【秘】 あなたの盾 スピカ → いたかった ルヘナ「……私だって、あなたに選ばれたかったしね」 恥ずかしかったので、小声だ。 ああ、言ってしまった!でも、言いたかったのだ。 「『ここ』にいていいのよ。 もちろん、ルヘナが居たいと思う限りだけどね。 他のみんなもいる。 忘れられた人間でなく、今を生きる人間として、 歩いていけるはず」 ね?と、手をきゅっと握った。 きっと、あなたが迷っても。 スピカの元に来てくれる限りは、 何度だって手を取るだろう。 (-65) 2021/05/31(Mon) 1:42:50 |
【秘】 徒然 シトゥラ → いたかった ルヘナ 今だけは、見ているから 今だけは、食べられる 今だけは、声も聞いている いい子になるまでの悪い子のシトゥラを ルヘナに教えてあげる。 「癖になりそ……はっ、ぁ… キツいのに…ルヘナが一生懸命で、かわいい、ははっ……」 個人というものに執着しそうになった心に芽生えた芽は、 どこかでつまれてしまうかもしれない。 そう、知らないほうがいい。 知らないほうがいいんだ。 これが恋か、愛か、知識欲か、……本物か偽物か。 あなたに教わるまでは、知らないままで。 (-66) 2021/05/31(Mon) 1:55:35 |
【秘】 徒然 シトゥラ → いたかった ルヘナ「ルヘナ、受け止めてッ… ボクのことを、ずっと 覚えていて 」浅く息を吐き、打ち付ける腰を早めた。 あなたをきつく抱きしめながら熱を注ぎ満たす。 震えるからだと、意識が飛びそうなほどの――― あなたを求めた自分は、 この部屋を立ち去るといなくなってしまうから だから、今だけでもと……欲しいがままに いつまでも時間が許す限り貪り食らった。 静かにまどろむあなたを撫で続ける、無言でずっと かける言葉が、いい子の自分には残っていないから (-67) 2021/05/31(Mon) 2:05:34 |
【秘】 徒然 シトゥラ → いたかった ルヘナ セキレイはどこへも羽ばたかず留まり続ける。 囚われ続けて、 ……愛する友人も仲間もすべて見守る存在。 だから手放すときも、悲しくはなかった。 変わってしまうであろうあなたを寂しく思うだけだ。 もし、……変わらず同じように話すことができるのならば 自分が変わらなければならないのだろう。 大人に求められる子供になるために ……のぞんだ大人になるために 「行ってらっしゃい、おすすめの本また用意しておくね」 だから、最後の言葉もいつも通りだっただろう (-68) 2021/05/31(Mon) 2:07:34 |
【秘】 いたかった ルヘナ → わるいおとなの ラサルハグ/* いや本当助けてほしいんですけど(匿名性の崩壊) ……愛してくれた人、まだ生きてて狼なんですけど彼は『いい子』な愛を知らない人でして。 "特別な望み"ができたら言ってね、って言われて、行為中に「俺のことちゃんと見てて」って言ったんですけど、 彼、『いい子』じゃないですか。『いない』子は見ないじゃないですか。 初めてを捧げて、自分は彼のモノで自分だけは彼を許すと誓って大人に抱かれに行って、愛し方を知れば彼も愛せるんじゃないかって思っていたのに、 彼がそんな俺が『見る』ためには彼が変わらないといけなくて。 俺を求めた彼は、部屋を出たらもういないんですよ。 ……許すと決めたからには、覚えていてと言われたからには、それを守り続けるつもりですが。 こころがいたくないわけではないんです。 「ねえ、先生」 (-73) 2021/05/31(Mon) 6:13:49 |
【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → いたかった ルヘナ /* ………… しんどすぎないかしら・・・ 先生びっくりしちゃったわ……これ、双方ハッピーになる道見えなくない……? 『いない』子からアプローチかけることなんてあまりにも難しいのに…………本当に知識以外を捨てることが出来たなら、どれほどよかった事でしょう……捨てきれない貴方だからこそより愛おしいけど……ルヘナ…………つらい……………… でもこれ折角ルヘナが言ってくれた"特別な望み"をふいにするシトゥラも罪な子じゃない?ちょっとは見てくれてもいいと思うんだ、先生。 「……ルヘナ、何かな」 (-76) 2021/05/31(Mon) 6:33:15 |
【秘】 いたかった ルヘナ → あなたの盾 スピカ「俺に選ばれたかった? それはどういう……」 思わず聞き返すも、あなたがそれ以上を告げなければルヘナは気にしない。 「俺は……セキレイの味方だから、 全てを『ここ』に置くことはできないかもしれないけど。 置けないものを抱えた俺のほんの少しだけでもお前に向けたい。 今を生きる人間として、そばにいる前の手を取って…… 俺以外の誰かが一人でも『許さない』と言うまでは、一緒に」 握り返しながら、ふら、とさらにあなたと距離を詰めて。 完全に寄りかかることはできない自分に許されるただひとつの方法で、 額をあなたの肩に押し当てるしぐさで、甘えを示した。 「スピカがいてくれて、よかった」 (-79) 2021/05/31(Mon) 6:50:47 |
【秘】 いたかった ルヘナ → わるいおとなの ラサルハグ/* 双方ハッピーは……彼が"大人"になって『いない』子を見られるようになるしかないんじゃないかしら……つまり少なくともあと半年は無理…… 知識を愛する仲間としてお互いさらけ出して、執着が芽生えて、 知識を求める仲間だからこそ全てを欲されても応えられたんだけど、 その結果がマジのマジでこれなの本当にどうにかならんか……死……ならねえんだよな…… そして彼のこと大正解です。そんな歪な彼でも許し続けると決めたので、俺は許し続けます。 「愛ってなんなんでしょうね」 (-80) 2021/05/31(Mon) 6:58:24 |
ルヘナは、盾の内に入っている。少なくとも、今だけは。 (c26) 2021/05/31(Mon) 7:01:49 |
【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → いたかった ルヘナ /* シトゥラ……あんた罪な子だわよ…………、先生ルヘナの弁護人するわね…………法廷で会いましょう…………(?) 或いは吊でシトゥラもルヘナと同じとこまで落ちて来てしまえば変わるのかしら…… でも狼は同じ狼陣営を噛めないので、完全ランダムの吊に頼るしかないのだけどシトゥラを落とせる確率厳しいのだわ。 (或いはロールプレイでシトゥラをどうにか"大人に従う子"であると周囲に明かし、システムでは落とせなくてもロールで立場を危うくすることができれば……と思ったけど、彼を想うルヘナに限って、というかルヘナだからこそそんなこと出来ないのでは???となってしまったわ……愛よこれこそ……ルヘナ……LOVE……) 「相手にどう思われようとも、見返りなんてなくとも、相手を大切に思い相手の為を考える相手の幸せを願う気持ち……そういうものだと私は思っているよ。私が貴方に向けるのもそれだ。 ……貴方がこれで納得するか分からないけどね、ルヘナ。愛の定義は人によって違うものらしいから」 (-83) 2021/05/31(Mon) 7:18:49 |
【秘】 あなたの盾 スピカ → いたかった ルヘナ首を振る。なんでもない、の仕草。 全てを置いてもらえなくても、 彼女の表情は変わらなくて。 「………………うん。それでいいのよ。 私は止まり木になれる。 重いものを抱えたあなたを、 休ませることができるはず」 自然と、もう片方の手があなたの頭に伸びた。 男の子は嫌がるかな、なんて一瞬思ったけど。 そんな考えより、体が先に動いた。 「ええ、私もこうすることができて……嬉しいのよ」 (-84) 2021/05/31(Mon) 7:27:14 |
【秘】 いたかった ルヘナ → 徒然 シトゥラ「だって、あは……っ、たくさん、分かるから、んぁ、 嬉しくて 、たまらない……!」愛されること。それによって生ずるものたち。 シトゥラのこと。食事の時に見せる色んな顔。 好意を持つ相手を知り喜ぶのはまさしく愛なのだろう。 あなたの懇願に応えられる言葉は持っていなかったが、 持っていたとしても快楽に鳴く自分では伝えられなかっただろうが、 あなたに足を絡め、しっかりと腕を回すことで答えとした。 あなたを奥の奥で幾度となく受け止め、 内壁の襞の全てをあなたの熱で染められて、 心でも身体でもあなたを覚えていった。 あなたから見えなくなった自分がまた見つけてもらうまでの間、じっと孤独に耐えるために。 (-86) 2021/05/31(Mon) 7:51:45 |
【秘】 いたかった ルヘナ → 徒然 シトゥラ―――――――――――――――――――― 「大人のもとに行ったら恐らく俺は、愛し方を学べる。 次にお前が俺を『見る』時が来たらその時は…… 俺がお前を愛したいな……今度は俺が……」 まどろみの中で呟いたそれは本心ではあるが、 決意という前向きなものではなく、夢という後ろ向きなものだ。 答えだって求めていなかった。 ――――答えなんて、聞きたくない。 だから、去り際に交わした言葉は本当にいつも通りで。 「行ってきます。お前のおすすめ、楽しみにしてる」 普段通りに背を向けてあなたから離れていく背中が ほんの少しだけ震えていた。 (-87) 2021/05/31(Mon) 7:52:25 |
【秘】 いたかった ルヘナ → わるいおとなの ラサルハグ/* 先生が弁護人してくれるなら勝ち確なのでフフッの顔をしました フフッ(?) シトゥラがこっちに来ても変わるかもしれませんが、それはそれでルヘナが嫌がるというこの。お前。 シトゥラが大人側の人間であることは約束と彼の目標とがあるので絶対口にできなくて……雁字搦めになっている…… おかしい私は14歳の頭でっかち感と不安定さをRPしたかっただけなのに…… 何もかもおしまいです おしまい 治安は死んだ 「分かるような分からないような、が心境として一番近いです。 けどこれは多分俺が子供だからなんだと思います、 ……避けられれば苦しいし、見返りがないと心細くなる。 苦しくならない愛し方、見つけられるように頑張ります」 (-88) 2021/05/31(Mon) 8:03:18 |
【秘】 いたかった ルヘナ → あなたの盾 スピカ「ああもう、本当に嫌だ。情けないしもどかしいし、 ……何より、耐えなきゃいけない孤独を お前を利用するような形で乗り越えようとしている俺自身が、 本当に――――」 言いかけてはっと気づく。 昨日彼女と話して二人導き出した答えこそが、 孤独と孤独で集まることによる救いではなかったか。 そのことに気付いてしまったからかは定かではないが、 さらさらとしたツートンの髪はあなたに触れられるがまま。 あなたの手をないものとして扱っているのではなく あなたから与えられるものを受け入れているようだ。 「ああ、そうか。これは利用じゃないのかもしれない。 ――――よかったな。お前の望みは実って、今俺が救われた」 (-91) 2021/05/31(Mon) 8:35:38 |
ルヘナは、アルレシャにお辞儀をした。 (c29) 2021/05/31(Mon) 8:43:31 |
【秘】 いたかった ルヘナ → 平衡役者 アルレシャ/* 雑談で話した通り、ほぼ同じ文章をぶん投げて泣きつきます(匿名性の崩壊) ……愛してくれた人、まだ生きてて狼なんですけど彼は『いい子』な愛を知らない人でして。 "特別な望み"ができたら言ってね、って言われて、行為中に「俺のことちゃんと見てて」って言ったんですけど、 彼、『いい子』じゃないですか。『いない』子は見ないじゃないですか。 初めてを捧げて、自分は彼のモノで自分だけは彼を許すと誓って大人に抱かれに行って、愛し方を知れば彼も愛せるんじゃないかって思っていたのに、 彼がそんな俺が『見る』ためには彼が変わらないといけなくて。 俺を求めた彼は、部屋を出たらもういないんですよ。 ……許すと決めたからには、覚えていてと言われたからには、それを守り続けるつもりですが。 こころがいたくないわけではないんです。 (-92) 2021/05/31(Mon) 8:48:38 |
【独】 いたかった ルヘナ……セキレイ、お前まさか。メレフに。 ああでも、お前ならと納得してしまう俺もいるよ。 俺ももっと求めていたら、結果は違った? (-95) 2021/05/31(Mon) 9:08:47 |
【秘】 平衡役者 アルレシャ → いたかった ルヘナ/* あいつ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・(名前を叫ばず伏せているのは恐らく相手はまあ彼と思いつつも、間違えていた場合が恐ろしい&この村では墓下面子が狼の遠吠えを聞けるのか分からない為の保険です) これは辛いわ…辛すぎるのだわ…でもやりかねない相手なのが何も言えないのだわ……どうしてあのタイミングで一気に死んでしまったの…… (-100) 2021/05/31(Mon) 9:30:08 |
【秘】 いたかった ルヘナ → 平衡役者 アルレシャ/* 恐らくPC的予想はあっていますし、墓下面子が狼の遠吠えを聞けますし、なのでマジで赤窓のアレを見て更に心が曇っていルヘナです……おしまいすぎておしまいです ひえ……誰と誰がぶつかり合うかが見えるのも存外苦しいものです…… 彼のモノになっていなくて約束もしていなかったら、今自分を支えてくれている彼女の想いにも応えられるんですが たらればですね 悲しい事に。 いやぁ、本当に面白いことが起きていたんですよ4人死亡時。そこも含めて語ると本当に俺視点地獄なので、早く語れるようになりたいですね…………………… (-101) 2021/05/31(Mon) 9:41:25 |
いたかった ルヘナは、メモを貼った。 (c30) 2021/05/31(Mon) 9:51:38 |
【独】 いたかった ルヘナ仲間が仲間自身の願うことを叶えられて、友人が一時でも楽になるのであれば、 それは幸福なことのはずだから。 ……そのどちらも満たしてやれなかった俺は何も言えないから。 目を逸らさず、さいごまで見届けよう。 泣いてはいけない。泣いてはいけない。泣いてはいけない。泣いては、いけない。 (-102) 2021/05/31(Mon) 10:05:16 |
【秘】 一番星じゃなくても スピカ → いたかった ルヘナ「そうよ……利用だなんて、とんでもない。 誰だって孤独は耐えられない。 だから、私はあなたを支えたかったの。 あの、『人という字は〜』みたいな話と同じよ。 ……多分。 そうしないと、私もどうすればいいかわからなかったし」 昨日と比べれば随分と進歩だろう。 やはり、自分が受け入れられていると実感できるのは、 嬉しい。 「あなたが救われるのが、私の救いだから。 もちろん、他の人も救いたいけどね」 でも、私にとって一番救いたいのはあなただから。 ともつぶやいた。 (-103) 2021/05/31(Mon) 10:15:49 |
【独】 いたかった ルヘナ/* プロローグで賢者に「占っていいですか?」と言いに行き、 一日目に深く関わった二人が二人とも狼で、 二日目に同じクラスの友人(呪人)を占った結果死亡、 大人のもとに連れて行かれる前に彼のモノになったけど『いなく』なるからもう見てもらえないし (アイツから影響を受けたんだろうなと推測されるアレもあるし) 自分へ好意を寄せてくれている子の想いに応えることもできず一方的に甘え、 そうして自分の持ち主が同じく『いなく』なったはずの自分の友達もしくは協力者に殺されにいく姿を見ています。 利用するために近づいた人達へ情を抱いてしまったから情を向けられると罪悪感で苦しくなるし、 かといって狼陣営の彼らの心情が理解できるわけでもない。 狼陣営を捨てることもできないし、彼を許し続けると決めてしまった。 先生に相談して、優しさを捨てるために、手を取ってくれた彼女を傷付けて。 そうして今、救いを口にしながら『孤独』を癒してくれる彼女に甘えて、 自分へ愛を向け続けていた彼からの常とは違うハグを受け止めています。 ……うーん地獄。 エピローグで綺麗さっぱり忘れるほうが救いがありそうですね。 (-104) 2021/05/31(Mon) 10:27:53 |
【秘】 いたかった ルヘナ → 一番星じゃなくても スピカ「俺が救われるのがお前の救い、なら…… お前もまずはひとつ、救われたことになるんだな。 よかった、お前が救われてくれたのなら、本当によかった……」 これは本心だ。散々傷付けておいて言えた話ではないが、 あなたのことは大切に思っているし、 あなたに幸多からんことを願ってもいる。 ……居場所を失ったまま垂れ下がっていた何も掴めずにいた手が そっとあなたの背に回されて、優しく添えられる。 抱きしめるというには力があまりにも入っていないそれが、 今まで引いていた線をほんの少しだけ超えるものだと あなたにはわかるかもしれない。 「俺なんかを救い支えてくれるお前に、 ひとつでもいいから報いたい。 スピカ、俺からお前にできることは何かあるか?」 /* なうぷれ、『心做し』です。対戦よろしくお願いいたします。 (-114) 2021/05/31(Mon) 13:01:59 |
ルヘナは、スピカの行いに報いたい。 (c40) 2021/05/31(Mon) 13:03:17 |
【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → いたかった ルヘナ /* でもシトゥラがこちら側に来るのを嫌がる気持ち、分かるのだわ……。……ルヘナ、良く出来た健気なヒロインでは……!?!?(錯乱するPL) 実際知識を求める落ち着いた気質でありながらところどころに子供らしさが滲む、すごいいい塩梅のキャラでルヘナ凄い魅力的だな可愛いな〜!と先生はメロメロです。お話しできて良かった。おしまいになって治安が死んでるみたいだけど……生きて…… 「ルヘナが愛を良く分からないのは子供だから……かもしれないし、そうじゃないかもしれないよ。 だって大人だって知らない人は知らないもの。 でも。貴方なら苦しくない愛し方を見つけられるかもしれないね。 応援しているよ、ルヘナ」 (-118) 2021/05/31(Mon) 13:16:23 |
【秘】 演者 シェルタン → いたかった ルヘナ「余計〜〜なお世話だ」 実際、自分が苦労人のたちなのを、 此処の所ずっと自覚している。 そりゃあもう、うんざりするほどに、だ。 「……オレも、あと一人が誰か、今まで分からなかった。 大人に従う子たちも、それぞれ目的があって、 確かな『理由』があって。それを知ってるから。 なんとかしてやらなくちゃなあ…… 本当に、先の長い話に、戦いになりそうだ」 気だるそうに、ため息を吐く。 だけどそれは、前向きな想いによるものであり。 現に。一歩ずつ、良い方向にむかっているのだから。 (-125) 2021/05/31(Mon) 13:55:25 |
【墓】 いたかった ルヘナ>>+19 知ってるよ。 「何年の付き合いがあると思ってるんだ、それくらいわかる。 お前だって俺のこと、少しくらいは分かっているんだろ?」 ずっと彼ら『二人分』の狂気を受け取っていたのだ、 明らかに目減りしたそれに気付かない訳もない。 ……それはきっと、自分だけではないだろうけど。 謝られる間も片手に確保されているため お茶を入れる手伝いができない。 とはいえこれもある種いつものことではあった。 三人でお茶会をする時はいつも、二人が用意してくれていて、 自分が用意したのはテーブル上を片付けるくらいだったから。 ベッドの上、彼を見上げながらお茶を一口飲む。 「……正直、つい最近までお前達がどうして 『そうだった』のかを俺自身忘れていたからな。 お前の口から聞きたいよ、お前の…… 事件も、悪性も。 それ以外でもいい、お前が話したいことならなんでも」 (+20) 2021/05/31(Mon) 14:03:21 |
【秘】 臆病者 スピカ → いたかった ルヘナ「そうよ。あなたが私の部屋に来て、 手を引いてくれたその時から。 あなたの救いが私の救いにっ……」 背中に回された手に、体が反応する。 予想外だったから。 でも、待っていたものだ。 そして、考える。 自分が報われる方法を。 わたしを一番にしてと言いたい。 あなたを地獄に落とした者よりも、 私の方がうまくやれると言いたい。 でも、それはきっと叶わないから。 「……じゃあ、もっとちゃんと抱きしめて。 …………それでいいから」 耳まで真っ赤にしながら、そう言った。 (-126) 2021/05/31(Mon) 14:25:21 |
【秘】 いたかった ルヘナ → 演者 シェルタン「……お前の手が大きいのかそれとも馬鹿なのかはわからんが」 あえて挟まれるからかいと、ため息。 しかしあきれた様子ではなく、どこか眩しそうに見て。 「皆をなんとかしたいなら、もっと周囲を信じてやれ。 お前に守られるばかりの子供で溢れているわけじゃない、 ともに戦おうとする物好きだっているんだ」 ブラキウムのことだ、『とっておき』を使うのなら それはシェルタンにだろうと思う。 イクリールやスピカもともに戦おうとしているし、 本当は俺もできる範囲で力になりたい。 「もし俺の出した答えがお前の答えの近くにあったのなら。 その時は……俺の手も貸す。忘れるなよ、シェルタン」 話すべきことは話し終わったらしい、 あなたに小さく礼を伝えた後に背を向けようとするだろう。 (-127) 2021/05/31(Mon) 14:27:47 |
【秘】 いたかった ルヘナ → 臆病者 スピカ「……わかった、それじゃあ」 言葉とは裏腹に、一度身体は離れる。 握り合っていた手もそっとほどいて一度向き合って、 ……あなたの表情を見て、くす、と小さく笑う。 ああ、本当に俺は。 正しくお前に報いることができないみたいだ。 「――――スピカ」 優しく名前を呼んで、今度は両手で抱きしめた。 首筋にある噛み跡、赤い鬱血痕があなたに見えるかは分からない。 強く抱き締めているはずの腕はきっと苦しくなるには弱すぎて、 服越しに触れ合う身体はとても細いものだ。 「お前のことだって、大切だよ」 (-128) 2021/05/31(Mon) 15:04:05 |
【秘】 平衡役者 アルレシャ → いたかった ルヘナ/* 村って、NTRとかとはまた違う特殊なジャンルで、自分と懇意にしてた子が色んな状況(死だったり役職だったり、設定開示のタイミングによる差など)によって別の子とくっつく事も多々あるから、苦手な人は苦しいかもしれないですね……相手PCが奔放だったりタラシだった場合は余計に……(これはそのPCについてではなく一般的なお話しです) PL的には「ええいアッチは上から見てると見込みが無いからコッチに答えるぞ!いいな!!」って言っても、PCが「応!」してくれない事もあって、沢山の「IF」が楽しさでもあり苦しみでもありますよね…頑張ってルヘナ…! 役職は全然わかってないからどうなってるのか実はさっぱりですね!絆関係かと思ったけど、私視点墓下に来たらPC同士の相関図がもう少し見えるかと思ったら秘話勢もいそうなので、余計に終了時がオラ、怖くなって来たぞ…… 苦しみが取り除かれるように祈ってます先生も!先生だけど! PS:(c29) でお辞儀してくれてたの見落としててごめんね!慌ててお返し(?)反応したわ……アリガト……先生嬉しいわ…… (-130) 2021/05/31(Mon) 15:11:27 |
【秘】 いたかった ルヘナ → 平衡役者 アルレシャ/* 苦手な人はマジで苦手なんだろうなぁって思います……しんどいふざけんなお前法廷に集合だみたいになれる性質でよかった……奔放はともかくタラシについては俺がそっと被告席に立つことになるのでノーコメントです!!!!!!!!!!!!!! PLとPCの意志、結構乖離しますもんねえ。その「どうにもならなさ」「やるせなさ」みたいなのも含めて一期一会感があって楽しい。楽しいけど裁判はする。裁判 なあ 裁判 おい!!! 実は長期RP人狼村初めてなのでアレなんですが、秘話勢かなり多いんじゃないかしら。俺もそうです。秘話が続いているかはともかくとして2人以外は全員秘話飛んでます。つまり終わったらきっとたのしい!じごく! ありがとう先生、俺(PC)も話しかけに行けそうなら……行きますねえ……! 絶対先生の性格PL好みなので…… PS:ログが膨大なので忘れるのあるあるですわ、蹴りもご自由なのでご安心あーれ! (-131) 2021/05/31(Mon) 15:22:51 |
【秘】 臆病者 スピカ → いたかった ルヘナ「え……ちょっ……と、」 離れていくあなたに、困惑し、 顔を見られれば伏せようとして。 でも、きっと全部無駄な努力だったろう。 だって、もう隠せるような気持ちじゃないから。 「ーーぁ」 心臓が跳ね上がる。 目に入る、あなたの『治療』された後も。 抱かれる力も、細い体も。 全てから、あなたを感じる。 「ルヘナ…………」 自分が望んだものが、いま与えられたはずなのに。 少しだけ泣いている自分に、困惑した。 そんな涙に気づかれたくないなと思いながら、 あなたに身を委ねる……。 (-133) 2021/05/31(Mon) 16:13:59 |
ルヘナは、スピカを抱きしめた。また傷付けてしまった、のだろう。 (c44) 2021/05/31(Mon) 16:16:41 |
【秘】 いたかった ルヘナ → 臆病者 スピカ"愛された"痕も、それを蹂躙した痕も残った身体。 まっさらになってしまうあなたとは対照的な身体。 色んな意味で対照的なひとりとひとりで触れ合っている。 「……ああ。俺はここにいるよ、スピカ」 それだけ優しく語る口調はひどく穏やかで、 今だけはあなたを甘やかすように背を撫でた。 あなたの盾にも剣にもなれない自分ができること。 それはきっと、その涙に気付かないでいることだろう。 (-134) 2021/05/31(Mon) 16:54:17 |
【墓】 いたかった ルヘナ>>+25 >>+26 ポルクス 「それは盛り過ぎ。四十割は人生四周してるだろ」 前前前世から? 「まあでも、長い付き合いなことには変わりないよな。 ここに入ってからほぼずっと一緒だったはずだ」 自分も自分で知識欲の権化だったし彼らも頭が良いから 懐に入った時に居心地が良かったのは確かだ。 だからこそ周囲が寄り付かない三人きりでも過ごせていた。 こっそり夜更かしをして読書会もした。楽しかったな。 ……彼らの狂気と悪性は、多くのものに向けられた。 自分や彼らを害そうとした者が至った結末を、 自分はいくつも知っている。 彼らという台風の中心に収まった自分は その様子をただ遠くで認識するだけだった。 出ようとすれば彼らはきっと自分を害するだろうと思っていたから。 「人には一長一短がある…… では済ませられない気質があることは知ってるよ。 お前は自然や草花……あとは家族か。 それら以外には 残忍 ……その残忍さが俺に向けられたことはなかった、がな」 彼らから向けられているものは一貫している。 ―――― 執着 と、狂気 と、愛。 彼らの持つそれが愛なのか、自分は知らないけれど。 (+27) 2021/05/31(Mon) 17:40:43 |
【秘】 乙女座 スピカ → いたかった ルヘナ大切だって言ってくれたから。 ここにいると言ってくれたから。 スピカは頑張れる。 と自分に言い聞かせた。 それでも、今だけの権利を手放したくなくて、 背を撫でられるに委ねる。 「……ごめんね、我儘で。 もう、大丈夫だから」 これ以上依存を見せてはいけない。 本命のいるであろう彼を失望させたら、取り返しがつかない。 ぽつりと言葉が漏れた。 (-139) 2021/05/31(Mon) 18:07:26 |
【秘】 いたかった ルヘナ → 乙女座 スピカ「年下の立場かつ今まで散々振り回した俺がいうのもアレだが。 いいじゃないか、我儘のひとつやふたつ。 それにお前に『そっくりそのまま言葉を返』したはずだぞ、 お前はもっと人に甘えていい 」散々我儘を言って、散々取り乱したのは自分だ。 自分ばかりが貰っているのに彼女に返さないのは義に反する。 お安い御用だと言いたげに数度、ぽんぽんと背を叩いてから そっと腕の力を緩めた。 「俺達は独りから二人になったけど、 これから俺達の周りの人はきっともっと増えていく。 お前はどんどん『風紀委員』じゃなくて 『スピカ』だからこそ 必要とされていく場面が増えるだろう。 ……そういうスピカを見て俺は、誇らしくなって…… ……そんな未来が来るかもしれないと思っているんだよ」 (-140) 2021/05/31(Mon) 18:39:42 |
【墓】 いたかった ルヘナ>>+30 ポルクス 「そうか。お前にとってそうならきっと、そうなんだろうな」 二人が見ている世界を自分は知らない。 だから、二人が見る世界を否定はしない。 彼らの『人生』に口を出せるほど自分は多くを見ていない。 「過激性、上がっていたのか…… そういえばあまり、園芸部に行けてなかったな 」色々あって様子を見に行く頻度が減っていたのは確かだ。 ここ数日は特に、全く行けていなかったと言ってもいい。 彼から受け取ったいつも通りの言葉に、 今までまともに受け取って来なかった感情の大きさを 改めて実感する。 「好きな順番で話すといい。俺はちゃんと聞いている、 ……最後までちゃんと、な」 (+32) 2021/05/31(Mon) 19:07:18 |
【墓】 いたかった ルヘナ>>+33 ポルクス 「――――……ああ、あの時の騒ぎか。 あの後にお前、何日か寝込んでた……」 血濡れの"カストル"がそう言っていた、とは聞いている。 騒ぎの場に自分はいなかったから詳細は知らなかったが、 きっと彼自身が語るそれらのことは真実で ……殴る蹴るの暴力の代償としては 相当大きなものを支払ったのだろう、とどこか遠くで考えるも。 ポルクスは、家族が大切なポルクスは、 家族を守っただけ なのだろう。そのための手段とその程度については少し、間違ってはいたが。 先程から少しずつ飲んでいた、 彼から入れてもらったお茶を飲み干して。 「なるほど。……話してくれてありがとう」 結果的にポルクスは、 守りたかった家族を狂わせ、壊してしまったのだ。 自分もまた、壊れた様子の彼について特段気にもしないままで。 殺してしまった、ようなものなのかもしれない。 「ポルクス。お前はこれからどうしたい?」 (+34) 2021/05/31(Mon) 19:51:01 |
【秘】 乙女座 スピカ → いたかった ルヘナ「うん……ちょっと、甘える決心がつかなくて」 だが、あなたの言葉を聞いていると、 その思いが揺らぐ。 「俺達……そうね、『二人』なのよね。 私達なら、頑張れるはずだし、 みんなの居場所も作れると思う」 そう言ってもらえる。 それが嬉しいし、あなたに誇らしく思ってもらえるのは、 喜びだった。 そして、もう我慢できそうになかった。 「ねえ、我儘を、思いついたわ。 あなたはどうせ断るだろうけど。 それでいいのよ。本当に我儘なんだから。 これは、辛抱が足りない女の駄々と思ってほしいの」 (-146) 2021/05/31(Mon) 20:36:57 |
【秘】 諦観 スピカ → いたかった ルヘナ「私をあなたの一番星にしてほしい……の」 ああ、ついにやった!でもいいのだ。 これは、例えばこの施設の仕組みを変えられる、と嘯くような。 そういう類のものだ、ただ、自分が我慢できなかっただけ。 「……ほら、我儘も我儘でしょう? だから、言わなかったの。忘れて」 私はさっきので満足しているから、とフォローを入れた。 (-147) 2021/05/31(Mon) 20:40:27 |
【秘】 いたかった ルヘナ → 諦観 スピカ「我儘?」 そう、尋ねた時にはもう予感はしていた。 あなたに大切にされていることは分かっていたし、 先程あなたが求めたことの時点で、 抱きしめる前、耳まで真っ赤だった時点で、 ……肩口をほんの少し濡らした、涙の時点で。 分かっていた。予感はしていた。 その言葉を本当に受け取ってしまうと、やはり、 こころがいたんでしまうのだが。 「……お前の言う『一番星』の意味が『恋人』であるのなら、 俺はその我儘だけはきいてやれない。 あいつから俺が『見え』なくなったとしても、 俺はあいつのモノだから 」届かないものに手を伸ばす苦痛は自分も知っている。 苦痛から逃れるために更なる苦痛を重ねたから、ここにいる。 (-153) 2021/05/31(Mon) 21:13:09 |
【秘】 いたかった ルヘナ → 諦観 スピカ「でも、『いなくなった』子供になって感じた苦痛の中で、 真っ暗になった世界の中で、……幸福な思い出の残骸の中で。 俺が『ここ』で仰いだ一番星は、 お前 だ」あなたが輝いた時、目標を取り戻した時。 自分は確かに、このギムナジウムで 星 を仰いだ。スピカの元に大切な星々が集う未来を想像することができた。 一番星を掴めはしなくても、 その輝きに思いをはせることはできる。 「それだけは忘れないで。 俺の一番星 」 (-154) 2021/05/31(Mon) 21:14:32 |
ルヘナは、スピカの望む答えは出せない。 (c54) 2021/05/31(Mon) 21:33:20 |
ルヘナは、けれど、そこにいる彼女を"一番星"だと思っている。 (c55) 2021/05/31(Mon) 21:33:48 |
【秘】 諦観 スピカ → 星の加護を得た ルヘナ「うん、わかってた、わかってたの。 ……ごめんね、そんなこと言わせて」 自然に笑おうとした。 笑えただろうか?自分では、わからなかった。 だから言ったのに、バカな女。 これで諦めがつく、そのはずだったのに。 (-160) 2021/05/31(Mon) 21:49:59 |
【秘】 諦観 スピカ → 星の加護を得た ルヘナ「何よ、何よ、もう……一番星って…… そういうのじゃないのに…… もう……バカ……」 自分で 星 を夜空に浮かべて、それを仰いで、一番星だなんて。 そんな狡い言葉をかけられたから。 「えぅ……あはは……ほらもう、涙が、ほら、ねぇ」 もう、喜んでいいのか、素直に悲しんでいいのか、 わからなくなって、頭の中がぐしゃぐしゃで、 きっとひどい顔になってると思いながら、 泣き笑いのような表情を浮かべた。 (-163) 2021/05/31(Mon) 21:54:32 |
【秘】 星の加護を得た ルヘナ → 一番星 スピカ「……ごめん。ずるいことを言っているのは分かってる」 自分より年上で、自分より小さくて、 自分と同じくらい弱いあなた。 何か少しでも違っていたのなら あなたの望む『一番星』を胸に抱けたはずだった。 こんなに泣かさずに済む、はずだった。 ――――全ては夢物語だ。 星はこの手に掴めない。 自分の愛の向く先に幸せがないのだとしても。 地獄しかないのだと分かっていても。 自分は、彼のことを許し続けると決めたのだ。 再度、今度はあなたに願われたからではなく、 自分の意志で抱きしめる。 きっとそんな顔は見られたくない、だろうから。 「泣かせた側の言えたことじゃないのは理解しているんだが、 ……苦しみは、吐き出せるなら吐き出したほうがいい。 お前が教えてくれたことだ」 (-170) 2021/05/31(Mon) 22:30:38 |
ルヘナは、スピカをまた傷付けた。 (c58) 2021/05/31(Mon) 22:31:28 |
【秘】 平衡役者 アルレシャ → 星の加護を得た ルヘナ/* 裁判!!村が終わったら裁判ですか!?ダンガンロンパァ…!? 多分面子的にも初めてな方が殆どでしょうし、私も数回目なのでそこまで経験があるワケではないですが、秘話勢絶対多そう……終わった後が楽しみですね!地獄に落とされるかもだけど!アアン…… 了解です!残り24時間を切ってますし、軽い感じでも何でも希望の路線があれば合わせますし、特に何も合わせ無く適当に会話を転がす〜!でもお時間があれば、くらいで!無理はなさらないで…! えへへ……見学なのであまり出しゃばり過ぎるといけないけど最低限のキャラ付けはしたかったので嬉しい…!私も男前なルヘナを見るのは実は初めてなのでとてもワイワイしてます〜! (-171) 2021/05/31(Mon) 22:31:58 |
ルヘナは、それでも、"特別な望み"が叶う日が来るのを希う。 (c59) 2021/05/31(Mon) 22:33:11 |
【墓】 星の加護を得た ルヘナ>>+38 カストル・ポルクス 自分が誰かを置いていくことは、ない、とは言い難い。 だからそちらに対しては沈黙のみを答えとして、 あなたの言葉の続きを聞いていく。 「お前の身体は間違いなく『カストル』のものだ。 『ポルクス』の肉体は……病院にあるはずだな」 以前大人達が聞いているのを盗み聞いてしまったのか、 それとも何かしらの書類を盗み見てしまったのかは覚えていない。 けれど、 『ポルクス』が過去の事故以降『植物人間』で病院にいる その事実を自分は知っていた。 あなたがカストルを『ここにいる』というのなら。 自分もその前提で話をしよう。 「……行くのか? 『ポルクス』を取り戻しに 」 (+40) 2021/05/31(Mon) 22:46:16 |
【秘】 『一番星』 スピカ → 星の加護を得た ルヘナ「本当よ……本当にずるい。 そんな、ただ断られただけなら、 私だってすっぱり諦めたのに」 あなたの腕の中で、体を震わせて、 泣き続ける。 「うう〜〜…… こうやって、ぐす、あなたに抱きしめられてるのも苦しいの。 だって、ルヘナが欲しくなっちゃうから……」 堰を切ったように、あなたへの想いを吐露し続ける。 ずっと、叶わないとわかっていて押し込めていた心を、 たった今、吐き出してしまったから、 もう感情を止めることはできなかった。 やがて、紡ぐ言葉も浮かばなくなったころ、 スピカの涙も止まった。 (-175) 2021/05/31(Mon) 22:56:16 |
【秘】 星の加護を得た ルヘナ → 『一番星』 スピカ「うん、」 相槌以上の言葉は何一つ口にできなかった。 自分には、自分にだけは、あなたを慰める言葉を投げる資格はない。 あなたが自分に抱いてくれていた想いを、 あなたが押し込めていた愛を聞いている最中。 一度だけ、あなたを抱きしめる腕の力が強くなった、気がした。 あなたの嗚咽が収まった頃、 そっと身体を話して二歩だけ下がる。 『仲間』と話す距離にしては近く、 『恋人』と話す距離にしては遠い、 『あなた』との距離。 「俺が言えたことではないが、ってこれ何度言うつもりだ…… ともかく、吐き出すことも覚えたようでよかったよ。 ……あまり顔見られたくないよな。このまま席外そうか?」 (-183) 2021/05/31(Mon) 23:18:34 |
【秘】 『一番星』 スピカ → 星の加護を得た ルヘナあなたが、相槌だけでいてくれて助かった、と感じた。 これ以上優しい言葉をかけられたら、きっと。 強引にでもあなたを手に入れるために動いてしまうから。 「……うん、ずっと此処にいるわけにもいかないしね。 もともとはあなたを助けるために探してて、 ここにきたわけだし。 なんてざま……ってカンジ」 ハンカチで顔を拭いても、それでも多分ひどい顔だ。 「うん、そうね。もっと美人な私を見たほうがいいと思う。 あ、でもね、その前に一つだけ聞いて」 (-188) 2021/05/31(Mon) 23:37:32 |
【秘】 『一番星』 スピカ → 星の加護を得た ルヘナ「私、結構執念深いのよ。 こんなことになっても、人を救いたいと思うぐらいにね。 つまり、あなたを諦めちゃいないってこと。 ああ、でも、あなたを傷つけるつもりは勿論ないわ。 そんなことをしたら意味がないもの」 そういうと、パン、パンと手を叩き、 ま、話はこんなところね、と言った。 そういう態度を取らなければ、 永遠に引き止めてしまいそうだったから。 (-192) 2021/05/31(Mon) 23:41:06 |
【秘】 星の加護を得た ルヘナ → 『一番星』 スピカ「……ああ、そうか。ありがとう、スピカ」 救いたい、諦めない、と告げてくれるあなたの優しさが。 散々傷付けた自分に対して 傷付けるつもりはないと言ってくれるあなたの優しさが。 本当に、眩しくて。 「それじゃあ俺は行く。しっかり顔を洗っておいてくれ」 それだけ告げて、去っていく。 ここにいつまでもいてしまったら、 いつ『彼』が来るかも分からないから。 (-194) 2021/06/01(Tue) 0:09:21 |
ルヘナは、図書室を去っていく。そこにスピカを置いて。 (c65) 2021/06/01(Tue) 0:11:35 |
星の加護を得た ルヘナは、メモを貼った。 (c67) 2021/06/01(Tue) 0:14:44 |
【墓】 星の加護を得た ルヘナ「……――――」 図書室からゆっくり離れていく足は次第に早くなり、 最終的にはどこまでもどこまでも駆け出していく。 誰かに会いでもすればその走りも止まるだろうが、 よく慣れ親しんだ人気のない道ばかりを足は選ぶ。 ……息を切らして、壁に手をついて、崩れ落ちる。 ひゅうひゅうと鳴る喉が苦しさを訴え、 はくはくと開かれる口が酸素を求めている中で、 零れ出した言葉は、 「ありがとう」 の一言だけ。 想ってくれてありがとう。 救おうとしてくれてありがとう。 諦めないでいてくれてありがとう。 そのどれもが自分勝手で、 より彼女を傷付けるとわかっていて、 それでもやめろとは言えなかったものばかりで。 (+41) 2021/06/01(Tue) 0:26:28 |
【墓】 星の加護を得た ルヘナ自分の望む救いが訪れるまで、まだ呼吸が続けられる。 まだ呼吸が続けられるし歩いて行ける。 まだ、続けられる。 まだ。 「……よし、」 俺は、まだ、待てる。 (+42) 2021/06/01(Tue) 0:30:10 |
ルヘナは、まだ、『いない』。それでも確かにここにいる。 (c71) 2021/06/01(Tue) 0:32:23 |
ルヘナは、"その時"を待ち続ける。いつもたらされるものかもわからずに。 (c72) 2021/06/01(Tue) 0:42:25 |
【独】 星の加護を得た ルヘナ……俺の救いはまた『見て』もらってあいつに所有されることなんだけど、 あいつにとっては……どうなんだろうな…… 不安だよ。とても。 もう『見て』もらえない、代わりがいる、なんて知ったら、 俺、 (-211) 2021/06/01(Tue) 0:58:59 |
【独】 星の加護を得た ルヘナただ、それ以上に。 俺の帰る場所がなかったら、 あいつがもうどこにもいなかったら、 ――――いやだ、 やめて 。 (-212) 2021/06/01(Tue) 1:02:22 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 星の加護を得た ルヘナ「────ルヘナ!」 いつだって悠然としている少女には珍しく、 歩みは早足に、息を切らせて捜し人の名前を呼ぶ。 それは寂れた何処かにあなたの姿を見付けたからなのか、 それともただやみくもに探し回っているだけなのか。 そのどちらでもいい、見付かりさえすればそれで。 その声は、あなたに届くだろうか? (-213) 2021/06/01(Tue) 1:07:13 |
【秘】 星の加護を得た ルヘナ → 夢の続きを イクリール「――――……イクリール?」 常と異なる様子の彼女の声が聞こえて、急いで立ち上がる。 それから声のほうに駆けて行けば、 無事あなたに遭遇することができただろう。 「 どうしたイクリール! 俺はここだ、何かあったのか?」 (-214) 2021/06/01(Tue) 1:10:31 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 星の加護を得た ルヘナ「よかった、ああ、……違うの、わたしは大丈夫 …シトゥラから、あなたに……手紙を預かったの」 ルヘナの姿を見て、一つ息を吐いて それから、おずおずと腕に抱えていた紙束の一つを差し出した。 「……ルヘナが、嫌でなければでいいの 読んでくれる…?」 まるで自分の事のようにも不安に問う。 手紙の内容はわからない。 イクリールは、人へと宛てられた手紙を見るなんて そんな事は、しようとも思わなかった。 (-216) 2021/06/01(Tue) 1:19:25 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 星の加護を得た ルヘナ/* どうも業の配達人です。あいつなんてことしやがったんだ。 ルヘナが手紙を受け取る事を選ぶ場合、 このレスを送った後に中澤からシトゥラPLさんの方へ ルヘナに手紙渡すロールしたよ!って報告をするので 以降はシトゥラから手紙の内容が届くまで震えてお待ち下さいね! (-217) 2021/06/01(Tue) 1:19:57 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 星の加護を得た ルヘナ/* なんか文脈変だな、そのレスを受け取った後に、ですね 多分……なんか……察して頂けてるとは思うけど! (-221) 2021/06/01(Tue) 1:25:58 |
【秘】 星の加護を得た ルヘナ → 夢の続きを イクリール「シトゥラから、俺に――……?」 普段の落ち着いた彼からは想像しがたいほど、 はっきりと肩が震えた。声も顔も、痛みに引きつる。 「……貰う、貰うよ。 俺は絶対に、それを見なきゃいけない。 持ってきてくれて、ありがとう…… 」両手を伸ばして、大切なものを抱え込むかのように受け取る。 他の紙束がある様子を見てちら、とあなたの様子を見て。 「悪い、きっと手伝うべきなんだけど。 俺、今余裕なくて。 ……渡すべき人に早く渡せるよう、祈ってる」 (-222) 2021/06/01(Tue) 1:26:14 |
【秘】 星の加護を得た ルヘナ → 夢の続きを イクリール/* うわああああああんそりゃあそうよね来るよねええええええええ!!!!!!!!!!! 既にPLPCともにべっきべきのよっかーん☆ですがぜひいただきたく! 震えて待ちます。あとで裁判起こしましょう。 (-224) 2021/06/01(Tue) 1:27:32 |
【秘】 星の加護を得た ルヘナ → 夢の続きを イクリール/* 唯一の希望の線が消える予感がして震えています。 爆死したら骨は拾ってください。 (-225) 2021/06/01(Tue) 1:28:31 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 星の加護を得た ルヘナ「………ありがとう。 ルヘナがそれを読まなければならないと思うように わたしもきっと、これを届けなければならないの 責任をもって、ちゃんとね。」 だから、大丈夫よ。 そう言って、イクリールはやはり笑った。 ルヘナの様子にも、気付いてはいたけれど やはりイクリールの小さな手には、今は荷が勝ちすぎて。 ルヘナがそうであるように、今のイクリールには ただ、それが精一杯だった。 「…じゃあ、わたしはもう行くわ。でも… ルヘナ。あなたもきっと…一人ではないから。」 大丈夫。 言葉にできる根拠なんて、やっぱりただの一つも無いけれど 今はそれを、信じるしかなくて。 (-230) 2021/06/01(Tue) 1:42:19 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 星の加護を得た ルヘナ/* ほんとうにも〜〜〜〜〜。 これは訴えたら勝てますよ。 絶対学級裁判起こしてやりましょう まあ訴える側も生きてなきゃ訴えられないんですがね。 一先ずルヘナ読んでくれるよ〜って連絡は今しがたしましたので。 ここからは恐怖に怯える時間ですね。中澤も怖かったです (-231) 2021/06/01(Tue) 1:44:35 |
ルヘナは、イクリールから、 を、震えを隠しもできないまま受け取った。 (c74) 2021/06/01(Tue) 2:10:32 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 星の加護を得た ルヘナあなたが受け取った手紙には ルヘナへ、と丁寧な文字が書かれていた。 『ルヘナへ まず、本の話をしなくちゃいけないな。 おすすめしたい本が選べなくて、 中々図書館に顔を出せなかった。 ここに書いておくので読んで置いて欲しい』 〜10冊ぐらいあなたの興味のありそうな専門書があり、 中には児童書まである。赤ずきんの秘密等〜 他にもいくつか文字が連なり、内容は ・この手紙が届いたということは、部屋に自分がいないということ ・紙袋を見つけて手紙を手にした場合、『イクリール宛て』のものを 彼女に渡してくれるとすごく嬉しいということ ・残りの手紙は紙袋の中に、その場に置いておいて欲しいそうだ。 『こうして手紙を書いたのは、知らせたいことがあったから。 実は、○月○日(5日目)からボクが食堂にいけるかわからないんだ。 イクリールと食事をする約束をしていたんだけど、 知らないままイクリールが来てしまったら寂しがると思ったから、この手紙が無事に届いていたら彼女にも伝えて欲しい。』 ▼ (-241) 2021/06/01(Tue) 2:29:40 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 星の加護を得た ルヘナ『シェンやみんなの話を聞いて大人がしていることのすべてが正しくないとようやく知ることができた。 色々考えて一番心配だったのは連れて行ったみんなのことだったよ。 酷いことをされていないか、辛い目に遭っていないか、 本当に人格ごと変わってしまっていないか。 あなたに忘れられていないか正直不安で仕方が無い。 だけどボクには見ることができない、こんな言い訳で真実を知るのがまだ怖いんだ』 『ルヘナが望むように、たくさんの知識がある場所をボクは残したい。 この学校が壊れることも、大人たちと不仲になることも望んでいない。 でも、待てない人もいるってわかったから約束をしないか。 大人になるまで待てないと思うから、二人きりで会う約束をしよう。 そこで悪い子になったボクなら、君を見れると思うから。 どこにしようか、委員しか入れない部屋かなやっぱり。 話していた願い事、うやむやになってしまったからかなえてあげたいんだ シトゥラ』 /* 一本満足です。 部屋の前に紙袋があるイベントでした。 他の人の分の手紙があったため、そこを隠さずに記載しております。 イクリールには既に手紙が届いていますので、 それを話すも話さないもどちらでも問題ありません お付き合いくださり、読んでくれてありがとうございました! (-250) 2021/06/01(Tue) 2:54:44 |
【秘】 星の加護を得た ルヘナ → 徒然 シトゥラ/* ンンンンンナアアアアアアアアアンンンン麦茶コップです……! これはPC側の行動に影響するから3点ほど確認をしたいのですが、 @(暫定表現)手紙一枚目にあるほうの要望は既に(イクリールちゃんの協力もあって)果たされてあるという認識でよいでしょうか? それ次第では(暫定表現)二枚目のほうで動くのはシトゥラの部屋に襲撃してから……になります。 A(暫定表現)二枚目のほうにある『委員しか入れない部屋』は図書準備室でよいでしょうか? Bこれは秘話でやったほうが面白いのか全体でやったほうが面白いのかどちらでしょうか! 以上、よろしくお願いいたします! うわぁいイベントだ!! (-256) 2021/06/01(Tue) 3:06:21 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 星の加護を得た ルヘナ/* 麦茶溢していませんか? 大丈夫でしょうか @もう既に果たされています、第一発見がイクリールで、残りいくつかの手紙がありました。 その一つがルヘナのものになります。 A委員しか入れない部屋は多分図書準備室になります。 B何をどこで……どこでもいいですよ! いつの時間軸の話かわかりませんが、 いつの時間軸か話してくれたらどこでも受けて立ちます、任せてください。 (-259) 2021/06/01(Tue) 3:54:13 |
【秘】 星の加護を得た ルヘナ → 徒然 シトゥラ/* 麦茶はないないになりました。おいしかったです。グェ @承知しました、ありがとうございます! イクリールちゃんありがとう…… Aこちらも確認しました! Bシトゥラ側で深夜にメレフとなんか、こう、アレがあったっぽいじゃないですか(ろくろ回し) なのでそれさえ避けられればこちら自由に行けるんじゃないかなーと思っていたり。 特に指定がないなら夜のほうが抜け出しやすさはあるのかな、みたいな気持ちはありますが。 (-260) 2021/06/01(Tue) 3:58:49 |
【墓】 星の加護を得た ルヘナ>>@5 ポルクス 「そ、っか」 ……友人の、友人の完全な『死』を聞いて。 思わず漏れたのは本当にそれだけの返答だった。 カストルの精神が死に、ポルクスの肉体が死に。 歪な彼らは、本人の望まぬ形でひとつになってしまった。 「……完治おめでとうとは言わない。それだけは絶対に言わない。 それで、『お前』を取り戻しに行けないのなら、ポルクス。 お前はこれからどうするんだ」 問いの示すものはなんでもよかった。 ギムナジウムに残るか出ていくのか、園芸部をどうするのか、 明日は何をして過ごすのか、 飲み終わったお茶のカップをどうするのか。 (+44) 2021/06/01(Tue) 4:09:45 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 星の加護を得た ルヘナ/* あっ、ご愁傷様です。新しく注いでおきますね。 Bについて。 なるほど了解しました、どのような時系列に来てもその通りに対応させていただきますのでいつでも来てください! 大変お手数おかけいたします、対戦よろしくお願いします 秘匿でも、全体でも問題ありません〜 (-264) 2021/06/01(Tue) 4:17:33 |
【秘】 星の加護を得た ルヘナ → 徒然 シトゥラ/* 注がれたヤッター!と喜んだんですがお茶ないなったのは一本満足さんのせいなのでは?と首を傾げました。 委細承知しました、では夜時間でお邪魔させていただきますね。 手数だなんてとんでもない、こちらこそ対戦よろしくお願いします。 なら1日目くらいしか表で話してなかったし……表に行こうかな……! (-265) 2021/06/01(Tue) 4:21:33 |
ルヘナは、イクリールから受け取った を開いた。 (c75) 2021/06/01(Tue) 4:22:10 |
【墓】 星の加護を得た ルヘナそれは夜の帳が下りて暫くした頃のことだった。 恐る恐る目を通した は、 からのものだった。 緊張しながらそっと目を通した の一文目を見た瞬間、 『いなくなる』前に交わした約束を彼が 律義に守っていてくれたことが分かって、少し笑ってしまった。 彼が自分を見てくれていたからこその精度の高さに やはり彼は尊敬に値する人物だと認識を改める。 そこから更に目を通して彼の考えの一端に触れて。 ――ある一文を見た瞬間、もうそこにはいられなかった。 走り出す。『いなく』なった自分がずっと『見て』もらうことを待ち続けた彼のもとへ。 (+45) 2021/06/01(Tue) 4:26:14 |
ルヘナは、図書準備室へと走る。 (c76) 2021/06/01(Tue) 4:27:11 |
【墓】 星の加護を得た ルヘナそうして、非力な自分で駆け抜けて、 ローブの重さにこの時ばかりはもどかしさを感じて、 ようやくたどり着いたその場所に駆け込む。 通常の生徒であれば入る機会のないこの場所に こんな時間にいるのは、 あの手紙の差し出し人だけだと思ったから。 「――シトゥラ!」 (+46) 2021/06/01(Tue) 4:30:54 |
【墓】 星の加護を得た ルヘナ>>@6 うんうん。なるほどポルクスらしい選択だ。 ……と思ったのはついさっきまでのことで、 それから滝のようにあなたの口から飛び出していく言葉の密度と ところどころに生じているツッコミどころの多さに 何も言えなくなった。 「 お嫁さん……?養う……??家に無理やり……??? 」言えた。やったね。 「……とりあえず、俺はお前達の嫁にはならないのと、 お前の教養レベルは間違いなく高いのと? 養われるつもりがないのと……ふむ。 俺は俺の自由に動かせてもらいたいよ、ポルクス」 愛の重さも執着の重さも知っていたが、 これだけ具体的展望を語られてしまうと ほんの少しだけでも修正したくなってしまう。 自分が愛を向ける先がもう決まっているから、というのもある。 ……そんなちょっとしたことはともかくとして、 彼の語る展望の姿を、自分は少し見て見たくなって。 「何かを始めることに遅いなんてことはないさ。 俺達はここで多くを学び成長していく子供だし、 卒業までいるならあと4年もある。色々変わっていけるはずだ」 自分が誰かを想うことができたように。 自分が誰かに想われることができたように。 (+47) 2021/06/01(Tue) 5:05:48 |
【墓】 星の加護を得た ルヘナ>>45 シトゥラ 「いない、……っは」 息を整えながら入るその部屋は、 自分達にとってとても馴染み深い場所だった。 多くを語り多くを学び、舌の上に乗った本の名前は数え切れず。 そうして知識を追い求めた者同士の、 互いの知識欲を認め理解しあった者同士の、 思い出ばかりが真に溢れた部屋。 日誌に書かれた本の名前とその内容がほとんど思い出せるほど、 自分達二人は多く目を通していたことだろう。 図書室に住んでいる、という言葉も過大評価ではなく、 普段からいる自分達はある意味ここの名物だったかもしれない。 「ふふ、……?」 冊子に挟まれた紙を見る。 そこに描かれた者と描いた者との関係性を思えば笑みが漏れ、 愛おし気に指がその上を滑る。 ……描いてそこまで時間が経っていないが故の黒が指を汚して。 (+48) 2021/06/01(Tue) 5:17:34 |
【秘】 星の加護を得た ルヘナ → 徒然 シトゥラ/* アーーーーーーーーーーッノーコメントーーーーーーーーーーッ!!!(注がれる) ほいっ (1)1d100 (-275) 2021/06/01(Tue) 5:18:53 |
【独】 星の加護を得た ルヘナ/* これは図書委員組を版権だと思っているオタクの妄言なんですけど(前置き) 服のカラーリングが白・青と黒・黄、 インナーのカラーが黒と白、 ……ってなってるの、本当に版権力が高くて好きです。 (-282) 2021/06/01(Tue) 5:33:06 |
【墓】 星の加護を得た ルヘナ>>46 シトゥラ 突然の轟音に思わず肩をすくめて驚いてしまう、が、 そこにいたあなたの存在が、 あなたが自分を『見て』くれたことが、 本当に嬉しくてくすくすと小さな笑いが零れた。 手を引かれるままに向かう先が容易に想像できてしまったのも やはりこの部屋で過ごすのに慣れていたからだろう。 大人しく座り込んだ後、あなたに握られた手をこちらからも 握り返して逃がさないように捕まえる。 「 そもそもどうして帰ろうとしたんだよ 。あんな手紙寄越しておいて俺から逃げるな、シトゥラ」 大惨事を引き起こしたあなたに追い打ちをかけるように はっきりと文句を垂れるあたりも含めて (小声で話しているという点はあれど)至って普段通りで、 「……俺は俺のままだから、ちゃんと『見て』くれ。 頼む 」けれど、そう告げる時だけはほんの少しだけ不安が滲んだ。 (+49) 2021/06/01(Tue) 6:25:52 |
【独】 星の加護を得た ルヘナ/* 途中でどこかのタイミングで寝ておこうね…… あと14時間、どこで寝てももったいない気がしているけれど。 (表で話すのは、多分、一日目以来だから。) (-290) 2021/06/01(Tue) 6:36:14 |
【独】 星の加護を得た ルヘナ/* あと、多分。俺はここがクライマックスだ。 どう転がったとしても、この話題を経てエピローグに至る。 ……転覆しないよう頑張るよ。 見てろよシェルタン、俺の足掻くさまを。 夜回り組の名に、ともに歩いたお前の名に恥じないよう、 どんな結末だとしても乗り越えてやるから。 (といいつつ、深夜にシトゥラとメレフで何か起きているっぽいし、 …………あまり、希望的な未来は見えていないんだけど) (-291) 2021/06/01(Tue) 6:50:41 |
【墓】 星の加護を得た ルヘナ>>@8 カストルとポルクス 「……うん。ありがとう、ポルクス」 あなたたちは狂っているが頭がいい。 ……狂っていたが、頭はいい。 自分の言葉の意味だってきっと分かっていて。 「俺がなりたいものになれるかは、ちょっと分からないけど」 それでもこうして受け入れてくれることの優しさと、 あなたたちの好意を利用してしまっている後ろめたさで、 ほんの少しだけ眉が下がった。 「お前達のことを見捨てることはありえない。 俺だってお前達とのお茶会は好きだし、二人とも大切だ。 変わろうとするのならなおのことだ、 どう変わっていくのかについて興味がある。 ……これからもよろしくな」 時間が来るまで。 時間が来てからも、道が完全に分かたれるまで。 (+50) 2021/06/01(Tue) 10:51:45 |
【墓】 今もなお貪欲 ルヘナ>>47 シトゥラ 「そうだ、俺はそのことについてもお前に聞きたかったんだ。 イクリールと食事ができなくなる、とは穏やかじゃないな ……明日"以降"に何がある?」 恐る恐るといった様子で伸ばされた手を受け入れた頬に いつかのように少し擦り寄ってもあまり表情は晴れない。 ――――明日"以降"には何かがある。 その"何か"の内容が読めない。分からない。不安だ。 そういった不安の蓄積があったからこそ、 数日前を思わせる問いについても隠し事ができない。 あなたと離れた時間だけでも多くのことがあった。 「…… 少し、大人の甘言を飲みこみそうになりもしたけど 。結局のところ、『いなく』なってからの俺も、 ほんの少し『知る』ことに恐れを抱いただけで、 貪欲であることに変わりはなかったんだ。 お前が無事であることを願いながら他のヤツに協力する。 お前の味方だと言いながら友達の願いを応援する。 相手が傷付くと分かっても手を放すことができなくて」 俺は何人の好意を受け取ろうとしなかったんだろう。 「ああ、でも……そのおかげで自覚できたこともあって、 それがこの不安の原因だけど悪い感情はないんだ。 単純な話だ、お前に何もかもが届かなくなってしまうのが 怖くて仕方ない。 お前のこと、好きだからな 」 (+52) 2021/06/01(Tue) 11:22:30 |
【墓】 今もなお貪欲 ルヘナ>>48 シトゥラ 「そりゃあ落ち込むに決まってるだろ。友人の好意をふいにして その上泣かせてもいるんだ、気分はあまりよくない。 明日になったら各所に謝罪に駆け回るべきだろうか」 結構本気ではあるが、そもそも自分の内情を打ち明けても 特段自分を責めもしなかったお人好したちのことだ、 しれっと許されてしまうんだろうなとも思う。 「……喧嘩で派手な傷を負う前提なんだな、 なるほど、なるほど。 いいよ別に、それをお前の望んだことなら俺は止めない。 怒りはするし不安になりもするけど許す。 ただし死んだら本当に許さないからな。 本当に 」しっかりと念押しするくらいは自分にも許されていいだろう。 あなたの全てを許すことと比べたらきっと、小さいことだから。 「それと、あー、と。これ絶対伝わってないなお前」 他人に興味をあまり持たなかった同士、仕方ないかもしれない。 自分からもあなたの頬に両手を添えてぐいと顔を近づける。 「俺の言いたい好きはそういう方向じゃなくて。 愛してるのほうの意味で、言ってる」 (+54) 2021/06/01(Tue) 12:12:34 |
ルヘナは、シトゥラにキスをした。 (c79) 2021/06/01(Tue) 12:12:51 |
【墓】 今もなお貪欲 ルヘナ>>49 シトゥラ 「……シトゥラ、お前、今の返事 『味』がしなかった 」『味』がしないと思った最初はレヴァティの言葉だったか。 それがあったからこそ彼に興味を持ち、 あなたに相談を持ち掛けたのが始まりだった。 ここで、ただ二文字だけの言葉で、『味』がしない理由は。 「 死ぬのか? 誰と喧嘩して? どういう理由で?それでお前は満たされるのか? ……それでお前はいいのか」あなたが歪んでいることなどとうに理解している。 けれど、あの時のあなたは、自分を欲しがったあなたは、 少なからず『人間らしい人間』であるところが見えたのに。 満足いくまで『食った』ら離れてしまう自分が、 散々互いに『食事』をしておいてなお留まり続けたいと思えた ……それがルヘナにとってのシトゥラだったはずなのに。 「これから『喧嘩』するならこんなところで体力を使うな。 そもそもお前ってどれくらい動けるんだ……? ……お前のこと、まだまだ『食い』足りてないな俺」 先程、絵に触れて指についた黒い粉末は あなたの頬を汚してくれていただろうか。 (+55) 2021/06/01(Tue) 15:11:14 |
【秘】 今もなお貪欲 ルヘナ → わるいおとなの ラサルハグ「先生。先生……」 /* これはメンタルバキバキで曇っていルヘナのうめき声です (-329) 2021/06/01(Tue) 15:55:04 |
【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 今もなお貪欲 ルヘナ「ルヘナ、大丈夫?」 /* でぃすこ鯖、見ております……大丈夫ですか……なんかいつのまにか多方向から矢印向けられてメコメコになっていません……? (-331) 2021/06/01(Tue) 16:09:23 |
【秘】 今もなお貪欲 ルヘナ → わるいおとなの ラサルハグ「好きになってくれた人を拒んで傷付けて、 好きでいてくれた人を拒んで傷付けて、 いつかまた『見て』くれる日が来るのを支えに、あいつの俺でいようと思ったんですけど。 ……死地に行くと分かっていて、戻らないと分かっていて、 それでもその背を見送って、全て許さないといけないのは。 とても、つらい……ですね……」 /* 多方向から矢印を向けられる分にはまあ問題なかったんですけど(問題なくはないけどそれはこっちが罪悪感を感じることによる痛みだし、支えがあるから耐えられた) 諸々の負荷がかかっている状態で矢印を向け続けて、支えにしてきた人の死が確定している盤面なので……正気が保てなくなっております……。 絶対これ見送った後精神死んでるよね……の気持ち!やばい! (-334) 2021/06/01(Tue) 16:30:06 |
【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 今もなお貪欲 ルヘナ「……。 ……ルヘナ。私が今からすることは先生のわがままであり、先生の乱暴だよ。恨み言ならいくらでも言っていいし好きなだけ私を殴るでも振り払うでもしてほしい」 (わしゃわしゃわしゃ。ぎゅう) 「……つらいよ。たまらなくつらい。置いていかれる側は、追いかける事が出来ない。 それでも想い続けると言うことは、ずっと傷つき続ける可能性があるって事だ。……つらくないはずが無いんだよ」 /* シトゥラ!!!!!! いやあのそれ、え?地獄…地獄が確定ロールでルヘナと麦茶さん殴ってきてる…… どう考えても精神死んでるでしょう……一応鯖の方には「蘇生も出来るよ」と書いてあった気がしますが、それもシトゥラ次第だし死ぬ事実もルヘナが大ダメージ喰らう事実も消えないんだなあ…… (-336) 2021/06/01(Tue) 16:44:21 |
【墓】 今もなお貪欲 ルヘナ>>50 シトゥラ 「俺が気にするのはお前のことだよ馬鹿。本当馬鹿。馬鹿」 誰かに興味を持ってもらうために、誰かを引き留めるために、 そんな目的で言葉を探したことなんて全然なくて、 だから何を伝えたらいいのかが分からなくて、揺れる。 俺が「行かないで」と言ったら応えてくれる? 俺がもっと求めていたら何か変わった? 伝えたいものは、ただ愛であったはずなのに。 ……そうしてあなたが告げる言葉を聞いていれば、 思い当たる人物の顔だってすぐに浮かんだ。 『お前に殺されるのは痛そうだ』とあいつに話したな。 ならきっと、とてもとても痛いのだろうな。 感じる『味』がどれも 不味い。 クソ、クソ。「お前からは俺がああ見えていたのか、と勉強になったよ。 ……お前から見える皆はどういう姿なんだろう…… 描き終えたら俺に見せてくれ、ずっと待ってるから」 静寂の中、立ち上がろうとしたあなたを引き留めるのは 力のない指先が引っ掛けたあなたの服の袖だった。 「お前に伝えた"特別な望み"、 いつ、叶えてくれるんだ」 (+56) 2021/06/01(Tue) 16:59:16 |
ルヘナは、子供だ。 (c80) 2021/06/01(Tue) 17:00:30 |
【秘】 今もなお貪欲 ルヘナ → わるいおとなの ラサルハグ あなたの前置きのひとつも聞いていなかったように、 空っぽになった心に僅かに残った雫が ぽたぽた落ちる音を聞きながら。 ただ受け入れる。ほんの僅かに残った理性が せめて縋ることを堪えようとしたが、きっとそこまでもたない。 子供は頼られていた。たくさん頼られていた。 それは、頼らなくても生きていけるからではない。 「いたいです、せんせい。つらいです、くるしいです、 ……俺、何を間違えてしまったんですか……」 /* 地獄が確定で全が俺を殺しに来ました、これは別に頼ってくれた皆のせいじゃなくて『頼られたからには応えなくては』と他人に寄りかかることが下手なルヘナのせいです(呻き) なんかねーーーーーー蘇生しない気がするんですよねーーーーーーーこれ記憶ないほうが幸せな気はしますけどどう転がすか悩ましいです。ルヘナは何故14歳の身でこんなに背負ってしまったのか…… (-341) 2021/06/01(Tue) 17:12:31 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 今もなお貪欲 ルヘナ「あなたがその気なら明日かな?」 あなたの不安をよそに、 あまりに早い期日があなたに告げられる。 何を心配されているのかあなたの不安もすべて わかっていない、本当に 「もしかして、 ……本当に僕を欲しがってくれていた? それなら、次にあったとき食べにおいで。 飽きないように我慢させるかもしれないけれど。 だって……食い逃げされたら寂しいだろ?」 傍から見ればその言葉は どんな神経をしていれば出てくる言葉だろうか。 愛おしそうに見つめる瞳と、おかしな会話も すべてあなたとの未来を長く続けたいことを味合わせている (-345) 2021/06/01(Tue) 17:46:27 |
【墓】 今もなお貪欲 ルヘナ>>51 シトゥラ 「――――――――…………」 たっぷりの沈黙の後に最初に吐き出したのは 力のない吐息だけだった。 こっちばかりがずっと勘違いして、届いていなくて、 馬鹿みたいに苦しんで、泣いて、ああ、けれど。 やっぱりそう、なのだ。 愛の宿った瞳も、未来を望んでくれることも、 真実ではあってもそれだけだ。 知識を求めるだけの盲目で貪欲で愚かなままなら きっとこんな思いも知らずにいられた。 『知りたいと思う情は飢えているものを満たす』 そう教えてくれたのもあなただったな、とどこか遠くで思う。 包まれた手の感触も、囁く声音も、全てが痛い。 「……ああ、わかった。 それじゃあまた、次に会った時にでも『食わせて』もらうよ。 引き留めて悪かったな」 あなたに包まれた手に一度だけ、一度だけ強く力を入れて。 それからそっと力を緩めた。 (+59) 2021/06/01(Tue) 18:14:22 |
【墓】 今もなお貪欲 ルヘナ「――あ……」 彼を見送った後、改めて思い出だらけの部屋を見た顔からは 自然と彼の余裕が、見得が、強がりが、剥がれ落ちて行く。 若草色の瞳が滲む。『これから』を認識することを恐れた。 両の手が震える。抑えようにも指先の感覚がない。 呼吸が乱れる。息をすることはこんなに難しかったっけ? 歯の根が合わない。おかしいな、まだ冬は来ていないのに。 いやだ、みたくない、わかりたくない、うけいれたくない、 だっておれは、おまえは、おまえの、 ――――俺は、お前のものじゃなかったの。 そう思いながらも思考を巡らせることはやめられない。 よく慣れた行いで、簡単に心が追い詰められていく。 「――シトゥラ。シトゥラ……」 呼ばれたらすぐ駆けつけると言ったのはお前だろ。 それなのに、こんなに呼んでいるのに、お前は来てくれない。 お前の手で大人のもとに連れて行かれた夜に、 大人のもとに連れて行かれる前に、お前のものになった時に。 俺のことをちゃんと見ててって伝えたし。 愛してる って、お前に応えた、はずなのに。それもすべて、届いていなかったの? (+60) 2021/06/01(Tue) 19:19:56 |
【墓】 今もなお貪欲 ルヘナ「……でも、いいよ」 己のやるべきことは変わらない。 『知識』を求め、大人を利用するために近づこうとした少年は 己のことを"魔術師"と呼んだ。 大人に従う意味、大人に従う事情、与えられるモノの真実、 知る度に湧き上がる更なる興味と感情に振り回されながら、 より多くの『知識』を求めて他者と関わり『情』を得て、 ――――そうして、『いなくなった』。 己が不和の種である事実は少年を苛み、 苦痛から逃れるために情を捨てようとするもそれは叶わず、 他者から差し出された手を結局は受け入れて未来を望んだ。 自分の望む未来など訪れない。 自分の心など変えようがない。 そうしてたったひとつに追い縋り、 だからこそこの先にある『地獄』をはき違えて。 ああ、けれど、そこで交わした約束を、 少年は決して破りはしない。それも誠意と、愛のため。 「俺は全部許すから」 『情』を知り、『愛』を知り、動けなくなった愚者のはなし。 (+61) 2021/06/01(Tue) 19:22:02 |
受容者 ルヘナは、メモを貼った。 (c85) 2021/06/01(Tue) 19:27:08 |
【秘】 受容者 ルヘナ → 平衡役者 アルレシャ/* 結局遅くなっちゃった! せーんせー! お話しましょー! ……といいつつ男前の建前がぶっ壊れたアレなんだけどいいんだろうかこれみたいな気持ちになっている。どう接触したら接触しやすいとかありますか! (-376) 2021/06/01(Tue) 19:33:53 |
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