人狼物語 三日月国


99 【身内】不平等倫理のグレイコード【R18G】

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視点:


【秘】 宣教用 ルツ → ■■■ アタナシアス

「……アナ?」

身動ぐのを見ると、すぐさま近寄って。
定位置になった椅子に腰掛け、あなたの顔を覗き込む。
肩を軽く揺らして、その反応を待った。
(-2) 2021/10/10(Sun) 22:25:13

【秘】 宣教用 ルツ → 忘却の金糸雀 リヤ

「良い子だ、リヤ。そして信じていい。
 私達はきっと、皆が幸福を手に入れるから」

傷一つ無いその手も、古傷を重ねたこの手も。
どちらも違う"きれい"を持っている。

「ああ、君を攫いに行く。約束だとも。
 君が教会に来るのなら…アメにも話をしてみようか。
 家族は多い方が楽しい。そうだろう?」

あの子守用グレイなら、
きっと快諾してくれるだろうという予感があった。
泣き止むまで、リヤを離さなかっただろう。

それから二人はユーと話して、塔を下って。
皆で夕飯を食べに帰った。
(-4) 2021/10/10(Sun) 22:34:19

【秘】 宣教用 ルツ → あなたのもとへ アタナシアス

「おはよう、アナ。
 やっとお目覚めだ。よく眠れたか?」

こちらも、ほっとしたような表情で微笑む。
ずっと、眠るあなたに色々な事を語って聞かせたけれど
一体何処までを覚えているかわからなくて。
どこから伝えたものか、と困り笑顔を浮かべていた。
(-6) 2021/10/10(Sun) 23:00:27

【秘】 宣教用 ルツ → あなたのもとへ アタナシアス

「君との約束だ、忘れるわけがない」

掲げられたロザリオを見て、はにかむ。

「……ああ、なんだ。
 改めて思い出すと照れくさいな」

「ずっと、眠っている君に話していたから、
 直接答えは聞いていなかったな。
 ……受け取ってくれるか?アナ」

もう一度、銀と黒水晶でできた50と9本の花束を示して。
(-19) 2021/10/10(Sun) 23:44:59

【秘】 宣教用 ルツ → あなたとともに アタナシアス

「……此方こそ。私も君が大好きだ。
 今までで一番、綺麗な笑顔を見せてくれたな」

それがとっても嬉しくて、
思わずあなたをぎゅうっと抱き寄せた。
眠るあなたを控えめに撫でたりはしていたけれど、
抱き締めるのは初めてだ。
浮かれているのは、きっと自分も同じ。

「これからはずっと、共に教会で過ごそう。
 君が心置きなく歌える場所も用意する」

にこにこしながら、"これから"のことをたくさん思い描く。
(-24) 2021/10/11(Mon) 13:20:32

【秘】 宣教用 ルツ → あなたとともに アタナシアス

「……ああ、よかった。
 目覚めたときも、君に覚えていてもらえて」

例え忘れていたって、また変わらず名を伝えたけれど。
何度も呼ばれる名前に、ひとつひとつ、頷いて返す。
そうしていたら、綻び始める手先が見えた。

嫌な予感が頭を過ったが、すぐに消し去り、
そっと、あなたの手を包む。
(-42) 2021/10/12(Tue) 23:17:16

【秘】 宣教用 ルツ → あなたとともに アタナシアス

「君の行いは確かに大事にされかねんことだが……
 今まで君が晒されてきた環境の影響を訴えれば、
 廃棄処分を免れることも難しくはない筈だ」

ここまで追い詰められなければ、
監察官に凶刃を振るうこともなかっただろうと。

「私も、君に手酷くした人々を黙って見過ごすつもりはない。
 司教らを説得して、然るべき対応を求める」

一歩も譲らないぞ、と言わんばかりに口元を引き結んで。
少ししてから、ふっと肩の力を抜く。

「……しかし過ちを無かったことにはできないのも事実だ。
 清算は、必要だろうな。
 罪を認め、祈り、行いを改めること。
 それが赦しに繋がる。だから、私も君の為に祈ろう」

あなたの未来が明るいものであるように。
(-43) 2021/10/12(Tue) 23:17:53