人狼物語 三日月国


36 【R18】海の上のひみつ【完全RP】

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【赤】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目・天野の部屋 ─

[>>1:128天野の舌が滑り込んでくれば
けれど少しだけ慣れてきたのか
痛みの中で、吹雪も舌を絡めようとする。

舌を軽く出し、口を開けば
下腹の奥底を貫かれ、熱い吐息が溢れる。

ぐちゅぐちゅ、という結合部の水音は
その滑りの滑らかさを物語るが
ジンジンとした痛みはまだ拭えずに。

気付けば、頬に水が落ちてきた。
それは吹雪の身体の上で腰を打ち付ける天野の汗。
なだらかな頬を流れ落ち
唇に流れた雫は、やっぱり塩っぽかった。]

 …………。

[唇に、指が触れる。
天野の人差し指。
吹雪は頭を軽く動かして、第二関節の辺りを
その白い歯で挟む。]

  ──っ、ぅっ……むぅっ、ぅっ……

[痛みは消えず。
けれど吹雪は身体をぶつけてくる天野のことを
熱に浮かされながらも見つめた。]
(*2) 2020/07/15(Wed) 0:28:56

【赤】 双子 吹雪/雪菜


  …………っ。

[天野の動きが不意に止まった。
奥に雄芯を収めたまま固まった天野を不思議そうな見ていたが
それよりも痛みが止んだことに
ほっ、と息をつく。

後から、その時に天野が射精したのだと理解したけれど
今は身体への負担が消えたことに
安堵すると共に、意識が薄れていく。

無理をしすぎたのかも。

薄闇に意識が落ちていく中で
口に咥えていた、天野の人差し指を。

ガリっ、と噛む。
少し皮膚が裂け、血が出るぐらい。

痛みを堪える為、と言い訳をしよう。]
(*3) 2020/07/15(Wed) 0:30:29

【赤】 双子 吹雪/雪菜



[吹雪は、そのまま意識を失うようにして
眠ってしまったのだった。

天野がソレを引き抜けば
白いシーツに鮮血がぽたり、と落ちるだろう。]**
(*4) 2020/07/15(Wed) 0:32:26

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 回想・204室内 ─
>>0

  『ありがとう……いただきます。』

[れんげに乗せられたお粥を
──行儀は良くないかもだけど──
ふぅ、と軽く息を吹きかけて少し冷ませば

ちゅる、とそれを口に吸い込む。

お粥の味は殆どしなかった。
風邪のせいだろう。それでも、温かな粥は
身体を内側から暖め、風邪の熱とは違ったものを感じさせる。

ふぅ、ふぅ……ちゅる、り。

ふぅ、ふぅ。……ちゅる。

ゆったりとしたペースで
お粥を口に運んで貰っていれば
御子柴から質問が飛んでくる>>1

耳の辺りにかかる髪を、手でどけて耳にかけながら
ふぅ、ふぅ、と息を掛けて
れんげの上のお粥を冷ます。]
(2) 2020/07/15(Wed) 0:42:08

【人】 双子 吹雪/雪菜


  『今回は、まだ一人です。
   一緒に来てた人と
   一日中してたら、倒れたんです。』

[なんでもない風に語りながら
ふと、目線がお粥から、そのれんげを持つ御子柴に向かう。]


  『そろそろ、スタッフにも手を出すつもりでした。』

[それからまた目線を落とすと
ちゅる、っとお粥を口に運んだ。]*
(3) 2020/07/15(Wed) 0:42:19
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。
(a1) 2020/07/15(Wed) 0:55:44

双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。
(a3) 2020/07/15(Wed) 1:33:56

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 天野の部屋 ─


[雪菜は備え付けのタオルケットと
救急箱に入っていた絆創膏を持ってきて。

タオルケットは裸の姉、吹雪に掛けてやり
絆創膏は天野に手渡す。]


  『噛み傷はバイ菌が入りやすいので
   よく水で洗ってきてください。』

[雪菜はどことなく満足気な顔をして
天野にそう言った。

姉をチラリと見る視線は
どことなく柔らかさを感じるだろう。]*
(9) 2020/07/15(Wed) 10:23:28

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目・天野の部屋 ─


  『無理はしてたでしょうね。

   時雨さんは遠慮なしに最後動いてましたし』

[>>11くすくすと笑いながら言うが
特別強く責めたい訳ではない。

時雨がバスルームに向かったのを見つめ
ベッドの上にいる吹雪の髪の毛を
さらさらと撫でる。]

  『…………くふ』

[すっ、と立ち上がって
音をあまり立たぬままドアの方に歩き
バスルームで流される水の音を聞きながら

雪菜はそっとドアを開けて、そのまま廊下に出た。

ガチャ、とドアが閉まる音。

ゆっくりと歩いていれば、
ぁ。下着をソファに置いたまま、なんて
呑気に思いながら、雪菜は楽しそうに鼻歌を歌いながら
天野の部屋から離れて行こうとした。]*
(12) 2020/07/15(Wed) 11:59:31

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目 ─

[>>13>>14掛けられた言葉はしかりと耳に届く。

けれど雪菜は
手を後ろに回し、指を組んだまま
ゆらりと歩くスピードを変えず
そのまま振り返ることはないだろう。]


  『手の一つも掴んでくれるとは思いましたけれど』


[部屋には吹雪が眠ってる。
だから天野の行動は、私にとっても嬉しいものだ。
大切な姉をそのまま残しておくのは
そんな天野だからだし。

同時に、

時雨さんはどれぐらい私のことを求めていたのかな?

なんて思いながら
私は自分の部屋であるS室に戻るだろう。]**
(15) 2020/07/15(Wed) 12:44:10

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 回想・204室内 ─


  『……ふ……。』

[>>16溢れるような小さな笑み。
ルームサービスの下りはその通りで。

もう何度か、この催しには参加するつもりで
(共に行ってくれる男が居ないといけないが)
スタッフと懇意にしておけば、何かと良いことが
あるだろうという気持ちもあった。

事実、次回の4回目の時には
雪菜は数人のスタッフと褥を共にしていた。
それなりに顔を覚えられたと思っている。]

  『ん……ぷ……ぁ……』

[少し驚いたのは
ホットレモンを御子柴が口移しで
こちらに飲ませてきたこと。

けれど喉をこくりと鳴らし
薄く感じるレモンの味を覚えれば
お礼とばかりに唇を長く触れさせ
去り際に、ちう、と下唇に吸い付いた。]
(18) 2020/07/15(Wed) 13:37:37

【人】 双子 吹雪/雪菜


  『…………』

[御子柴の>>17言葉には
何か答えることはなく、ただこくん、と首を縦に振る。

慣れた手付きは流石と言うべきだろうか。
冷えた氷枕は首元にあたり、効率よく身体の熱を下げるだろう。

それを見ながらも
濡れてタオルを雪菜のそばに置く時
御子柴の手を掴む。]

      ・・・・
  『貴方も熱っぽいですよ。

   少し休んでいたかれた方が良いんじゃないですか?』


[少し肌が顕になった手首のあたりわ掴みながら
そんなことを言う。

首元をくつろげて、汗の浮かんだ胸の谷間をチラリと見せて
御子柴の気を引こうとする。

弱っていた自分は、また一人になるのを嫌がって。
そこで一番手慣れた手段に走るのは
他に人を繋ぎ止める術を知らないからか
]*
(19) 2020/07/15(Wed) 13:38:12
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。
(a10) 2020/07/15(Wed) 13:43:01

双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。
(a12) 2020/07/15(Wed) 14:41:50

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 過去・204室内 ─


  『ふふ、本当?』

[>>23初め、雪菜は
自分の誘い通りに男の足を止めることに成功したと喜び
薄く笑みを浮かべた。

けれど自分の手を
行儀良く布団の中に戻されると
不思議そうに目を丸くした。

タオルで拭かれる時も
事務的だったり、慈しみがあったりするも
邪な動きなど無くて。

むむむ、と頬を少し膨らませて
思い通りに行かないイラつきを溜めたけれど
……ふ、と息を吐くと
その子供じみた思いを自覚して、冷静になる。]


  『…………ん。』

[ベッドの端から中央。
中央から、もう少し動き。

空間を開けると
布団を少し持ち上げて、御子柴の方を見た。
(24) 2020/07/15(Wed) 17:20:47

【人】 双子 吹雪/雪菜


[誘おうとはもう思わず
自分に素直になりながら
人の温もりを求めたが

病人のベッドなので汗をかいたり
あまり清潔なものでは無い。
拒否されたら、手を握って欲しいと言い
あの手この手で、わがままを通そうとするか。]*
(25) 2020/07/15(Wed) 17:21:06

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目・天野の部屋 ─

  …………。ぅ。

[それは何時ごろだったか。

目をしぱしぱと瞬きさせながら
部屋の中の明かりを眩しそうに見つめる。
覚醒していくと共に

ずきん、と下腹に痛みが走る。
顔をしかめながらも、吹雪はとある顔を探す。

裸のまま掛けられていたタオルケットを
胸元に手繰り寄せ、身体を起こすと
キョロキョロと顔を動かすが]


  …………
天野さん?


[部屋の中にその姿はなく>>22
スーツが痕跡として残される以外は
どこにも誰も居なかった。

そして妹の姿も無いのに遅れて気付き
胸に暗い思いが灯る。

二人ともどこかに行っただけ。
特に妹の雪菜が、私一人を置くことなんか
…………しないと、思う。]
(26) 2020/07/15(Wed) 17:46:17

【人】 双子 吹雪/雪菜


[裸のまま、タオルケットを胸に押し付けて
そっと、ベッドから降りる。

ズキズキとする身体で、天野のスーツがある所まで行くと
それを手にすると、ぎゅぅ、と両手で握りしめた。]



  …………
どうして、居てくれないの?



[震えた声は、一人だけの部屋では
誰の耳に届くことも無かっただろう。]*
(27) 2020/07/15(Wed) 17:46:36
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。
(a17) 2020/07/15(Wed) 17:48:52

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 過去・204室内 ─



  『………………分かってますよ。』

[>>28御子柴の言葉には、少しツンとした声を返しつつも
人にうつさないように、と言う言葉に頷く。]


  『……な。。なんですか。』

[頬をぷに、と突かれれば
よく意味が分からないと、疑問符を頭に浮かべながら
今はされるがまま。

我儘を聞いてもらった側だから
少しの非礼には目を瞑るつもり。]

  『そんな符丁があったんですね。』

[先程から
御子柴の雰囲気が違うのは
言葉遣いが変わったからか。

ふぅん、と思いながら

雪菜は手を彼の胸元に伸ばすとその服を軽く握る。
皺にならない程度に……とは思うが難しかったかも。

それから瞳だけを閉じ]
(30) 2020/07/15(Wed) 22:12:22

【人】 双子 吹雪/雪菜



  『エイト…………

   くふ…………駄洒落じゃないですか』

[そう言って
雪菜は横向きに身体を寝かせながら
ゆっくりと眠りに落ちていった。

すぅ、すぅ、と小さな寝息を立てて
服を掴んでいた指の力も幾らか弱まる。

それから何もなければ
──何かあっても、雪菜は夕方ごろまでは起きなかった筈だ。

異性と共に眠りながらも
手出しをしなかったのは、初めてのことだっただろう。

雪菜はそれから、4回目の催しで
8番のメニューが食べたい。と口にした筈だ。

その時雪菜は人が変わったように
御子柴の事を強く求めて、いつも通りの雪菜として
振る舞っただろう。

今この時の、風邪をひいた私は
夢か幻だったかのように。]*
(31) 2020/07/15(Wed) 22:12:37

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目夕方・204室内 ─
>>32

[呼び鈴が聞こえた。

吹雪は涙を流して
スーツに染みを作ってしまっていたのに気付き
慌てて服をソファに下ろす。

それから、先ほど聞こえた呼び鈴の音。

まさか、と思う。
タオルケットで前面だけを隠した裸体で
パタパタと素足で扉に向かう。

『ルームサービスでございます』……そんな言葉も
今の吹雪の耳には入って来なかった。
きっと外に、彼が待っているのだと思って
流行る気持ちを抑えるのに必死だったから。]


  ─────あま、の……
さん



[けれど扉を開けた先にいた男の人は
期待していた男ではなかった。

それを目にした時、ぺたん、とその場に
座り込んでしまった。]*
(34) 2020/07/15(Wed) 22:39:38

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目 天野の部屋 ─>>47

[茫然自失とした様子でへたり込む吹雪。
>>46御子柴はその吹雪の顔に、見覚えがあったかもしれない。
身長はもっと低く、こんなショックを受けた顔を見せた事は無かっただろうが。]

  …………いや。
  ……話したくない。

[お姫様抱っこで運ばれるのに抵抗せず
けれど、スタッフに話すのを拒む。

ベッドまでか、ソファまでか運ばれて
吹雪は御子柴の服を掴んで離さず
ともすれば一緒に柔らかな寝具や家具の上に
引き込んでしまいかねなかった。]

  ……ルームサービスを呼んだ覚えはないの。
  眠ってたから。

  ……誰かが、呼んだの?

[両手でしがみついているのは
見知らぬ男でさえも、離れて部屋の外に消えていくのが
何かを想起させるようで恐ろしかった。]*
(60) 2020/07/16(Thu) 19:02:43

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目23時50分・屋外オープンデッキ ─

[黒い海の上を
煌びやかな船がざざ、ざざ、と進む。

星や月の灯りを除けば
船以外に一切の光のない闇の中の航海。

深淵のような海を見ていれば
そこに引き摺り込まれてしまうよう。

屋外のオープンデッキで
オレンジジュースの入ったグラスを片手に
吹雪は立っていた。

潮風が髪を靡かせる。
ベタつきを覚えるその風は
正直、苦手。

けれど、地面から離れたこの船の上では
現実の生活を思い起こさせるものはない。
テレビだけが外界の事を伝えてくるけれど
スイッチ一つでその繋がりも断ち切れる。
ネットも同じ……死刑囚が逃げただの何だのと、対岸の火事どころか、その対岸すら今は遠く……。


長めのカーディガンを羽織り
その下は、黒のベビードール。
着の身着のままで出てきたのか、
船内の室内用のスリッパを履いて。
(62) 2020/07/16(Thu) 19:47:11

【人】 双子 吹雪/雪菜


[寝室ですらなかなか見ない
扇情的な格好で外にぽつん、と立っている。

つい先ほどまで雪菜は男と寝ていた。
40代ぐらいの男で
『首を絞めると、締まるんだよ』なんて言って
雪菜の首を絞めながら、腰を振っていた男だ。

別に雪菜は襲われたとかではなく
合意の上でそんな事をされた訳だが。

確かに意識がトぶ瞬間は気持ちが良かったけれど
何度もやると頭がおかしくなりそう。

絶倫だったのか、歳を感じさせる事もなく
今の今まで雪菜は男に組み敷かれ、組み敷いて
快楽の中にどっぷりと浸かっていたわけだけど。

どことなく、つまらなそうな顔をしていたのは
雪菜の普段の顔を知る人間なら気付いただろう。]


[この気持ちが続くようなら
部屋に帰った後に、8番のメニューでも頼んでみようかと
雪菜が思っていれば、携帯にメッセージが来ていた。>>41]
(63) 2020/07/16(Thu) 19:47:47

【人】 双子 吹雪/雪菜


  『…………』

[雄吾にメッセージを返そうとして、やめた。
メッセージに返信する時間もない
というのが一番、『楽しんでいる』と伝わるだろうから。

カーディガンのポッケに仕舞い込みながら
暫くは潮風の中、その闇に佇んでいただろう。

誰を待つ訳でもなく。]*
(64) 2020/07/16(Thu) 19:48:02
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。
(a34) 2020/07/16(Thu) 20:10:27

双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。
(a38) 2020/07/16(Thu) 22:51:50

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目・天野の部屋 ─


[>>65バスローブの柔らかな感触を肩に感じて
漸く自分が裸同然だと言うことに気付く。

それを恥ずかしいと思う気持ちはあれど
慌てる程の気力は今の吹雪には無かった。]

  ……おはよう。

  …………そう。

[会話をしていると、先程の物腰丁寧な口調から
少し、というか割と砕けた口調になっている気がしたが
なんとなくそちらの方が話していて気は楽だった。]

  ………………
うん


[男に言われた言葉に
吹雪は声を震わせて、小さく頷いた。
途端に涙が溢れてしまうのを
タオルケットを掴んで目元に押し当てる。

わっ、と泣き出さなかったのは
そんな元気も無かったからかもしれない。]*
(78) 2020/07/16(Thu) 23:00:15

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目・オープンデッキ ─
>>67>>68

  『?』

[その聞き慣れた声に振り返ると
暗い闇の中でも、分かりやすい体躯。
顔を見なくてもおおよその見当はつくし
実際その通りだった。

メッセージを返さなくてもやはり大丈夫だったみたい。]

  『姉さんはいい夢を見ているの。』

[一人か、という言葉を
姉はどうしたか?という意味だと捉え、そう返事をする。]

  『どう?楽しんでる?』

[送られたメッセージの通りの言葉を
雄吾にそのまま返した]*
(79) 2020/07/16(Thu) 23:06:38

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目から2日目 ─
>>77

[呼び鈴を押す背が見えた。]


  『天野さん、どうして置いて行ったんですか?』


[吹雪と、雪菜は声がよく似ている。

後ろから声を掛けられた時
天野はどちらだと思うだろうか。

振り返れば、楽しそうに笑う雪菜の姿を
捉えることになるけれど。

その瞳に、咎めるようなものは無かったはずだ。]*
(80) 2020/07/16(Thu) 23:12:02

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目・オープンデッキ ─


  『ふーん。
   あんまり。なのに
   思い出すと笑顔になるんですね?』

[>>81口元が笑みを浮かべたのを
暗い中、目敏く見つけると
雄吾の方に言葉を投げた。

何か他にいいことがあったのだろう。
何故それを言わないのかは、分からないが。]

  『うん、まぁまぁ。

   姉離れの時が来たんですかね、って。
   ちょっと寂しくなってましたが。』


[笑みを消した雄吾に
大したことないですよ、と言う。]*
(87) 2020/07/16(Thu) 23:34:55

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目・天野の部屋 ─


[>>86涙を零していれば、男に抱きしめられる。
柔らかく、泣いているのを
優しく包んでくれるかのように。

髪の毛を撫でられながら
吹雪は手をゆっくりと男の背中の辺りに回し
弱々しく掴むと、その胸の中で嗚咽を漏らす。

見知らぬ男に、こんな姿を晒して
あまつさえ、胸に暖かいものを感じてしまう
自分の底浅さに少し嫌気が差した。

それでも誰かに頼りたくて
吹雪は男の優しさに甘えた。]

  …………。

[10分には行かないだろう。
けれど吹雪にとっては長い間涙を流していて
漸く顔を上げた時には目元が軽く腫れていたか。

手の甲でぐし、と涙を拭く。]

 ……ごめんなさい。
 ありがとう。

[鼻声になりながらもスタッフにお礼を言う。
漸く男の顔を見た気がした。]*
(89) 2020/07/16(Thu) 23:44:05

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目・オープンデッキ ─


 『仲は良いですよ。
  こんな場所だから私がリードしてますけど
  本来、姉さんの方がずっと出来た人間なんです。』

[>>91確かに雄吾と会う時は
親戚の集まりだし、吹雪と一緒にいることは多かっただろう。
大学でもある程度つるんでいるけれど。

姉が私にべったり頼りきりと言うことはない。
私が姉に意図的に近くにいようとしてるのはあるけれど。]

 『姉は私よりも大抵の事はよく出来るのに
  男の人を見る目が無いんです。

  みんな、みんな。私に目移りする奴らばかり。
  
  みーんな、お姉に相応しくないんです。

  その意味で、良さそうな人を見つけたので
  寂しいけど、良い夢なんです。』

[くふくふ、と雪菜は笑う。]*
(95) 2020/07/17(Fri) 0:00:32

【人】 双子 吹雪/雪菜


[天野の言葉を聞いた時
やっぱり雪菜は笑った。

あぁ。          ・・
まだまだお姉は私が居ないとダメだなぁって。]


  『────。』

[近づいた天野の服を掴む。
強く引っ張り、余程抵抗されなければ
雪菜はそのまま唇を重ねる。


雪菜の服は、>>62外に出た時の黒いベビードールで
屈み込んだ時に、その大きな胸の谷間も見えるだろう。
勿論意図的に。

この人が、私に釣られちゃう人で、良かったなぁ……
お姉は私が支えてあげないと、やっぱり、ダメだね。]

  
  『時雨さん』

[会いたいと言っていた割には
帰った方がいい?だとかなんだとか。
姉のことまで引き合いに出しながら
優柔不断なことを口にしてる。]
(98) 2020/07/17(Fri) 0:14:47

【人】 双子 吹雪/雪菜


  『……会いたかったんでしょ?

   顔を見れば、それで終わり?』

[私は、そっと彼に寄りかかり
その顔を見上げながら、囁く。]
(99) 2020/07/17(Fri) 0:15:21

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目・天野の部屋 ─


  ごめん……。

[>>100>>101無様な醜態を晒していることを再度確認し。
男にフォローされていることを申し訳なく思う。

渡された温かいタオルを目に当てると
じわじわと泣き疲れが溶け出していくかのよう。
幾らか当てて、離して、また当てて。

少しは目の腫れも引いたかもしれない。]


  ……休むわ。

[御子柴の問いかけには素直に頷く。
身体の疲れは眠ったことで幾らか取れていたが
精神的な疲労があった。

大人しくベッドに入ろうとして
……動きを止める。]
(106) 2020/07/17(Fri) 0:38:01