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【赤】 宮野 利光[ ちり、ちり、と 腑の中に燻る、艶羨の 燈 淫らに重なり合う二人は夢中のよう。 口元には笑みを絶やさぬまま けれど目つきは幾分鋭くなっているのが 自分でも分かります。 こちらに目をやる彼女と視線が合うたなら その胸元に咲いた紅い 花 を触れられぬ距離でそっと指差して そのまま己の手の甲から人差し指に 唇を這わせて がり、と歯を立てましょう ] (*64) 2020/09/07(Mon) 15:38:39 |
【赤】 宮野 利光[ ぎらりとした目で見つめながら 上がる口角は何を待つのでしょう。 じんわりと滲む己の血を 見せつけるようにぺろりと舐め取って くつくつとまた喉を鳴らして 彼女を見ていましょうか。 ざぁと時折強く吹く風が、 露天に植えられた木々を揺すって まるで囃し立てるように鳴きました。 ]* (*65) 2020/09/07(Mon) 15:41:30 |
【人】 六鹿 稀 『でもそういうのも大変よね。あたしは興味ないけど』 「ま、別に旦那も別の女いるみたいだし?」 恋愛結婚だったの? 「親同士のあれ。……そんなのでうまくいくわけない」 [ その言葉は、稀の心にちくりと刺さった。 稀も、賢斗も、その道を辿る予定だったから。 だから、今のこの生活は幸せでしかない。 あのとき、告白してくれた彼。 優しくはじめての稀を受け入れてくれた彼。 そして、プロポーズをしてくれた彼。 稀の頭はいつも賢斗で埋め尽くされている。 ] なら、私は……本当に幸せものなのね。……* (21) 2020/09/07(Mon) 15:56:07 |
【赤】 六鹿 賢斗稀は、痕つけるのもつけられるのも、 好きだったねぇ…… [ ふふっと笑いながら、彼女の髪を 片方にまとめてみた。 体ごと動く彼女はとても艶めいていて、 下から眺めるのも、とってもいい。 ] 稀、可愛い顔してる。 ……もっと見せてよ、その顔。 [ なんだか、彼女は眉間にシワを寄せたような。 でも、一瞬のことだったから、 イってしまったのかな、なんて軽く考えていた。 段々と、僕も熱持ってきて、 稀にもっと、とお願いをしたことだろう。 ]* (*66) 2020/09/07(Mon) 16:01:44 |
【赤】 六鹿 稀 ふふふっ…賢斗さん、熱いわ…… っ……! だめ………… [ 何が、とは言えないけれど、 その人の行動が目に映れば、 眉間なかシワが寄ったことだろう。 彼女は、我慢ならず彼の足の間に入り込んで、 正座のような体勢になり、彼の水着をずらせば、 ちゅぅっと先端に吸い付いた。 ] まれの、すきなもの………… まれが、大きくするの。…ね? [ 彼女は、指先でソレに触れれば、 唾液を垂らして潤滑油とした。 口に含むかと思いきや、 水着によって作られた谷間で するりと熱を捉えるのであった。 それはどこか彼がつけた痕を隠すかのような。 ] 賢斗さん、……好き?* (*67) 2020/09/07(Mon) 16:11:53 |
【赤】 宮野 利光[ きゅうと寄せられた眉は、 それは己に向けられた物 奥底に吹き荒れる黒い嵐を どうにか抑え込むように 含み笑いを喉で鳴らせばまた指を ゆっくりと舐め上げて。 胸元の紅い印を隠すように動く彼女と その豊かな谷間で捉えられた 男の物を少し冷やかに見下ろしました。 ] (*68) 2020/09/07(Mon) 17:47:44 |
【赤】 宮野 利光[ ざわと騒めく木々の揺れに 動きを合わせるようにそっと動いて 彼女の背中に音も無く近づいて。 夫を愛して止まぬ彼女を 愛されていると信じて疑わぬ男 と愛する資格さえ無い己 とで挟むように屈んで。 その白く薄い背中に指を伝わせました。 少し窪んでなだらかな曲線を描く背骨に沿って 上から下へと、触れるか否かという 繊細な距離で、そっと。 ]* (*69) 2020/09/07(Mon) 17:54:06 |
【赤】 六鹿 賢斗ん……好きだよ、稀。 [ 稀が、僕に隠れて覚えたこと。 すごく柔らかい彼女の胸を使う奉仕。 僕と離れて暮らしていた頃に、 検索してわざわざ覚えてくれたらしい。 中の気持ちよさもさることながら、 この胸の谷間は異常に気持ちがいい。 ] もっと、出来るよね? [ 笑みを見せながら、少しなびく風を 感じ、彼女に寒くないか、 なんて聞いたような。 ]* (*70) 2020/09/07(Mon) 18:02:57 |
【赤】 六鹿 稀 [ 胸の谷間で、彼の熱が更に熱くなる。 彼女は、それを嬉しそうに感じて、 ちゅぷ、ちゅぅっと胸の動きに合わせて 先端に吸い付いて、口の中で 奉仕をしていけば、 彼の頬の赤らみが見えて、 嬉しそうに口と胸を使った奉仕に集中する。 ] ん、ふ……賢斗さん、もっと…… きもちよくな、って……?っ……! [ 両手で胸を支えながら潤滑に動く 彼の肉塊を扱いていれば、 背中に何かを感じた。 ぴくりと体が反応して、 その人の姿を探すと、見えなくなっていた。 風なのだろうかと、 その人は興味を失ってしまったのだろうかと、 思いながら彼女は彼への奉仕を続けるのだった ]* (*71) 2020/09/07(Mon) 18:10:50 |
【赤】 六鹿 賢斗[ 彼女の動きは、少しえっち。 だから、いつまでも見ていられる。 あんまり奉仕をさせたくないけれど、 させなさすぎると、稀が爆発する。 だからお願いされたら、 偶に、させてあげるようにした。 爆発した稀は、手がつけられないから。 ] すごく気持ちいいよ、稀……っ、 どこに出してほしい? [ 口か、顔か。胸に出すのもいい。 どうやっても、稀が可愛くてえっちなだけ。 僕の気分はさらに高まっていく。 新しい水着の稀は、正解。 また違う水着を、早く着せたくなるけれど、 微妙に脱がせてみたくなってしまう。 ]* (*72) 2020/09/07(Mon) 18:34:46 |
【赤】 六鹿 賢斗激しいの、好きだろう? っ……稀……は、っ…… [ 彼女が何度か達してしまえば、 僕も一瞬体の動きが止まる。 名前を小さく呼ばれ、 彼女のことを抱きしめたくなった。 ] そろそろ、僕も、いい? [ 彼女の震える体を寝かせて、 正常位にもどしてあげれば、 彼女の膝を抱えながら、体を近づける。 2人が初めて避妊せずにやるセックス。 甘くて、甘くて仕方ないものにしたくて。 ] (*73) 2020/09/07(Mon) 18:59:16 |
【赤】 六鹿 稀んんっ…胸に、だして……? でも、まだ足りないから…… まだ、させてほしいの、っ…… [ 胸に感じる熱。脈を打つその感覚に、 彼が果てようとしているのが伝わった。 彼女は、そのまま出して、と 胸をえらんだ。彼女の頭の中は、 彼の体液で汚された自分が浮かんでいた。 彼もそこまでは、できないが、 そんなことを考えている稀のことを 嫌がる事はないから、大好き。 ] 脱がしちゃ、ダメ…よ? [ 胸を動かしながら、改めて、彼に釘を刺す。 脱がしてしまっては、ただのエッチだから。 ]* (*74) 2020/09/07(Mon) 18:59:28 |
【赤】 六鹿 賢斗 あれ、脱がせたいのバレてた? …そうだね、おねがいしようかな、っ…… 稀、っ…………だ、すよ…… [ まだご奉仕をねだる稀。 可愛くて、OKを出しちゃった。 少し体勢変えて楽しもうかな、 なんて思っていると、我慢が利かなくなってきた。 脱がすことなく、彼女の水着姿を楽しんでいると、 吐精感に駆られて、彼女に伝えれば、 僕は彼女の溢れそうな胸に吐き出した。 ] っ…………は、…… 今度は、ちょっと体勢変えようか。 [ そう言いながら、僕は彼女から一瞬体を離して、 膝立ちになってみるのだった。 ]* (*75) 2020/09/07(Mon) 22:35:24 |
【赤】 六鹿 稀 賢斗さんの奥さんだもの。 ちゃんとわかるわ、……!! 賢斗さんの、…エッチ。 [ そういって、吐き出された体液を 指でなぞり、 ちゅうっと先端に吸い付いていると、 熱が離れて、彼が膝立ちになる。 故に、稀も四つん這いになって 彼に近づいていく ] 綺麗にさせて、ね? [ あまり慣れない方法ではあるけれど、 先ほどのようにちゅうっと先端に 口付ければ、感じる塩っぽい彼の味。 下腹部がきゅんっと疼いたのは、 嘘じゃないだろう。 好きな人のことを気持ちよくするのが、 どれほど心地いいことなのか、 彼女は今感じている。 口を先端から根元まで、 ゆっくりと動かしていくのだった。 ]* (*76) 2020/09/07(Mon) 22:59:22 |
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