［突然の来訪を受けた。ラナーだった。
　　え〜〜〜監視つってもさ、
　　天使の女の子がこんなむさ苦しいとこまで来るもんなの？］

　　

分からないのは別に構わねえよ。

ありふれた日常ってつまんねえだろ？
上の命令聞いて、周りの言う通りにして、無事に過ごすの。

そんなことするくらいなら死にてえな、俺は。
闘いはそんな俺に刺激をくれるんだ。

　［調子はベストコンディション。
　　ぐい、ぐい、と屈伸していると不意に右手を取られた。］

……おい、手。屈伸できねーじゃねえかよ。
試合前だから、まだ"人間の"手でよかったな。

>>48続き

　　

俺が天使を殺す？
それは──────

　［神の遣いである尊い天使を。
　　地面に叩き落として。羽根をもいで。光輪を割って。
　　白い肌に噛みついて、歓声を背に受けて。］



　［草むらから鹿を狙う虎のごとく
　　ファルーサの息は潜められ、瞳孔は開かれて、
　　片翼の天使の美しい顔を近距離で見つめて笑う。

　　右手がラナーの手に被さるように
　　じりじりと握りこまれていく。

　　それでもこれは、なんでもない雑談なのだ。］

オーライ、感謝♡

■ドラマシーン　感情取得/秘密取得/絆取得
■相手：シャフリヤール
■場　所：酒場※任意可

成否判定：(4)(5)^2d6
感情：(1) 親愛／執着^vil

■ドラマシーン　感情取得/秘密取得/絆取得
■相手：ナディル
■場　所：商業区※任意可

成否判定：(1)(5)^2d6
感情：(5) 尊敬／嫉妬^vil

■ドラマシーン　感情取得/秘密取得/絆取得
■相手：シャフリヤール
■場　所：温泉※任意可

成否判定：(4)(2)^2d6
感情：(3) 保護／支配欲^vil

>>48>>49　ファルーサへ返事

[じ、っと見つめ返す。]


あんたって、
一見普通っぽいのに、

本当は誰よりも凶暴で獣らしいわね。

[それは話してみて確信したこと。
善し悪しを議論する訳で無く、ただの事実として]


残念だけど、仮にあたしを殺したらあんたは地獄まっしぐら…を通り越して、多分魂ごと、完膚なきまでに、消滅させられるもの。
だから、あんたにあたしは殺せないわ。

────まだ、生きてたい刺激が欲しいでしょう？


[握り込まれていく手の中からするりと抜ける。
そろそろ大事な試合開始の時間でしょう？
戯れはほどほどにしないとね]


試合、頑張ってね。
観客席から応援してるわ！


[にっこり笑う。
勿論、あたしだってバカじゃない。
純然たる殺意を向けられたことは、わかってるわ。

でもそれ以上に、あたしは、
彼のその暴力的なまでのまっすぐさを、
────いいな、と思ったのよ]