人狼物語 三日月国


202 【ペアRP】踊る星影、夢現【R18/R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 黒崎柚樹


[武藤は時々すごく、私の保護者のようになるんだ。

どちらかと言うと私の方が姉御気質(弟が居るのが大きいのだろうな、とは)だとは思うのだけど、弱っている時、疲れている時に的確に手を伸ばしてくれるのは武藤の側。
そして私はそんな武藤に甘えているという自覚はある。

"食べ物だけ与えておけばいい"とまでは思っていないけど、でも、"お腹いっぱい食べさせておきたい"とは思ってるよね?

食べ始めるともくもく、目の前の料理に集中しがちな私の代わりに、武藤はせっせとビールのおかわりを取りに行ったりしてくれていた。ごめん。

外で食べる御飯は初めてではなかったけれど、でも、"作って食べる"のは初めてだったから、とても楽しかったよ。

作った料理を家族に"おいしい"と言って貰えるのも格別なら、誰より好きな人に"めっちゃ美味い"と言って貰える >>1:153 のは、輪を掛けた嬉しさがあるんだなと、とうに知っていたことだけど、今日も改めて思うことになった。]
(5) 2023/03/06(Mon) 22:31:07

【人】 黒崎柚樹

[モンスターやっつけて(あれはもう正しくモンスターで良いと思う)、討伐記念に美味しく焼けた骨付き肉とお酒を前にして。]

 あのゲームにもお酒って、出てくるんだっけ。

[私はそのゲームをしたことはないけれど、やってた弟が、酒とチーズの組み合わせが云々とか騒いでいた記憶がある。武藤とやったあのアトラクションでは、お酒は出てこなかった記憶があるものの、でも売店でお肉は買って食べたよね。おいしかった。

ハンターさんは頑張ったのでいっぱい食べて良いんだよとばかり、テーブル端に置いたボウルの中には着々と太い骨が溜まっていく。]

 武藤も茄子好きなんだっけ。……そっか。

[特に味のない野菜なのにね、なんでかすごく美味しいよね。
スライスして、油ちょっと多めで揚げ焼きみたいにしてトロッと柔らかく焼けたのに、おろし醤油かけて食べるのが一番好きだったりするけれど。

会話はとりとめなく、食材の減り具合もまた、とりとめなく。]

 あ……ごめん、ありがと。何度も立たせて。

[ビールのお代わりを取りにと立ち上がる武藤へ顔を向ければ、いつの間にか空には茜色が差していた。

新たな缶を飲み干して、もう1缶と言う頃にはもう薄暗くなってきていたし、合間にぽいぽいと口に入れていた1株分のにんにくも綺麗に消えていた。]
(6) 2023/03/06(Mon) 22:31:48

【人】 黒崎柚樹


[そして最終局面の私は、オムレツ作りに御執心。

本当に美味しいんだよ?でも火を通しすぎると固くなりすぎて、いまいちになってしまうので。

アルミホイルで作った器の底に溜まったにんにく風味のオイルを見て、この量なら卵2個かなあとぱかぱか割り落とし。

アルミホイル破らないように竹串でぐーるぐるかき混ぜながら、お醤油ひと垂らし。

あとは鉄板の端の方でゆるゆると火を通しつつ、途中でうまい具合にひっくり返し、表面ちゃんと固めるくらい火から下ろせば、にんにくオムレツのできあがり。

酔っ払い特有の執着心で仕上げたオムレツは、過去一番くらいの出来映えだった。]

 ふふ、美味しいでしょう。
 ふふー。

[得意気に胸を張り、私もサンドイッチ食べる……と、コールスロー、ほぐしたスペアリブ、バーベキューソースを食パンの中央に積み上げて。

ぱたりと二つ折りにして齧り付いたらちょっとばかり異国な味がした。異国、まだどこへも行ったことがないけどね。]
 
(7) 2023/03/06(Mon) 22:32:16

【人】 黒崎柚樹


[多分私は、相当に酔っていた。

普段だったらビールだけ飲んで酔うことはない。

けれど今日の私は寝不足で。武藤が戻ってきてくれたことで、すごく気も緩んでいた。
自覚はなかったけれど、きっと疲れてもいたんだろう。]

 むとー。
 温泉は、行かないの?

[こてりと首を傾げたものの、じゃあ温泉に行こうとは、とても言えない状態だったに違いない。

温泉は明日にしようと言われ、ぶうぶう口を尖らせた私は、バーベキューの片付けをあらかたしたところで、お先にどうぞと言われるまま、バスルームへと消えたのだった。

……そういえば、鍵をかけるの、忘れたな?]
 
(8) 2023/03/06(Mon) 22:32:44

【人】 黒崎柚樹


[髪、ちゃんと洗ったよ?顔も洗った。もちろん、身体も。

なんだか立っていられなくて、バスタブの中、ぺたりと座り込んだまま、ごしごし全身洗う感じになったけれど。

で、洗面台に乗せておいたバスタオルを手探りで取って、座ったまま、もそもそと全身を拭いて。

  ────うん。寝ましょう。
  今日は寝ましょう。


肩にタオルを引っかけ、バスタブを跨いだあたりで、どうやら私は限界だったらしい。

シャワーカーテンが最上の枕と言わんばかりに、私はバスルームの床に膝をつき、シャワーカーテンにしがみつくようにしながらすうすうと眠りこけてしまっていた…………ので、あるらしい。

おかしいな。
お布団でちゃんと寝ているつもりだったんだよ?**]
 
(9) 2023/03/06(Mon) 22:34:11

【独】 黒崎柚樹

/*
雅空さんの作るごはんが今日もとってもおいしそう、です……。
武藤柚樹組も、ちょうど、カレー作るかなあなどと言ってたところだったのでなおさら……おいしそ……。
(-2) 2023/03/06(Mon) 22:48:01

【独】 黒崎柚樹

/*
虫の知らせおはようございます。
白発言だけ見て「あら平和」と思ったら窓続いてたあ……_(:3 」∠)_
どうしましょうと思いつつ流石に二度寝しよう(ねむい
(-10) 2023/03/07(Tue) 3:33:16

【妖】 黒崎柚樹


 むとーは、私がよってると思ってる……。
 よってない、よー?

[そんな口調で言い出すあたり、完璧に酔ってるということに私は気付かない。

温泉行きたかったのに、むとーに止められた >>25、 むとーがわるい、いろいろわるい……なんて考えながら、それでも後片付けはいくらかしたよ?

お皿、はこんだ。缶、すてた。私、えらい。
洗ってはなかったから、そこは、ごめん。]
 
($2) 2023/03/07(Tue) 5:38:58

【妖】 黒崎柚樹


 んぅ…………?

[ゆずき、って優しい声と、背に回ったあたたかい腕と。

あ、そういえば私、寒かった……と状況も解らないまま、ぬくもりに身体と顔を擦り寄せる。

ふわりと持ち上げられた感覚は、記憶にはほとんどないものの、なんでかよく知るもので。
慣れた風に武藤の服をきゅ、と握りしめた。]

 ん…………む、とー……?

[ああ、ここ、ベッド。
私、どこに居たのかな。

すみませんお手数かけましたありがとう……と、ふにゃふにゃ得体の知れないことを言いながら目を薄く開く。

うん、武藤だ。武藤。うさんくさい偽物じゃなく。本物の。

よかったねえ、頬を緩めながら、身体の線を辿る指のくすぐったさに、私はくすくす笑ってた。]
($3) 2023/03/07(Tue) 5:39:38

【妖】 黒崎柚樹


[  ………………?
  おか??しても??


囁かれた言葉 >>$1 は容易には頭の中で変換できなくて、んー?と困った風に首を揺らす。

ああ、"犯して"、か。ふおんだなあ、えっちだなあ。
でも、そう言いつつも、したことはないんだよね、武藤。

武藤は紳士で、臆病で、優しくて。でもときどき強引。そういうところ、ぜんぶ、好き。うん、好き。]

 すき、だよ。

[頭も心もぐにゃぐにゃのまま、武藤の首に抱きついた。
はふ、と吐く息がやけに熱いのは、きっと、アルコールのせい。]

 おかして、いいよ……?
 ────とら。

[そう囁いたら、きっと手や唇の動きはいよいよ本格的になるんだろう。]
($4) 2023/03/07(Tue) 5:40:18

【妖】 黒崎柚樹


[けれど私は、武藤の手指や唇が胸に触れて来ようとした時だけは、それはいやだ、と首を振りながら身を捩ってた。

腿の間に伸ばされる指には抵抗することもなく、むしろ招くように足を緩く立てたし、やわく食まれる耳や首には、私もと言わんばかりにお返ししたけれど、でも、胸だけは、なんだか"そこはしないでいい"って、そればかりで。

────だって。
だって、さ。]

 "これ"、もっとぺったんこだったら、
 とらに、男だって思ってもらえてたかも、じゃん?

 でなきゃ、もっとおっきかったら、
 もっと早く、女だって、気付いてもらえたかも、しれない……。

[中途半端すぎる、自分の胸。

ぜんぜん"かわいく"なんかないし、もっとこうだったら良いのにと思ってしまう、自分の身体の中で、一番にきらいな場所。

だからそんなところを愛してもらうのは、なんだか、とても、申し訳ない気がして。*]
 
($5) 2023/03/07(Tue) 5:41:00

【妖】 黒崎柚樹


[武藤には無様なところばかり見られている気がするけれど、本当にお酒には強いんだよ?

部の仲間に"ザルどころか枠だけ"と言われたことがあるくらいには、顔色変えずに飲み続けていられるもの。

直近6ヶ月でそこそこ酔った記憶があるのは5回に満たないくらいで、それは全部武藤と一緒に飲んだ時。
それでも自宅か武藤宅以外の場所で飲んでそこまで酔うことはなかったから、(夢の中とはいえ)今日は相当に緩んでいたんだろうな、とは。

どうやらそもまま寝こけていたら全裸のまま頭まで布団をかけられるという >>$7 、布団団子と化す未来が待っていたようだけれど、幸いそれは回避されたらしい。]

 うん……好き。大好き。

[好きと告げたら、好きと答えてくれる。

やっと言うことが、言って貰うことができたよ、うれしいな……と、半歩くらいは夢の世界に足を突っ込んだ状態で、うっとり笑んで目を細めた。]
 
($11) 2023/03/07(Tue) 11:34:22

【妖】 黒崎柚樹


 …………?

 とめられなくて、いいよ……?

[武藤が抱きたいなら、抱いてくれて良いし。
犯すなんて言い方は少しあれだけど……うん。別に、構わないし。

相変わらず頭の中、7割くらいはふわふわと夢の世界が広がっていたけれど、触れてくる指も唇も、ひたすらにきもちがよくて。

乞うように立ててごく緩く開いた足の間に差し入れられた指へも、もっと、という風に腰を揺らめかしかけたところだったのに。]

 …………っ……、

[胸に触れられた途端、頭より先に身体が勝手に強張って、火照る風にちりちり熱を持っていた皮膚から、すう、と熱が引いていった。]
 
($12) 2023/03/07(Tue) 11:34:59

【妖】 黒崎柚樹


["嫌だった?"の声 >>$9 には、躊躇しながら小さく頷いて。
続いた言葉には、

  ────それは、うそだよ。


なんて、思ってしまった。

"女だってことはもっと前からどっかで気づいてた"、とは、今初めて言われたことじゃない。

胸も好いてくれてるということも、こんな貧相なものでも、押し当てたらこれ以上なく解りやすく身体が反応することも、私はちゃんと知ってるのに。

心が納得しようとすると身体が否定して、身体が受け入れるように脱力しかかれば心が「ちがうもん」と否定する。

自分でも、このちぐはぐな感じがどうすれば終わるのか、ちっとも解らなくて、困惑しながら瞳を泳がせたら、"目、閉じてて"って。 >>$10 ]

 ……ぇ……っ、

[ふわりと手のひらで視界を塞がれ、でもすぐにその手は離れていき、両の胸を温かな手のひらで包まれた。]
 
($13) 2023/03/07(Tue) 11:35:50

【妖】 黒崎柚樹


[武藤から告げられた事を、従順に守ろうとしてしまうのは、もはや私の癖のようなもの。

目は閉じたまま、手の甲を両方重ね、自分で目隠しのようにした。

触れてくる手指の熱に応えるように跳ねて震える身体は、でも快楽ゆえではなかったし、漏れる吐息も引き攣るような恐怖がいくらか混じっていたけれど、でも武藤が、その度、"柚樹"と名を呼んでくれて。

違う嫌だと首を振るようにしても、"かわいい"と"好き"を繰り返され、胸の下側、微かな膨らみが消えるあたりの境界に強く吸い付かれた時、背がひくりと跳ね上がった。]

 ぁ……っ、……ふ、

[ぞわ、と背筋を駆け上がったのは、紛れもなく、快楽で。]

 な、んで…………っ。

[なんで、きもちよくなっちゃうかなあ。
なんで、私の知らない私のきもちいいとこ、武藤は全部知ってるのかなあ。]
 
($14) 2023/03/07(Tue) 11:37:11

【妖】 黒崎柚樹


 ぅー…………。

[目を覆っていた腕を外し、ちら、と下方へと視線を投げたら、私の胸に武藤の赤い舌が押し当てられるのが見えてしまった。

そのまま見ててと言わんばかりに、胸の尖りに優しくキスされ、今度こそ背中が腰ごと跳ねる風な反応を返してしまう。]

 ……むとー、……ごー、いん……っ。

[ここまで煽り立てられたら、もう、嫌だ嫌だと身を捩ることすらできなくて。

太腿に幾度も触れてきた固くて熱いものを笑えないくらいに、私の足の間、奥が疼くようにずくりと熱を孕むのを感じていた。*]
 
($15) 2023/03/07(Tue) 11:37:32

【独】 黒崎柚樹

/*
もっといやいやするつもりだったんだけど、やっぱり武藤に触られるのは嬉しいし、「好き」も「かわいい」も嬉しいし、名前呼ばれるだけで腰にぞくぞく来るんだから、陥落しないわけはないのであった……って、思いました。(……という感想戦)
(-19) 2023/03/07(Tue) 11:53:13

【独】 黒崎柚樹

/*
ただいまぁ……
武藤が、えろい、です、先生……。(先生、誰)
うう……。
(-24) 2023/03/07(Tue) 15:27:36

【妖】 黒崎柚樹


[私の記憶は、欠片も失われていないはずなのに。

記憶を失った武藤に合わせているうち、なんだかまるで、武藤との間には最初から肉体関係なんて無かった……みたいな感覚になっていたかのようで。

触れられるあちこちに小さな灯がともって次々に飛び火していくようだし、さして意図的じゃない風な指の動き一つにも背が揺れ足が跳ねてしまう。

それを、私はどこか信じられないような心持ちで感じていた。

全部身体は知っている事で、武藤の家で最後に身体を重ねたのだって、何週間も前とかではないという記憶だってちゃんとある。

でも心のどこか一部分だけ、半年前に置いてきぼりになっているような感じがして、私は小さく困惑していた。

なんで私は、"目、閉じてて"とか"オレの触るとこだけ意識して"という武藤の言葉 >>$10 に逆らえないんだろう。

なんで私は、"いい子"って囁いている声 >>$17 に、背がぞくぞくするほどの嬉しさを感じてしまうんだろう。]
 
($20) 2023/03/07(Tue) 16:14:48

【妖】 黒崎柚樹


 ……っ、ぅー…………。

[色気の欠片もない風に唸ってしまうのは、問いかけのようで問いかけじゃない"嫌じゃないよな" >>$18 が、その通り図星だったから。

触って欲しくないと思ってしまっているのは間違いないのに、強引に触れられれば、身体も心も悦んでしまう。]

 ……や、ぁ…………っ、だ、め……、

["本当に嫌な時は蹴り飛ばす"という約束を武藤と交わしている以上、口から出る"嫌"も"だめ"も、結局のところ、嫌よ嫌よも何とやらの効力しかないとは、お互いが認識していることだけれど。

それでも、自分の足の間から漏れ聞こえてくる水音はどうにも恥ずかしくて、小さな拒否の声を挙げてしまう。

ぐり、と、中の好きなところ──それがどこかということも、私はちゃんとは知らない──を擦られれば、それだけでどうしようもなく下肢が重たく崩れていくような感覚が溜まっていった。]
 
($21) 2023/03/07(Tue) 16:16:03

【妖】 黒崎柚樹


 …………っと、らぁ……。

[酔いと眠気と混乱で、思考なんてろくに回ってくれてはいない。

柚樹、と呼ばれて返すのは、呂律が怪しくなって"むとう"が言えなくなった時限定の、武藤の愛称だった。

なんだっけ、普段、何でもない時に呼ぶと、色々やばい……んだっけ。

"とら"は武藤の家族や大学の友人たち(なんなら女子からも)呼ばれている呼称なのに、私が呼ぶとおかしなことになるんだって。]

 ……っ………………。

[理性は溶けているくせ、羞恥心はしっかり残っているものだから、"気持ちい?"にも、煽るような続く武藤の台詞にも、肯定とも否定ともつかない風に首を振るしかできなくて。

己の足が武藤の胴を挟んで大きく割り開かれるのを、どこか呆然とした風に見つめていた。]
 
($22) 2023/03/07(Tue) 16:16:40

【妖】 黒崎柚樹


 っあ……っぅ、ぁ……ッ。

[胸の弱いところを再び吸われ、足の間、敏感な肉芽を擦るように屹立がなぞりあげていく。

それだけでおかしな声が出てしまうほどの刺激が走ったし、びくりと沿った背が、まるでもっとという風に、胸を突き出させてしまって。

  ────でも。足りない。


沸き上がった思いに、今度こそ否定に首を振りたくなったのだけど、求めるものは、すぐには与えて貰えなかった。

焦らす風に肉棒が前後し、その度、耳を塞ぎたくなる水音が室内に響く。]
 
($23) 2023/03/07(Tue) 16:18:50

【妖】 黒崎柚樹


 や、だ……っやだぁ……っ。

[なんでくれないの?と見上げ、交わした視線に浮かんでいた色は、お互い、どんなものだったんだろう。
私は相当に浅ましい顔になっていた気しかしないけど。]

 好き、なとこ……っ、ちょ、だい……。

[ねだるように腰を揺らめかせたら、貫いてもらえるだろうか。

混乱は残ってるくせ、一番に欲しいのはこれということだけは疑いようもなくて、私はおずおずと腰を揺らしてみせた。*]
 
($24) 2023/03/07(Tue) 16:19:03

【独】 黒崎柚樹

/*
………………ぁぅ……(照れる(というか恥ずかしい(うわあああああんって、なる……)

R18ペア村は、どれだけ相方さんのえろいところを世界に発信いくかという場だと思って、おる、ので……がん、がんばり、ます……あうあうあ……
(-33) 2023/03/07(Tue) 18:26:26

【妖】 黒崎柚樹


 ぅ、ちが、くない、けど……っ、ぁ……、ちが、くて……ッ……ぅ。

[理性がある時は、武藤がねだること全部に従おうとする必要はないし、問うてくること全部に答える必要はない、とは、解っているのだけれど。

どうやら無意識下、武藤をリーダーと認識しているらしい私は、理性が溶ければ溶けるほどに、武藤の言葉に従順になってしまう。

"気持ち良くてダメって意味でいい?"なんて恥ずかしい問い >>$25 に、首を振るくらいの反応でも良いはずなのに、喘ぎ混じり真面目に答え、声を跳ねさせるくらいには。

身体の裡を容赦なくかき混ぜてくる風な指も、ちょっと意地悪な事を言ってくるのも、全部、私が知っている武藤。

なのに、戸惑う心だけが、未だ、心の真ん中あたりにぷかぷかと浮いているようで。]
($30) 2023/03/07(Tue) 19:43:05

【妖】 黒崎柚樹


 ……?……ぉ、て、とか、ない…………ッ。

[まさか、武藤のご実家に遊びに行った時、飼い猫の虎千代さんを"とら"と呼んだ──だってお家の人皆がそう呼んでいたから──ことにすら、武藤が微妙な顔をしていたとまでは知らぬまま。

煽ってなんかない、呼んだだけだと、首をふるふると横に揺らす。

本当、なんで武藤は私が呼ぶ"とら"にそこまで過剰反応するんだろう。

他に数多そう呼ばれている場面を目撃しているだけに、未だに私は今ひとつ腑に落ちないでいる。

"むとう"って、だって、会話もままならない感じになってくると、とても呼びづらいものだから。

  なんか、武藤、怒って……?
  いや、ほんの少しだけだけど、苛立って、る…………?


告げられる、もう十何度目か何十度目かの"かわいい"に、反射のように"そんなことないのに"という風な感情を瞳に乗せてしまうのが理由の一つなのだとは、全く思い至らない。

それでも、"ちょうだい"と口走るほどに切羽詰まっていけば、"よくできました"とばかり、漸くに欲しかったものが与えられたのだった。]
 
($31) 2023/03/07(Tue) 19:43:42

【妖】 黒崎柚樹


 ふ、ぁ……ッ!あ……あ、んぅ……!

[焦がれるほどに欲しかった灼熱が、容赦なく身体の奥底を貫いてきて、背が浮き上がるほどに身体がひくひくと跳ねてしまう。

口を大きく開いたところでうまく呼吸も出来ず、過ぎた刺激に見開いた目からぼろ、と涙が零れていった。]

 ぅ、く…………っ……ふ。

[最奥で、武藤が脈打っているのを感じるけれど、その鼓動が武藤のものなのか自分のものなのかも、もうわからないほど、頭も身体もぐずぐずで。]

 …………?、の、まま……?……ぅ、

[問われた事 >>$29 に、何の事?と、もやのかかった頭をなんとか回そうとはしたんだよ。
でも、色々無理だったし、ここは夢の世界で、"このまま"では良くない何かというのも、ちっとも思い至らなかった。]

 このまま、が、いい……。

[離さないで、いっぱいして、という風に、武藤に強くしがみついた。]
 
($32) 2023/03/07(Tue) 19:44:25

【妖】 黒崎柚樹


 ぅ、く……と、らぁ……っ……、

[涙がちっとも止まらないのは、揺さぶられ、与えられる快楽に身体も心も追いつかなかったからだったのだろうと思う。

すごく。すごく今更ながら、こんな状況で"私の武藤が戻ってきた"という実感が沸いてきたというのもあったのかもしれない。

先刻とは比べようもないほどに、はしたない水音がずっと下肢から響いていたのだけれど、もうそれを恥ずかしいと思う理性も消え去って、私はひたすらに武藤にしがみついたまま、名前を呼んでいた。]

 き、ざんで……、っとら、……いる、て……、

[溺れたように零した言葉は、武藤に届いていたのかな。

"武藤が間違いなくここにいると、刻んでほしい"と。
私は多分、そう言いたかったのだと思う。*]
 
($33) 2023/03/07(Tue) 19:44:48

【妖】 黒崎柚樹


[武藤とは幾度幾度も身体を重ねてきた。

当然、慣れてないわけでもないのに、ここ最近、していると涙が止まらないことが増えてきていて。

それはきっと、身も蓋もない言い方をすれば"きもちよすぎるから"なのかなとは思っている。

でも、過ぎる快楽の他にも、幸福感だったり、安心感だったり、色々な理由が絡まり合っている気はしていて。

最初のうちこそ武藤を狼狽えさせてしまったけれど、今はむしろ、どこか嬉しそうな顔をされてしまうのには、泣き顔の私なんてかわいくも綺麗でもないだろうにな?とは思ってしまうのだけれど。]

 …………ぇ……?

["昨日の夜もしたかった"、と >>$35

武藤の言う"かわいい"が"好き"と同義なのは知っているものの、でも、言葉を交わして2日足らずでそれは早くないかな?と一瞬、戸惑ってしまった。

いやでも、あの美術館で告白されて抱き締め合って、キスまでした(された)のはもっと短い時間でのことだったんだっけ……と思い返せば、そういう思いに時間の多少はあまり関係ないのかもしれない。

…………いや、でも、やっぱり早いよね?とは。]
($39) 2023/03/07(Tue) 22:11:33

【妖】 黒崎柚樹


 ……ッ……ぅ、く……っ……ッ、

[このコテージは一戸建てだし、すぐ隣に別の棟が立ってるわけではないから、さほど声を殺す必要も無いのかもしれないとは思いつつ、それでもつい、声を殺そうとはしてしまう。

奥を突かれる度に涙はぽろぽろ零れてくるし、口から漏れるのは、獣の吐息じみた、ふー、ふう、というものばかりになってきて。

食い縛る風な吐息が増えてくる頃には、身体が勝手に頂点を求め始めてしまうのは、もういつもの事だった。

ずくり、と、胎内の奥が重く痺れた風になって、武藤のを搾り絡め取ろうとばかりに、蠕動するように蠢きはじめる。]

 ッ、ぁ……っ、ひ、ぅ……ッ!

[武藤のものを己の身体で勝手に強く締め付けて、それに感じて身悶えしてしまう始末。

自分の身体の内側がぜんぶ武藤で満たされてるみたいな感じがして、それもね、大好きな感じだったりするのだけれど。]
 
($40) 2023/03/07(Tue) 22:12:52

【妖】 黒崎柚樹


 ん、……っぅ、ん……すき……、だい、すき……。

[とら、すき、と。

壊れたプレイヤーのように繰り返して、揺さぶられるままに足を大きく開くと、明らか、水音が増しつつあった。

自分がこういう時、どれほどに身体の裡からどろどろに溶けているのかも、もう当然のように知った感覚だったし、きゅう、きゅう、と不規則に武藤を締め付けようとする速度もまた、増していく一方で。]

 …………ッ!?は、ぁッ…あ、ん!

[ぶる、と身を縮めるようにしながら大きく震わせたのは、武藤の犬歯が首筋に食い込んだ直後のことだった。

瞬間、身体の毛穴が全部開いたような感覚と共に、びく、びく、と瀕死の獣のように太腿や腰が跳ね上がる。

もうすぐ、という予感はしていたものの、予兆をほとんど伴わなかった絶頂。
驚いた風に見開いた目は、世界が滲むばかりでもう何も映しはしなかった。]
 
($41) 2023/03/07(Tue) 22:15:36

【妖】 黒崎柚樹


 ぁ、ゃ、わた、し…………?!

 ッ……ぅあ!や、やぁ、ん……ッ!

[呆然と、"私、イッちゃったの?"という言葉を口にする前に、武藤も状況を悟ってくれた風ではあったけれど、でも彼の側も限界が近かったらしい。

引き攣るような収縮が続く中、それを捻じ伏せる風な荒い抽挿が幾度かあって。

刺激の強さに視界が真っ白に染まってしまう中、最奥で熱が弾けるのを微かに感じた……気が、する。


私は、どうやら色々と限界に来ていたらしく。

早鐘のようにがなり立てていた己の心臓の音が、武藤のと共にいくらか収まろうとしていく中、意識をするりと手放してしまったのだった。]

 ご、め……も、げんかい…………。

[それだけはなんとか告げられたかな。
でも、おやすみなさいは、言えなかったよ。**]
($42) 2023/03/07(Tue) 22:17:47

【独】 黒崎柚樹

/*
な、んか、昨日も今日も寝るロル書いて寝てる気がする、ぞ……?寝る子は育つ。うん、寝よう。
(-43) 2023/03/07(Tue) 22:19:02

【独】 黒崎柚樹

/*
……おはようございます。
目覚めたら抱っこされてる朝だった。
……むぅ……しあわせ……。しあわせ、だな……うん……。
(-53) 2023/03/08(Wed) 5:24:56

【妖】 黒崎柚樹


["私はそういう風にはならないから"という自分基準で考えてしまうものだから、私は"健全な男子心"にどうにも疎いみたいで、武藤をさんざんやきもきさせてしまっているらしい……とは、自覚しているような、していないような。

でも、だって、昨夜の自分を昨夜の武藤が、そこまでそんな風に思っていたなんて、ぜんぜん、ほんとうに気付かなかったんだよ?

それを否定しているわけではないけれど、"声出していいのに"とか"あんま締められると"なんて言葉 >>$44 には、でも、だって、と告げるように首を振る。

"刻んで"と譫言のように口走っていたのは、自分でもどんな意味で、どんな風にしてほしいと思ったのかは定かではなかったけれど。

けど、首に食い込んで来た歯には、懐かしいような、切なくなるような、深い安堵を覚えていた。]
($49) 2023/03/08(Wed) 6:37:49

【妖】 黒崎柚樹


 と、ら……ッ、ちょ、だい……ッ?

 あ……っん、ぁ……っ!!

[全部、暴かれる。
全部が、武藤のものに、なってしまう。

そんな感覚に襲われながら、達した直後の身体をこれでもかと貫かれ、揺さぶられ、私はでも微かに笑っていたように思う。

  ────この世界でただ一人の、私だけの男。
  愛してる、よ。


意識を保つ中、最後に胸に浮かんだ思いは、そんな風なものだった。]
 
($50) 2023/03/08(Wed) 6:38:50

【人】 黒崎柚樹


[ちちち、と、聞き慣れない鳥の声で目覚めれば、昨日のように"ここ、どこだっけ"と思うことはなかった。

ここは、武藤と一緒にみてる、夢の世界。
現実のようで現実ではない、ちょっと不思議なキャンプ場。

カーテンの向こうはすっかり明るくなっていたから、もうもしかしたら朝ともいえない時間帯になりつつあったのかもしれない。

いや、でも、まだ朝かな?朝だな?私の腹時計はそう告げている。

あー、外、走って……?と思いながら身体を起こしかけ、まあ、いいか、と再びシーツに身を落とした。

今の自分にランニングの心肺機能的、筋力機能的効果があるかは怪しいものだし、精神安定剤的な意味で言えば、傍らの体温が何よりその役を果たしてくれるのは考えるまでもないことで。]

 ……………………。

[おはよう、と声をかけてしまうのも、なんだか勿体ない気分。

常よりいくらか幼く見える武藤の寝顔に、私は小さく微笑んだ。*]
 
(54) 2023/03/08(Wed) 6:39:46

【妖】 黒崎柚樹


 …………ん?

[武藤、お風呂入ったのかな。入ったんだな?

ちょっとくしゃりとしてる金髪、身に纏う金色も、揃いの指輪と私が誕生日に贈ったピアス以外が外されていて。

────それに、におい、が。]

 …………武藤のにおい、うすい。

[ちょっと不満、という風に鼻を鳴らし、肩口に頬を擦り付けたりしていたら、さすがに目を覚ましてしまうかな。

起こすつもりは無かったのだけど。]
  
($51) 2023/03/08(Wed) 6:40:36

【妖】 黒崎柚樹


 おはよう?武藤。

[小さな呻きと、揺れる睫に気がついて、そうっと声をかける。

場所は違えど、何度も交わしている挨拶。

夢の世界で"地に足がついている"だとか"日常に戻ってきた"とかいう表現もおかしなものだけど、でも漸くに、そんな心地になっていた。*]
 
($52) 2023/03/08(Wed) 6:40:57

【妖】 黒崎柚樹


 …………ん、……。

[互いの姿を認めると、自然に口付ける >>$53 のはいつものこと。

まあまあ"触り魔"な武藤が、寝間着を纏ってないとなればあちこちに手を伸ばしてくるのも、よくよく知ってる行為なわけで。]

 ……ぁ……む、と…………。

[ひたりと胸に手を当てられて、心臓が跳ねた風になったけれど、それはびっくりしたからであって、拒否ではない、ので。

大丈夫?と問う風な瞳に、大丈夫と微かに頷くように返して、暫くは穏やかに抱き締め合って────いたかったけれど、下肢に当たる熱にも気付かないわけにもいかないもので。]

 えーと……。

[でも、うん、今してしまったら、ものすごく空腹になって、私がぐんにゃりしてしまう未来しか見えないよ?]
 
($54) 2023/03/08(Wed) 10:50:54

【人】 黒崎柚樹

 
 むとー。

 御飯食べて、さ。
 温泉、見に行ってみよう?

[さすがに混浴の施設とかまでは無いと思う、けど。

でも案外、貸し切りの小さなお風呂とかは、あったりするかもしれない。

キャンプ場だったら、家族対応とか子供対応とかで、そういうのもありそうじゃない?

せっかく面白い場所に来ているのだし、と微笑んだ。*]
 
(56) 2023/03/08(Wed) 10:51:51

【妖】 黒崎柚樹


[今になって思うと、なんであれほどに胸を愛撫されるのが駄目になっていたのか不思議なくらい。

そのくせ、見られたことに関してはまるで頓着していなかったのだから、武藤にも訳がわからなかったのじゃないかなと思う。

でも、それはそれで、朝の起き抜けから触られまくるのは、やっぱり、その、色々、と。]

 …………っ、むとう。

[溜息混じりの吐息があやうく熱を持ちそうになって、思わずジト目で見つめてしまう。

それでも、"柚樹にはちゃんと食べさせ眠らせないといけない"という使命感を強く抱いているらしい武藤は、すんなりといたずらな手を止めてくれたのだった。]
 
($56) 2023/03/08(Wed) 15:15:35

【人】 黒崎柚樹


 ?……そうなの?

[昨夜の私はバーベキューを終えた後に温泉に行きたがっていたらしい。

片付けしたあたりはうっすら覚えているんだけどな。
残ったコールスローのボウルにラップかけて冷蔵庫に入れたこととか、ちゃんと記憶に残っている。

でも会話の端々の記憶となると曖昧で、どうやら私は"温泉には行かないの?"などと武藤に絡んでいたらしく。
武藤が止めてくれて本当に良かった、とは。]

 朝御飯、ほんとはおにぎり作りたかったんだけどね。

[武藤、おにぎりが好きって言ってたし。

でもどう頑張っても今から1時間はかかってしまうから次の機会ねと、今朝も昨日に引き続きホットサンド。

具は、ねえ……、]
  
(59) 2023/03/08(Wed) 15:16:16

【人】 黒崎柚樹


 こん、こーる、ちー……?
 こんこるちー?


[きっと美味しい組み合わせに違いないよと首を傾げつつ提案すれば、武藤も一緒に首を傾げることになって。

コンビーフ+コールスロー+チーズだね。
その組み合わせで食べたことは私もないのだけれど、味の構成的に外れるようなことはきっとないと思うので。

ホットサンドはカロリーおばけなサンドイッチではあるけれど、それに臆せず、鉄板に当てる側のパンに、隅々までバターかマーガリンを塗るのがお約束。カリサクッてなって、美味しいよね。

鼻歌まじり、ホットサンドメーカーにセットしつつ、紅茶とりんごジュースと、あとバナナ。

バナナ大事。お風呂って案外体力使うし汗もかくから、果糖が豊富でカリウムとマグネシウムが含まれるバナナはとっても良い食材で。

そうこうしているうちに少しだけふわふわした髪の武藤がダイニングに戻ってきた。]

 ?……なんか、ちょっと雰囲気違う……?
 
(60) 2023/03/08(Wed) 15:17:04

【人】 黒崎柚樹


[起き抜けのぽわぽわでもないし、いつものしゃきっとした風でもないし。

髪、こういうのもイケメンだね?と顔を近づけ、ついでに鼻先にキスしてしまうくらいには、私も大概浮かれていた。

だって、色々な事件が終わってみれば、これは普通にデートだし、何よりお金の心配とかをしなくて良いのがとてもいい……なんて、少しちゃっかりしすぎかな。でも、まだまだ貧乏学生の身なのだし。

ああ、いっそお弁当にして、温泉探すついで、ピクニックエリアみたいなところで食べれば良かったのかなと思いつつ、でも今は空腹を癒やすこと優先と、焼き上がったホットサンドを食べた。即食べた。

野菜たっぷりのホットサンドも、おいしいよね。


そして腹が満ちたら即出発とばかり、私たちは一応にとコテージのバスタオルやフェイスタオルを手に、温泉探しの旅に出たのだった。

旅と言いつつ、道中にはマップもあったから道に迷うこともなかったのだけど。

────そして。]
 
(61) 2023/03/08(Wed) 15:18:57

【人】 黒崎柚樹


 ────へえ。大きそう。

["男湯""女湯"の大きな暖簾。

コテージと似た建物だけれど、そのサイズは相当に大きく見えて、これはもしかして、露天風呂もあったりするのかなと心が躍る

きょろ、と案内板を探してみれば、そこに期待の"貸切風呂"の文字もあった。]

 武藤。あるみたい、貸切風呂。

[しかも嬉しいことに複数あるらしく、そのうちの1つにすんなり入れることになった。]

 ……でも武藤、男湯の大きなお風呂とかにも興味、あるんじゃない?

[貸切風呂に時間制限は無いみたいだし、私は長風呂派だからのんびり武藤が来るまで待ってても良いよ?と言ったのだけど、そこで別行動する武藤ではなかったよね、きっと。*]
 
(62) 2023/03/08(Wed) 15:20:17

【人】 黒崎柚樹


[温泉行きを断られた私は、"すげえ不満そう"だった >>63 らしい。

苦笑いするしかないのだけど、温泉は本当に大好きなので、それは仕方がなかったかな、とは。

去年か一昨年、陸上部の合宿で使ったのが温泉宿だった時には、宿にチェックインした直後に入って、夕御飯の直前にも入って、その後も練習はあったのだけどその後にも入って、朝、すごく早起きまでしてわざわざ入りに行った。

長風呂するのが好きだけれど、烏の行水も得意だ──というか私の身支度はすごく早い──から、宿を出る直前にも温泉浸かりに行って、どんだけ好きなんだと周囲を驚かせてしまったくらい。

そんな具合に、温泉に熱い思いを寄せる私は、昨日の午前中の顛末など、些末のことだとすっかり過去のものになっていたらしく。]
 
(73) 2023/03/08(Wed) 20:31:35

【人】 黒崎柚樹


 …………あ。

 ごめ、武藤、ジュース、りんごだった……ね……。

[さすがに果実だったら思うところがあったかもだけど。

そしてあの腐り落ちる寸前みたいな甘い匂いがしていたなら、さすがに顔を顰めるところだけれど。

普通のりんごジュースはそんな匂いしないし、純粋に、おいしいし。

りんごジュースがあるな?と、冷蔵庫からいそいそ出してしまったくらいには、私は本当、こういうことに頓着しない性質たちなので。

謝ったところで、武藤からも特段気にしてないという返事があったのだろうし、それは方便でなく普通にジュースを飲むのだろうし。

……武藤が私と同じ方向の図太さを持っていてくれるのは、心底、有り難いことだと思ったよ。]
 
(74) 2023/03/08(Wed) 20:32:08

【人】 黒崎柚樹


[そしてそんな武藤は、今日も"かわいい"を繰り出すのが絶好調で。

私に"かわいい"なんて言葉をかけてくれる人なんて、武藤以外にはほとんど居ない。

もはや武藤は、私がかわいく見えてしまう呪い的なものにかかっているのか、そういう性癖なのか、いっそ生まれついてのそういう生き物なのかなくらいに思っているところはある。

だから"かわいい"が、実はそういう鳴き声なのだったとしても、きっと不思議には思わないと思う。

そんな謎の生き物と摂る朝食(昼食?)は、美味しかったし、楽しかったよ。もちろん。]

 や……、味の組み合わせっていう問題だけだったし……?

[このレベルのホットサンドで"天才"と言われてしまったら、この先、何を作ればもっと喜んで貰えるのかなと、少し不安にはなってしまう。

いや、武藤は、肉じゃがでも、グラタンでも、私が普段作っている家庭料理そのままのようなものでも旨い旨いと食べてくれるのは、十二分に知ってるけれど。]
 
(75) 2023/03/08(Wed) 20:32:37

【人】 黒崎柚樹


[  いつか、こう、いかにも女の子が作るみたいな、
  お洒落料理?
  作ってみたい……んだけどな。


とはね、ずっと思ってる。

なんだか可愛い、人参が星形にカットされてるみたいな料理、というか。

そんな思いは、温泉に持っていく荷物を整える頃には、もうすっかり頭の棚の中に仕舞われてしまったのだけど。]

 いや……広かったら泳ぐよ。

[温泉に辿り着き、"どんだけ広くても泳がないけどね?"なんて良い子な事を言っている武藤 >>67 の傍ら、一人だったら泳ぐけど……などと宣言してしまう私。

さすがに顔をつけてクロールとかはしないけど。いや、平泳ぎもしないけど。

犬かきみたいに泳いだりとか……しない?しませんか?するよね?え、しないの?と、そのあたりはあまり突っ込まず突っ込まれずで、とりあえず貸切風呂の入口へと、とっとと滑り込んでおいた。]
 
(76) 2023/03/08(Wed) 20:33:23

【人】 黒崎柚樹


 …………え、露天風呂なの?すごい……!

[武藤の声に、服を着たままだった私もすりガラスの扉向こうに広がる景色を確認し、猛然と服を脱いでいく。

わーいとばかり、フェイスタオルだけ持って行った私に、外にもタオル置ける棚があるよと私の分のバスタオルも武藤が持って出てきてくれたことくらいは、ご愛敬だと思う。

あ、シャワーは一応、さすがに、朝食前に使っていたので。ちゃんと全身洗ったので。うん。

だからかけ湯くらいで良いのかな、とは。]

 …………ふー……。

[良い天気。良いお湯。素敵な空間。

悪夢かななんて思っていて、ごめん。この夢、天国だったわ。*]
 
(77) 2023/03/08(Wed) 20:34:42

【妖】 黒崎柚樹

 
["泳ぐよ"の言葉通り、お湯に浸かって早々、身体を伸ばすように腹這いに身体を伸ばす。

筋肉質とはいえ、いくらか身体は浮きはするわけで、どうしたってお尻のあたりがぷかりと水面に出てしまうのだけど、ちらりと視線を投げたら武藤が気不味げに視線を逸らすところだった。

失礼しました、はしたないところを……と、良い子な体で、体育座りでお湯に収まる。

でもやっぱりこの開放感だと、どうしても、足を伸ばしたり手を伸ばしたりは、色々したくなるわけで。]

 すごいね、貸切風呂でも、充分広かったね。

[さすがに対面でお互い足を伸ばせば触れあってしまうくらいの広さではあるけれど、家族4人で入っても大丈夫なくらいには広々してて。]
 
($59) 2023/03/08(Wed) 20:35:38

【妖】 黒崎柚樹


 …………へ?

[そんなタイミングで、昨夜の事を覚えてる?と聞かれても。 >>$58

うっすらは覚えてるよ?

胸触られるの、なんでかすごく嫌だなと思って。

ええと……武藤がイく前に私が…………って、思い出しはじめると、あれ、なのだけど。

何が聞きたいの?と、赤面しかかってる顔色を誤魔化すように武藤をちらりと睨めつけたら、指と顔が近づいてきた。

"気持ちいいの?”なんて、夜の空気を含んだことを、聞いてきて。]
 
($60) 2023/03/08(Wed) 20:36:36

【妖】 黒崎柚樹


 …………え?
 ……いや…………、あの……。

[なんでこういう時にそういう事を聞くのかな!?
お風呂だよ、ここ。公共の場!他の人いないけど、でも!

口をぱくぱくさせながら、しかかっていた赤面が、本番状態になっていくのを感じつつ、えっと……と、私は口籠もった。]

 ……好きとか、気持ちいいとかは、よく、わかんなくて……。

[ねえ、言わなきゃだめ?今言わなきゃなことなの?]

 武藤がすることだから、きもちいい、って言うか…………。

[武藤だからだよ。武藤限定だよ。
私、別に、噛まれて喜ぶ性癖は持ってないはず、だもの。

とりあえずそれだけなんとか答えたところで、でも武藤の手や口からは逃れるように、ついー、と、また腹這いになって武藤から一番距離が取れる、彼の対面へと移動した。*]
 
($61) 2023/03/08(Wed) 20:38:08

【独】 黒崎柚樹

/*
時間を色々認識違いしてて、1時間半あったらじゅーきさんならロル返しできたりしないかなーなんて無茶振りしたら1時間切ってるタイミングだったと気付いて、ごめんねごめんねってなって、る……_(:3 」∠)_ ごめーん
(-68) 2023/03/08(Wed) 21:32:30