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【人】 1117 闇谷 暁朝。 朝と言っても結構遅めの時間帯。ギリギリ朝。 今日も誰かがハメ撮りの刑に処されている。 しれっと朝風呂上がりの濡れた髪を タオルで拭いながら食堂に来れば、 やけにゆっくりとした動作で食べ物を物色し始めた……。 柿の葉寿司food (2) 2021/09/17(Fri) 22:45:50 |
闇谷 暁は、分からない…… (a10) 2021/09/18(Sat) 2:30:36 |
【人】 1117 闇谷 暁さて、ルームメイトが食堂に居ない件。 「…………………。 ……起きたら来ると思うんだが、 あの、かなり、アレ、ほら、 元々こう、疲れとか溜まってたんじゃないだろうか……。 俺は全く悪くないと思う ……………………………。」自分で自分を擁護しつつ ゆっっくりと椅子に腰掛けて 先程手に入れたサンドイッチやおやつを机に広げた。 ここまで辿り着いた時に捧げる供物のつもりだ。 (32) 2021/09/18(Sat) 2:53:15 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁吐息となった 好き は届かない。形になる日はくるのだろうか。 「……っ、暁。お前、は、抱くのと抱かれるの、どっちがいい……? 俺は、お前に……合わせる、から……遠慮は、しなくていい……」 瞳の水面はますます揺れ始め、息は次第に上がり始める。熱にでもうなされているような浮遊感に飲まれながらも、貴方の衣服へ手をかけようとするだろう。 もし断られるようであれば、先に自分の服から脱ぎ始める。 シャツを脱ぎ去り、ベルトを抜き取って、ズボンから足を引き抜く。盛られていたお菓子のせいだろうか、下着に覆われていた熱が既に緩やかに勃ち上がっていることに気付けるかもしれない。 「……あつい。あか、つき、暁。お前は、だいじょうぶなのか……平気か……?」 乱雑に衣服を周囲に捨てる。本来であればこのような場ですらきちんと服を畳もうとする少年だった。事実、ここに来る前どこかで"準備"をする際も脱いだズボン等をわざわざ畳んで鞄の中にしまった程だ。 それでも、ぐずぐずになり始めながらも瞳はそっと真っ直ぐ貴方に向けられている。 (-39) 2021/09/18(Sat) 4:04:24 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志その手を拒絶する事はない。 貴方が二人分の衣服を解く間 視線は揺れ惑いながらも貴方の身体に向けられて、 下着の中にあった中心──立ち上がり始めた熱に気付くと、 勢いよく顔を逸らした。 「どっち………、」 今の貴戸 高志は、きっと言葉にすれば 何にだって応えてくれるのだろう。 であれば、欲のままに、 ゆるりと首元に縋り付き、耳に言葉を囁く。 「……欲しい、お前が。 きど、………きど、抱いて。」 貴方に当てられてか、 それとも少しは口にしたポップコーンのせいか はたまた、単純に貴方に欲情してか 己自身も熱を持ち、昂り始めていた。 → (-40) 2021/09/18(Sat) 9:46:02 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志───此方まで溶かされそうな眼差し。 こんな時まで自分の心配ばかり。 貴方らしいと言えば、そう。 「熱い……かも、けど、 はは、お前ほどじゃないと思う……」 名前を呼ばれる度にぞわぞわと見知らぬ感覚が襲ってくる。 「な……やりたいように、やって。 気ィ使わなくて良いから、 好きにしてくれよ………」 願わくば、 お前の全てが欲しい。 その本音を 遠慮なく言葉にする事は無いけれど。 (-41) 2021/09/18(Sat) 9:46:59 |
【独】 1117 闇谷 暁恋人陣営と邪気陣営が両立できないと知らず 片想いってソロ恋人陣営なんだなあ……って いやだって片想いのピンクのタブお一人様用じゃんと思って 決闘絆も後追いとかしないから なんかいけるものだと思ってしまい 誰かに確認取るべきだったなあ!? 今あちらにお一人様のリョウくんがいると思うと 大変申し訳ないなと思う……………………… (-43) 2021/09/18(Sat) 10:03:45 |
【独】 1117 闇谷 暁そしてこの独り言も 村終了後には誰かのエッチな秘話の間に挟まっていると思うと 許せねえよなあ…………… 許せねえ 許せねども 許してくれ (-44) 2021/09/18(Sat) 10:04:52 |
【独】 1117 闇谷 暁ピンク色の独り言でもするか 今の俺にはそれが可能なのだが? これは言い訳なのですが 役職希望が開示されるまでは 本当に誰かに恋愛感情を向ける気がなく PLが一人で勝手に貴戸に狂う予定だった訳ですが なんかその時空いてる役職で 頑張って動けそうなのが片想いだったんだよ 難しい役職がいっぱいだよ 許せよ 許してくれよ 許せねえよなあ (-45) 2021/09/18(Sat) 10:09:39 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁ふわふわ。くらくら。 それはまるで空の中で溺れているよう。何もかもが溶けて曖昧になった意識の中で、唯一ちゃんと輪郭を保っているのは相手の声だけ。 貴方の腕が首に回る。貴方の声が耳を擦る。 たったそれだけの事なのに、触れた場所から熱が灯って腹の底へと落ちていく。 「ああ……分かった」 吐息まじりに答えて自分からも身を寄せる。だって地に足をつけることも空を泳ぐことも出来ない蕩けた世界の中で掴まれるのは、貴方しかいないから。 欲しい。 やりたいようにやって。 好きにして。 「あか、つき……あかつき」 拾い上げた言葉が胸を締め上げる。 いっそ苦しいと感じるまでのその感覚がどうしてやってきたのか、熱に侵された頭では考えられないけれど。 一瞬、ほんの一瞬。 泣きたくなるような衝動が生まれて消えた。 「…………ありがとう」 何でも手に入るような、けれど何もかもが縛られた自由な世界で、一番欲しかったものがそれだから。 ▽ (-60) 2021/09/18(Sat) 15:56:13 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁身に纏う最後の一枚を取り払う。昂りが外気に晒されただけで自らの唇からは勝手に吐息がこぼれ落ちてしまうが、そんな事も気にしていられなかった。 貴方よりも少しだけ大きな体が傾いて貴方もろともシーツの海へと沈んでいく。 二人体を重ねてから何かに気づいたのか、熱を帯びたため息をこぼしてから一度上半身だけを起こし、脱ぎ捨てた衣服の山へと腕を突き入れる。 少しして引き抜いた手の中には幾らか中身の減った小瓶が握られていた。潤滑油だ。 それを手に取って、長い指にしっかりと絡めてから再び貴方へ視線を向ける。 「あかつき。……お前とすぐに繋がりたくても、傷つけない、ためには、準備しなくてはいけない。 ……少し、がまんしてくれ」 てらてらと艶めく指を、恐る恐る貴方の下腹部へと伸ばしていく。 鼠蹊部をなぞり、既に兆しを見せる熱の高ぶりを撫でて、更にその下へ。 誰にも触れられたことがないであろう窄まりに触れる。自分のものを弄った時には何の躊躇いもなかったのに、今は少しだけぎこちない。 (-61) 2021/09/18(Sat) 15:56:54 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁(こっちは>>44の時間軸の一瞬のこと) 貴方の向かいに座った直後。 もし貴方がこちらを見ていたのなら、ルームメイトが瞳は伏せたまま唇をかすかに震わせていた事に気付くかもしれない。 「無理をさせてすまなかった。大丈夫か?」 たったそれだけを音もなく紡ぎ、そうしてまた何食わぬ顔で日常へ戻るだろう。 昨日見ていたものは夢だったのかと思うほど、普段と変わりなく涼やかな表情を浮かべて。 (-62) 2021/09/18(Sat) 16:03:32 |
闇谷 暁は、貴戸 高志の方に持ってきた食べ物を全部寄せた。 (a31) 2021/09/18(Sat) 18:08:30 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志( >>44 くらいの時間軸。) 貴方の方に 箱入りの柿の葉寿司(半分ぐらい減ってる)、 ハム野菜サンドにフルーツサンド、 レモネードにカリソンデクスを全部寄せざま、 「俺が頼んだんだから謝るな。 傷まだ残ってたら言えよ。」 小声で囁いた後 べ、と舌を出して そのまま自分の席に戻った。 (-84) 2021/09/18(Sat) 18:08:51 |
【恋】 1117 闇谷 暁↑この文字色結構好き ここはピンク色の独り言窓 文字色ピンクにしたら かなり見辛いね 見づらすぎてキレそうだね おお世界 世界よ 世界〜 私は狂っているのか? (?3) 2021/09/18(Sat) 18:23:10 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁(先に>>44の方返してこれで〆るわね) 少年は何も答えなかった。いつも通りの表情だ。 ただ、 「…………ああ」 短すぎる返事と共に、取ってきていたドーナツを差し出して交換し、席へ戻る貴方を一瞥してから食べ物を摘み始めるのだった。 (-89) 2021/09/18(Sat) 20:15:37 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志貴方が好きだ。 バカ真面目なぐらいに真っ直ぐな眼差しが。 突拍子もない行動にもちゃんと理由がある事が。 誰にでも向ける優しい眼差しが。 自分だけが名前を呼ばれていると気付いた頃には もう恋心を自覚せざるを得なかった。 ………熱い。 蕩けた表情の貴方が、必死に身を寄せる貴方が、 その姿を自分だけに晒して 確かに今、自分の腕の中に居る。 それだけで、良い、と、 手放さぬように、縋る腕に更に力を込めた。 囁くような貴方のWありがとうWが 情欲に溶け始めた脳に、混ざっていく。 真白の世界に、二人で沈む。 貴方の身体が僅か持ち上がって、 邪魔にならないよう、名残惜しそうに一度腕から解放する。 → (-91) 2021/09/18(Sat) 20:52:48 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「なにそれ あっハイ 。」貴方の指にぬらりと絡まる油がやけに卑猥に見えて 今度は視線を逸らすことができなかった。 じいっと見つめていると 次第にそれは己の下腹部へ伸びていき 与えられる緩やかな刺激に瞳を細めた。 「ぅ、ん─── ひッ!? 」数時間前に自分で多少触りはしたその場所に 貴方の指が届けば、目を見開いて 先程よりも強く強く貴方の首元に腕を伸ばす。固く抱き着く。 「っ、………、……、! ……!」 緊張のせいかはっきりとした異物感に 漏れそうな呻き声を抑える為、 何も考えず貴方の肩に噛み付いた。 振り払われなければ、準備が終わるまで 貴方の肩に歯を立て続けるだろう。 (-92) 2021/09/18(Sat) 20:56:13 |
闇谷 暁は、ドーナツが美味しい。 (a33) 2021/09/18(Sat) 21:09:46 |
【秘】 3839 南波 靖史 → 1117 闇谷 暁「恋人関係を否定はしないけど、」 「君か、」 「高志くんか、」 「どちらも一切互いにしか相手にしないで、こんな狂った場は、うまく収まるかな?不安に思わない?一切?」 「覚えないならいいけど、 後悔したくないなら選んでおく方がいい」 「自分が誰かと触れ合うのか」 「彼が誰かと触れ合うのを許すか」 「──個人的に答えが聞きたいから、考えておいてよ。 多分、どっちの答えでも手伝うの、得意だからさ」 (-93) 2021/09/18(Sat) 21:58:05 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 3839 南波 靖史駆け出し貴方を追い掛けて その腕を掴もうとするだろう。 振り解かれたとしても、そのまま言葉を投げ掛ける。 「──そもそも別に、貴戸とは恋人関係じゃない。 ………俺の感情は置いておくとして。 まあ、まずは……答えてやる。今度と言わずにな。 どちらか、と言われれば W自分がW という答えになるが……何故不安を煽る? 手伝うって何だ。お前は何をする気なんだ。 俺は別に、お前に何かしてもらう必要は無いぞ。」 貴方の吐いた言葉の意図を探るように じろりと睨んで貴方を見る。 (-111) 2021/09/19(Sun) 1:35:59 |
【秘】 3839 南波 靖史 → 1117 闇谷 暁別段逃げるつもりもなく、 容易に腕が掴まれ足は止まるだろう。 「みたいだね。『今は』」 恋人関係についての否定に、それだけを返して。しばらくはあなたの返事に耳を澄ませる。 それから最後の言葉にハハ、と思わず軽く笑いが漏れた。 「不安を煽る、そう取れる?事実じゃないかな。今は『ご褒美』とやらで釣ってるけど、もし誰もそれに乗らなくてセックスし出さなかったら?……当然、どうなるかは暁くんだってわかるだろ?」 今回だって、許容範囲なのか、実はギリギリであと数回がなければテコ入れが来る。それすら一切が読めないのだ。ならば、『しない場合のペナルティが来る』。 それはあくまで可能性だが、ないとも言い切れないほどの。 「だから相手に困るでしょ?そん時に俺がセックスしてあげようと思って。俺、気持ちよくするの得意だし」 (-116) 2021/09/19(Sun) 3:09:20 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 3839 南波 靖史「今は、って……。」 まるで未来は変わるかのような言い草。 何か言おうかと思ったが、それよりも、と一度口を噤む。 ────貴方の言うことは、最も、Wその通りWだ。 報酬の保証がある以上、その逆も存在するのだろう。 まだ少年院では短い期間しか過ごしていないが、 ここは、そんな都合が良いばかりの世界では無い事を知っている。 故に、まだ明かされていない、僅かな可能性を恐れる。 それを貴方に、再認識させられた。 ただ、それだけだった。 「…………そうだな、俺が悪かった。 今一度、解答を改めさせてくれ、 『自分が誰かと触れ合う』 のが良い。……あいつには、手を出されたくない。 そんな理由で他の誰かと、と……考えたく無いんだ。 いつでも良い……俺の相手を、してくれ。 ……わがまま、聞いてくれ……………頼むよ、南波……。」 言葉は次第に弱々しい音になり 貴方を掴む腕が、段々と縋るような手付きになった。 (-117) 2021/09/19(Sun) 3:34:29 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁肩に走る刺激。歯を立てられたのだから痛みは当然あるだろうが、果たしてそれだけだろうか? 「ッぅあ!?……ぐ……ッ、……っ、ゔ……」 熱で全てが曖昧になった頭では、鋭い痛みと快感の境界線も有耶無耶になってしまっていた。 荒い呼吸を繰り返していた口から普段より少しだけ高い声がこぼれ落ちる。自分でも信じられないとばかりに目を丸くさせた後、思い切り自分の唇をきつく噛み締めて電撃にも似た刺激の残滓をやり過ごす。 「……ぅ……は、ぁ……っ。あかつき、暁……っ」 最初の衝動を耐えても、肩から燃え広がるような痛みは終わらない。それでも、少年は決して振り払う真似はしなかった。したくなかった。 それでいい。いくらでも噛んで構わない。 きちんと口にしたかったけど、今唇を動かせば嬌声と悲鳴がないまぜになった音が溢れてきそうで出来なかった。 受け入れる側の方が大変なのだから、これぐらい受け止めて当然だと。さも当たり前のように思考して、けれど何もしないで耐えるにはあまりに刺激が強すぎたから、縋るように貴方の名前を呼ぶ。 ふちをなぞるようにぐるりと指を動かして、傷つけないよう緩やかに内部を押し進め。貴方の"いいところ"を探るように時折指を折り曲げながら解していく。 今だけ身を焦す不調に襲われていることに感謝した。己の心臓が壊れそうなほどに早鐘を打っている理由にしてしまえるから。緊張しているなんて知られてしまったら、きっと今以上に恥ずかしさで顔を歪めていたと思うから。 (-118) 2021/09/19(Sun) 3:45:33 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志自分が今何をしているのか、熱が判断力を鈍らせる。 お前程じゃない、とはもう言えない。笑えない。 がぶ、 貴方の柔らかい皮膚に歯を突き立て、舌を押し付ければ ふしゅ、と口の端から獣のような吐息が漏れていく。 まだ僅かに理性が、自分を繋ぎ止めている。 異物感に慣れ始めてからも 噛み付く度に貴方が名前を呼ぶのだから、 何度も何度もそれは繰り返される。 貴方の声が、言葉が、熱が欲しい。 足りない。全然足りない。 もっと混ざり合いたい、と、欲だけが膨らんでいく。 そうして、貴方の指がWいいところWに触れた時、 「───……っ!?」 ぷつん、 と理性の千切れる音が、頭の中に聞こえた。 → (-120) 2021/09/19(Sun) 4:33:36 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志まるで体内を書き換えられていくような快楽。 それを知れば知る程、貪欲さは増していく。 「っきど、それ、そこ、 き、きもちい…………い………っう、う………んっ、」 一度そこが探り当てられれば 本来受け入れる場所ではないそこが 長い指の動きを全て快楽に変えていく。 菓子の媚薬も作用してか 己の中心は最早痛い程に張り詰めて 触れられないもどかしさに腰を揺らす。 「きど、ぉ、きど、っ───、」 嬌声に混ざって、すき、と二文字が喉まで出掛かって 咄嗟に今度は、自らの下唇を噛んだ。 じわりと口内に鉄錆の味が広がっていく。 心臓がばくばくうるさい。 熱さも、音も、どちらのものなのか 判断する力は残っていなかった。 ……天井が揺れる。視界が緩む。 その涙が気持ち良さから来るものか、はたまたそれ以外か、 気付く事はないまま、頬を伝って落ちた。 (-121) 2021/09/19(Sun) 4:36:02 |
【秘】 3839 南波 靖史 → 1117 闇谷 暁「いいよ。君はそれをわがままと言うんだね」 「暁くんに聞けって言われた。その本人がいいって言うなら、もう何も怒られることもないしね」 徐々に力を失い縋る手を取り直して、その手の甲に軽く口付けを落としてから、そっと降ろしてやる。 「元よりそのつもりだ。 暁くんでも高志くんでも、苦しくなく気持ちいいに越したことないと思ったから言ったんだし。幸せと思えると思うし」 縋る手を背に回したり、ここで抱き締めたりだって幾らでも出来ただろうに。ある種の挑発行為にもなるであろうそれらは一切されない。 ただ、あなたの意気消沈している様子を見て、慰めとばかりに頭を撫でようと手を伸ばした。振り払われないなら優しく労りの手つきで撫でるだろう。 「だから、いいよ。わがままを聞くの。 別に暁くんは最初から答えてくれていたし、謝らなくてもいいけどさ、一つ聞きたいことがあるからそれだけ教えてくれない?」 「その、自分は平気だけど相手は嫌ってやつ」 「それって、『嫉妬』とは少し違うのかな?」 (-122) 2021/09/19(Sun) 4:45:03 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁幾度となく与えられる痛みに、きつく結んだ唇からくぐもった声がぽろぽろと落ちる。 燃えるようでいて電流にも似た刺激がかえって良い方向に向いたのかもしれない。 底無しの熱に溺れそうになる度に引き戻されるものだから、傷つけまいと必死に動かす指だけは変わらず秘された場所を優しく拓いていった。 「……は、っ……ここ……か……?」 伝えられた言葉を素直に受け取って、何度も同じ場所を擦る。貴方に気持ちよくなってほしい一心で、丁寧に、丁寧に。 密着しているものだから、揺らめく腰にも気付いた。後孔を解している手とは反対の手で、張り詰めた貴方の昂りにも刺激を与えていく。 「……あかつき、苦しくないか……?だから……」 ── 一度、果ててしまうといい。 そう囁いて、少し体を揺らして。そこで貴方の頬が濡れている事に気がつく。 拭いたいけれど、己の両手は貴方を快楽の果てへと追い立てている最中だし、そもそも体も然程ずらせない。 少し考えて……濡れた頬を拭う代わりに、労う意味を込めて、唇をそっと貴方の右目を覆う前髪へ寄せて口づけを落とした。 (-123) 2021/09/19(Sun) 5:13:42 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 3839 南波 靖史「わがままだろう、 お前に縋るしか出来ない………俺の弱さだ。」 項垂れるように視線を落とす。 手の甲に触れる貴方の唇の感覚がくすぐったくて う、と喉元まで声が出そうになって、飲み込む。 「俺がお前に望んだ。相手をしてくれと。 ……苦しくないなら願ったり叶ったりだ、 有難う、恩に着るよ。南波。」 ぽつり、ぽつり、と自分に言い聞かせるように語る。 そう、自分達は協力関係にあるのだと。 貴方が頭に触れる指先が、温もりが、 仄かな優しさが、どこか心地良い。 続く貴方からの問いかけに、ふっと笑った。 「──嫉妬。 そうとも言うだろうな。 身を焦すような思いを ひとつも相手に伝えない馬鹿だ。 ……そんな俺では、お前の相手に相応しくないか? 悪いが、 言葉を撤回させる気はない ぞ。お前は手伝うのが得意と聞いて、 今から楽しみで仕方ないからな。」 (-124) 2021/09/19(Sun) 5:15:03 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「ぅあ、な、なに、っあ……!?」 丁寧に、それでいて執拗に絶頂へと誘われていく。 揺らいだ視界が、今度はちかちかと点滅する。 身体が、意識が、自分のものではなくなるように思えて そんな恐怖すら快楽に変わることが、怖い。 貴方の唇から瞼へ、それから自分の中に熱が注がれてくるような感覚。 「待っ、きど、触るのやめ、 っう、……うう、……いっ、一緒が良いからぁ! や、やめ……やめろお……!」 殆ど叫ぶように喘いで 貴方の手を引き剥がそうと思いはするが 身体は正直で、抱きしめる腕は緩まない。 身を寄せ合っているからこそ 貴方の熱の塊も感じられる。 一人で初めての刺激を受けるのは、 不安で、怖くて、嫌だった。 貴方のその熱を、全てを、 分かち合ってくれるだろうか。 (-125) 2021/09/19(Sun) 5:39:53 |
【恋】 1117 闇谷 暁イ"ィーーーーーー!!!!!!!!!! 助けてーーー!!!!!!!!! アタシ恋人陣営の片想い! 片想いなのよ 画面ピンクなのよ 厨二がピンク背負ってるのよ 笑いなさいよ 笑いなさいよ!!!!!!!! 片想いのロールを 全うしているだけなんだ 信じてくれ 信じて 許して (?4) 2021/09/19(Sun) 5:44:18 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「……っ、あ、暁……っ?」 貴方の叫びに咄嗟に手が止まる。 解放された肩に纏わりつく痛みの残滓も、頭を蕩かす熱の欠片も、貴方の声で何もかも霧散してしまった。 手を離してから「しまった」とも思った。散々高められておきながら果てることもできず、挙げ句の果てに止められてしまってはひたすらに辛いことだろう。 暴力的な快感が体の中で渦を巻くことは容易く想像がついた。考えるだけで己の体が震える。それでも、やめろと叫ぶ貴方の声を、貴方の気持ちを、優先したかった。 「……そ、の。すまない、暁。一人にさせてしまって。 一緒がいいなら……その…………もう…………」 は、と吐息がこぼれる。腰が揺らめく。 ずっとずっと我慢して、ずっとずっと貴方を見つめていて、気付かないふりをしていたけれど。 すり、と控えめに貴方の腹に少年の昂りが押しつけられる。ろくに触っていないにも拘らずそり返るほど熱を孕んだ猛りを揺らし、自分から強請る。 「……挿れたい。 …………お前を抱きたい。 ……暁、お前と気持ちよくなりたい」 (-127) 2021/09/19(Sun) 6:03:40 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「はーー、っ………、はあ…………、」 俗に言う、寸止め。 自ら望んだものだが、想像よりも遥かに苦しい。 今にも沸騰してしまいそうな惚けた頭が、身体が、 ただ吐き出すことだけを求めて狂いそうになる。 「俺ばっかり……ごめん、 貴戸になにも、出来てなくて、なんか、したいけど、……」 肩を揺らして吐く息が熱い。 早く果てたい。出したい。性欲に忠実になりたい。 「爆発しそう、むり、……早く、はやく、」 快楽に溺れた瞳が、貴方だけを映す。 欲しい、抱かれたい、気持ち良くなりたい。 腹部が燃えるように熱い。 押し付けられる陰部からか、それともそれを求めてずくずくと疼く臀部の奥からか。 貴方の肩──噛み痕から首筋まで、甘えるように舌を這わせ 今度は痛くないよう、かふ、と首の制御装置ごとゆるく噛む。 「きど、挿れて、抱いて…………、……こーじ」 (-128) 2021/09/19(Sun) 7:07:08 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁謝らなくてもいいと言わんばかりに緩やかに首を横に振る。さらりと流れる髪は今汗で顔に張り付き、唇もひたすら噛んでいたものだから薄い皮が破けて血が滲んでいる。それでも、普段と変わらない様子で「大丈夫」と囁いた。 視線に貫かれる。小さな紫色の世界にはたった一人、自分しかいない。理解したそばから蝕むような菓子の熱ではない、優しい温もりが胸の奥に広がって行く。 泣きたくなるほど嬉しくて、でも、嬉しければ嬉しいほどに何かが胸を締め上げた。 肩の噛み跡から首にかけて唇を寄せられると、甘い痺れにも似た快感がぱっと咲いては散っていく。もどかしい程にささやかな刺激。けれどもそのいじらしさが、どこか愛おしい。 「……暁。…………ああ」 首を覆う抑制装置を噛まれ、名前を呼ばれる。 求められている。自分が、他の誰でもない自分が。 充足感が体を巡る。熱の苦しさや痛みの悦びも遠ざけてくれるような柔らかな心地に、少年の表情がくしゃりと崩れた。 少年は表情の変化が乏しかった。そうであれと教わったから。だから、今自分がどんな顔をしているのか分からない。己が考える表情をきちんと上手に浮かべることが出来ているかも分からない。 貴戸高志が今、泣きそうに笑っているのを知っているのは……貴方一人だけだ。 ▽ (-144) 2021/09/19(Sun) 14:42:36 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁一度抱きしめてくれる腕を優しく撫でてから体を起こす。潤滑剤と共に密かに手にしていた避妊具で自身の熱を覆うと、貴方の腰を抱え直した。解した後孔と自身の亀頭が触れてかすかに聞こえる水音に、ほんの少しだけ息を飲む。 あとはこのまま押し進めて拓くだけ、というところで少年ははたと動きを止めた。 「……俺は、お前を極力傷つけたくないんだ。 だから……その、異能を使っても、お前の痛みを奪ってもいいだろうか」 己の片手を自分の首に伸ばし、チョーカーの留め具を外す。 対象を自分以外とした異能行使を防ぐ為の抑制装置だ。本来なら貴戸本人が外せないように施されていた対策も、企画が始まった際に解かれていた。 チョーカーによってうっすらと赤く色づいた首が、貴方の舌によって艶かしくてらてらと濡れている。 あとは相手に異能を使用する際に必要な『条件』を満たすだけで力が行使される。 ただし、もし貴方が断ったとしても少年は大人しく受け入れるだろう。 (-145) 2021/09/19(Sun) 14:45:47 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志気が狂いそうな快楽の渦中で はたと貴方の顔が目に入る。 なんてツラしてるんだ、と言葉になる前に体が動く。 潤む目尻にそっと口付け、 貴方の唇に舌を這わせた。 「………、」 腰を持ち上げられ、期待で疼くそこに 指とは比較にならないほどの質量の欠片を感じれば ひゅ、と息を呑んで、固唾を飲む。 そうして、いよいよ、というところで 貴方は優しさで焦らしてくる。 「───異能? いいよ、 お前がそうしたいんだろ。 痛みでも……何でも、くれてやる。」 最初にそう言っただろう、と どうすればいい、と チョーカーの黒が貴方から離れていくのを ぼんやりと見つめた。 (-146) 2021/09/19(Sun) 15:27:18 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁目元への口付けと唇への戯れ。その仕草にほんの少しだけ安堵したように気が緩むのを、少年自身は気付いていなかった。 「そうか。それなら……俺が貰い受けよう」 ぐ、と腰を押し進める。散々に焦らして蕩けた窄まりをゆっくりと拓き、擦りあげ、熱を分け与えて行く。 ……同時に、少年は上半身を倒して貴方の顔を覗き込んだ。 相手へ異能を使う為の唯一の条件。 それは── ── "相手の唇を奪うこと"。 ▽ (-150) 2021/09/19(Sun) 16:11:29 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「暁」 薄い唇が貴方の唇に重なる。 キスはもっと甘酸っぱい味がするものだと何かで聞いたことがあるが、今ここにあるのはかすかな血の味だけ。甘酸っぱさとは程遠い鉄錆のそれが、口腔に広がって行く。 血も吐息も飲み込むように口付けをしているから、言葉を紡ぐことはできない。 だから、「すまない」とは言えなかった。貴方の好きな相手を知らない少年は、勝手に貴方の唇を奪ったことを胸中で謝罪する。自分たちは既にキスよりも過激な行為をしているというのに。 貴方の心身の状態などによっては強弱もあるだろうが、何の抵抗もない場合そのまま痛覚が泡のように霧散して失われて行くだろう。 ほんの暫くの間、貴方の肉体は快楽や柔らかな刺激だけを拾い上げることになる。 口付けと同時に、少年の熱が貴方の内側を深く穿ったとしても。 (-151) 2021/09/19(Sun) 16:12:01 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「んん───、──っ、……!」 蕩けていた瞳孔が縮まる。貴方の顔が近付いてきて、見惚れている間の出来事だった。 その行為は、意気地のない自分が許されているかのように 勘違いしそうになって、胸中が苦しい。 貴方の優しさに漬け込む弱さも、頑なとして払い除ける強さも持たない自分は 唇を離すことも、身を捩ることも出来なかった。 痛覚を貴方に明け渡して、どろりと溶ける身体が受け取るものは 少しの異物感と、後は濁流のような暴力的な快感のみ。 「……、っう、───ふ、っ、んんん!」 内側から身を裂かれるようで、でも痛いことはひとつもなくて それが貴方によって齎されているのだから 怖いのか、愛しいのか、分からなくなってくる。 伸ばした腕を首元から、貴方の後頭部へ回す。 今は貴方がどんな表情をしているのか知りたくなくて、自分から漏れ出す言葉を堰き止めたくて、より深い接吻を、濃い鉄錆を求める。 ……と言っても、作法など知らないので ただ荒々しく、拙く、無理やり舌を割り込ませていくだけだ。 時々唇同士の隙間から、吐息を漏らし合って。 それ以外は、貴方の好きにしてくれと言わんばかりに 身体の全てを委ねきっている。 (-155) 2021/09/19(Sun) 16:59:11 |
闇谷 暁は、榊 潤を見た。……………………………………………………。 (a42) 2021/09/19(Sun) 17:48:06 |
闇谷 暁は、……………………………………………………。 (a44) 2021/09/19(Sun) 17:52:28 |
闇谷 暁は、榊 潤に敬礼っ! (a47) 2021/09/19(Sun) 18:52:38 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁貴方に女を抱いたことがあると言ってのけた相手は、それにしては口付けも体の動きもぎこちなかった。 薄く口を開いて割り込んでくる舌を快く迎え入れ、己の舌と絡ませる。キスなどろくにした事がないのだから何処をなぞれば気持ちがいいのかも分からない。必死に粘膜を触れ合わせた。 上も下も貴方と繋がりあって、逃げ道など何処にもなくて。苦しさと快楽が押し潰してきそうだというのに、たまらなく気持ちが良かった。 「……っ、は、…………ん、んぅ……っ」 普段朗々とした声を紡ぐ唇からは、熱を帯びた吐息がひっきりなしに溢れ続ける。 傷付けないようにするためか、開始された抽送は緩やかに行われた。 自身を包む内部を穿ち、指で見つけた貴方の理性を飛ばすきっかけになったポイントを探り始める。 暫くすれば腰の動きは少しずつ早まっていくだろう。貴方の嬌声のほかに、ひどく淫らな水音が混ざったものが耳をくすぐり始めることに気付いて、またしても肌がぞくりと粟立った。 (-164) 2021/09/19(Sun) 18:56:47 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志貴方の経験の拙さに気が付くのは きっとこの熱が引いた後の事だろう。 知識のないまま、本能で舌を動かす。絡める。求める。 口の側から漏れる唾液を気に留めぬまま 全てが溶け合って混ざり合って、確かにひとつになっていた。 視界に余裕のなさそうな貴方が映って、 独占できるものならば、と、有り得ない妄想を振り払う。 ──そういえば、中継、されてるんだっけ。 まあ、どうでも良いか。 「ん、………っは、ふ、」 貴方が体内を突き上げてくる。上下運動に合わせて嬌声を漏らす。 次第にWいいところWを擦られれば、 早まる動きに限界を迎えそうになり 貴方の頭部を抱え込む腕に、ますます力が篭る。 「ふ、ぅ、うぅ、っ、……!」 それはW下Wも同じ事で、 貴方の昂りを受け入れている肉壁もぎゅっと狭まった。 (-169) 2021/09/19(Sun) 19:56:00 |
闇谷 暁は、貴戸 高志に頷いた。 (a48) 2021/09/19(Sun) 20:13:51 |
闇谷 暁は、山田さんが可哀想だと思った。 (a50) 2021/09/19(Sun) 20:18:18 |
【人】 1117 闇谷 暁>>112 黒塚 「 オァア…………… 」貴方のストレートな物言いは今に始まったものではないが 話題が話題なので、こちらから尋ねておいてフードを引っ張り自ら顔を隠した。 まだあまり慣れていないらしい。 「………………あ、る。」 やる気、経験、 この肯定がどちら、とは言わないが。 「……なんだそれ、 うまくやんないと、いけないだろ。 だって、………、……でも、 ………………………………あんまり、かも。 」貴方が布越しにゆるりと頭を撫でる感覚に 僅かに瞳を細めて、それを受け入れるのだった。 「黒塚は、どうやってんの。 照れたりとか、しないのか。 しなさそう 。」 (116) 2021/09/19(Sun) 20:19:41 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「っは、ぁっ。あかつき……暁っ、俺は……俺は、もう…………っ!」 酸素を求めて唇を離したその一瞬で名前を呼ぶ。 中継され、見せ物にされている事実などとうの昔に少年の頭では溶けて崩れて見る影もない。 今少年の頭にあるのは、今少年の世界にあるのは。 闇谷 暁ただ一人だけ。 「……っ、ぅ……!」 頭を抱きしめる貴方と同じように体をかき抱いて。それ以上身を寄せることが出来ないと分かっているのに肌を重ね合って。 狭められた内側に昂りが締め上げられる。一際大きな快楽に押し上げられて、少年は絶頂に至った。 (-181) 2021/09/19(Sun) 21:32:14 |
闇谷 暁は、ツッキーって誰? (a52) 2021/09/19(Sun) 21:56:42 |
【神】 1117 闇谷 暁>>料理バトル 背中に何か手紙が貼られており、 とりあえず厨房に出向いてきた男だ。 「いつも思うんだが、 WヤミタニアカツキWなんだから もうちょっと分かりやすいあだ名になる部分あっただろ。 」長机にずらりと並ぶ食材。 暖かい炊飯器。 見渡せば、恐らく先日の続きだろうと辛うじて把握出来た。 しかしお前が持ってるそれは必要ないだろ。 「椅子の次コレか? 発想が柔軟過ぎないか? 今から何するんですか? 」これには流石の闇谷も敬語だ。 (G3) 2021/09/19(Sun) 22:13:13 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志互いが互いを求め合って、境界線が曖昧になる。 「きど、きどっ、 こう……じ、ッ……!」 貴方の表情が、声が、言葉が、 絶頂への後押しとなり 初めて齎される感覚になす術なく 何度か身を痙攣させ達した。 「は、ふ……んんっ、あっ、ぁ……!」 一度果ててしまえば、 ぼんやりとしていた思考力が少しずつ戻ってきて ゆるりと腕を下ろし貴方を解放する。 薄いゴム越しでも貴方の昂りの震えが感じられて、 それが愛しくて、そっと自身の下腹部を撫でた。 「はー、はあ…………きど……、」 瞬きをして、荒い息を整える。 これで一連の行為は終わりなのだろうか。 ……まだ、熱は治らないと言うのに? 貴方はどうなのか。 探るように、求めるように、されど不安気に、小豆色の瞳を見つめた。 (-186) 2021/09/19(Sun) 22:38:11 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁酸素を求めて呼吸を繰り返す。肩が上下するたびに汗が音もなく滑り落ちて行く。悩ましげに眉根を寄せて、繰り返すこと数回。 「……暁、大丈夫か?」 快楽の頂から下りてきて、真っ先にしたのは貴方の身を案じることだった。 顔を覗き込んでみたり、下腹部を撫でる手を視線で追いかけてみたり。あちこちに忙しなく瞳を泳がせてから、もう一度紫色を見つめ直す。 「…………俺は、その。 まだ……熱が、抜けなくて、だな…… もし、お前も同じなら……その…… もう少し、繋がりたい」 一度欲を出したからだろうか、少しはしっかりとした話し方に戻っている。 それでも熱が抜けないのは嘘偽りではないらしく、貴方の内側に包まれている陽芯はまだ固さを保ったままだ。柳眉はやや困ったように八の字を描いている。 理性が戻ってきた小豆色の視線が、紫色を求めている。 (-189) 2021/09/19(Sun) 22:58:14 |
【神】 1117 闇谷 暁>>G8 「ウワッ怖い」 貴方の包丁さばきがまあ不安定だこと。 「待て、切るのは俺がやるから、 ちょっと待ってくれ、一旦本貸してくれ。」 レシピ本を手に取り、包丁も取り上げた。 勝負以前の問題が起こり散らかしている。 こういうのはレシピ通りにやると良い。 ぱら、と記述を確認していく…… 「 畜生大したこと書いてないな!? 」切る、作る、握る、詰める。 そんな感じだった。あといい感じのストーリーも掲載されていて大変読み応えのあるレシピ本と言えるだろう。 「寿司酢は無いのか? まあ変わらんか……下準備は一時休戦としないか、迷彩。 俺が包丁使うからお前は酢飯だけに集中しよう。 詰めるところで勝負しよう頼むから。 これは料理でありゴム使いが試される勝負だと思わんか? 」すう、と大きく息を吸って、吐いて。 貴方は休戦を受け入れてくれるだろうか? (G9) 2021/09/19(Sun) 23:17:00 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「……お陰様で?」 大丈夫か、の問い掛けにはそう軽口を返す。 「ごめん、あの、 き、……きもち、よく……て、 自分で精一杯になって、その、 貴戸の好きなようにしてもらってない……。」 貴方のうろうろと忙しない視線に いつものような貴方の言葉に なんだか可笑しくなって笑みを漏らす。 「……ん、 俺もまだ、……貴戸と、したい。 気使わなくて良いって言ってるだろ。 貴戸の好きなように………されたい。 」混ざり合い、冷め切らぬ熱は まだまだ治る気配もなくて 衝動のままに、互いを求め続ける────そんな1日目の、夜の出来事だった。 後で、自分の異能で貴方の傷を治してやらないと、と それだけ頭の片隅に置いて 貴方の首元に、また腕を伸ばした。 (-194) 2021/09/19(Sun) 23:47:45 |
闇谷 暁は、ビデオカメラに気が付いた。おお……。 (a54) 2021/09/20(Mon) 0:11:29 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁貴方のその軽口が、貴方のその態度が、貴方のその気持ちが。 たまらなく心地よくて、けれどもその感情を表す言葉が見つからなくて。 もどかしさを表したかのように、瞳の動きだけは素直に揺れて動いていた。 「…………俺は、いいルームメイトに巡り会えたな。俺にとって、何よりも贅沢な幸福だと思う」 そう感想を口にした。それでも、自分で話しておきながら言葉に納得がいっていなかったが。それはいったい何故だろうか? 「……暁。お前に甘えて、好きなだけ触れさせてもらう。 ……。 …………。 寝坊してしまったらすまない」 許しを得た少年は再び貴方へ覆い被さる。 熱を分け合い、快楽を貪り、満たされるまで繋がって。 朝が来るまでの秘めやかな二人の時間の時だけは、少しばかり柔らかな表情を見せていた事だろう。 "夜更かし"をした1日目のことだった。 ▽ (-199) 2021/09/20(Mon) 0:24:42 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁ところでこれは、その後の話。 「…………困ったな…………」 具体的に言うなら、遅すぎる朝食を終えた後。 部屋に戻り、一人で歯を磨いていた時のことである。 "「俺が頼んだんだから謝るな。 傷まだ残ってたら言えよ。」 " そんな言葉と共に突きつけられた、貴方の舌。 あの舌が自分の首を、肩を、傷口を、這ってそれから……。 あの時の光景どころか、痛み、そして同じように拾ってしまった快感さえも思い出してしまう。くらりと目眩も起きそうで、たまらずぎゅっと目を瞑った。 「食事をする暁が……暁の口が……まともに見られない……」 悩みを返してくれる者はいない。少年はぽつり、こぼしながら日常へと戻っていくのだった。 (-200) 2021/09/20(Mon) 0:27:05 |
【神】 1117 闇谷 暁>>料理バトル 「ハァ〜〜〜?見た目なんて 地面に叩き付ければ全部一緒ですう〜〜〜」 料理バトルの概念を壊したところで クソデカボイスの参戦だ。 「いや、迷彩の持ってきた本の中では まだまともなメニューではあるんだが……。 お前、そっち居たなら話聞こえてたよな? 審査員を頼まれてくれ。」 ほい、と貴戸にレシピ本を手渡す。 読めるものなら読んでみろ。 それから皿を取り出して、 互いのコンドーム押し寿司を並べ、 マヨネーズ……後は醤油なんかも用意する。 「さあ、 俺の飯から食ってくれ………。 」 (G19) 2021/09/20(Mon) 0:54:04 |
【神】 1117 闇谷 暁>>料理バトル イヤになってて可哀想なルームメイト。 心中お察し致します。 「得意じゃないけど、 書いてる通りにやっただけで………。」 別に、と言いつつも 褒められてちょっと嬉しそう。 「………………」 続く迷彩の最悪な才能開花、 ルームメイトの必死の気遣い。 闇谷はそっと手を合わせ、黙祷した───。 → (G25) 2021/09/20(Mon) 1:40:42 |
【神】 1117 闇谷 暁>>料理バトル 「 あっハイ 」そうして自分に軍配が上がる。 そんな気はしていた。 「あー、……なんだ、 3本勝負にしてもいいぞ、迷彩……。 俺もまあ、お前と勝負するのは嫌いじゃないし。」 それで貴方の気が収まるかは分からないが 言わずに後悔するよりは良いか、と 貴戸に水を差し出しつつ そんな提案を述べた。 (G26) 2021/09/20(Mon) 1:43:47 |
【人】 1117 闇谷 暁これは料理バトルの後。 再度厨房に訪れて、 何かをしている………。 ウェディングケーキsweet 作り。 (72)1d100ぐらいの出来栄え。 (128) 2021/09/20(Mon) 2:27:08 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志貴方が部屋に居る頃。 「聞いてくれ貴戸、 俺、料理の才能があった……………。 」桃色の可愛らしいクリームを纏う手作りらしいケーキを ルームメイトが持ち帰ってきた。どうして? 「今日のおやつだ。 味見はしてある。美味かった。」 まあ食べてみてくれ、と 更に半分に切り分け、フォークと差し出す。 貴方に褒められたのが余程嬉しかったらしい。 (-208) 2021/09/20(Mon) 2:39:23 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁部屋に戻ってきた貴方を「おかえり」と出迎える。 「そうだな、迷彩との料理バトルで分かったが暁は確かに料理が上手いと思う。 ……ケーキ?味見?まさかそれも作ったのか?器用だな。 ちょうど珈琲を淹れたところだ。一緒に楽しむとしよう」 ルームメイトの言う通り、部屋は珈琲の香りで満たされていることに気付くだろう。 ただそれよりも先にケーキが気になったのか、貴方からフォークを受け取ってそのまま食べた。 実は榊のポップコーンと迷彩の押し寿司の事もあり、誰かの手作りを若干警戒し始めるようになっていたのだが、貴方のケーキは何一つ躊躇うことなく口へ運んだ。 むぐむぐと咀嚼し、こくりと小さく喉が上下に揺れる。 「………………美味い。 ああ、やはり暁は料理の才能があるようだ。切り分けたようだが、クリームも綺麗な色をしている。完成品は実に華やかだったのだろうな」 正直なコメントを述べた。 表情筋の固さは相変わらず。けれど、声色はとても柔らかなものだった。 (-211) 2021/09/20(Mon) 2:52:11 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志なんとなく、 昨晩の事を思い出して照れてしまわないように 話題を、と思って作ってきたケーキなのだが、 「…………………………………… ………………………………………………………………」 かなりのベタ褒めだ。心なしか昨日までよりもっと優しい気もする。 自分の心境の変化か、それとも貴方が変わったのか。 ぐっとフードを引っ張って、僅かに顔を隠した。照れ隠し。 「そうか…… 俺もそう思う。 探偵じゃなく料理人の道に進むべきだったな……。」 勢い余ってウェディングケーキを作った事、 絶対に言わないでおこう。 ひとりでにうんうんと頷き、淹れたてで香りの立つ、珈琲を一口。 「……ん、こっちも美味い。 ところでさっきの、平気か? 迷彩の………………………………。 」何とまでは言わなかった。 「あと何回も言うけど傷な。 今になって痛くなってきたとか。」 (-213) 2021/09/20(Mon) 3:16:17 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「……ここを出たら、また探偵業に戻るつもりなの、か……。 ………………」 珈琲を飲む貴方から視線をそらす。自分の持っていたカップに視線を落とした。 黒一色の水面に映る自分の顔を見るのが嫌で、わざとカップを少しだけ揺らした。ぐらりぐらりと波立って、たちまち自分の顔が消えていく。 「 迷彩のブツは無事だ。 まあその、なんだ。同じ作り方をしたのにあそこまで味に差が出たのは驚いたが。 傷の方も、……、…………」 確認するように首元に手をやる。 未だに鮮明に思い出せる。 痛みも、快楽も、貴方の舌の感触も、皮膚を濡らした唾液の質感も。 「…………」 何もかもが、蘇ってくる。 「ああ、問題ない」 端的に答えた。 ▽ (-214) 2021/09/20(Mon) 3:27:48 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁表情も声も普段通りだ。 貴方がよく見てきたものと何ら変わりない。 …………藤色の髪から僅かに覗く耳の先が、ほんの少しだけ赤く色づいていること以外は。 (-215) 2021/09/20(Mon) 3:28:45 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「……いや、戻らない。 世間の信頼ガタ落ちだからな。 普通に高校また受験して、平和に暮らせたらそれで。 そう言う貴戸は、W報酬W貰ったらどうするんだ。 …………出るのか?」 貴方の視線に気が付かないまま 自作のケーキを突いて、口に運ぶ。 我ながら中々の出来だ。 貴方とはよくこうして話をする仲だが まだ話していないことも、 聞いていないことも沢山ある。 貴方の経歴は知らない訳ではないが、 こうして接していると、本当にその通りなのか疑問は尽きない。 もし、もしも同じように濡れ衣を着せられていたとして、 一緒に外に出ることがあれば………と、淡い期待を込めて。 「 迷彩のアレ多分そのままゴムに入れたから 」あんな事になったと思うんだよな。 この推理だけは絶対に正しい。 → (-216) 2021/09/20(Mon) 3:57:51 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志自分の異能は、体液の成分を変化させるもの。 とは言っても大した事は出来ないので 軽めの傷薬ぐらいにしかならないが、 昨晩のような怪我程度なら、舐めてしまえば大体治るのだ。 ただ、そう、一舐めで完治とまではいかないので こうして確認をとったのだが、 「……………貴戸?」 言い淀む貴方を一瞥。 特に怒っている……訳では無さそうだ。 では何か。観察眼はそれなりに自信がある。 「…………… …………………………………」 赤らむ耳に気が付いた。 恥ずかしい思いをさせてしまった、と ますますケーキを食べ進めていく。 「問題ないか、そうか! なら良いんだホント!マジで! いや何かあったらすぐ言えよ!? 」 (-217) 2021/09/20(Mon) 3:59:12 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「俺は出ない」 視線は逸らしていたけれど、それだけは間髪入れずに答えた。 「俺は……俺は、ここでずっと罪を償うが。 暁はそのまま外で幸せになってくれ。 だってお前は濡れ衣を着せられただけなんだろう?探偵に返り咲くことが叶わなくても、お前は幸せになるべきなんだ」 かぶりを振れば、藤色が力無くぱさりと揺れた。 これでいい筈だ。最初からそのつもりだ。 それなのにどうして、胸の奥がこんなにも痛む? ▽ (-218) 2021/09/20(Mon) 4:16:22 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁そうこうしているうちにも貴方はぱくぱくケーキを食べ進めていく。いい食べっぷりだ。 時折、恐る恐ると言う風に貴方へ一瞬視線を向ける。 元気に動く唇。ちらりと覗く舌。たまに見える白い歯。 ぞわりとかすかに肌が粟立った。 あの刻まれる感覚が、どうにも忘れられない。 「…………」 小さく息を飲んでは、慌てて視線をカップへ戻す。 「何か。何か…………」 口籠る。言うべきか言わないべきか。迷い、迷って…………。 「噛まれた事と、朝の事を思い出してしまう、から…… …………食事をするお前を、見れなくなってしまって……だな……。 ……すぐに忘れるようにする、元に戻れるようにするから…… …………あまり、俺を見ないでくれ…………」 白状した。耐えられなかった。 (-219) 2021/09/20(Mon) 4:18:55 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁料理バトルでの激闘を繰り広げた後、どこかしらの時間。 これまで毎日存在した勉強の時間も、運動の時間も無い。今が何時か、時計を持たない少年は空模様でしか把握していなかった。 「ツッキ〜、どう?罰ゲーム何か考えた?」 背後から近付き、ひょっこりと横から顔を出す。 「勝負って負けたら何かするもんでしょ?」 (-223) 2021/09/20(Mon) 11:15:24 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「………、………………そうか。 そっか、俺はてっきり 誰も彼もここを出たいもんだと思ってたから ……そか、お前はそういう奴だもんな。」 寂しげな瞳を伏せた。 じゃあ俺も残ろうかな、と簡単に言えたら、どれほど、………。 → (-225) 2021/09/20(Mon) 11:32:27 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志なんだなんだと耳を立て 貴方の言葉を待つ。 「 ン"ッグ!? げほっ、けほ、……っ!?」 咳き込み、口元を手で押さえる。 まさかそんなに恥ずかしい思いをさせてしまっていたなんて。 「 ごっ、 ごめ……ん。でも、だって、でも、その、 ああでもしないと、 気持ち、良すぎて、…………… 」すみませんでした………………………。 ケーキを食べ進める手を止め、机上に置いた。 此方も過激なW夜更かしWを思い出して 顔を一気に赤く染め上げていく。 「別に、戻らなくても……良いけど。 ていうか、お前、慣れてるだろ。 何で、その、俺より先に照れるんだよ。」 戻らなくて良い。そのままあの夜の出来事を貴方の中に刻み付けておきたい。 そんな魂胆を見抜かれないように、軽口を吐いた。 (-226) 2021/09/20(Mon) 11:33:19 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウどこかの時間帯、どこかの場所。 ひょっと現れる貴方に驚きつつ 「迷彩。 罰ゲームって言われてもな。 特に課したい事もないし………あ。」 また勝負しような、と濁してみようかと思案しつつ じゃあ、と気軽な気持ちで返答する。 「前に言ってたW将来の夢Wってやつ、 あれでも聞かせてもらおうか?」 貴方に断られれば また適当な何かを考えるだろう。 (-228) 2021/09/20(Mon) 11:43:13 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁「あ〜、アレかあ」 少年にとっては大した話でもない。 話さないのは口止めされているからであり、それに対しても納得はしていないのだ。 監視カメラを見やる。 経験上、あれの集音能力はあまり高くない。 大きな物音は聞こえてしまうが、耳元で囁けば聞こえないだろう。 「ナイショにしといてよ〜?バレたらオレが怒られるし」 そう。 少年にとっては、只の目標であり、将来の夢である。 ケーキ屋さんになりたい。 サッカー選手になりたい。 その程度の内容なのだ。 貴方の耳元に口を寄せ、手で覆う。 (-229) 2021/09/20(Mon) 12:05:15 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁たった一言を告げ、身体を離した。 その後も小さな囁きは続く。 悪戯を企む子供のように、笑いを堪えながら。 「だから、悪い奴を殺すんだ! なおひーが悪い奴のこといっぱい教えてくれるから、18になったら直ぐにやるよ」 当然肯定されるものだと思い、貴方の言葉を待ってる。 貴戸も、鏡沼も自分を応援すると言った。普川は協力してくれる。 だからきっと、これは良い夢だ。 (-231) 2021/09/20(Mon) 12:07:39 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ「ッ─────!?」 囁く。 子供同士の内緒話のように。 一見可愛らしい仕草なのに 語られる内容は真逆のものだ。 「馬鹿なこと言うな! お前がッ……、………!」 死んで何になる。 そう続けようとして、かぶりを振る。 自分は貴方の何も知らないというのに。 「…………、 理由を……聞いても?」 そう絞り出すのが、精一杯だった。 (-233) 2021/09/20(Mon) 12:20:54 |
闇谷 暁は、怒声を発した。 (a59) 2021/09/20(Mon) 12:21:13 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「…………ああ。俺は、ここで……」 ここを出るかについて、濁した形で返答した。 後ろ髪を引かれる思いは、見て見ぬ振りをした。 ▽ (-236) 2021/09/20(Mon) 12:26:34 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「謝る必要はない。その、別に、気にしてはいない、し……。 悪くなかった……から……」 俯き言い淀む。だんだん居た堪れなくなってきた。 「…………。 …………こういう、ことは、したことなかった、から。慣れていない」 こういうこと=噛んだり舐めたり。 本当は隠し通す筈だった。白状するつもりはなかった。実際、隠し通すと決めたものは平然とした顔のまま今も頑なに潜めている。 けれど、今抱えている予期せぬ問題は耐えきれず話してしまった。何故だろうと内心貴戸は独り言ちる。それもまた貴方に気を許している証だと気付くのは、いったいいつになるのやら。 「戻せないと俺が困る。 これからもお前とこうしてお茶を共にしたり食事を向かい合ってしたりしたいのだから、お前の口元を見るたびに羞恥心が芽生えるのはたまらなくもどかしい」 そこまで言い切って珈琲で唇を湿らせた。変わりない柳眉、きりりと釣り上がる瞳。あまり動かない表情筋。 いつもと変わらない要素の中で一つだけ、髪からちらりと見える赤く染まった耳だけが二人だけの非日常の欠片を忘れずに抱えていた。 (-237) 2021/09/20(Mon) 12:27:16 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁予想もしていなかった怒声に肩が跳ねた。 「……、どうしたの?」 何故そんな反応をされたのか、少しもわからない。 それが表情にありありと浮かんでいた。 「理由?んーとね、 母さんと同じになりたいから 」少年の会話には常日頃母親が出てくる。 彼が母親を好いていることは知っているだろう。 「1年ぐらい前にさ、母さんの死刑が決まっちゃったんだよね。 死刑ってすぐにはしないからまだ生きてるけど、もう同じ生活はできないもん。 でもオレ、母さんと同じがいい」 相手のオモチャを欲しがる子供が、次に指を差した先が死刑であっただけだ。 その抑揚には、幼さがはっきりと現れている。 (-238) 2021/09/20(Mon) 12:43:26 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「……………どうしても?」 こんな未練たらたらの事を聞くつもりは無かったのに 言葉が咄嗟に口から出た。 → (-239) 2021/09/20(Mon) 12:44:44 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「…………………………………………」 普通はしないんだ。 噛んだり舐めたり。 そっと緩やかに土下座のポジションを取り始めた。 次第にデコが床にくっつく。 「 そっ、 そうか………。そうだな、お前の顔見えないのは俺も嫌だし ……じゃあ何だ、その、 忘れるんじゃなくて見慣れる、とか どうかなあ……って………………。」 何を言っているんだろう。 此方もあまり正常に脳を動かせていないらしい。 そもそも貴方との行為は、 決して簡単に忘れられる思い出ではないのだから。 (-240) 2021/09/20(Mon) 12:45:40 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「…………」 視線はカップの中に注がれている。濁った水面の中には荒れた唇を噛む自分がいた。 「ああ。俺が俺として生きるには、きっとこうするしかないから」 ▽ (-243) 2021/09/20(Mon) 12:57:24 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「……いや、待て。待て暁。 どうしてお前はすぐ土下座をしようとするんだ。」 流石に無視できなかったのでカップを置いて貴方の土下座を妨害しようと試みる。 「見慣れる。見慣れる……? 見慣れるって……その……。…………。 ……………………何を……………………」 頭がうまく回らない。 考えようとするたびに貴方との行為が、貴方の口元が、脳裏によぎって思考を散らす。 (-244) 2021/09/20(Mon) 12:57:38 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ命は大切なものだ、その思考は間違っている、 そんな上から目線のチープな思いばかり浮かぶ自分が嫌になる。 貴方の為と言いながら、自分の為の言葉なのに。 好きなものを純粋に求める貴方を、ありふれた言葉で縛る事は出来ない。 ただ、友人を失うことを、 手放しで喜べる感性も持ち合わせていない。 「………迷彩、俺と勝負を続けないか? 三本──えと、先に3回勝った方が勝ちのルールだ。 俺が勝ったら、 期限を……1年で良い、伸ばしてくれないだろうか。」 だからこれは、懇願。 今貴方は16歳。 3年あれば、母親よりも大切な存在が出来るかもしれない。 情操を学んで、考えが変わるかもしれない。 勝負と銘打って貴方の何かを変えられれば良い。 可能性は限りなく低い。確証もどこにもない。 むしろもっと貴方を苦しめてしまうかもしれない。 実に醜い、自己中心的な、悪あがきであった。 もちろん貴方はこれを突っぱねても良い。 (-246) 2021/09/20(Mon) 13:15:05 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「……そっ、か。 じゃあ仕方ないな。」 その声色は、軽かった。 そうしないと、もう誤魔化せないから。 ただ密かに、己の選択を考え直すつもりだった。 → (-247) 2021/09/20(Mon) 13:28:41 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「 土下座は最上級の謝罪かなって……… 」阻止されれば素直に上体を起こす。 貴方の優しさが身に染みた。 「 えっと、 あの、その、えーと…………」 そっと己の口元に触れる。 俺を見慣れろ、なんて、口にするのは結構恥ずかしい。 珈琲を一気に飲み干した。 「ッお、おれを…………、 ………、…………、……………… 忘れないでくれよ……。 」 (-248) 2021/09/20(Mon) 13:29:52 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁「……」 最初こそ戸惑いや悲しみをその目に示していた。 が、しかし。 最後の一言を聞くやいなや、双眸から感情が消え失せる。 「なんで」 常に何かしらの表情を浮かべていた少年は、 今、真顔で貴方を見つめている。 「なんでそんなこと言うの」 怒気が滲む。 「その間にオレが死んじゃうかもしれないじゃん。 火事とか事故に巻き込まれるかもしれないし、 地震とか病気で死んじゃうかもしれないでしょ」 怒気が顔を出す。 「その間、絶対にそんなことが起こらないって言える?」 怒気がそちらを向いた。 (-252) 2021/09/20(Mon) 14:19:54 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウひゅ、と息を呑んだ。 貴方の剣幕に。向けられる感情に。 「……………、」 それ程に、貴方の決意は固い。 「知らないよ、何が起こるかなんて。 俺は……… お前が死ぬのが嫌だって言ってんだよ。 」争いは、同じ土俵の上でしか起こらない。 これまでは貴方を歳下だと扱っていたが 考えを改めた──そういう現れである。 「お前は親と離れた時、辛くなかったか? 悲しいと……会いたいと思わなかったか? 人が死ぬというのはな、迷彩、それと同じで悲しい事なんだ。 どんなに悪い奴を殺したって、そいつを愛している誰かを悲しめる事だ。」 貴方の気持ちを逆手に取ったような とても狡い言葉の使い方。 「だから……そんなに笑って言わないでくれ。 俺はお前が死んだら、辛くて、悲しい。 もっと遊べば良かった、もっと話せば良かったって! だから嫌だって言ってるんだよ! → (-254) 2021/09/20(Mon) 15:04:27 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウはあ、と息を吐いて、 それから深呼吸。 「………まあ、 お前の思いを軽視した発言は これは本当に、俺が悪かった。」 頭を下げて、戻す。 「俺はお前を友人だと思っているし、 例え離れていても生きていてほしい……て、我儘だ。 お前の思いはよく分かった。 ただ、俺の思いも覚えていてくれ。 理解しろとは……言わないからさ。」 貴方の全てに責任を取れる訳でもないのに 身勝手にそんな事を言う。 それがどうした、とかぶりを振って、 「好き勝手言い合うのが友人だ、 喧嘩するのが友人だ、迷彩。 …………………お前は、そうは思わないか?」 (-255) 2021/09/20(Mon) 15:05:24 |
闇谷 暁は、我儘な怒声を発した。 (a61) 2021/09/20(Mon) 15:09:19 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁怒りを露にした眼がぎょろりと動く。 「……人が死ぬのが悲しいなら、オレはどうすればいいんだよ」 これまで得た贈り物が、全て誰かの悲しみで出来ている? これまで得た思い出が、全て誰かの苦しみの上に成り立っている? そんなこと。そんな、酷いこと。 自分と母の全てを否定すること、なんて。 考えたくもない。 「オレが死ぬのが嫌なら、オレのことどうにかしてよ」 「できないんでしょ。 大人がいっぱい調べたけど、ダメって言われたもん」 「できないのに、友達とか、 勝手なッ、 ……こと、 」声は次第に震えていく。とうとう目から涙が零れ始めた。 貴方の言う事全てが理解できないわけではない。 そう思われることは嬉しい。 けれど。 母と過ごした十数年と、貴方との数ヶ月は、 天秤にすら載せられなかった。 (-260) 2021/09/20(Mon) 16:02:44 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 1117 闇谷 暁 (-262) 2021/09/20(Mon) 16:21:14 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁 "忘れないでくれ。" 羞恥で回らない頭が、控えめに届けられた言葉によって冷静さを取り戻した。 砂に染み込む水のように、音もなく心に滑り込んでくる。思考を妨げる余計なものが静かに洗い流されていく。 「……。暁」 貴方と同じように一息に珈琲を呷って、カップを近くに置いた。静かに置こうと努めた筈だったのに、そうやって躾けられてきた筈なのに、存外煩く響いてしまった気がする。 先程までのたじろぎさえも珈琲と共に喉奥へと流し込み、毅然とした様子で一歩、貴方と距離を詰める。 「俺がお前を忘れるはずなどない。 頼まれても忘れてなどやるものか。 世界で最も心を許せる相手をどうして忘れろというのだろう? 安心しろ。或いは、重いと蔑むといい。 闇谷暁と言う存在は、もう俺の中で消えない痕になっている」 真っ直ぐ過ぎるほどの眼差しが、貴方だけを映している。 (-263) 2021/09/20(Mon) 16:31:25 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志がつ、とグラスが机に置かれて 「───えっ、」 近付く距離。 貴方からの言葉。 何より真っ直ぐな視線。 ぐっと歯を噛み締めた。 満たされる幸福感から、 どうしようもなくお前が好きだと叫んでしまいそうだから。 「おれも──………………、 …………あ、あーっと、えと、 あ、ほら、その、 今とか普通にこっち見えてるぞ!平気になったな!? 」羞恥心で此方を見えないと言っていた方に 話題を無理やり繋げた。 「あ、あー、あはは、 解決したな。良かったな。………………。」 無理やり過ぎただろうか。 多分全然解決してない。 顔を逸らしつつ、視線だけちらりと貴方へ向けた。 (-272) 2021/09/20(Mon) 18:21:30 |
闇谷 暁は、迷彩 リョウに腕を伸ばす。 (a63) 2021/09/20(Mon) 18:36:11 |
闇谷 暁は、迷彩 リョウを抱きしめた。 (a64) 2021/09/20(Mon) 18:36:28 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ「友人は好き勝手するものだと言っただろ。」 貴方が振り解こうとしたとしても 頑なに貴方を離そうとはしないだろう。 「辛いな。」 辛かったね、ではなく。 貴方が涙を流す理由は、傷は、 きっと今も痛み続けているだろうから。 「大人が調べたって何をだ、 何も分からんぞ。」 こんな小さな体に、心に、 どれだけの負担が掛けられて生きてきたのだろう。 「分からんから、話してくれ。 お前の速度で、気分で、話したい事だけで良い。 お前の事が知りたいよ。」 悲しみと、苦しみと同時に 同じ分だけ喜びと、希望がある事を 貴方に教えてあげられたら良いのに。 (-274) 2021/09/20(Mon) 18:39:21 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「俺が見れなくなるのは、お前が飲食をしている時くらいでお前自身見れないわけではないのだが……そうだな、今なら平気だと言えるかもしれない。忘れる方が嫌だからな」 馬鹿正直に答えた。この少年は変なところで察することができないらしい。 本人は平気かもしれないとは答えるが、実際のところは分からない。 けれど貴方が見れない羞恥心と貴方を忘れる事実、どちらが嫌か。そんなものとうの昔に答えは決まっていた。忘れるなど、想像もしたくない。 貴方とは打って変わり、平然とした様子で答えた。 それから空間を満たす沈黙。流石にぎごちなさを感じたのか、そうでないのか。 「……ケーキ、美味しかった。まだ食堂にあるんだろう?取ってくる」 そう言って部屋を後にしようとするだろう。 (-278) 2021/09/20(Mon) 18:56:10 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「貴戸のそういうとこ、す、好きだよ。 良いルームメイトとして な。」勘違いしそうになるぐらいに。 さらりとそう告げて 平然を装う。あまり声が震えなくて良かった。 自分程ではないかもしれないが、 共有した時間を、思い出を、 貴方も大切に思ってくれている事が何より嬉しい。 「………… え? 」ケーキ。 2人で食べるために用意したケーキ。貴方との時間を考えて作ったケーキ。 結果大きくなり過ぎて食堂に置いてきたが その全貌を見られるのは恥ずかしい。 しかし必死に引き止めるのも露骨かなあ、と考え、 「分かった……………………………。」 そう返すしか出来ず、貴方を見送るだろう。 (-280) 2021/09/20(Mon) 19:09:28 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「そうか。俺も暁が好きだ」 当たり前のようにそう返した。 貴方の変化に、貴方の心情に気付くことなく。 部屋を出て、ぱたりと扉をしめてから首を傾げる。 「…………?」 自分で吐いた言葉が腑に落ちない。 自分もまた同室の相手を良いルームメイトとして好いていることは変わりない。 ……けれど、本当にそれだけか? 分からない。即座に判断が下せない。何かが引っかかるけれど、その理由を上手く探れない。 "外にいた頃"は迷うことなどなかった。迷う隙を作ることも許されなかった。 だから……考えあぐねている。 「……」 けれどこんな場所で立ち止まっているのもおかしな話だ。ケーキのおかわりを求め、少年は悠々と食堂へ足を運び始めたのだった。 (-282) 2021/09/20(Mon) 19:18:15 |
闇谷 暁は、部屋で一人、溜め息を吐いた。 (a65) 2021/09/20(Mon) 19:52:07 |
【独】 1117 闇谷 暁自分の覚え書き用に家庭の話していいですか? いいよ。ありがとう。 父が警察官、母は産後すぐ死別。 父親も仕事で死んで、祖父か祖母と住んでたけど そちらも数ヶ月前に寿命で亡くなって……とかが良いな。 祖父母もかなり長生きし、苦しむ事なく見送れた。 平和に愛されて育った闇谷暁。 ちょっと都心部から離れた場所で ちょっと古い持ち家で 仏壇とか縁側とかある畳のおうちで ダラダラ暮らしている闇谷暁…… テロ容疑で少年院行きなんて伝えたら 家族びっくりしちゃうから天涯孤独の方が良いと思う。 そうして世界は、そのようになった。 (-286) 2021/09/20(Mon) 20:10:42 |
【独】 1117 闇谷 暁Q.貴方も情事を思い出して照れるとか無いんですか? 「 こちとらそれどころじゃ無かったんだが。 んな理由で目ェ逸らすの勿体ないだろ、 今しかあいつを見えないかもしれないんだから。」 (-290) 2021/09/20(Mon) 20:46:11 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁抱擁には僅かな抵抗を見せるが、すぐに大人しくなる。 甘えることに抵抗が無いらしく、終いには貴方の肩を涙で濡らした。 「……わ、わかん、ない。で、でも、オレの異能は、良くな、いって」 しゃくり上げながら、自身が理解している範囲のことを話していく。 曰く。 異能か病かさえ不明であること。 どちらにせよ、詳細が現代の技術では解明できないこと。 維持に大きな費用がかかること。 ……少年の母親が身体を売っていた理由は、誰が見ても明らかだ。 「母さ、ん……ぉ、オレの、ためにッ、……頑張った、だけ、なのに! なんでッ、なんっ、で……!」 (-291) 2021/09/20(Mon) 20:49:07 |
闇谷 暁は、迷彩 リョウの頭を撫でた。 (a70) 2021/09/20(Mon) 20:55:10 |
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