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人狼物語 三日月国


40 【完全RP】湯煙に隠れる吐息【R18】

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【人】 空閑 千秋


 
─露天風呂・混浴─
 
[どれだけの間、ぼんやりしていただろう。
 体は暖かで、けれど風がひんやりとしているから
 のぼせないで済む、そんな温度の中で
 また名前を呼ばれると>>0:188
 ぎくりと頬をこわばらせた。

 ……後で、そう言われたのはつい先ほどのこと。
 後回しにされ、そのまま反故される未来は
 容易に描くことができた。
 それも仕方がないと割り切って
 なんとか気持ちを落ち着けたところだったのに。]
 
 
   麗央、さん。
   ………どうも、先ほどぶりですね。
 
 
[背中を向けていたから、振り返りながらの返事。
 腰をひねる形になったが、
 彼に向き直るとスカート部分をそっと伸ばす。
 なんというか気まずかった。
 ……先ほど後回しにされたばかりで
 しかも今は、先ほどより余程薄着だったから。

 体のラインを隠すものがない事態に落ち着かず
 片腕は必死にお腹を隠す。]
(1) 2020/08/10(Mon) 0:43:52

【人】 空閑 千秋

 
   その、………わたし、退散しましょうか?
 
 
[若しかしたらここに誰かを探しにきたのか
 誰かというよりは獲物か。
 それとも待ち合わせ、と考え至れば
 視線を伏せて、そんなことを問いかけた。

 辺りにはまだ色の気配は遠く。]*
 
(2) 2020/08/10(Mon) 0:44:12
空閑 千秋は、メモを貼った。
(a4) 2020/08/10(Mon) 0:47:05

空閑 千秋は、メモを貼った。
(a8) 2020/08/10(Mon) 0:57:22

【人】 空閑 千秋

 
─露天風呂・混浴─
 
   麗央さ………ッ!?
 
 
[何故か怒りを孕んだような眼差しに萎縮する。>>3
 肩を掴まれて、そう、確かにそう言っていたけれど。
 後で、はもっと後だと思っていたし、
 それはもう来ない可能性も考えていた。
 水着の肩紐を引かれて、
 彼の名を呼ぶ声に疑問符が混じる。
 少し頭が混乱して視線を伏せようとしたのに
 彼の手が顎を掴み顔を上げさせたから>>5
 それすら、わたしには許されなかった。

 だから彼の欲の色を目の当たりにする。
 それに対して今のこちらは怯えの色。
 片手で胸元を押さえてそれ以上は脱がされまいとしながら
 それでもその手の力は弱い。]
 
(7) 2020/08/10(Mon) 1:15:34

【人】 空閑 千秋

 
   だって、折角ここにきているんですし、
   誰かと楽しめたら……そう、思って。
   麗央さんだってその、あの、
 
 
[誰かを求めて混浴の方に来たのだろうに。
 たまたまそこに居たのが私なだけだ。
 それはそれで都合が良かったのかもしれない。
 約束を反故にせずに済むから。

 けれど、彼に宿るこの欲の色はなんだろう。
 先ほどよりも近い距離に頬が染まる。
 先ほどより肌の色が多いことにも戸惑って
 その言葉の歯切れは悪い。]
 
 
   ………誰か、きたら、
 
 
[先程は周りに誰かがいたから。
 今は誰もいないけれど
 誰かきたらどうするんだ、と含ませて
 微かな声で問いかけていた。

 みじろぎするたび、ちゃぷりと
 水の揺れる音が妙に耳に響いた。]**
 
(8) 2020/08/10(Mon) 1:15:56

【人】 空閑 千秋

 
─露天風呂・混浴─
 
   そんな事は、ないです、けど……。
 
 
[不満であろう筈がない。>>10
 元より自分が選ぶ側ではないと思っている。
 そういう雰囲気になったなら別として
 能動的に、誰かをこちらが選ぼうとは
 あまり思っていなかったのもある。
 
元より、ここは誰とでも肌を重ねる、
そんな場所だと理解していたから。

 それでも責められるような口調に言葉尻が濁る。
 まるで自分が相手に悪いことをしたような。
 そんな事は決してないと思うのだけれど
 だからこそ、彼が笑い
 その詰問の矛が納められたかと思えばほっと息を吐く。
 しかし手首を強く掴まれ、
 その強さに思わず眉を顰めてしまっていた。]
 
(14) 2020/08/10(Mon) 9:15:45

【人】 空閑 千秋

 
   …………ッ。
 
 
[呆気なく胸元を隠していた手を外される。
 ク、と内側に戻そうとした力は元より弱く
 本気で抵抗しようなんて思ってもいなかった。
 けれど、胸元に注がれる無遠慮な視線に
 なんだか泣きそうになって息を詰める。
 女性らしい部分を隠せない水着を間近で見られて
 恥ずかしい気持ちと、
 もっと見て欲しい自己顕示欲が混じり合う。
 半端に開かれていた脚先に何かの侵入を感じ>>11
 ビク、と両脚が緊張して膝頭が微かに揺れた。
 けれど、そう。
 見られたって構わない。
 聞こえてしまっても構わない。>>11>>12

 だってここは。そういう場所なのだから。]
 
(15) 2020/08/10(Mon) 9:16:06

【人】 空閑 千秋

 
   ん………ッ!
 
 
[抱き寄せられ、強引な強さで唇が重ねられる。
 一瞬目を見開いたものの
 抱き寄せられた腕の力強さや
 太腿に感じた熱、その存在感に背筋を震わせる。
 相手には此方の体の柔さも伝わったか。
 こんな場所だからとパッドは入れていなかったから
 それを隔てるのは水着一枚のみ。
 戸惑う瞳も、口付けられたその後に一度静かに閉じた。

 そう、これは
 彼の欲望への試用期間の始まりだ。>>13]*
 
(16) 2020/08/10(Mon) 9:16:26

【赤】 空閑 千秋

 
[相手の宣言に>>*11私は言葉を返さない。
 返さない代わりに彼と互い違いに
 脚を組み合わせた姿勢のまま此方からも口付けを返した。
 軽く押し付けた後に緩く首の角度を変えて
 下唇に、上唇に。啄むように口づけを送った後
 鼻先を擦り合わせて、唇も擦り合わせる。
 主人に甘く媚びる飼い犬のように。
 いや、今は自分は正しく飼い犬かもしれない。
 お試し期間であるとは言え、だ。

 だから飼い犬は舌先を伸ばしてチロ、と
 彼の唇を舐めるとしよう。
 許されるなら唇を割って、舌先を挿し入れる。
 そうして身を寄せるうち、
 薄布の内側から胸の先端がほんのりと
 その存在を主張し始めていたか。
 彼と体を擦り合わせたからこそ。]
 
(*15) 2020/08/10(Mon) 9:16:50

【赤】 空閑 千秋

 
   ……本気でいやなら、
"本気で嫌"
って言います。
   だから、それまで、聞かなくて良い、です。
 
 
   
…麗央さんの好きにして。

 
 
[口付けの後に開いた瞳にはまだ戸惑いが混じる。
 けれどその瞳の奥。
 先と違うのは確かな熱に対する期待の光。

 淫蕩な宴の始まりを歓ぶ仄暗い悦びの色。]**
 
(*16) 2020/08/10(Mon) 9:17:45

【赤】 空閑 千秋

 
─露天風呂・混浴─
 
[立位、と言う事は、この露天風呂は深いものなのか。>>*19
 きっと露天の中でも深い位置に2人、
 沈むように立っていたのかもしれない。
 とは言えその湖面は胸元辺りまで。
 溺れてしまうような事はきっと無い。きっと。

 舌先同士が触れ合う濡れた感覚。
 絡ませ、なぞって。
 エナメル質の硬い感覚にずくりと下腹が震える。
 解放された手をそっと彼の体に添えたが
 彼の手が背筋を撫で水着の内側に触れるたび
 縋るように指先に力がこもってしまっていた。]
 
 
   ふぁ、ぁ、……ん、ぅ……っ。
 
 
[臀部に彼の指先が沈み込む。
 きゅうと緊張に力が込められたが、
 それでも適度に肉のついたそこは
 彼の掌に硬めの弾力を伝えていただろう。>>*19
 いや、と逃げるためか。
 もっとと媚びるためか。
 腰がゆらりと揺れる。
 そんなさなかに唇が離れれば潤んだ瞳が相手を捉えた。
 なんだか褒められたような気がして>>*20
 ほんのわずかに覗く、安堵の顔。]
(*27) 2020/08/10(Mon) 13:22:15

【赤】 空閑 千秋

 
   ァ……、悲鳴、あげても、
   辞めないで欲しいんです。
   本当に本当にダメになるまでは。

   ………ンッ、ぁ………。
 
 
[膨らみ始めた胸の先端に爪が触れる。>>*
20
 それが更にその固さを育てるように触れたから
 微かな甘みに小さく声を漏らした。
 けれど。]
 
(*28) 2020/08/10(Mon) 13:22:33

【赤】 空閑 千秋

 
   ツッ!?
 
 
[薄布越に固さを帯びたそこを狙って抓られ
 息を呑んで身体を固くし唇を噛む。
 ビリリとその一点から全身に電気が走ったような強い刺激。
 ヒリヒリとそこが痛んだが、拒絶はしない。
 しないどころか。]
 
 
   ふぁ、あ……んっ、ン……!
 
 
[水着ごとそこに口付けられ、愛でられれば
 痛みの後の甘さは格別だった。
 痛みで敏感になったそこに口付けられ
 ぢゅ、と吸われればどうしても声が抑えられない。
 黒の水着を剥がされ、片側の乳房だけが露わにされたか。
 その先端が色濃く染まり充血し、ツンと硬く勃ちあがり
 その存在を主張している。
 胸は彼の手にちょうどおさまるか少し大きめか。
 先端に触れたならそれだけで吐息が漏れ
 悩ましげに睫毛を揺らす事になる。]
 
(*29) 2020/08/10(Mon) 13:22:53

【赤】 空閑 千秋

 
   ん、麗央さん、
 
 
[けれどその触れ方が優しすぎる気がした。
 優しい触れ方も好きだけれど、
 彼は先ほどの痛みを伴う触り方の方を好むような。
 支配欲にかられた言葉を口にするくらいなのだ。
 たとえお試しであっても、と
 私は吐息を漏らしながら彼を見つめる。]
 
 
   あの、私、大丈夫ですから……。
   痛いことも、拘束されたりとかも、
   ある程度なら汚い事も多分、平気……。

   叫んでいても、本気で嫌と言わない限り。
   お試しの"合意"ですから。
 
 
[そんな求め方を始めたのはいつからだったか。
 最初からそれを望んではいなかったかもしれない。
 いつしからそれすら悦びに変えられる自分を知って
 その部分を満たしてくれそうな相手に
 私は少し、要望を伝える。]
 
(*30) 2020/08/10(Mon) 13:23:14

【赤】 空閑 千秋

 
   もっと、遠慮しなくて、大丈夫……。
 
 
[遠慮なんか、しなくて良い。]**
 
(*31) 2020/08/10(Mon) 13:23:29

【赤】 空閑 千秋

 
─露天風呂・混浴─
 
[ジンジンと響く熱。
 ヒリヒリとしたそれが外気にさらされると
 その温度差が自分にされた事を知らしめてくる。
 頬も、胸元も、その先端も色付いて
 深く口付け蜜を喉奥に注ぎんだ。
 コクリと喉を鳴らして、唇が外れれば
 赤い舌先がぺろりと彼の唇を清めるように舐める。

 そして誘いを受ければ彼に腰をだかれ
 両胸を晒したまま、導かれるまま。
 胸の飾りを弾かれる度に体が跳ねる。
 甘やかな声と共に、パシャリと湯が跳ねた。]
 
 
   んあっ、ふ……ン、あ、麗央、さん……っ。
 
 
[誰が来るともわからぬ露天風呂。
 本来水着でいるはずの場所で晒された彼の裸体に、
 その反り返る雄蕊に思わず目を瞠る。
 彼には対して触れたりはしてないのにと
 どこか信じられない気持ちでその先端に光る蜜を見た。
 そうしてどこか性急に自分の水着を下ろされて>>*50
 は、とそこで我にかえる。]
 
(*51) 2020/08/10(Mon) 19:16:01

【赤】 空閑 千秋

 
   あ、麗央さん、
 
 
[それは、彼の動きを静止するものじゃ無い。
 声をかけながら素早く手を伸ばしたのは
 水着につけられたスカートの部分。
 腰で止められたそれのボタンを外し分離させると
 手早くそれを結んで輪を作り、
 それを自分の手首にかける。
 余計なお世話だったかもしれないが、
 背の後ろ側に手を回してからぐるぐる、と。
 自らの両腕を後ろ手に簡単に拘束して見せては
 恥ずかしげに背を向け、そして。]
 
(*52) 2020/08/10(Mon) 19:16:28

【赤】 空閑 千秋

 
   どっち側からが…お好みですか?
 
 
[すっかり下げられてしまった水着は
 腰に引っ掛かって撓み、
 大事な場所を隠してくれたりはしない。
 腰を相手に突き出すようなしながら前屈みになり
 相手を肩越しに振り返っていた。]*
 
(*53) 2020/08/10(Mon) 19:16:52

【赤】 空閑 千秋

 
─露天風呂・混浴─
 
[既に熱く潤ったそこに灼熱の杭を当てがわれる、
 それだけで女の部分が歓喜に震えた。
 ああ、と、陶然とした声が唇から漏れる。
 まるでそれは濃厚な口づけ。
 逆に言えば濃厚な口づけは既に
 交合のそれ、既に全ては始まっている。
 でもこの熱に勝る熱は
 きっと身体中のどこにも無い。
 その熱を求めるかのように下腹が疼いて
 彼を求めているのが分かった。]
 
 
   ふああああ…………っ!!!!
   ん、ア、アァ……っ!!
 
 
[腰を推し進められれば、狭くはありながらも
 熱く柔らかな媚肉はそれを全て受け入れた。
 瞬間、達したのか。媚肉が小刻みに痙攣し
 襞の一枚一枚が肉杭に絡み付いて締め付ける。
 ガクガクと膝を震わせながらも
 懸命に両脚を突っぱねて崩れる事を堪え
 その代わりに平らな岩へと上半身を崩させた。
 岩の上で柔らかな胸は押しつぶされ、
 時に肩や頬までがそこへ載せられる。
 高々と彼へ腰だけを突き上げ見せつけるような
 そんな姿勢になっていた。]
(*99) 2020/08/11(Tue) 5:42:42

【赤】 空閑 千秋

 
   ひうっ、んあ、アっ!!
   ア、激し………アッ、ひゃぐうっ!!
 
 
[肉杭が引かれれば花弁が絡みつき引きずられ
 その赤が垣間見えてしまうだろう。
 突き入れられれば腰ごと跳ねて喘ぎ
 その唇が閉ざされる隙もない。
 段々、両脚を突っぱねることすら難しくなり
 彼に捕まれ半ば宙にあるようになった頃。
 彼の密やかな問いかけに反応したのは
 唇よりも先に蜜壺の方であった。
 キュウウゥ、と強く彼を締め付けながら
 びくびくっと痙攣めいた動きを返す。]
 
 
   ふあっ……、んんっ、あ、ああんっ!
 
 
[唇が漏らしたのは蕩けた喘ぎ。
 またそれで達してしまったのか、
 ぽた、ぽた、と結合部から
 湯ではないものを足元にまで垂らし溢しながらも
 きちんと返事をするため、んく、と喉を鳴らし
 その声音を整えた。]
 
(*100) 2020/08/11(Tue) 5:43:29

【赤】 空閑 千秋

 
   ひゃうううううっっっ!!!!
 
 
[露天で、私は何度も高い声を響かせる。
 彼を締め付けながら、
 身体を痙攣させながら、
 蕩け切った顔をして。

 ここが外で、どこかで聞かれるとも分からない。
 そんな事、すっかり抜け落ちてしまいながら。

 …本当は抜け落ちてなかったにしても
 その声も顔も止められないのが、答え。]**
 
(*101) 2020/08/11(Tue) 5:45:34
空閑 千秋は、メモを貼った。
(a22) 2020/08/11(Tue) 5:46:08

空閑 千秋は、メモを貼った。
(a23) 2020/08/11(Tue) 7:38:20

【赤】 空閑 千秋

 
─露天風呂・混浴─
 
[貫かれ揺さぶられ、
 その度に平らとは言え岩肌に柔い肌を押し付けられる。
 特に柔い果実は岩と自身の体の間で押しつぶされ
 硬く尖った胸の先端が彼に揺さぶられるたび
 コリュ、クリュッ、と押し潰されては懊悩する。
 やっとの思いで返した囁きは
 彼にとって褒美に値するものだったらしい。>>*103
 腰に纏わり付く水着を引かれグイとそれが肌に食い込むと、
 鼻先から甘えた子犬のような声が漏れた。]
 
 
    んくぅ……っ、あ、なに、

    
んひゃあああんっ!!?

 
 
[唐突な平手に背筋がしなる。
 という事は、腰を高々と突き上げる形になった。
 日に焼けない白い肌がその手の形に赤く腫れる。
 びく、びく、と内股も媚肉も震えて、
 強く強く彼を締め付けてしまったのが分かったようだ。
 ほろ、とその瞳から滴が溢れる。
 肩越しに振り返った彼の顔はどんなものだったろう。]
 
(*106) 2020/08/11(Tue) 13:28:56

【赤】 空閑 千秋

 
[打たれたのはそれきりか、それとも何度も続いたか。
 何度も穿たれる度に腰を打ち付けられる音が響く。
 それと同時に、私の細かく途切れながらの嬌声も
 高くこの屋外に響いて、
 何処かに聞こえてしまってもおかしくなかった。]
 
 
   ア、きて、くだ、さ、
   アッ、ひうっ……ンンンンン!!!
 
 
[彼の宣言に>>*104甘く答えては熱を待つ。
 私の隧道を余す事なく埋め尽くした肉杭が
 その最奥で熱を幾度も放つ感覚に
 恍惚と私は身体を震わせ、また果てる。
 肉襞が彼を離すまいと吸い付いて、
 より子種を奥底へ飲み込もうと貪欲に蠢いていた。]
 
(*107) 2020/08/11(Tue) 13:29:41

【赤】 空閑 千秋

 
   んひっ、あ、……ん……っ。
 
 
[ぬぷん、と彼が抜け出る感覚が寂しい。
 けれどまた水着を引き絞られ食い込まされて、
 溢れる間もなく私はまた身体を震わせ喘いだ。
 赤い皮膚を晒したまま、
 くたりと平らな岩に身体を預けていたときに
 口元に存在を感じて顔を上げる。
 四つ這いですらない、
 後手に両手を戒めたままうつ伏せの姿。
 腰ばかりが淫らに掲げられた姿勢のまま
 頭をゆるりと上げて。]
 
(*108) 2020/08/11(Tue) 13:30:03

【赤】 空閑 千秋

 
   ん、んふ……ぅ………。
 
 
[自分の蜜と彼の白が混じり合うそれに口付ける。
 動ける範囲が狭いけれども
 頭と首とを動かして届く範囲でそれを清めようとした。

 先端に口付け、じゅるっとその残滓を吸って。
 傘の部分、その括れに丹念に舌を這わせて。
 そうして細かな場所を清めてから
 その先端からぬるりと飲み込めるところまで。

 舌の腹を使って杭全体を舐め擦りながら
 頭を二度、三度、前後させてから
 ぷはあ、と息を継ぐ為に口を離して
 赤い頬で彼を見上げていた。]*
 
(*109) 2020/08/11(Tue) 13:30:22

【人】 空閑 千秋


─空閑千秋の日常風景─
 
[勿論、普段の私はこんな風に乱れているわけじゃない。
 むしろ、乱れる時間も惜しいくらいに働いている。
 週に2〜4日は職場に出勤し、
 それ以外のときには職場の外での処理案件がある。
 厳密に言えばどちらも職場のものではあるけれど
 舞台に立つのと舞台裏の差のようなもの。
 土日や休日も使わなければ
 すべての事案を処理するのに追いつかない。
 それに当番制での当直もある。
 忙しくはないけれども
 夜間に届けられる書類の処理するためだ。
 収入はそれなりに高いものの
 残業手当、休日手当、夜間手当もない世界。
 周りはみんなそんな仕事の世界に勤しむ仲間か
 犯罪者、被害者、そんな存在ばかり見ているからか
 心が乾いて仕方がなくなる時があるのだ。


 そんな時にここの宿の予約が取れると有り難い。
 けれど、なかなかそういうわけにも行かず。]
 
(98) 2020/08/11(Tue) 17:02:12

【人】 空閑 千秋

 
   ……。
 
 
[当直明けと言うのに朝に帰れず
 定時まで働かされるのは本当に酷いと思う。
 それでも、定時で帰れただけ有難い。
 私は今日も予約を取れなかったな、と
 落胆した気持ちを抱えながら
 法服を脱ぎ、バッジを外し駅に向かう。
 そこのベンチに座り、電車を待ちながら
 うとうとと船を漕いでいた。
 しっかり、自分の荷物は前側に抱え込みながら。]**
 
(99) 2020/08/11(Tue) 17:02:33

【赤】 空閑 千秋

 
─露天風呂・混浴─
 
   ……ん、ふ……ぅん……。
 
 
[また口を開いて清める続きを。
 そうしていたところで声をかけられ>>*120
 頷くのと同時に何だか間抜けな声が漏れてしまった。
 それも、身体が奥底から熱いせい。
 達した余韻がまだ抜けきらないどころか
 それに染まり切っているせいだ。

 助け起こされ、戒めを解かれる。
 ジン…と微かな痺れが指先に宿り
 嗚呼、縛られていたのだと今更ながら嬉しくなる。
 けれど手首をさすっている様が不満げにでも見えたのか
 彼は笑い、私に軽く説明した。>>*121
 確かにその通りである。
 だから私も軽く笑って、うなずいた。
 彼がその肯定をどちらの意味で受け取ったのかは
 私にはわからない事だけれど。]
 
(*124) 2020/08/11(Tue) 19:59:40

【人】 空閑 千秋

 
[その後、少しフラフラした足取りながら
 彼に女湯まで送られ、軽く体を濯ぐ。
 ヒリ、と痛む箇所はあったけれども
 ただ少し身動ぎして目を細めるに留めた。
 キッチリと身なりを整え出入り口へ。

 彼の姿を認め>>106問うことは
 首か? 両手か? 若しくは両方?
 首を指差し、反対の手で手首を差し出し
 その首を傾げて。
 その戒めを拒む事なく受け入れて
 彼に引かれて歩くこととなる。

 その視線を伏せて、俯きがちに。
 けれどその頬は染まり、
 ほんの僅かに口角が上がっていた。]*
 
(110) 2020/08/11(Tue) 20:00:49

【人】 空閑 千秋

 
─→睡蓮の間─
 
   ん……………。
 
 
[両の手首を戒められながら歩いた先。
 自分の部屋とは違うベッドの部屋の内装を
 しっかりと確認するよりも早く引き寄せられ唇を奪われる。
 それを受け入れ、うっとりと目を閉じ身を寄せる。
 体の前側で戒められた手首を彼の胸元に置きながら
 すり、と唇をすり寄せてから唇で彼の下唇を挟み込む。
 許されれば今度は上唇を。
 更に許されるなら舌先を差し出して。

 そうこうしているうちに浴衣の内側、
 先程可愛がられた場所が潤む気配がした。
 もじ、と膝を合わせながら彼から唇を離したなら
 首を傾げて問いを向ける。]
 
(118) 2020/08/11(Tue) 21:01:40

【人】 空閑 千秋

 
   そこに、座れば良いですか?
 
 
[ちらと見たのはシングルのベッド。
 別の場所を指示されたとしてもきっとそれに従うだろう。
 それを期待して、ここまで来た。

 ちなみにきっちりと表側だけを整えて
 下着を身につけていないなんて
 浴衣を剥がねば分かるまい。]*
 
 
(119) 2020/08/11(Tue) 21:01:58