人狼物語 三日月国


234 【身内】不平等倫理のグレイコード-0010-【R18G】

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【秘】 歌唱用 シングソン → 点燈用 トムラビ

10秒、柔い唇同士が触れ合って吐息が混ざる。
やっと解放されたと思ったら、今度は頬にまでその触れ合いが続いて。

「……おい、やめ………感謝……言葉だけ………良い……」


がし、頬ずりまでしてくる顔を手で挟んで止めて。
女性型にそうもべたべたされると、男性型としては中々、居心地が悪いのだ。

「自由……できるな……良い………
 これから………やりたいよう………ったらいい……」


言われずとも自由にやるだろうけど。
すくなくとも、もう自分を下名と呼ぶことも、
下座に率先して座ることも。
男にいやいや体を捧げる事もしなくていいのだ。
いやな時には嫌な表情を浮かべる事だってできる。
これ以上ないくらいに……自由だ。

「……お、れ、は、だ、ん、せ、い、が、た、だ」
「き、み、に、い、や、な、こ、と、を、す、る、か、の、う、せ、い、が、あ、る」


冗句には真面目に一音ずつ発声。
無駄に人間に近く作られたこの形は、
男性らしい部分もちゃんとある。

「……ここ、拭い………ら、一人で……浴びる。
 君…………先入って…………」


汚れた床を指さす。
軽く掃除してから一人で入る、そう告げるのだった。
(-110) 2023/12/02(Sat) 23:29:33

【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ

「おー…随分個性的な部屋だねぇ。
やっぱりこういうランタン飾りが好きなのかな。」

他のグレイたちとはまた違った意匠。
そういう意味での興味はかなりそそられる、のだが。

「…君、下着くらいは仕舞ったら?」

何とも言えないけれど
これは他の人が見ても良くないな、と思った軍事用だった。
(-112) 2023/12/03(Sun) 1:10:20

【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ

「はイ。バンドッグ様の場合は特ニ、
 こういった掟破りめいた事に対しテ、
 きちんと咎めてくれるかもしれなイ、
 という打算もありましたガ……」

まあ、ここからは楽しいお話でもしましょウ。
そう呟いてぐいぐいと連れていく。

「そうですネ、まずは目的から済ませてしまいましょウ。
 それから装備の更新をしテ、余力があれば
 その他細々とした買い物、
 或いは……ゲーム、というプランでいかガ?」

友人と言ってくれたあなたをこちらも友人と思って
接したいのだろう、そんな風に提案して小首を傾げた。
(-117) 2023/12/03(Sun) 2:23:13

【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン

「ああン」

手で挟んで止められるとそんな声。
無論無闇な嬌声などではなく、
残念、と可笑しい、を含んだ楽しげな声だった。

「おヤ、存外鈍イ。貴方になら好き放題されてモ、
 なにも嫌ではないという意味ですヨ。
 ……あア、わかりましタ、わかりましたかラ、
 そんなに睨まずとモ。真面目に言うト、
 また『何か』あったラ、貴方にお願いする可能性モ、
 あるという事でス。恥ずかしい事でしたラ、尚更ネ」

一度ここまでやったなら手助けを頼みやすいというのもあり、
それと同時に貴方に何かあれば助けるという心であり、
さらに同時に貴方への深い信頼の証でもある。

「……さテ、自由にしていいト、言いましたネ?
 ではここハ、きちんと私が掃除しまス。
 あなたが先にお入りくださいナ。
 これでも異性に排泄物を片付けられるノ、
 それなりに恥ずかしいのですヨ?」

くすりと自然に微笑んで、あなたの肩を軽く叩いた。
(-118) 2023/12/03(Sun) 2:32:31

【秘】 点燈用 トムラビ → 軍事用 リュイ

「下名は元々、炭鉱などで働いておりました故ニ。
 暗い視界ニ、柔らかな灯りという環境ガ、
 好きなのでス。無論、飾りとしても好きですヨ」

揺らめく光が時折、点燈用の影を部屋のあちこちに踊らせる。
影そのもののような姿がさらに影を生み、
照らされたその肌はそれでもやはり黒く。
闇をそのまま相手どっているような、
そんな錯覚を引き起こすかもしれない。

「……あア、失礼ヲ。誰か上がってくることモ、
 隠す理由も基本的にないものデ……
 どうセ、毎回なくなりますしネ、現実だト」

そう呟きつつ、一応と回収。
衝立の向こう、就寝スペースに放り込んだ。
(-119) 2023/12/03(Sun) 2:37:39

【人】 点燈用 トムラビ

「あア、本当に気分がいイ。……おヤ、塔ですカ?
 ……丁度いいですネ、下名……いヤ。
 私も同行いたしまス。この気分と共ニ、
 少し確かめたい事もあるのデ」

そう言って、戦闘メンバーについて行こうとする。
もう一杯だといわれれば残念そうにお留守番をするだろうが。
(38) 2023/12/03(Sun) 2:41:11

【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ


どうだっただろうな、なんて返しながら。
大人しくぐいぐいと連れて行かれている。
元々大股なのか、歩幅はさほど変わらない。

「うむ、では家具屋から見に行くとしよう。
 アトリから頼まれていたのは植物と花、
 それからゲーム機……だったか?
 テーブルクロスなんかもあった方がいいだろうか」

言いつつ、足先は家具屋の方へ向けて。

「ゲームか……
 生憎と小官はそういった娯楽には疎いのだが
 経歴を鑑みれば、トムラビ殿も初めてだろうか?」

「であるとすれば、気後れする事もあるまいか。
 聞いた話によれば、景品のあるゲームもあるようだ。
 良い土産になるかもしれないな」

少し考えはしたが、概ね前向きな返答。
仲良く腕を組んで歩く姿は友人というよりも、
恋人然としていたかもしれないが。
(-122) 2023/12/03(Sun) 3:21:47

【秘】 歌唱用 シングソン → 点燈用 トムラビ

「……………。」

ジト目。
自由になった途端この感じだ。
恐らく今まで相当自分と乖離した性格を
演じ続けさせられてきたのだろう。

「助け………する……なんでも………えばいい……」
「出来る限…………手は貸…………」


頼られれば力を貸そう、と頷く。
自分に出来る限りのことはしてあげたい。
不自由であるという事がどれだけ苦しいかは知っているから。

「む…………そう…………
 ……じゃあ……入る…………君………いるとき……
 洗濯…………回して…………」


肩を叩かれて、立ち上がる。
君が入るときに自分の服と一緒に洗濯を回しといてくれ、とのお願い。
一人一人回していたら時間がかかるし。
君の答えを聞いたなら、歌唱用はこの場を離れ、
お風呂場のほうまで歩いていくのだろう。
(-132) 2023/12/03(Sun) 10:35:28

【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ

「かしこまりましタ。ふム、観葉植物ト……
 花はどうでしょうネ、小型の鉢カ、
 横長のプランタータイプカ、でなけれバ、
 もう少し大きク……向日葵なド?」

首を傾げながら、歩く。

「ゲーム機は恐らく据え置き機でしょウ。
 コントローラーを複数用意するのモ、
 良いかもしれませんネ。
 テーブルクロスはどうでしょうネ、
 やはり清潔な方が食は進む気もしまス」

「そうですネ、見ていた事は何度かありましたガ。
 それによると、上手くやるより楽しむ事が大事……」

ふと周囲からの視線や、小さな声を聴きつけて。

「……おヤ、バンドッグ様。
 どうやら我々ハ、恋人のように見られていますヨ」

囁きながら笑う。どうも点燈用は前日までの態度と裏腹に、
プロテクトが解けた今は他者を揶揄うのが好きらしい。
もう少し引っ付いてみますカ?なんて言っていた。
(-133) 2023/12/03(Sun) 11:00:25

【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン

「やはりお優しイ。そんなあなたガ、
 どうしてここに送られたのか気になりますガ。
 ……まア、また今度ですネ。
 あなたが困ったら私もあなたに手を貸しますかラ、
 無茶などなさらズ。ゆめゆめお忘れなきよウ」

最後に、深々と一礼。染み付いた所作ではあるが、
今はそこには自分の意志が存在している。

「改めてありがとうございましタ、シングソン様。
 ……おっト、まだ抜けてなイ。
 はイ、かしこまりでス。お任せヲ」

言うが早いか、とりあえずと濡れた自分の服を脱ぎ始め。
平時よりも幾分ラフな格好だったというのもあり、
ズボンとショーツを脱ぎ捨てればあれよと下半身は露わに。
……そしてその状態で掃除用具の下へ向かっていった。
怪奇、下半身裸掃除グレイがそこにいた。

「終わったら軽く服をすすいでから洗濯ですネー」

なんて、お気楽に微笑んでいた。
(-134) 2023/12/03(Sun) 11:11:04

【神】 点燈用 トムラビ

#ハノイの塔

「あはははハ!!」

鎖を引きずる音がする。尖った金属が引きずられ、
床を爪で掻くような嫌な響きも。
すぐにそれは風切り音に変化して、
ふと見れば点燈用が鎖鎌よろしく鎖つきランタンを
頭上でブオンブオンと振り回していた。

「煙草の煙なんザ、炭鉱のガスに比べりゃカワイイもんでス!
 くっせえだケ、きったねえだケ、爆発もしねえでス!」

振り回されるランタンが煙草の煙を吹き散らしていく。
頭上に灯で描かれる円が徐々に大きくなり、
あわや味方にあたるのではないかと思われた辺りで
おもむろにそれを放った。
送迎用に集る雑魚のうちひとつの頭が砕け飛び、
驚いたその周辺に向けてランタンの火が爆裂した。

「あはァ……こういう時、ストライクというのですネ?」

再度、金属を引きずる音。そしてすぐに、風切り音。
今度は頭上ではなく、自身の横で縦の円。

「次はお前でス。遺言の用意は済んでいますカ?」

――男性特効を持つ点燈用は、そう笑ってみせた。
(G4) 2023/12/03(Sun) 11:21:41
トムラビは、おっト。また言語データベースの参照をミスりましタ、と思った。
(a22) 2023/12/03(Sun) 11:23:07

【秘】 歌唱用 シングソン → 点燈用 トムラビ

「!?」

さぁ立ち去ろう、の所で怪奇存在になった点燈用に
目をぎょっとさせて。
慌ててお風呂場まで走り、バスタオルを1枚持って戻ってきた。

「………」

ぎゅ、有無を言わさず腰に巻き付けさせて、
それから改めてその場を後にしたことだろう……
グレイによっては恥じらいという機能がないのか、
と思いながら………
(-140) 2023/12/03(Sun) 15:43:54

【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン

「……そういえバ、露出は普通ではありませんでしタ。
 すみませんネ、普段いつでもみたいな感じなものデ」

嫌な闇がまろびでた所で、バスタオルを巻かれた姿で
手を振るだろう。そしてまた掃除に戻っていった。

「……脱衣所に入り込むのはいいのでしょうカ?」

そんな疑問を持ちながら。
(-141) 2023/12/03(Sun) 15:57:45

【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ


「本部は3階もあるゆえ、
 全てに飾るとなると結構な数になりそうだな。
 各階に小型の鉢を2、3置くのが良いだろうか。」

「向日葵は…アトリには似合いそうだな。
 広間に一つくらいは置いても良いかもしれん。」

本部の内装を思い出しながら考える。
考えつつ、歩く。足取りは一定のまま。

「ゲーム機は、そうだな。
 皆で遊べるゲームが良いという意見もあったことだ、
 コントローラーは複数あった方が良いだろう」

「テーブルクロスもそう重くも嵩張りもしないゆえな。
 あって悪い事は無いだろう。洗い物は増えるが」

どのみち大所帯、洗い物が一つ二つ増えたところで
そう変わりはしないだろう。そんな思考。

「上手くやるより楽しむ事が大事、か……
 …む、 な、なに!?なにゆえ恋人と見られるのだ!?
 引っ付かん引っ付かん!!小官のような堅物と
 恋仲と誤解されてはトムラビ殿も不服だろう!!」

生真面目な石頭は見事にからかわれている。
(-145) 2023/12/03(Sun) 17:41:23

【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ

「飾るのに良き植物を店員さんに見繕って頂きますかネ。
 ア、あの踊る花とかいいんじゃないですカ?」

音に合わせてうねるあれだ。

「面白そうでス。洗い物くらいで雰囲気がよくなるなら
 下名……じゃなイ、私はいいとおもいますヨ」

なんて言いながら慌てふためくあなたに笑い、
人差し指であなたの腕をなぞってみせたり。

「おやおヤ……バンドッグ、もこういうのにハ、
 結構弱いのですネ。ふふフ……いヤ、失礼。
 私の日常が日常なのデ、こういう事ニ、
 慣れ過ぎていますネ。良くないことでス」

よくないけどとりあえず腕には引っ付いておいた。
(-151) 2023/12/03(Sun) 20:57:33

【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ


「よろしくない、よろしくないのだ!!
 破廉恥なのだ、風紀が乱れるのだ〜〜!!!」

看守用ともあって結構お硬いらしい。
振り払うわけにもいかないので引っ付かれている。
何より、あなたが楽しそうなので。

「ほ、ほら家具を選ぶのだぞ!テーブルクロスと…
 踊る花……踊る花があるのか?」

ダンシングなフラワーもある。愛玩用が喜びそうな。

「…まあ置いて損もないか……
 それと観葉植物を4つ、適当な花を6つほど頼む。
 トムラビ殿は何か必要なものは無いか?
 カムイ殿が集めてくれている資金もある。
 多少の贅沢はできるだろう」

彼曰く、要約すれば
皆がより多く快適な時間を過ごせた方が望ましいとの事だ。
であれば使わねば却って失礼というものだろう。
店員に家具を注文しつつ傍のあなたに問い掛けた。
(-155) 2023/12/03(Sun) 21:45:53

【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ

「大丈夫でス、これくらい乱れた内に入りませんヨ」

現実の日頃を思えばなんと健全な事か。
背後に回って頭に顎を乗せようとしたりもしたかもしれない。

「ありますネ、こレ。あア、私も少しばかり稼いだのデ、
 これもお使いくださいネ。200程破壊したのデ
 クレジットには余裕がありまス」

単独探索で200戦した、さらりとそう言った。
何か必要なモノ、と言われるとふム、と唸り。

「であれバ、カムイは観測用ですよネ?資金の礼ニ、
 小型プラネタリウム装置なド、いかがでしょうカ。
 後は……そうですネ。実ハ、色々……とてモ、
 世話になったのデ、シングソンに礼がしたク。
 しかシ、彼の好みはわかりませんネ。
 喉によさそうナ……加湿器なド、どうでしょウ」

トムラビ殿は、と聞かれての答えがこれだ。
これト、こレ。などと貴方の背後から指をさしてみせた。
(-157) 2023/12/03(Sun) 22:01:03

【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ


「騙されんぞ……!!」

頭に顎を乗せようとすれば、
恐らく耳のようなパーツの間に挟まる形。
収まりがいい。

「今200程と言ったか?」


「…うむ、どちらもあって損はないだろう。
 ただ、カムイ殿はどうも自身の為に手間や資金、物資を
 割かれる事を快く思わんようなのだ。
 小官も以前手土産を持っていったのだが断られてしまってな。
 直接礼だとは言わん方がいいだろう。
 恐らく皆の共有物として導入したという事にした方が良い」

ただ、皆の娯楽の為、という体裁であれば
彼も気が向いた時に使う事はあるのではないだろうか。
そんな魂胆。

「シングソン殿は…そうだな、加湿器も良いが
 塔の攻略に前向きな傾向があり、戦闘時偶に声を使うゆえ
 家具だけでなく持ち歩きのできるものもいいだろう。
 わかりやすいもので言えばのど飴などだな。
 そちらは日用品売り場の方で調達する事になるだろう」

「…自分のものは良いのか?」

あなたの指差した二つを店員に注文しつつ、考えを述べる。
顎が乗せられたままの場合、少しシュールだ。
(-160) 2023/12/03(Sun) 22:28:46

【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ

「そりゃそうだけどぉ。
此処、男所帯だからさぁ。隠した方がいいよぉ。
ボクはそんなに気にしないけどねぇ。」

下着に関する話はそこまでにして。

「暗い場所に柔らかい光かぁ。
暗いところで作業するから、君はそんな見た目なの?」

他のグレイとは特に違う見た目。
用途に合わせたものなのだろうか。

すっごい溶け込んでるなぁ、なんて思いながら貴方を見ていた。
(-161) 2023/12/03(Sun) 22:31:35

【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ

「まあまア、騙されたと思っテ」

騙そうとはしているらしい。

「不意打ちだとすぐですヨ」

「ほウ。彼も普段の言動からして難儀ですネ。
 もう買ってしまいましタ〜、使わないと損でース、
 とか言えば使いそうですガ。精神によくないカ」

やはりというか、素の性格はあまりよくない様子。
もしくはそれなりに"影響"されているのだろう。

「ふム。のど飴。ハチミツなんかもありですかネ。
 食品ばかりになるのは致し方ないのでしょうカ」
「ン?私ですカ。……正直思い浮かばなイ、というのガ、
 現状ですかネ。思考にプロテクトされているのカ、
 単に諦めているからかはまだちょっとわかりませんガ。
 あア、それにほラ。前回バンドッグがくれタ、
 アロマキャンドルがありまス。充分でハ?」

勿論頭の上だ。喋る度に耳パーツが揺れるかもしれない。
(-163) 2023/12/03(Sun) 22:52:38

【秘】 点燈用 トムラビ → 軍事用 リュイ

「ふうム。記憶しておきまス」

反応からして、改善されるかは怪しい気もするが。

「さテ、どうなんでしょウ。最初期の自分の姿ハ、
 もう覚えていませン。何度か忘れるくらイ、
 この身体は改造・修復を繰り返してきましタ。
 しかし最初からこの姿だったとすれバ、
 放棄しやすくする為ではないかと思いまス」

――曰く。坑道とは危険な場所で。
そこに灯を燈す役割は、火を扱う事も相まって危険そのもの。
仮にガスに引火して爆発を起こし、落盤を起こし、
その場に取り残されたとして、色味が目立つ外見ならば?
逃げる作業員たちが、このグレイを置いていく事に
多少なりとも躊躇するかもしれない。人型をしているから。

ならば、闇に溶けるようなこの色なら。
見逃してしまって
も、無理はない。
作業員が見捨てた、と良心の呵責を気にする事はない、
そう言い訳が立つだろう、と。点燈用は予想を語った。
(-164) 2023/12/03(Sun) 23:00:22

【神】 点燈用 トムラビ

#ハノイの塔
「あっハ!では私が足止めをしてやりまス!
 バンドッグ、他近接攻撃する者は
 砲火が集中する前にさがりなさイ!」

ランタンが風を切って放たれる。ぶうん。
繋がる鎖がそれを追従し、男を追い越したのを見れば、
点燈用は鎖を振るう。それは男の足に巻き付いた。

「もう逃げられませんよオ?」

ランタンが赤々と火を放つ。男の足元が焼け、
靴が溶け、男は地面にしっかりと縫い付けられた。
軍事用の射撃は勿論、近接攻撃をするならば今が最適だろう。

点燈用は慌てたような男の顔に、
うっとりと嗜虐の笑みを浮かべていた。
(G7) 2023/12/03(Sun) 23:14:23

【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ


「騙されんからな……!」

不明な攻防をしている。

「200回もしたのか……不意打ちを……」


もはや仕事人の域ではないだろうか。
それを活かして他の職に就けそうだ。

「まあ、難儀というのは否定できん。
 とはいえカムイ殿の言い分もわからんでもないのだ。
 …使いはしそうだが、
 物凄く眉間に皺を寄せていそうだな……」

そう言った時の彼の表情は想像に難くない。
どうせ使うというなら穏やかにいてほしいものだ。

「礼と言って薬をぽんと渡すわけにもいかんしな…
 ああ、飲み物なんかも良いだろうな。」

とはいえこの看守用、
喉に良いものなどあまり詳しくはないのだが。
蜂蜜の入った飲料くらいはあるだろうと思案した。
(-166) 2023/12/03(Sun) 23:43:58

【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ


「うーむ、とはいえアロマキャンドルは
 使えばいずれ無くなってしまうだろう?
 自分のもの、私物と言うには少しばかりな……」

「…ああ、なら今度は小官からこれを贈るとしよう。
 これなら火を使わん分、寝る時にも使えるだろう?」

これ、と指差したのは
アロマポットと加湿器が一体になったもの。
暖色のLEDがぼんやりと光っている。
(-167) 2023/12/03(Sun) 23:44:36

【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ

「騙されまイ、という姿勢が既に騙されているのでス」

この攻防に勝者は存在するのだろうか?不明だ。

「私の身体はご覧の通リ。闇に溶け込むのが得意でしテ。
 暗殺用グレイとして作られていたかもしれませんネ」

ややブラックなジョーク。

「ならバ、やはり全員用として購入しましょウ。
 シングソンには加湿器と一緒ニ、ハチミツ飲料ノ、
 詰め合わせでも探すとしテ」
「……おヤ、よろしいのですカ?
 バンドッグからの贈り物ハ、これで2度目でス。
 個人的な贈り物を贈り合うなド、まるで恋人ですネ?」

揶揄い、続行だ。頬をつついたりしてみようか。

「では私からハ……ふム?そう言えバ、
 貴方の好みも知りませン。お好みの物ハ?」
(-172) 2023/12/04(Mon) 0:53:43

【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ


「ぐぬぬ……す、既に騙されていたとは…」

とりあえず敗者は居たようだ。

「仮に暗殺用であったとして、払い下げた先や発展先が
 点燈用というのは機能的に違いすぎるだろう!
 軍事用が基になっている小官とは話が違うのだぞ」

頭の硬い番犬、ジョークをやや真に受けている。
外観もブラックゆえに。

こッ……
ゆ、友人間であっても贈り物程度するだろう!
 いや……小官には友人など居なかったゆえ、
 実際のところはわからんが……」

威勢良く反論したものの、徐々に尻すぼみになり
大人しく頬をつつかれている。むい。

「…小官の好きなものは……その、
チョコレート…なのだ

 それ以外は……特に無い」
(-174) 2023/12/04(Mon) 1:42:34

【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ

「フ……でハ、そういう事なのデ、
 ここの風紀はこれが正しい状態なのでス」

勝者は無茶な理論を振りかざす。ここでもそうだった。

「ふフ、ジョークでス。これから暗殺用ヲ、
 目指すのはアリかもしれませんがネ」

真に受けられた結果、こちらも変な事を考える。
真っ黒ボディをあなたに纏わりつかせながら。

「バンドッグは可愛らしい反応をしますねエ……
 ……でハ、改めテ、最初に私を友と言ってくれタ、
 私の友ヨ。後ほド、チョコレートを贈らせてくださイ。
 普段あちこちで活躍をしているのですかラ、
 友と一緒にいる時くらいハ、気を抜いてくださイ」

むいむい、頬を何度かつつきながら、
背後からやんわりと抱きしめる。

「私が貴方の初めての友……ではないカ。
 まア、貴方の友の一人としテ、提案しまス。
 武装を整えたら、スイーツプッシャーデ、
 チョコレートを取りに行きましょウ!」
(-176) 2023/12/04(Mon) 6:59:56

【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ


「それは違うのだ!!」

負け犬の遠吠えだ。

「転職を考えるならもっと穏便な職にしてほしいものだがな…
 ほら、何だ。照明係などあるのではないか?」

真っ黒な外装はきっと黒子として非常に優秀だろう。
他にも良い職はあるだろうが。

「むぐぐ……弄ばれている気がしてならんのだ……
 うむ、だがトムラビ殿がそう言うのであれば…
どわあ!!

 こ、これでは気を抜きたくとも抜けんのだ!!」

やんわりと抱かれ、色気の欠片も無い反応。
とはいえやっぱり振り払いはせず、
大人しく頬をつつかれている。

「……トムラビ殿が、小官を友と呼んでくれるのであれば
 小官にとっては、トムラビ殿が初めての友人なのだ」

ではない、には訂正をして。

忘れずにゲーム機と周辺機器の注文も済ませて、
これだけ大荷物なら本部への一括転送もしてもらえるはず。
荷運びはサービスに任せ、装備の生成も手早く済ませて。
二人でゲームコーナーへ向かうことだろう。
(-186) 2023/12/04(Mon) 20:03:01

【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ

「残念ながラ、勝った者がルールになるのでス……」

こちらは暴論で応じる。じゃれ合いとはこういうものか。

「照明係は私には眩しすぎますねエ。
 もう少し穏やかな光の方が喜ばしいでス」

ワガママな点燈用だ。それこそ、とカタログを指して、
プラネタリウムの案内員なんかいいかもですネ、
そう零した。転職の予定は今の所ないようではあるが。

「うーン、いい反応でス……これが看守をやっている時ハ、
 勇ましいのだかラ、世に云うギャップ萌えというのモ、
 わかる気がしまス。それぎゅっぎュー」

愛玩用よろしく、拒否がないのをいい事に抱きしめている。
実はこれらは当然のように衆目の中で行われているらしい。

「おヤ……意外でス。積極的に交流も、声掛けもしていル。
 リーダーシップもあリ、親しみやすさもあるのニ。
 ……でハ、そんなバンドッグの初めてを貰った事ニ、
 感謝をしましょウ。ハツトモですネ、ハツトモ」

初めての友であって臓物とは特に関係ないはずだ。
そうして引っ付きながら向かったゲームコーナー、
やはりスイーツプッシャーは今日もスイーツを押している。

「……3コインでどちらが多く取れるカ、勝負してみまス?」

どうも、友達っぽい事をしたがっている様子。
(-192) 2023/12/04(Mon) 21:06:37
トムラビは、ギャップ萌えを理解したかもしれない。
(a31) 2023/12/04(Mon) 21:07:40

【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ


「ぐぬぬ……小官が負けるとは……」

多分これまでも口では負けてばかりだ。

「ああ、確かにプラネタリウムの案内員も似合いそうだ。
 何より危険も無いし……ぎゅーではないのだ!近い近い!!」

引っ付き引っ付かれワアワア言いながら歩いている。
傍から見ればさぞ目立ったことだろう。

「…親しみやすさがある、か?小官は囚人からは
 頭が固いだの冗談が通じないだの
 堅物だのとしか言われなかったのだが……」

「まあ、うむ。トムラビ殿がそう言うのならそうなのだろう。
 ……ハツトモとは?」

初めての友という意味です。

「む、……いいぞ、受けて立とう。
 3コインだな。今度は負けんぞ!」

案外乗せられやすい様子。
淡々と回り続ける菓子類を真剣に眺め、
何処を狙えば多く取れるか真面目に思案している。
(-198) 2023/12/04(Mon) 21:58:14