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![]() | 【人】 仕立て屋 アルフレド そういやさ。この国に流通しずらい、アクセサリに使えそうな金属や布の材料―いや製品とかでもいいが。そういうのを扱うこともあるかい? [間違いがないか確認してもらって、代金を受け取れば商談成立になる。そこで彼の目的を>>1:108思い出して切り出す。異国の地に売るとなれば、異国の地で買うのだろう。」 (見識を深めることは良いことで重要ってね。それに珍しいものに目がなさそうな連中に対して、な。)** (140) 2021/04/23(Fri) 2:20:14 |
![]() | 【人】 第11皇子の従者 ダレン[>>126姿を現した声の主は、この場にいる皇子たちの中では最年長に見えた。 その彼に主が視線を向けようとしないのを見て、相当な禍根がある相手なのかと察する。 >>127食べかけの菓子を差し出すのは、本来なら安全の証明だろうけれど、それは既にわかっていることのはず。 かの皇子の意図を察しかねて戸惑っていたら、主は差し出されたものを食べて飲み下した。>>128 続く2人のやり取りを固唾を呑んで見守っていれば、奇妙な言い回し>>130がダレンの意識にも残った] (141) 2021/04/23(Fri) 5:53:28 |
![]() | 【人】 第11皇子の従者 ダレン[>>132後に思い返してみればほんの数瞬、だが見守っている間にはどれほど長く続くのかと気が遠くなるような時間のあと、かの皇子は去っていった。 それを見届けた主がふっと倒れ込むのを見て] ハールーン殿!! [慌てて駆け寄り、抱え起こして息があるか確認を試みた。 無事でもそうでなくても、目覚めるまで主を宮殿内の彼の自室で休ませたいと他の皇子たちに頼み込む。 叶えば主を抱き上げて運び、目を覚ますまで傍に控えて見守っているだろう。叶わなかったなら宮殿から主を連れ帰ることになるだろうか]** (142) 2021/04/23(Fri) 5:54:14 |
第11皇子の従者 ダレンは、メモを貼った。 ![]() (a12) 2021/04/23(Fri) 5:55:08 |
![]() | 【人】 宵闇 ヴェレス[ 一月、二月流石に足留めされることはなく、悪くて数日だろうと>>0:2国境を務める公吏は言った。明日か明後日かこの国を経つことになり、そうすればおあずけされた海にようやく辿り着く。] 青い方の海。 [ 故郷も国の一辺を海に接する形だったが、それは断崖の下に白い泡の波をぶつけるものと、鈍色に光る港のものだ。青い海など、物語か海を内装に模したカフェ>>1:174でしか見たことがない。] 楽しみだね。 [ 夜には波打ち際が発光する様子も見られるという。昨晩買い付けたこの地の酒を、それを眺めながら呑むのもいいかもしれない。 また目を細めたのは今度は気分を害したのではなく、陽の角度が変わって疎らに差す木漏れ日が、そこに彼がいる風景があまりに眩しかったからだ。]** (143) 2021/04/23(Fri) 7:20:49 |
![]() | 【人】 中隊長 アーサーやれ、やはり お前に動いて貰ったのは正解だったな。 随分と手間が省けた。 約束通り飯を奢ってやろう。 次の機会にでも、な。 [そう、何時もの顔をして 一度か立ち去るだろう虎に投げかけた。 陽の光は既に昼を告げており 直射に目を焼かれそうにはなる、が 久し振りに躍動したからか 何処か清々しくも 感じていた。 乾いた風がまた一つ吹き抜けて。 ] (145) 2021/04/23(Fri) 7:51:04 |
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