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【徒】 勢喜光樹「冷やしたって、治るわけないと思うけどな」 相手をかき抱くように撫でているから、自然と耳元で囁くことになる。 「単純な熱じゃないんだろうしさ」 「なんで。それなら、俺の方が急に後輩に酷い二択を押し付けて、勝手に離れた変な先輩だったと思うけど……」 撫でる手は止まらなかった。 ささやきも。 「……本当に冷やしたらどうにかなる、って、思ってたの?」 (.116) 2021/08/16(Mon) 0:02:03 |
【徒】 一年 黒沢誉「どっかしら変じゃねえ先輩います?」 雑な暴言。素直な一意見。 「家族が抜けてて。強めじゃねえと伝わんねえから…… でも人に言うことじゃねえなあって。 自覚はあるんすけどね。なんか今日は、良くねえ……」 ごくごく単純に、触れられたから落ち着いてきてはいる。 まだ吐く息も体温も熱いままだが。 「…………ならないやつなんすか、これ」 一人でどうにもできないことには遭わずに済んできた。 まず自分で対処するのが染みついている。 (.117) 2021/08/16(Mon) 0:12:32 |
【神】 三年 井上清春「 あ。 ………うん」こくりと頷いてそれ以上の言葉はない。 隣はひとり分空いているが誘うこともなく、 堀江くんの胸元に焦点の合わない視線を向けていた。 (G91) 2021/08/16(Mon) 0:17:13 |
【独】 三年 井上清春「みられるの……すき……」 熱に浮かされて口にした言葉に嘘はない。 嘘じゃないから困った。 これまで向けられてきた視線に勝手に意味を見出して、 勝手に気持ちが増幅してしまう。 すべてが好きで きもちよくて心を乱す種になって たべられてしまいそうな強い眼差しを思い出すだけで 背筋がぞくぞくして身が震える。 おかしい。よくない。抱いちゃいけない。 傷つけたくないのにあの目がもっとほしくて 頭がおかしくなりそうだった。 (-23) 2021/08/16(Mon) 0:25:35 |
【徒】 勢喜光樹「たしかに」 否定できなかった。 「別に。言ってくれた方がわかりやすくていいよ。嫌なことは、言うんでしょ。……あのさ」 「ここの入り口に書かれてた文言、覚えてる?たぶん、あれの通りの功能。……わかる?」 (.118) 2021/08/16(Mon) 0:29:26 |
【徒】 一年 黒沢誉「あー? ……あー。そういう……」 「混ざってなくてよかったすね。 さすがにこう。マズかったんじゃないすか」 男女混合で何か起きるとも限らないけれども。 可能性が排除されていれば安全ではある。 「……。どうすっかなあ…… 俺はこんだけで十分なんすけど。 勢喜先輩に撫でられんの好きだし」 むにむにと先輩の頬をつついた。 なんの他意も感じられないじゃれ合いの範疇。 (.119) 2021/08/16(Mon) 0:48:04 |
【神】 三年 堀江豊久「冷たいもん食べとき」 袋からアイスボックスを取り出して井上くんの傍らに置く。 それからソファに座る素振りもなく、ぼうっとした明るい色合いの瞳を暫く無言で覗き込んでいた。 「……」 「先に部屋行っとくわ。キヨくんも、あんま遅ならんようにね」 (G92) 2021/08/16(Mon) 0:55:41 |
【神】 三年 井上清春ひんやりした温度に意識が浮上する。 普段より取り繕った明るさでお礼を言おうとして、 「ありがと。俺、これ好きな…………」 交わされた視線に言葉が止まる。 「もうちょっとゆっくりしたら行くから」 「またあとで」 数秒か、数分か、あるいは永遠に近い時間の後に、 背中へそう声をかけた。 (G93) 2021/08/16(Mon) 1:09:06 |
【徒】 勢喜光樹「本当にね。そしたら、意地でもなんとかしたと思いたいけど。俺、別に女子なら誰でも好きってわけじゃないし」 頭を撫でてやりながら、目を細める。 むにむにとつつかれながら、溜息を吐いた。 「俺もね、これ、かなり好きだよ。でも、あんまり可愛いことしないでよ、我慢できなくなるから」 頬をつつかれただけだ。 (.120) 2021/08/16(Mon) 1:09:45 |
【徒】 一年 黒沢誉「つーか泊まるとかいう話だった気ィするし。 人数多けりゃ大部屋もあったっしょ…… ウワ絶対嫌だな。首ィ括るしかねえそんなん」 どうしようもない惨事は想像できたし、 そうしないように苦心するのもわかった。 「はァん」 「……んじゃあやめときます。 勢いじゃ嫌とか言ってたすもんね」 触れていた手を引っ込めて、 置き場に迷った腕がそのまま垂れ下がる。 「付き合うんなら別に。急がなくてもいいんじゃないすか?」 (.121) 2021/08/16(Mon) 1:24:35 |
【独】 三年 堀江豊久部屋に入ってすぐ、電気をつけることもできずドアに背をもたれる。 ――姿を見ると近付きたくなって、また逃げてきたのだ。 (おかしい、こんなん) 両手で顔を覆う。 吐き出した深い溜め息は、まだ先刻の熱を保っていた。 (-24) 2021/08/16(Mon) 1:30:20 |
【妖】 三年 井上清春それから気分を落ち着けようと売店を物色したりして、 部屋に着いたのはだいぶ後のことだった。 (浮足だった気持ちに変化はなかった) 扉を開いたとき、アロマでも焚いているのか、 ほのかに甘い香りが鼻についた。 「遅くなってごめ〜〜〜……えっ!?」 部屋の中央に設置された大きなベッドに釘付けになり固まる。 男二人やすやすと受け止めてくれそうだがひとつしかない。 二人一部屋なのに。 「あー……。俺、ソファで寝るよ……?」 備え付けのソファを差す。 あんなことがなければ、 床をともにすることに抵抗なかったろう。 ($48) 2021/08/16(Mon) 1:36:54 |
【徒】 勢喜光樹「この温泉の後なら、絶対全員帰らせて個室に突っ込んでると思う。堀江先輩とかが」 なんだかんだ、しっかりした先輩のイメージが強い。井上先輩がそのフォローをするだろう。 「…………………」 「…俺、水飲んだ、っていったでしょ」 あなたの頭を撫でながら、薄っすらと笑みを浮かべた。 「勢いじゃないよ。正気の性欲。……温泉とか、関係なしに。せっかくだから、温泉効いてる間に、ちょっときもちいいことできるか挑戦してみない?」 とんでもないことを口にした。 「うん。勿論、ゆっくりでもいいけど。俺、待てがあんまりできないタイプらしい。はじめて知ったなー」 (.122) 2021/08/16(Mon) 1:44:00 |
【妖】 三年 堀江豊久「……あ」 ベッド端に腰掛けて何をするでもなくほうけていた。 扉が開く音で入口に目を向け、あなたの様子に苦笑する。 「せやねんな。俺もびっくりした。 けど、キヨくんソファで寝かすぐらいやったら俺がソファで寝るわ。俺やったらどうせ3時間もいらへんし」 ($49) 2021/08/16(Mon) 1:46:59 |
【徒】 一年 黒沢誉構えそうになった肘も膝も結局入らなかった。 自分の顎に手を当てる。 「……。……?」 「俺、体育は実技で成績確保してて。 保健はたいして点数よくねえんすよね」 「あー……そうすね。 さすがに外だとまずいんじゃねえかなあ、 くらいしかわかんねえすわ。 あんまりできねえってんなら多少はしてもらえます」 逆の手のひらを先輩の前にかざす。 ベンチから立ち上がろうとした。 (.123) 2021/08/16(Mon) 1:59:54 |
【徒】 勢喜光樹「へえ。かわいい」 口から出る言葉を、もはや抑制する気もない人間だ。 「保体は保体で勉強いるしね。 外だとまずいから……、 今日泊まりらしいし。同じ部屋、泊まろうよ? 誰も見てないところなら、だめ?」 小首を僅かに傾げて尋ねる。 聞き分けのいい犬の所作だ。 (.124) 2021/08/16(Mon) 2:05:58 |
【妖】 三年 井上清春「もっとよくない」 近づいて、ずいと顔を寄せて、言い聞かせるみたいに言う。 「それならも〜、一緒に寝よう。 冬馬くんとか深瀬くんみたいに」 すぐに誰かの布団へ潜り込む後輩たちよ。 ($52) 2021/08/16(Mon) 2:15:05 |
【徒】 一年 黒沢誉「 喧嘩か? 」沸点が上がった訳ではないので、まだキレる余地はある。 必要はそんなにない。 「…………。いちいち聞かなくていいやつだなこれ」 ないのでじき鎮火した。 「部屋。部屋……なあ。 一番マシなんじゃないすか。人の家よりゃ上等で…… 普通に申し訳ねえわ別荘使わしてもらってんのに」 ぐるりと一度首を回した。 「先輩はわかってんすか?」 (.125) 2021/08/16(Mon) 2:23:23 |
【妖】 三年 堀江豊久「んっ、」 びくりと肩が跳ねる。 「……ええの? や、俺はええねんけど……」 「その、……キヨくん怖ないん、あんなんされた後で」 蒸し返すのは気が引けたが、無理させるよりはいいと思った。 ($53) 2021/08/16(Mon) 2:23:52 |
【徒】 勢喜光樹「喧嘩じゃない。喧嘩売るなら、”殴り合いたい”って言えばいいじゃん。だめ?かわいい」 こんなにかわいいのにな、と頭を撫でている。 「うん、そうだよ。……まあ、するならこの宿の施設かなあ。 別荘は、逆にお借りしてるものでいかがわしいことするわけにはいかないし。」 「うん?なにが。わからないけど」 (.126) 2021/08/16(Mon) 2:39:05 |
【徒】 一年 黒沢誉「違えわこれ。鳴き声だ」 ド無礼。 食って掛かってもこうなる、とわかれば 放っておくくらいの落ち着きは取り戻した。 内心はともかく。 「そりゃあそうでしょ。……。 ……実際そういう目的で来てる連中いたりして」 こうなるのが自分たちだけではなさそうだし。 一度味をしめればリピーターは発生するかもしれない。 あるいはそれらを勘違いして、 観光スポットとして宣伝し始めた可能性もある。 (.127) 2021/08/16(Mon) 2:48:56 |
【妖】 三年 井上清春「えっ……」 その言葉を契機として いつも を演じるために纏ったものが霧散して瞳が熱くなる。 「平気。平気だから。 とよひーもへいきなら大丈夫ってことだよ」 ぽやぽやした熱は頭にも移動して、あつくて、 ちゃんと喋れているんだろうか。 呼吸は荒くて心臓がどきどきする。 この顔のひとにあんなのをした。してもらった。 強い視線をもっと向けてほしくて、 一度意識してしまえば情欲が節々に滲む。 「俺はこわくない。 とよひは……こわい?」 舌がもつれてゆっくりした喋りしかできなくて、 はやく彼に触れられてこわくないよと言ってほしかった。 ($54) 2021/08/16(Mon) 2:57:59 |
【徒】 勢喜光樹「鳴き声……プ、ックク……おもしろ…」 事実、オタクの可愛いなんて鳴き声のようなものだ。 「変な道具とか置いてあるしね、良く見ると、もしかしてここ、そういうのが目的の施設まである。 え?うん。わかるよ。流石に実技は初めてだけどね。だから、手探りでやる。あとは、あんまり冒険しない」 (.129) 2021/08/16(Mon) 2:58:28 |
【徒】 一年 黒沢誉「じゃあそれで」 「知らねえよかだいぶマシそうだし。 …………。マズいと思ったらなんとかしますけど、 この時期に突然病院送りにしたかねえんで」 まずくない範囲がどこまでかは後輩次第だが、 本気の拒絶の前に止めにかかるはずだ。 病院送りは待てが一切できなかった場合くらいだろう。 「……。別にもう集合もねえか。 泊まる部屋決まってましたっけ」 (.130) 2021/08/16(Mon) 3:09:12 |
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