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【赤】 SE 榊原 皇仁[ 完全なるはったり。 でも、人間は自分の知らないことを 理路整然と話されると、 そうなのだと思い込んでしまう。 だから彼は、目の前の相手を そういう感じに追い込んで、 疲れたからと彼女の手を引いて その横を通り過ぎるだろう。 もし、止められたなら、 彼はこういうはず。 『僕みたいに年収1000万になってから また話しかけてね。』 ]* (*24) 2021/05/04(Tue) 22:58:56 |
【赤】 大学生 葛葉 桜子……単位がその… そういう科目があって…… [ ちょっと目をそらしつつそんなことを言って もし時間があるのなら教えて欲しいと 頼んでみたことでしょう。 思ったことをそのままいえば もしかしたら何か違ったのかもしれません。 でも、言えなかった。 聞けなかった意気地なしの私は こう思ったんです。 “恋人がいらないのなら好きになったら嫌われる” ] (*25) 2021/05/04(Tue) 23:25:40 |
【赤】 大学生 葛葉 桜子 * [ おうじくんは何か理路整然と話しています。 ……なんでそこまでかばってくれるのか わかりませんけれど。 きっと優しいから、ですよね…? はったりだとは分からず聞いていましたが 元恋人の方はといえば めんどくさいと思ったのか。 私たちが動くのとほぼ同時に 通り過ぎようとしました。 ……私の横を通ったあの人は 私にだけ聞こえるような小声で 最後にこんなことを言い残して。 ] (*26) 2021/05/04(Tue) 23:26:13 |
【赤】 大学生 葛葉 桜子[ 思わず元恋人のほうを見ました。 何も、言えなくて動揺してしまって。 私の反応を見たあの人はふぅん、と それはそれは嫌な笑みを浮かべました。 ] 『馬鹿な女だな、ほんと』 [ どちらにも聞こえるように言って 今度こそ去っていきました。 ……そう、私がいくら意気地なしでも ここまで何も言い返さなかったのは 私を知っているあの人にとっては 私たちの関係性を推しはかるには十分な情報で。 その一言が、何より私には辛かったのです。 何を言われたのか聞かれても おうじくんに教えるつもりはありません。 先ほどかばってくれたお礼を言いましょう。 ] あの、ありがとう…… ごめん、ね、巻き込んで…… * (*27) 2021/05/04(Tue) 23:27:27 |
【赤】 SE 榊原 皇仁単位かぁ。おっけー、あんまり難しいのは いらなさそうな気がするね。 [ 彼女が単位と口にすると、 彼は納得した感じで頷く。 大学でプログラミングをとるとは 面白い子だな、と感じつつ 仕事の詰まり具合を確認して 彼女の考査前に週一でも教える時間を作った。 ] (*28) 2021/05/05(Wed) 0:36:09 |
【赤】 SE 榊原 皇仁* 気分が悪い…… ホテル行こうかと思ったけど、 うちに来てくれる? [ ケーキはまた今度にして、 お礼と謝罪をする彼女の手を ぐっと引っ張ってしまったなら、 彼女は体勢を崩さなかっただろうか。 彼の家は偶然にもここから近くて、 徒歩5分くらいのところにある。 地上何階建てだろうかという タワーマンションにたどり着けば 彼女とずっと繋いでいた手を離しただろう。 凄くイライラした表情を、 彼女の前では見せないようにしたけれど 果たして出来ていただろうか。 ]* (*29) 2021/05/05(Wed) 0:37:16 |
【赤】 大学生 葛葉 桜子そりゃおうじくんにとっては 簡単でしょう…… [ 少しだけ拗ねてしまいました。 私の理解力がないのかもしれませんが 余裕そうなおうじくんをみると 少し悔しくなってしまったのです。 プログラミングを取った理由は 時間割表と相談して空いてたからっていうのと…… 出来たらかっこいいなって思ったんです。 だから、教えてもらった時は ちょっとおうじくんがかっこよく見えました。 ……わかりやすかったです、悔しいことに。 ] (*30) 2021/05/05(Wed) 1:05:14 |
【赤】 大学生 葛葉 桜子 * 気分…私の、せいで…… ごめんね……。 うちって、おうじくんの? [ ぐっと引っ張られて ぐらりとよろめいてしまいます。 転びはしなかったけれど、 おうじくんに抱きついてしまいました。 タワーマンションにたどり着くと ここ……?と思わず彼のほうを見てしまいます。 普通のアパートに住んでいた私にとって びっくりしてしまうのは仕方のないことだと そう思うのです。 ……おうじくんはどこか 機嫌が悪そうな気がします。 いつもにこにこしているけれど… どこか表情がいつもと少しだけ違うような…。 ] (*31) 2021/05/05(Wed) 1:05:47 |
【赤】 大学生 葛葉 桜子……おうじくん、その、 私、だいじょうぶ、だから……。 [ 覗き込むようにしてそういったら 彼はどんな反応を見せたでしょうか。 部屋に招き入れられるのなら 少しだけ躊躇してから、 お邪魔することになるのです。]* (*32) 2021/05/05(Wed) 1:06:15 |
【赤】 SE 榊原 皇仁ここら辺は初歩的なものだよ? わんこちゃんさては、こう言うの苦手? [ 教えてる時も呼び方はそんなに変わらず。 でも彼の仕事までの領域は教えなくても 彼女の単位には支障がなさそうなので 彼女が慣れてきて教えてほしいって お願いしてくるまでは何度も反復練習の 繰り返しだったような。 ] (*33) 2021/05/05(Wed) 13:05:52 |
【赤】 SE 榊原 皇仁 * あ、ごめん。大丈夫? [ 彼女の重みが体に伝われば、 冷静さを少しだけ取り戻すものの いつもなら彼女の柔らかさに ニヤついてもおかしくない彼が 反応を示さず、家を目指した。 マンションの前に着けば、 彼女から驚きの声が聞こえたような。 気にせず、部屋に向かえば リビングにあるソファでも座るよう促した。 ] (*34) 2021/05/05(Wed) 13:06:21 |
【赤】 SE 榊原 皇仁あぁいう男は、地獄を見るから。 ………わんこちゃんが初めてだよ。 今まで誰も入れたことない。 [ 大丈夫という彼女に顔を向けた。 セフレたちとは絶対ホテル。 例外なく、どこかしらのホテルで会っていた。 だから必要以上の会話をしたことも 一緒に食事をすることもなく。 イライラしている時に ホテルに行ってしまえば、 彼は必ず彼女を傷つけると思って タバコの匂いが染みつきかけの家に 舞い戻ることを選択した。 ] (*35) 2021/05/05(Wed) 13:07:05 |
【赤】 SE 榊原 皇仁ごめんちょっとタバコ吸ってくる。 ……甘いもの、冷蔵庫にあるから よければ食べて。 [ そう言って、彼はリビングから離れ 扉をパタンと閉めてしまった。 別に彼女が甘いものを食べたいと 彼が知っていたわけではなく、 彼がただ仕事の合間に食べようかと 買っていただけだが、 彼女が冷蔵庫を開けることはあったか。 ]* (*36) 2021/05/05(Wed) 13:07:25 |
【赤】 大学生 葛葉 桜子……にがて、かも [ あんまり要領がいいわけではないので 繰り返しやって、少しずつ理解していくことに。 慣れてくると、少し面白いな、 と感じるようになったのと ……一緒にいる口実にちょうど良くて 単位に関わらない部分まで教えて欲しい、 なんてお願いをするようになったのでした。 ] (*37) 2021/05/05(Wed) 14:18:14 |
【赤】 大学生 葛葉 桜子* [ 抱きついてしまって、いつもなら 嬉しそうというか、そんな反応をする彼が 今日は反応しませんでした。様子が少し変です。 煙草の匂いがする部屋に通されて 促されるまま、ソファに座ります。 ……誰も入れたことがない、などと言われては 私は特別なのか、なんて期待してしまいます。 頬がほんのり染まったような。 ] (*38) 2021/05/05(Wed) 14:18:35 |
【赤】 大学生 葛葉 桜子はじ、めて…… あ、いってらっしゃい…? [ 煙草を吸ってくると言われて 引き止めることも出来ず、そのまま見送るのです。 冷蔵庫に甘いものがある、と言われても 私は立ち上がりませんでした。 ……冷蔵庫って、その人の生活がよく見える気がして 見ていいのか、迷ってしまったんです。 恋人じゃないから 、遠慮が先に出てしまって。] (*39) 2021/05/05(Wed) 14:19:11 |
【赤】 大学生 葛葉 桜子[ おうじくんが出ていってから、 先ほど言われた言葉を反芻していました。 ……本当に付き合っているわけではなくて だったら、彼にとっての私は 何なのでしょうか。 ―――特別な何かを期待したいのに。 恋人はいらないならそれは違うんだろうな と思ってしまいます。 ……好意を伝えることだって きっと迷惑なんだろうって思うのです。 あぁ、私は確かに――― ] 馬鹿、だよね…… (*40) 2021/05/05(Wed) 14:20:03 |
【赤】 大学生 葛葉 桜子[ 体だけの関係というには一緒にいすぎたんです。 愛されているって錯覚が 錯覚じゃないような気がしてきてしまって 錯覚じゃないと、思いたくて。 一人になるとそんなことが頭をよぎってばかりです。 一人だからこんなことを考えてしまうんです。 ……泣きたくなってしまいます。 きっとおうじくんがいれば忘れられる… 全部忘れさせてくれる…… そう思って、リビングの扉を開けて どこにいるのか、探そうと歩き始めたのです。 ]* (*41) 2021/05/05(Wed) 14:20:28 |
【赤】 SE 榊原 皇仁[ そもそも、プログラミングを教えるのは タダでやっていないんだから、 対価を払ってもらわなければいけない。 彼の知識もタダではないから。 彼女に対価を払ってもらっているとしたら、 それは体なのか、やさしさなのか。 彼にとっても徐々に分からなくなった。 ] (*42) 2021/05/06(Thu) 9:37:14 |
【赤】 SE 榊原 皇仁[ ほんのり染まった頬が視界に入れば 彼女がその待遇を受けて嬉しいんだと 彼は簡単に理解することができた。 でも、それをするに値する人だから 彼はそれ以上考えることをやめた。 薬物のような扱いをしているタバコを リビング隣の部屋で吸うために 離れれば、すぐに火をつけて ふぅっと長めの息を吐き出して。 ] …………────────── (*43) 2021/05/06(Thu) 9:38:06 |
【赤】 SE 榊原 皇仁[ 1本を長く吸うわけではないので、 1/3くらい吸って灰皿に。 それを3本くらい繰り返すのが彼。 ひどく勿体無いけれど、 長くひとつを吸うのが得意ではない。 気持ちを落ち着かせて、 頭の中を冷静にしたあたりで 扉の音が立った気がして そちらを確認すると見える彼女の姿。 ] あれ、ケーキ食べなかった? ……頼りないもんね、ぼく。 [ そんなことを言いながら彼女を抱きしめ ゆらゆらと、ゆりかごのように 体を横に動かして。 いつもよりトーンはすごく落ち着いて 何もしないかのような無害さが その時だけは伺えただろうか。 ]* (*44) 2021/05/06(Thu) 9:38:52 |
【赤】 大学生 葛葉 桜子[ プログラミングを教える講座を していたという話を聞く機会はあったでしょうか。 聞けていなかったとしても、対価まで 私は考えていませんでした。 ……体で対価になるのなら喜んで払うけれど 抱かれたいと思っているのに、果たしてそれは 対価になりうるのでしょうか。 教えて欲しいと頼んだのは私ですが、 何故教えてくれるのか、 私にはわかりませんでした。 ] (*45) 2021/05/06(Thu) 13:05:40 |
【赤】 大学生 葛葉 桜子[ 部屋を出ていったおうじくんを 探そうときょろきょろしていると 彼はは隣の部屋から出てきました。 何か言う前に抱きしめられるのです。 ゆらゆらと体を揺らされて、 私は身体を預けて返事をします。 ] ……一人で食べても、寂しいから。 どうして、そんな…… 頼りないことと私がケーキを食べないの、 関係あるの……? (*46) 2021/05/06(Thu) 13:06:18 |
【赤】 大学生 葛葉 桜子[ 冷蔵庫を開けてすらいませんが、 開けたとしても、きっと私は食べなかったでしょう。 ただ甘いものが食べたかったんじゃないんです。 “おうじくんと”食べることに意味があったから。 彼の声はいつもよりずっと落ち着いていて 年相応、というと変かもしれませんが 私よりずっと大人に聞こえました。 とても、落ち着く声で もっと、聞いていたい声。 ……その声で名前を呼んでくれるのなら それだけで幸せになれそうな、声。 ] おうじくんは頼りなくなんてない。 さっきだって私の事、守ってくれた… そうじゃない、の……? * (*47) 2021/05/06(Thu) 13:07:36 |
【赤】 SE 榊原 皇仁[ 多分の話、彼にとってのこの時間の対価は 彼女という存在そのもの。 だから、彼女に教えている時間は すでに対価も払ってもらっているようなもの。 でもまぁ、その後に楽しいベッドタイムがあれば それはオプション代として楽しんでいる節有り。 ] (*48) 2021/05/06(Thu) 23:05:05 |
【赤】 SE 榊原 皇仁んー…さみしいかぁ…ごめんごめん。 ぼくがきちんとしてたら、 ワンコちゃん寂しい思いしなかったでしょ。 だから、関係あるんだよ。 [ あの時、彼女の横にいたのが きちんと彼女に告白をして 付き合っていた人物なら、こんなことにはならず。 彼との関係は真っ当なものではなくて 本当なら何を言われてもぐうの音もでないもの。 ] (*49) 2021/05/06(Thu) 23:05:43 |
【赤】 SE 榊原 皇仁女の子が泣いてる姿とか見たくないし。 ………ケーキ、食べる? ぼくも甘いもの欲しくなっちゃった。 [ 優しく語りかける彼は、毒牙を抜かれた毒蛇のよう。 彼女の頬に口付けを落とせば、 軽めに彼女のお尻を撫でるけれど 盛んな猿のような彼にはならなくって。 冷蔵庫の中にはガトーショコラなどの ケーキが数種類あるから、 彼女の希望があればそれを渡そうと まずは冷蔵庫に移動したことだろう。 ]* (*50) 2021/05/06(Thu) 23:06:05 |
【赤】 大学生 葛葉 桜子 ― とある日の事 ― ……いた、い…………。 [ 人より生理が重い体質で痛みに苦しんでいた日。 周期より早く来てしまったせいで、 彼との約束に被ってしまった時の事です。 ] ごめんね……体調良くないから行けない……。 [ 一度電話をかけてみて出てくれるようなら 直接、だめならメッセージを送って 布団に潜り込みます。 高校の時は鎮痛剤とかを飲んで誤魔化しては いたものの、あまり効きがよくなくて。 飲まない選択をしたらしたで 動けなくなってしまうのです。 ……こんな時、恋人なら 傍にいてくれたりするのでしょうか。 それをねだることが許されるのでしょうか。 私にはきっと、許されないだろうけれど つい、今日会うはずだったおうじくんのことが 頭によぎるのでした。 ] (*51) 2021/05/06(Thu) 23:45:16 |
【赤】 大学生 葛葉 桜子* ……傍にいてくれるんでしょう? それなら、寂しくない、よ。 [ 嘘です。本当はこの関係のままでずっといるのは 寂しくて苦しい。 でも、恋人がいらない彼に告白することなんて 出来るはずないじゃないですか。 だから、作り笑いを浮かべて嘘をつくんです。 ……恋人になりたい、のに。 恋人になれたなら、その先だってきっと考えるのに。 ] (*52) 2021/05/06(Thu) 23:46:35 |
【赤】 大学生 葛葉 桜子――――――……。 [ 名前を呼んでほしいとすら、言えないのです。 ほら今だって。彼は優しいから、 “女の子が”泣いてる姿なら きっと私じゃなくたって守ってたんです。 とくべつには、なれないんです。 それでもその優しさに縋ってしまう私は 馬鹿だと、思います。 ] 一緒に食べよう? コーヒーか紅茶があるなら一緒に。 [ 柔く微笑んで、ケーキを食べようと 誘えば、冷蔵庫の方へと移動することに。 数種類の中から、ミルクレープのほうを じっと見てしまったけれど そもそもこれはおうじくんが食べる予定だったもの。 希望を言う前に、おうじくん自身が食べたいものを 聞くことにするのです。 ]* (*53) 2021/05/06(Thu) 23:47:30 |