人狼物語 三日月国


181 忘却の前奏曲、消失の1ページ

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視点:


プロローグ

【人】 名坂愛子

  

「 ハツナちゃんって、太陽みたいだよね 」

  

(0) 2022/10/20(Thu) 21:35:30
到着: 木津 愛美

【人】 木津 愛美



  まっさらなノートに
  書きこまれていく二人の思い出。

  楽しいことも哀しいことも、
  二人にとって、大切な記憶。

  書かれた文字が消えていくとき、
  二人は何を思うのでしょう。

  
(1) 2022/10/20(Thu) 22:36:59

【人】 木津 愛美




   
―――――
思い出の1ページ。



 
(2) 2022/10/20(Thu) 22:38:21

【人】 木津 愛美



  そこにはどんな物語が描かれるのでしょうか。

 
(3) 2022/10/20(Thu) 22:38:38

【人】 木津 愛美



  想いの歌を奏でましょう。
  思い出話を綴りましょう。


  
記憶が消えても想いは消えない。

  
記憶が消えても事実は消えない。


  
  消えない物語を、二人の心の中に。

  
(4) 2022/10/20(Thu) 22:39:23
到着: 惜別ハツナ

【独】 惜別ハツナ

/*
何処から始めようかな……出会いから?現軸から……?
多分私は出会い(というか関わるきっかけ)から書いた方がやりやすい気配を感じているんですが……朝日くんの行動割と確定しちゃうんですけどいいのかな……(チキン)
(-0) 2022/10/20(Thu) 23:02:18

【人】 惜別ハツナ



 「 ハツナちゃんって、太陽みたいだよね 」>>0


    そーかな、ありがとう。
   
(そんなこと、ないのに。)



[ いつだって私は笑ってそう返してた。
  でもね、言われるたびに
  複雑な気持ちになってたんだ。 ]


 
(5) 2022/10/20(Thu) 23:27:50

【人】 惜別ハツナ



[ 太陽はいつも空高くに昇って、
  眩しく輝いてる。

  眩しすぎるから直接見てもらえない。
  あまりに熱くて遠いから直接触れてもらえない。 ]


 
(6) 2022/10/20(Thu) 23:28:32

【人】 惜別ハツナ




   
太陽はね、ひとりぼっちなんだよ。



  
(7) 2022/10/20(Thu) 23:29:07

【人】 惜別ハツナ



[ いつもは、明るくふるまってるから
  みんな、私には悩みなんてないだろうって
  そう思ってるんだろうし、そう振舞ってた。

  
そんなこと、あるわけないじゃない?


  私にだって悩みくらい、あるよ。
  でもそれは胸に秘めて過ごしてた。

       
言ったって、仕方ないと思って。 ]*


 
(8) 2022/10/20(Thu) 23:29:48

【人】 惜別ハツナ



[ 胸に秘めた本音を、吐き出したい日は、
  いつも屋上に行って、歌を歌ってた。
  
誰もいなさそうな時間を見計らってね。


  太陽みたいにキラキラした曲じゃなくて、
  陽だまりに憧れるような、羨むような、影のある歌。


  決まって太陽に手を伸ばしながら、口ずさんで。
  多分他の人が聞いたら、評価に困るような上手さ。
  カラオケならきっと80点くらいかな?


  聞くに耐えないってほどじゃないけど
  誰かに聞かれるのは……恥ずかしいな。

  
だって今の私、いい顔してないもん。 ]


  
(9) 2022/10/20(Thu) 23:31:15

【人】 惜別ハツナ



[ そんな私の歌を、
  君は聴いたこと、あったんだっけ? ]


      [ あったなら、聞いてたの?なんて
        困ったように笑ってしまったかな。 ]


  
(10) 2022/10/20(Thu) 23:32:06

【人】 惜別ハツナ


***

[ 人に囲まれてたって
  惜別ハツナはほんとの意味ではひとりぼっち。
  そう思ってたから、教室で隅の席にいる
  君のことは、前から気になってた。

  
もしかしたら、仲間だったりしないかなって。


  だから、君と話すチャンス、
  じつはこっそり伺ってたんだよ? ]


 
(11) 2022/10/20(Thu) 23:44:00

【人】 惜別ハツナ



[ チャンスが巡ってきたのは
  移動教室があった日の事。
  理科の授業で、実験があるから
  実験室に移動になったんだ。

  その日は休んでる人が何人かいて。
  上手く座らないと、四人掛けの広い席に
  一人で座ることになったりする。

  上手く座ればいいのに、
  結局こういうのって、
  仲良し同士で固まって座るから。

  
一人になる人が現れちゃうんだ。 ]


 
(12) 2022/10/20(Thu) 23:44:41

【人】 惜別ハツナ



   ね、ここ座ってもいいかな?

  
(13) 2022/10/20(Thu) 23:45:10

【人】 惜別ハツナ



[ 君の席の隣に行って、
  そう聞いた時、君はどんな反応したかな。

  ダメって言われても
  でもここ空いてるよね、とか言って
  座るつもりだったんだけどね。


  だって、チャンス、逃したくなかったもん。 ]

  
(14) 2022/10/20(Thu) 23:45:39

【人】 惜別ハツナ



   そういえばさ、来週は遠足だよね。
   朝日くんはもうおやつ、買った?

   なーんて、気が早すぎるかな。


[ 君の隣に座った私は
  ありきたりの話題を振って。
  話すチャンス伺ってたくせに、
  話題の方は実は考えてなかったの、
  ちょっと笑えちゃうよね。

  あとはそう……好きなもの聞くとか
  それくらいしか思いつかなかった。 ]**

 
(15) 2022/10/20(Thu) 23:46:19

【独】 惜別ハツナ

/*
目指せ光属性陽キャ!!!
西さんの目を焼く勢いで頑張りたい(???)

いつもいつもお付き合いいただいて西さん本当にありがとうございます!
とりあえず負けないという強い意思は装備してきました、対戦よろしくお願いします!!!
(-1) 2022/10/20(Thu) 23:50:12

【独】 惜別ハツナ

/*
私陽キャが分からないんですけどこれ陽キャじゃなくない???
(-2) 2022/10/20(Thu) 23:59:12
到着: 朝日元親

【独】 惜別ハツナ

/*
朝日くんだ……(寝てなかったアリス)
(-3) 2022/10/21(Fri) 1:14:28

【人】 朝日元親



ボクは─────。

   

(16) 2022/10/21(Fri) 1:15:28

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



ボクは…生まれてきても…よかったのかな。




(-4) 2022/10/21(Fri) 1:16:18

【人】 朝日元親



[ 先生の偉そうな熱弁が聞こえる。
  VとBの発音の話は十分を超えた。

  そんなくだらない話は聞こえるのに
  いざ声をかけられると気づくことが出来ない。
  それぐらい深く心の奥底へ沈んでいく
  そんな思想に耽る時がしょっちゅうあるんだ。

  朝日が地球の裏側に沈んでしまえば
  その先は感傷を駆り立てる、薄暗い夜なのだ。]



(17) 2022/10/21(Fri) 1:18:44

【人】 朝日元親



[ 四限の息の根を止める鐘が鳴ると
  淀んだ薄暗い世界から強制送還される。
  
  ふと覗い窓際の席からは四季の映りがよく見えた。
  季節外れに半袖の生徒、無駄に暑い気温、
  夏はドジっ子なのか忘れ物が随分多い。  ]


   (……まいった。頭が重い。)


[ 夏どころか時世にまで置いていかれたボクには
  此処教室はあまり居心地のいい場所ではない。
  此処地獄は居るだけで体力が削られる毒沼だ。

  ボクは此処から消え去るように席を立って離れる。
  混んでしまう前にさっさとパンでも買って
  邪魔者が居ない屋上にでも逃げてしまいたかった。]


(18) 2022/10/21(Fri) 1:20:52

【人】 朝日元親



[ でもここ屋上にはいつも先客がいる。>>9
  彼女がいる時はいつだってこの世界は夜だ。
  太陽が陰り、夜が我が物顔でふんぞり返り
  頼りない、しょぼくれた朝日が空に添えられる。>>7

  高嶺の太陽には、似つかわしくない朝の光。



   ごめん、邪魔した?


[ もう何度目にもなる太陽の夜想曲。>>9>>10
  悲鳴にも似た音色が耳を掠めて、>>8
  それでもその場を立ち去ろうとしなかったのは
  そこに居たのが
ハツナ恋人
だったからだ。]*


(19) 2022/10/21(Fri) 1:22:32

【独】 惜別ハツナ

/*
それそう拾うのは天才では……………
(-5) 2022/10/21(Fri) 1:25:25

【人】 朝日元親


***

[ ボクは独りが怖かったのだろうか?

  違う。ボクが本当に怖かったのは
  誰とも仲良くなる魅力なんてないと
  ボク自身が思い知らされてしまうことだ。

  誰かと行動を共にしていれば
  認めたくない事実が大手を振って訪れる。
  ボクが無価値な人間であることがバレてしまう。

  相手にそんな気はさらさらないと
  頭では分かっているのに。分かっているのに。

  頭の奥から心臓へと伝う真っ赤な涙が
  傷つくことを強く恐れて、拒絶し続けてしまう。]



(20) 2022/10/21(Fri) 1:25:45

【人】 朝日元親




[ ボクは独りでよかったんだ。>>12
  誰にも構われない。誰にも邪魔されない。
  後ろ指を刺されようとも。笑われようとも。]




        [ ボクは影でありたかったんだ。
          息を、感情を、自分を、殺して。]


  
(21) 2022/10/21(Fri) 1:27:36

【人】 朝日元親




 [  それなのに。

        太陽の元に影があるのと同じで
        影の傍に太陽がやってきたんだ。>>13




(22) 2022/10/21(Fri) 1:29:27

【人】 朝日元親




   ダメって言っても座るんでしょ。


[ 胃のむかつきのせいだったんだと思う。
  八つ当たりのように
  つい、ぶっきらぼうに答えてしまって。>>13>>14

  その後すぐにごめんと謝った言葉は届いただろうか。
  分かってる。こんな思い込みで偏見を押し付けるから
  ボクという人間は嫌われるのだ。



(23) 2022/10/21(Fri) 1:32:11

【人】 朝日元親



  ボクは遠足には行かないよ。
  その日は所用の腹痛があるからね。


[ だからおやつも買わないと答えた。
  どうせボク一人欠けたところで世界は何も変わらない。
  仲の良いグループが勝手に楽しんでくるだけだから。

  こんなことを聞いたってこの人には
  何の得もないだろうに。変な人だと心底思って。>>15


(24) 2022/10/21(Fri) 1:33:08

【人】 朝日元親



   どうして、そんなこと聞くの?


[ いつもは絶対に続けないはずの会話を
  この時だけは続けてしまった。

  気になってしまったんだ。
  太陽と呼ばれるくらいの子が>>0
  こんな下民に話しかけるなんて。

  ドッキリくらいしか有り得ないだろう。
  それか焼きそばパンでも買わされるのだろうか。

  仮初の平穏を壊される可能性があったから
  ボクとしては気が気じゃなかったんだ。]*


(25) 2022/10/21(Fri) 1:33:40

【独】 惜別ハツナ

/*
もう寝るんですけどハツナちゃんこれ爆速で返事書けるやつや……
(-6) 2022/10/21(Fri) 1:38:46

【独】 朝日元親

/* >>22のポーズもそうだしこの差分がハツナちゃんとお揃いなのいいよね。
(-7) 2022/10/21(Fri) 1:50:11

【独】 惜別ハツナ

/*
昨日も思ったけどさぁ!!!
初っ端から秘話使うのずるじゃん!!!!!!
PLにダイレクトアタックはずるじゃん!!!!!!
(-8) 2022/10/21(Fri) 9:57:13

【独】 惜別ハツナ

/*
西さんのロルだな…って思うけど多分傍から見たら惜別ハツナも人のこと言えない奴だ…()
(-9) 2022/10/21(Fri) 10:00:23

【独】 惜別ハツナ

/*
>>21
ここ好きすぎるな……
西さんにぐっさぐさに刺されてる……
(-10) 2022/10/21(Fri) 10:11:22

【独】 惜別ハツナ

/*
夜想曲って言ってくれるの西さんエスパーかな……天才じゃん
(-11) 2022/10/21(Fri) 11:12:56

【人】 惜別ハツナ



[ 同じことばかり繰り返す先生の熱弁に>>17
  いい加減皆うんざりして、
  黒板じゃなくて時計ばかり見るようになる時間が
  四限目だと私は思う。
  それか、食堂や売店に駆け込むために
  廊下の方見てるとか。

  まあ、私は時計や廊下じゃなくて
  君の方をちらちら見てたわけだけど。

  どこか遠い場所で何かを考えてるのかな。
  君の横顔を遠目に見て思うのはそんなこと。 ]


  
(26) 2022/10/21(Fri) 11:29:25

【人】 惜別ハツナ



[ 四限が終われば、私は色んな子からの誘いを断って
  お弁当を持って屋上に行った。

  太陽だって陰るときくらいある。
  でもそれを他の人に見られないように。 ]



   聞いてたの?
   君なら、邪魔されたなんて思わないよ。

   流石に初めて聞かれたあの時は
   びっくりしちゃったけど
   もう、何度も聞かれてるしね。


[ 少し疲れが見える顔で笑って。
  
  太陽の陰りを傍で見られるのは君だけだ。
  太陽の夜想曲の意味を知っているのも、君だけ。


  君といるこの時は、
  私は地に足をつけていられる気がする。 ]


  
(27) 2022/10/21(Fri) 11:31:36

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



   そうやって君に救われてる私だから。

   君が生まれてきてくれてよかった、と。
   心から思う人がここに居る。

        それを何度でも君に伝えたい。


  
(-12) 2022/10/21(Fri) 11:32:34

【人】 惜別ハツナ



   お昼、食べよ?
   うたってたから余計お腹すいちゃった。

   さっきの発音の話、くどかったよねー。


[ なんて、
恋人
を誘って。
  この二人だけの時間が、私は大好きなんだ。 ]*

 
(28) 2022/10/21(Fri) 11:32:59

【人】 惜別ハツナ


***

[ 私は独りが嫌だったんだ。
  誰にも見てもらえないのは
  ここに居ないのと、同じな気がして。

  だから、誰かに見て欲しかったし
  太陽みたいだ、なんて言われたくなかった。

  皆に聞いてみればいい。
  惜別ハツナってどんな子?って。
  太陽みたいに明るくて優しい子、って
  当たり障りのない答えしか返ってこないから。

  それが何よりの証明。
  私が真の意味での仲良しがいない、証。 ]

  
(29) 2022/10/21(Fri) 11:33:47

【人】 惜別ハツナ



[ それでも、君みたいに
  独りでいいとは思えなかった。 ]



    [ だから、私は皆に囲まれて微笑み続けた。
            ひとりぼっちであり続けた。 ]


  
(30) 2022/10/21(Fri) 11:35:27

【人】 惜別ハツナ




[ 私も陽だまりに入れてもらいたかったんだ。
  空に昇るんじゃなくて、地に立ちたかった。 ]



  
(31) 2022/10/21(Fri) 11:35:52

【人】 惜別ハツナ



[ ダメって言われるとか、
  誰かが座るから、とか言われるのは予想してたけど
  私の言動を予想されてるとは思わなくて。

  ぶっきらぼうな答えに普通なら
  気を悪くしたり、嫌ったりするのかな。
  君の謝罪だって耳に届いてたけど
  それがなくたって私は気を悪くなんてしなかった。 ]



   アタリだよ、よくわかったね。


[ もしかして朝日くん、エスパー?なんて
  冗談ぽく笑って、機嫌よさそうに隣に座った。 ]

 
(32) 2022/10/21(Fri) 11:37:17

【人】 惜別ハツナ



[ 君は私の言葉を当てて見せたけど
  私は君の言葉を当てて見せることはできなくて。 ]


   所用の、腹痛……?


[ 遠足にはいかない、って言われて
  一瞬戸惑ってしまった。
  別に休むことを咎めたいわけじゃないよ。
  仮病は立派な病気だって、お母さんは言ってたし
  私もそう思うから。


  ただ、そう―――――。 ]

  
(33) 2022/10/21(Fri) 11:37:53

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



[ 君一人欠けたら世界が変わる人が
  ここにいた、それだけのこと。

         お弁当一緒に食べようよ、って
         誘おうかなって思ってたから。 ]


  
(-13) 2022/10/21(Fri) 11:38:26

【人】 惜別ハツナ



[ 遠足にはいかない、で
  会話は終わってもおかしくなかった。

  でもどうやら君は私が話しかけたのが
  不思議みたい?>>25
  そんなに不思議なこと、あるかな? ]


   どうして、って……。
   君と話したいから、それだけだよ?

   話したい人と話すことに理由っている?


[ まさか、ドッキリとか思われてるとは知らずに。
  会話が続いたのが嬉しくて、
  私は言葉を連ねていく。  ]

 
(34) 2022/10/21(Fri) 11:41:02

【人】 惜別ハツナ



   でも、そっかぁ。
   君が遠足に来ないなら、
   私も頭痛の予定を入れて休んじゃおうかな。


[ この言葉、君にはどう聞こえた?
  冗談に聞こえちゃうかな。
割と本気なんだけどね。


  私、遠足は嫌いじゃないよ。
  でも……凄く疲れるんだ。
  どのグループに入るか考えたり、
  入った後の会話だって、
  皆が楽しいって思いそうな話題を選んで。

  どれだけ気を回しても、結局会話の行きつく先は
  誰かの陰口悪口で、そんなの、聞きたくなかった。]


  
(35) 2022/10/21(Fri) 11:42:45

【人】 惜別ハツナ



   そうしたら、二人だけの遠足に行けるよ?


[ にこっと笑って紡いだ言葉には
  裏なんて何もない。ただの私の我満。

  仮初の平穏を自ら壊して
  望む平穏を手にしようとする、わがままなんだ。]*


 
(36) 2022/10/21(Fri) 11:43:19

【人】 朝日元親



[ 僕の心は誰かを目で追いかける余裕すら
  持ち合わせていない。>>26

  露骨にみんな集中を切らし始めて
  定位置を探してさまよう魚達のような目の中に
  確かにこちらを見つめる光があることも
  今の僕には気づくこともできない。

  それでもこうして巡り会ってしまうのだ。
  でも、本当にたまたまなんだけど
  なんて言っても誰も信じてくれないんだろう。]

  
(37) 2022/10/21(Fri) 22:47:47

【人】 朝日元親



   ボク以外に屋上に住み着く人がいるなんて
   驚いたのはボクの方だよ。


[ この場所はいつも人気が少ない。
  わざわざ友達を連れてくる場所じゃないし、
  あるのはせいぜい安っぽい青春イベント。

  ボクが居ることにも気づかず愛の告白をして
  見事に玉砕した気まずい空気にも慣れてきた。

  空気が悪くないと思えたのは、ハツナがいた時だけ。]


   他に話すことがないんでしょ。


[ 先生に対する辛辣な感想を零すと
  ハツナの誘いに乗るようにパンの袋を開けて
  食べる?と差し出してみただろう。

  今日のパンもいつも通りメロンパン。
  なんとなく、分け合いやすかったんだ。


  
(38) 2022/10/21(Fri) 22:48:46

【人】 朝日元親



[ ボクがいることで空気が悪くなる。
  その可能性を考えない程ボクは大人じゃない。

  お昼を食べようと誘うハツナが
  いつかボクの前から居なくなってしまうことも
  ボクには想像がついている。

  この時間を好きだと思ってくれる彼女には
  こんなボクはあまりに相応しくない。]



(39) 2022/10/21(Fri) 22:49:35

【人】 朝日元親



[ 頭の中に黒いもやがかかる。

  ボクなんかがハツナと一緒にいちゃいけない。
  でもこの時間を手放す勇気も持てない。

  決して振り払えない強い感情の濁流に
  ボクはただ、流されていくだけ。
  留まることも許されず、逆らうことも許されず。]



(40) 2022/10/21(Fri) 22:50:26

【人】 朝日元親



[ ハツナの隣で考えに耽けようとすると
  戒めるように携帯が震えた。

  画面を見ると、
  何に必要かも分からないクラスラインに
  五限が自習である連絡がきていた。

  つまりボクら生徒にとっては至福のひととき。
  クラスのみんなは今頃バカ騒ぎということだ。]


   次、自習だってさ。


[ まさかの自習にボクは思わず小さく笑って。
  ハツナに画面を見るように促しもしたのだった。]*


(41) 2022/10/21(Fri) 22:51:05

【人】 朝日元親


***

[ 誰ともいられない孤独は目に見えて分かるのに
  誰とでもいる中の孤独は目には見えない。>>30

  仲良しグループという安全圏で浮き足立つ
  そんな大衆心理から抜け出そうとするみたいに
  この地に足をつけ、立ちたいという思いが
  本来噛み合うはずのない二人を引き寄せていく。]


   だって、そんな顔してる。


[ エスパーじゃないしただ思い込みが強いだけ。
  ご機嫌な様子の惜別さんにボクは困ったように
  頭を抱えてしまうだろう。>>32

  想定できないリアクションには
  誰だって困る。そうじゃない?


  そしてどうやら今度は
  ボクが彼女を困らせてしまったみたいだ。>>33


(42) 2022/10/21(Fri) 22:51:46

【人】 朝日元親



[ ボクが居ないことで彼女に影響があるなんて
  当時はまだ付き合うどころかまともに会話もしない
  関係だったんだから分かるはずもない。

  人当たりのいい可愛らしい女の子が
  孤立した惨めな男子に声をかけてるだけ。

  しかも謎に思わせぶりな台詞付きで。 >>34>>35>>36


  こんなの疑うなという方が無理な話だ。]


   惜別さんは物好きなんだね。


[ 理由を尋ねることに意味が無い事は分かった。
  ゲテモノ食いにミシュランの星の数なんて
  到底理解できないだろうし、
  マックのチキンナゲットがいくら粗悪品でも
  ある人は喜んで20ピースも平気でたいらげる。

  クチコミにも流されず自分の思う物を食べる。
  惜別さんはそういうタイプの子なんだと思っていた。
  自分の商品価値のなさを伝えたところで
  きっと、彼女にはこれっぽっちも関係ない。]

(43) 2022/10/21(Fri) 22:55:10

【人】 朝日元親



[ でもきっとボクをからかうやつがすぐに現れるだろう。
  そこに彼女が混ざっているかどうかは別として。

  傍から見た朝日元親はキョドり、気持ち悪いと
  周りから引かれるくらいがそれっぽい。
  求められる朝日元親のイメージはそう。

  けどこの時はなんとなく、
  思い通りにシナリオを描いていくのが
  腹立たしく思えて仕方がなかったから。]



(44) 2022/10/21(Fri) 22:56:56

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



     じゃあ、二人きりでサボる?

        惜別さんならボクはいいよ。



(-14) 2022/10/21(Fri) 22:59:08

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



[ 大丈夫。誰にも聞こえてない。
  授業が始まる予鈴が鳴ったタイミングで吐き捨てた
  気色の悪い提案は目の前のキミにしか聞こえない。

  どうせ先生に怒られることを警戒したやつらは
  最後尾のテーブルの会話なんか聞いちゃいないから。]



(-15) 2022/10/21(Fri) 22:59:42

【人】 朝日元親



[ しばらくボクは黙って、
  先生が話し始めたタイミングを見計らうと。]


   なんてね。
   サボりなんてやめた方がいいと思うよ。
   惜別さんには何もいいことなんてないから。


[ ボクはその先の惜別さんの言葉も聞かずに
  視線を彼女から正面の黒板へと移した。

  こんなのはただの言い逃げだ。
  相手の想像を裏切る言葉を吐き捨てる
  典型的な天邪鬼のような仕打ち。


  肘をつきながら授業を聞き流すボクは
  その時はもう何も返事はしなかったんだ。
  これ以上彼女と関わるのが、怖かったから。



(45) 2022/10/21(Fri) 23:01:01

【人】 朝日元親



 [ そんなやり取りをして日が浅かった時に

   それがまさかまさかの屋上でコンサートを
   盗み聞きする羽目になったなんて。

   神様の悪戯にしては
   やりすぎだと思うんだよ、ボクは。]**


(46) 2022/10/21(Fri) 23:04:55

【独】 惜別ハツナ

/*
これお返事が壁になるんですけど助けて西さん(((
(-16) 2022/10/21(Fri) 23:38:36

【人】 惜別ハツナ



   人が多い場所が嫌になること、
   元親君もあるでしょ?

   だからここは好きだよ。
   元親くんも、そう思わない?


[ 屋上に住み着いてた理由は
  きっと二人とも似てると思う。>>38

  誰かといても気疲れしてしまうけど。
  でも、君といるときは違う。
  
君もそうだといいな、と思ってる。 ]


 
(47) 2022/10/21(Fri) 23:48:40

【人】 惜別ハツナ



   ふふ、でもあれで授業終わるなら
   それはそれでいいのかも。
   聞き流してても別にいっか、って思うし。


[ 
好きな人を見てても咎められないしね。

  開いたパンの袋を差し出されて、
  君の言葉に甘えるように分けてもらって。

  メロンパン、美味しいなって思うけど
  君はいつもこれで、栄養大丈夫かなって
  少し心配だったりする。 ]

 
   ありがとう、じゃあ私からも、おすそ分け。
   好きなの取っていいよ?


[ お弁当箱に入った小さめのおにぎり。
  ラップに包んであるそれの具は鮭と昆布。
  いつも、自分でお弁当を作ってる。
  だから、君に分ける分を増やすくらい、
  何でもないんだ。 ]


  
(48) 2022/10/21(Fri) 23:49:43

【人】 惜別ハツナ



[ 君との時間が好き。
  君のことが好き。

  私、何度も何度でも伝えてるはずなんだけどな。


  それでも、なんとなく、
  君からかくしごとの気配を感じる気がして。
  気のせい、なのかな。


  
ねぇ、君は太陽が翳る夜の隣で何を考えてるの? ]


  
(49) 2022/10/21(Fri) 23:50:14

【人】 惜別ハツナ



[ やっぱり足りないのかな。
  周りにもっと強く言うべきかな。


  
私と元親君のことはほっといてよ、って。


  釣り合わないとか、
  そんなくだらないこと言われてるのは知ってる。


  本当に、くだらない。
  じゃあ、私に釣り合う人って、誰?
  どうせ具体例の一つもあげられないくせに。


  釣り合うかどうかなんて、周りが決めることじゃない。
  私が、君と一緒にいたいかどうか。

  
そして、君が私といたいかどうか、
それだけなのに。


  
それが周りに伝わらないのがもどかしい。 ]


  
(50) 2022/10/21(Fri) 23:51:54

【人】 惜別ハツナ



[ 君の考えてることも分からないまま

  促されるままに、携帯の画面を見て。 ]


   ほんとだ、ラッキーだね。


[ ニコッと笑って、画面から君へと視線を移し。 ]


   だって、二人の時間、増えるもん。
   教室戻ってもうるさいだろうし、
   五限は此処にいようよ。

  
(51) 2022/10/21(Fri) 23:52:29

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親




         
私は君と一緒にいたいな。



  
(-17) 2022/10/21(Fri) 23:52:49

【人】 惜別ハツナ



[ 君以外に聞いてる人なんていないのに
  まるで内緒話をするみたいに囁いた。

  君の返事がどうであれ、
  昼休みは二人の時間なのは間違いないから。 ]


   そういえばさ、さっき何考えてたの?
   授業中、考え事してるみたいに見えたよ?


[ そんな風に、君の心に触れようとするんだ。
  恋人のこと、もっと知りたいもん。 ]*

  
(52) 2022/10/21(Fri) 23:53:14

【人】 惜別ハツナ


***

[ 目に見える孤独と、目に見えない孤独。
  私達は同じなんじゃないか、って。

  引き寄せられる理由はそれで十分。


  想定外のリアクションをしてしまった私は
  君を困らせてしまったけど、
  私もとまどったんだからそう、お互い様。

  遠足に行かないことを咎めようなんて思わないけど
  それは想定外だったもん。

  そっか、嫌なら行かなきゃいいのかって
  割と真面目に思っちゃった。 ]


  
(53) 2022/10/22(Sat) 0:30:38

【人】 惜別ハツナ


 
   物好き……のつもりはないけどな。
   

[ 物好きだ、って言われる理由が、
  この時の私にはよくわからなくて。

  話したい人に話しかけただけ。
  その人がどんな人なのかは、
  私が話してみて確かめればいい。

  私は、そういう人だったから。 ]


  
(54) 2022/10/22(Sat) 0:31:02

【人】 惜別ハツナ



[ そして、話してみて、君のイメージは
  周りが積み上げ塗り重ねようとしている
  イメージからは遠いんだって。

  そう、思ったんだよ。


  同じだね、って。
  私が君に興味を持つ理由が、
  またひとつ、増えてく。   ]


  
(55) 2022/10/22(Sat) 0:31:48

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親




   
え、……一緒に、いいの?



  
(-18) 2022/10/22(Sat) 0:32:30

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



[ 目を丸くして、たぶん頬は少し赤かったかな。
  冗談に取られちゃうんじゃないか、って
  なんとなくそう思ってたものだから、
  まさか、通じたのかな、なんて
  ドキドキしちゃって。

  私にしか聞こえてないって事実も
  惜別さんなら、って言葉も
  なんだか特別みたいで、嬉しくて。 ]


  
(-19) 2022/10/22(Sat) 0:33:07

【人】 惜別ハツナ



[ 先生が話し始めるまえに、
  何か言えればよかったのに、
  咄嗟に言葉ってなかなか出てこない。

  先生が話し始めたタイミングで
  ようやく口を開こうとすれば。

  
言い逃げされちゃったんだ、君に。 ]


  
(56) 2022/10/22(Sat) 0:33:33

【人】 惜別ハツナ



   ……その言い方、
   君にはいいことがあるみたい。



[ 
拗ねたように小さく呟いて、

  視線が移ってしまったのを確認すると
  私も授業に戻ってしまう。

  君の気を悪くさせちゃったかな。
  そう思いつつ、君と話す次の機会を考えてた。 ]

 
(57) 2022/10/22(Sat) 0:34:01

【人】 惜別ハツナ



[ まさか、観客のいないコンサートに
  初めてのお客さんが来るなんて、思ってもみなかった。

  神様の悪戯だとしたら……
  私は感謝したいな、お客さんが君だったから。 ]


  
(58) 2022/10/22(Sat) 0:34:41

【人】 惜別ハツナ

  
 

   
……疲れちゃったな。


   
太陽、なんかじゃないのにな。



  
(59) 2022/10/22(Sat) 0:35:14

【人】 惜別ハツナ



[ あの日は、歌い終わった後、
  屋上のフェンスの向こう側を見つめながら
  小さく呟いたりして。

  太陽からは程遠い、何処か疲れた顔で
  帰ろうかな、って振り返って。

  
夜に朝日を見ることになるなんて、ね? ]

 

   聞いてたの?
  
   誰か来るなんて思わなかったから
   びっくりしちゃった。
   言ってくれたらよかったのに。


[ そうやってちょっと困ったように笑って見せて。

  この間、言い逃げされた会話の続きを、
  私はここでしようと口を開くんだ。 ]

 
(60) 2022/10/22(Sat) 0:36:00

【人】 惜別ハツナ



   ね、サボったら、私にもいいことあるって
   そう言ったら、君は一緒にサボってくれるの?

   ……いいことがあるかどうか、 
   決めるのは私でしょ?


[ さっきとは一転していたずらっ子のように
  君に問いかけてさ。

  また君を困らせちゃうことになるのかな? ]**

  
(61) 2022/10/22(Sat) 0:36:34

【独】 惜別ハツナ

/*
>>50
alice節炸裂してるわつら……まあいいか、寝ましょう( ˘ω˘ )
(-20) 2022/10/22(Sat) 0:41:01

【独】 惜別ハツナ

/*
交換日記の話してない!ってなりました(?)
あとこれいつ告白したんだろう……さすがにそこ省くのあれだと思うし書きたいけど……いつがいいんだろう……
(-21) 2022/10/22(Sat) 0:51:04

【人】 朝日元親



[ いつだったか直接文句を言われたことがあった。
  ハツナと僕の関係が知れ渡ってからすぐ、
  知りもしない女子に呼び出されて屋上に行くと
  複数人の女子に囲まれて、言われたんだ。>>50


   「どうしてハツナと付き合ってるの?」



[ 私もあなたが好きだったの、って?
  いいや、そんな優しい展開ではない。

  なんでお前なんかがハツナと付き合えるのか。
  お前といるだけでハツナが可哀想になる。


          さっさと別れてよ。あの子の為に。



  つまりボクの方から手を引けと。
  ボクが可愛い彼女を理不尽に振った
  クソ男の汚名を被って、ハツナの立場を守れと。

                  そういうことだ。


(62) 2022/10/22(Sat) 0:52:43

【人】 朝日元親



[ 美しい肖像も、素晴らしい小説も全て
  ベタベタなヘドロのような感受性で塗りつぶす。

  悲哀も、激情も、官能も、情緒も。
  積み上げられた芸術作品のように美しい
  ハツナという存在でさえ、
  ベタついた感性で全てをドロドロに壊してしまう。

  そしてそれを友情、優しさなんて耳触りのいい言葉で
  取り繕った見てくれだけの劣悪サービス。


  女という生き物の最も嫌悪すべき性質。
  ボクが今ぶつけられているのは、そんな物だ。]


(63) 2022/10/22(Sat) 0:54:54

【人】 朝日元親



[ けど、痛いところはちゃんと突いてくる。
  ボクなんかがハツナには相応しくないと。

          認めたくないけど、それは真実。]


(64) 2022/10/22(Sat) 0:56:16

【人】 朝日元親



[ 身長も器も小さいからこそ見えるのだろう。
  ボクの中で何かが壊れた気がした。
  そんな音が聞こえたかのように、女子達を
  取り巻く空気が静かに凍りつく。

  分かってるらしい。
  人の地雷を踏んだという事も。
  ボクが常識も何も無い人間だって事も。

  強い劣等感を抱いた人間は
  そこを刺激されると何をしだすか分からない事も。


(65) 2022/10/22(Sat) 0:57:22

【人】 朝日元親




   アドバイスありがとう。
   一応お返しに伝えておくんだけど…


         ボクは…あまり優しくないからね?



(66) 2022/10/22(Sat) 0:58:09

【人】 朝日元親


   
[ 次は無い。

  それは決して人に対して向ける目ではない
  明確に軽蔑を示した目。
  そして、ハツナには決して向けることのない目。

  女子達が逃げていったのを確認すると
  身体の力がどっと抜けて金網にもたれかかって
  思い詰めたように大きな溜息をついたんだ。

  願わくばハツナには見られたくないと祈りながら。]**



(67) 2022/10/22(Sat) 0:59:50

【人】 朝日元親


***

   まぁね。


[ 嫌になることの方が基本だ。>>47
  ハツナですらそう思う時があるのだから
  思ったことが一度もない人間なんて
  いたりなんてしないだろう。

  そこに在るべき平穏と安寧に
  ボクという要素は必要なのだろうか?
  考えたところで口にしない以上答えも分からず。



   先生が少し不憫な気もするけどね。
   ん、ありがと。


[ のおにぎりを貰いながら
  話を聞き流される先生に安い同情を向ける。
  面白い授業が出来ない先生のせいだと
  思わなかったわけではないんだけどね。>>48

(68) 2022/10/22(Sat) 1:01:13

【人】 朝日元親



[ 自習と聞いて飛んできた提案は
  列記としたサボり行為。>>51

  いつか実験室で話してた時を思い出す。
  なんとなくあの頃と状況が似ている気がするから。]


   ハツナ、不良みたいなこと言ってる。


[ 冗談めかして言えるのは
  自分の方が素行がダントツで悪いと知っているからで、
  ボクは彼女の提案に首を縦に振った。

  あの場所教室に戻るのは
  出来れば避けたかったし。
  何よりボクが、この時間を手放したくなかったんだ。


(69) 2022/10/22(Sat) 1:02:44

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ




     でも、ボクも同じことを考えてた。




(-22) 2022/10/22(Sat) 1:03:42

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



[ 握ろうと伸ばした指先を重ねると
  キミにだけ見えるように、ボクは笑ってみせたんだ。]



(-23) 2022/10/22(Sat) 1:04:12

【人】 朝日元親



[ 二人の意見は一致したということで
  晴れて五限は二人仲良くおサボりに決まる。

  金網を背もたれに寄りかかると
  メロンパンのお供に買っておいた
  ココアの蓋をあけようとするのだが、

  しかし上手くあかずに奮闘していると
  ハツナからさっきのことを聞かれて。]


   うん?いつものことだよ。
   ボクって性根がネガティブだからさ
   しょっちゅう被害妄想が止まらなくなるんだ。


[ こんな話をハツナに出来るようになったのも
  つい最近、やっとのことだ。

  そこには確かな信頼があって
  それだけボクが甘えていることを意味していた。]

(70) 2022/10/22(Sat) 1:05:24

【人】 朝日元親



[2+2は5、嘘も100伝われば真実に。
 勝手な印象づけは当事者をおいて独り歩きするもので。

 あの子にボクが不釣り合いじゃないかという後ろ指も
 勝手に窓際族に追い込んでくれていると思うと
 感謝のひとつくらいはしてやってもいいと思う。]


   (だけどハツナは………)


[人を見る目がないという後ろ指が
 いつかあの子に向いてしまうのではないか
 そんな不安はいつだってボクの心に付きまとう。

 朝日くんと付き合うなんてぇ!生意気ぃ!
 なんて黄色い悪意が向くことはないだろう。
 
 だけど彼女が笑いものになるというのなら
 その時はボクも色々考えなければならないんだ。>>49]*


(71) 2022/10/22(Sat) 1:07:32

【独】 惜別ハツナ

/*
>>62>>67
西さんノリノリで書いてそう(ド偏見)
(-24) 2022/10/22(Sat) 1:11:44

【人】 朝日元親



***

[ 知らないうちにボクの悪影響が
  惜別さんに出てしまったらしい。>>53

  いやなら行かなければいい
  そんな正論には救いなんてないと知ってるから。
  彼女への悪影響を知れば
  ボクはこのなんの価値もない頭を下げることに
  なるんだろうね。

  そうそう。たまにいるんだ。
  皆が「黒」と言っているのに違う色を言う人。
  集団心理や同調圧力を跳ね返して進む人。>>54

  ボクには到底真似できない。
  思わず嫉妬してしまうくらいかっこいい人。>>55



(72) 2022/10/22(Sat) 1:40:24

【人】 朝日元親



[ その答えは、はい、だった。>>57
  しっかりと聞こえて、分かっていて。

  それでも答えずに逃げた。>>56
  だってそこに、はい、と答えてしまったら
  ボクが君にサボりは良くないって説法が
  なんの説得力もなくなってしまうじゃないか。

  このまま水に流してしまえば
  そこで全て終わりなんだと、思っていたのに。]**



(73) 2022/10/22(Sat) 1:42:17

【人】 朝日元親



[ 一人以外の空間はボクには苦痛以外の何物でもない。
  だからボクは自分の住処屋上に帰ろうとしただけ。

  けど閉じられた防火扉の向こう側から聞こえたのは
  今となっては馴染み深い、太陽の悲鳴だった。>>58

  実験室の時とは違って
  今度は聞き入るようにキミを見ていたから
  鋭敏な聴覚は小さな悲鳴さえ逃さない。>>59


(74) 2022/10/22(Sat) 1:43:50

【人】 朝日元親



[ 歌う太陽の邪魔にならないように
  そっと扉を開けて、一歩、また一歩、近づく。

  キミの声を聞くのに
  この風の音が邪魔だったんだ。


  コンサートが終わって
  ボクが口を開いた時とキミが振り向いたのは
  きっと同じタイミングだっただろう。]

(75) 2022/10/22(Sat) 1:44:39

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



   太陽も地球の裏側じゃ休んでるし
   キミもたまには休んでいいんじゃないのかな。


(-25) 2022/10/22(Sat) 1:45:30

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



[ 余計なお世話だろうか。きっとそうだよね。
  けど惜別さんが太陽であるという周りの印象が
  巡り巡って惜別さんの首を絞めるくらいなら。
  いっその地球の裏にでも逃げていいと思うんだ。]



(-26) 2022/10/22(Sat) 1:46:34

【人】 朝日元親



[ ボクがいることに驚いた様子の惜別さんが
  困ったように笑ってみせる。>>60

  その姿になんだか途端に罪悪感が募ってきて
  ボクは軽率に死にたくなってきたりもした。]


   ごめん。邪魔したら悪いと思って。


[ 気にせず続けてどうぞと
  ボクは惜別さんに背を向けようとする。
  だってここはボクの住処だと言い張っても
  ボク専用の所有物というわけでもない。
  先客がいれば当然いなくなろうとする。

  でもそれを引き止めるように
  キミがあの話の続きをしようとしたんだ。>>61



(76) 2022/10/22(Sat) 1:47:37

【人】 朝日元親



  いいことがあるなら……。


[ ボクは指先を顎に当てながら悩む。
  決めるのは惜別さん。全くもってその通りだ。]


  ボクは……。どんな行事だったとしても
  行きたくないなら行かなくていいと思う。

  でも……


[ ボクなんかと一緒である必要はどこにもないはずだ。
  そう言おうとした瞬間にハッと気づいてしまった。
  あの時、ボクは仕返しのようなものとはいえ
  一緒にサボってもいい旨を口にしてしまっている。

  例えば惜別さんがサボると決めたのなら
  ボクがそこに付き合わないというのは筋が通らない。]


(77) 2022/10/22(Sat) 1:49:28

【人】 朝日元親



[ いたずらに尋ねてくるキミとは対照的に
  ボクは思わず頭を抱えてしまって。]


   わかった、わかったよ。
   でも責任は持たないからね……


[ 渋々と承諾の意志を示したのだった。]**


(78) 2022/10/22(Sat) 1:49:56

【独】 惜別ハツナ

/*
西さん意味ないこと書かないから全部拾いたい……って思ってると壁オブ壁になるんですよね……つまみ食いじゃなくてフルコース(?)
(-27) 2022/10/22(Sat) 18:11:07

【独】 惜別ハツナ

/*
ところで叫んでいいですか。
ハツナちゃんチップかわいいーーーー!!!!!
最高に可愛い。なんかalice節マシマシでごめんね…()
(-28) 2022/10/22(Sat) 18:11:57

【人】 惜別ハツナ



[ 
君に渡したいものがあって。

  何処だろう、って探してた時の事だったかな。
  屋上かな、って思い当たって向かったころには
  女子たちは帰るとこだったんだろうね。
  すれ違いざまにこちらを見られた気がするけど
  そんなのどうでもよかったから、
  その時は深く考えずに。


  屋上への扉を開いた時、
  金網にもたれかかる君の姿が真っ先に目に映る。>>67

  何処か疲れてるみたいにも見えて、
  気になったから、私は聞いたんだ。
  今思えば、
  すれ違った女子と君の様子を結び付ければ
  何があったのか、予想できたかもしれないのに。 ]



   何か、あったの……?


[ 君が話したくないのなら、それでもよかったけど
  私は君の傍を離れる気は、なかった。

  元々君を探してたわけだし、ね。 ]*

 
(79) 2022/10/22(Sat) 18:17:26

【人】 惜別ハツナ



[ 君は知ってるかな。
  私が他の女子になんて呼ばれてるか。
  私が覚えてる限り
  WハツナちゃんWかWハツナさんWで。


  
ハツナ、って呼ぶのは君だけだってこと。


  私が呼ばれたことないだけで、
  私のいない場所でハツナって
  呼んでる子はいるんだろうね。>>62


  何が言いたいかって、
  君に余計なお世話を吹き込んだ女子たちと
  惜別ハツナは友情を育んだ覚えなんて微塵もないし
  あの子達のW思いやりWは
  私の事なんて考えてないってこと。 ]


  
(80) 2022/10/22(Sat) 18:18:27

【人】 惜別ハツナ



[ 私も言われたことあるよ。
 
  
「ハツナちゃん、なんで朝日君と付き合ってるの?」


  ってね。だから私はいつでもこう答えてた。 ]


   私が、元親くんのことを好きだから。

   私が、傍にいたいと思うから。



        
それ以上の理由がいる?


  
(81) 2022/10/22(Sat) 18:19:27

【人】 惜別ハツナ



[ なんで?にはこう答えれば
  そんなに押しの強くない子は黙る。
  この答えがつまらないって思う子たちは、
  君のことを侮辱し始めるんだ。

  もしかしたら、君がW忠告Wを聞かなかったから
  イライラしてたのかもね。>>67


  「でもさ、いつも暗くて気持ち悪いじゃん、あいつ。
  なんで、あんなやつと―――――。」
 


  
(82) 2022/10/22(Sat) 18:20:22

【人】 惜別ハツナ



   ……ほのかちゃんたちってさ。
   ××ってアイドル好きだったよね。
   なんであんなアイドル推してるの?

   イケメンからは程遠いし、
   歌だってあれ口バクでしょ?
   ダンスだって下手だし。

       ねぇ、いいところ一つもないよね?


  
(83) 2022/10/22(Sat) 18:20:45

【人】 惜別ハツナ




   どうして、好きなの?
   あんなアイドル応援するのやめちゃえば?

            ―――――趣味悪いよ?



  
(84) 2022/10/22(Sat) 18:21:11

【人】 惜別ハツナ



 
私の好きな人を侮辱するなんて、許さない。

  同じ気持ちを少しでも味わえばいいと思って。
  出来る限りの悪口を言い連ねて。


  女子の面倒な部分を凝縮したようなやり取り。
  結局私も女だから。>>63
  君に幻滅されちゃったら嫌だなって思う。


  だから、こんなこと、君が聞いてるかもしれない所で
  言いたくはなかったのに。

  
  教室の空気が凍り付いて、
  私は再び口を開く。作り笑いを浮かべて。 ]


  
(85) 2022/10/22(Sat) 18:22:01

【人】 惜別ハツナ




   ……って言われたら嫌でしょ?
   だから、これ以上元親くんのことで何か言うの、
   やめてもらえるかな。



  
(86) 2022/10/22(Sat) 18:22:46

【人】 惜別ハツナ



[ 身勝手な感性で、私の恋人を侮辱する人に
  容赦するつもりなんて欠片もなかった。


  ただ、これは多分逆効果だったんだ。
  私に直接言われなくなっただけで、
  陰で言われるようになっただけだったから。


  人を見る目がない?>>71
  いくらでも言わせておいてあげるよ。


  
人を見る目がないのは貴方の方だって。

  私は自信をもって言い切るだけだから。 ]**

  
(87) 2022/10/22(Sat) 18:24:26

【人】 惜別ハツナ


***

[ 人が多い場所にうんざりすることがあるだけで
  一人になりたいのか、と言われると……。

  ずっと独りは、さびしいよ。
  私は、君といたいんだ、って。
  もし君が口に出してたらすぐさま言ってただろうね。

  答え合わせは先送りになっちゃったけど。 ]



   そこはほら……
   テスト勉強はちゃんとするから
   それで許してもらえばいいかなって。

   
……おいしい?



[ おにぎりでそうそう失敗なんてしないけど
  なんとなくいつも聞きたくなってしまうから 
  今日も渡した鮭おにぎりの感想を聞いたりもして。]

  
(88) 2022/10/22(Sat) 18:27:12

【人】 惜別ハツナ



   確かに、不良みたい。
   二人とも不真面目だね。


[ 冗談めかした言葉にくすくす笑って。
  実験室でもこんな会話したな、なんて
  思ったりもしてね。

  この提案、君に頷いてもらえると
  思って言った節があるから、
  もしかしたらちょっとずるいかも? ]


  
(89) 2022/10/22(Sat) 18:27:37

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親




   
そうじゃないかな、って思ってたよ。



  
(-29) 2022/10/22(Sat) 18:28:08

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



[ 指先が重なる、それだけなのに
  たまらなく幸せだな、って思うのは
  好きな人が相手だからだよね。

  君が笑いかけてくれるのが嬉しくて、
  それに応えるように、
  柔らかく笑い返してみせるんだ。 ]


  
(-30) 2022/10/22(Sat) 18:29:15

【人】 惜別ハツナ



[ 五限は二人だけの時間に決まった。
  だったらゆっくり食べててもいいよね、って
  のんびりお弁当をたべながら
  君に質問してたわけだけど。

  返ってきた答えに私は
  そっか…ってちょっと考えて。
  信頼してくれてるんだから
  軽々しく言葉を返したくはなくて、
  少し考えてから、言葉を紡ぐ。  ]


  
(90) 2022/10/22(Sat) 18:29:59

【人】 惜別ハツナ



   自分に自信持って、って
   軽々しく言うつもりはないけどさ。


   私は元親くんのことが好きで
   ここにいるんだよ。
   こうやって二人でいるの、好きなの。


  
(91) 2022/10/22(Sat) 18:30:26

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



   この時間を邪魔する人は許さないし
   誰にも文句なんて言わせない。


  
(-31) 2022/10/22(Sat) 18:31:14

【人】 惜別ハツナ



   
君がいてくれて、本当によかった。


   だから、できたらそこだけは、
   ネガティブにならないで欲しいな、って。


[ ……なんて、ただのわがままなんだけどね、って
  自分の身勝手さにちょっと苦笑いしちゃった。 ]


  
(92) 2022/10/22(Sat) 18:31:46

【人】 惜別ハツナ



   ……それ、開いた?


[ 話が一段落したら、
  ココアの方を指さして、聞いてみる。
  もしまだなら、私が試してみようかと思って。
  こういうのって、なんとなく他の人がやったら
  簡単にあく、とかあるから。


  え、一口欲しかったとか
  そんなつもりは…
少ししか、ないよ?  ]*


  
(93) 2022/10/22(Sat) 18:32:10

【独】 惜別ハツナ

/*
これで三分の二なの控えめに言って長すぎでは……????
(-32) 2022/10/22(Sat) 18:33:05

【独】 惜別ハツナ

/*
告白の軸…どこにしよう……
お返事返してから悩んだほうがいいのかもしれない
(-33) 2022/10/22(Sat) 19:37:53

【人】 惜別ハツナ


***

[ 行きたくなくても行かなきゃいけないものは
  そりゃあ、あるとは思うし、全てからは
  きっと逃げられない。>>72
 
  でもさ、少しくらい、いいかなって
  逃げ道がないって思ってるよりは
  気が楽になるのかな、とも思うんだ。
  休んじゃいけないって思ってる人にとっては尚更。


  私は知ってるだけだよ。
  みんなが言ってることが正しいとは限らないって。
  みんなの印象付けが適当だって、知ってるだけ。


  だから、私はそれを鵜呑みにしたくない。
  ただ、それだけなんだ。
  かっこいいとか言われるようなことじゃないよ。 ]

  
(94) 2022/10/22(Sat) 20:10:35

【人】 惜別ハツナ



[ その時の君には逃げられちゃったのに、>>73
  そこで話が終わらなかったのは……

  私にとっては幸運だったけど。
  君にとっては……どうだったのかな。 ]


  
(95) 2022/10/22(Sat) 20:10:50

【人】 惜別ハツナ



[ みんなの前では秘めた本音。
  それをみんなに聞かせないのは
  冗談だと思われて真面目に受け取ってくれないか
  好意的に受け取っては貰えないと思ってたから。

  そう、君みたいな反応されるとは
  思ってもいなかったんだよ。    ]


  
(96) 2022/10/22(Sat) 20:11:20

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



   
……君は、太陽が泣いてても否定しないんだね。


   嬉しいな。
   そう言ってくれる人がいるなんて
   思ってもみなかった。


  
(-34) 2022/10/22(Sat) 20:12:00

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



[ 余計なお世話なんてとんでもない。
  私、どこかでそう言ってくれる人を待ってた。

  太陽じゃない私を、受け入れてくれる人を。 ]


  
(-35) 2022/10/22(Sat) 20:12:40

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



[ 好き、に理由なんて要らないと思うけど
  きっかけは?って聞かれるのなら
  間違いなく、この時の君の言葉。

  ひとりぼっちの太陽に
  陽だまりみたいな言葉をかけてくれた、
  君を好きになるのは、必然でしょう?  ] 


  
(-36) 2022/10/22(Sat) 20:13:09

【人】 惜別ハツナ



[ 否定されないとはいえ、
  屋上で歌ってるってだけで
  なんとなく恥ずかしかったから、
  言い訳みたいなことをこぼしてしまったわけだけど。

  君が謝るようなことじゃなかったから、
  謝らないでよ、なんて慌てて首を振る。 ]

   
   邪魔じゃないよ。
   そもそもここ、私の場所じゃないもん。


[ そうして私の願い通り、君はとどまってくれた。
  ちょっと強引だったかな?
  そうだとしても後悔はしてないよ。

  この機会を逃したら、次はないかも。
  そう思っちゃったんだ。      ]


  
(97) 2022/10/22(Sat) 20:13:56

【人】 惜別ハツナ



   いいこと、あるんだよ。

   さっきのも聞こえてたなら>>59
   知ってるかもしれないけど

   ……疲れるなあ、って思うから。

   それが避けられるのなら、
   私にとって、いい事。


[ いいこと、の中身を明かして、
  君の答えを待てば、承諾の意志が返ってきて
  嬉しい、って気持ちをそのまま顔に出すんだ。 ]

  
(98) 2022/10/22(Sat) 20:14:43

【人】 惜別ハツナ



   わかってくれて、嬉しい。
   だって君、さっき言ってくれたもんね。
   
太陽も休んでいいって。



   
私は、君とサボりたい休みたいよ。


   心配しないで、もし何かあったって
   君のせいにしたりなんてしないから。
   だってこれは私が決めたことだし。


[ 満面の笑みで言い切ると。 ]

 
(99) 2022/10/22(Sat) 20:16:06

【人】 惜別ハツナ



   それで……二人だけの遠足、何処に行く?
   とりあえずおやつ!買いに行こうよ!

   君はどんなお菓子が好き?


[ なんて、サボりの計画を練り始めるんだ。 ]**

  
(100) 2022/10/22(Sat) 20:16:55

【独】 惜別ハツナ

/*
>ボクは…生まれてきても…よかったのかな。
最初の秘話ずっるくない?????
それでいてしんどいのもう!!!
これ秘話なのって、ハツナちゃんには知る機会あったりしますか……?

>>18
夏はドジっ子なのか忘れ物が随分多い。
言い回し好き〜!!!!ってことはこれ秋か、ってなりました。暑いなら9月かな?10月もまだ暑い気はするけどどうだろう…違ったらごめんね(おま

>>18>>19
邪魔者がいない屋上→先客がいる
ってこれハツナちゃんは邪魔じゃないってことですよね~好き(邪魔だったら恋人になってない)

これ、西さんに言ってないけど歌ってる歌が思いっきり月とか出てくる夜の歌(のイメージ)なので夜だ、って言ってくれてるのエスパー…それかシンクロ…
悲鳴にも似た音色、って言ってくれてるから多分意味知ってるのかな、って勝手に知ってるって書いたけど知らない感じだったらどうしようとか思ったけどハツナちゃんが話してるはずだから大丈夫だと思いたい……思いたい()

>>20
めちゃめちゃネガティブじゃん……これあれだな……ハツナちゃんがなんか言っても簡単に覆せなさそう……

>>21>>22
ここ!ほんとうに!!!すき!!!!(語彙力)

>>23
思い込みでも当たってるからいいのでは(よくない)
(-37) 2022/10/22(Sat) 20:37:07

【独】 惜別ハツナ

/*
書いてあった独り言…返事より前に書いてたので時系列前後してるけどまあいいか((

余裕あったら書きたい(余裕ある気がしない)
(-38) 2022/10/22(Sat) 20:38:09

【人】 朝日元親



[ さっきの話を聞かれてたのかどうか
  ともかくキミはここに来てしまった。

  言えるわけがない。
  キミとのことで他の女子に詰め寄られたなんて。
  言ったところでキミを不快にさせるだけだ。

  けれど全てを誤魔化してしまえば
  それはいつしか不安に変わってしまう。]



   朝日もたまには日陰に居たくなるんだ。


[ 薄汚れた宵闇に身を投じれば
  その腐臭は太陽にも届くだろう。>>80>>81>>82

  ボクはそれを弾き返せるような眩い光も
  強い心も持っていない。]


(101) 2022/10/22(Sat) 23:02:11

【人】 朝日元親



[ それにしても一体何があったというんだろうか。
  ハツナとの事でボクが後ろ指を刺されるのは
  今も前も変わらないけど。

  教室に入るといつも聞こえてくる気がした
  ハツナを守ろうというあの黄色い声が
  ぱったりと途絶えていた。>>86>>87

  凍りつく空気の中。
  地雷に触れてはいけないと怯えるように。

  どうやらボクの恋人は
  ボクが思う以上に強いらしい。



  …………。


[ その声は、ちゃんと聞いていた。
  聞いていないふりをして後ろを通り過ぎたけど
  正直、胸がすいたんだ。

  ボクの気持ちがどれだけ楽になれたか
  筆舌に尽くし難いっていうのは正にこの事だ。]


(102) 2022/10/22(Sat) 23:03:09

【人】 朝日元親



   ダメだよ。

      カッとなって心にもないことを言ったら。


   
(103) 2022/10/22(Sat) 23:03:54

【人】 朝日元親



[ その言葉はハツナの本意じゃないでしょ?と。
  ハツナが悪者にならないように逃げ道を作ろうと
  フォローするように声をかけて、自分の席へと座った。

  そうさ。刺されるのはボクだけでいい。
  ボクは自分が血を流すことよりも
  目の前でキミに血を流される方がずっと嫌だから。
]**


(104) 2022/10/22(Sat) 23:05:09

【人】 朝日元親



***

  満点取ったから許してくださいって
  言えたら凄いかっこいいよね。

  うん…なんだか、暖かい味がする。



[ 超人的な記憶力があるとか
  並外れた頭脳があるとか、努力家とか。
  なんでもないボクは多分80点をさまようんだろう。

  誰かの作る物を食べるなんて
  記憶を辿ってもキミしか出てこない。
  母さんは、料理なんてしないから。


  ボクが伝えた味の感想は>>88
  ハツナを満足させられるものだったろうか?]


(105) 2022/10/22(Sat) 23:06:23

【人】 朝日元親




[ ボクの両親は幼い頃に離婚した。
  原因は父さんの不倫のせい。

  母さんはボクのことを育てるために
  夜の街に飛び込んで


              それから──────。]



(106) 2022/10/22(Sat) 23:07:37

【人】 朝日元親



[ ボクの家には誰もいない。
  母さんも、父さんも。

  ただ毎月振り込まれる養育費という名の
  延命装置だけがボクの懐に入ってくる。

  ボクがどんなに行事に行かなかろうとも
  ボクがどんなに不良になろうとも

  ボクを咎める人なんて、誰もいない。]



(107) 2022/10/22(Sat) 23:08:22

【人】 朝日元親



[ でもそれを言ったら
  キミはきっとボクの力になろうとしてくれるだろう。

  だからボクはキミには言い出せない。
  キミには、ボクのような人間の住む世界なんて
  知らないままでいて欲しかった。]


   そのうち生徒指導でもくらっちゃうかもね。


[ ボクもキミにつられたようにくすりと笑う。>>89
  でもキミの評判を落としてしまうというのなら
  それはそれで少し嫌な気もするんだ。]


(108) 2022/10/22(Sat) 23:09:14

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



      バレちゃったか。

(-39) 2022/10/22(Sat) 23:09:46

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



[ 指先を重ね、手を握って。
  微笑むだけ微笑んで。

       その先をしないボクは、卑怯者だ。]



(-40) 2022/10/22(Sat) 23:10:20

【人】 朝日元親



[ 時間が急に出来たと思うと
  心のゆとりも桁違いになる。

  自分の心を打ち明けると
  ハツナが何かを考えている様子で。>>90

  あぁ、眩しくて目が焼けそうだ。>>91
  こんなこと思っちゃいけないと分かっているのに。


      その言葉も、声も、
      ボクなんかには勿体ないって思えてならない。


  せっかくキミが、止めてくれたのに。>>92


(109) 2022/10/22(Sat) 23:11:32

【人】 朝日元親



   ……ムリかも。


[ 兎角、ハツナの前では素直に居られるようになった。
  だからボクは開けられないことを悟ると。]


   ハツナ。一口、飲んでいいよ。


[ だから開けて欲しいと持ちかける。
  ボクはひねくれてるつもりだったけど。

  キミの前でだけは
  随分と分かりやすくなってたかもしれないね。]**


(110) 2022/10/22(Sat) 23:12:38

【人】 朝日元親


***

[ 一度あると知った逃げ道には
  何度だって逃げ込んでしまうのが普通だと思う。

  その魔性をよく知っているのは
  ボク自身が何度も何度も逃げ出していたからだ。

  同調圧力に屈するのも、集団心理に流されるのも
  元を辿ればただの逃げ道でしかないんだから。

  鵜呑みにしたくないと拒絶できるキミは>>94
  この集団ボク達よりもずっと、優れている。]



(111) 2022/10/22(Sat) 23:13:37

【人】 朝日元親



[ 嫉妬したよ。
  ボクには一生かかっても出来ないことを
  何食わぬ顔でやってのけてしまう。

  ボクにとってはキミはヒーローだった。
  常闇に彷徨うボクを見つけて、助けてくれる。

  羨ましくて、感謝して、嫌悪して。
  ボクがキミへ抱く感情は情けない程に澱んでいた。

  この再会は、とてつもない幸運だったんだろう。>>95


(112) 2022/10/22(Sat) 23:13:59

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ




[ その声を聞けて安心したんだよ。

      キミも人間なんだって、分かったから。]



(-41) 2022/10/22(Sat) 23:14:41

【人】 朝日元親



   それはそうなんだけど……
   

[ これ以上はやめようと直感が言う。>>97
  わざわざ言い返すようなことじゃない。

  けれど逃げるきっかけも、動機も無くして
  ボクはといえば物の見事に言いくるめられていた。
  これはもしかして嵌められたのでは?>>98>>99>>100


  残念ながら考えたってもう遅い。]


(113) 2022/10/22(Sat) 23:15:45

【人】 朝日元親



[ 徐々に計画が練り始められていく。
  どこに行こうかと言われれば思いつくのは
  広い公園くらいのものだ。

  ゲームセンターやボウリングは
  露骨すぎるサボり行為だから二人だと気が引ける。



   お菓子……
   あまり食べないけど、チョコなら。


[ 素直に答えてしまった以上、
  いつかはバレることになるだろうね。

  ボクが明治The chocolateの箱にイラストを
  描くタイプの男であることが……。]


(114) 2022/10/22(Sat) 23:16:08

【人】 朝日元親



[ 一度で決められるはずもないから。
  遠足までの間、何度も惜別さんとは話し合いの場を
  設けることになるだろう。

  次第にボクも惜別さんと話すことに
  抵抗もなくなってきて。]


   流石におやつ300円のルールは
   なくしてもいいよね……?



[ そんなくだらない話もできるようには
  心を開いていったんだ。]


(115) 2022/10/22(Sat) 23:17:17

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



[ キミはボクと同じだった。>>98
  疲れてしまうという感覚はボクにはよく分かる。

  ボクがキミに特別な感情を抱くようになったのは
  その瞬間だったんだと思う。

  キミがボクと同じ心を抱えていて
  それでいてボクとは何もかもが違ったんだから。]


(-42) 2022/10/22(Sat) 23:20:48

【人】 惜別ハツナ



[ 全部は言ってくれなかったんだって。
  君の態度を見ればなんとなくわかる。 ]


   ……眩しいもんね。
   私も、日陰に行きたくなるときあるもん。


[ 君の隣に行って、同じように金網にもたれかかって。
  君に渡したかったものを見せるんだ。 ]

  
(116) 2022/10/23(Sun) 3:44:01

【人】 惜別ハツナ



   交換日記、持ってきたんだ。
   言葉にできないことでも文字にすると
   言えること、あるでしょ?


[ って言って、渡したのは
  シンプルな見た目のノート。 ]

  
(117) 2022/10/23(Sun) 3:44:40

【人】 惜別ハツナ



   君のこと、もっと知りたいんだ。
   難しく考えずに、書きたいこと書いてほしいな。


[ それに、形として君との思い出を残したくて。 ]

  
(118) 2022/10/23(Sun) 3:45:12

【置】 惜別ハツナ



[  私が何を書いたのかって?
   普通の日常だよ。

   晩御飯はハンバーグだったんだよ、とか。
   君は普段何食べてるの、とか。

   家帰ったら何してるの、とかさ。
   私は宿題して、家事をしたら……

   君のこと考えたり、ね。

   
   あ、そうだ。
   君の家に行ってみたいな。

   夜ご飯作って一緒に食べたりしたい。 ]

  
(L0) 2022/10/23(Sun) 3:45:40
公開: 2022/10/23(Sun) 3:50:00

【人】 惜別ハツナ



[ そんな、取り留めのない内容が綴られたノート。

  交換日記の提案、君なら付き合ってくれるって
  そう思って渡したけど、
  どれくらいやり取り続いたかな。 ]*

  
(119) 2022/10/23(Sun) 3:47:53

【人】 惜別ハツナ



[ 君がどこから聞いてたのか
  私にはわからなかったけど。

  君がフォローしようとしてくれてるのは伝わったよ。
  でも、今、君がそれを言ったら、
  悪者が君になりそうで。>>103>>104

  嫌なんだよね、君が傷つくのは。
  君のフォローに縋るように、
  私の本意じゃないんだよね?って
  女子たちが目で訴えかけてくる。


  貴方達が散々馬鹿にしてた人のフォローを
  当てにするなんて、プライドはないの?って。 ]


  
(120) 2022/10/23(Sun) 3:53:49

【人】 惜別ハツナ



   そうだね。
   気分悪いこと言ったね。  

   でも、お互い様だよね???


  
(121) 2022/10/23(Sun) 3:54:08

【人】 惜別ハツナ



[ 私は、君のフォローに縋ったりしないし
  周りにも縋らせない。


  
ごめんね、君の善意を無駄にして。


  にこっと笑って、話を勝手に終わらせると
  私も自分の席へ戻った。

  目の前で大切な人が傷つけられるの
  黙って見てるほど、私は大人にはなれないよ。]**


  
(122) 2022/10/23(Sun) 3:54:55

【人】 惜別ハツナ


***


  そうだね、満点って言わなくても
  90点とか?取れたらいいよね。

  暖かい味、か。
  
……また持ってくるね。



[ 私だって、
  並外れた記憶力とか持ってるわけじゃない。
  でも、一応努力はしてるから。
  80点くらいは取れるし。

  君の言葉の意味。  
  冷たい味のするものって何だろう、って思ったら 
  心配になってきちゃった。
  作ってから時間のたったものとか……。
  手作りじゃない、物とか。
  そこまで、考えてしまったから。
  君の感想に満足したかしてないかで言えば
  満足はしたよ。でも……。


  
同時に、君に深い部分に触れた気もして。 ]

  
(123) 2022/10/23(Sun) 4:57:10

【人】 惜別ハツナ



[ 私の両親は、共働きで家に帰ってくるのが遅い。
  私が自分でお弁当を作ってるのも
  両親には時間がないから。

  
……家でも私はひとりぼっちだった。 ]


 
(124) 2022/10/23(Sun) 4:57:34

【人】 惜別ハツナ



[ だからね、
  君の住む世界のこと知ったって、
  私は何ともないのに。

  むしろ、知ってる側の人に近いんじゃないかな。 ]


  
(125) 2022/10/23(Sun) 4:58:03

【人】 惜別ハツナ



   それは……されたとしても
   
私は平気かな。



[ 私が何か言われたところで、>>108
  私にかまうほどの余裕、両親にはたぶんない。
  心配されないとは言わないけれど。 ]

  
(126) 2022/10/23(Sun) 4:58:41

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



[ 指先が重なるだけでも幸せだよ。でも……
  その先も求めてしまう私は、やっぱり我儘だよね。 ]


  
(-43) 2022/10/23(Sun) 4:59:45

【人】 惜別ハツナ



[ 私の言葉、届かなかったのかな。
  なんで、何も言ってくれないんだろう…。

  ムリかも、って素直に言ってくれるだけ、
  私は喜ぶべきなのかもしれないね。>>110

  ……でも、ちょっと、もやもやしちゃうな。
  君にとって、私は負担だったり、するのかな……。]


  
(127) 2022/10/23(Sun) 5:03:19

【人】 惜別ハツナ



   え、いいの?
  

[ 開けて欲しい、って君に頼まれたんだって 
  私は受け取ったから。
  君の奮闘の効果もあったのか、
  思いのほか簡単に開いて。
  ココアをひとくち貰ったんだ。 ]

  
(128) 2022/10/23(Sun) 5:03:56

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



   元親くん、ありがとう。
   ね、お返し受け取ってくれる?


[ そう言って君の方を見て、
  君の頬に手を当てると。
  
  
君の唇に自分の唇を重ねた。 ]


  
(-44) 2022/10/23(Sun) 5:04:23

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



   
ココアの味、した?



[ ほんの数秒の甘いひと時が終わると、
  悪戯っぽく君に聞いて、笑うんだ。 ]**

  
(-45) 2022/10/23(Sun) 5:05:01

【人】 惜別ハツナ


***


[ 君のことを嵌めた?>>113
  まあ、そう言われても仕方ないのかな。

  でも、休んでいいって言うのは
  君が言いだしたことだから、ね? ]

 
(129) 2022/10/23(Sun) 5:32:41

【人】 惜別ハツナ



[ ゲームセンターとかはそうだね、
  露骨すぎるし、見つかった時洒落にならない。
  だから私が思い浮かべてたのも、公園とかだった。]



   チョコ…
   私ポッキー好きだよ。

   あとは……チョコボールとかも。


[ 私があげたのはチョコのお菓子だったけど
  君が好きなのはチョコレートそのもの。
  きっとどこかでチョコの箱にイラストを
  描くのを発見して。

  「え、これ君が書いたの?上手いね!」

  なんて目を丸くして褒める日も来るだろうね。 ]

 
(130) 2022/10/23(Sun) 5:33:19

【人】 惜別ハツナ



[ 何度も話していれば、
  少しずつ距離縮められたかな、なんて。
  きっとこれは気のせいじゃないよね。 ]


   だってルール守らないから
   サボるんでしょ?


[ なんて、君の言葉に笑っちゃうくらいには
  打ち解けられたと思ってるよ。 ]*

 
(131) 2022/10/23(Sun) 5:33:33

【人】 朝日元親



[ 言えないよ。キミを信じているから。>>117
  言うわけにはいかないんだ。キミが大切だから。]


   そう、だね。
   太陽の周りをうろつく点々が、邪魔だ。
   

[ 眩しいなんて言いたくもない。
  人間が腐った臭いが漂っているだけで
  そこにはなんの光もない。

  キミと比べるなんておこがましい。


  考えたらチリチリと胃がムカついてきたけど
  ハツナが持ってきたノートを見ると
  少しずつ気持ちが落ち着いてくる。]


(132) 2022/10/23(Sun) 5:44:45

【人】 朝日元親



   交換日記?
   それは、そうだけど…


[ 言葉にするのが難しいこともあるのは
  ハツナの言う通りだ。>>117

  ボクみたいなコミュニケーション能力が
  欠落したやつは尚更そうだ。
  ハツナが提案するということは
  ハツナにも必要な事があるということだろうか?
  野暮と知りつつ、つい考えてしまう。



   わかった。
   色々、書いてみるよ。


[ ボクのことを知ってもらう機会というかは
  ボクがハツナのことを知れる機会に思えて。

  さっき考えたことも相まって
  ボクはその提案に乗ることにしたんだ。]


(133) 2022/10/23(Sun) 5:45:19

【置】 朝日元親



[ と言ってもまともに会話すらしないボクだ。
  触れる話題なんてなにもない。

  そのせいで最初はハツナの質問に答えるだけに
  なってしまった。

  しかも普段何食べてるのという質問に対して。>>L0


   「ハンバーグ、美味しかった?
    そういえばハンバーグにも色々あるよね。」

   「カップ麺とコンビニ弁当がほとんど。
    家に帰ったらいつもだらけてるよ。」


[ ズボラさを全面に押し出すコミュ障っぷりを披露する。
  実質的な一人暮らしを続けていたせいで
  すっかり自炊なんてやらなくなってしまったのだ。

  これは、交換日記として機能しているのだろうか?]


(L1) 2022/10/23(Sun) 5:45:54
公開: 2022/10/23(Sun) 5:50:00

【人】 朝日元親



[ でも、子どもっぽい遊びかもしれないけど。>>119
  この交換日記の時間は、個人的には好きだった。

  少しずつだけど自分の話が
  出来るようになっていったんだから。]


(134) 2022/10/23(Sun) 5:46:21

【人】 朝日元親



***


   それで言われたらもうボクも知らないや…
   うん、楽しみにしてる。ありがとう。


[ また持ってきてくれる。
  そんな言葉に秘められた似た境遇を>>124>>125
  推し量ることが出来たら良かったのに。

  何故かあの時のキミの顔がチラつく。>121
  ボクはキミを知らなすぎると痛感したせいで
  日に日にキミの心を知りたいと思ってしまうんだ。



   平気なの?内申とか大変じゃないかな。


[ 察しの悪い的はずれな答えは
  キミの心に届くまでの時間を物語っていた。>>126


(135) 2022/10/23(Sun) 5:47:12

【人】 朝日元親



[ 言葉は難しい。同じ意味、同じ語感でも
  話すタイミングで違う捉え方をされてしまう。

  ただココアを開けるのがムリだという言葉も
  キミに微かな影を落としてしまった。

  いつもボクが後ろ向きなことを言うせいで
  いらない誤解まで与えてしまう。

  それでいて口に出されなければ気づかないから
  ボクという人間は本当にどうしようもない。]



(136) 2022/10/23(Sun) 5:47:53

【人】 朝日元親



  うん、だって、開けてくれるんでしょ。


[ 仮にボクが開けてもちょうだいと言われても
  あげるつもりだったから。
  むしろなんでと首を傾げて。

  ココアを飲むように勧めたのだった。]


(137) 2022/10/23(Sun) 5:49:33

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ




      ん?お返し?



(-46) 2022/10/23(Sun) 5:50:45

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



   [ ボクの唇が、突然、塞がる。

        ほんのり甘いココアの香りが
        キミの吐息と一緒に鼻先に触れた。]



(-47) 2022/10/23(Sun) 5:51:19

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



[ 戸惑いを隠せずに口元を指先でなぞる。

  キミはボクを見て笑ってみせた。

  ほんの数秒の甘酸っぱい空気を

  ボクは、どうしようもなく恋しくなる。]




(-48) 2022/10/23(Sun) 5:52:51

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



    うん、ボクの好きな味がした。


(-49) 2022/10/23(Sun) 5:53:18

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ




    ボクの好きな女の子の味がした。


(-50) 2022/10/23(Sun) 5:53:54

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



[ ボクはキミの唇を塞ぐ。

  大丈夫。ココアはちゃんとボクが
  取って置いておいたから。


            ボクに、集中して。]**



(-51) 2022/10/23(Sun) 5:54:46

【人】 朝日元親


***
[ そうだ、言い出したのはボクだ。>>129
  これを引き合いに出されている間は
  ボクは惜別さんに頭が上がらない。

  公園を浮かべるのがボクだけじゃないと分かれば
  感覚の一致が少しだけ嬉しくなるんだろう。]



   ポッキーとチョコボール…
   チョコボールはピーナッツ?
   それともキャラメルかな?


[ なんで聞いたかといえば
  当日用意しておこうと思ったからで、
  最初こそそんなつもりは無かったけど

  回数を重ねていく度にそんな気遣いも
  したくなるようになっていく。>>130

  女々しいって引かれなくて安心した。
  下手の横好きの絵でしかないけれど
  いつかキミの似顔絵を書いて、プレゼントしよう。

  そんなことを思っていたんだ。



(138) 2022/10/23(Sun) 6:19:00

【人】 朝日元親



   それもそっか。
   ならおやつは沢山持っていこう。


[ キミの好きなお菓子を持っていこう。
  そう言えるくらいに関係が進展したのは
  遠足の為に何度も何度も二人きりになったから。

  秘密の共有と密会が、心を弾ませたんだ。]**


(139) 2022/10/23(Sun) 6:19:22

【独】 惜別ハツナ

/*
いや何度読んでもずるじゃん……………
(-52) 2022/10/23(Sun) 12:44:28

【人】 惜別ハツナ


[ 信じてるなら、大切なら
  言ってほしいのにな。>>132

  君の言葉の意味を掴みかねて、
  でも聞かなかったのは、
  君が教えてくれそうになかったから。
  それ以上は聞けなかったんだよ。 ]

  
(140) 2022/10/23(Sun) 18:40:53

【人】 惜別ハツナ



[ 君に言ってないことはあるよ、いっぱい。
  でもどっちかというと、
  私は君のことを知るために提案したから。
  私に必要だったのかって言われると…
  どうだろうね?
  本当に伝えたいことは、私は言葉に出してるから。
  
君が好き、って何度も言ってるもん。


  でも、提案してよかったと思ってるよ。 ]

 
(141) 2022/10/23(Sun) 18:41:53

【置】 惜別ハツナ



[ だって、君がまともに食べてないって
  知ることが出来たから。
  ズボラとかそういう問題じゃないもん。 ]


  「ハンバーグならチーズハンバーグが好きかな。」

  「それ栄養偏るよね……?
   
今度、君の家に行ってもいいよね?


   夜ご飯、君が好きな料理を作るから。」


[ 自炊は面倒だし、君がしないことに
  何か言いたいわけじゃないんだけど
  単純に、心配だった。
  
それに……私も一人で食べることが多かったから。]


 
(L2) 2022/10/23(Sun) 18:42:34
公開: 2022/10/23(Sun) 18:45:00

【人】 惜別ハツナ



[ やり取りを続けていくうちに、
  私の話も出来たと思う。

  なんでいつもお弁当作ってるのかとか
  親があまり家にいないこととか、ね。 ]

  
(142) 2022/10/23(Sun) 18:42:46

【人】 惜別ハツナ


***

[ あの時の言葉は
  君に向かって言ったつもりはまったくなくて。
  ただ、君が悪者にならないようにしたかっただけ。

  でも、君にも同じことが言えてしまうと、
  私は配慮することも出来てなかったんだ。 ]



   うん…そうだね。
   でもそれを言うなら元親くんも、じゃない?


[ ここで両親のことを聞かれないことが
  君の置かれえている環境を物語ってたのに。
  そこまで気が回らなかったんだよ。

  どうして君が後ろ向きなのか、>>136
  その原因を知らなければ、
  きっとこのすれ違いは続いてしまうのに。
  なんて言えばいいか分からなくて
  口に出せないんだ。 ]

 
(143) 2022/10/23(Sun) 19:14:02

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



[ ほんとはドキドキしてたんだよ?
  君が嫌だったらどうしよう、って
  全然思わなかったわけじゃないし、
  君を戸惑わせてしまったのは見ればわかったから。
 
  君もキスしたいって望んでくれてたらいいな、って。
  身勝手にそう思ってたんだ。 ]


 
(-53) 2022/10/23(Sun) 19:14:42

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親


[ 
ボクの好きな女の子の味、
って言われて
  そう返されるなんて思ってなくて、
  動揺で目が泳いじゃった。

  そんな隙だらけの私は、
  今度は君に唇を塞がれて。


  君のことを感じようと目を閉じれば、
  
好きな人
のことで頭がいっぱいになるんだ。
  
  君の思惑通り、だね。 ]
  
(-54) 2022/10/23(Sun) 19:15:30

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



[ どれくらいの時間だったんだろう、
  長かったような、短かったような。

  長さなんて、どうでもいいかな。


         
もっともっと、続けて居たくて。 ]


 
(-55) 2022/10/23(Sun) 19:15:58

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



[ 唇が離れても、照れたように笑いながら、
  もう一度いいよね、って言ってさ。

  私と君が満足するまで、甘い時間は終わらない。 ]**


 
(-56) 2022/10/23(Sun) 19:16:20

【人】 朝日元親


[ 始まった交換日記。文字を通して互いを知る時間は
  キミにとって大切な時間になれたんだろうか。

  ボクが多くを語らない度に
  ほんの少し、寂しいという空気が流れる。>>140

  ボクはキミの全てが知りたくなって

  ボクの全てを知られるのが怖くなって


  だからこの時間はひとつの取っ掛りとして
  十分な役割を果たしてくれていたし
  ボクにとっても大事なイベントだったんだ。>>141


(144) 2022/10/23(Sun) 20:34:26

【人】 朝日元親




[ その代償に

      ボクはひとつ墓穴を掘ったわけだけど。>>L2



(145) 2022/10/23(Sun) 20:34:49

【人】 朝日元親




  (……これ、ダメっても言っても来るじゃん…。)



(146) 2022/10/23(Sun) 20:35:00

【人】 朝日元親



[ 心配だというのが全面に押し出されている
  この交換日記を見たら流石にボクも分かった。

  「私が行かないとちゃんと食べないでしょ?
   口で注意しても多分やらないでしょ?
   私が行くって決めたんだからいいよね?

            私、彼女だもんね???


  脳内ハツナに詰め寄られているボクには
  その提案を断る事なんて出来やしない。]


(147) 2022/10/23(Sun) 20:35:52

【人】 朝日元親



  「分かった。
   けど、両親には許可取らないとダメだよ。」


(148) 2022/10/23(Sun) 20:36:26

【人】 朝日元親



[ 高校生が夜遅くに誰かの家に行くなんて
  普通ならあまり褒められたことじゃない。
  ボクはあくまで一般論を言ったつもりだった。

  でもボクは知るんだ。
  キミがその一般論から遠く離れた
  ボクと同じような場所にいるんだって。


    知ってからはもう言わないだろう。
    言っても意味がないと分かってるから。



(149) 2022/10/23(Sun) 20:40:30

【人】 朝日元親



[ いつしか夜ご飯を一緒に食べることも
  それからキミを家まで送り届けることも

  キミが望んだら、日課にだってなるんだ。]



(150) 2022/10/23(Sun) 20:40:51

【人】 朝日元親


***


  そう…だね…。


[ ハツナの言葉にハッと気づく。
  ボクだってそうなんだ。分かっていたのに。
  当たり前のようにボクを除外していた。

  露呈してしまう。
  ボクのこの自堕落な姿を
  叱って止める人間が誰もいないことが。


  でもハツナが口に出せないことで
  ボクの首の皮が一枚繋がった。]


(151) 2022/10/23(Sun) 20:41:35

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



[ ハツナが動揺を見せる。
  そんな顔、きっとボクしか知らない。

  散々好き放題言っていた外野たちも
  ハツナのことを好きだと思った人たちも
  知ることすら許されない。


        ボクだけが味わうことを許された
        ココアのように、甘すぎる時間。]

  
(-57) 2022/10/23(Sun) 20:42:04

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



[ もう一度、もう一度と重なる時間は
  ボクらの想像を超えていたんだろうけど。

  誰かに見られるかもしれない?
   今なら見られてしまってもいいとさえ思う。
      彼女は、ボクのものだと、言いたくて。



   ……戻ろっか。


[ あっという間にも思える長い時間のあと
  ボクはキミの手を離して。

  屋上から出ようと目配せをしてみせた。]**


(-58) 2022/10/23(Sun) 20:42:38

【人】 惜別ハツナ


***

[ 二人とも公園がいいって思ってたのは
  打ち合わせを重ねていけばわかること。
  同じだ、って思うことが増えていくのは
  やっぱりうれしくて。

  チョコボールはピーナッツの方が好きだよ、って
  当たり前のように君に伝えたし、
  君のイラストを見ていつも描いてるの?とか
  色々聞いてたんだよ。


  そんな風に何度も二人きりになってたら
  心惹かれるのは自然なこと。  ]


 
(152) 2022/10/23(Sun) 22:01:05

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



[ ひとりぼっちじゃない、って
  君といると思えたんだよ。

  君との時間が心地よかった。  ]


  
(-59) 2022/10/23(Sun) 22:01:46

【人】 惜別ハツナ



[ それでも、遠足の日までは、
  W朝日くんWって呼んでたんだ。

  本当は君の事、元親くんって呼びたくて
  そう呼べるように、私はあることを決意して。 ]


  
(153) 2022/10/23(Sun) 22:02:13

【人】 惜別ハツナ


[ そうして、二人だけの遠足の日。
  君と私は事前に決めてた公園に
  二人で来てたんだ。

  お弁当、君は何を持ってきてたっけ。
  私はね、サンドイッチを作ってきたんだ。
  卵サンドとか、ツナサンドとか
  イチゴジャムが挟んである甘いのも。
  楽しみだな、って思ってたら
  ちょっと作り過ぎちゃったから
  君に分ける分だってあったんだよ。
  いる?って聞いてみたりもして。  ]
 
(154) 2022/10/23(Sun) 22:02:36

【人】 惜別ハツナ



   なんか、わるいことしてるみたい。
   
……あ、わるいことしてるのか。



[ 食べながら言ったのはそんな言葉。
  くすり、と笑ってから、
  でもこんな日があるのもいいなって思ったから ]

  
(155) 2022/10/23(Sun) 22:02:54

【人】 惜別ハツナ



   わるいことかもしれないけど
   今すごく楽しいな。

   いつも通りの遠足だったら
   ここまでじゃなかったと思う。


[ なんて、付け加えて。 ]

  
(156) 2022/10/23(Sun) 22:04:22

【人】 惜別ハツナ



[ おやつを食べるときは
  二人じゃきっと食べきれない量の
  お菓子を広げることになったんじゃないかな。
  
だっていっぱい買い過ぎちゃったんだもん。


  君はチョコボールとか持ってきてくれたのかな?
  私はといえば、明示のThe chocolateを君に見せて
  チョコ好きって言ってたよね、って渡すんだ。
  
なんだかバレンタインみたい。 ]


  
(157) 2022/10/23(Sun) 22:05:16

【人】 惜別ハツナ



   こんなにあったら食べきれないね。
   ……残った分はさ、
   明日とか明後日とか。
   お昼休みにこっそり食べようよ。

   きっと屋上ならだれも見てないよ。


[ お菓子、先生の前では流石に食べられないし
  他の子の前でだって、いい顔はされないかなって。
  それに、先生に告げ口されたら面倒でしょ?

  だから、そんな提案をしたんだ。

         
君との秘密を増やそうと思って。 ]


  
(158) 2022/10/23(Sun) 22:05:50

【人】 惜別ハツナ



[ そうして、楽しい時間もあっという間に終わって
  そろそろ帰ろっか、って
  どちらかが言いだしたあたりで。

  私は、ちょっといいかな、って。
  君の方を見て、想いを伝えるんだ。 ]

  
(159) 2022/10/23(Sun) 22:06:39

【人】 惜別ハツナ

   

   私はね。
   太陽みたいってずっと言われてて
   
……みんなといるの、疲れちゃうなって

   思うことがあってね。

   でも、君と…元親くんといるときは
   私は私でいられたし、すごく楽しくて。


  
(160) 2022/10/23(Sun) 22:07:36

【人】 惜別ハツナ



   元親くん。

   私ね……君のことが好きだよ。


  
(161) 2022/10/23(Sun) 22:07:55

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親




   
私、君ともっと一緒にいたいよ。


            
私と……付き合ってほしいな。



  
(-60) 2022/10/23(Sun) 22:12:24

【人】 惜別ハツナ



[ つっかえたり声が震えたりはしなかった。
  でも、手の震えは止められなくて
  それを隠すように、後ろで手を組んで。

  怖かった。君との時間が楽しかったからこそ。
  だって、何も言わずに、
  友達のまま、君と話し続けることだって
  きっとできたはずだから。 ]


  
(162) 2022/10/23(Sun) 22:12:55

【人】 惜別ハツナ



[ それでもそれをしなかったのは
  友達じゃ知り得ないことまで
  君のことを知りたいって思ったから。

  誰よりも君の近くにいたかったから。 ]


  
(163) 2022/10/23(Sun) 22:13:18

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親




[ ひとりぼっちの太陽を、
  君は、救い上げてくれたから。 ]*



  
(-61) 2022/10/23(Sun) 22:14:49

【人】 惜別ハツナ



[ いいよね、って一応聞く素振りだけは見せたけど
  
君がダメって言っても行くつもりだった。


  だって、口約束で言ったって
  たぶん君は自炊しないんだろうし、
  ちゃんと食べて欲しいって思うし、
  私がしたいって思ってすることなら
  別にいいよね?って思ってたんだ。

  まさか君の脳内にも似たようなこと言ってる
  私がいるとは思いもしなかったけどね。   ]


  
(164) 2022/10/23(Sun) 23:21:48

【人】 惜別ハツナ



   「……うん、そうだね。
    でもダメって言われないよ。>>148

           
聞かなくても、わかる。」


 
(165) 2022/10/23(Sun) 23:22:10

【人】 惜別ハツナ



[ 勿論、聞いてみたし、 
  案の定、ダメとは言われなかった。
 
  多分普通ならダメって言われるんだと思う。
  両親がダメって言わないのは
  きっと私を一人にしていることが
  後ろめたくて、代わりに自由をくれてるんだ。


  自由より何より、
  私は大切な人との温かい時間が欲しかったのに。 ]

  
(166) 2022/10/23(Sun) 23:22:44

【人】 惜別ハツナ



[ だから、私が一般論から遠い場所にいるって。
  それを知られて、君が何も言わなくなったら
  私はもとからあまりなかった遠慮が
  全くなくなっていくんだよ。    ]

  
(167) 2022/10/23(Sun) 23:23:28

【人】 惜別ハツナ



[ 翌日が休日の日とか
  泊ってもいいかなって、聞くことすらあったよね。
  
  それが叶うかは君次第だけど、
  夜ご飯をいっしょに食べて
  君に家まで送り届けてもらうことも
  日常の一部になっていくんだ。


  だから、君の家のキッチン、
  いつの間にか私が使いやすいような
  調味料の配置になってたりとかさ。
  そんな変化だってあったかもしれないね。 ]


  
(168) 2022/10/23(Sun) 23:24:11

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親

***


[ 私はみんなの前では
  基本的にいつもニコニコしてるし
  頬を赤くして動揺する姿なんてみせたことないよ。

  みんなの作り上げたイメージから外れた、
  惜別ハツナを知っているのは君だけ。


          全部、君だけが、知っている。
   そしてこんな君のことを知ってるのも私だけ。 ]


 
(-62) 2022/10/23(Sun) 23:25:23

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



[ もう一度、って二人とも欲張りだったから

  
思ったよりも時間が過ぎちゃってたんだろうね。


  誰かに見られたってよかった。
  君の彼女は私なんだ、って。
  私の彼氏は君なんだ、って。

      うるさいこと言う人たちに
      見せつけてやりたいとすら、思っちゃう。 ]


  
(-63) 2022/10/23(Sun) 23:26:25

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



   ん……そうだね。
   ほんとはもっと一緒にいたいけど…。

   そろそろチャイムなるよね。


[ 二人だけの時間をめいっぱい堪能して
  私は君の方を見つめて。

  屋上から出ようって提案には
  頷きつつ、
名残惜しさが消せなかったから。 ]


  
(-64) 2022/10/23(Sun) 23:26:54

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



   
元親くん、大好きだよ。



[ 改めて言った後、
  ぎゅっと君に抱きついて。
  
  ようやく屋上を後にすることになるんだ。 ]**


  
(-65) 2022/10/23(Sun) 23:27:30

【人】 朝日元親



[ こんなに腐りきってもボクも男だ。
  心を動かされればキミの方へ傾き
  一緒に過ごせば惹かれていく。>>152

  それが誰も祝福しない道だと知っても
  止められなかったんだ。


  88円のチョコボールの味が一生忘れられず。
  ボクはいつしか箱にキミの似顔絵を描いて
  キミの見えない場所にしまった。]



(169) 2022/10/25(Tue) 15:05:04

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



[ 二人ぼっちも悪くない。
  そう考えるようになった時から


        ボクにとってキミは───。]



(-66) 2022/10/25(Tue) 15:05:30

【人】 朝日元親



[ 「ねぇ母さん。弁当作ってよ。」
  そんな当たり前の事すら許されないのが
  ボクの家庭というものだ。

  ボクのためと奮闘した母親も
  今はもう、ボクのいない家庭を築いている。

      考えるだけで、胃の奥が焼ける。


  だからボクはお弁当箱に卵焼きと
  レンジでチンした唐揚げだけを入れて
  簡素で何一つ洒落ていない弁当を持ってきたんだ。

  でもキミが幸せを分けてくれたから
  結果的にはこれでよかったんだと思う。>>154



(170) 2022/10/25(Tue) 15:06:08

【人】 朝日元親



[ 二人ぼっちの学校行事の日。>>154
  平日の昼間に学生二人がいても
  平和に慣れ親しんだ人達はきっと気づかない。

  ボクとは対照的にバリエーション豊富な
  サンドイッチはこころなしか量が多いように感じて
  思わず口角が上がってしまった。
  楽しみだと思ってくれてるような気がしたから。]


   ボクらは今不良生徒だよ。


[ つられて笑いながら考える。>>155
  こんな日もたまにはいいと思う反面
  これが普通になったらいけないと思うんだ。

  ボクはともかく、惜別さんは、特に。]


(171) 2022/10/25(Tue) 15:07:02

【人】 朝日元親



  そうだね。
  二人ぼっちの特権だよこれは。


[ 普通の遠足ならつまらなかった。
  きっと惜別さんの言ってることは正しい。
  だからボクは、いや、ボク達は
  行かない事を選んだんだから。

  その度にボクはやっぱり疑問に思ってしまう。
  どうして、キミはボクの近くにいるんだろうと。
  どうして、そこまでしてくれるのだろうかと。


  他愛のない話を積み重ねていく中で。>>157
  互いに持ち寄ったお菓子を広げながら
  ボクは戸惑いを感じてしまっていた。]


(172) 2022/10/25(Tue) 15:08:41

【人】 朝日元親



[ 渡したピーナッツのチョコボールと
  お返しとして貰った明治のチョコレート

  そういえば女の子からチョコを貰ったのは
  生まれて初めての経験なんだけど
  流石に声にするのは気持ち悪いので控えたよ。


  はしゃぎすぎた結果食べ切れないお菓子の
  処理に困っていると惜別さんから提案が来て。]


   それはもちろん構わないけど……
   どうして惜別さんはそんなに……


[ ボクと居ようとしてくれるのかな。>>158>>159
  そう聞こうとして、ボクは目を丸くした。

  その答えをキミが、教えてくれたから。>>160>>161

  嬉しくて、それと同時に恐ろしい
  青春と呼ぶに相応しい一幕。



(173) 2022/10/25(Tue) 15:09:23

【人】 朝日元親



[ やっぱり怖いと思ってしまうんだ。
  自分なんかが惜別さんに相応しくないって
  本気で思っていたから。

  気持ちに蓋をし続けていた。

  分かってるんだ。
  ボクはきっと惜別さんを後悔させて
  深く深く悲しませてしまうだろう。

  ボクが、無価値で、最低な人間だから。

           大丈夫……分かってる……。]



(174) 2022/10/25(Tue) 15:10:43

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ




    ボクでよければ、お願いします。



          (大丈夫……分かってる、から。)



(-67) 2022/10/25(Tue) 15:11:17

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



[ ボクはキミの勇気に甘えて>>162
  キミの甘酸っぱい青春の欠片をもらって>>163

        太陽の手を取ってしまったんだ。]



(-68) 2022/10/25(Tue) 15:12:42

【人】 朝日元親


***

[ 思い返してみれば
  出会いの時点でボクはキミに振り回されている。
  それが嫌だなんて思ったわけじゃないけど。

  きっとボクはキミに頭が上がらなくて>>165
  それでいて幸せ者だと、そう感じていたんだ。

  自己嫌悪に苛まれる人間は
  自分が幸せ者になることが許せないというのに。


  けれど本当に驚いたのは
  キミの両親が反対していないこと。>>166
  普通なら反対するだろうと思うから
  ずっとキミに普通じゃない何かを感じていた。]


(175) 2022/10/25(Tue) 15:14:58

【人】 朝日元親



[ 次第にハツナの提案はエスカレートしていく。

  それも、綺麗にボクが困らない範囲で。>>168


  でも泊まってもいいかというキミが
  あまりにも普通には程遠かったから。]


   ご両親、反対しないの?


[ ある日直球で質問をぶつけてしまうのだ。]
  

(176) 2022/10/25(Tue) 15:15:46

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



[ それでもキミの提案を受け入れて
  キッチンが少しづつ変化していくのを
  微笑ましく感じてしまうのは

         ボクらの願いが
         同じだったからなんだと思う。>>166



(-69) 2022/10/25(Tue) 15:16:33

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



   W今日、泊まってくの?W


         W今日、泊まってくんだっけ?W



(-70) 2022/10/25(Tue) 15:18:28

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



[ 当たり前になればなるほど言葉も変わる。
  ボクの聞き方も当然に変わっていって。
  キミとの時間の価値も変わっていく。

      そうして、ボクは最後に言うんだ。



(-71) 2022/10/25(Tue) 15:19:48

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



W今日、泊まっていきなよ。W


(-72) 2022/10/25(Tue) 15:21:43

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



   [ キミにだけ、伝わればいい。]**



(-73) 2022/10/25(Tue) 15:22:05

【独】 惜別ハツナ

/*
?!?!?!?!?
それはさすがに想定してなかったんだけど……
嬉しい方の想定外
(-74) 2022/10/25(Tue) 15:23:10

【独】 惜別ハツナ

/*
これが返信不要なわけがない……書く、書きます(宣言
(-75) 2022/10/25(Tue) 15:37:51

【人】 惜別ハツナ



[ 誰も祝福しない道でも
  私と君が幸せなら、それでいいんじゃないかな。

  私は、そう思っていたんだ。


  どうせ君以外の他の人には
  太陽の孤独なんてわからないんだから。 ]


  
(177) 2022/10/25(Tue) 16:39:44

【人】 惜別ハツナ



[ 冷凍食品っぽい唐揚げと、卵焼きが入った
  簡素なお弁当に、何も思わなかったわけじゃない。

  でも、その時は忙しかったのかな、とかさ。
  いい方に理由付けして、突っ込まなかった。>>170
  そこまで聞けるほどの関係じゃなかったし。

  君に分けたサンドイッチが
  君の心を少しでも温かくしたのなら
  それだけで私は嬉しくなるんだ。  ]


 
(178) 2022/10/25(Tue) 16:40:19

【人】 惜別ハツナ



[ これが普通になっちゃいけないって感覚
  この時の私には、まだあったんだ。

  今日みたいな日は、
  真面目な日常にたまに混ざる
  不真面目な非日常くらいでちょうどいい。

  でもそれは、私だけじゃなくて、
  
君だってこれが普通じゃダメなんだよ。

  私だけの話じゃない。>>171 ]


  
(179) 2022/10/25(Tue) 16:40:54

【人】 惜別ハツナ



[ 貰ったチョコボール、美味しかったな。>>173
  誰が買っても味は変わらないはずなのに
  そこに、気持ちがこもるだけで、特別に感じる。

  私は君といたいって想いでいっぱいだったから
  君の戸惑いには言葉にされてから
  やっと気づくことになるんだ。  ]

  
(180) 2022/10/25(Tue) 16:41:31

【人】 惜別ハツナ



[ この一幕に唯一不幸せなことがあるとすれば
  君の心を私は理解していなかったこと。>>174

  そして、仮に言葉にされたとして
  よくわからない、ってことなんだ。

  人の価値、なんて関わる人によって違うのに。
  私は、君と関わりたいと思って近づいたのに。

  無価値なわけ、ないのにな。


             
……分からないよ。  ]


  
(181) 2022/10/25(Tue) 16:42:19

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



   ふふ、ありがとう。


[ その言葉を聞いて、一気に力が抜けた。
  生まれて初めての告白だもん。
  失敗の可能性だって考えてて。

  
もしそうなったら、
そうなっても

  
君と一緒にいたい、って。


          
私は皆が言うような光じゃない。 ]


  
(-76) 2022/10/25(Tue) 16:43:20

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



   じゃあ、……まずはさ。
   惜別さん、っていうの禁止ね!

   名前で呼んでほしいな。

         
ハツナって、呼んでほしいな。


  
(-77) 2022/10/25(Tue) 16:43:56

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



[ そんな風に彼氏になったばかりの君に言うんだ。

  ハツナ、って呼ぶのは君だけ。

  
君だけでいて欲しくて、そんなわがままを。 ]


  
(-78) 2022/10/25(Tue) 16:44:39

【人】 惜別ハツナ


***



[ 君を振り回してる自覚はあった。
  でも、嫌って言われないから嫌じゃないんだと。
  都合のいいようにとらえていたんだよ。


  私といることが幸せだって。
  そう感じてくれてると思いたかったし、
  私は君といる時間が幸せだった。


  幼い頃には、こんな感覚当たり前だったのに。
  いつしか私の手から離れた幸せの時間。   ]


  
(182) 2022/10/25(Tue) 16:45:23

【人】 惜別ハツナ



[ そう、小学校一年生くらいまでは
  仕事で多忙のお父さんはともかく、
  お母さんは家にいるのが当たり前だった。
  
当たり前、だったのに。


  友人の連帯保証人になったせいで、
  借金を返さなければならなくて。
  そのために身を粉にして働いてるのが
  今の私の両親の現状。

  私が顔も知らない人のために
  私が受け取るはずだった温かい時間は、壊れた。 ]


  
(183) 2022/10/25(Tue) 16:46:01

【人】 惜別ハツナ



[ 
私の家、普通じゃないから。

  人恋しいって思うのはきっと仕方ないでしょ?
  泊まってもいい?って両親に聞いてみたって
  お友達と仲良くしてね、ってそれだけ。

  
恋人の家に、とは言ってないけど

  
言ったとして止められたのかすら怪しい。 ]



   
しないよ。放任主義、ってやつなのかな。


   
……私にかまってる時間、ないんだよ。



[ 直球の質問には、そう返して。 ]

  
(184) 2022/10/25(Tue) 16:47:08

【人】 惜別ハツナ



   君だって、…………ううん。
   
なんでも、ない。



[ 普通から離れているのは君だってそう。
  でも、私はそれを聞くのをためらってしまう。

  だって、もし、聞いたことで
  この時間が終わってしまうのなら、……。

  私は聞かなければよかったって思ってしまうから。
  聞かないのは君のためじゃない。
私のため。


              
わがままだな、私は。 ]


 
(185) 2022/10/25(Tue) 16:48:06

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



[ そんな私のわがままを、
  君は受け入れてくれてるんだ、って。

  言葉の変化に気づいたとき、
  私はきっと嬉しくて微笑みを隠せないんだ。 


  君にとって私は一番大切な人で、
  過ごす時間は一番の価値を持つ、って
  そう思っていてもいいんだよね?


           
だから、私の答えは……。  ]


  
(-79) 2022/10/25(Tue) 16:49:14

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



Wうん、そのつもりだよ。W


  
(-80) 2022/10/25(Tue) 16:50:22

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



[ 私と君だけが、知っている。 ]**


 
(-81) 2022/10/25(Tue) 16:50:41

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



[ 最初は恥ずかしかったキミの名前を呼ぶのも
  段々と素直に呼べるまで慣れることが出来た。

  ボクの名前を覚えてくれてるのなんて
  キミくらいのことだろうと思う。
  キミに呼ばれるようになってから
  自分の名前が好きになれたんだ。


  それにあの日、キミが言った言葉が
  ボクは忘れられなくて。>>184

  ボクはキミに甘えるように心の距離を詰めた。]



(-82) 2022/10/25(Tue) 22:03:50

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ




    それが間違いだったのだろうか?



            ボクには、分からない。




(-83) 2022/10/25(Tue) 22:04:36

【人】 朝日元親



[ 夜道を二人で歩くのは今となってはもう日課だ。
  またいつものようにボクはキミを送る。

  夜に女の子一人で帰らせるわけにはいかないから。
  最もな理由をつけて、一番は名残惜しさだけど。



   ねぇ、ハツナ。


[ フクロウの鳴き声が聞こえる夜道。
  車通りの多い道をキミが車道側にならないように
  キミとの間に僕が立って。

  いつか言われたキミの心の悲鳴に>>184
  向き合おうという思いで、言葉を紡ぐ。]


(186) 2022/10/25(Tue) 22:05:44

【人】 朝日元親



      ボクは、キミの傍にいるよ。


(187) 2022/10/25(Tue) 22:06:38

【人】 朝日元親



[ いままで言えなかった決意が
  募る思いに合わせてキミへと渡る。

  いつもボクを好きだと言ってくれたのに
  ボクも同じ気持ちを持っているのに
  ボクはキミに、好きだと全然言えていない。

  そんな自分が嫌で
  ボクは自分を変えようとも思って。
  ようやくここへたどり着いたんだ。]


(188) 2022/10/25(Tue) 22:07:42

【人】 朝日元親



      ボクは、ハツナが──────。



(189) 2022/10/25(Tue) 22:09:16

【人】 朝日元親



[ すると突然遠くの道から知らない人の悲鳴と
  タイヤがアスファルトに勢いよく擦れる音が響いた。
  ボクの決意も、言葉も、全て掻き消すように。]



(190) 2022/10/25(Tue) 22:14:44

【人】 朝日元親



[ 後ろへ振り向けば、ふらふらと車線すら守らない
  乗用車が道路の中で獰猛に暴れながら
  こちらへとやってくる。

  止まることを知らない乗用車が
  ボクらの立っていた歩道へ、突っ込んできていた。]


(191) 2022/10/25(Tue) 22:15:35

【人】 朝日元親



[ でも、その矛先にいたのは

               ボクではなくて。]



(192) 2022/10/25(Tue) 22:16:30

【人】 朝日元親



     [ 考える前に、身体が動いていた。]


(193) 2022/10/25(Tue) 22:17:20

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ


       ごめん…!


(-84) 2022/10/25(Tue) 22:17:44

【人】 朝日元親



[ ボクはキミを突き飛ばした。
  もしかしたら怪我をさせてしまうかもしれないのに。

  ボクはやっぱりダメなやつだから
  こんな形でしかキミを守ることが出来なかったんだ。]


(194) 2022/10/25(Tue) 22:18:16

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



   (……ボクは、ハツナが、好きだよ。>>189)



(-85) 2022/10/25(Tue) 22:21:55

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



  [ 鈍い衝突音に消えた想いは

                  届かない。]**


(-86) 2022/10/25(Tue) 22:22:49
村の設定が変更されました。

【独】 惜別ハツナ

/*
積み上げたものが壊れる瞬間を書くのって楽しいよね……
(-87) 2022/10/25(Tue) 22:34:55

【独】 惜別ハツナ

/*
ここまで好きって言われてない気がしてたけどさあ!!!!
それはずるじゃん!!!!

どうしようこれ書き始めた瞬間に情緒もってかれる……
(-88) 2022/10/25(Tue) 22:40:38

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



[ ハツナ、って呼んでくれる度に
  私は嬉しそうに笑って、なーに?って応えて。
  君の名前を呼ぶときは君への想いも込めていたけど
  みんなの前で呼ぶときは密かにこう思ってた。


  
私だけだよ、この人の名前を呼ぶのは。
  
               
呼んでいいのは。


  滲む独占欲を隠しきれず
  私はいつも君の名前を呼んで。
  君に甘えるように、いつも君の傍にいた。 ]


 
(-89) 2022/10/25(Tue) 23:33:25

【人】 惜別ハツナ



[ ひとりぼっちの二人が寄り添う晩御飯の時間も
  そこから帰るのも、私達の日課になった。

  夜とはいえ別に一人でも大丈夫、って
  言ったことはあったけど
  私だって離れがたいから。
  強く断ることはしなかったんだ。 ]

  
(195) 2022/10/25(Tue) 23:34:02

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



   その日課が、君を危険に晒すと
   わかっていたのなら、こんな、こと……。


  
(-90) 2022/10/25(Tue) 23:34:30

【人】 惜別ハツナ



[ 静かな夜道。
  街灯と月明かりが、私達を照らしていた。
  昼よりずっと心地いい夜の時間。

  守るように車道側に立ってくれる
  君に優しさに甘えきって、
  その立ち位置が当たり前になってた。 ]


   どうしたの?


[ どこかいつもと違う気配を感じて
  私はほんの少し首をかしげて
  君の言葉の続きを待てば。 ]

  
(196) 2022/10/25(Tue) 23:35:36

【人】 惜別ハツナ




   
[ 欲しかった言葉が聞こえたんだ。 ]



  
(197) 2022/10/25(Tue) 23:36:06

【人】 惜別ハツナ



[ 嬉しかった。
  ほんとうに、嬉しい。


  
だって私……ずっとさびしかったから。


  君がずっといてくれるのなら
  私、きっとどんなことだって耐えられる。

  それくらいに、君との時間が大切で。
  何よりも君が大切だったから。   ]


  
(198) 2022/10/25(Tue) 23:36:52

【人】 惜別ハツナ



[  君の言葉を全部聞いてから
   私も同じ思いを返そうと思っていたのに。 
 
   続く言葉をすべて聞く前に>>189
   無粋な音が、私達の邪魔をする。>>190 ]


  
(199) 2022/10/25(Tue) 23:37:59

【人】 惜別ハツナ



[ つられて振り返れば、
  そこに見えたのは車。
  運転している人は酔っ払ってるのか
  その運転は明らかに普通じゃない。

  こっちへ、向かってきてる……?>>191 ]


  
(200) 2022/10/25(Tue) 23:38:37

【人】 惜別ハツナ



[ 迫ってくる白いライト。

       
ふ、と思考が止まって私は動けない。 ]


  
(201) 2022/10/25(Tue) 23:39:24

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親




   
…………え、……?



  
(-91) 2022/10/25(Tue) 23:39:46

【人】 惜別ハツナ



[ 君の行動の意味を理解したのは
  鈍い衝突音が響き渡った後。  ]


  
(202) 2022/10/25(Tue) 23:40:08

【人】 惜別ハツナ



   
あ、……
う、
そ……



[ 目の前に広がる光景に
  私は理解が追い付かない。

          
ううん、理解したくない。 ]


 
(203) 2022/10/25(Tue) 23:41:26

【人】 惜別ハツナ



[ でも、倒れてる君を見た誰かが
  悲鳴を上げたから。
  急に思考がクリアになって
  私はポケットに入れていたスマホで
  慌てて救急車を呼んだ。 ]


  
(204) 2022/10/25(Tue) 23:42:00

【独】 惜別ハツナ



[ お願い、私の朝日を連れて行かないで。

      じゃないと……ずっと夜のままだ。 ]


  
(-92) 2022/10/25(Tue) 23:43:13

【人】 惜別ハツナ



[ 私は君に付き添う事になったけど。
  この時後悔することになるんだ。

  君の家族のことを
  ちゃんと聞いておかなかったことに。 ]


  
(205) 2022/10/25(Tue) 23:43:40

【人】 惜別ハツナ



[ 私と君が運ばれた後に残された、
  突き飛ばされた衝撃で落とした鞄。
  色とりどりのペンに、
  水玉模様のシャーペン。
  陽だまりみたいな色のペンケース。
  鞄に入ってたものが
  ばらばらに地面に散らばっていた。 ]


  
(206) 2022/10/25(Tue) 23:44:36

【人】 惜別ハツナ



[ その中には、君との思い出をつづった交換日記も。
  開いたページには、こんなことが書いてあるんだ。]


  
(207) 2022/10/25(Tue) 23:45:04

【置】 惜別ハツナ



   
次のデート、いつにしようか?



[ 二人の関係が当たり前に消えないって。
  そう思っているからこその、文面。


     
まさか、消えてしまうとも知らずに。 ]


  
(L3) 2022/10/25(Tue) 23:46:14
公開: 2022/10/26(Wed) 0:00:00

【人】 惜別ハツナ




   
綴られた物語が、消えてしまうとも知らずに。



  
(208) 2022/10/25(Tue) 23:46:47

 




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生存者 (2)

惜別ハツナ
26回 残----pt

 

朝日元親
21回 残----pt

 

犠牲者 (1)

名坂愛子(2d)
0回 残----pt

 

処刑者 (1)

木津 愛美(3d)
2回 残----pt

 

突然死者 (0)

舞台 (0)

発言種別

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