人狼物語 三日月国


202 【ペアRP】踊る星影、夢現【R18/R18G】

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一匹狼 “楓”は、メモを貼った。
(a0) 2023/03/04(Sat) 22:02:08

【赤】 一匹狼 “楓”

[彼女の復唱を聞いて、楓は黙り込んだ。

 誰の命も奪わずに暮らせたなら、当然、それが最上だろう。
 けれど誰の命も奪わないことを望んだがために、身近な人たちを殺す可能性こそ楓が最も恐れる出来事。

 共に生きたい仲間と友達にとっての最大の“敵”、それは自分自身。
 何故って、彼らは──]
(*0) 2023/03/04(Sat) 22:18:39

【赤】 一匹狼 “楓”

[──だからその“敵”を御するために、彼は人間の命を理性をもって奪う道を選んで、ここまで生きてきた。
 その過程で自分がもう人間ではありえないと、何度も思い知りながら]


  ……椿は、どうなんだ。
  いつから“そう”なんだ……、
  どうやって、今まで……。


[彼女は自分がヒトではないと認めているようには思える。
 その上で、それを悲しんでいるようにも。

 彼女は生を楽しんでいるわけではあるまい。
 そう思うからこそ、改めて尋ねてみたかったのだが……問う言葉は曖昧に途切れた。

 赤が全体に混じったヨーグルトを口に運ぶ。
 味を感じることはできなかった。]**
(*1) 2023/03/04(Sat) 22:19:36

【赤】 一匹狼 “楓”

[彼女の成り立ちを知る。
 悪と断じられ、滅せられるはずだった側。>>*3>>*4
 彼女は初めから『いらないもの』として生み出された。
 そしてその行為を『最も愚か』と自称するに至り、『世界に捨てられた身』とまで思っている。
 なんとやりきれない話か──楓の内には確かに、その思いはあるのに。

 一方で、別に思うことがあった。

 “初めからヒトでなければ、もっと楽に殺せたのか?”

 ──彼の中ではもう、殺すことが日常なのだ。その発想のおかしさに自分一人で気づくことは無いだろう]
(*6) 2023/03/05(Sun) 8:29:35

【赤】 一匹狼 “楓”

[カップに茶を注いで飲み干す姿を眺めた。>>20
 問うまでもない味らしいと気付きつつも、コメントすることはなく]


  ……オレは、椿に生きていてほしいよ。
  人間でないとか、関係ない。
  今まで何をやってきたかも。


[彼女がどういう存在であろうと、楓の思いは変わらなかった。仲間と感じた、護りたい相手。
 狼同士だとわかったからといって特別に思い入れたことは無い、とも言えるが]
(*7) 2023/03/05(Sun) 8:29:52

【赤】 一匹狼 “楓”

[楓は自らの意思でヒトを喰う道を選んだ。>>*5
 その理由はもちろん“敵”──自分自身を御するため、ではあるが。

 それだけの理由で苦しみに満ちた罪の道を歩き続けられようはずもない。
 彼がその道を歩める大きな理由が、ほかにもある。

 けれど、それは……問われなければ、いや、問われたとしても明かそうとはしないだろう。
 それこそ彼が自分自身を人間たりえないと思う理由だから>>*1
(*8) 2023/03/05(Sun) 8:30:08

【人】 一匹狼 “楓”

[ヨーグルトを食べ終え、空になった入れ物をテーブルに戻す。
 窓の外はよく晴れて明るい。

 まるで異世界だ。
 そう思いながら、彼はぼんやりと陽を透かす木の葉を眺めていた]**
(31) 2023/03/05(Sun) 8:30:26

【赤】 一匹狼 “楓”

[彼女の生を望むことは、彼女にとってはどのような意味を持つのだろう。>>*9
 昨日の彼には思い至らなかったことだ。
 人間でないかもしれないと思っても、その確証までは無かったから。

 けれど、彼女もまた“狼”であると知った今は……

 生きていてほしいと望むことはすなわち、“喰い続けろ”という願いになる。
 あるいは“喰いたいのを耐えろ”になるだろうか?

 どちらにせよ過酷な道だ。
 それはわかる。わかるのに。

 それでも彼女には死んでほしくないと思う。

 なんと身勝手なのだろう、と彼女の礼を聞いてからやっと思い至ったのだった。無責任に彼女一人ででも生きてほしいと願ったその人と、やっていることは変わらない]
(*10) 2023/03/05(Sun) 11:29:56

【赤】 一匹狼 “楓”

[いつまでもこの現状を維持し続けられるなんて、本当は楓も思っていないのだ。

 いつか罪が露見し自分は死ぬ。
 殺されるのだ、人間たちに。
 それがいつなのかはわからずとも、遠からぬ未来だとは予想できている。

 いつか訪れる確かな未来、そのひとつがそれ。
 生きるために人間を喰い殺し始めたときから、当然の理として理解できているはずのこと。

 けれどずっと、目を背け続けている。>>0:2
 『今』が続けられると信じて、実際に、続けてきている。
 少しでもその未来の到来を遅くしようと努力しながら]
(*11) 2023/03/05(Sun) 11:31:27

【人】 一匹狼 “楓”

 
  ん……わかった。洗っとくよ。


[一足先にキッチンに向かう彼女を見送り、少しばかり残った皿の中身を食べ終える。>>33
 皿を下げた後、彼女の分もまだそこにあったなら洗うだろうし、そうでなければ自分の分だけを洗って拭き終える。

 その後には一度、寝室へ向かうだろう。
 着替えついでに、銃を確かめに。>>0:443
 その中にあるのが確かに銀の弾丸かどうか、確認はしていなかったことを思い出したのだ]**
(34) 2023/03/05(Sun) 11:31:42

【人】 一匹狼 “楓”

[寝室に入り、昨夜眠ったときに選んだベッド──屋根裏行きの梯子に一番近い──に歩み寄り、荷物のそばに立つ。>>34
 元通り着替えた後、荷物の中からホルスターごと拳銃を取り出した。>>0:443
 ホルスターはいつも通り右腰につけた後、銃を手にする。

 ベッドに腰を下ろして弾倉を開き、装填された弾丸に素手のまま指を伸ばして──]
(38) 2023/03/05(Sun) 13:41:04

【人】 一匹狼 “楓”

[僅かな躊躇いの後、恐る恐る弾丸に触れた瞬間、彼の手は痺れたように強張った。
 数秒の後、手をゆっくりと握って、開く。

 疑いの余地はない。
 指が触れたものが銀製であることに。

 忌々しい銀の弾丸。
 実弾が効く種々の存在のほか、亡霊のような実態の無い存在にまで撃ち込める。ゆえに護身用ならまさしく最適であると同時、自分に撃てば確実に死ねると信じられる弾でもあった。
 もっとも、そんなことをする気は彼には無いのだが]
(39) 2023/03/05(Sun) 13:41:29

【人】 一匹狼 “楓”

[気を取り直してベッドに落としてみれば、弾の見た目は6発全て同じ。
 今度は布越しに弾を掴んで、装填し直し、弾倉を元通り閉じる。

 ここは夢の中のように思われる場所だけれど、現実そのままのこともいくつもある。
 銃に銀の弾丸を装填しているのも、そのひとつだ。

 この場所に危険は感じない。
 銃を持ち歩くかどうか、彼は少し悩んだが──誰かに奪われて自分に向けられる可能性を考えたら、持ち歩く以外の選択は無かった]
(40) 2023/03/05(Sun) 13:41:52

【人】 一匹狼 “楓”

[銃を右腰のホルスターに納め、伸びをしながら天井方向に視線を向けたところで、屋根裏から垂れ下がる髪に気付く>>37


  おわっ……、なんだよ椿。見てたのか……


[さすがに楓には絵面が不気味に感じられ、戸惑いの表情を浮かべている。しかし、いつからそうしていたのか、彼が気付くことはなかった。
 居心地の悪さは感じつつも彼女を咎めることもなかった。見られて困るようなことはしていないから]**
(41) 2023/03/05(Sun) 13:42:31
一匹狼 “楓”は、メモを貼った。
(a7) 2023/03/05(Sun) 14:09:05

【人】 一匹狼 “楓”

[悪戯していた子どものような反応を見れば、彼の内には『やっぱりマイペースな女』という感想が浮かぶのだった。>>0:375
 改めて並んで立ってみると、彼女の小ささが目を引く。
 といっても女性なら珍しがるほどの背丈でもないが、仮に同性だったとするなら子どもにも見えようか>>44


  そ、オレが作ったやつ。


[職人なのを肯定して頷く。
 もっとも、専門は実弾銃ではないが……多くを語り聞かせる気は無かった]*
(51) 2023/03/05(Sun) 17:16:24

【赤】 一匹狼 “楓”

[彼女はこちらを見上げてきたかと思えば>>*12、不意にシャツの裾を掴んできた。>>*13
 怯えるような表情も相まって抱き締めたい衝動に駆られつつ、それを抑え込んで彼女の言葉に耳を傾ける。

 『いつも突然』……それは食人衝動のことなのだろうと、楓には自然と感じ取れた。
 尋ねそびれた問いの答えが自然と得られた形である。

 迷わず撃ってとリクエストはされたが>>*14、彼はそれを一笑に付した]


  馬鹿言うな。オレがだか忘れたか?
  通らねェんだよ、おまえの可愛い牙や爪じゃ。


[楓は“堅狼”。牙や爪どころか、銀弾の銃撃を除くさまざまな物理攻撃を防ぐことができる。
 かつて彼女と出会った場では、二人を含む大勢で遊戯に興じていたのだけれど──その中で狼を選んだ者たちの一部が本当に狼で、そのうえ彼の場合は種まで同じ……などという、冗談のような本当の話。]
(*15) 2023/03/05(Sun) 17:17:14

【赤】 一匹狼 “楓”

 
  撃つまでもねェんだよ。
  おまえにオレは殺せない。


[そう告げるとき、自然と視線は逸れた。
 楓が意図的に伏せた事実があるのだ。

 彼が鋼鉄の防御力を得られるのは人狼の姿に転じたときだけ。人間の姿でいる限り、負傷は防げない。
 その上、姿を変えていられる時間は月齢に応じた。
 満月の日なら半日程度だが、新月の日は1秒たりとも不可能。半月なら満月の更に半分ぐらいといったところ。
 時間帯には不思議と制限は無いのだが。


 彼の言動は、彼女を殺す気が無いという意思の現れではある。
 一方で、もしそのような局面になったときには彼が一方的に殺す側になりえるということでもあった]
(*16) 2023/03/05(Sun) 17:17:29

【赤】 一匹狼 “楓”

[彼にはひとつ、長い間気になり続けていることがある。

 “美味しそうに見えるものは、本当に美味しいのか”

 もしそれが見た目だけの話で、味に差異が無いのなら、美味しそうなヒトを襲う可能性を極端に恐れる必要は無くなる。

 けれどもし、実際に美味しいのなら──
 知ったが最後、二度と戻れない道に足を踏み入れることになるだろう。

 確かめずにいることが幸福なのか、確かめてみたほうがいいのか。彼は前者と思い続けているが、果たして]**
(*17) 2023/03/05(Sun) 17:18:10

【赤】 一匹狼 “楓”

[楓もまた“狼”たちの群れからは離れて暮らす身。狼たちが囁き交わす声を聞いたことは何度もあるが、その全てに答えずにいる。
 縄張り争いらしきものに巻き込まれかけたことはあるが、関わる意志が楓に無いことに気付けば、向こうも深追いはしないものだった。
 当然、狼としての名もない──いや、今は“楓”がそれに相当するのだろうか? 遊戯の中で使った名なのだが。

 ゆえに楓の狼としての戦闘経験はそのまま、食事を兼ねて人間を襲った経験に直結する。その過程で自分の能力も知るに至ったのだ。種の名前を知ったのは奇しくも遊戯でだったが。
 そして、不意打ちで即死なんてことさえなければどんな相手も恐れるに足らない……と、楓は思っていた。銃使い以外なら、の話だが]
(*20) 2023/03/05(Sun) 18:46:56

【人】 一匹狼 “楓”

 
  ん、ああ……気をつけてな。


[小動物のような動きを見せて駆けていく彼女を、楓は身動きせずに見送る。>>54

 自分も少し外に出てみようかと考えつつ、今は一旦、そのまま寝室に留まった。
 外が明るいあまりに、室内は薄暗く思える。
 その暗さに安らぎを覚えるのだった]*
(56) 2023/03/05(Sun) 18:47:13

【赤】 一匹狼 “楓”

[足音が聞こえなくなった後、彼女の手が触れかけた頬に自分の手を伸ばし、静かに触れる。>>*19
 そうして彼女の言葉を思い返した]


  ……王。


[それが自分のこととは、楓はすぐには結びつけられなかった。
 彼は事実上“群れ”を率いる立場ではあったし、彼女がまるで従者のように思えたことも何度かあったが、それでも彼の心の中では対等なつもりだったから。

 文脈から言えば自分のことらしいと思ってはみても、敬意を抱かれて嬉しいというよりは……

 彼女との間を隔てる壁が高いように感じて、寂しい。
 そういう感覚のほうが近かった]**
(*21) 2023/03/05(Sun) 18:47:36

【人】 一匹狼 “楓”

[しばらく窓からぼんやりと外を見ていたが、ふと、なんとなく寝室から出て螺旋階段を降りる。
 そのまま玄関から出て、改めて日差しの眩しさに目を細めた。

 正面に生える木に目を留め、歩み寄って木陰に入ってみると、広く伸びた枝葉が日差しをほどよく遮ってくれる。
 しばらくはそのまま芝生に座り込み、幹に凭れかかっていた。けれどもう少しその場にいたい気がして、芝生に寝転がる。
 組んだ両腕を枕代わりにして、枝葉の隙間から空を見上げた。

 夜に窓の外を見たときにはすっぽり闇に包み込まれたかのように思えたロッジの周囲も>>0:372、昼間は特に違和感が無い]
(79) 2023/03/05(Sun) 22:01:14

【人】 一匹狼 “楓”

[やがて彼女が帰っていく姿が見えた。>>69
 彼女はこちらに気付かなかったように思えた。
 ロッジから出てくるときには自然と目に入る位置だろうが、帰るときには盲点なのかもしれない。

 夜の間はあまりよく眠れなかったこともあり>>0:431、彼は木陰で横たわるうちに眠気に襲われた。
 暖かい日差しに守られてのことだったからか、悪夢が入り込んでくることもなく、深く眠り込んでしまう。

 目覚めるとしたら日が暮れ始め風が冷たくなっていく頃か、あるいは他のきっかけか]**
(80) 2023/03/05(Sun) 22:01:43

【人】 一匹狼 “楓”

[風が冷たくなり始め、時間の経過に気づく。それと同時ぐらいに、こちらへ向かう足音にも気がついた。>>84
 目覚めたとも言えるし、まだ夢現とも言える。
 彼の意識はそれなりにはっきりとしているものの、体が重く、瞼さえ動かす気になれなかった]


  ……ん、……


[肩に触れる手と声がけに、彼が返せたのはそれだけだった。>>85
 声で誰かまではすぐにわかったのだけれど]*
(96) 2023/03/05(Sun) 23:00:23

【赤】 一匹狼 “楓”

[頬を撫でられた。>>*25
 されたことは、おそらくそれだけ……だと、思う。>>*26
 髪らしき感触を首のあたりで感じた気はしても、髪の長い彼女のこと、正確な姿勢まで推測するのは難しい。
 重い瞼を持ち上げてみると、そこには呆然とする彼女がいて]


  どうした……椿。大丈夫か……?


[努めて冷静に声をかけたつもりだったが、彼の声音には幾分か焦りや不安が滲んでいた。

 彼女が何をしようとしていたかなんて、正確なところはわからない。
 けれど眠っている間に頬に触れられるというのは、意味合いが何であるにしろ、自然と心臓が暴れ出すような出来事だった。

 それでも彼女の表情を見れば、楓は自分のことよりもまず、彼女を気遣いたくなった。そういう性分なのだろう。かつて共に過ごした日々でも基本的には周りの人たちの心情のほうを優先していたから]**
(*27) 2023/03/05(Sun) 23:02:17

【人】 一匹狼 “楓”

 
  ……、そうだな……。


[彼女の言葉に応えて、上体を起こした。
 伸ばされた手が取れなかったのは>>115、両腕が頭の下にあったからというのもあるが>>79、自分より小柄な相手の手に頼るのも気が引けたのだ。

 ずっと頭の下に敷いていたからだろう、腕は痺れていた。痺れを除こうと手首を軽く振りつつ、彼女の青ざめた表情を見つめる。

 腕の痺れが抜けたのを感じると、言葉をかけることはなくゆっくりと立ち上がり、彼女が歩き出すのを待ってから屋内へと戻った]*
(116) 2023/03/06(Mon) 8:19:34

【赤】 一匹狼 “楓”

[立ち上がった直後、楓は彼女の頭に手を伸ばして、ぽんと軽く触れた。
 何か声をかけようかとも思ったのだが、言葉は出て来なかった。

 何をしようとしたにしろ、望まないことをやりかけたのだろう。
 彼女の表情を見ていれば、簡単に推測できることだった。

 けれど負傷もせず未遂に終わった以上、咎める気は起きなかったのだ。
 それが今の仕草だけで通じるものかはわからなかったが。

 伝わらないからといって楓が気に病むことこそないだろうけれど、伝わったなら安堵するだろう]**
(*29) 2023/03/06(Mon) 8:20:05
一匹狼 “楓”は、メモを貼った。
(a11) 2023/03/06(Mon) 10:01:05

一匹狼 “楓”は、メモを貼った。
(a13) 2023/03/06(Mon) 15:28:25

【人】 一匹狼 “楓”

[彼女が歩き出したのを見て、ついてきているものと思い込んでいた。
 先に扉を開け、中に入った後、扉が閉まっても彼女の姿が無いことに気付く。

 大股に戻ってみれば、扉の向こうに彼女の気配を感じた>>130]*
(134) 2023/03/06(Mon) 16:31:27

【赤】 一匹狼 “楓”

[扉の向こうから、呟くような声が届く。>>*32
 飾らない口調が胸に響くのを感じ、扉を開けようとして手を伸ばしたとき──

 囁きが届いた]


  ……、…………


[何よりも答えづらい問いだった。

 だが、答えずにこの場を終えることはできない。

 そう思ってもすぐに言葉が紡ぎ出せず、伸ばした手は扉近くの壁に伸びた。
 縋るように壁に触れながら、ゆっくりと息を整える。

 そうしてどれだけ間を空けたのか……あるいは然程の時は流れていないのか。楓の主観においては相当な時間が経った後のこと]
(*34) 2023/03/06(Mon) 16:31:52

【赤】 一匹狼 “楓”

[それが正しいと思う自分もいた。
 人間として生きていても、他の生命を犠牲にするのだから。人間でなくなった以上、犠牲にする生命が人間であっても構わないはず。
 それに、人間でなくなったとしたって生きる権利はあるはずなのだ。

 でなければおかしなことになる。

 人間として生きる間に生命の危機が訪れ、必死に抵抗した結果、危機は去り、彼は人狼となった。
 人狼となっては生きてならないのなら、危機に抵抗しなければよかったことになる。
 だが、それでは、人間であっても命を奪われかけたとき無抵抗に死ぬのが正しいことになってしまう。
 生きようとした選択が誤りになってしまう。

 おかしいではないか。
 人間でなくなったら生きてはいけないというなら、人間ならば生きていていいはず、生きようとすることが正しいはずなのに。

 どうしても納得ができない。
 それだって、大きな思いなのだけれど]
(*35) 2023/03/06(Mon) 16:34:40

【赤】 一匹狼 “楓”

[《死ぬのが怖い》
 死を選ばない最大の理由として、楓の脳裏にどうしても浮かぶものがそれだった。

 死ぬのが怖いから自害はできない。
 かといって大切な人たちを殺したくない。

 それは彼らが共に生きたい人たちだからでもあるが──

 身近な場所で人を殺せば簡単に露見するから。>>*11
 そうしたら自分が殺されるから。
 死ぬのが、怖いから。

 だから自分の生活と無関係な遠くに住む人々を殺めて、自分の命を繋ぎながら理性を保つのは、実に『理に適ったこと』なのだ──楓の感覚では、の話だが]**
(*36) 2023/03/06(Mon) 16:35:17
 




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