>>5　サーリフ





[天使にも気配があるのだと知ったのは、ココに来てからだな。そりゃそうだ、生きてる内には会えないんだから知りようもない。会えなくて結構だったけど。

なんだ、人間と同じだな、『気持ちが悪い』──いや折角だしもう少し格調高く『気味が悪い』にしておくかと、その時そんな事を考えていた。]


「神に祈ったことはありますか。」


[ああ、これまた、気持ちの悪い質問ですこと。間抜けた空気が唇を震わせて、自覚する、己の顔が歪に笑うのを。]



　無いよ。


　理解はできるね。




　

■ドラマシーン�A　感情取得
■相手：ファルーサ
■場　所：商業区※任意可

成否判定：(1)(1)^2d6
感情：(5) 尊敬／嫉妬^vil

[ふ、と。過ぎる香りがあった。

少し塩っぱくて、埃っぽい。心の底から危険信号をもたらすその赤いあじ。いや、暗かったから、赤とは気づかなかった筈だけど。

小さな影は、どこまでを覆い隠していただろうか。長居は無用だと、背を灼く西陽が言っていた。]
　

ふ…あたしに死角は無いわ。

■サービス(A)バカ>>#1
�@：状況(1)^1d6
�A：結果(2)^1d6

※必要なら
相手：ファルーサ
アイテム：空飛ぶ絨毯

テラーダイス取得判定：(1)(1)^2d6

　
　…………頼りたい、かァ〜〜
　思うだけなら、あったかもなと思うよ。
　まァ俺には必要のないものだけど。


[そう返したら、その片翼はどういう顔をしたっけな。ああアンタ、思ったより子供みてぇな顔してんだ。]


　……神様とは、この自分そのもの。

　縋るのも、助けも慰めも癒やしも、
　他人に求めるから弱くなる。
　支配されるから、弱者になる。
　掌握する、己の何もかもを──それが人間で、
　それが出来ない奴は均しく家畜になるんだよ

　──ああいった風にね。


[そのたてもの神殿に群がるモノを、背にして視線を外すことで、指した。

踵を返すことで、腰に下げた愛刀が揺れる。その躰が反射する光に、なぜだか安堵した。]



[*]

負けないんだからぁ…！

■サービス(B)エモ>>#2
�@：状況(3)^1d6
�A：結果(2)^1d6

※必要なら
相手：アルバリ

テラーダイス取得判定：(2)(1)^2d6

奥の手！自由分！！！！！

■ドラマシーン�B　感情取得
■相手：ファルーサ
■場　所：闘技場※任意可

成否判定：(4)(3)^2d6
感情：(5) 尊敬／嫉妬^vil

>>4　ナディルとの感情取得

[天使みたいだけど、天使とは違う不思議な存在。
それがジン───ナディル、だ]


あっ。ナディル！


[遠目にその姿を認め、呼び掛ける。
気怠げに振り向いた彼には、寂れた神殿前でモップ片手に仁王立ちしているあたしと、その後ろから警戒心も露わに覗いてる数人の子供が見えた事だろう]


あんた、暇？暇よね？
掃除手伝ってよ。


[開口一番どういう事か、と思われたかしら。
一応事の次第を説明しようかとあたしは口を開いたわ]


あのね、今神殿を掃除してるの。
ここ、彼らの住処なんですって。


[煉獄にもいくつか神殿はあるようだけど、そのうちのひとつであるここは、行き場の無い子供達の溜まり場になっているみたいだった。
比較的、安全な場所なんですって。
子供達の中でも年長っぽい子が、教えてくれたわ]

住んでるなら、折角なら、綺麗な方が良いでしょう？

だから掃除を始めたんだけど…。
でも、あたしも彼らも高いとこに手が届かなくって。

あんたなら手が届くかなって思ったのよ。

どう？手伝ってくれる？