人狼物語 三日月国


33 【恋愛RP】Umbrella×School×Love!【R15】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 転校生 矢川 誠壱


[ この曲を初めてきいたとき、
なんてかっこいいんだろうと思った。

その歌詞を訳してみたとき、
人生の岐路に立ったときに
きっともう一度聞こうとおもった。

聞いてほしいとおもった。
伝えたいと、思ったから
演りたいと言ったのだ。

それが、どうしてだろう。

今響くこの曲が自分に問いかけてくるのだ。]

 
(266) 2020/06/19(Fri) 23:10:01

【人】 教育実習生 青柳 慶

 [ 病院へ行けば出入り口に、
   彼女の母親が待っていた。
   彼の母親が我先にと駆け寄って、
   彼女を慰める。

   高校3年間の間で、
   両親たちが仲良くなることは
   容易に想像できるだろう。

   彼女の両親は慶のことを息子のように、
   彼の両親は唄のことを娘のように、
   可愛がってくれる存在になっていた  ]

 [ 病室へと3人で戻れば、
   彼女の父親がそばに座って
   唄の髪をそっと撫でている光景が
   目に入った。

   小さな我が子をあやすような、
   そんな優しい手の動き。

   それに倣うかのように
   病室に響く心電図モニターの音  ]
(267) 2020/06/19(Fri) 23:10:19

【人】 転校生 矢川 誠壱




  W自分をごまかしては
   曲がっていくんだ。

   もう限界なのかな。W


  W強いフリをして自分を誤魔化して

   そうやって作り上げたものは
   心を空っぽにしていくだろ。W


[ ごまかして いたのか?
強いフリばかりして?]

 
(268) 2020/06/19(Fri) 23:10:25

【人】 転校生 矢川 誠壱



[ どうして、あのとき]



   「比べた 数が 痛みだす
    消えない弱さや傷さえも」


[ おれは ]



   「全ては僕を作り出す」


[ おれは? ]


    Wおれの名前はW


 
(269) 2020/06/19(Fri) 23:10:53

【人】 転校生 矢川 誠壱



[ ─── ────────…]

 
(270) 2020/06/19(Fri) 23:11:08

【人】 教育実習生 青柳 慶

 「唄ちゃん、少し疲れが溜まってたのかしら」

 [ 彼の母親が、何事もないように眠っている
   彼女の表情を見て呟いた。
   それを聞いた彼女の両親は、
   怒るわけでもなく、少し笑っていた  ]

   「大学生活が楽しいって、言ってたものね」

  「あぁ。毎日毎日、大学から帰ってきたら
  部屋に篭ってまた勉強して、高校生の時よりも
  明るくなってた気がするよ」

 「それに比べて慶といえば…大学でもまたバスケして、
  更にはバイトまで始めちゃって、
  唄ちゃんとの時間作ってあげてなかったでしょ?」

   作ったし。バイトがある時以外は、
   行きも帰りも一緒に行ってたし、
   偶にデートだって……!
   って、何喋らせてるわけ?!

 [ 病室の中だというのに、笑い声に包まれていた。
   ここ最近は、医師からも問題ないと言われ、
   徐々に回復傾向にあったため、
   もう少ししたら、目を覚まして
   また元気になって一緒に授業を受けられるだろう。
   彼は、眠っている彼女を見ながら、
   密かに思っていた     ]
(271) 2020/06/19(Fri) 23:11:53

【人】 教育実習生 青柳 慶

 [ 時々、看護師や医師が容体を確認して、
   目を覚ましたら、声をかけてくださいと
   何度も言われてしまった  ]

    唄、夏休みどこいこっか。

 「え、なに旅行?」

    普通に、日帰りな!!

    「旅行なんて、いつ以来かしら…」

   「唄が病気になってると分かってからは、
    全くと言っていいほど行ってなかったね」

 「家族総出でどう??」

    「いいわね!それなら、緊急の時でも!」

 [ まだ何も言ってないのに、
   子供より先に話を進めていく親も、
   この世の中にはいる。
   でも、それは悪いことばかりじゃない ]
(272) 2020/06/19(Fri) 23:12:51

【人】 教育実習生 青柳 慶

「ん………………あ、れ……」

 「…唄ちゃん?」

   「唄!」

   先生呼んでくる!!

 [ 唄が、目を覚ました。
   それだけで、心がホッとした。
   走りたい気持ちを最大限に抑え、
   ナースステーションに行って
   唄が目を覚ましたことを伝えると、
   医師を連れて行くから、と
   言われた。
   今日1日は入院になるだろうが、
   そんなに長く入院することはない。
   何故か、そう思えた。

   でも、現実はそう甘くはない  ]

「慶くん、…ごめんね?」

    唄……。また、元気になって、学校行こう?

「行きたい……。私まだ、慶くんと…
 思い出、沢山作りたいです……」

    そんな弱気になるなって。大丈夫だって。
(273) 2020/06/19(Fri) 23:13:40

【人】 転校生 矢川 誠壱



[ 客席を見た。さっき歓声をとめた
女の子たちと目があった。

この子たちにとって、おれはきっと個人で。

それは、怖いこと、なんだけど。

ふ、と柔く微笑んでみる。
ひとりの女の子の顔が綻んだ。

自分を守るために個人であることを
拒絶するのは、それを見てくれている
人たちのことも、否定することに
なるのかもしれないな、と思った。

顔を上げる。
照明の向こう側は、光が強くて見えない。
ただ、きっとそこにいるんだろう。

否定して、ごめん。

ほんとは、おれが一番逃げてるのかも
しれないのにさ、偉そうに言ってごめん。]

 
(274) 2020/06/19(Fri) 23:14:03

【人】 教育実習生 青柳 慶

 [ 時間は刻一刻と過ぎ、仕事に行っていた
   彼の父親さえも来てしまった。
   彼の手には、手土産と言わんばかりの
   缶コーヒー類が入ったコンビニの袋。

   今は、その優しさが心に染みる。

   彼の父親は、寝たままの唄を見て、
   あたふたし始めたが、
   少し疲れて眠っただけ、と伝えると
   彼女の父親と彼を連れて
   食事を買いにいこう、と明るく振る舞った ]

  「何か、おにぎりでも買ってこよう」

 「梅かツナマヨでお願いします」

「お母さんはエビマヨで!」

はいはい。すぐ戻るよ。

 [ 疲れて眠っている唄を目に焼き付けて
   男性陣は、購買へと足を運んだ。
   コンビニとの提携ということで
   指定されたものはしっかり売っていた。

   慶も、サンドイッチとおにぎり、
   それと飲み物を父親に奢ってもらう ]
(275) 2020/06/19(Fri) 23:14:17

【人】 教育実習生 青柳 慶

「唄、とっても楽しそうに過ごしていたね」

本人も、大学までいけるとは思ってなかったって
驚いてましたよ。夏まで、よくがんばったと思う。

「考査前だろう?大丈夫?」

大丈夫ですよ。まだ余裕はあるんで。
レポートとかのほうが死にそうです。

  「ちゃんとやれよ?」

やってるっつーの。

 [ 男というのは、年齢差があっても
   やいやいやれるものなのだと、
   このとき、改めて思った。

   唄の病室に戻ると、
   彼女が目を覚ましていたらしく、
   女子トークのようなものをしていた ]

「あら、ありがとう男性陣」

   「何の話?」

「秘密よ秘密。ね、2人とも」
(276) 2020/06/19(Fri) 23:15:23

【人】 教育実習生 青柳 慶


 [ 彼女の父親が彼女の母親に質問をしたが、
   はぐらかされてしまった。
   いつか、時が来たら聞かせてあげる、
   などと言われては女子特有のことだと、
   男子も特に多くは聞かなかった。

   他愛もない話をして、
   また時間を見つけて会いにくる、と
   伝えて帰れたらどれだけよかっただろう ]

「先生!市川さんの容体が!!」

唄!……唄!!!

 [ 食事を部屋で摂っていたら、
   いきなりの話だった。

   心電図モニターがいきなり止まった。
   ナースコールで看護師を呼び、
   病室は騒然とした。

   心臓マッサージの甲斐もあり、
   1度、彼女は戻ってきた。
   しかし、彼女は悟っていた。
   
もう後がないと
    ]
(277) 2020/06/19(Fri) 23:16:12

【人】 教育実習生 青柳 慶

「け、い…くん……」

唄、……なぁ、…なぁ……まだ、だって。

「……あ、い…して……る……」

行かないで、唄……。お願いだから…………

「ずっと、…一緒……だよ……」

 [ 唄の手を両手で包むようにぎゅっと握れば、
   息をするのもやっとの彼女が、
   細々と、言葉を紡ぐ。
   
   いつかくると、思っていた。
   でも、こないでほしいと切に願っていた。
   彼女は笑顔のまま、

   天使に連れて行かれてしまった。

   唄の両親は、もう蘇生を望まず、
   慶の両親は、そっと廊下へ。

   慶は、冷たくなっていく彼女の手をまだ握って、
   涙を堪え、彼女の耳元で

   あ い し て る

   と囁き、酸素マスクの外れた彼女の唇に、
   口づけを落とした  ]
(278) 2020/06/19(Fri) 23:16:38

【人】 転校生 矢川 誠壱




[ ───記憶に、残りたいよ。


もう誤魔化さないでさ。]



   っ ───



[ ボーカルのがなりが響く。
勢いだけで切り開いていく。
コーラスを、重ねる。]

 
(279) 2020/06/19(Fri) 23:20:48

【人】 転校生 矢川 誠壱



[ ああ 気づくのが遅いんだよな。



   だってもう、終わってしまうじゃないか。



まだ  もうすこしここにいたい。

まだ、おわってほしくない。


おれは まだ、]



     WMy Name isW



[ 息遣いが、無音に響く。]

 
(280) 2020/06/19(Fri) 23:21:11

【人】 転校生 矢川 誠壱



[ そして、静寂を挟んで、沸いた。
満面の笑みのボーカルがこちらを向く。]



   「やっぱメンバーだけ紹介しとく!

    ギターの裕也!ドラムの智!
    ベースのイチ!んで、祐樹でした!
    Two winsはまだ終わらねーからな!
    ありがとうございました!!」


[ 半ば雑な紹介を最後に持ってきて、
そうして、WTwo winsWの
文化祭のステージは幕を閉じた。

袖に引っ込んで。瞬間、深いため息が
そして、目頭が熱くなった。]

 
(281) 2020/06/19(Fri) 23:21:34

【人】 転校生 矢川 誠壱




  「ごめん、やっぱさ、紹介してえよ
   だって新しいメンバー入ったのにさ
   なんも言わないままなんて寂しいよ」


[ と、祐樹が眉尻を下げた。]



   ──────大丈夫、

   …ありがと、みんな


[ そう小さくお礼を言って。
一度顔を洗おうと袖を出ようと。

そのとき、ステージを挟んで向こう側。
これから出番となる人が立つはずのそこに、
見知った顔があるものだから。]]

 
(282) 2020/06/19(Fri) 23:21:53

【人】 転校生 矢川 誠壱




  え、


[ 小さく溢れる。
そのまま、ステージ近くまで足を進め。
暗い。暗いけれど、見える。

なにか、言ったのはわかったが、
その言葉までは分からなくて。

ただ、その左手が上がって、
こちらに示すのは、希望だから。

───淡い期待。


深く頷いて、こちらもサムズアップした。

───届いたのだろうか。彼に。
もしそうならいいのに、と淡い期待を抱いて。]*

 
(283) 2020/06/19(Fri) 23:22:12

【人】 絵描き 要

去りかけた先輩の背中に

「先輩!!!」


ありったけの力を込めて、思いを込めて
叫んだ。

甲高い僕の声は、きっと、彼に……。

届いた?だろうか?
(284) 2020/06/19(Fri) 23:24:35

【人】 教育実習生 青柳 慶

−理科準備室−

 [ 少し、驚いている彼女が視界に入った。
   そんなことを感じながら、
   高校3年間付き合っていた彼女の話、>>150
   彼女と2人で教師を目指すことになった話、>>151
   そして、そのあとの話を彼女に軽く話した
   >>265->>278     ]

    というわけで、元々得意だった化学に
    戻ったってわけ。

 [ 彼は、多分まだ彼女を引きずっている。
   それでもいいなら、
   友達から始めてもいい。

   目頭が熱くなってきているような
   感じがしているけれど、まだ泣けない ]

    だから、…………
    友達から、始めてもいいって
    思ってくれるなら、
    今度の日曜日に動きやすい服で、
    ここに来てほしい。

 [ 彼は学園とは違う場所らしき
   駅の名前をポケットの中にあった紙に書いて、
   彼女に渡して、朝のようにまた先に席を立つ ]*
(285) 2020/06/19(Fri) 23:24:38
は、>>284*
(a39) 2020/06/19(Fri) 23:26:57

【人】 生物部部長 クロユリ

>>285
[青柳が立ち去っても、ユウリはただその場に座ったままだった。

 やがて

 ぽたり…

 ぽたり…

 涙を青柳に見せてしまわなくてよかったと思う。

 そして、青柳が自分に話してくれたことに
 (受け止められるほど自分はおとなじゃないかもしれないけど)
 話してくれたその心がうれしいと感じる自分がいることを知った。

 ユウリはそのまま座ったままでいた。

 やがて展示を片付けに、部員たちが来るから、そうしたらちゃんと最後まで、文化祭を見守ろう。

 ユウリはただ静かに涙を流しながら、すきなひとのことを思っていた。* 
(286) 2020/06/19(Fri) 23:41:15
教育実習生 青柳 慶は、メモを貼った。
(a40) 2020/06/19(Fri) 23:47:00

【人】 帰宅部  雨宮 健斗

[ はぁ、と息を吐いて、天井を見上げた。
  もう指一本動かせない、と思った。

  
  そしたら最後の音が消えたその瞬間に、
  上の方からデカい拍手が聞こえて。  ]


     …ぶっ。
     (
  
須藤のやつ。)


[ ゆっくり、椅子から立ち上がる。
  今更ガクガクしやがる膝をなんとか抑えこんで、
  客席から送られる拍手にぺこりと礼をした。
  二階を見上げて、もう一度、
  頭を下げる。


  舞台から降りようとして歩き出せば、
  先輩、と呼び掛ける声。>>284。  ]


     …だから、声がでけぇんだよ。


[ と呟いて、笑う。
  ありがとな、と叫び返したかった。 ]*
(287) 2020/06/19(Fri) 23:54:30
生物部部長 クロユリは、メモを貼った。
(a41) 2020/06/19(Fri) 23:56:13