【人】 ユスティー 学園裏の森奥地/童話 ー [背後から近寄る人物>>130には初めから気がついていた。 興味の色を持ち近づく人物が何者かなどは分からないが、害意を持っていないことはわかっていた。 だから気にしなかった。 頁を捲るだけの作業として持っていた異国の童話本の最初の頁を開く。 何事もなく、先程よりは多少遅いペースで頁を捲る。 背後には既に知らぬ者が居る。 きっといつか飽きるだろう、どうせ何事ではない。 苦難に打ち勝つ所、次の頁はもう少し遅く。 文章が長い、ゆっくりと。 その時間はいつまで続いたか。 彼の人が飽きたのか、そのまま物語の終わりまで続いたか。 それとも全く頁は捲られなかったか。] それで、何がしたいんだお前 [『家族と離れ離れになった少年が家族を探す』 そんな内容の童話が書かれた本から目を話すことなく問いかける。 何も言わず離れていくのならそれで良し、何かあるのなら、そのときはその時だ。 人嫌いと噂される立場ではあるが、別に話すことは苦痛ではない。*] (162) 2023/06/21(Wed) 21:58:07 |
ユスティは、メモを貼った。 (a39) 2023/06/21(Wed) 22:00:29 |
【人】 ユスティ[タイミングを間違えた、そう悟ったのはその人物の驚く声>>163を聞いたため。 聞き方を間違えたとわかったのは、相手の答えを聞いた時。] そうか、いや…すまない、聞きたいのはそっちじゃない お前が興味を感じていたことはわかっていた だが、ここに来た理由まではわかっていない 聞きたいのは、この森に何をしに来たのかだ [この森に出入りする人物なら一回生であるとはいえ、何度も訪れているの身分である故に大抵知っている。 しかし、普段訪れない人物だからこそ何らかの目的があると踏んでいた。 別のことに、かまけても良いのかという疑問を投げかけたつもりだった。] (165) 2023/06/21(Wed) 22:46:22 |
【人】 ユスティ[ようやっと向き直し、彼女の顔を見た。 知っている顔だった、一方的ではあるが。 その種族をほんの噂だが、耳にしたことがあった、ふと顔を知った。 それぐらいの知識だけを持ち合わせていた。 ただ特段気にするつもりはなく、また本に顔を戻した。] ……ここにいれば、悪意を見ないからだ 人がいないならどこでもいい [頁を捲ろうと動かした手を止め、一拍置いてから答える。 掃き溜めに捨てた言葉を気にせず、手を再び動かした。] 読むのは好きにするといい 私が勝手にページを捲っているだけだ [邪魔にならないのならそれでいい、その言葉は発することはなかった。*] (166) 2023/06/21(Wed) 22:46:35 |
【人】 ユスティ『とある田舎街に住む幼い少年。 彼は、決して豊かではないけれど、温かい家族と共に幸せに暮らしていました。 ある日、少年が近くの森を歩いていると、大きな大男に話しかけられました。 「私の大切な物が小さな洞窟に落ちてしまったんだ、どうか君の力を貸してくれないか?」 大切な物を落としてしまったなんて一大事、少年は大男に頷き、彼の大切な物を取るのを手伝うことにしました。 大男の案内に従って歩けば、確かに大男では入ることができない小さな洞窟がありました。 さて、がんばるぞと少年、真っ直ぐに洞窟に向かっていきます。 しかしなんということでしょう、少年の視界は突然真っ暗、体が飛んでいるような気がします。 少年は気が付きました。 大男は嘘をついていたのだと。』 (167) 2023/06/21(Wed) 22:47:03 |
【人】 ユスティ[彼女の目的>>173に、疑問を浮かべた。 態々ここに来なくてももう少しで始まるグランドサマーフェスで美味しいものは手に入るはずであるし、それ以前に売店にも食材といったものはあるだろう。 しかしそれとは違うのかもしれない。 以前見た彼女は何事も楽しい色を見せるような人物だった、きっと今回もその延長線なのかもしれない。 ならば、伝えるべきことは決まっている。] …キノコ類はこの先を進めばある 毒を持つ物はない筈だが、一応教師などに確認を取っておくといい あとは…魚だが、あそこに川が見えるだろう、そこで釣れる 釣り竿は川沿いに少し歩いたところにある小屋から借りれる 誰もいないが、持ち主が自由に使っていいと言っていたから使わせてもらえ とりあえずこんなところか? [相手の都合は考えず、適当に使える情報を吐き出す。 それを彼女がどう扱おうが、彼女の自由だ。 そう考えた。] (184) 2023/06/22(Thu) 0:36:57 |
【人】 ユスティ…事情がある、お前にも事情があるようにな ただ、私はその事情によって悪意を向けられやすいだけだ 相手がどのような行動をしようが、感情は変えられないからな [何かをされることはない、何かをすることもない。 ただ突き刺さる色は見えている、それが煩わしい。 彼女は知らないからきっと勘違いしてるのだろう、だがそれを訂正するつもりはなかった。 面倒、というには少し違うが、似たような感情。 踏み込もう、と思っていないだけ。] この物語がハッピーエンドだからだ [内容だけ覚えた読んでいない本のことなど、どうでもよかった。] (185) 2023/06/22(Thu) 0:37:20 |
【人】 ユスティ[初代当主は、吸血鬼であった。 そして同時に淫魔であった。 どちらにも属することのできない一人は、光を見つけた。 そして、子孫は薄まる血により、穢を限りなく消した。 彼らは限りなく人と変わらなかった。 例外を除いては。*] (187) 2023/06/22(Thu) 0:39:20 |
【人】 ユスティー 過去/知る人 ー [歴史の古い家に生まれた関係上、家の繋がりによって出会う人物はかなり多い。 その関係が個人として続くかどうかは別として、幼少期はそういったものに参加することが多かった。 年の近い彼女>>178と出会ったのもそういったものだ。 と言っても会話なんてほとんどしたことはなかった。 一度父上の話をしたこともあったが、基本的には交流は次期当主の兄上であり、私は付き添いに近いものだった。 しかし、他の家の子供の中で一番懐いていた人物をあげるとしたら彼女だった。 他の人よりは話した記憶があるし、彼女に対して何かを言った記憶もあった。 気がつけば、そういった家のしがらみのようなものには参加することはなくなり、彼女との関係もそれで終わりを迎えていた。 この魔術学院で彼女と出会うまでは。] (190) 2023/06/22(Thu) 1:34:16 |
【人】 ユスティ[彼女と再会>>179したのは学園裏の森だった。 彼女がパーシヴァル寮の近くに現れることがあるのは風のうわさで聞いていた。 それに対しては特に思うこともなく流していたが、またこうして顔を見合わせることになるとは、あまり想定していなかった。] お久しぶりです、ターコイズさん [悪意を見続けていたとはいえ、今程やさぐれてはいなかった頃の邂逅に私は、隠すことを選んだ。] 私は特に無理してませんよ それよりも、ターコイズさんの方が無理をしているのでは? [困ったような顔を浮かべ、心配するような瞳。 気がつけば作れるようになっていたそれを合わせて、誤魔化すように、会話を変えた。 そのことに彼女が気がついているかはわからない。 だが、昔と今を比べるということはしてほしくない、そう願った。 昔話したことは覚えていなかった。*] (191) 2023/06/22(Thu) 1:34:40 |
【人】 ユスティー 現在/飼育場 ー …治ったな [病気になった魔法生物に、よく治療を頑張ったという思いを込めて優しく指を滑らせる。 魔法薬を使い治療を行ってから約一週間、彼女は元通りの健康な姿になっていた。] 終わりましたよ、一応この後も確認はしにきますが、完全に治っているので問題は起きないと思います [種族的衝動を抑える薬を自分で作ってた関係上、魔法薬を作る技能が上がることは必然だった。 そして、人嫌いが魔法生物に興味を持つのもまた必然だった。 始まりは、たまたまだった。 飼育場の近くを通り過ぎようとした時、怪我していた子を治したのが最初。 そこからズルズルと関係は続き、たまに飼育場に訪れるようになっていた。*] (192) 2023/06/22(Thu) 1:35:59 |
ユスティは、メモを貼った。 (a46) 2023/06/22(Thu) 1:39:29 |
ユスティは、メモを貼った。 (a47) 2023/06/22(Thu) 1:47:34 |
【人】 ユスティ[喜びの色を見せる彼女>>196に構わず、頁を捲る。 そのスピードは先程に比べれば天と地ほどの差があるが、それは別にどうでもいいことだろう。] 釣りを知らんか、まあそういうこともあるか 今から二刻ほど待てば、小屋の主が戻ってくるだろう むさ苦しい大男だが、気前のいい優しい人だ 急いでいないのなら彼を頼むといい きっと釣りを教えてくれるし、もしかしたら食材をわけてくれるかもな [最初はあの人のことを教えるつもりはなかった。 その体格と、むさ苦しいその毛量、大抵の生徒は彼を見れば逃げ出してしまう。 そういった顔つきの男だ。 優しい男ではある、面倒くさがって何度言っても毛量の凄い髭を切らず、身形を整えろという忠告を無視すること以外に彼を嫌う要素がないと思えるぐらいには。 少ししか会話をしてないが、彼女はきっと見た目で決めつけしないのだろう。 そう思って彼のことを教えた。] (224) 2023/06/22(Thu) 8:41:24 |
【人】 ユスティ[話>>197>>198は聞いた、なるほどと。 そういった知識に今まで触れてこなかったのだろう。 確かに未知の感覚への恐怖というものは仕方ない。 人という生物は無知への恐怖を持つ生き物なのだから。] なるほど、これは難しいな 怖い変化ではない、とは言い切れないが あまり恐れなくても良い、生物として何らおかしくないことだ 簡単に言ってしまえば子を作りたくなっただけだ 難しいことは…いいか、精力が引き出されてそういう気分、子作りしたいという気持ちになったのではないか? そういった知識に、疎いようだし、気にするのも仕方ない だが、知識という物は身につけておくとことに越したことはないからな 保健室の教師にでも聞くといい [性に奔放な者と噂される者>>201も居るからなとは言わない。 噂という物は不確かであり、彼の種族故の仕方ないことでもある。 ただ今後、そういった関係を知らずに生きていくのは難しいだろう。 全てを教えることはできないが、専門家に聞くことができるならそれに越したことはないだろう。] (226) 2023/06/22(Thu) 8:42:02 |
【人】 ユスティ[流石に知らないままやらかすとかはないだろうが。 そんな遠くない未来、性を本当に知りそうな気がしているのは別の話だろう。 流石に、ないとは思ってるが、ハマってしまう、なんてことがないよう願おうか、と考えていた。*] (228) 2023/06/22(Thu) 8:44:05 |
【人】 ユスティ[あまり色の変わっていなかったのは、出会った時に気がついた。 だからこそ数少ない色の違いが鮮明に見えてしまった。 それが大きくなっていくのかどうかは、僕にはわからない話だった。] いえ、まぁ、はい… 無理をしてないならいいんですけど …なんか気恥ずかしいですね [過去のことは完全に覚えてはいないが、何故か昔に近いものをみたような気がして、思わず顔をそらした。 その後過ごした時間>>213は、あまり特筆することもなかったが、穏やかな時間であったことは確かだった。 口が上手ではないから、彼女の話に頷き、時には一言二言。 時間はあっという間にすぎていた。] (233) 2023/06/22(Thu) 9:40:15 |
【人】 ユスティ[幾度か繰り返された日が、日常と変わったのはいつ頃だったか。 そこまで長い期間を過ごしたというわけではないが、様々なことをし、様々なことをされた>>214のは確かに積み重なっていた。 飼育クラブに入ることがなかったのは、その関係性を変えたくなかった、というのも理由の一つになるほど、この関係性は好んでいた。] 大したことはしてないです こいつが頑張ってくれたおかげですから [かまえ! と色をこれでもかと見せつけてる魔法生物にかまいながら彼女の声>>214に返す。 少々元気がすぎる魔法生物を見ながら、胸を撫で下ろしたのは秘密にしておこう。] ありがとうな、頑張ってくれて [昔と変わらぬ表情を浮かべていることは、未だ知らぬまま。] (234) 2023/06/22(Thu) 9:40:50 |
【人】 ユスティー 現在/飼育場 ー [そこに行くのは理由を付けている。 何もなしに向かうことはなかった。 けれど、] ターコイズさん、何か手伝いが必要なことはありますか [少しくらいならお手伝いできますよ、と魔法兎のブラッシングを行っている彼女に声をかけた。 きっと彼女に頼まれたのなら断らず手伝うことになるだろう。 それでも、何気なく、理由なく、この場を訪れることはしなかった。 踏み込むことはできなかった。**] (235) 2023/06/22(Thu) 9:41:05 |
【人】 ユスティー 回想/地下 ー [この魔術学院の地下には闇にまつわる物がある、というのは有名な話だ。 噂を信じて地下に向かうとする者は一定数いるが、その殆どは実際に地下に入れることはないらしい。 興味本位、何かを求めて、理由は何個か聞くが、くだらないと考えていた。 強烈な色を見つけたその時まで。] ……なんだ、これは [様々な悪感情を混ぜ合わせた濁った色、幼子が絵の具を好き勝手混ぜたような統一性も何一つ無い激流。 それに導かれたのは、知りたかったからなのかもしれない。 その強い感情が産まれる源へ。] (237) 2023/06/22(Thu) 9:55:55 |
【人】 ユスティ[地下へは酷く簡単にたどり着いた。 そこらかしこに存在する魔導具達からは、造り手の醜い感情を無差別に放ち、離れているというのに悪質な本性が手に取るようにわかった。] …期待外れだな [いくら進んでも、感情の本質にはたどり着かない。 しかし、進むことを辞めることは無かった。 その場所で、出会い。 きっとそれによって私の未来は分岐したのだろう。*] (238) 2023/06/22(Thu) 9:56:11 |
ユスティは、メモを貼った。 (a58) 2023/06/22(Thu) 10:02:26 |
【人】 ユスティ興奮という面の方が強いが、大体はそういうことだ 吸精行為っていうのは相手の精力が強くないと効率が悪い そのために相手を興奮させるんだよ 子を作る行為ってのは種の最優先行為だから、精力を一番使うし、抗うことは難しい 大方、精力を吸われて興奮した、体が火照ったって表現が正しいか 生物として死に近づく行為、精力を失うのは生命の危機、種の存続に関わる そういった時には、子を作ることで種を繋げていくために性欲が…… …いや、すまない語りすぎた 気にしないでくれ [明確なことを言うというのは、あまり好まない。 正直私の根本の問題に近い事象に、少し思考が纏まっていなかったと反省しかなかった。] (265) 2023/06/22(Thu) 18:52:25 |
【人】 ユスティー 過去/廊下 ー [私はイライラしていた。 それはもう不機嫌であると、周囲に悟られ周りの者は私を避けていく程に。 いや、多少詐称した。 周囲の者が私を避けるのは私の状況故である。] 私は今お前への殺意で溢れている [そう言うと、私を俵担ぎしている男は豪快に笑った。 そのことによって、私は更に不機嫌になった。 昔ならばこのような拘束など、簡単に外すことができたが、今現在はそうもいかない。 事情があり、身体能力がとてつもなく弱体化しているのだ。 それ故にこのような特に鍛えてもいない男に拘束されることになる。] 何度も言っているが魔法薬作成クラブには入らん 私はやることがあるのでな だから開放しろ [その言葉に対する男の返答はいつも通り否。 困ったと周囲を見渡すが、助けに入る者は見当たらない。 いつもならば既に救出に来る教師も今日に限っては出払っている。 つまり、この拘束から逃れる手段を持ち合わせていないということだ。 誰か助けろという殺意の込めた視線を周囲にばら撒いた。*] (267) 2023/06/22(Thu) 19:05:52 |
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