人狼物語 三日月国


180 【R15RP村】月影のさやけさ、 秘めたる願い

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【人】 白瀬 秋緒


[ が。 ]


  ええ………………………


[ 徐ろにおしるこ缶に口を付けた小鳥遊が、叫んで笑うものだから、ちょっと引いてしまった>>216
 なんなんだこの人……という怪訝そうな目で見つめる ]


  …………嫌いではないです


[ おしるこ缶を飲んだことがなかったらしい小鳥遊に、そうですか……と返し
 好きかと問われれば少し間を置いて返した
 特別好きかと言われれば、そうでもない
 でも別に嫌いではないから、お金を対価にするくらいにはする
 何故それにしたのかと問われれば、そういう気分だったというだけ
 おしるこ缶にまた、口を付ける ]
 
(315) 2022/10/20(Thu) 0:05:38

【人】 白瀬 秋緒

 

  ん゛!?



[ しかし――何気ないトーンで唐突に飛んできた質問には、不意をつかれてしまった
 ちょっと噎せた
 さっきの妙なムーブで油断したちくしょう

 はあ、と息を整えて ]


  ………き、 …………嫌い、です


[ 何時ものようにはっきりと、不機嫌含ませて言えなかったのは、
 噎せたからということにしておきたい
 ……それほどに、情けない言い方をしてしまった
 ずっとずっと考えていること
 そこには姉のことも、含まれていたから
 今、そこを突かれると、弱い
* ]
 
(316) 2022/10/20(Thu) 0:07:15

【人】 白瀬 秋緒

― Last day ―

[ あの夜から三日目
 つまり……今日が願いの期限ということ
 願いについて頭を悩ませる最終日、ということだ

 己は、昨日も調理室には行っていない
 調理部は休みだと聞いていたから、素直に受け取っていた

 結局、工藤にも未早にも、相談は出来ていなかったはず
 己ははっきりとした解決策を見つけられないまま、
 彼に、己の生殺与奪の権を預けた
 ……彼への“お願い”の対価にしてしまった以上、
 むしろ、己が生きる覚えていられる方へ傾く方が良いとさえ思う

 つまり、そう、
 これからも生き続けることに、向き合わなければいけない

 “希望”を見たことは本当だけれど
 彼のため、という部分があるのも確か
 拠り所があるのならば生きられはするかもしれないが、
 それにはもう少し、“何か”が欲しい

 でも――分からない
 “誰”に“何”を求めているのか
 己自身でもはっきり分かっていないことが……解ってしまった ]
 
(332) 2022/10/20(Thu) 1:36:17

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 三日間は短いのに、残り一日は更に短い
 願いの権利を使わないという選択肢もある、ということを知った>>314
 けれど、どうせ降って湧いた“チャンス”なら、
 最後まで、上手く使える方法を探して、縋りたい
 やってダメならば、その時初めて、己は、使わない勇気を出せるのだろうなと思う ]
 
(333) 2022/10/20(Thu) 1:37:07

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 相変わらず、目覚めは良くない
 というか……今日に関しては、いつの間に眠りに落ちていたのか、記憶がない
 手の中のスマホに返信はなかった、けど、
 全体メッセージ宛の“誤爆”の方は見えた ]


  …………………


[ 常とは違う文面の天ヶ瀬からのメッセージ
 その全てに同意出来る訳ではない
 生を諦めるのは、破滅ではなく、救いなのではないかと思ってしまうから

 ……とはいえ
 中段の文は、己が正に昨日絵音に思っていたことだ
 己がそちら側に回っている以上、
 もしも己が
何かしらの
“破滅”を選ぶならば、
 他者にそう思わせない方がいい、ということは腑に落ちた ]
 
(334) 2022/10/20(Thu) 1:37:44

【人】 白瀬 秋緒

 

  ……………分かりましたよ、青葉先輩


[ 苦笑して、呟いた
 そうだな、今日は調理室に行っても良いのかもしれない、と考える
 何も考えが進まずとも、あの居心地の良い場所で得られるものは、きっとある
 仮に調理室に行けずとも、天ヶ瀬はどこでも来て良いと、そう言ったのだから
 そこは、恐れることはない……と、思う

 昨日のメッセージには「ありがとうございます」と返したけれど、
 今日の全体宛のメッセージには、やっぱり何も返さないまま
 今日も両親にも、姉にも顔を合わせず学校へ行こうと、ベッドから出た ]
 
(335) 2022/10/20(Thu) 1:38:18

【人】 白瀬 秋緒

 
[ ――不意に、自室の扉を叩く音がした
 両親も姉も、態々こんな時間に自室にやってくる人間でない
 どうして、と、反射的に身構える ]


  「秋緒」


[ 名前を呼ばれて固まる
 姉の声だった
 「起きてるんでしょ」と言われて、またどうしようもなく苦々しい思いが湧く
 姉は、己が今日も、誰にも言わずに朝早く家を出ることを既に見透かされている
 本当に、そういうところが、どうしても、惨めになる
 あの夜に言ったことを、謝るつもりはない>>1:352
 だけど、……だけど ]
 
(336) 2022/10/20(Thu) 1:38:55

【人】 白瀬 秋緒

 

  ………………


[ 自室の扉を開けた
 姉は相変わらずの心配そうな表情をしていたけれど、
 ――少々驚いたのは、その顔に、どこか不機嫌さが滲んでいるような気がしたからだ ]


  「秋緒。何かあったんでしょ?」
  「何があったのかは分からないけど……私に、話せない?」


[ 常とは違う声だった
 こちらを睨んでいるようにも見える視線
 姉のこんな表情を見たのは……少なくとも記憶にはない
 ――こいつ、あたしにそんな表情するんだ、と、どこか他人事のように思った ]
 
(337) 2022/10/20(Thu) 1:39:32

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 過ぎったのは、昨日の大木との会話だ
 こいつもあたしを、「嫌い」って思うこと、あったのかもしれないな、と
 少なくとも今、
 苛立ちを覚えつつも、あたしに向き合おうとしてるんだろう

 それから、小鳥遊との会話も過る
 自室の扉を開けたのは、それがあったからだ
 姉と一度話すべきなのかもしれない、と ]
 
(338) 2022/10/20(Thu) 1:40:02

【人】 白瀬 秋緒

 
[ ……チッ、と舌打ちが出た
 最早癖みたいなものだ ]


  ………………………ごめん


[ だけど――久しぶりに、姉の言葉に、答えらしい答えを返した>>1:348 ]


  ……後に、して


[ 後とは、何時だろう
 放課後? 今夜? それとも明日?
 それは願う前? 願った後?

 だけど、拒絶しなかったこと、
 忘れさせる逃げ道を残したまま、明日、と、逃げなかった事が、
 今のあたしの、最大限の譲歩だと思ってほしい ]
 
(339) 2022/10/20(Thu) 1:41:31

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 大木の、小鳥遊の、天ヶ瀬の言葉が過ぎっていく
 確かに、あたしの中で何かは変わっている
 けれど――こいつにだけは、まだ、向き合う勇気はない

 だから、許して
 ]
 
(340) 2022/10/20(Thu) 1:41:54

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 自室の扉を閉める
 姉が去っていく音がする

 手早く準備をして、
 もしかしたら誰も居ないかもしれない時間に、学校へと向かった

 もしかしたら、門も空いてないかもしれない
 その時はきっと、学校近くのどこかを、彷徨っている
* ]
 
(341) 2022/10/20(Thu) 1:42:19

【人】 白瀬 秋緒

― 二日目・昼・小鳥遊と ―

[ 悩みがなさそうに、見えていた訳ではない
 言葉通り悩んでいるのだろうな、と、素直に受け取っていた
 深刻さまでは……量れない>>320
 軽い口調だから、少なくとも本人にとっては何でもない願いなのかもしれないし、
 あるいは逆に、あえて軽く言っているのかもしれない
 ……自分があの夜、グラウンドで言ったのと、同じように
 まー……本人の性格も、あるのかもしれないが ]
 
(349) 2022/10/20(Thu) 2:30:06

【人】 白瀬 秋緒

 
[ そんな小鳥遊から返ってきたのは、
 少し予想外の言葉だった
 己に姉がいるように、この人にも兄がいるらしい>>321
 きょうだいの形は様々だから、兄が好きだったらしい小鳥遊のことを、こちらも否定するつもりはない
 故に、そのまま「嫌い」を受け止めてくれたことは、多少なりとも嬉しかった ]


  好き、だった……?


[ その過去形を聞いた時、最初に思ったのは、
 己と照らし合わせての、“今は”不仲なのだろうかという思い  
 踏み込もうと、はっきり思った訳ではない
 けれどどうしても、語尾が上がって疑問符がついた言葉になってしまった
 
 語ってもらえたのは、小鳥遊の兄が……もういないということ
 「大好きだった」と繰り返す彼は、どんな声だっただろうか、どんな表情だっただろうか

 小鳥遊にそういう事情があったなら、
 己の願いを聞いた時、色々思うことがあっただろうな、と思う
 きょうだいの形は様々だから
 己が姉に居なくなってほしいと思っている事、それを口にした事を、申し訳なくは思わないけれど ]
 
(350) 2022/10/20(Thu) 2:31:19

【人】 白瀬 秋緒

 

  ……そう、ですか


[ 素っ気なく聞こえたなら、それについては申し訳ない
 だけど、先程、なるほどと呟いた時と同じような神妙さに、
 何か考えていることは伝わるかもしれない

 小鳥遊が何を考えてそれを言ったのかは、分からなかった>>322
 けれど、下のきょうだい同士のシンパシーだろうか、
 否、それとも、この人も道を示してくれる“先輩”であったからだろうか
 「姉と向き合う」ということを直視して、
 選択肢として浮かんだのは、確か
 同じ思いには、辿り着いていた ]
 
(351) 2022/10/20(Thu) 2:31:55

【人】 白瀬 秋緒

 
[ ……もしかしたらこれで“最後”なのかもしれないから
 最後に話をしておくべきなのかも、しれない ]

 
(352) 2022/10/20(Thu) 2:32:30

【人】 白瀬 秋緒

 

  ……お話
  聞かせてもらってありがとうございました

  小鳥遊先輩も……沢山悩んで、答えが出せると良いですね


[ 言葉を交わすのは、ほとんど初めての相手
 その相手に、簡単に語る話ではないと思ったから
 だけど、知らない相手だからこそ、話せることもあるのかもしれないし、>>2:430
 己は、知らないからこそ、話せて良かったと思う

 最後に、無責任に祈りを渡す
 小鳥遊の願いは全く分からないから、
 逆に、無責任に、言えたのかもしれないが* ]
 
(353) 2022/10/20(Thu) 2:33:25

【人】 白瀬 秋緒

― 三日目 ―

[ 朝、秋月には会えただろうか
 捕まらなかったならば、朝でなくても良い
 もし一日会うことが出来なければ諦めよう

 午前中の授業は……己は、出席出来たのだろうか
 正直なところ、授業どころではないから、
 敷地内のどこかでぼんやりしていたかもしれない

 願いを叶える刻限が迫る
 時間が減っていくことは、どうにもならない
 それから、考えるのは絵音のこと
 相変わらず返信はない
 だけど――まだ彼の事を覚えている、から
 それだけが寄る辺だった ]
 
(354) 2022/10/20(Thu) 2:56:51

【人】 白瀬 秋緒

 
[ それは、昼休みが始まって、わりとすぐの事だった
 メッセージアプリが通知を鳴らす

 差出人の名前を見て、一瞬、怯んだ
 だけど、賭けの結果を確認しなければいけないのだと
 すぐに、それを開く
 
 何より、
 何より、返事をもらえたことが、嬉しかった ]
 
(355) 2022/10/20(Thu) 2:57:41

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 沢山考えることがあったということは、
 恐らく……恐らく、己以外の誰かや何かも、絵音の心を波立たせたのではないかと、推測は出来た
 それがどうか――絵音を変えられることを、祈る ]
 
(357) 2022/10/20(Thu) 2:59:04

【人】 白瀬 秋緒

 
[ メッセージが届いたのは、もしかしたら、絵音が千葉との話を始めた後だったかもしれない
 何が起こっているか、知らないまま
 アヴェ・マリアの旋律を、思い出していた ]
 
(359) 2022/10/20(Thu) 3:00:03

【人】 白瀬 秋緒

 
[ そのまま、暫く中庭でぼんやりとしていたかもしれない
 もしかしたら、授業が始まっても、まだ** ]
 
(360) 2022/10/20(Thu) 3:00:18
白瀬 秋緒は、メモを貼った。
(a45) 2022/10/20(Thu) 3:04:41

【人】 白瀬 秋緒

 
― “そま先輩” ―

[ ――分からない人だ

 文化祭、準備期間中
 うっかり出てしまったあだ名
 己の方はというと、それを口にしてしまった事に、非常に苦々しい顔をしていたのだが
 反対に秋月はとても上機嫌で、嬉しそうな顔をしていた>>2:163
 ええ……とちょっと引いた。良いんだ……
 引いたけど、それから「そま先輩」と呼ぶことは何度かあったはず

 呼ぶのは気紛れだし、
 あの時は、周りに三年生が多かったから
 受付で呼び掛けたのは、普通に「秋月先輩」だったのだが
 しゅん……とされてしまって、
 うわ……とやっぱりちょっと引いた
 男の先輩にしゅんとされる後輩女子の気持ちも考えてほしい ]

 
(427) 2022/10/20(Thu) 15:27:48

【人】 白瀬 秋緒

 
[ でもさ、
 あたしは「女の子」って思われるより、>>2:160
 「後輩」として思われた方が、良いかな ]

 
(428) 2022/10/20(Thu) 15:28:17

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 落ち着いたか、拍子抜けか>>2:159
 そのどちらもで、気が抜けたのかもしれない
 結果的に落ち着かせてもらえたことには感謝しているし、
 ……肩の力が抜けたのも、確かなのだろう

 誰に言われたのかという報告はするつもりはなく、
 愚痴も、言うつもりはなかった
 その時点では、秋月は遠い存在であったから

 その時の言葉はずっと上手く受け取れないまま、
 やはり今日まで、誰彼構わず当たり散らしている ]

 
(429) 2022/10/20(Thu) 15:28:38

【人】 白瀬 秋緒

 
[ どこか掴み所のない人だ、と思う
 秋月に対する己の印象と周りの印象に少々乖離があるな、とは思っている
 己が秋月を穿って見すぎているのか
 それとも秋月が実際なにかしら違うのか
 己には判断が出来ない ]

 
(430) 2022/10/20(Thu) 15:29:07

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 愚痴も泣き言も言うつもりはなかったから、
 別にそま先輩のせいじゃないし、>>2:162
 例えそま先輩が言葉を間違えてなくても同じこと

 結局、自発的に頼るのが下手くそな人間なのだ
 友達や、打ち明けたい人、>>2:169
 その言葉を聞いても咄嗟に浮かばない程度には

 はぐらかしているつもりはなかった>>2:161
 ……当時はそう思っていたけど、己はやはり、色々を言葉にしていないのだろう
 悪態や暴言なら、すぐ口をついてしまうのに ]

 
(431) 2022/10/20(Thu) 15:30:04

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 分かってないよ>>2:164
 ……でも本当は、分かっているんだろうか
 足掻けているのかな
 藻掻いているだけな気がする
 争うのは自分の気持ちとばかりで、
 現状を変える気力もない

 学校生活なんて、人生の一瞬でしかないのでは?
 でも、家に居るよりは、随分と楽で
 それは“先輩”という人たちが居たからなのかな
 ……先輩って、何なんだろう ]

 
(432) 2022/10/20(Thu) 15:30:49

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 先輩は後輩を助けるものなら
 一緒に考えてくれますか
 そま先輩の思考回路、
 あたしに貸してくれますか

 ごめん、で終了することが叶わないのなら、
 壊れたあたしを助けてください ]

 
(433) 2022/10/20(Thu) 15:31:28

【人】 白瀬 秋緒

 
[ もしも正常に処理が出来たなら

 その時は、そま先輩に答えを言えるのかな
 ……まだ、分からないな
 ]

 
(434) 2022/10/20(Thu) 15:32:03
 




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