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【人】 月森 瑛莉咲[ 民話だとかこわい話だとかでは こういう時、振り返ってはいけないって言うよね 『かみさま』の所へ連れてかれちゃうって。 だったら、私は ] (142) 2020/09/14(Mon) 8:01:37 |
【人】 月森 瑛莉咲[ 『かみさま』の世界が本当にあるなんて 信じてるわけじゃ ない。 でも、 でも。 煩さすぎる心臓が、 どうにかなっちゃいそうで 今なら それもいい、って思っちゃったの。 あなたが いる そんな気がして。 ……あなたに あいたい。 何も知らない あなたに。 白わんこくんが嬉しそうにしっぽぶんぶん。 君と私の付き合いだものね。 悪いようにはならない、って そう思えた。 サボりは確定だけど! ] (144) 2020/09/14(Mon) 8:03:41 |
【人】 月森 瑛莉咲[ ちらり振り返って歩幅を合わせてくれるわんこくんに 導かれるようにして進む。 祠の奥にこんな場所があったんだ。 獣道と呼んでも差し支えないような道を進み 辿りついた先は ] わあ……!すごい。 こんな場所があったんだ! [ 一面広がる 黄色 の絨毯とあたりを一望できる美しい景色。 お花に詳しくはない。 金雀枝だってあの時調べたから知ってただけ。 でもあの絵本に描きたかった景色は こんな感じだった。 ……まるでわたしが、彼女になったみたい。 ] (145) 2020/09/14(Mon) 8:04:20 |
【人】 月森 瑛莉咲[ 満足げに鳴く白わんこくんを 撫でてあげて、そしてぎゅっと抱きしめて。 ] ありがとう。 とっても素敵な場所を教えてくれて。 だいすきよ。 ……きみ、もしかしてかみさまの使い? [ 並んで座って、 そっと撫で。しばらく景色をともに眺めていようか ] (146) 2020/09/14(Mon) 8:04:52 |
【人】 月森 瑛莉咲わんこくん。 君に名前つけてもいい? 誰かに飼われてる子だと思うから遠慮してたんだけど いつまでも白わんこくんじゃ寂しいものね。 [ ほんとはずっと前から 考えてたの。 ] (147) 2020/09/14(Mon) 8:05:49 |
【人】 月森 瑛莉咲たける! どう?かっこいいでしょ? こどものころからずっと頭の中にあった名前なの。 たける。君はたける。 [ ぎゅう、と抱きしめて。 君が昼寝の体制になるのなら。 私はこの光景でもスケッチしてみようかな。 へたくそに書き殴られてるそれを取り出して **] (148) 2020/09/14(Mon) 8:06:15 |
【人】 科学者 アーニャ[寝転んだまま意識だけが覚醒して 不意に、唇に柔らかい感触が訪れた。 ひとりきりの生活に慣れていたから だれだ、と驚いてしまう。 目蓋を勢いよく持ち上げ、 大きなふたつの瞳で捉えたのは] ぁ、……助手…… [そうだ、今日から彼がいるんだ。 それから、受けた感触について考え] (149) 2020/09/14(Mon) 10:46:56 |
【人】 科学者 アーニャ[ぼぼぼっと火がついたように顔が熱くなる。 まさかお姫様抱っこからの連想で こんな起こし方をしただなんて 天才のボクでもちょっと気付けない。] あにゃにゃにゃにゃなにをするー!! ふぁ、ファーストキスだぞっ もっと雰囲気とか場所とか…あるだろっ [漏れる不満はTPOに関してだけで 彼にされたこと自体は……、 ちっとも嫌じゃなかった。**] (150) 2020/09/14(Mon) 10:47:05 |
【人】 マリィ[ベッドで一緒に寝なくなって 「眠れそう?」って聞かなくなって…… でもそれ以外はいつも通り。 旅行の話もするし、料理も食べる。 相変わらず家にも置いてもらえてる。 だけど、見えないどこかに 亀裂でも入ってやしないか アタシは内心気が気じゃなくて。 …………本当に、惨めで。] (151) 2020/09/14(Mon) 11:40:05 |
【人】 マリィ……なぁによ。 [旅行の前日、本も読まずに アタシのことじっと見つめる由人に さすがに気まずくなって口を尖らせるの。 つくねのしゃりしゃりふわふわした食感に そっと目を細めていた矢先のことだったもの。 うっかり目が合っちゃって 耳までかぁっと熱くなる。] 見蕩れてたなら、そう言っていいのよ。 [誤魔化すみたいに、ウィンクひとつ。 「別に」なんて気のない答えが返ってきても 「照れ屋なのね」って笑うだけ。] (152) 2020/09/14(Mon) 11:40:37 |
【人】 マリィ[そうして、生まれて初めて 北の大地に降り立ったアタシの第一声───] さっむ!! てか思ってたより都会!! [空港と商業施設とホテルとが合体した 広い空港を前に、うっかり声が出てしまう。 外は晴れてはいるものの、 日の温もりなんてものは感じない。 さくさくひとりで受付まで 歩いていこうとする由人を追って はぐれないように手を繋ごうとするの。 普段の化粧も衣装もない、 ありのままの男の姿で 今アタシはあなたの隣に並んで立ってる。] (153) 2020/09/14(Mon) 11:41:31 |
【人】 マリィ[寒さから逃げるように 真っ青なレンタカーの助手席に逃げ込むと ほわ……と暖かな風が車内を温めてくれる。] チーズ作ったり、ピザ作ったりできる 工房だったっけ……? いいじゃない。暖かいもの食べたいもの。 [その提案に小さく頷くと そっと白銀の景色からの景色に 視線を向けるでしょう。 もしかしたら「旅行もやめよう」って 言われたらどうしよう、って思ってた。 だけど今この凍るように寒い場所に 由人と二人きりでいられている。] 安全運転よろしくね。 [そう言ってアタシは笑ったけど もしこのまま事故で二人とも死んでも それはそれでいい終わり方な気もして。] (154) 2020/09/14(Mon) 11:42:00 |
【人】 マリィ ー 富良野のチーズ工房 ー [ラベンダーの季節はとっくにすぎて 夏には一面紫で染まった丘陵も 今は一面の銀世界。 目的の工房はそんな真っ白な世界の中の 白樺で囲まれた林の中にあったでしよう。 絵本の中の1ページみたいな 何だか可愛いお店の中に入ってみると 正面にどどん、と等身大の牛のオブジェが お出迎えしてくれる。 ここでは手作りのチーズやアイス 釜で焼くピッツァが作れるらしく、 受付のお姉さんは男ふたりの客に 嫌な顔もしないで色々説明してくれた。] ねえ、由人ピザ作るのやってみてよ。 [そう悪戯っぽくおねだりしたら どういう反応が返ってきたかしら。 カッコイイじゃない、ピザ生地回すの。] (155) 2020/09/14(Mon) 11:42:25 |
【人】 マリィ[一緒にやろう、って言われたら なんて答えようかしら……。] 由人が作ったのが、食べたいの。 [って普段絶対言わないこと 口を滑らせちゃうかしら。 だってアタシ、普段より静かだけど 心の中はそれはもう大はしゃぎなんだもの!]* (156) 2020/09/14(Mon) 11:43:03 |
【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす[そう、例えば『ポーの一族』。 不死の生き物バンパネラにされた主人公は 巻き込むまいと妹を遠くの街へ養子に出したのに 結局妹は自らバンパネラに加わることを望み、 最愛の妹は人間との戦いの末に散ってしまう。 例えば『レベルE』。 食人鬼の少年は葛藤の末、 愛する少女を食べてしまった。 それは「許されないこと」だったけれど 同時に「仕方の無いこと」でもあって。 食うなと言われても腹は減る。 寝るなと言われても眠くなる。 彼らは人の間で暮らすには あまりに違いすぎたのだ。 例えば、『うしおととら』。 獲物と捕食者の関係だった二人は 幾度もの冒険の末に最高の友になった。 「喰ってやる」という執着は いつしか「俺以外に喰われるな」という 絆の形に変わっていった。] (157) 2020/09/14(Mon) 13:04:23 |
【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす[探せば幾らでも、物語はある。 その中のどれが、明日を生きるために必要なのか 一見じゃ分からないだけで。 それが和歌であろうが、漫画であろうが 劇であろうが、歌であろうが 世界は決してひとりぼっちにさせてくれない。 それはいつも、読み手の心に 音もなく寄り添ってくれるのだ。] (158) 2020/09/14(Mon) 13:04:44 |
【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす世の中を 憂しと恥しと 思へども 飛び立ちかねつ 鳥にしあらねば [そう、或る歌人は詠ったけれど 唯一許された翼が、自由だ。 想像の翼は時を越え、場所を越えて 種族を越えて、心の扉を叩きに来る。 そういう世界に、このアルバイトは 心を揺さぶられたのだ。] (159) 2020/09/14(Mon) 13:05:19 |
【人】 環 由人[ その地に降り立った瞬間響き渡った となりの男の野太い声に、 眉根を寄せて、それから ふは、と噴き出して笑った。 「声がでけえ」と呟いて、さっさと 受付の方へと向かってしまおうか。 伸ばされた手が繋がれる。 ───こんなふうに誰かと外で手を繋いで 歩いたことなんて、一度たりとも なかったのに、気恥ずかしくも嬉しくて、 振り解いたりはせずそのまま繋いでいた。 外に出ると刺すような寒さが 体を覆うから、思わず小さく 「さむ」と呟いた。 借りた車に体を滑り込ませれば、 温められた車内に、ため息が溢れた。] (160) 2020/09/14(Mon) 13:06:59 |
【人】 環 由人[ このまま二人、乗っていたらきっと 外気との温度差にそのうち車窓は 結露して、曇るんだろう。 提案が受け入れられればほんのり微笑んで ナビに場所を入力する。 ブレーキを踏んで、サイドブレーキを外し、 ギアをドライブに入れれば、 スタッドレスのタイヤを履いた青い車体は 広い大地に敷かれたアスファルトへと 滑り出していくのだった。] (161) 2020/09/14(Mon) 13:07:15 |
【人】 環 由人 ───チーズ工房 [ 銀世界の中にたたずむ建物は、 実際に見ると、男二人でくるには かわいらしすぎるなと思った。 大きな牛のオブジェを横目に、 説明を一通り聞き終われば、 悪戯っぽくされたおねだりに、 眉尻を下げて、困ったように笑った。] ピザは作ったことないな [ くるくる生地を回すイメージはある。 ただそれが自分にできるとは思えない。 絶対プロが作った方がうまいだろ、と 思ってしまうから断ろうとしたのに。 そんなことを言われたら、 うまくいえないじゃないか。] (162) 2020/09/14(Mon) 13:07:45 |
【人】 環 由人[ 「いつも食ってるだろ」と言いそうに なった唇をそっとつぐんで、代わりに] わぁかったよ [ と了承して、申し込んだ。 メニューは3種類あるらしいが、 スタンダードにマルゲリータを選ぶ。 通された工房で教えてもらいながら 作るピッツァは案外たのしくて。 残念ながら回すのは全く出来なかったが、 麺棒で伸ばした生地がうまく 均等になったときは誇らしくもさえあった。 窯から銀が色の大きなヘラで 網ごと取り出されたときは、 思わず「おお」と声を上げたものだ。 香ばしい小麦の匂いと、トマト、バジル、 チーズのいい香りが混ざって、食欲をそそる。 もう一つ、特製のチーズが5種類 乗っているというピッツァも注文して、 席に着いた。] (163) 2020/09/14(Mon) 13:08:17 |
【人】 環 由人[ 大きめに切られた熱々のピッツァを 一切れ皿に移して、そのまま持ち上げて 口に入れると、まずは生地のざらつきと ほんのりとした甘さが広がる。 かぶり付くと、トマトの酸味とバジルの香り、 そしてチーズの旨味がまざって、 香ばしさが鼻から抜けた。] はふ、 あっふぃ、けど、んま、 [ 噛んだまま離すとびよーん、とチーズが伸びる。 はふはふ空気を取り込みながら、咀嚼して 飲み込むと、ふ、と息が漏れた。] (164) 2020/09/14(Mon) 13:08:42 |
【人】 環 由人焼きたて、うンまい [ そうしてもうひとくち、運ぶ。 プロが作ったものとは違うし、 きっとプロが作った方が美味いのだろうけど 自分で作ったものは愛着もわくし、 どこか特別な気がした。 ジンジャーエールがしゅわしゅわと 喉を潤してくれる。 一通り楽しんで、お土産にチーズを 自宅に送ってしまえば、 夜にでも食おう、とワインチェダーチーズを 一箱買って、車に乗り込んだ。] (165) 2020/09/14(Mon) 13:09:00 |
【人】 環 由人[ 次に向かうのは小樽。] わりと離れてるし寝てていいよ [ と断りを入れて、ナビに入れた、 芸術村までの道のりを走り始めた。]* (166) 2020/09/14(Mon) 13:09:18 |
【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす[─────ただの「客」から 「アルバイト」へと変化せしめた運命の一冊も 今はこの店を埋め尽くす本棚の一角。 誰が手に取るか知らないし 手に取ったとて、男の同じくらい 心を揺さぶられるとも限らない。 けれどその秘宝は静かに 手に取られる時を待っている。]* (167) 2020/09/14(Mon) 13:15:54 |
【人】 かみさま 尊龍[見晴らしの良い丘にエリサを案内すれば、喜んでくれたよう。 撫でられ、抱き締められて満足げに尻尾を振る] わんわんっ! ……くぅー? おんっ! [かみさまの使いかと言われて小首を傾げる。 そうと言われればそうだし、 私がかみさまと言われれば、そうだし。 まあ細かいことはいい! エリサの自由に思うがよい。 並んで座って、しばらく一緒に景色を眺める。 様々なものが移り変わっていく。 だがそれでも、 一番大切なものは今も隣にあった。 それがとても嬉しかった] (168) 2020/09/14(Mon) 13:50:57 |
【人】 かみさま 尊龍[名前をつけてもいいかと言われ、わんと鳴く。 さてさて、私はどんな名前をつけられるのやら。 楽しみにエリサを見ていれば――、 呼ばれた私の 真名 に、犬の身がざわつく。ああ、ああ――、お前は、覚えていてくれたんだね。 私とお前を結ぶ、呪いをその魂深くに] ……おん。 [ぎゅっと抱き締められ、短く鳴いて。 昼寝でもしようにも気が削がれてしまった] (169) 2020/09/14(Mon) 13:52:04 |
【人】 かみさま 尊龍[寝転びかけた身を起こし、エリサからやや離れる。 そうして景色が一等映えるだろう場所に立つ。 ここなら、私の姿を”すけっち”しやすかろう。 そう思い、 スケッチを取り出し下を向くエリサが顔を上げるその刹那。 ぽふん! 私の姿が犬から人間の青年の姿に変わる。 「たける!」 そう真名を呼ばれれば、姿を見せぬわけにもいくまい。 柔らかな日差しの中、 野菊に囲まれエリサを見つめ、私は柔く微笑んだ] (170) 2020/09/14(Mon) 13:53:00 |
【人】 かみさま 尊龍……どうだ? これなら犬の姿より”すけっち”しやすかろう。 絵が完成したら私にも見せておくれ。 [羽衣を陽に透かし、戯れにくるり舞う。 エリサはどんな反応だったか? しばしその様子を見守っていよう。**] (171) 2020/09/14(Mon) 13:53:14 |
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