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【秘】 無敵の リヴィオ → 陽光の元で ニーノ声をかけられたなら、勿論YESと答えよう。 君からのお誘いを楽しみにして夜を空けていたんだ。 断るはずもない。 連れられるままに屋台のご飯を買い、 適当なベンチでのんびりしようか。 君から何かおすすめがあるなら、それを手にして。 話が切り出されるまでは他愛ない話を語りながら。 (-142) 2023/09/15(Fri) 12:02:08 |
【人】 無敵の リヴィオ>>32 ルチアーノ 首を捻りながら眺めていれば近くから知人の声。 足音は聞こえていたものの、 子猫ちゃんに夢中でその声が聞こえるまで気づかなかった様子。 「…おや、猫のエキスパートのルチじゃないか。 こんなところで会うなんて偶然だね。 そんなに俺と子猫ちゃんに会いたかったのかな?」 冗談混じりに笑いながら、君から告げられた言葉に頷いて、 か細く鳴く子猫へと手を伸ばす。 子猫は怯えるように威嚇してくるものの、 どうにかして下りる手段が欲しいのだろう。 男の手に捕まえられて何とか無事、 高所に取り付けられた室外機の上から下りることが出来た。 しかし男が安堵するように笑みを浮かべた瞬間、 もう用はないとばかりに男の手の甲に赤い線を残して、 さっさと奥の方へと逃げていく。 男はと言うと、手の甲の線と子猫を数度眺めた後、 君へと視線を移し肩を竦めて笑った。 「…………ツンデレというやつかな?」 #路地裏 (41) 2023/09/15(Fri) 19:28:27 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 陽光の元で ニーノ君が一枚を食べ切る頃、男は先に食べ切っていて。 ゆっくり食べればいいからねと声をかけながら、 君と同じブラッドオレンジジュースの入ったカップを傾け、 のんびりと他愛ない話を続ける途中に喉を潤す。 やがて切り出された言葉は、 何となく予想はついていたものだった。 以前君に聞かれた時、その簡単な経緯だけを話し、 それ以降は特に、話す機会もなくそのままだったから。 もしかすると、いつかに問われるんじゃないかと。 「どうして、か。…そうだね、家は関係しているよ。 俺を引き取ってくれた夫婦の……父さんが警察でね。 色々あって辞めてしまったようだが、 出来ることなら子にもその道を歩んで欲しかったらしい」 だからその道を歩くように警察を目指した。 幸い、児童養護施設で引き取るくらいだ。 それなりに裕福で勉学は満足にさせて貰えた。 その結果、今こうして望む道に辿り着けたという訳だ。 (-183) 2023/09/15(Fri) 19:43:51 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ「はは、分かるよ。俺も書類は苦手だ。 …俺は警察になった時点で、ちゃんと望まれた道を歩めたから。 だからそれ以上に、出世だとかは興味がなくてね」 こう見えてそれなりに真面目に働いているんだ。 手を抜ける時にふざけたことをしているだけで。 続けられる言葉に僅かに目を細めて笑いながら、 腰掛けた椅子の背に深くもたれ掛かる。 「運命共同体ってやつかな? 君とそういう関係になるなんてね」 自分だけなら落ちたとて何も思わないが、 君を思えば上がる方がいい。 相反する心を抱きながら君に頷いて。 「…あぁ、そうだね。俺はそれなりに従うつもりでいるし、 そこは安心していい……今はね」 含みを理解しながら細めた目を閉じる。 男は、出来ればそうならないままに最後まで、 自分を使ってくれと小さく願う。 別に、その行いへと躊躇いがある訳ではないが。 (-184) 2023/09/15(Fri) 19:54:08 |
【赤】 無敵の リヴィオグラスの中の小さな波に時折視線を落とし、 端末の振動音にまた、顔を上げ記されたものを視界に映す。 『了解です。アリソン女史にAlberoもお気を付けて』 『一先ずはイレネオを摘発。 無事に済んだその後に、どちらかを考えましょう』 危険な芽は早々に摘んでしまいたいが…。 どちらも同じくらいに注意すべき存在ならば、 早急に決めずとも、時が来れば自然と決まるだろう。 揺れる船上で緩やかにグラスを傾けて、 横目に、煌めく灯りを眺め続けていた。 (*16) 2023/09/15(Fri) 20:07:10 |
【人】 無敵の リヴィオ>>42 ルチアーノ 「しかし俺よりも扱いを心得ているだろう? それはもうエキスパートの部類じゃないか?」 猫に限らずという余計な言葉は飲み込んだ。 言葉にはその意図が含まれていたかもしれないが。 「ふむ、ご利益か。まぁ俺だからね。 そういう効果もあるかもしれない。 つまり今日の君はとてもラッキーということだ」 何がラッキーなのかは全くもって不明だが、 自信満々に君に笑いかけながらハンカチを取りだし、 赤い線の上へと被せて君へと頷く。 「あいにく治療道具は持ち合わせていないな。 良ければその素敵なマダムの店へエスコートしてくれるかい? 振られてしまった悲しさを癒したい気分だ」 そうと決まればさっさとこの場から抜け出そう。 長居すればするほど傷が痛んで悲しみが増してしまう。 #路地裏 (43) 2023/09/15(Fri) 20:19:58 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ本当は他にも理由があるが、 それをわざわざ自らで語ることはない。 開いた瞳でコーヒーを啜る君を眺め、 同意するように頷いた。 「…あぁ、こちらこそよろしく。 聞きたいことは……そうだね」 考える素振りだけをとって、直ぐに緩く首を振る。 理由はちゃんと聞けた。 それ以上に欲しいものは今のところ思いつかない。 どちらかと言うと君の方がまだ、 聞きたいことがあるんじゃないかって。 そう考えながら、隣に置いたボトルに手を伸ばし。 「…何かまだ聞きたいことがあるなら、 俺の家においで。その方がきっと、話しやすい」 はぐらかすように終わらせるのもなんだからと、 そんな誘いをひとつ残して、椅子から立ち上がった。 (-286) 2023/09/16(Sat) 18:45:24 |
【赤】 無敵の リヴィオ/* 告知について了解しました! 一応念の為の確認ですが 襲撃セットに関して全員でセットでよろしかったですか? 樹木子や猫又等を考えてかつ 襲撃相手とのやり取りを考えて一人にするか 全員セットで襲撃も全員で向かった形でいくか… どうだろう?と考えてしまったので相談失礼いたします。 ちなみに今はイレネオさんにセットしております。 運営ちゃんにはまだ未連絡ですが…! (*19) 2023/09/16(Sat) 18:58:30 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 陽光の元で ニーノ瞬きを繰り返す君へ視線を向け、 増えた問いに笑みを浮かべて口を開いた。 「…そうだね、恩返しがひとつ。 それと……褒められたかったのかもしれないね」 だから、警官になりたいと考えてのことではない。 もちろん、憧れてのことでもない。 君と同じではないかもしれないが、 その形は本当によく似ているのかもしれない。 「あの時の俺にはなりたいものがなかったから。 それも、決められた道を歩んだひとつの理由だ」 (-292) 2023/09/16(Sat) 19:16:30 |
【人】 無敵の リヴィオ>>51 >>53 ルチアーノ 「へぇ、用事か。ここでゆっくりしてて平気なのかい? 運のあるうちにさっさと向かう方がいいかもしれない。 …あぁでも、エスコートはしきってくれよ?」 ツキを分けるって意味でもね。 再度冗談めかして笑いながら君の隣を着いて歩けば、 あっという間に目的地へと辿り着いた。 「はじめまして、素敵なレディ。 お手を煩わせてしまうが、お願い出来るかな。 …何、可愛い子猫ちゃんに振られてしまっただけさ」 丁寧な所作で頭を下げ、まずは傷の手当をお願いする。 てきぱきと癒されていく傷のおかげか、 もうさっぱりと心の傷は癒えたかもしれない。 手当をされながら数あるメニューを眺め、 迷った挙句に君へと問いかける。 「ここのおすすめを聞かせてくれるかい?ルチ。 俺はそのおすすめを頼むことにするよ」 #路地裏 (63) 2023/09/16(Sat) 19:47:59 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 黒眼鏡届いたメールを眺めた男は、ただ頷きだけを返す。 それからすぐ、見送られるままに、 やはり誰よりも先に会合からその場を後にしたのだろう。 もちろん、この頷きはこのメールに対し、 全て行う上で頷いた訳ではないが… それをわざわざ語るような男ではなかった。 (-299) 2023/09/16(Sat) 19:58:50 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ「…はは、別に聞かれなければ答えないだけだ。 それに、はぐらかしても君は後で問いかけて来そうだしね」 それなら最初から話をする方がお互いに楽だろう? こうして、話す機会があるうちにね。 「もちろん、来なくても構わないよ。 …俺はどちらでも構わないんだ、ニコロ」 どうする?問いかけるように男の首が傾いた。 (-322) 2023/09/16(Sat) 21:43:43 |
【赤】 無敵の リヴィオ/* アッ かしこまりました! メールと忘れ物でもしや?とは思いましたが… それではN.N.は今回パスにセットしておきますね 別行動、あるいは今回は留守番役ということで Alberoの行動についてはお任せします あくまでN.N.のセットがパスという形で… 我々が一気に落ちることはなさそうですが念の為! 運営ちゃんにもパス連絡しておきます 樹木子と猫又に恐れているN.N.PLより… (*22) 2023/09/16(Sat) 21:57:12 |
【秘】 無敵の リヴィオ → マスター エリカ/* 運営チャン!ご連絡遅くなりました! 本日の能力行使ですがリヴィオは「パス」にセットしています さっきまで全体でしたが相談した結果… 遅く!なって!すみませんーーー!!!! これ以降変更はないのでご安心くださいませ 次回以降はもう少し早めに連絡出来るようにガンバリマス (-325) 2023/09/16(Sat) 22:01:45 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ君が考える間、男は黙って翠眼を向け続ける。 しかし答えを聞けば、笑顔で頷いて。 「OK、それじゃあ近々……今夜でも構わない」 また明日、その明日が来るかなんて、 今の状況では何も言えない。 それなら早めにどうだろうと誘いをひとつ増やした。 「家はここからそう遠くない。 出社しやすいように近くを選んだんだ」 徒歩で通勤出来るくらいの距離。 口で説明するのもなんだからと一緒に帰りに向かうか。 あるいは君の連絡先に住所を送るかの二択。 家へ招待するのは君が初めてだから、 どの方法が楽なのかあまり思い付かなかった。 (-334) 2023/09/16(Sat) 22:52:20 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ「はは、分かった。それじゃあ今夜よろしく。 聞きたいことを考えておいてくれ」 とは言っても、話す内容によって続く質問は異なるだろう。 考えたところでものによっては問となることなく消える。 軽い自宅飲み程度の緩さで考えているくらいが丁度いい。 「それじゃ、仕事が終わり次第君の部署で」 迎えに行くよ、言葉にはせずとも暗に含んで。 この時は一度、 解散の流れとなるだろう。 (-354) 2023/09/17(Sun) 0:01:07 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ/* こんばんは、夏に瓶ラムネです。 このまま続けても良さそうであれば 迎えに行った後の描写でお送りさせていただくか あるいはお送りいただければその続きを描写いたします。 家に着いた時点からでも問題ございません。 勿論お手隙であればとなりますので 更新後でも大丈夫です。 誘いに乗っていただきありがとうございます! (-358) 2023/09/17(Sun) 0:04:59 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 陽光の元で ニーノ君が言葉を振り絞るのに、 葛藤するような様子を見せる理由は分からない。 だからこそ、君の動き全てを翠眼は捉え、 しかし何かを急かすこともなくただ見つめるだけ。 それが1分、10分、1時間。それ以上だとしても。 一度だって、急かそうとは思わない。 絞り出された問いを聞き、 男は手にしていたカップから手を離す。 隣に置かれたその中身には、小さな波が揺れていた。 「なれる──とは、言いきれないかもしれない。 君の心が迷路の中にいるうちはね」 何故聞きたがるのか。何故憧れるのか。 その理由を明確に聞いたことは一度だってない。 だから男に答えられるのは、己の感じるもの。 それを言葉としていくだけだ。 「…それでも、君がこうして俺に問いかけて、 それでそうなりたいと願って道を歩むなら、 不可能だとも言い切れないんじゃないかな」 「俺は、君ならきっと大丈夫だと考えているよ」 (-387) 2023/09/17(Sun) 1:28:13 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ手土産なんて気にせずにと笑う男は、 適当な肴として惣菜等を籠に放り込んでお買い上げ。 本当に気にせずと考えているのか微妙なところではあるが、 どうせ君はそうは言ってもワインを購入するのだろうと、 そう考えてのことだった。 「もう少しで着くよ」 そうして家──マンションの下へと着けば、 カード式のキーを取り出し入口付近のセンサーに翳し。 中に入ればエレベーターで上へと向かって、 同様のカードキーで扉の解錠を行えば、 「どうぞ」と君を部屋へと招き入れるのだ。 奥へと進めば、テーブルにベッド。それからタンス。 必要最低限のものだけが置かれたシンプルな部屋に辿り着く。 君の知る男にしては、少し物足りない印象を覚えるかもしれない。 ベッドに転がったクッションを2つテーブル付近に置いて、 そこへと座るよう促し、袋の中のものをテーブル上へ。 (-393) 2023/09/17(Sun) 1:48:19 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ意外そうだと語るその表情に、 凡その反応を予想していた男は微かに笑みが浮かべて。 「人を呼ぶことがなかったからね。 部屋までらしくする必要はないかと思って」 それ故、家に人を呼ぶことはなかった。 らしさを見せる部屋は実家にあるし、 わざわざ1人の場でもそうある必要はないだろうから。 キッチンへと向かいワイングラスを2つ手に取って、 テーブルの上に置いた後にようやく、 男もまた空いたもう1つのクッションへと座る。 「それで?聞きたいことは決まったかな? …あぁ、テーブルの上のものは好きに食べてくれ」 カプレーゼにブルスケッタ、それからドライトマト。 ラザニア、ポルペッテと本当に適当に選んだらしい食材が テーブルの上に並んでいる。 (-397) 2023/09/17(Sun) 2:26:19 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ「変わり者へ関わりたくない人間は多い。 仕事上の関係で終わらせる方が楽だしね」 まともに話が出来ると感じているのは一部だろう。 今まで積み上げた"リヴィオ・アリオスト"という人間が、 他者にそうさせてしまっていた。 「どうして、か。保てなかったからだろうか。 心も、体も……俺は案外劣等感の塊らしいからね」 背後のベッドへ背を預け、コルクが抜かれていく様子を眺める。 その表情はいつも通りとは違う、素の"リヴィオ"だ。 「君には話したことがないとは思うが、 俺は親に捨てられて児童養護施設に引き取られたんだ」 「だからね、昔は大人しくて暗い人間だったよ。 …ただ、捨てられた人間だと。要らない人間だと。 そう思う度に生きているのが苦しくてね、 生きるために俺は、そうするしかなかったんだよ」 そのおかげで、今の家に引き取ってもらえた。 要らない人間じゃないって、思えた……はずだった。 「…でも、俺がどれだけ努力しても"本物"には叶わない。 嘘のリヴィオが誰かの目に憧れとか、 そういうものを抱かれる度に俺は……苦しくなったんだ。 生きるために嘘で描いて、その結果苦しむなんて」 馬鹿だろう?男は自嘲するように笑い、視線を落としていく。 (-478) 2023/09/17(Sun) 14:02:38 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 陽光の元で ニーノ涙を流すことの何がみっともないのか。 そう思う心はあれど、君が隠すなら暴こうとは思わない。 代わりに、浮かんだ笑顔に笑顔を返そう。 「誰かに問える君は強い。顔を上げられる君は強い。 だから君は、君なら、 大丈夫 だ」もう一度君に大丈夫を唱え、笑みを深める。 君なら君の道をいつか、見つけられると信じているから。 「そうして悩める君は強くなれるよ。 迷うことは悪じゃない、立ち止まることもそうだ。 諦めてしまわない限り、君の道はちゃんと続いている」 「いくらでも迷っていいから、いつか。 …いつか、君がその迷路を抜けられる日を俺に」 語る男の瞳は細まり、そのまま緩やかに閉じられた。 「──俺に、見せてくれ。見守っているさ、ずっと。 だから俺で良ければ、いくらでも」 (-488) 2023/09/17(Sun) 14:38:12 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ己の息を呑む音が聞こえて、 落ちた視線も勢いよく持ち上がった。 それはどちらも無意識で、君の言葉を聞いたが故に。 「……………は、君ってやつは。 俺を口説いたところで何も渡せないぜ」 僅かな間の後、ようやく引き出した言葉は冗談めかすもので。 少し崩れた笑みが君の瞳に浮かぶのかもしれない。 「…それに君に必要なのは、君の幼馴染達だ。 あまり多くに手を伸ばすなよ、掴めるのには限度がある。 そうやって沢山口説いてると後が大変だよ」 なんでもないように言い切って、 けれど深いため息が男の口から零れていく。 そのまま持ち上がった手が自身の髪を乱して、 複雑な感情の中、もう一度下手な笑みを作った。 (-500) 2023/09/17(Sun) 15:34:54 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 陽光の元で ニーノ男が再び瞳を開く頃、一滴の涙は既に落ちきって。 映るのは目元を擦り、顔を伏せながらも声を絞り出す君だった。 だいすきだと伝えてくれる君へ「俺もだよ」と返し。 ありがとうを伝えてくれる君へ 「礼を言われることじゃない」と男は笑う。 結局、言葉を受けて下を向き続けるか。 あるいは、上を見て、前に進もうとするか。 それを選ぶのは自分自身他ならないのだから。 「はは、その調子だ。君がそう名乗れるようになること、 俺は楽しみに、期待して待っているよ」 いっそナンバーワンになるほどに高く。 君の心が強く、いつか形を掴めますようにと願って、 君へと手を伸ばしその頭を撫でようとするのだった。 (-504) 2023/09/17(Sun) 15:57:52 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ「…………君ってモテるだろ」 もう一度深いため息を吐き出して、 君の表情を伺うように翠眼が揺れた。 「俺がそんな人間に見える?くらい言えたら良かったんだが、 ここまで話して言えることはないな……困ったな」 断言された内容が本当にその通りで、 今更否定したところでなんの意味もない。 諦めたように一度肩を落として、 何を言えばいいかと言葉を探す。 「……そんなこと言われると、惜しくなるだろ」 自棄になって破滅を望み進んだ先で、 欲しかった言葉が真っ直ぐに向けられて、 描こうとした終わりに、ほんの少し未来が欲しくなった。 本当の自分としての未来を。 「君ってやつは本当に、お人好しだな……」 (-532) 2023/09/17(Sun) 19:06:42 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 陽光の元で ニーノ「もちろん俺も嬉しかったさ。 誘ってくれてありがとう、ニーノ」 前を向き晴れていく君の心とは対照に、 曇り空の広がる空は今にも雨が降り出しそうだ。 この時間を名残惜しく思う気持ちはあれど、 そろそろ解散の時が近付いているのかもしれない。 「…あぁ、俺で良ければと言っただろう? いくらでも、甘えてくれて構わない」 「また、食事も行こう。俺の話は……はは。 何か、いい話題を考えておくよ。 君も、聞きたいことを考えていてくれ」 隣へと置いたカップを再び手に取り、 残るジュースを飲み干して、 立ち上がった男は君へと手を差し出した。 「次も、楽しみにしているよ」 (-536) 2023/09/17(Sun) 19:21:14 |
リヴィオは、この『 』が希望になるよう願った。 (a35) 2023/09/17(Sun) 19:22:22 |
【人】 無敵の リヴィオ>>86 ルチアーノ 「OK、仲良く分け合おうか」 意図は違うとしても形は同じ。 黙った理由を問うこともなく頷いた。 元々自分が持ちかけた話を断る理由もない。 取り皿を貰えるようマダムに頼み、 運ばれてきたスープをきっちり2人分に分けて片方を君に。 「ありがとう、レディ。それじゃあいただきます」 両手をきっちりと合わせてから料理への感謝と敬意を述べる。 スプーンで掬って運んだスープは確かに高級な店には劣るが、 気持ちは込められているのだろうと笑顔が浮かんだ。 「…うん、美味しいね。ほら、君も早く食べるといい。 空腹よりも多少腹を満たす方が頭は回るからね」 君の用事を全く把握していないものの、ご利益を求めるくらいだ。 頭が回せる状況にしておくべきではと勝手にも考えての言葉。 実際のところは必要のないことなのかもしれない。 #路地裏 (94) 2023/09/17(Sun) 19:58:08 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ「…そうかい」 それは君が幼馴染に夢中だったからかもね。 漂う香りとともに余計な言葉は飲み込んで思うだけに留める。 「………分かっているさ、分かっているよ。 しかし今更覚悟をするってのは案外勇気がいるものなんだ」 それは、これまでして来なかったことだ。 嘘で身を固めて、掴もうとしなかったものだ。 注がれるワインを眺めながら躊躇うように手を伸ばして、 触れる直前で指先を握りしめた。 (-561) 2023/09/17(Sun) 20:41:37 |
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