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人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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【秘】 Chiavica テオドロ → 陽光の元で ニーノ

「とっとと帰りたくなったような気もしますが、
 生憎すぐ帰ってやるべきことも特にありませんね」

居てほしいなら居てやりますけど。
尊大な態度で負けじとじっと見返している。

「とはいえ貴重な時間ですから、
 あまり浪費させないでもらいたいものです」

口こそ冷たいが、話してみれば何だかんだ最後まで聞いてくれる。こいつはそういう真摯なのか暇なのか分からない男だ。
(-424) 2023/09/09(Sat) 15:38:59

【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ

「それは幼馴染で、一緒にいた時間が長いから?」
「私だって、今日が初対面じゃないんだから。おもいを積み重ねていたっておかしくないと思わない?
 花とこれだけ向き合ってくれる人なんだもの」

目を細めて笑うその顔は、確かな好意を滲ませている。
世の中には一目惚れなんて言葉もあるくらいだ。
路地に咲いた花が、惹かれるだけの理由は確かにそこにあったのだ。小さなそれが、あなたの目に入らなかったとしても。

「だとしても、趣味だなんて言うからにはどこか楽しいところもあるんじゃないかしら。
 仕事でもなくて、好きでもないことにここまで力を入れることなんか早々出来ないことだもの」

とはいえ人には人の考え方があるのも分かっていて、本当にあなたは出来てしまうから選んでいるだけなのかもしれないけれど。

「あなたが、他の女の人を勘違いさせちゃうかもってこと
 枯れるまで面倒を見るなんて、"魅力がなくなるまで見ていてくれる"みたいにとれるじゃない?」
「棘があるなんて。私はただお花が好きなだけの可憐な女なのに」

そうだろうか。冗談めかして揶揄うように微笑んでいた。
作業が終わった様子のあなたに「お疲れ様」と声を掛けて。

「あら残念。この間海沿いに素敵なバーを見つけたのよ。
 また今度、ドライブついでに疲れを癒しに行きましょうね」

そろそろ日も傾いて、過ごしやすい気候になるだろう。歩いていくにはちょうど良いくらいだ。
軽い足取りで、あなたの横に並んで歩いていく。
(-425) 2023/09/09(Sat) 15:55:58

【秘】 陽光の元で ニーノ → Chiavica テオドロ

「オレの顔見て帰りたくなったってコト……!?」


ガーン……!


言葉を受け取りショックを受けて悲しそうに眉を下げるのは、まあ束の間のことだ。
感情の起伏がそこそこ激しいのは貴方も知っての通り、立ち直りが早いのも同様に。

「う〜……もし浪費させちゃったらオレ、何かちゃんと返すんで……、
……あ、だからそう、早く聞かなくちゃ、えっと、


「その、テオせんぱい今日花屋の前に居たじゃないですか!
 ニコロせんぱいと一緒だったから声かけなかったんですけど……
 何か新しい種買ったんですか?秋になるから新作?」

花について教えてもらえるようになったのは春頃のこと。
まだ四季一周を経験していないから、秋の用意はどんなのだろうとわくわくして気になっていたらしい。ちょっときらきらになった瞳が向けられている。
(-426) 2023/09/09(Sat) 15:59:16

【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ

「おかしい、と言えるほど中身のない証言ではない、か。
 物好きでいて時間も費やして、であるならば理解から遠かろうと、感情に対し自然とは言える」

つい仕事じみた物言いになり、未だに目を逸らしている。
世話をするにおいて、植物は自分に何も返してこない点で最も優れているのだ。それに比べて動物は、人間は。
花というのは結局物の例え。恐ろしいほど可憐だから直視できない。

「良い影響は得られてるのでしょう。
 義務でなく、心を満たす行いの自覚はありますから。
 だから今は、趣味一つやっていられたらそれで満足です」

「ああ、そういう……貴方以外にはそうそう言いませんよ。
 ……や待て、それこそ勘違いされてしまう。枯れるまでというのは俺から言える最大限の賛辞ではありますが、必要以上に重く受け取らないだろうとも踏んだので」

価値の話をしてるだけであって、まるで色ボケたと思われたらたまったものではないから。
言う相手は選んでいるつもりだ。相手は勘違いのないように取りなす気遣いと計らいに長けたレディであると。棘があると疑ってないが。

「時間が合えば──そんなこと言ったら、
 きっと合わせに来ますね、あなたは」

提案には少し悩み、しばらく歩いてから観念したように声を上げた。
(-428) 2023/09/09(Sat) 16:57:53

【秘】 Chiavica テオドロ → 陽光の元で ニーノ

「いりませんよ、あなたが出せる物なんか知れてます。
 ……ああ、あの時の。大した買い物じゃないんですが」

また少し不機嫌そうな声色が滲んで、
けれどそれは相手に起因する物ではないから、
何とか胸の内に抑えて、いつも通りの無関心さを作る。

「まずはスイートピーpisello odorosoは植えようかなと。
 それと花ではないですがルッコラの種を買いましてね。
 上手くできたらサラダにでもしてくれます」

あからさまに季節の花に期待している様子だったから、
別途で購入していた種の名を述べつつ、きちんとあの時買った物のことも言う。こんなところで嘘をついても仕方ない。

今年の春から今に至るまで菜園に触れたことはなかったが、
長く植物を手掛けてるのだから一度や二度手を出していたりはする。恥じるべきこともあるまい。

「秋の花の鉢も幾つか店に出るようになりましたから、
 手っ取り早いインテリアとしてならそっちを買ってください。
 多少は……来たる冬の寒気にも負けないでしょうしね」

どのみち手入れすることにはなるのだから。
種が欲しいと言われてはそれだけ教えるものも増えそうだし。
(-430) 2023/09/09(Sat) 17:12:06

【秘】 陽光の元で ニーノ → Chiavica テオドロ

「す、すごく悔しい感じがするけれど何も言い返せない……」


知れてます、の言葉にぐっと拳を握って堪えた、何かを。
にしてもよくない質問だったかなと声色に滲む色を読み取っては内心首を傾ぐ。
だがこういう不安も大概は杞憂であることが多いとここ数か月の経験上、すぐに焦るようなことはせずに。

「へえ、スイートピーに……
ルッコラ!

 テオせんぱい、花だけじゃなくて野菜も育てられるんですね。
 すげ〜、自分が育てた野菜で作るサラダ美味そう……!」

ルッコラを選んだときの貴方の心情を知る由もない男は、素直に"花だけじゃないんだな……!"と瞳の輝きを強くしていた。尊敬のまなざし。
鉢も出ているよ情報に関してはふんふんと頷いていたものの。

「え〜っと、ちなみに……
 ……種から育てるのは難しいですか?」

今度はこてんと実際に首を傾いで問いを形にする。
此処から続く言葉は大抵予想が付くことだろう。
──『オレでもできますか?教えて欲しいです!』の、いつもの流れだ。
(-442) 2023/09/09(Sat) 19:58:34

【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ

「そうでしょう?これで、今から私の感情を否定することは出来なくなっちゃったわね」

論理を並べ立てて語っているのを聞きながら、見られていないのを良いことに悪戯っぽく歯を見せて笑う。
初めて会った時よりもずっと、「ああ言えばこう言う」を見せるようになった女にあなたは手をを焼かされているかもしれない。
こっちを見ろと主張する花は、あなたの期待する植物の姿ではない。それそのものとは全く別のものだ。

「ふ、ふふ…っ!」
「ああ、信用されてるみたいでよかった!
 もちろん、あなたの言葉をそのままそっくり受け取るほど単純じゃないし」
「そういう事をしれっと言えるようなら、もっと上手くやれると思っているもの」

少なくとも、先ほどの問答をしている間は"そういった意味"で口にすることはないのだろうし。
愛だの恋だのに現を抜かすような人間には見えていない。

「賛辞であるというなら、ありがたく受け取っておくけどね」

「ふふ、分かってるじゃない」
「嫌だなんて言わないでしょ?あなただって」

分かりきっていた反応にまたおかしそうに笑う。
お互い忙しくならないといいわね、なんて話していれば。
カフェも視界に入るほど近くになって。夕刻頃になれば、客足も落ち着いているだろうか。
(-467) 2023/09/10(Sun) 1:32:47

【人】 Chiavica テオドロ


「……別にああしろこうしろとは思わないし、
 私情を挟んでしまうことの是非は置いといて……

 私が一部の上の人間に圧力をかけられるのすらまだいいとして、
 じゃあ我々はあの間のことを議事録に一体どう書いたらいいんですかね」

前時代回帰のルネサンスが警察署の流行りとかですか?
要らぬ苦労を負わされることより、道理の通らないそれら全てに怒りを覚え、不機嫌そうに荒れている会議終わりの警部補。

「はあ……ただ愚図なだけならば可愛げがあるんですが」

会議後のフォローアップだって上に回してほしいくらいだ。
文句を垂れながら任された仕事くらいはやってやるのだが。

#警察署
(115) 2023/09/10(Sun) 5:03:46

【秘】 Chiavica テオドロ → 陽光の元で ニーノ

「難しいとは言いません。
 寧ろ先の二つは初心者向きとさえ言えるでしょう」

視線にはばつが悪く目を逸らしつつ、
相手の言葉からその続きを見透かして、
口を開く前にこちらから続けざまに話をしていく。

「寒さに強く、そのおかげでこの時期から育てられるため、
 水やりの頻度は少なくていいし、虫や病も沸きづらい。
 ルッコラに至っては一か月二か月でもう食べられるでしょうね」

ここで一段落、ではなく。

「ただ、一から物を育てる以上は、
 覚えるべきことはそれなりにあります。
 漠然と水をやり、肥料を与えるだけでは良い物は育たない」

畳みかけて、反対のネガティブなイメージも並べ立てていって。

「土の整理に種蒔き、追肥……それなりに面倒くさいですよ。
 それでも投げ出さないと約束できるなら勝手に学びなさい」

言葉には嘘をつかず。それでいて相手を遠ざけるようなものを選んで。乗り越えてまだ関わりに来るなら向き合ってやる。
傲慢ながらも、男なりの人付き合いの形であった。
(-476) 2023/09/10(Sun) 6:37:26

【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ

「今は、の話ですがね。
 理屈は通るのに根っこの所で奇妙だから、
 人の心というものは俺の手に負えないものなんです」

単に含みなく笑われる度に居たたまれない気持ちが湧いてくる。
むしろ向こうも分かりやすいくらいに打算的でいてくれたらよかったのだが、こう思うのすら最早失礼なんだろうな。

「こちらこそよかったですよ。
 勘違いされるのはたまったもんじゃありません」

「……何より申し訳ないですからね。返せる保証はないのに、
 比重ばかりがズレて……きっと傷つけてしまうんですから。
 知らないうちに恨まれでもしたらその時は遠慮なく喧嘩しますが」

決して人の想いなんかに対し誠実ではいられないのだから、鈍感でもいてはいけない。
必要な労力とも言える。現実を見据え続けるならば。

「何処かのタイミングで嫌と言えていたら、
 我々の関係もこうはなっていなかったでしょうね」

相性が良いなどとは断じて認めないが。
扉を開け放ち「Prima le signore」の一言と浅い一礼で、先の入店を促した。
(-484) 2023/09/10(Sun) 8:41:51

【人】 Chiavica テオドロ

>>119 エルヴィーノ

Gra─zieどーも

心配に及ばず、一声かけられたおかげで難なく受け止める。
そのまま開けてはしまわずに、一度手で弄んで。

「過激な奴と一口に言うならどこにでもいるでしょうが、
 お偉いさんだからそれを隠さずに済んでいるという訳。

 考えてもみてくださいよ。私が偉い立場になったら、」

タブを指で引っ掛けて、ガシュだの力強い音が鳴る。

「まずはそういう輩どもから検祭りに挙げてくれてます。
 正義などではなくただ此方の鬱憤晴らしの為に」

過激さでは負けていない。そう示した。

「……気の毒という言葉には及びませんが。
 わざわざ率先して引き受けてやってるんですから、
 それに見合うだけの下働きがあればそれで」

#警察署
(123) 2023/09/10(Sun) 9:58:17

【人】 Chiavica テオドロ

>>120 ニコロ

「どうせならドルチェもついていたら良かったんですが、
 そこまで欲しがるのは酷というものですかね?」

会議で疲れている者の筆頭として、
我儘の一つや二つも言いたくなるものではあった。

「ポルチーニ……boscaiolaようなものか。ではチーズクリームピザを貰っておこうかな。

 ついでに飲み物の買い物にも付き合ってくれると、
 あなたの弟分は嬉しく思いますが如何でしょう」

袋に入れてしまえば園芸品は対した重荷じゃないし。

弟分という言葉をどこかわざとらしく使うものの、
これでも懐いていることを示してはいた。
(124) 2023/09/10(Sun) 10:37:02

【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ

「理屈だけじゃないっていうのが、人間の面白いところでもあるけど……
 私は、人間のそういうところを好ましいって思うし」
「あなたが手に負えないなんて思うのは……結局のところ、理解が出来ないからなのかしら?
 それとも、理解出来ても対応に苦労するから、なのかしらね」

はたまた他の要因なのか。
あなたの横顔を見ながら、これもまた単純に興味本位で尋ねている。
自分とは違う考えを知りたいという、ただそれだけの理由。
だから、あなたがこれに答える義務はない。

「恨まれる……ってことよりも、"傷付いてもいいから傍にいたい"なんて言われた時のことを気にした方がいいんじゃない?」
「あなたみたいな人には、そういった子の方がよっぽど近付いてきそう。
 申し訳ないからってきちんと断るんだろうなとは思うけどね」

無垢で一途で、純粋な架空の女の子を思い浮かべている。
他人ごとだと思って適当なことを言っているようにも見えるかもしれない。

「テオを自分のものにしようと思うなら、口先じゃどうにもならないだろうし。
 有無を言わさず抱き込んでしまった方がよっぽど効きそうよね」

これは、本当に適当なことを言っている。


「やだ、そう言われてた可能性があったなんて思いたくないわ」
「でもそうね、それなら今までのテオに感謝しなくっちゃ」

何だかんだ、そう言わなかっただけの積み重ねが出来たことを嬉しく思って。
一礼をするあなたに、「Grazie」と、わざとらしく上品に微笑んでみせる。
足を踏み入れれば、挽きたての珈琲の香りが鼻をくすぐった。
(-492) 2023/09/10(Sun) 10:40:03

【秘】 陽光の元で ニーノ → Chiavica テオドロ


"難しいとは言いません"

その一言を聞けば『じゃあ』とすぐに声が出てしまいそうだったが、貴方の言葉がまだ続いていくと理解すれば噤んだ。
初心者向きの理由の後に並ぶ、正反対のネガティブイメージ。
耳にする作業は何も経験してなかった頃よりも大変だと分かる、伴った経験から得ている実感。
だから面倒くさそうに思いません、なんて取り繕いの即答はしなかった。
それでも遠ざけるようにして選ばれた言葉たちは、下手に好印象となるイメージを並べ立てるよりずっと、"誠実"なものに思えたから。

「──はい!約束します!
 大変でも投げ出さない、から!
 ……勝手に学ばせてください、また」

「オレ、好きだなって思って、花の世話をするの。
 大変でうまくいかないこともあるけれど、愛情を注ぐのって大変なんだなってわかるし。
 それにテオせんぱいの、仕事で接するだけじゃわからない一面も見えるし」

「だから……秋にも楽しみできたって思ったらうれしいです!
 あ、今度種とか土とか買いに行くの、ついてきてもらってもいいですか?」

オレ一人じゃ変なの選んだりしそうだから、と。
遠ざけられた距離をえいと乗り越えてきた男は、その先でおねだりも追加していた。
(-493) 2023/09/10(Sun) 11:10:15

【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ

「……別に世の中の全てが理解できるとは思ってません。
 ただ俺は───不確定要素のある人との関わりは、あまり増やしたくないだけ」

相手に裏切られること。それ以上に自分が裏切ってしまうこと。それが起き得ないように気を張り巡らせる必要があって。これは何かに対する恐れとすら言えるのかもしれない。
低い場所を見て呟く横顔は薄く笑みを浮かべてはいるものの、嫌味たらしいというよりかは酷く自嘲的なものだった。

「本当に!いっそ恨んでほしいんですがね!
 ……百歩譲って、能力や性質に惹かれたとしましょう。
 けれどそれは前者ならビジネスパートナーである方がいいし、
 後者は───反りが合わないよりよっぽどろくでもない相性です」

半端に救われたくはない。
自分の歪みが肯定されるほど脆い救いの手もない。
そして己はもうその手のひらの上では生きていけない。それだけ。

「幸せにはなりません。誰も。
 テオドロひとりならどうでもいいが、哀れな女は一人でも少ない方が良い」

「───喚き散らしますよ。大の男が、床の上で」

今のところ最も可能性が高そうな方法を言われて寒気が走る。


「感謝するくらいなら相応の報いは欲しいんですが。
 ええ、それらの可能性を掴めなかったのは明白な俺の落ち度です」

己の甘さが見えてくるたびに、反発するかのように棘のある言葉が出る。音の鳴らないよう戸を閉じた店内では流石に抑えはするけども。

「うんと苦いエスプレッソでも飲みたい気分ですね、もう……」
(-517) 2023/09/10(Sun) 16:26:57

【人】 Chiavica テオドロ

>>127 ニコロ

「背負う……背負い込む、か。
 良いですか。誰かがやりたいって言うんだったら、
 俺は喜んで業務の一つ二つ寄こしてやるってんです」

ただ能力も意欲も持ち合わせた者は少ないものだから。
効率や──幸福指数の総量を考えれば己が呑み込めばいい。より上に預けるというのは流石に礼儀がなってないと分かるし。

「あともう一つ。……あんたの知っての通り、
 俺はこれでも自己主張が強いタイプじゃないですが」
「手を焼かせず、困らせるのは結構好きですよ」

本当に甘味が欲しかったわけではないが、それを聞き入れてもらったら溜飲が下がるというもの。
ピザをひと齧りして、広がる秋の風味に悪くないと頷く。

「本当はビールでも飲みたいですが……
 オレンジジュース辺りで勘弁してやりましょう。
 きっとコーヒーゼリーかティラミス等が合いますね」

濃厚なチーズにはさっぱりしたものが合うだろう。
兄貴分にちょっかいをかけつつ適当に食に想いを巡らせるのは、それなりに息抜きになって悪くない気持ちだった。

#商店街
(135) 2023/09/10(Sun) 16:47:31

【秘】 Chiavica テオドロ → 陽光の元で ニーノ

「はい。あなたが勝手に学ぶんです。……ただ、やり遂げることを約束するところくらいは評価してあげますよ。
 それが口だけでないことは知りましたからね」

面倒なものをある程度飲める相手だから、
学ばせる程度ならば煙たがりもしないでやろう、という形。

「思う儘にはいかないですが、うまく伝わればそれだけ成果で返してくれる。
 それが好ましく思えるのは向いている証拠でもありますね。──……それは教えたくて教えてるわけでないことを肝に銘じるように」

「ああ?はあ……予定は合わせませんが、空いてたら別に。
 どうしても行けなければ写真かメモは用意してやります」

そして一度面倒を見ると決めたら、それなりに律儀なのだ。
植物に対する姿勢と共通している。性分ともいえる。
(-519) 2023/09/10(Sun) 17:08:45

【人】 Chiavica テオドロ

>>140 ヴィンセンツィオ

「季節は、秋からの方がお好きだったりしますか?」

同じくそれなりに忙しない業務らをやり過ごして、
仕事場で顔を合わせるより幾分か険の抜けた男は、その印象と似た伸び伸びとした声で伺いを立てる。

折角の暇な時間を邪魔してしまうのも申し訳なく思って、すぐにでも別れられるように距離を保ってはいたが。

「印象、あるいは偏見の話ですが、そう見えたもので。
 厳粛且つ、どこか風情のある空気感が似合うと」

知らない一面は誰にだってあるのだろうが、春や夏の陽気に心動いている様子はあまり思い浮かばなかったものだから。不愉快に思われないといいが。

#街中
(145) 2023/09/10(Sun) 20:00:35

【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ

「……うん、それなら分かりやすいわ。ありがと、テオの考えがまた少し理解出来た気がする」
「もしね、本当に自分ではどうしようもないと思ったなら。
 その時は周りに押し付けちゃってもいいと思うの、あなたには信頼できる人がいないわけじゃないんだから」

自嘲的なそれに、眉を下げる。いつか抱え込んで潰れてしまいそうだと思ったから。
苦しい原因の何もかもを切り捨ててしまうことが出来る人じゃないと。
自分でなくても、押し付けて逃げる先があればいいと思うのだ。

「じゃあ恨みを買うような振る舞いをしないといけないわね。
 優しさを見せたら最後、絶対に付け込まれると思った方がいいわ。恨んでほしいと思うならね」

自分は目の前の彼の性質に惹かれている。
魅せられてここにいるから、否定はしたくなくって。

「他人想いなのね。哀れな女は幸せじゃなくたってあなたの傍にいたいと思うかもしれないわよ?
 自分だけが幸せじゃなくてもいいなんて考えはね。
 少なくとも、私なら一蹴して抱き締めて離さないわ。一緒に不幸になってやるってね」

極論。幸せになる道があるなら最初から捨てたりはしないだろうし、あなたの言葉の真意を全て理解して話しているわけではないから。ある意味で理想論なのだろう。

ぷっ、あはは!
それ、すっごく見てみたいわ!
 そんな姿、一生かかったって見れないでしょうね!」

心の底からおかしそうに笑う。駄々をこねるあなたの姿、忘れられないだろうな。

「蔓を巻きつける花だってあるのよ。傍に寄せたが最後、絡めとられてしまうこともあるのよ」

勉強になったかしら?なんて。奥まった席に向かいながら、無邪気ないたずらっ子のようににまにまと笑みを浮かべてみせている。
その姿でまた、苦い顔を浮かべさせてしまうかもしれないな。
(-530) 2023/09/10(Sun) 20:06:20

【秘】 陽光の元で ニーノ → Chiavica テオドロ


あ、今褒めてもらえた……?
ちょっと褒めてもらえたかも……!?


評価してくれるらしい発言を聞けばそんな風に考えて心が浮足立つ。
表情にもまあまあ現れてしまっているが。

「へへ……向いていたらいいなって、思います!
 ので、テオせんぱいにそう言ってもらえて嬉しいです」

教えたくて教えているわけではない、は、わかっているのかいないのか、一応笑顔で頷いてはいたが。
そしてやっぱりこうなると面倒見がよいのだよな、とは数か月過ごして理解できたことのもうひとつ。

「オレが予定合わせにいくんでだいじょうぶです!
 じゃあまたその内に……楽しみにしてますね!
 喋る時間くださって、ありがとーございました!」

浪費になってないかな、なってたらまたごめんなさいをしよう。渡せるものは知れてるし……。
ひとまず話したいことを話し終えた一番弟子は満足気、引き留められたりしなければそのまま「じゃあ本日もお疲れさまでした!」と伝え、貴方のデスクを離れていくことだろう。
(-533) 2023/09/10(Sun) 21:20:23

【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ

「生き方って簡単に変わるものじゃないんですよ。
 それが最善だと信じているものを、今更曲げるのは猶更」

失望されてはならない。失敗してはならない。
能力を示すことしか取り柄がないのだから、止まることはできない。親しい人は皆価値を持つが頼りないから、苦役を代わってやらなければ。

「共に不幸になることをよしとできるなら……それもいいんでしょうね。でもやはり、それは俺を好いた人の自分勝手な、自己満足でしかありません。
 傷つけるのすら許容してしまったら──まず俺が壊れます」

女を不幸にする男に価値はないから、背負ったならば応えたい。
けれど、自分にしかやれないのに、できない≠ニいうことを───もしもう一度認識してしまったら、とてもじゃないが今度こそ折れてしまう。そんな気がする。
これだけ足掻いてまだ少年のころから何も変わっていなかったら、最早生きていて何の価値がある。

根は本当に、ひとときの個人の利益より、常に全体の最善を進んで選び取るような男だ。自己犠牲を持っているというより、下手に自分を擲つのが最も効率的だったから、今も皆の幸福に還元されていくと信じて疑っていないだけの。
その歪みは幼少期から劇的に進み、生半可な言葉では正せないところまで来てしまっていた。

「……結果的に、俺を力尽くで捕まえて、
 何しようと勝手に喜んでるような女ならばマシそうに思えるのは……勘弁してほしいな。一生の頼みで見逃してもらいたい」

相手がそうという訳ではないが、困ったような視線が向く。
目の前にいるのが幼馴染でもなければなるべく完璧な姿でいたいのに、こうして弱みを見せてしまっているのは、良い傾向なんだかどうなんだか。
(-545) 2023/09/11(Mon) 8:46:35

【人】 Chiavica テオドロ

>>155 エルヴィーノ

「おや、私が早死にしたら清々しませんか?
 ……やれる仕事をやっているだけであって、そのやれること≠ェ増えてくれれば上々。出世に求めるものと言えばそれくらいですから」

同期達がとっとと出世してくれていたら私の仕事ももっと楽だったかもしれませんね。
そんな嫌味を付け足しておくのも忘れずに───とはいえ、言葉の節々で触れている通り、昔から大抵の物事は自分でこなして、押し付けたりするどころか態度はともかくとして手伝いを申し出ることさえあったのだが。

「各々が各々の望むポストに収まってたらいいでしょう。
 勿論、能力と向上心に見合うなら、ですが……

 だから現に私はあなたの仕事には口出ししてませんし。
 それよかよっぽど見るに堪えない生活がありますからね」

単純な寿命によるお迎え、という点ならばそっちのがよっぽどではないんじゃなかろうか。
コーヒーを傾けては、わざとらしく肩を竦めていた。

#警察署
(167) 2023/09/11(Mon) 9:08:06

【秘】 pasticciona アリーチェ → Chiavica テオドロ

/*
こんばんは!お世話になっております。
幼少時に誘拐された件ですが、ヴィンセンツィオさんが誘拐した側のグループの立場で立候補して下さったので、誘拐側の設定が増えましたためにこうして連絡させていただきました。

以下、箇条書き(一部頂いた秘話を引用)になります。

・27歳の時からぽつぽつと誘拐に関与するようになった
・動機はどうあれグループの理由は臓器売買で相違ない
・ノッテとは一切関係のない小さな犯罪グループを手引していた
・ヴィンセンツィオさんは実行犯ではなく手引する側の立場
・下っ端の教育や追跡されないルートの確保も出来ていないような段階の犯行
・当時手口が杜撰で三下のやり口だったというのも遠慮せず書いて大丈夫

と言う感じで共有させて頂けたらと思います。
連絡になりますので特に何か質問などなければこちらにご返信は不要です。よろしくお願いします〜!
(-548) 2023/09/11(Mon) 9:21:57

【人】 Chiavica テオドロ

>>152 ニコロ

「書類仕事に関しては最も期待してません。
 寧ろ振ってもらえると思いあがらないでください」

自分だけじゃないにしろ、誰が手伝ってると思ってるんですか。そんな意図が呆れたような声に滲む。

「割り振りも仕事のうちの一つですから、
 決して怠らないようにはしますがね。

 大抵は俺がやってしまった方が早いので……
 ……ああでも、人と接するような仕事は任せますよ。どう考えても俺には向いていないものなので」

社交性に溢れている性分でないのは明らかなので、
それは大義名分として扱える。数少ない隙ではあった。

「へえ。あんたに実現不可能なことを遠慮して言っておらず、真の形態を隠し持っているとしても?」

一度向くのは、冗談とも本気ともとりづらい薄い笑み。
それはすぐ解かれて、いつもの嫌味のある笑顔に変わるが。

「なんて。こういうのはガチで困らせないから、
 愛嬌がある程度に留まるんでしょう。
 俺は、あんたより手のかからない男なんでね」

#商店街
(168) 2023/09/11(Mon) 9:23:16

【独】 Chiavica テオドロ

/*
なんかすげえ設定きたな……(大喜び)
(-549) 2023/09/11(Mon) 9:23:55

【人】 Chiavica テオドロ

>>165 ヴィンセンツィオ

そのまま進み。ふと歩調を合わされていることに気づけば、遠慮を捨てて並んで歩き始める。

「景色も見せる顔を変え始める頃。そこに付加する出来事があれば感じるものもひとしお、ですか」

風を、視線を追いかけて向けた目は、近場に咲く花を愛でるのに適しているもので、何か特別なことを思うには至らなかったが。にしたって風流だなくらいは思う。

「御冗談を。慕うことはあれど、
 まさか悪い印象を抱くようなことはありませんよ。
 これから帰るところです。一度商店街に寄りますが」

園芸用土を切らしていたのを思い出して、と語る。
警察署から離れる時は、なるべく疲れや義務感を残さないように。普段から物事を切り分けようとする男ではあるが、今日はいつにも増して気分が軽いようであった。

#街中
(170) 2023/09/11(Mon) 10:36:22

【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ

「そうね」
「私が思う、楽になれそうな方法を挙げてみただけ。頭の片隅にでも置いてくれたらそれでいいの」

行き詰まって、途方に暮れた時の一つの選択肢になればいい。
何より能力のない自分に、あなたにとって最善の答えが出せるわけではない。ただ、あなたが苦しむようなことがあるなら少しでも軽くできたら良いと思うだけ。

「難儀ね」
「ううん、ちょっと私が軽い気持ちで言ったのも良くなかったわ。あなたにとってはそれだけ重たいことだったのよね」

過去に何かあったのだろうか、と思うけれど。まだそれを聞くには踏み込みすぎるだろうかと、迷った末に口を噤んだ。
折れてしまってもいいよと言うのは、それこそ自己満足に過ぎないのだし。
根幹が崩れてしまえば、何が起こるかもわからない。

ただ、自分を擲って周りの幸福に変える。その考え方一点においては、境遇が違っても理解できるものだ。整備されていないスラムで、小さな子供達を守るためならなんでも出来た。そんな時期も確かにあったのだ。貴方には話せてもいないことだから、伝わらないことだけど。

「……何もなければそんなことしないわよ。
ただ、譲れない理由が出来たなら…一生の頼みよりも、自分の感情を優先してしまうこともあるかもしれないけど」

カフェオレとパンケーキを頼んで、うーんと少しばかり悩んだのちそう答える。あくまで一般論、そんな顔で。

それにしても、あなたが自分に弱みを見せてくれるのは何故なんだろうな。嬉しいことではあるけれど。
(-554) 2023/09/11(Mon) 15:16:08

【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ

「それを言うなら、曲がりなりにもデートだというのに、
 こんな話題を止めなかった俺にも一定の非がありますよ。……でも、そうですね」

「救いがあるとするなら、あなたはそんな気持ちで口を開けるくらい、あまり嫌がらずに聞いてくれた。俺の失態ではないと思わせてくれる───だからあまり気に病まないで」

結局のところ、一口に語ってしまえば女を曇らせる趣味が全く無いわけであるからして。育ってきた環境による人生観が違っていても、踏み込み切れず真に寄り添えることが少なかったとしても、相手を尊重する気持ちは変わらないのだろう。

「案外、耐えられないほど苦しいと思ったら、
 なりふり構わず重荷を投げ捨てているかもしれませんしね。
 その時は喜んでフィオレさんの所為にするとしましょう」

皮肉や軽口を、反対にある程度の受容として扱う。少々珍しい言いぐさであった。
言葉は決してこの男を変えることはなかっただろうが、その事象とは別に、積み重なるある程度の信頼というものはあって。つい口が滑るのもそういう理由、という言い聞かせを当人が行っている。

「目下で俺が考えるべきことは、
 迂闊に理由を作らないように動くことだけですね……

 恨みを買う振る舞いというのも難しいものだ。
 俺はこんなにも難儀な人間であるというのに、ね」

つり合いでも取るかのように、更に遠ざけるような言葉は吐くのだが。宣言通り濃いエスプレッソを頼んでは、翻弄されて疲れ切った顔。
(-562) 2023/09/11(Mon) 17:46:01

【人】 Chiavica テオドロ

>>178 ヴィンセンツィオ

「毎年来るから、その都度楽しめる人の方が豊かに生きられる、という訳ではありませんか。
 ……花を通せば季節は大体感じられると思っていましたが、
 俺は少々、植物以外には無頓着すぎる気がしますし……」

季節に不随する思い出、無いな。対して思い出そうともしていないが、あまりにも記憶の比重が偏ってることくらいはすぐに分かった。

「それもまた……嬉しいですが買い被りすぎですよ。
 ええ、季節が変わる、ということは、
 種蒔き時期でもあるということに他なりませんから。
 
 育てたいものがあり、それに適した土があり……
 それがつい最近思いついたものだと、
 事前から備えておくというのもどうにも難しくて」

今はまだ、向かう先までも合わされたことには気づかない。
気づいたところで一枚上手を行かれた、と感じる程度でやっぱり気まずく思ったりなどはしない。

#街中
(182) 2023/09/11(Mon) 18:47:06

【人】 Chiavica テオドロ

>>173 ニコロ

「あーあ、面白くない。
 やっぱり少しは無理難題を言おうかな」

そうは簡単にできないことも見透かされていそうで、本当に癪である。ハッキリ言って感謝こそしてはいれど、そんな何でも吞み込めてしまいそうな面構えが面白くないのだ。

俺にとってはずっと何から何まで憧れの兄貴では居てくれやしなかったくせに。独り相撲とさえ言えよう。

「アリーチェも、或いは他の同僚の十分手がかかるから、
 あんただけの特技なんかじゃありませんよ。下の方向に競うのも大概にしてください、ガチョウの脳でも持ちたいんですか?」

軽口に対する皮肉の応酬。少し歪みはしつつも、未だ親愛の形として留まっている、情の形だ。

「……ピザが冷める前にはとっとと行きますよ。
 迷わないでくださいね。道のナビゲートは専門外ですから」

#商店街
(184) 2023/09/11(Mon) 19:03:50