、ラ? ……殺すなら、もう1人がいい、なあ」

テンガンでは無く、もう1人の狼へ。
囚人は選べない。彼だけは。
(-502) 2022/02/24(Thu) 15:18:13

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 人形師 シェルタン

君の手が離れれば、囚人は力を失ったようにその場に座り込む。
壁に体を預けて霞む視界の中、微かな自分の意思で君を睨み付けた。

そうやって他人を食い物にするやつはいつか痛い目を見る。
ボクは知っている。…だから君にも訪れるだろう。
それまで精々楽しめばいい。愉しめるだけ……。


引き止めることなどしない。
呼吸が落ち着くまで、いつも通りに戻るまで。

そこでゆっくりと、休んでいた事だろう。
(-517) 2022/02/24(Thu) 18:30:16

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン

「ふぅん……そんなものなんだ、覚えとく。
死にたかったら参加してないって言いたいところだけど」

一呼吸置く。それは考えるような素振りと共に。

「……そういうタイプもいるんだっけ。今回は別として」

いや、別でも無いかもしれない。
例えばあの……。………まあいいか。

「………ん? んー……そうする」

警戒すべき相手については聞かなかった。
彼処かな? って勝手な想像はしてみたけど。

手を離しゆっくりと立ち上がってカンテラを掴む。
鈴が揺れて澄んだ音が部屋に響いた。

「それじゃあ……………おやすみ? 」

首を傾げながら呟く。挨拶ってこうだった?
まあいいかと自問自答しながら君から離れていく。

振り返らない。

自身の手に君の熱が籠る内に部屋を出て自室へ戻るだろう。
暇潰しの悪戯の後、歪なお願いを残して。
(-520) 2022/02/24(Thu) 18:43:36

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 白昼夢 アルレシャ

そんな事があった。けどそれ以上は掘り返さなかった。
これが後の死ね死ねコールに繋がる訳だが。

「………そんな事より、体術と。
……あと、コレ弾の入れ替えってどうやるの?
それから、コレの弾って何発まで入れれる?
覚えとかないと弾切れで困りそうだから」

考えるような間に少しだけ目を細めた。
君にも何かがあるのだろうとそうは思ったけれど。
――…それを尋ねるほど踏み込む気は無かった。

だから代わりに続きを求めよう。

コレは内緒だが殺害予告をくれた相手にも一発くらいは反撃したい。
大人しく死ぬと……心配されるから。殺す気の癖に。

まあ勿論口にはしない。言う必要は無かったから。
(-521) 2022/02/24(Thu) 18:49:56

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 白昼夢 アルレシャ

「17……即座に撃てる場合は18か……。
あ、後でまた練習したい。……まずはこれと体術の練習」

素直に君の教えてくれる全てを飲み込む。
反発も無く、開始前のあの態度はまるで作っていたようで。

分からないことは質問するし、褒められるとそのうち少しだけ笑みを見せる。
そうやって簡単なものを教わりながら素人から少し技を身につけた程度には変化する。

そうこうしながら満足はしていないが疲れた頃に終わりの合図を。
それからひとつの問いかけをしよう。

「……ねえ、名前教えて。
覚えるべきって、言ってたから……聞いとく」

誰が、という主語はないがそういうものだと理解したから。
だから直接尋ねる。それはやっぱり後の神窓に繋がる訳だ。
(-527) 2022/02/24(Thu) 19:58:37

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 泰然自若 シトゥラ

「笑えないとは一言も言ってない。
……それとボクの選択は曲がらないから、別に」

知ったところで出来る事は無い。
片方を止めてももう片方が来るかもしれないしね。
だからボクは嫌いな看守に吠えるだけ。
元々決めていたのはアルレシャだったけれど、銃の扱いを教えてくれたから。


「……普通なら、狩人に行ってもいいと思うけどね。
どうしてもボクを殺したいなら仕方ない」

話しながら壁に背を預ける。
その発言から凡そは理解出来た。

「あとは、昨日彼に役職を教えたからね。
それもあって早く消したいんだろうな」

昨日の吠えは彼に。だからお互いに役職は把握していた。
その上で死ぬ事を受け入れようとしている。
彼にはもう吠えないって約束したし。

「……それにしても。あーあ、結局看守が残るのか。
………………つまんないね」

生き返るのも看守。自分達が勝手に暴れて勝手に疲れて。
ゲームで死ぬのは囚人ってのはどうにもつまらない。
(-533) 2022/02/24(Thu) 20:20:04

【置】 『巫覡』 ロベリア

彼女の世界は多くの味に溢れていた。

甘いは嬉しい、楽しい。辛いは怒り、憎しみ。
塩っぱいのは悲しみで、苦いのは苦しみ。
甘いにも差はあるし、他だってそうだ。
ひとつひとつを言い出せばキリが無い。

だから他の皆もそうしたものが備わっているのだと。
きっと同じものが見えているんだと思ってたんだ。

でも、現実は何もかもが違ってた。
彼等には少し違うだけのその感覚を特別とするに十分で。



――…特別なんて要らなかったよ。
私はただ誰かと共に、普通に生きたかった。それだけ。
(L6) 2022/02/24(Thu) 20:50:00
公開: 2022/02/24(Thu) 21:00:00

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 泰然自若 シトゥラ

「……そう」

それ以上に言えることは無い。
お互いにやれる事はやってるはずだし。多分、それでいい。

「……うーん、聞くことあるのかな。
教えてくれない気もするけど」

足を揺らして、つま先が緩く空を切る。
どうなんだろうね。どうなんだろうか。

「……皆死にたくない死にたくないばかりだったし。
看守なら潔く死んでくれればよかったのに」

だから褐色看守を推してあげたのに。
君達が仕事仕事って自分の死を先延ばしにするからだ。
やっぱり動けないのは、自分達のせいなんだから。

それ以上は何も言わなかった。
壁から背を離し、君の姿を一瞥だけして……。

その場から去っていく。あとは結果を待つのみだから。
(-547) 2022/02/24(Thu) 20:57:51